JP3126466U - 浴衣 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用しやすく、着用後も着崩れしにくい浴衣を提供する。
【解決手段】浴衣1は、後身頃4、該後身頃の右前部に右袖部7を挟んで縫合された右前身頃5、及び後身頃の左前部に左袖部8を挟んで縫合された左前身頃6を有し、後身頃、右前身頃及び左前身頃の長さが臀部付近までの長さである短寸の上衣2と、矩形の布地の左右を重ね合わせて筒状にし、上部15を縫合することにより形成され、上部が胴部にくる第1の位置と上部が胸上部にくる第2の位置との2つの位置で着用可能な下衣3とで構成される。
【選択図】図3

Description

本考案は、上衣と下衣とに分離された二部式の浴衣に関する。
従来の浴衣は、後身頃、左右の前身頃、左右の袖、及び衿を有し、上半身から下半身まで延びる一体物として構成されている(例えば、特許文献1参照)。この浴衣を着用する場合は、袖に腕を通し、左右の前身頃をしわやたるみ等が生じないようにかつ裾先が下がらないように整えて重ね合わせ、腰部を紐等で縛り、おはしょりを整えて上から帯を巻く。
実用新案登録第3099954号公報
しかし、浴衣を着用する場合、裾やおはしょりを美しく整えて着用することは容易ではなく、裾先が乱れたりおはしょりが歪んだりすることがある。特に小児の場合は動き回るために、美しく浴衣を着用させることは困難である。また、着用後も動き回るため、浴衣がさらに着崩れるという問題がある。
そこで本考案は、着用しやすく、着用後も着崩れしにくい浴衣を提供することを目的とする。
本考案の浴衣(1)は、後身頃(4)、該後身頃の右前部に右袖部(7)を挟んで縫合された右前身頃(5)、及び前記後身頃の左前部に左袖部(8)を挟んで縫合された左前身頃(6)を有し、前記後身頃、前記右前身頃、及び前記左前身頃の長さが着用者の臀部近傍までの長さである短寸の上衣(2)と、矩形の布地の左右を重ね合わせて筒状にし、上部(15)を接合することにより形成され、前記上部が着用者の胴部に位置する第1の位置、及び前記上部が着用者の胸部に位置する第2の位置の2つの位置で着用可能な下衣(3)と、を備えた二部式に構成することにより上記課題を解決する。
本考案の浴衣を着用する場合、まず、下衣に足を通して、その下衣の上部を胴部まで持ち上げて第1の位置にて下衣を着用する。次に上衣に袖を通して前身頃及び後身頃を重ね合わせ、腰部を紐で縛り、その紐の上から帯を巻く。
本考案の下衣は、矩形の布地の左右を重ね合わせて形成したものであり、従来の上下一体となった浴衣の下部と同様の形を有している。上衣の後身頃、右前身頃及び左前身頃の長さは臀部近傍までの長さであり、下衣の上に上衣を着用して腰に帯を巻くと、上衣の下端がおはしょりのように見える。したがって、二部式であるが従来の上下一体となった浴衣を着用しているように見える。
本考案の浴衣の下衣は、足を通して上部を胴部まで持ち上げるだけで第1の位置にて容易に着用できる。下衣は左右が重ね合わされて筒状に形成されて上部が接合されているので、裾の位置は固定されている。ゆえに着用時に左右の前身頃の裾の位置を合わせる必要がない。また上衣を着用する際に、上衣の下端が多少ずれていても、下衣の裾の位置が整っているため全体として乱れたように見えることはない。着用すると上衣の下端がおはしょりのように見えるが、実際には上衣と下衣とが分離されているため本来長さ調整のために設けるおはしょりは存在しない。したがって、おはしょりを整える必要もない。下衣の裾の位置は固定されているため、着用後に動いても裾が乱れることがない。したがって本考案の浴衣は、着用しやすく、着用後も着崩れしにくい。
さらに、本考案の浴衣は、その下衣を、上端が胸部に位置する第2の位置にて着用することもでき、この場合、上衣を着用せずに下衣のみでワンピースとして使用することができる。
