JP3126172B2 - レーザ加工機の光軸防塵装置 - Google Patents

レーザ加工機の光軸防塵装置

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JP3126172B2
JP3126172B2 JP03237622A JP23762291A JP3126172B2 JP 3126172 B2 JP3126172 B2 JP 3126172B2 JP 03237622 A JP03237622 A JP 03237622A JP 23762291 A JP23762291 A JP 23762291A JP 3126172 B2 JP3126172 B2 JP 3126172B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ加工機の光軸防
塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ加工機はレーザ発振器より
発振されたレーザビームを、加工すべきワークピースに
照射するため、複数のベンドミラー等によって屈折させ
て加工ヘッドに導いていた。しかるに、この加工ヘッド
は前記ワークピースの上方を移動しなければならず、そ
のために、例えば加工ヘッドを一軸上に移動させ、ワー
クピースを直交する他軸上に移動させて加工していた。
【0003】この加工ヘッドは一軸方向に移動するテー
ブルの上方部に設けられた上部フレームに架設されたボ
ールネジ等に係合され、このボールネジの回転によって
一軸上を移動されるように構成されていた。そして、前
記ベンドミラーはこのボールネジの軸方向に設けられ、
軸上に係合された加工ヘッドにレーザビームを導くよう
に形成されていた。これらのボールネジやベンドミラー
の光軸に塵埃等の入るのを防止するため、前記加工ヘッ
ドを中心とした軸方向の左右側には伸縮自在なジャバラ
状の防塵カバーが設けられ、この防塵カバーが加工ヘッ
ドの移動に伴って伸縮して防塵を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成よりなる従来の防塵カバーでは、加工ヘッドの移動に
伴って防塵カバーの一方が伸縮し他方が縮少することか
ら、一方の容積が大となり他方が少となるため外気を吸
込み、したがって塵埃をも吸込んでベンドミラー等を汚
染するという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、レーザ加工ヘッドを収納するカバ
ー本体内に、上記レーザ加工ヘッドを支持して移動自在
のエンドレスベルトを設け、このエンドレスベルトの1
部によって前記カバー本体内を密閉した構成において、
前記レーザ加工ヘッドに備えたベンドミラーの反射方向
に対してエンドレスベルトを傾斜して設けると共に、上
記ベンドミラーを、前記エンドレスベルトによって囲繞
された空間から突出した位置に配置して設けた構成であ
る。
【0006】
【実施例】まず、本発明の参考例を図1および図2によ
って説明する。
【0007】図1および図2において、光軸防塵装置1
はカバー本体3と内装されたレーザ加工ヘッド5とによ
って構成されている。カバー本体3は上下方向の両端部
を内側に折曲した左右側板7と、この左右側板7の上面
に取付けられる外装板9と、この外装板9に隙間なく密
接し左右側板7の両端部に被着される蓋部11とによっ
て構成されている。
【0008】前記左右側板7の略々4隅に相当する部分
には、左右全く対称的にボス部13がそれぞれ設けてあ
って、このボス部13には回転自在なローラ15が各1
本宛で4本のローラ15が架設され、このローラ15の
幅方向の長さによって左右側板7のほば幅方向が決定さ
れる。
【0009】これら4本のローラ15はその端面に鍔状
の端部が突出されており、この両端部間にはスチール製
のエンドレスベルト17が張設されるようになってい
る。このエンドレスベルト17は前記ローラ15の1本
が駆動されることによって、前記各ローラ15を介して
左右何れの方向へでも送られる構成になっている。図1
には示していないが、前記エンドレスベルト17にはテ
ンション装置が設けてあって、確実に張設されておりス
リップは発生しない。
【0010】前記外装板9は前記左右側板7の上部の折
曲端面に固着されるようになっている。この外装板9に
対して左右側板7の下部折曲端面には、前記したエンド
レスベルト17の外部縁19を上下方向から挟み挿通さ
せる溝状のシール21が取付けてある。このシール21
の長手方向は前記外装板9と同じ長さで形成されてい
る。
【0011】前記蓋部11は前記左右側板7の長手方向
の端面を覆って被着される蓋体で、左右方向より被せら
れ外装板9の端面に当接し、その左右は前記左右側板7
に密接するようになっている。また、蓋部11の下部内
側面にはシールド用部材23が設けてあって、前記エン
ドレスベルト17の外周面に当接されている。したがっ
て、この蓋部11を被着させることによってカバー本体
3は密閉された状態に保たれるように構成されている。
【0012】前記レーザ加工ヘッド5は、レーザノズル
(図示せず)を下端に取付けるマウント本体25と、こ
のマウント本体25上に設けられ、レーザビームをレー
