JP2725326B2 - 磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動機構 - Google Patents

磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動機構

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、磁気ディスク装置の磁気ヘッドをリニア
パルスモータで駆動する形式の磁気ヘッド駆動機構に関
し、特に、リニアパルスモータに対する防塵機能を向上
させた磁気ヘッド駆動機構に関する。
[従来の技術] 磁気ヘッドを駆動するためのリニアパルスモータを備
えている磁気ディスク装置においては、磁気ディスク装
置全体をある程度、密封構造とし、リニアパルスモータ
に対する防塵効果を高めている。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように磁気ディスク装置全体をある程度密封構
造にしても、リニアパルスモータ自体は密封構造が完全
でないために、磁気ディスク挿入口から侵入した、ほこ
り等の異物が、リニアパルスモータ内部に入ってしまう
ことがある。このような異物により、リニアパルスモー
タの正常な動作が妨げられることがある。
この発明の目的は、リニアパルスモータ内部に異物が
侵入しにくいような磁気ヘッド駆動機構を提供すること
である。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明に係る磁気ヘ
ッド駆動機構は、以下の特徴を有している。すなわち、
磁気ディスク装置の磁気ヘッドをリニアパルスモータで
駆動する磁気ヘッド駆動機構において、 固定子と、 磁気ヘッドを搭載した、直線運動をする可動子と、 前記可動子の一端に連結されて、前記固定子の一端を
取り囲む可撓性のカバー部材と、 前記カバー部材を案内する湾曲したガイド部材とを有
することを特徴としている。
[作用] リニアパルスモータの可動子が固定子に対して相対直
線運動をするときに、可動子と固定子との間に異物が侵
入しやすい。そこで、可動子が直線運動をしたときに
も、可動子と固定子との間を保護できれば異物の侵入を
防ぐことができる。
この発明では、可動子に可撓性のカバー部材を連結し
ている。固定子と対向している可動子が直線運動をする
と、固定子の一端が露出することになるが、この露出部
分を、カバー部材によって保護している。カバー部材
は、固定子の一端を取り囲むようになっていて、可動子
の移動に伴って、湾曲したガイド部材に案内される。こ
れにより、固定子の一端は、常にカバー部材で保護さ
れ、外部に露出することがない。
[実施例] 次に、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
第1図はこの発明の一実施例の磁気ヘッド駆動機構の
斜視図である。第2図はその縦断面図、第3図はその平
面図である。
これらの図において、固定子11の上に、ころがり軸受
16があり、さらに、その上に可動子12が載っている。可
動子12は、第2図の左右方向へ移動できる。可動子12の
後端(第2図の右端)の上面には、可撓性のカバー部材
15の一端が固定されている。その上には、取り付け台17
が固定されている。カバー部材15と取り付け台17は、可
動子12の動きに連動する。固定子11の側面には、湾曲し
た一対のガイド部材14があり、カバー部材15は、このガ
イド部材14の内側で案内される。カバー部材15の他端
は、固定子11の下側まで回り込んでいる。
取り付け台17には、板ばね18の一端がねじ止めされて
いる。この板ばね18の他端には磁気ヘッドホルダ13が固
定され、その先端には、第一の磁気ヘッド19が取り付け
られている。この第一の磁気ヘッド19は、可動子12の先
端部12aに取り付けられた第二の磁気ヘッド20と向かい
合っている。したがって、第一の磁気ヘッド19と第二の
磁気ヘッド20とは、可動子12の動きに連動して、同時
に、同距離だけ移動する。
次に、この磁気ディスク駆動機構の動作について第4
図と第5図を用いて説明する。
第4図は、第2図において可動子12を磁気ディスクの
内周側(第2図の左方向)へ移動させたときの縦断面図
である。従来の駆動機構では、可動子12が左方向へ移動
すると、固定子11の後端部11aが露出して、異物が固定
子11の上に落ちることがある。これに対して、この実施
例の場合は、第4図に示すように、カバー部材15が、可
動子12の移動に連動して、ガイド部材14の内側に沿って
移動し、固定子の後端部11aは外部に露出することがな
い。また、固定子11の先端部11bにおいては、可動子12
がひさしの役を果たしているので、異物は、可動子12と
固定子11の間に侵入することはない。
第5図は、可動子12を磁気ディスクの外周側(第2図
の右方向)へ移動させたときの縦断面図である。この場
合も、第4図と同様に、可動子12と固定子11の間に異物
が侵入することはない。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明は、可動子に可撓性のカ
バー部材を取り付けて、このカバー部材で固定子の一端
を取り囲むようにしている。そして、カバー部材を可動
子の動きに連動させて、湾曲したガイド部材に沿って案
内するようにした。これにより、可動子が移動しても、
固定子は常にカバー部材で覆われることになる。したが
って、可動子と固定子との間に異物が侵入する恐れがな
くなる。
このような磁気ヘッド駆動機構を備えた磁気ディスク
装置は、工場内や、ほこり等の多い事務所内でも信頼性
を損なわずに使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の斜視図、 第2図はこの実施例の縦断面図、 第3図はこの実施例の平面図、 第4図はこの実施例の別の状態の縦断面図、 第5図はこの実施例のさらに別の状態の縦断面図であ
る。 11……固定子 12……可動子 14……ガイド部材 15……カバー部材 19,20……磁気ヘッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスク装置の磁気ヘッドをリニアパ
    ルスモータで駆動する磁気ヘッド駆動機構において、 固定子と、 磁気ヘッドを搭載した、直線運動をする可動子と、 前記可動子の一端に連結されて、前記固定子の一端を取
    り囲む可撓性のカバー部材と、 前記カバー部材を案内する湾曲したガイド部材とを有す
    ることを特徴とする磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動
    機構。
JP30991288A 1988-12-09 1988-12-09 磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動機構 Expired - Fee Related JP2725326B2 (ja)

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