本考案の浴衣の一形態において、前記下衣の前記上部をシャーリング加工により伸縮可能にしてもよい。この形態によると、下衣が伸縮可能であるので着用が容易で、身体への密着性がよく、その上端を胴部や胸部に容易に固定することができる。
また、本考案の浴衣の一形態において、前記下衣の前記上部に対して肩紐(23)が着脱可能であってもよい。この形態によれば、肩紐を取り付けることにより下衣を所定の位置にずれることなく固定することができる。
以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上説明したように本考案の浴衣によれば、着用し易いため着用の手間が省ける。着用後も着崩れしにくいため、長時間の着用も可能となる。また浴衣としてのみならずワンピースとしても使用可能であるため用途が広い。
本考案の一形態の浴衣について説明する。なお、本形態においては小児用の浴衣について説明するがこれに限定されず、本考案は大人用の浴衣に適用することもできる。本形態の小児用の浴衣1は、上衣2と下衣3との二部式に構成され、図1は浴衣1の上衣2、図2は浴衣1の下衣3を示した図である。
上衣2は、図1に示したように、後身頃4、右前身頃5、左前身頃6、右袖部7、左袖部8、及び襟部9を有する。なお、図1において右前身頃5及び右袖部7は左側に位置し、左前身頃6及び左袖部8は右側に位置する。
後身頃4は、被着用者の背部を覆う部分であり、右前身頃5は、後身頃4の右前部に右袖部7を挟んで配置され、肩部2aと脇部2bの略下半分とで後身頃4と縫合されている。左前身頃6は、後身頃4の左前部に左袖部8を挟んで配置され、肩部2aと脇部2bの略下半分とで後身頃4と縫合されている。右袖部7及び左袖部8は、脇部2bの上部に腕が挿通できるようにして取り付けられている。後身頃4の中心の上端から、左前身頃6及び右前身頃5に向って襟部9が延びている。また、左右の肩部2a,2aには、縫合部を中心として後身頃4側と右前身頃5側とに延びる肩揚げ部11が設けられている。襟部9の両端部には結び紐13が取り付けられ、また右前身頃5と後身頃4との間の脇部2bの外側、及び左前身頃6と後身頃4との間の脇部2bの内側に、それぞれも結び紐13が取り付けられている。
下衣3は、図2に示したように、一体となった布地を巻きスカート状にして左右両端を重ね合わせ、所定の位置Aより上部15をシャーリング加工したものである。シャーリング加工された上部15は幅方向に伸縮可能である。また、図中点線で示したように、上部15の内側には、前後それぞれ2箇所ずつ、計4箇所にボタン16が取り付けられている(図中前の2箇所のみ点線で図示)。
本形態の小児用浴衣1を小児に着用させる場合、まず、下衣3の上部15のシャーリング部を広げて小児の足を通させ、その上部15を小児の胴部まで持ち上げ、第1の位置にて上部15を固定する。次に上衣2の袖部7,8に腕を通させ、右前身頃5の襟部9の端部の結び紐13と左前身頃6及び後身頃4間の脇部2bの内側の結び紐13とを結び、左前身頃6の襟部9の端部の結び紐13と右前身頃5及び後身頃4間の脇部2bの外側の結び紐13とを結ぶ。その後、上衣2の胴部を適宜帯で巻く。
図3は本形態の二部式の浴衣1を、下衣3を第1の位置にして小児が着用した状態を示した図である。本形態の小児用の浴衣1において、下衣3は、矩形の左右を重ね合わせて筒状に形成したものであり、従来の上下一体となった浴衣の下部と同様の形を有している。また上衣2の後身頃4、右前身頃5及び左前身頃6の下端17は臀部付近であり、胴部を帯18で巻いた場合その下端17がおはしょりのように見える。したがって、二部式であるが従来の上下一体となった浴衣を着用しているように見える。
