JP3127008U - オルゴール玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ライトアップ効果を犠牲にすることなく構造の簡素化を図るとともに、コスト的にも安価なオルゴール玩具の提供。
【解決手段】 オルゴール演奏装置が内臓された台座12を有し、観覧車に模した回転輪16をオルゴールの演奏とともに回転させるようにしたオルゴール玩具10であって、光透過性の素材からなる回転輪16に対し放射方向へ光を照射する光源38が複数固定配置されなるライトアップ機構を具備し、ライトアップされた回転輪16がオルゴールの演奏とともに回転する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、オルゴール玩具に関し、詳しくはオルゴールの動力によって遊園地の観覧車を形どった回転輪を回転させるとともに、電子回路による点滅機能を備えた発光装置によって回転輪を照らし出す機能を備えたオルゴール玩具に関する。
従来より、オルゴールの動力を用い、遊園地の観覧車に模した回転輪を回転させるオルゴール玩具は公知である。実開平6-31795号公報記載の考案はその一例である。また、オルゴールの演奏とともに、観覧車に光を当てて、ライトアップ効果を得ることを目的に、回転輪上に放射状若しくは同心円状にイルミネーションライトを設置したオルゴール玩具も知られている。これは、最近よく見かけるイルミネーションライトを設置して製作された実物の大観覧車を模した玩具である。
実開平6-31795号公報
しかしながら、このようなオルゴール玩具において、実物に近づけて同じようなライトアップ効果を得ようとすると、縮尺に見合った例えばLEDのような小型の光源を回転輪上に数多く取り付けなくてはならない。その結果、配線の複雑化を招くともに、多くの光源を使用するためコストの上昇が避けられないといった問題点があった。一方、外部からライトアップする方法も考えられるが、回転輪自体が発光するものと比較すると、外観的効果は今ひとつ物足りないという課題もある。
本考案は、このような諸事情に対処するために提案されたものであって、ライトアップ効果を犠牲にすることなく構造の簡素化を図るとともに、コスト的にも安価なオルゴール玩具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、オルゴール演奏装置が内臓された台座を有し、該台座の一部分に、観覧車に模した回転輪の回転軸を支持する受け部を設け、該回転輪をオルゴールの演奏とともに回転させるようにしたオルゴール玩具であって、前記受け部の周囲には、光透過性の素材からなる回転輪に対し放射方向へ光を照射する光源が複数固定配置されてなるライトアップ機構を具備することを特徴とする。
請求項2記載の考案は、上記1項において、前記回転輪の表面側及び裏面側のうち少なくとも一方側には、前記ライトアップ機構の光源から照射される光を、その表面で反射又は乱反射させる断面が凹型の溝が刻まれ、該溝によって回転輪の面上で光の模様をなすことを特徴とする。
請求項3記載の考案は、上記1項又は2項において、前記回転輪の中心部には、凹部が形成され、該凹部には前記受け部の周囲に配置された光源が位置し、回転輪の回転時に該光源と干渉せず、且つ光透過性の素材からなる回転輪の内部から放射方向へ光が照射されるようにしたことを特徴とする。
上述のように、請求項1〜3記載の考案によれば、回転する回転輪に対し、固定配置された光源から、光を照射することによりライトアップするようにし、又、回転輪は光透過性の素材で構成されている。このため、限られた光源で、回転輪全体に光を行き渡らせることができ、構造の簡素化、コストダウンを実現することが可能となった。
特に、請求項2記載の考案によれば、回転輪の表面側及び裏面側の少なくとも一方側に、照射された光を乱反射又は反射させる断面V字形の溝を設けている。これにより、回転輪上にあたかも光源が存在するかのように、回転輪全体をライトアップすることが可能となり、オルゴール演奏時における演出効果を高めることができる。
