JP3127146B2 - 樹脂封止型半導体装置およびその製法 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置およびその製法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂封止型半導体
装置およびその製法に関する。 【0002】 【従来の技術】トラジスタ,IC,LSI等の半導体装
置の外装には、金属,ガラス,セラミックス等を用いる
ハーメチック封止型と、エポキシ樹脂を主として用いる
樹脂封止型の二種類がある。 【0003】前者は気密性に優れているが非常に高価で
ある。後者は大量生産ができるために安価に製造するこ
とが可能である。そのため、現在では半導体製品の80
%以上が、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いてトラ
ンスファ成形された樹脂封止型になっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】半導体素子は集積度が
年々向上し、それに伴ってチップサイズの大型化,配線
の微細化,多層化等が進んでいる。一方、実装の高密度
化とパッケージサイズの小型薄型化により、パッケージ
形状も従来のDILP(Dual in Line PlasticPackag
e)からFPP(Flat Plastic Package),SOP(Sma
ll OutlinePackage),PLCC(Plastic Leaded Chip
Carrier)等、ピン挿入実装型から面付実装型に移行し
ている。 【0005】このように集積度の向上,パッケージサイ
ズや形状,実装方式等の変遷に伴い、素子の微細化,パ
ッケージの封止樹脂層の薄肉化が進んでいる。そのた
め、封止品に熱的ストレスが加わると半導体装置を構成
する封止樹脂,リードフレーム,チップ等の線膨張係数
の違いによって発生する熱応力により、封止樹脂層やチ
ップのパッシベーション膜にクラックが生じたり、チッ
プ表面の配線の切断,短絡,位置ズレ等が起こり易く、
素子特性の変動や信頼性低下が問題になっている。 【0006】さらにこれらの問題は、パッケージの実装
方式がピン挿入型から面付型に移行し、従来よりも高い
温度に晒されるために、ますます重要な課題となってい
る。樹脂封止型半導体に発生する熱応力は、各構成材料
の線膨張係数の違いによって発生する。そこで、各構成
材料中、特に、封止樹脂の線膨張係数を小さくすること
ができれば、熱応力を大幅に低減することができる。 【0007】一般に、封止樹脂は線膨張係数の低減を目
的として、樹脂よりも線膨張係数の小さい無機質充填材
が配合されている。従って、線膨張係数を小さくするに
は、充填材の配合量を増せばよい。しかし、充填材の配
合量を増すと樹脂組成物の粘度が上昇し、流動性が低下
するため封止作業が困難になる。 【0008】そのため、特定の粒度分布を持つ無機充填
材を用い、樹脂組成物の粘度上昇や流動性低下をあまり
起こさずに充填材の配合量を増す方法が提案(特許第85
5789号)されている。 【0009】しかし、こうした手法を用いても、樹脂封
止型半導体の大部分に用いられているフェノール硬化型
エポキシ樹脂組成物は、ベース樹脂の粘度が高く、充填
材の配合量を増して線膨張係数の大幅な低減を図るには
限界があった。その理由は、従来、角ばった充填材を使
用していたため、充填材が嵩張り樹脂組成物の粘度上昇
や流動性の低下が起こり易かったものと思われる。 【0010】その対策として、例えば、特公昭60−2650
5 号公報に記載されているように、球形の充填材を用い
る方法が提案されているが、素子の高集積化,パッケー
ジの小型薄型化に十分対応し得る封止用樹脂組成物は得
られなかった。 【0011】また、樹脂封止した半導体素子に加わる熱
応力は、封止樹脂の弾性率やガラス転移温度を下げるこ
とによっても低減させることが可能である。しかし、樹
脂組成物のガラス転移温度を下げると、一般に高温の電
気特性や耐湿性等が低下し、半導体装置にとって好まし
くない結果を招く。 【0012】そこで、アイ・イー・イー・イー、トラン
ザクション オン コンポーネンツ、ハイブリッド、ア
ンド マニュファクチュアリング テクノロジー、シー
エッチ エム テイ−8、第4号(1985年)第4
86〜489頁〔IEEE,Transactions on Components,Hy
brids,and Manufacturing Technology,CHMT−8.No.4 D
ec.(1985)pp486−489〕に示されているように、ベース
樹脂中にシリコーンゴムやポリブタジエンゴムのような
ゴム成分を配合し、硬化樹脂を海島構造化して弾性率を
小さくすることが行われている。 【0013】この方法は、樹脂の熱応力を小さくする効
果はあるが、線膨張係数の違いを減らす効果はほとんど
なく、本質的な熱応力低減の対策にはならない。こうし
た状況下で、熱応力の発生がより小さい半導体封止用エ
ポキシ樹脂組成物が強く望まれている。 【0014】本発明の目的は、線膨張係数と弾性率が小
さく、半導体素子に加わる熱応力の小さい信頼性に優れ
た樹脂封止型半導体装置およびその製法を提供すること
にある。 【0015】 【課題を解決するための手段】本発明は、樹脂及び80
重量%以上の球形石英粉を含む組成物により封止された
樹脂封止型半導体装置において、前記樹脂はエポキシ樹
脂を主とし、エポキシ変ポリジメチルシロキサンを含
む樹脂からなり、前記球形石英粉の90重量%以上が0.