また、本形態の小児用浴衣1は、上部15のシャーリング部を広げて小児の足を通させて胴部まで持ち上げるだけで下衣3を容易に着用させることができる。このとき、下衣3は巻きスカート状に巻回されて上部15が縫合されているので、着用時に左右の下端の裾19の位置を合わせる必要がない。さらに、上衣2の着用時に上衣2の下端20が多少ずれていても、下衣3の左右の裾19の位置が合っているため全体として乱れたように見えることはない。また、上衣2と下衣3とが分離されているため、おはしょりを整える必要もない。さらに、着用後も下衣3は、裾19を合わせた状態で上部15が縫合されているため、着用後に小児が動き回っても裾19が乱れることがない。したがって本考案の小児用浴衣1は、動き回る小児でも着せ易く、着用後も着崩れしにくい。
図4は本形態の二部式浴衣1の下衣3に取付け可能な肩紐22を示した図である。図示したように本形態の肩紐22は、一端に1つのボタンホール23a、他端に2つボタンホール23b,23cが形成され、また中央部24はシャーリング加工されて伸縮可能となっている。この肩紐22の一端のボタンホール23aを、図2で示した下衣3のボタン16の一つに嵌め合わせ、他端のボタンホール23b,23cのどちらかを他のボタン16に嵌め合わせることにより、下衣3に肩紐22を取り付けることができる。
図5は、下衣3に2本の肩紐23を取り付けて小児に着用させた状態を示した図である。図示したように、肩紐23を取り付けて下衣3の上部15のシャーリング部を小児の胸部まで持ち上げ、下衣3をワンピースとして着用可能することができる。このように本形態の二部式の浴衣1によれば、浴衣1としてのみならずワンピースとしても使用可能であるため用途が広い。また、肩紐23の他端には図4で示したように2つのボタンホール23b,23cが設けられているため、着用する小児の身長等に合わせて肩紐23の長さを調整することができる。また肩紐23の中央部24がシャーリング加工されているため、フリルがついたようで見た目も可愛らしい。
以上本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されない。例えば、下衣3の上部15はシャーリング加工に限定されず、例えばゴム又は紐を通すことによって径方向に伸縮可能にしたものであってもよい。肩紐は本形態では左右2箇所に取り付けるように構成したがこれに限定されず、例えば1本の紐を首に架ける形態であってもよい。また2本の肩紐を背部でクロスさせて取り付けてもよい。さらに、肩紐を使用せずに単にシャーリングのゴムの力だけで上衣を胸部に固定させてもよい。
本考案の一実施形態の浴衣の上衣を示した図。 本考案の一実施形態の浴衣の下衣を示した図。 浴衣を着用した状態を示した図。 下衣に着脱可能な肩紐を示した図。 下衣に肩紐を取り付けてワンピースとして着用した状態を示した図。
符号の説明
1 浴衣
2 上衣
3 下衣
4 後身頃
5 右前身頃
6 左前身頃
7 右袖部
8 左袖部
15 上部
20 下端

Claims (3)

  1. 後身頃、該後身頃の右前部に右袖部を挟んで縫合された右前身頃、及び前記後身頃の左前部に左袖部を挟んで縫合された左前身頃を有し、前記後身頃、前記右前身頃、及び前記左前身頃の長さが着用者の臀部近傍までの長さである短寸の上衣と、
    矩形の布地の左右を重ね合わせて筒状にし、上部を接合することにより形成され、前記上部が着用者の胴部に位置する第1の位置、及び前記上部が着用者の胸部に位置する第2の位置の2つの位置で着用可能な下衣と、の二部式に構成されたことを特徴とする浴衣。
  2. 前記下衣の前記上部をシャーリング加工により伸縮可能としたことを特徴とする請求項1に記載の浴衣。
  3. 前記下衣の前記上部に対して肩紐が着脱可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の浴衣。
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