JP3126417U - 缶用広告表示体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 今までにない新規な形態であって、優れた販促効果を発揮する缶用広告表示体を提供すること。
【解決手段】本考案の缶用広告表示体10は、缶体Cの上蓋部Caを覆う広告表示紙11と、当該広告表示紙11に両端で連接し缶体の上縁部外周を覆う帯紙12とからなる紙製広告表示体であって、該帯紙12は缶体Cに嵌め込みした際に巻締め部Cm下縁に係止する複数の係止片を有することを特徴とする。また、缶体Cの上蓋部Caを覆う8角形の広告表示紙と、当該広告表示紙に1の辺で連接し缶体の上縁部外周を覆う帯紙とからなる紙製広告表示体であって、当該広告表示紙と帯紙が前記1の辺以外の他の辺では相互に組み込み構造を形成すると共に、帯紙の下辺には、缶体Cに嵌め込みした際に巻締め部Cm下縁に係止する複数の係止片を有する、ようにしてもよい。
【選択図】 図3

Description

本考案は、缶ビールや缶ジュースなどの飲料缶等の上蓋部に取り付け(嵌め込み)して使用される販促用の缶用広告表示体に関するものである。
従来、缶ビールや缶ジュースなどの飲料缶は、例えば、新製品の販促を行うに際して缶自体に何らかの付加的な広告をしたり特典を付けたりするような場合、缶にはペットボトルの首部のような引っかける部分がなく、吊下タイプのラベルを引っかけるようなことができないことから、もっぱら缶の側面にシールを貼り付けることが行われている。
一方、ペットボトルなど首のある容器の場合は、その首に引っかけるタイプのラベルが種々知られている(特許文献1、特許文献2等)が、このタイプのラベルを首部のない飲料缶に適用することはできない。
そこで、缶ビールや缶ジュースなどの飲料缶に対する広告宣伝物の付加方法として、特許文献3、特許文献4、特許文献5等が提案されている。特許文献3は、缶の上蓋内に入れるラベルについて提案し、特許文献4は、缶の上蓋よりも大きなサイズのラベルを使用し、上蓋の外縁に係止させることを提案している。また、特許文献5は、缶の巻締め部に係止させる円弧部を設けることを提案している。
特開2000−355311号公報 特開2002−91309号公報 特開2005−84297号公報 特開2005−107469号公報 実用新案登録第3089502号公報
しかし、上記の特許文献3〜特許文献5の缶用ラベルでは、上蓋部分に取り付けしても、荷扱いや店頭陳列販売の過程において、抜け落ちしたり破れ易く、十分な宣伝広告効果が得られない問題があった。また、缶側面や上蓋にシールを貼るという手段では手数がかかり、また店頭等においてあまり目立たず販促効果を上げることは難しい問題がある。
そこで、飲料業界にあっては、缶蓋部分に強固に取り付けが可能であって、十分な宣伝広告効果を発揮する缶用ラベルの出現が求められている。
本考案は、このような背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、缶体の上蓋部分に簡単に装着でき、しかも係止片を有するので脱落することがなく、優れた販促効果を発揮する缶用ラベルを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本考案に係る第1のタイプの缶用広告表示体は、缶体の上蓋部を覆う広告表示紙と、当該広告表示紙に両端で連接し缶体の上縁部外周を覆う帯紙とからなる紙製広告表示体であって、該帯紙は缶体に嵌め込みした際に巻締め部下縁に係止する複数の係止片を有することを特徴としている。
上記缶用広告表示体においては、前記広告表示紙が缶の上蓋部に納まる形状であり、円形または6乃至10角形の用紙からなるようにすることができ、前記広告表示紙をその下面で固定する糊付け用紙片を有するようにすることもできる。
また、同様の目的を達成するため、本考案に係る第2のタイプの缶用広告表示体は、缶体の上蓋部を覆う8角形の広告表示紙と、当該広告表示紙に1の辺で連接し缶体の上縁部外周を覆う帯紙とからなる紙製広告表示体であって、当該広告表示紙と帯紙が前記1の辺以外の他の辺では相互に組み込み構造を形成すると共に、帯紙の下辺には、缶体に嵌め込みした際に巻締め部下縁に係止する複数の係止片を有することを特徴としている。