5〜100μmの粒径を有し、その粒度分布はRRS粒
度線図における最大粒径からの累積重量%で表示した直
線で示され、該直線は前記累積重量%において内挿によ
って求められる25%と75%の二点を通る勾配nが
0.60〜0.95であることを特徴とする。又、本発明
は、上述の樹脂及び80重量%以上の球形石英粉を含む
組成物を用いてトランスファ成形法により半導体素子を
封止硬化する樹脂封止型半導体装置の製造法にある。
記樹脂組成物は大気中での焼成残渣(SiO2 成分)が
80重量%以上で、硬化物の線膨張係数が1.3×10
-5/℃ 以下であることが好ましい。 【0016】ここで、RRS粒度線図とは、Rosin−Ram
mlerの式に従う粒度分布を表わす粒度線図(日本粉体工
業協会頒布:粉体工学ハンドブック51〜53頁)のこ
とである。 【0017】 【数1】 R(Dp)=100exp(−b・Dpn) …(1) 〔但し、R(Dp):最大粒径から粒径Dpまでの累積
重量%,Dp:粒径,bおよびn:定数〕 RRS粒度線図におけるnは直線における勾配を示すも
のであり、RRS粒度線図の最大粒径からの累積重量%
が、25%と75%の二点を通り、それらの前後の多数
の各点を平均的な直線で結んで得られるRosin−Rammler
の式のnの値のことをいう。 【0018】充填材の原石を微粉砕した場合の粒度分布
は、Rosin−Rammlerの式と一致し、この式に基づく粒度
分布を表わすRRS粒度線図では、ほぼ直線を示すとさ
れている。 【0019】本発明者らは、各種充填材の粒度分布を測
定したところ、特別のふるい分けをしない限り、いずれ
の充填材もその90重量%以上がRRS粒度線図で、ほ
ぼ、直線性を示し、上式によく適合することを確認して
いる。 【0020】本発明で用いる球状の溶融石英粉は、例え
ば、特開昭59−59737 号公報に記載されているように、
予め所定の粒度分布に粉砕した溶融石英粉を、プロパ
ン,ブタン,アセチレン,水素などの可燃性ガスを燃料
とする溶射装置から発生させた高温火炎中に一定量ずつ
供給して溶融して球形化し、冷却したものである。上記
の溶融石英はそれ自身の線膨張係数が比較的小さく、イ
オン性不純物も極めて少ないので、半導体素子封止用樹
脂組成物材料として適している。 【0021】充填材の90重量%以上が粒径0.5 〜1
00μmの範囲に限定する理由は、0.5μm 未満の微
粒子が多くなると、樹脂組成物のチクソトロピック性が
大きくなり、粘度上昇や流動性が低下する。また、10
0μmを超える粒子が多くなると封止する際に、半導体
素子のAu線を変形,切断したり、粗い粒子が金型中で
目詰りを起こして、樹脂の充填不良等が発生するためで
ある。 【0022】次に、RRS粒度線図で示す勾配nを0.
