JP3126908B2 - 電線・ケーブルの潤滑剤塗布装置 - Google Patents

電線・ケーブルの潤滑剤塗布装置

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JP3126908B2 JP07285473A JP28547395A JP3126908B2 JP 3126908 B2 JP3126908 B2 JP 3126908B2 JP 07285473 A JP07285473 A JP 07285473A JP 28547395 A JP28547395 A JP 28547395A JP 3126908 B2 JP3126908 B2 JP 3126908B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線・ケーブルを
ドラムに巻き付けたときの貼付きを防止したり、電線・
ケーブルをドラムに巻き付けるときに傷が発生するのを
防止するために電線・ケーブルの最外層に潤滑剤を塗布
する潤滑剤塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電線の場合、走行する導体に絶縁体を連
続的に押出し被覆し、冷却した後、遮蔽テープや難燃テ
ープを巻き付けた際に、テープが絶縁体に貼付くのを防
止したり、絶縁体に傷が付くのを防止するために電線の
絶縁体表面に潤滑剤を塗布している。また、ケーブルの
場合、1本の電線の絶縁体の上に遮蔽テープを巻き付け
たり、2以上の電線を撚り合わせた撚線の上に遮蔽テー
プを巻き付けたり、この遮蔽テープの上にシースを連続
的に押出し被覆し、このシースが冷却した後、遮蔽テー
プや難燃テープを巻き付けた際に、テープがシースに貼
付くのを防止したり、シースに傷が付くのを防止するた
めにケーブルの最外層であるシース表面に潤滑剤を塗布
している。
【0003】このように電線の絶縁体の表面又はケーブ
ルのシースの表面に潤滑剤を塗布するには、従来、走行
する線材の表面にノズルから線材の表面に直接滴下して
塗布する方法が採られている。このような方法で潤滑剤
を電線の絶縁体の表面又はケーブルのシースの表面に塗
布すると、絶縁体又はシースの表面に潤滑剤が厚く且つ
絶縁体の周面に不均一に塗布され、不要に潤滑剤が消費
されてしまう。しかも、電線の絶縁体の表面又はケーブ
ルのシースの表面に塗布する潤滑剤は、絶縁体又はシー
スの表面に塗布する量が多いと、潤滑剤を塗布した後に
テープを巻き付ると、テープの間から潤滑剤がはみ出し
てきて製品としての商品価値が低下してしまう。
【0004】そこで、従来から潤滑剤を電線の絶縁体の
表面又はケーブルのシースの表面に塗布した後、不要な
潤滑剤を取り除くことが行われている。不要な潤滑剤を
取り除く方法として従来は、取り付けが容易なことから
図8に示す如く、ゴムパッキン1を2つ割りにし、2つ
割ゴムパッキン2、3の合わせ部の略中央に貫通孔4を
形成し着脱自在な構造とし潤滑剤5が塗布された線材6
の外周に密に接するように設けている。本明細書におい
て線材という場合、導体に絶縁体が被覆された状態の電
線と、ケーブルの場合1本の電線の絶縁体の上に遮蔽テ
ープを巻き付けその上に、又は2以上の電線を撚り合わ
せた撚線の上に遮蔽テープを巻き付けその上にシースを
被覆したケーブルをいう。このようなゴムパッキン1の
貫通孔4内に潤滑剤5が塗布された線材6を貫走させる
ことにより不要な潤滑剤5を掻き落としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来行われているよう
に潤滑剤を電線の絶縁体の表面又はケーブルのシースの
表面に塗布すると、絶縁体又はシースの表面に潤滑剤が
厚く且つ絶縁体の周面に不均一に塗布され、その後にテ
ープを巻き付ると、テープの間から潤滑剤がはみ出して
しまうので従来から不要な潤滑剤を取り除くことが行わ
れていた。
【0006】ところが、従来行われているように構成さ
れるゴムパッキン1の貫通孔4内に線材6を図8に図示
