JP3126108B2 - プリント済みの媒体上に耐久性の画像を付与する方法 - Google Patents

プリント済みの媒体上に耐久性の画像を付与する方法

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JP3126108B2
JP3126108B2 JP08310402A JP31040296A JP3126108B2 JP 3126108 B2 JP3126108 B2 JP 3126108B2 JP 08310402 A JP08310402 A JP 08310402A JP 31040296 A JP31040296 A JP 31040296A JP 3126108 B2 JP3126108 B2 JP 3126108B2
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5254Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0054After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or film forming compositions cured by thermal means, e.g. infrared radiation, heat

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はインク−ジェットプリント法を用
いてプリント済みの画像を付与する方法に関し、さらに
詳しくはすぐれた耐久性、耐水性およびこすれ耐性をも
つプリント画像を付与する方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】インク−ジェットプリントは、コンピュー
ターにより生成されるような、電気的のシグナルに応じ
て情報記録をするための非衝撃的方法の1つである。プ
リンター中で、電気シグナルはインクの小滴を生成し、
これは典型的に紙である基体上に沈着される。インク−
ジェットプリンターはその速やかなプリント速度、比較
的に静かな作動、書写能力、および低いコストなどによ
り広く市場的に受け入れられている。
【0003】現在のインク−ジェットプリントの利用に
際しては、プリント用媒体典型的に普通の紙の上に、文
字および図形情報をプリントするために数種のインク
(代表的に黒、シアン、マゼンタおよびイエロー)が使
用される。このインクは主として水で構成され、色素か
またはピグメント分散物である着色材を含んでいる。色
素は光に当てると退色するからピグメント分散物が好ま
しく、この分散物により大いに改良された光安定性が与
えられる。インクはまたノズルの目詰まりを防ぐため一
般に多価アルコールを含んでおり、また種々の添加剤を
含むことができる。このようなインクと普通の用紙は現
在実用されている卓上出版、ここではごく少量の紙のみ
がプリントされる文字と図形情報とを受け入れるような
ものに好適である。
【0004】また商業的印刷およびデスク出版のような
応用のために、インク−ジェット技術を使用して高品質
の着色絵画的情報(写真のような)を再現することが望
まれる。しかしながら、これらの応用に際して、プリン
ト用媒体は典型的な着色図形中に含まれている、種々の
色相、色彩および色調を正しく再現するために、実質的
にさらに多量の黒および着色インクを受け入れることに
なろう。たとえば、プリント用媒体は普通の商業的印刷
において、200%までかまたはさらに多くの被覆率を
受け入れることが予期される。
【0005】通常の紙はいくつかの理由でこのような高
品質の利用には適していない。現在の特別なインク−ジ
ェット用媒体は、色素が媒体に結合するようビヒクル吸
収性の成分を使用している。この目的はにじみ出しを減
少するためで、これにより1つの色が隣り合う色の中に
侵入することが最小とされるのである。その結果、現在
の媒体は本来的に湿気に感受性で、取扱いで損じ易く、
そして手指の汚れを受け易い。さらに、ビヒクル吸収性
の成分は水溶性のポリマーであり、これはプリント速度
をおそくする。これに加えて水吸収性の成分は、紙を湿
気と汚れに対し全く敏感とするのである。したがって、
画像域と非画像域の両方ですぐれた耐久性、耐水性、お
よび汚れ耐性を有する、プリント済み画像を与える方法
に対しての必要性が存在する。特別な必要性は、高品質
で着色した絵画的情報を再現することができ、これによ
り商業的印刷の諸要請に合致するような方法に対し存在