6〜0.95とするのは、nが0.95より大きくなると充
填材の嵩張りが大きくなり、樹脂組成物の粘度上昇や流
動性の低下が起こる。そこで、nはできるだけ小さい値
が望ましいが、本発明において充填材の90%以上が
0.5 〜100μmの粒径範囲にあることが望ましく、
n値0.6 というのは、この条件内でとり得る最小の値
である。 【0023】本発明は、樹脂及び80重量%以上の球形
石英粉を含む組成物により封止された樹脂封止型半導体
装置において、前記樹脂はエポキシ樹脂を主とし、エポ
キシ変ポリジメチルシロキサンを含む樹脂からなり、
前記球形石英粉はその90重量%以上が0.5 〜100
μmの粒径を有し、かつ前記石英粉の粒径が10μm以
下のものが前記石英粉全体の過半数を占めることを特徴
とし、前述と同様にトランスファ成形法により得られる
ものである。 【0024】本発明で用いるシリコーン重合体は末端あ
るいは側鎖に持つエポキシ変ポリジメチルシロキサン
である。 【0025】前記の常温で固体のエポキシ樹脂は、半導
体封止用材料として一般に用いられているクレゾールノ
ボラック型エポキシ樹脂,フェノールノボラック型エポ
キシ樹脂,ビスフェノールA型エポキシ樹脂等を指し、
硬化剤としてフェノールノボラックやクレゾールノボラ
ック等のノボラック樹脂,無水ピロメリット酸や無水ベ
ンゾフェノン等の酸無水物等を用い、さらに硬化促進
剤,可撓化剤,カップリング剤,着色剤,難燃化剤,離
型剤等を必要に応じて配合することができる。 【0026】本発明は、前述したエポキシ樹脂組成物に
係る各素材を70〜100℃に加熱した二軸ロールや押
出機で混練し、トランスファプレスで金型温度160〜
190℃,成形圧力30〜100kg/cm2 ,硬化時間1〜
3分で成形することにより半導体素子を樹脂にて封止す
ることができる。 【0027】常温で固体のエポキシ樹脂に充填材として
その90重量%以上が粒径0.5 〜100μmの範囲内
にあって、しかも、その粒度分布をRRS粒度線図で表
示した場合にその勾配nが0.6〜0.95の範囲で直線
性を示す球形の溶融石英粉と、変性剤としての前述のシ
ロキサンとを配合することにより、樹脂組成物全体に対
し80重量%以上とする球形石英粉量が多いにもかかわ
らず、比較的低粘度で流動性に優れ、しかも、硬化物の
線膨張係数が1.3×10-5/℃ 以下と小さく、弾性率
も小さい。 【0028】従って、封止時の半導体素子のAuボンデ
イングワイヤの変形,断線が少なく、線膨張係数の差に
基づく熱応力が小さいために、耐温度サイクル性,耐熱
性,耐湿性等が良好である。 【0029】充填材として石英粉を溶融することにより
球形化した球状石英粉を用いたことにより、かさばりが
小さくなり高充填化し易い。さらに、半導体素子の封止
の際、充填材の角部が素子を損傷して素子特性に悪影響
を及ぼすのを防ぐことができる。さらに、シリコーン重
合体を配合したことにより弾性率を小さくすることがで
き、線膨張係数の違いによって生じる熱応力をより小さ
くすることができる。 【0030】 【発明の実施の形態】本発明を実施例により具体的に説
明する。 【0031】〔実施例1,2および比較例1〜3〕 図1に示す各種の充填材を用い、表1に示すエポキシ樹
脂組成物を約80℃に加熱した二軸ロールで約10分間
混練した。図1に示すように、実施例1及び2の球形石
英粉は粒径10μm以下のものが過半数を有するもので
ある。 【0032】得られた各組成物について180℃におけ
るゲル化時間,高化式フローテスターを用いた180℃
における最低溶融粘度(7min )、及び、流動性の尺度
としてEMMI−1−66に準じ、金型温度180℃,
成形圧力70kg/cm2 ,成形時間1.5分でスパイラル
フロー(SF)を測定した。結果を表1に示す。 【0033】図3は、溶融粘(ポイズ)とRRS粒度
線図のn値との関係を示す線図である。表1及び図3に
示すように本発明の球状充填材を用いた樹脂組成物は、
角状の充填材を用いた組成物とゲル時間はほとんど同じ
でも、特にn値が0.60〜0.95で溶融粘度が極め
て低く、また、流動性も大きいことが分かる。さらに、
RRS粒度線図で表示した勾配nが小さな値の充填材を
配合した組成物ほど溶融粘度が大きいことが明らかであ
る。また、図3に示すように、n値が0.6より小さく
なると、溶融粘度が急激に上昇するので好ましくない。 【0034】図1及び図3に示すn値は累積重量(%)
において25%と75%とを通るこれらの累積重量%の
前後の値を多数プロットしてそのプロットを平均的な直
線によって結んで得られたものである。 【0035】更に、図1に示す球―1(実施例1)及び
球―2(実施例2)に示す様に、各々の充填材は粒径1
0μm以下のものが実施例1では石英粉全体の75重量
%及び実施例2では55重量%を有し、前述の様に粘
の低い極めて流動性が高いものであることが明らかであ
る。 【0036】 【表1】【0037】〔実施例3,4および比較例4〜6〕充填
材として図1に示す球状充填材(球−1)を用い、実施
例1と同様にして、充填材とシリコーン重合体とを合せ
たSiO2 成分(大気中800℃,5時間焼成後の残渣
量)が70,75,80,85重量%、及びシリコーン
重合体を含まずSiO2 成分が80重量%の樹脂組成物
をそれぞれ作成した。 【0038】これらの樹脂組成物を用いてトランスファ
成形し、180℃/6時間の後硬化を行って線膨張係
数,曲げ弾性率,ガラス転移温度を測定した。 【0039】また、図2に示すような金属円筒1をモー
ルドした場合に円筒に加わる熱応力を、円筒内側に貼り
付けたストレインゲージ2によって測定した。 【0040】さらにまた、表面にアルミニウムのジグザ
グ配線を形成した半導体素子を封止し、−55℃/30
分⇔+150℃/30分の冷熱サイクル試験を行い、封
止樹脂層の耐クラック性,リード・金ワイヤボンデイン
グ,アルミニウム配線の接続信頼性(抵抗値が50%以
上変化した場合を不良と判定)を評価した。これらの結
果を表2に示す。 【0041】表2より、シリコーン重合体を含みSiO
2 成分が80重量%以上の組成物は、線膨張係数が1.