特に、請求項3記載の考案によれば、回転輪の中心部に凹部を形成し、凹部に光源を位置させるようにして回転輪の回転時に光源と干渉しないようするとともに、光透過性の素材からなる回転輪の内部から光を放射方向へ照射するようにしている。このため、回転輪上を織り成す光の模様は、その面上において不自然さがなく、あたかも光源が面上に配置されているような印象を鑑賞者に与えることができる。
以下、本考案に係るオルゴール玩具について添付図面を参照して説明する。
図1は本考案の一つの実施形態に係るオルゴール玩具の斜視図、図2は本実施形態のオルゴール玩具の正面図、図3は本実施形態のオルゴール玩具の側面断面図である。
これらの図に示されるように、本実施形態のオルゴール玩具10は、台座12と、支柱14と、回転輪16等とを主要な部材として構成されている。台座12の底部には底板12Aが取り付けられ、台座12の内部にはオルゴール演奏装置18が内臓されている。台座12の一部である支柱14には、光透過性のプラスチックでできた回転輪16が回転可能に支持されている。
図4はオルゴール演奏装置18の詳細を示した図である。図3及び図4に示されるように、オルゴール演奏装置18は、ゼンマイ巻上げ用の巻き鍵18A、回転するドラム18B等とを備えて構成されている。ドラム18Bの延長部18Cには、揺動レバー20が、延長部18Cの軸に回転自在に軸支され、コイルバネ22によって矢印A方向に付勢されている。
さらに、延長部18Cには、歯車24が取り付けられ、この歯車24は揺動レバー20に回転自在に取り付けられたローラ歯車26と噛み合っている。ローラ歯車26には、ローラ26Aが一体的に設けられ、回転輪16の外周部との間に生じる摩擦力によって、回転力をローラ26Aから回転輪16へと伝達し得るようになっており、これにより回転輪16はオルゴール演奏に伴う駆動力によって回転動作を行う。
図3に示されるように、台座12に立設された支柱14の上部には、回転軸28が軸支される後部受け部30が形成されており、回転軸28に嵌め込まれて固着されている円盤状の回転輪16を回転可能に支持している。また、回転軸28の前部は、前側に取り付けられている前部受け部32によって回転自在に支持されている。図1及び図2に示されるように、回転輪16の周囲には、複数のゴンドラ34,34・・が一定の間隔で取り付けられているとともに、これらの複数のゴンドラ34,34・・間は、その前側が星形の飾り枠36によって連結されている。
次に、本発明の要部である回転輪16のライトアップ機構について説明する。
まず、回転輪16をライトアップする光源は、図2及び図3に示されるように、後部側受け部30の周囲に取り付けられた計6個のLED38,38・・が該当する。これらのLED38,38・・は、回転輪16の放射方向に光を照射することができる方向を向いて光軸が取り付けられ、台座12に内臓された図示しない電池から、支柱の内側を通る電線、並びに回路基板40を介して点灯用の電気が供給されるようになっている。LED38,38・・は、回転輪16の中央に設けられた凹部16Aの内側に配置されることによって回転輪16の回転を妨げないようになっている。
図5及び図6はライトアップされる回転輪16の詳細を示した図であり、このうち、図5(A)は正面図、図5(B)は側面図、図6(A)は背面図、図6(B)は図6(A)のVIB−VIB線に沿った矢視断面図である。図5に示されるように、回転輪16は、光透過性の素材である透明なプラスチック材料で円形に作られている一方、図5(B)に示されるように、中心部にいくにしたがってある程度の肉厚を有している。そして、図6(B)に示されるように、回転輪16の裏面側には、90度の角度をなすV字形の溝42が図5の点線に示すように放射方向又は同心円方向に刻まれている。この溝42は、LED38から照射されてくる光を回転輪16上で、反射、若しくは乱反射させる反射部、乱反射部として機能する。なお、本実施形態では、溝42は、V字形としたが、これに限らず、溝の形状は凹型という概念に含まれる角形、円弧状など、光を反射、乱反射乱することが可能な各種の溝が含まれる。
LED38から照射された光は、透明な回転輪16の放射方向に向かって進むとともに、溝42の内壁に当たって反射、乱反射を繰り返し、あたかも光源としてのLED38が、溝42の近くに存在するかのような感じを鑑賞者に与える。或いは、光の一部は溝42の内壁で乱反射し、壁面がぼんやりと明るく見えるといった印象を与えたる場合、回転輪16の一部の発光輝度が高く、一部が低いといった印象を与える場合もある。要するに、光は回転輪16の素材の中で散乱し、人の目には回転輪16の中に光が走るように感じられる。