上記缶用広告表示体においては、複数の係止片が、それぞれ半円形の形状を有し、係止片の数が8であるようにすることができ、その場合は係止強度の高いものにできる。
請求項1の缶用広告表示体は、広告表示紙が上蓋部に形成されているので外観から見易く、さらに、缶の巻締め部下縁に係止する複数の係止片を有しているので、ワンタッチで簡単に取り付けできる。また、店頭陳列販売や荷扱い時においても自然には外れない状態で取り付けすることができる。
請求項2の缶用広告表示体は、上記に加えて広告表示紙が上蓋部に納まる形状にされ、円形または6乃至10角形の用紙からなるので、装着した状態で缶を積み上げしても、店頭陳列販売や荷扱い時において破損しない状態で取り付けすることができる。
また、請求項3の缶用広告表示体は、広告表示紙をその下面で固定する糊付け用紙片により固定されているので、構造的に強いものとすることができる。
請求項4の缶用広告表示体は、8角形状の広告表示紙が缶体の上縁部外周を覆う帯紙と組み込み構造になっているので、破損し難い強固な構造にでき、装着した状態で広告表示体を把持して缶を持ち上げることもできる。また、缶の巻締め部下縁に係止する複数の係止片を有しているので、ワンタッチで簡単に取り付けできる。また、店頭陳列販売や荷扱い時においても自然には外れない状態で取り付けできる。
請求項5の缶用広告表示体は、係止片が半円形の形状にされ、係止片の数が8のように多数であるので係止強度を高くできる。
図1は、本考案に係る第1のタイプの缶用広告表示体を示す斜視図、図2は、同底面図、図3は、第1のタイプの缶用広告表示体の使用例を示す斜視図、図4は、第1のタイプの缶用広告表示体の変形例を示す斜視図、図5は、本考案に係る第2のタイプの缶用広告表示体を示す斜視図、図6は、同底面図、図7は、第2のタイプの缶用広告表示体の使用例を示す斜視図、図8は、第1のタイプの缶用広告表示体のブランク板を示す図、図9は、同ブランク板の組み立て図、図10は、第2のタイプの缶用広告表示体のブランク板を示す図、図11は、同ブランク板の組み立て図、である。
図1は、本考案に係る第1のタイプの缶用広告表示体を示す斜視図である。
図1の缶用広告表示体10は、印刷済みの板紙を打ち抜いて作製された一枚のブランク板から組み立てられるもので、上蓋部を覆う広告表示紙11は円形にされている。
広告表示紙11のサイズは取り付けるべき缶体C(図3参照)における上蓋部Caと同等の大きさ、あるいは缶の胴径がつくる円形面積と同程度のサイズになっている。
ビール缶等の場合、缶の胴部の直径よりも上蓋部Caの直径はやや小さくされ、缶底の糸尻の直径はなお小さく、上蓋部Caの中に糸尻が納まるようにされている。縦に積み立て易くするためと考えられるが、この胴径(胴の最大径)がつくる面積よりも広告表示紙11が過度に大きい場合は、缶体Cを密接して立てた場合に隣接した缶に接触して広告表示紙11が変形してしまうことが多くなるからである。
広告表示紙11は、缶体Cの上縁外周を覆う帯紙12に接続している。接続は広告表示紙11の対向する2箇所、例えば、上下端部または左右端部S1,S2でされるが、帯紙12に連接して切り抜かれた2枚の用紙の重ね合わせによりされるものである。この場合、下面となる用紙は上面と同形であってもよく、上面の広告表示紙11を糊で固定するだけの大きさであってもよい。後者の場合は、下面の用紙は糊付け用紙片としての役割のみをするので形状は任意にできる。以下の各図では同形の用紙の場合を図示している。
この組み立て構造の詳細については後述する。帯紙12にも印刷表示等を設けることができるものである。
アルミ製のビール缶の場合、250ml、350ml、500ml缶では、上蓋部外径が57.3mm、内径が56.2mm程度、胴部直径が66mm程度となり、胴部よりも上蓋部直径がやや小さくされている。缶底の糸尻の外径は53mm程度となる。
なお、135ml缶では上蓋部外径が51mm程度、胴部直径が53mm程度となっている。ジュース缶等のスチール缶では、直径53mm程度の直円筒状やビール缶と同様に上蓋部が小さくされているもの等がある。