ザノズルに導くためのベンドミラー27とより構成され
ている。このレーザ加工ヘッド5のマウント本体25
は、前記エンドレスベルト17に設けられた貫通孔を介
して、エンドレスベルト17に垂直方向に隙間なく固定
されている。
【0013】このマウント本体25の上部に設けられた
ベンドミラー27の反射方向は垂直方向であってエンド
レスベルト17に対して直交する方向である。このベン
ドミラー27の反射方向の中心上には外部から入射され
るレーザビームをベンドミラー27に導くための入射ベ
ンドミラー29が設けてある。したがって、光軸防塵装
置1の外部に設けられたレーザ発振器(図示せず)より
発振されたレーザビームは、入射ベンドミラー29によ
り屈折されレーザ加工ヘッド5のベンドミラー27によ
りさらに屈折され、マウント本体25内を通過してレー
ザノズルに導かれる。
【0014】図3は本発明に係る実施例である。この実
施例はレーザ加工ヘッド5Aを前記参考例のものと同様
に垂直方向に設け、このレーザ加工ヘッド5Aのマウン
ト本体25Aに対して、エンドレスベルト17Aを傾斜
させて設け、このエンドレスベルト17Aにマウント本
体25Aが固定してある。この固定によりマウント本体
25Aの上部に設けたベンドミラー27Aは、エンドレ
スベルト17Aによって囲繞された空間内から外方に突
出するように配置された態様に構成してある。
【0015】エンドレスベルト17Aは傾斜された状態
で4本の互に平行状態を保って配されたローラ15Aに
張設されている。これらのローラ15Aはカバー本体3
Aの内側面に設けられたボス部13Aに回転自在に係合
されている。カバー本体3Aは上記した各部材を収納す
べく変形した五角形状の構成をなし前記マウント本体2
5Aの一部を傾斜したカバー本体3Aの底面側より垂直
方向に突出させてある。この底面側でエンドレスベルト
17Aの外部縁19Aの両側にはシール21Aが設けて
あって、このシール21Aによって外気とは遮断された
構成になっている。
【0016】このように構成された本実施例の光軸防塵
装置1Aでは、レーザビームがエンドレスベルト17A
に囲繞された空間外を通過されるため、入射ベンドミラ
ーは不要となり、レーザ発振器からのレーザビームはレ
ーザ加工ヘッド5Aのベンドミラー27Aに直接照射可
能となる。
【0017】以上述べたように、本実施例の光軸防塵装
置1Aは、いずれもレーザ加工ヘッド5Aの移動によっ
ても、カバー本体3A内の容積を変化させることはな
く、外気を吸込むことがないのでベンドミラー等を汚染
させずに効率のよいレーザ加工を行うことができる。ま
た、エンドレスベルトに囲繞された空間内に余分なベン
ドミラーが不要となり、構成がより簡単になる。
【0018】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より明らかな
ように、本発明においては、レーザ加工ヘッドを収納す
るカバー本体内に、レーザ加工ヘッドを支持したエンド
レスベルトを移動自在に設け、このエンドレスベルトの
1部によって前記カバー本体内を密閉した構成であるか
ら、カバー本体内の防塵効果が得られると共に内部容積
の変化により外気を吸い込むようなことがなく、前述し
たごとき従来の問題が解消される。
【0019】またレーザ加工ヘッドに備えたベンドミラ
ーの反射方向に対してエンドレスベルトが傾斜した構成
であり、かつエンドレスベルトによって囲繞された空間
から突出した位置に前記ベンドミラーを設けた構成であ
ることにより、例えばレーザ発振器からのレーザビーム
を前記ベンドミラーへ直接入射可能であり、エンドレス
ベルトによって囲繞された前記空間内に余分なベンドミ
ラーを配置する必要がなく、構成の簡素化を図ることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例のレーザ加工機の光軸防塵装置
の側面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】本発明の実施例によるレーザ加工機の光軸防塵
装置の左側面図である。
【符号の説明】
1A 光軸防塵装置 3A カバー本体 5A レーザ加工ヘッド 17A エンドレスベルト 19A 外縁部 21A シール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工ヘッドを収納するカバー本体
    内に、上記レーザ加工ヘッドを支持して移動自在のエン
    ドレスベルトを設け、このエンドレスベルトの1部によ
    って前記カバー本体内を密閉した構成において、前記レ
    ーザ加工ヘッドに備えたベンドミラーの反射方向に対し
    てエンドレスベルトを傾斜して設けると共に、上記ベン
    ドミラーを、前記エンドレスベルトによって囲繞された
    空間から突出した位置に配置して設けたことを特徴とす
    るレーザ加工機の光軸防塵装置。
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WO2012073677A1 (ja) * 2010-11-29 2012-06-07 三菱電機株式会社 レーザ加工機の光路構造
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