の矢印Aに示す方向に貫走させると、線材6の周囲に塗
布された潤滑剤5は、その不要な潤滑剤の大半が掻き落
とされるが、従来のゴムパッキン1は、図8に図示の如
く半割りに構成されているため、合わせ目の部分を通過
する線材6の表面に塗布された潤滑剤5が完全に掻き落
とすことができず、図8に図示の如く線材6の長さ方向
に潤滑剤5が筋7となって表面に残ってしまう。この残
った筋7の潤滑剤5が塗布ムラとなり、後工程の遮蔽テ
ープや難燃テープを巻き付けた際に、テープの貼付きや
液のはみ出しが生じ、電線・ケーブルの品質が低下す
る。
【0007】本発明の目的は、塗布ムラによるテープの
貼付き及び液のはみ出しを防ぎ、塗布量を定量的に操作
して、人的要因による潤滑剤塗布量のバラツキを防止し
て安定品質を確保することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る電線・ケーブルの潤滑剤塗布装置は、板状に形成され
略中央に潤滑剤を塗布する線材の径と同径又は該線材の
径より小さい径の貫通孔が形成された発泡ウレタンシー
ト又は不織布に潤滑剤を滴下し、該貫通孔中に線材を貫
通させて潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布治具と,板状に形
成され略中央に線材の径より小さい径の貫通孔を形成
し、該貫通孔内を前記線材を走行させて、該線材の最外
層の表面に塗布された潤滑剤を掻き落とし、該線材の最
外層の表面の潤滑剤を薄く均一化する均一塗布治具とに
よって構成したものである。線材は、板状に形成され略
中央に潤滑剤を塗布する線材の径と同径又は該線材の径
より小さい径の貫通孔が形成された発泡ウレタンシート
又は不織布に潤滑剤を滴下し、該貫通孔中に線材を貫通
させることによって、潤滑剤がその最外層の外周面全体
に渡って塗布される。このように潤滑剤塗布治具によっ
て走行する線材の最外層に塗布された潤滑剤は、その余
分なものが、均一塗布治具によって掻き落とされ、線材
の最外層の表面に薄く均一に塗布された状態になる。し
たがって、潤滑剤の塗布ムラによるテープの貼付き及び
液のはみ出しを防ぎ、塗布量を定量的に操作して、人的
要因による潤滑剤塗布量のバラツキを防止して、ムラな
く線材の外周面に潤滑剤を塗布することができ、安定品
質を確保することができる。
【0009】請求項2記載の発明に係る電線・ケーブル
の潤滑剤塗布装置は、板状に形成され略中央に貫通孔を
形成し、該貫通孔内を線材を走行させて、該線材の最外
層の外周面全体に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布治具と,
板状に形成され略中央に線材の径より小さい径の貫通孔
を形成し、該貫通孔内を前記線材を走行させて、該線材
の最外層の表面に塗布された潤滑剤を掻き落とし、該線
材の最外層の表面の潤滑剤を薄く均一化する均一塗布治
具と,前記潤滑剤塗布治具と均一塗布治具とを支持固定
する支持部材と,前記支持部材を、線材の走行方向をY
軸とし水平面をX−Y平面にした場合にX軸方向に移動
すると共に前記X−Y平面に垂直なZ軸方向に移動する
心出機構とによって構成したものである。潤滑剤塗布治
具と均一塗布治具とを支持固定する支持部材は、心出機
構によってX軸方向及びZ軸方向に移動して、均一塗布
治具の貫通孔の中心位置を走行する線材の中心軸に合わ
せる。しかる後、走行する線材の最外層の外周面全体に
渡って潤滑剤塗布治具によって潤滑剤を塗布し、この潤
滑剤塗布治具によって塗布された潤滑剤は、その余分な
ものが、均一塗布治具によって掻き落とされ、線材の最
外層の表面に薄く均一に塗布された状態になる。したが
って、潤滑剤の塗布ムラによるテープの貼付き及び液の
はみ出しを防ぎ、塗布量を定量的に操作して、人的要因
による潤滑剤塗布量のバラツキを防止して安定品質を確
保することができる。
【0010】請求項3記載の発明に係る電線・ケーブル
の潤滑剤塗布装置は、請求項1に記載の電線・ケーブル