缶用広告表示体10の底面図は、図2のようになる。図2の場合は、舌状の係止片13を4枚有しているが、この形状や数は任意に調製できる。缶用広告表示体10を上蓋部Caに嵌め込みした際に、係止片13が帯紙12の内側に反転し、缶体Cの上端の巻締め部Cmの下縁に係止するので、缶用広告表示体10を固定できる。従って、係止片13の高さh1は帯紙12の幅w1よりは巻締め部Cmの厚みの1〜2mm程度短かくする。
缶用広告表示体10を缶体Cに取付けした際の各係止片13が内側に反転する角度の大小により缶胴の各種の径に適合できるので、広告表示紙11が胴部直径よりも大きくなることを問題にしなければ、250ml缶用に製作した缶用広告表示体10を135ml缶やジュース用のスチール缶等にも適用することもできる。
図3は、第1のタイプの缶用広告表示体の使用例を示す斜視図である。
図3(A)のように、組み立てした缶用広告表示体10を缶体Cに対して嵌め込みすると、図3(B)のように、広告表示紙11がプルトップ部Cp等の上蓋部Caを隠蔽し、係止片13が帯紙12の内側に反転して、巻締め部Cmの下縁に係止するので缶用広告表示体10を缶体Cに簡単に固定できる。このように取り付けられた缶用広告表示体10は帯紙12部分を把持して持ち上げても外れることはない。また、缶用広告表示体10を取り付けた状態でも缶体Cを重ね積みできる。
図4は、第1のタイプの缶用広告表示体10の変形例を示す斜視図である。この例では上蓋部を覆う広告表示紙11が8角形の形状にされている。このように、広告表示紙11は多角形状にすることができ、好ましい多角形は、6乃至10角形となる。変形例の帯紙12や係止片の構造は、図1の実施形態と同様にできる。
図5は、本考案に係る第2のタイプの缶用広告表示体を示す斜視図である。
図5の缶用広告表示体20も、印刷済みの板紙を打ち抜いて作製された一枚ものからなるもので、上蓋部を覆う広告表示紙21は8角形の形状をしている。8角形のサイズ(最大差し渡し径)は取り付けする缶体Cにおける上蓋部Caの外径を納める大きさ、あるいは缶の胴径がつくる円形面積と同程度の大きさにする。缶の胴径がつくる面積より過度に大きい場合は、缶体Cを密接して立てた場合に変形してしまうことがあるからである。
広告表示紙21は、缶体Cの上縁外周を覆う帯紙22に8角形の1の辺で接続し、他の辺は組み込みして一体の構造物になるようにされている。従って、全体の外観は8角形の桶蓋の形状となる。この組み立て構造の詳細については後述する。帯紙22にも広告表示等を設けることができるのも同様である。
缶用広告表示体20の底面図は、図6のようになる。図6の場合は、半円形の係止片23を8枚有している。この半円形の係止片23は強度が高く、8枚あれば強固に缶体Cに係止するが、この数や形状は任意に調製できる。この係止片23により、缶用広告表示体10を缶体Cの上蓋部Caに嵌め込みした際に、係止片23が帯紙22の内側に反転し、缶体の上端の巻締め部Cmの下縁に係止するので、缶用広告表示体20を固定できる。
係止片23の高さh2は、帯紙22の幅w2よりは、1〜2mm短い長さとなる。
図7は、第2のタイプの缶用広告表示体の使用例を示す斜視図である。図7(A)のように、組み立てした缶用広告表示体20を缶体Cに対して嵌め込みすると、図7(B)のように、上蓋部Caを覆う広告表示紙21がプルトップ部Cp等の上蓋部を隠蔽し、係止片23が帯紙22の内側に反転して、巻締め部Cmの下縁に係止するので缶用広告表示体21を缶体Cに簡単に固定できる。このように嵌め込みされた缶用広告表示体20は、帯紙22を把持して持ち上げても外れることはない。
図8は、第1のタイプの缶用広告表示体のブランク板を示す図、図9は、同ブランク板の組み立て図、である。なお、ブランク板とは、印刷紙を打ち抜いて作製された一枚ものの板紙をいう。缶用広告表示体10のブランク板は、2枚の上蓋部Caを覆う広告表示紙11A,11Bが直線状に伸びた帯紙12に接続した状態で打ち抜きされる。
広告表示紙11は、例えば直径64mmの円形等にできるが、形状は前記のように多角形状であってもよい。この広告表示紙11A,11Bの接続点S1,S2間の距離は上蓋部の円周の半分程度の長さになるようにされている。