するのである。
【0006】
【発明の要点】本発明は、 (a) 少なくとも6,000の分子量、少なくとも1
つのカルボン酸、および少なくとも1つの架橋化可能な
基を有する少なくとも1つの架橋化性の熱可塑性ポリマ
ーを含有する、親水性の熱可塑性ポリマー塗膜を担持す
る基体からなるプリント用媒体を用意し; (b) この熱可塑性ポリマー塗膜上に水性のインク画
像をプリントし;そして (c) このプリント済み画像をほぼ100〜190℃
の範囲の温度に約5秒〜30分間加熱し、その結果
(1)該塗膜を軟化してインク着色材の少なくとも1部
をその内部に閉じ込め、そして(2)この塗膜を架橋化
して疎水性マトリックスを形成することをこの順序で行
うことからなる、耐久性のプリント済み画像を形成する
ための方法を提供するものである。
【0007】この塗膜は、カルボン酸基(1つまたは複
数)と架橋化可能性基(1つまたは複数)の両方を有す
る、単一の熱可塑性ポリマーで構成することもできる
し、あるいはこれらの各基が別々のポリマーの構成成分
として存在する、各ポリマーの混合物で構成することも
できる。本発明はピグメントまたは色素の着色材を含有
するインクにより実施することができる。好ましい具体
化例において、この媒体塗膜はまた硬化した塗膜のひび
割れを阻止する中和性成分を含むこともできる。 この方法はプリントの利用に際し一般に有用性をもち、
そして文字に加えて絵画的情報のプリントを含むインク
−ジェットプリントへの利用にとくに有用性をもってい
る。したがって、この方法は商業的の印刷に際してとく
に有用性をもっている。
【0008】
【発明の具体的説明】
〔プリント用媒体〕本発明の実施に際して使用されるプ
リント用媒体(すなわち、インク−ジェット記録シー
ト)は、少なくとも6,000の分子量をもつ架橋結合
可能な熱可塑性ポリマーからなる、親水性塗膜を担持す
る基体から構成されている。この熱可塑性ポリマーは、
少なくとも1つのカルボン酸基と少なくとも1つの架橋
化性基とをもつ1つのポリマーとすることができ、ある
いはそれぞれカルボン酸基(1つまたは複数)と架橋化
性基(1つまたは複数)とをもつ相溶性のポリマーの混
合物とすることもできる。ここで使用している“親水
性”の用語は、浸透剤のような有機性の成分を含むこと
があり、熱可塑性のポリマー性塗膜中に吸収される水性
のインクキャリアーを意味しており、そして“相溶性”
の用語はポリマーの混合物が均一な塗膜を形成し、その
ため塗膜上にプリントした画像に画質を損ねる不都合な
光散乱を示さないことを意味している。混合物は単一相
であるかまたは微細な分散物のいずれかである。
【0009】熱可塑性ポリマー塗膜は最初は親水性であ
り、そのためこれはプリントステップに際して水性のイ
ンクキャリアーを容易に吸収する。プリント後に、塗膜
は100〜190℃の範囲の温度の加熱に際し軟化し、
そしてインクの着色材をその内部に閉じ込める。つい
で、塗膜は耐久性の疎水性マトリックスを形成するよう
架橋化する。典型的に、この閉じ込めと架橋化は5秒〜
30分の間に生成する。親水性は選定した熱可塑性ポリ
マー上のカルボン酸基の存在により与えられる。架橋化
性は代表的にヒドロキシル、エポキシ、アミン、イソシ
アネート、アミド、および/またはアクリルアミドの各
基のような架橋化性基の存在により与えられる。有用な
塗膜を形成するために、熱可塑性ポリマーまたはその混
合物は少なくとも6,000の、好ましくは10,000
の分子量を有している。カルボン酸基と架橋化性基の両
方をもっている、代表的な単一のポリマーには、N−t
−オクチルアクリルアミド40%/メチルメタクリレー
ト34%/アクリル酸16%/ヒドロキシプロピルメタ
クリレート6%/t−ブチルアミノエチルメタクリレー
ト4%から形成されたインターポリマーで、ほぼ50,
000の分子量を有するものが含まれる。
【0010】混合物が用いられるとき、成分Aは(1)
アクリル酸、メタアクリル酸、オレフィン系のジカルボ
ン酸(たとえば、マレイン酸またはイタコン酸)、また
はオレフィン系のジカルボン酸無水物(たとえば、マレ
イン酸またはイタコン酸の無水物)などと、(2)低級
アルキル(すなわち、1〜6の炭素原子)アクリレート
またはメタクリレートエステル、ジアルキルアミノアク
リレートまたはメタクリレート、スチレン、ビニルアセ
テート、ビニルエチルまたはメチルエーテル、ビニルピ
ロリドン、エチレンオキサイドなどとを共重合させたも
のから作られた親水性の、熱可塑性コポリマーである。
【0011】代表的なコポリマーは、メタクリレート