の潤滑剤塗布装置の線材の対象、及び請求項2に記載の
電線・ケーブルの潤滑剤塗布装置の線材の対象を、走行
する導体に連続的に絶縁体を被覆した電線又は走行する
電線の絶縁体の上にシースを被覆したケーブルもしくは
2以上を撚り合わせた電線に連続的にシースを被覆した
ケーブルに特定したものである。
【0011】請求項4記載の発明に係る電線・ケーブル
の潤滑剤塗布装置は、請求項1に記載の電線・ケーブル
の潤滑剤塗布装置の均一塗布治具、請求項2に記載の電
線・ケーブルの潤滑剤塗布装置の均一塗布治具、請求項
3に記載の電線・ケーブルの潤滑剤塗布装置の均一塗布
治具を、シリコーンゴムで構成したものである。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1には、電線・ケーブルの潤滑剤塗布装
置に係る発明の実施の形態の一例が示されている。
【0014】図において、10は電線・ケーブルの潤滑
剤塗布装置で、潤滑剤塗布治具11と、均一塗布治具1
2とによって構成されている。
【0015】潤滑剤塗布治具11は、走行する線材6の
最外層の外周面全体に渡って潤滑剤5を塗布するもの
で、走行する線材6の最外層の外周面全体に潤滑剤5を
塗布する発泡ウレタンシート又は不織布と固定具(不図
示)によって構成されており、この潤滑剤塗布治具11
には、ポンプ13によってノズル14を介して潤滑剤5
が定量供給されている。発泡ウレタンシート又は不織布
によって構成される潤滑剤塗布治具11は、図2に示す
如き構成を有している。すなわち、潤滑剤塗布治具11
は、板状に形成され略中央に潤滑剤5を塗布する線材6
の径と同径又は該線材の径より小さい径の貫通孔15が
形成されている。そして発泡ウレタンシートの場合は、
気孔径が10〜100μmに、また不織布の場合、繊維
単位重量が60〜80g/m2 に構成されており、略中
央に形成されている貫通孔15は、線材の径より3〜5
mm小さい径に形成されている。この貫通孔15に線材6
が貫走するようになっている。
【0016】14はノズルで、潤滑剤5を送り出すポン
プ13に直結されており、ポンプ13から送り出されて
くる潤滑剤5を潤滑剤塗布治具11に滴下するものであ
る。ノズル14から潤滑剤塗布治具11である発泡ウレ
タンシートや不織布に滴下された潤滑剤5は、気孔内又
は繊維内を通って貫通孔15で線材6の表面に塗布され
る。均一塗布治具12は、略中央に線材6の径より小さ
く線材6が走行する通過する径の貫通孔17が形成され
た1枚のゴムシートパッキン16と固定具(図示されて
いない)により構成されており、この貫通孔17は、潤
滑剤塗布治具11によって線材6の外周に塗布された潤
滑剤5を掻き落とし、線材6の外周に潤滑剤5を薄く均
一に塗布するもので、具体的にはシリコーンゴムで構成
されている。このゴムシートパッキン16の厚さは、潤
滑剤5の塗布された線材6の径の大きさによって多少の
差異はあるが、例えば2〜4mmが適当である。
【0017】潤滑剤塗布治具11の貫通孔15内の通過
中によって外周に潤滑剤5が塗布された線材6は、図3
に示す如く、線材6がゴムシートパッキン16の貫通孔
17内を通過する際に、線材6の表面に塗布された潤滑
剤5がゴムシートパッキン16の貫通孔17の縁で掻き
寄せられ、線材6の表面に付着した余分な潤滑剤5が掻
き落とされる。したがって、ゴムシートパッキン16の
貫通孔17を通過した線材6の表面には、均一に潤滑剤
5が塗布された状態となっている。線材6の径が大径に
変化するとゴムシートパッキン16が1枚では線材6の
外周に潤滑剤5を厚さ2〜4mmに塗布できないことが有
り得る。そこで、板状に形成されたシリコーンゴムによ
って構成されるゴムシートパッキン16を2段階以上で
線材6の外周に塗布されている余分な潤滑剤5を掻き落
としたり、ゴムシートパッキン16を2枚以上重ね合わ
せて線材6の外周に塗布されている余分な潤滑剤5を掻
き落とすことによって調整する。
【0018】図4には、電線・ケーブルの潤滑剤塗布装
置に係る発明の実施の形態の他の例が示されている。図