広告表示紙11Aを上面とし、11Bを下面用紙とする場合は、前記のように、下面用紙11Bは、広告表示紙11Aを糊付けして固定する糊付け用紙片と考えてよい。この場合は、糊付け面積を有すればよく円形等に限られず任意の形状にできる。
帯紙12は、両端部を重ねて接着しリング形状にして使用するものである。当該リングの直径が、缶体上縁外周に嵌め込みできる大きさにする。例えば、帯紙12は、幅15m〜20mm程度とし、長さは、缶胴の円周よりは15mm〜20mm程度長くして、両端部間を接着できる余地を残すようにする。帯紙12の広告表示紙11A,11Bとは反対側には、複数の係止片13を有している。図8の場合、4つの片であるが数はもっと多くても構わない。
ブランク板を組み立てする場合は、図9(A)のように帯紙12の両端間を接着した後、2枚の広告表示紙11A,11Bを重ね合わせ、両表示紙間を糊付けして接着する。
係止片13は、帯紙12が形成する環の内側に向けて、帯紙12との付け根の破線(押し罫)部分で折り曲げする。これにより、第1のタイプの缶用広告表示体10が完成する(図9(B))。
用紙には上質紙や板紙を使用でき、耐水性を持たせたものでもよい。缶の積み立て性等から余り厚くなくてもよく、80〜200g/m2 程度のものが適当と考えられる。
図10は、第2のタイプの缶用広告表示体のブランク板を示す図、図11は、同ブランク板の組み立て図、である。このブランク板も一枚ものの板紙からなっている。
第2のタイプでは、上蓋部を覆う広告表示紙21は、8角形の1枚の板紙からなっている。8角形の形状の1の辺は、直線状に伸びた帯紙22に接続しており、当該1の辺から1つ置き毎の辺になる他の3辺には差し込み片24が接続している。差し込み片24は付け根部分の破線(押し罫)から直角に折り曲げして使用する。広告表示紙21は、例えば最大差し渡しが、65mmの正8角形にできる。形状は他の多角形状でも可能であるが、缶体Cの上蓋部Caに合致した形状としては8角形が適切である。
帯紙22の差し込み片24が差し込まれる部分は、直線状に切断されており、差し込み片24に対面しない辺には、広告表示紙21を受ける支持片25が形成されている。支持片25は帯紙22の破線(押し罫)から直角に曲げて使用する。当該支持片25は、広告表示紙21の下面側になる用紙で外観からは見えないから、形状等は統一されていなくてもよい。図10の場合、支持片25a,25bは、打ち抜きした残りの部分の形状のままにされている。帯紙22の支持片25とは反対側には、缶体の巻締め部Cm下縁に係止する係止片23が形成されている。図10の場合、半円形の8個の係止片23が形成されているが、4個にしてもよく、他の形状にしてもよい。ただし、図10のように半円形にすれば頑丈な係止片になる。係止片23の高さh2は、帯紙22の幅w2よりも1〜2mm短い長さにする。前記のように巻締め部Cmの厚みを考慮するものである。
図10のブランク板を組み立てする場合は、図11(A)のように帯紙22を8角形に折り曲げ、両端間を接着した後、広告表示紙21の組み込み構造を形成する差し込み片24を帯紙22に沿って交互に差し込みする。係止片23は、帯紙22が形成するリングの内側に向けて、帯紙22との付け根部分の破線(押し罫)で折り曲げする。これにより、第2のタイプの缶用広告表示体20が完成する(図11(B))。
<第1のタイプの缶用広告表示体>
印刷工程において、坪量120g/m2 の板紙(三菱製紙株式会社製「耐水紙」)の表面に多面付けにより絵柄を多色印刷した。絵柄は、ビールの新製品キャンペーン等のものとした。次に、打ち抜き工程において、図8のブランク板の形状に打ち抜きした。
なお、上蓋部を覆う広告表示紙11A,11Bは共に直径64mmの円形とした。帯紙12は、幅15mmで、長さが207mmの直線状になるようにし糊付け部分15mmを付加する合計長さが222mmの長さになるようにした。係止片13は高さ14mm、幅10mmとなるようにし、4片設けた。
