JP3126724B2 - ボールバルブ - Google Patents

ボールバルブ

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JP3126724B2
JP3126724B2 JP02270962A JP27096290A JP3126724B2 JP 3126724 B2 JP3126724 B2 JP 3126724B2 JP 02270962 A JP02270962 A JP 02270962A JP 27096290 A JP27096290 A JP 27096290A JP 3126724 B2 JP3126724 B2 JP 3126724B2
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ball valve
seal
ring
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秀 納
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オサメ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はボールバルブに関する。
【従来の技術】
ボールバルブのボデーの内面には、通常、流体出入口
のボール弁近傍に一対のリング状シールが設けられてお
り、ボール弁はこのシールを介してボデーに支持されて
いる。そして、上記一対のリング状シール間におけるボ
ール外周面とボデー内周面との間には一定の空間が形成
されており、両者の接触を回避している。この空間は使
用流体が溜り得る液溜りポケットとなっている。 ところが、このような液溜りポケットが存在すると、
使用液体が例えば水である場合には、錆が発生しやす
く、特にボール弁を回転させるための軸が錆により隙間
腐食することが大きな問題となる。 また、流路系に使用される液体が変更される場合に
は、その流路系全体を一旦洗浄する必要があるが、ボー
ルバルブの上記液溜りポケットの中は完全には洗浄し難
いという問題がある。そのため、ボールバルブを一旦分
解した上で洗浄するという作業が必要となる。
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、ボー
ル弁の球状外周面とボデー内面との間に液溜りポケット
が生じない構造のボールバルブを提供することである。
【課題を解決するための手段・作用・効果】
上記技術的課題を解決するために、本発明によれば以
下の構成のボールバルブが提供される。 すなわち、このボールバルブは、ボール弁の球状外周
面全体を覆ってボール弁とボデー内面との間の空間を埋
め且つ、流路方向に対する直交面で2分割された環状部
分からなる2分割型シールと、該部分間に介装されたリ
ング状シールとを2分割型ボデーの内面に設けられてな
る。このシールはフッ素樹脂より構成することが好まし
い。 上記構成によれば、従来のボールバルブにおける前記
液溜りポケットの部分はシールにより占められている。
つまりこの構成においては液溜りポケットは形成されな
い。もちろん、このシールは本来のシール機能を有して
いるゆえ、ボール弁とボデー間のシールはなされる。 さらに、本願のボールバルブは、シール部材を2分割
できる構造であるので、シール部材を容易に分解・交換
することができる。このようにして、本発明の課題は解
決される。 第1図において、1はボデー、2はボデー1内に回転
自在に収納されたボール弁、7はボール弁2とハンドル
6とを連結する軸である。ボデー1の内周面とボール2
の外周面との間にはシール3が介装されている。 ボデー1は2つ割り構造になっていて、2つの部分1
a,1bより構成されている。この2つの部分1a,1bは4つ
の締付ボルト8により一体化されている。なお、部分1a
および1bの合せ面には調整パッキン9が介装されてい
る。 上記シール3も、流路方向に対する直交面で2分割さ
れた構造になっており、2つの環状部分3a,3bより構成
されている。また、この2つの環状部分3a,3bの間には
リング状のシール5が介装されている。このリング状シ
ール5を第3,第4図に詳しく示している。すなわち、こ
のリング状シール5は、上記2つの環状部分3a,3b間に
挟持される第1リング部5aと、組立て状態において、軸
7の回りを囲みシール3とボデー1との間に位置する第
2リング部材5bより構成されている。 シール3は、フッ素系樹脂、特に四フッ化エチレン樹
脂(登録商標:テフロン)を使用することが好ましい。
このシール3はボデー1の内周面所定位置に嵌合・固定
せしめられている。そして、ボデー1の内周面とシール
3との間をさらにシールするために、ボデー1の流体出
入口にリング状シール4a,4bをそれぞれ設けている。こ
のリング状シール4a,4bはシール3の硬度より低い硬度
であることが好ましく、例えば四フッ化エチレン樹脂に
各種ゴムを配合した材料とすることが好ましい。 上記軸の下端7aはリング状シール5の第2リング部5b
および2つの環状部分3a,3bで形成される貫通穴を通っ
てバルブ2の上部に形成した嵌合穴2aに嵌合せしめられ
ている。 なお、図中、1cはボデー1の各部分1a,1bに形成した
貫通穴、2bはボール弁2に形成した貫通穴である。 上記構成においては、ボール弁2とボデー1間はシー
ル3およびリング状シール4a,4bによりシールされる。
したがって、ボール弁2が閉じられた場合であっても、
貫通穴2b内に溜った液はボール弁2の球状外周面とボデ
ー1の内周面間に入り込むことは防止される。つまり、
液は軸7には達しないように構成されているのである。 上記構成においては、シール3は四フッ化エチレン樹
脂により構成されているため、その摩擦係数は小さく、
したがってボール弁2は非常に円滑に回動することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はボールバルブの
縦断面図、第2図は第1図の右側面図、第3,4図は第1
図におけるリング状シール5の側面図および中央縦断面
図、第5,6図は第1図におけるボール弁2の平面図およ
び縦断面図である。 1……ボデー、1a,1b……部分、1c……貫通穴、 2……ボール弁、2a……嵌合穴、2b……貫通穴、 3……シール、3a,3b……部分、4a,4b……シール、 5……シール、5a……第1リング部、 5b……第2リング部、6……ハンドル、7……軸、 7a……下端、8……締付ボルト、 9……調整パッキン。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流路方向に対する直交面で2分割された2
    分割型ボデー(1)の内面に、ボール弁(2)の球状外
    周面全体を覆ってボール弁(2)とボデー(1)内面と
    の間の空間を埋め且つ、流路方向に対する直交面で2分
    割された環状部分(3a,3b)からなる2分割型シール
    (3)と、該部分(3a,3b)間に介装されたリング状シ
    ール(5)とを設けたことを特徴とするボールバルブ。
  2. 【請求項2】上記シール(3)はフッ素樹脂よりなる請
    求項1記載のボールバルブ。
JP02270962A 1990-10-08 1990-10-08 ボールバルブ Expired - Lifetime JP3126724B2 (ja)

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