中、図1において付した符号と同一の符号の付されてい
る部材は、図1に図示の部材と同一の部材を表してい
る。図において、図1に図示の実施の形態と異なる点
は、発泡ウレタンシートや不織布によって構成される潤
滑剤塗布治具11とゴムシートパッキン16によって構
成される均一塗布治具12とを固定する支持部材を設
け、この支持部材を、線材6の走行方向をY軸とし水平
面をX−Y平面にした場合にX軸方向に移動すると共に
X−Y平面に垂直なZ軸方向に移動する心出機構を設け
た点である。
【0019】図1に図示の実施の形態の場合、線材6の
中心軸と、潤滑剤塗布治具11の貫通孔15の中心及び
均一塗布治具12の貫通孔17の中心とが一致している
場合には、塗布ムラによるテープの貼付き及び液のはみ
出しが生じず、塗布量を定量的に操作して、人的要因に
よる潤滑剤塗布量のバラツキを防止して安定品質を確保
することが可能である。しかし、何等かの理由で、線材
6の中心軸と、潤滑剤塗布治具11の貫通孔15の中心
及び均一塗布治具12の貫通孔17の中心とが、例え
ば、図7に示す如くずれると、潤滑剤塗布治具11で線
材6の外周に潤滑剤5が塗布された後、均一塗布治具1
2であるゴムシートパッキン16の貫通孔17内を通過
する際に、線材6の表面に塗布された潤滑剤5がゴムシ
ートパッキン16の貫通孔17の縁でアンバランスに掻
き寄せられ、線材6の表面に付着した余分な潤滑剤5が
掻き落されることになり、均一塗布治具12の貫通孔1
7を通過した線材6の表面には、潤滑剤5が不均一に塗
布された状態となってしまう。この線材6の中心軸と、
潤滑剤塗布治具11の貫通孔15の中心及び均一塗布治
具12の貫通孔17の中心とのずれを是正するものが図
4に図示の心出機構である。
【0020】図において、20は心出機構で、潤滑剤塗
布治具11と均一塗布治具12を支持すると共に、線材
6の中心軸と、潤滑剤塗布治具11の貫通孔15の中心
及び均一塗布治具12の貫通孔17の中心との心合わせ
をする機能を有するものである。21は潤滑剤塗布治具
11と均一塗布治具12を直接固定する支持部材で、2
2は支持部材21を支持する4本の脚部(図4には3本
しか示されていない)で、23は脚部22を支持固定す
る支持台である。図4には示されていないが、支持台2
3の下面に操作管24が図5、図6に示す如く固定され
ている。この心出機構20は、図示されていない駆動源
によって、潤滑剤塗布治具11と均一塗布治具12を線
材6の走行方向をY軸とし水平面をX−Y平面にした場
合に、図5に図示の矢印Bに示すX軸方向に移動できる
ように構成されている。また、この心出機構20は、図
示されていない駆動源によって、潤滑剤塗布治具11と
均一塗布治具12を線材6の走行方向をY軸とし水平面
をX−Y平面にした場合に、このX−Y平面に垂直な図
6に図示の矢印Cに示すZ軸方向に移動できるように構
成されている。
【0021】したがって、本実施例によれば、線材6を
走行させる前に線材6の中心軸と、潤滑剤塗布治具11
の貫通孔15の中心及び均一塗布治具12の貫通孔17
の中心とを正確に一致させてから製造ラインを運転させ
ることができるため、歩留まりをよくすることができ
る。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、潤滑剤の
塗布ムラによるテープの貼付き及び液のはみ出しを防
ぎ、塗布量を定量的に操作して、人的要因による潤滑剤
塗布量のバラツキを防止して、ムラなく線材の外周面に
潤滑剤を塗布することができ、安定品質を確保すること
ができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、潤滑剤の塗
布ムラによるテープの貼付き及び液のはみ出しを防ぎ、
塗布量を定量的に操作して、人的要因による潤滑剤塗布
量のバラツキを防止して安定品質を歩留まり良く確保す
ることができる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、電線及びケ