打ち抜き後、帯紙12の両端間は両面粘着テープで接着し、広告表示紙11A,11Bを帯紙12の作るリングの内側に折り曲げして両表示紙を重ね合わせ、その間を接着剤で接着した。これにより本考案の第1のタイプの缶用広告表示体10が完成した。
<第2のタイプの缶用広告表示体>
印刷工程において、坪量120g/m2 の板紙(三菱製紙株式会社製「耐水紙」)の表面に多面付けにより絵柄を多色印刷した。絵柄は、ビールの新製品キャンペーン等のものとした。次に、打ち抜き工程において、図10のブランク板の形状に打ち抜きした。
なお、上蓋部を覆う広告表示紙21は一辺が27mmの正8角形になるようにした。帯紙12は、幅18mmの直線状になるようにし糊付け部分15mmを付加する合計229mmの長さになるようにした。係止片13は、底辺の幅25mmで、高さ14mmの略半円形となるようにし、図10のように8つの片を設けた。
打ち抜き後、帯紙22を折り線で8角形に折り曲げしてから両端間を両面粘着テープで接着し、広告表示紙21の各差し込み片24を帯紙22の作る8角形の外枠内に差し込みした。これにより本考案の第2のタイプの缶用広告表示体20が完成した。
上記した本考案の缶用広告表示体10,20は、上質紙や板紙製として低コスト、環境対応とすることができる。或いは、樹脂系の材料で作製するなど、必要に応じて耐水性を持たせることもできる。さらには、マットコート紙を用いてインクジェット印刷を可能にすることもできる。広告表示紙の表面や裏面にスクラッチ印刷による籤を設けたり、ポイント券を印刷することもできる。
本考案の缶用広告表示体は、一般に用いられているプルトップ型のアルミ缶、スチール缶の何れにも対応することができる。そして、缶ビールや缶ジュースなどの飲料缶に販促用として取り付けて使用するのが好適である。
本考案に係る第1のタイプの缶用広告表示体を示す斜視図である。 同底面図である。 第1のタイプの缶用広告表示体の使用例を示す斜視図である。 第1のタイプの缶用広告表示体の変形例を示す斜視図である。 本考案に係る第2のタイプの缶用広告表示体を示す斜視図である。 同底面図である。 第2のタイプの缶用広告表示体の使用例を示す斜視図である。 第1のタイプの缶用広告表示体のブランク板を示す図である。 同ブランク板の組み立て図である。 第2のタイプの缶用広告表示体のブランク板を示す図である。 同ブランク板の組み立て図である。
符号の説明
10,20 缶用広告表示体
11,21 広告表示紙
12,22 帯紙
13,23 係止片
24 差し込み片
25,25a,25b 支持片
C 缶体
Ca 上蓋部
Cp プルトップ部
Cm 巻締め部

Claims (5)

  1. 缶体の上蓋部を覆う広告表示紙と、当該広告表示紙に両端で連接し缶体の上縁部外周を覆う帯紙とからなる紙製広告表示体であって、該帯紙は缶体に嵌め込みした際に巻締め部下縁に係止する複数の係止片を有することを特徴とする缶用広告表示体。
  2. 前記広告表示紙が缶の上蓋部に納まる形状であり、円形または6乃至10角形の用紙からなることを特徴とする請求項1記載の缶用広告表示体。
  3. 前記広告表示紙をその下面で固定する糊付け用紙片を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の缶用広告表示体。
  4. 缶体の上蓋部を覆う8角形の広告表示紙と、当該広告表示紙に1の辺で連接し缶体の上縁部外周を覆う帯紙とからなる紙製広告表示体であって、当該広告表示紙と帯紙が前記1の辺以外の他の辺では相互に組み込み構造を形成すると共に、帯紙の下辺には、缶体に嵌め込みした際に巻締め部下縁に係止する複数の係止片を有することを特徴とする缶用広告表示体。
  5. 複数の係止片が、それぞれ半円形の形状を有し、係止片の数が8であることを特徴とする請求項4記載の缶用広告表示体。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017088243A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 邦昭 荒 蓋の裏面の利用の発明

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