以上のように、本実施形態によれば、光透過性の素材からなる回転輪16の放射方向に向かって、光を照射する光源であるLED38をライトアップ機構として設置し、回転輪16に設けられた溝42によって反射、又は乱反射させてライトアップの効果を得るようにしている。これによって、限られたLED38によって回転輪16全体に光を行きわたらせることが可能となり、多種多様な発光効果を演出することができる。
また、回転輪16に設けた溝42は、放射方向に設けるほか、同心円状のみや、直線的なものするなど様々なパターンとすることができ、多種多様な発光効果を得ることができることは当然である。
なお、本実施形態では、回転輪16を構成するプラスチック素材において、V字形の溝42、つまり凹凸という外部形状的な加工を施すことによって光を反射若しくは乱反射させるようにしているが、素材自体にレーザー加工などによる気泡を設けるなどの様々な形状による光の反射、乱反射を惹起するようにしてもよい。また、回転輪16の表面に薄いシート状の反射、乱反射シールを貼り付けることも可能である。
以上説明したように、本考案によれば、少ない光源で、観覧車に模した回転輪上に様々な光の模様をオルゴールの演奏とともに表現することが可能となり、又、コストの低減、構造の簡素化を図ることができる。
本考案の一つの実施形態に係るオルゴール玩具の斜視図である。 同じく、本考案の一つの実施形態に係るオルゴール玩具の正面図である。 同じく、本考案の一つの実施形態に係るオルゴール玩具の側面断面図である。 同じく、本考案の一つの実施形態に係るオルゴール玩具のオルゴール演奏装置の詳細を示した図である。 同じく、本考案の一つの実施形態に係るオルゴール玩具のライトアップされる回転輪の詳細を示した図である。 同じく、本考案の一つの実施形態に係るオルゴール玩具のライトアップされる回転輪の詳細を示した図である。
符号の説明
10 オルゴール玩具
12 台座
12A 底板
14 支柱
16 回転輪
16A 凹部
18 オルゴール演奏装置
18A 巻き鍵
18B ドラム
18C 延長部
20 揺動レバー
22 コイルバネ
24 歯車
26 ローラ歯車
26A ローラ
28 回転軸
30 後部受け部
32 前部受け部
34 ゴンドラ
36 飾り枠
38 LED
40 回路基板
42 溝

Claims (3)

  1. オルゴール演奏装置が内臓された台座を有し、該台座の一部分に、観覧車に模した回転輪の回転軸を支持する受け部を設け、該回転輪をオルゴールの演奏とともに回転させるようにしたオルゴール玩具であって、
    前記受け部の周囲には、光透過性の素材からなる回転輪に対し放射方向へ光を照射する光源が複数固定配置されてなるライトアップ機構を具備することを特徴とするオルゴール玩具。
  2. 前記回転輪の表面側及び裏面側のうち少なくとも一方側には、前記ライトアップ機構の光源から照射される光を、その表面で反射又は乱反射させる断面が凹型の溝が刻まれ、該溝によって回転輪の面上で光の模様をなすことを特徴とする請求項1に記載のオルゴール玩具。
  3. 前記回転輪の中心部には、凹部が形成され、該凹部には前記受け部の周囲に配置された光源が位置し、回転輪の回転時に該光源と干渉せず、且つ光透過性の素材からなる回転輪の内部から放射方向へ光が照射されるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のオルゴール玩具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017113295A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 サノヤス・ライド株式会社 観覧車
JP2022019954A (ja) * 2018-03-12 2022-01-27 株式会社バンダイ 発光玩具
JP7466738B2 (ja) 2021-12-03 2024-04-12 株式会社バンダイ 発光玩具

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