ーブルに適用が可能である。
【0025】請求項4記載の発明によれば、線材の外周
面に塗布された潤滑剤を定量残して無理なく掻き落とす
ことができる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線・ケーブルの潤滑剤塗布装置
の実施の形態を示す模式図である。
【図2】図1に図示の潤滑剤塗布治具の側断面図であ
る。
【図3】図1に図示の均一塗布治具の側断面図である。
【図4】本発明に係る電線・ケーブルの潤滑剤塗布装置
の他の実施の形態を示す模式図である。
【図5】図4に図示の心出機構の側面図である。
【図6】図4に図示の心出機構の正面図である。
【図7】線材の中心軸と、潤滑剤塗布治具の貫通孔の中
心及びゴムシートパッキンの貫通孔の中心とずれたとき
に生じる塗布ムラを示す図である。
【図8】従来の電線・ケーブルの潤滑剤塗布装置の潤滑
剤取払具の斜視図である。
【符号の説明】
5………………………………………潤滑剤 6………………………………………線材 10……………………………………電線・ケーブルの潤
滑剤塗布装置 11……………………………………潤滑剤塗布治具 12……………………………………均一塗布治具 13……………………………………ポンプ 14……………………………………ノズル 15……………………………………貫通孔 16……………………………………ゴムシートパッキン 17……………………………………貫通孔 20……………………………………心出機構 21……………………………………支持部材 22……………………………………脚部 23……………………………………支持台 24……………………………………操作管

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状に形成され略中央に潤滑剤を塗布す
    る線材の径と同径又は該線材の径より小さい径の貫通孔
    が形成された発泡ウレタンシート又は不織布に潤滑剤を
    滴下し、該貫通孔中に線材を貫通させて潤滑剤を塗布す
    る潤滑剤塗布治具と, 板状に形成され略中央に線材の径より小さい径の貫通孔
    を形成し、該貫通孔内を前記線材を走行させて、該線材
    の最外層の表面に塗布された潤滑剤を掻き落とし、該線
    材の最外層の表面の潤滑剤を薄く均一化する均一塗布治
    具と, によって構成してなる電線・ケーブルの潤滑剤塗布装
    置。
  2. 【請求項2】 板状に形成され略中央に貫通孔を形成
    し、該貫通孔内を線材を走行させて、該線材の最外層の
    外周面全体に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布治具と, 板状に形成され略中央に線材の径より小さい径の貫通孔
    を形成し、該貫通孔内を前記線材を走行させて、該線材
    の最外層の表面に塗布された潤滑剤を掻き落とし、該線
    材の最外層の表面の潤滑剤を薄く均一化する均一塗布治
    具と, 前記潤滑剤塗布治具と均一塗布治具とを支持固定する支
    持部材と, 前記支持部材を、線材の走行方向をY軸とし水平面をX
    −Y平面にした場合にX軸方向に移動すると共に前記X
    −Y平面に垂直なZ軸方向に移動する心出機構と, によって構成してなる電線・ケーブルの潤滑剤塗布装
    置。
  3. 【請求項3】 上記線材は、走行する導体に連続的に絶
    縁体を被覆した電線又は走行する電線の絶縁体の上にシ
    ースを被覆したケーブルもしくは2以上を撚り合わせた
    電線に連続的にシースを被覆したケーブルである請求項
    1又は2記載の電線・ケーブルの潤滑剤塗布装置。
  4. 【請求項4】 上記均一塗布治具は、シリコーンゴムで
    構成したものである請求項1、2又は3記載の電線・ケ
    ーブルの潤滑剤塗布装置。
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