3×10-5/℃ 以下と小さく、弾性率の増加も少な
い。従ってインサートに生じる熱応力も小さいことが分
かる。 【0042】本実施例のような樹脂組成物を用いた樹脂
封止型半導体装置は、冷熱サイクル試験のような熱衝撃
が加えられても耐クラック性や配線の接続信頼性が極め
て優れている。 【0043】 【表2】【0044】 【発明の効果】本発明の半導体封止用樹脂組成物は、流
動性に優れ、硬化後の線膨張係数が小さく、弾性率も小
さいので、半導体素子との線膨張係数の差によって生じ
る熱応力を小さくすることができ、信頼性に優れた樹脂
封止型半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】充填材の粒度分布特性図である。 【図2】熱応力測定装置の模式断面図である。 【図3】充填材のn値と樹脂組成物の溶融粘度との関係
を示すグラフである。 【符号の説明】 1…金属円筒、2…ストレンゲージ、3…熱電対、4…
樹脂硬化物。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−69129(JP,A) 特開 昭61−64145(JP,A) 特開 昭61−113642(JP,A) 特開 昭53−123457(JP,A) 特開 昭60−171750(JP,A) 特開 昭53−64266(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/29,23/31 C08L 63/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.樹脂及び80重量%以上の球形石英粉を含む組成物
    により封止された樹脂封止型半導体装置において、前記
    樹脂はエポキシ樹脂を主とし、エポキシ変ポリジメチ
    ルシロキサンを含む樹脂からなり、前記球形石英粉の9
    0重量%以上が0.5〜100μmの粒径を有し、その粒
    度分布はRRS粒度線図における最大粒径からの累積重
    量%で表示した直線で示され、該直線は前記累積重量%
    において内挿によって求められる25%と75%の二点
    を通る勾配nが0.60〜0.95であることを特徴とす
    る樹脂封止型半導体装置。 2.樹脂及び80重量%以上の球形石英粉を含む組成物
    を用いてトランスファ成形法により半導体素子を封止硬
    化する樹脂封止型半導体装置の製造法において、前記樹
    脂はエポキシ樹脂を主とし、エポキシ変ポリジメチル
    シロキサンを含む樹脂からなり、前記球形石英粉はその
    90重量%以上が0.5 〜100μmの粒径を有し、そ
    の粒度分布はRRS粒度線図における最大粒径からの累
    積重量%で表示した直線で示され、該直線は前記累積重
    量%において内挿によって求められる25%と75%の
    二点を通る勾配nが0.60〜0.95であることを特徴
    とする樹脂封止型半導体装置の製法。 3.樹脂及び80重量%以上の球形石英粉を含む組成物
    により封止された樹脂封止型半導体装置において、前記
    樹脂はエポキシ樹脂を主とし、エポキシ変ポリジメチ
    ルシロキサンを含む樹脂からなり、前記球形石英粉はそ
    の90重量%以上が0.5 〜100μmの粒径を有し、
    かつ前記石英粉の粒径が10μm以下のものが前記石英
    粉全体の過半数を有することを特徴とする樹脂封止型半
    導体装置。 4.樹脂及び80重量%以上の球形石英粉を含む組成物
    を用いてトランスファ成形法により半導体素子を封止硬
    化する樹脂封止型半導体装置の製造法において、前記樹
    脂はエポキシ樹脂を主とし、エポキシ変ポリジメチル
    シロキサンを含む樹脂からなり、前記球形石英粉はその
    90重量%以上で0.5 〜100μmの粒径を有し、か
    つ前記石英粉の粒径が10μm以下のものが前記石英粉
    全体の過半数を有することを特徴とする樹脂封止型半導
    体装置の製法。
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