(37%)/エチルアクリレート(56%)/アクリル
酸(7%)のターポリマー、酸価76〜85、分子量2
60,000;メチルメタクリレート(61.75%)/
エチルアクリレート(25.75%)/アクリル酸(1
2.5%)のターポリマー、酸価100、分子量200,
000;スチレン/マレイン酸無水物半エステルコポリ
マーで、スチレン対マレイン酸無水物比が1.4/1〜
1.0/1、分子量が60,000〜215,000;ポ
リ(メチルビニルエーテル/マレイン酸);などを含む
ものから好都合に選択することができる。ブチルメタク
リレート/ジメチルアミノエチルメタクリレート(80
/20)のコポリマー、平均分子量11,000、のよ
うなアルキルアミノエチルメタクリレートを含むアクリ
ル系ポリマーもまた選択することができる。有用なコポ
リマーは溶液重合、乳化重合、などのような通常の重合
技術を使用して容易に作ることができる。
【0012】混合物の成分Bは架橋化性基を与えるもの
である。この目的のため選定することのできる代表的な
化合物にはポリビニルアルコール、ポリヒドロキシエチ
ルセルローズおよびポリヒドロキシメチルセルローズの
ようなセルローズ化合物、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド、ポリアミン、ポリイ
ソシアネート、ポリアクリルアミド、およびポリビニル
ピロリドンなどが含まれる。成分Bの分量は決定的なも
のではないが、成分Aがインク着色材を少なくとも部分
的に内部に閉じ込めた後、プリント後の熱処理中に成分
Aを架橋化するのに効果的な分量とされる。成分A対成
分Bの重量比は一般に20/80〜80/20の範囲、
好ましくは30/70〜70/30の間である。50/
50の重量比が一般に望ましい結果を与える。
【0013】好ましい具体化例において、塗膜は中和成
分を含むこともあり、硬化した塗膜のひび割れを最小と
しまたは、防止する。20〜100%、好ましくは40
〜100%の中和を与える揮発性の化合物(たとえば、
アンモニア;N,N−ジメチルエタノールアミン;トリ
エタノールアミン;2−アミノ−2−メチルプロパノー
ル)を、塗布液のpHを4.0以上に調整するために選定
でき、好都合であることが認められた。一般的に、この
目的に塗布液中に2〜8%の中和成分を存在させるのが
効果的である。塗膜はまたシリカまたはシリケート、ゼ
オライト、焼成カオリン、けいそう土、硫酸バリウム、
水酸化アルミニウム、または炭酸カルシウムなどのよう
な無機充てん剤を含むことができる。ポリマー対充てん
剤の割合は個々の化合物によりまちまちであるが、一般
に塗膜のダスティングを起こさないレベルに制限されよ
う。界面活性剤、可塑剤、湿潤剤、UV吸収剤、ポリマ
ー分散剤、脱泡剤、かび防止剤、酸化防止剤、ラテック
ス、媒染剤、増白剤、およびその他の添加剤を通常の目
的で含有させることができる。一般に、塗膜は熱可塑性
ポリマーかまたは前述の成分AとB混合物を、全塗膜組
成物の60〜100重量%、好ましくは80〜100重
量%の分量に含有している。
【0014】〔媒体の調製〕塗膜はシート状の基体面に
乾燥塗布量で、低被覆率画像用には2g/m2〜約10g
/m2の範囲に付与される。2g/m2より少ない乾燥塗布
量で、プリント中のインクの拡散は余りにも大である。
インクの拡散および/またはたまりを防止するために充
分な吸収能を与え、そして多孔質の基体のしわよりを最
少とするために適切な塗布量が必要とされるのである。
したがって、高被覆率画像用の塗布量の範囲は約5〜2
0g/m2、好ましくは約8〜15g/m2とすべきであ
る。塗膜はローラー塗布またはナイフ塗布(たとえば、
エアーナイフまたはトレーリングブレード(trailing b
lade)など)のような、通常の塗布技術を使用して基体
に対して付与することができる。
【0015】媒体の基体は所要の用途に応じて選択され
る。多孔質のコピー用紙かまたは非多孔質のポリエチレ
ン被覆のような紙基体が、一般的にインク−ジェットプ
リント用に選定されよう。マイラーRポリエステルフィ
ルムのような非多孔質基体は、媒体をオーバーヘッドプ
ロジェクターにより観察されるならば選択することがで
きる。ボール紙、ポリクラッド紙(polyclad paper
s)、または織物のような、その他の基体は特定の用途
のために選択することができる。
【0016】〔使用〕この媒体はピグメントかまたは分
散した色素着色材を使用する、市販のインク−ジェット
用インクに用いるのに特に適しているが、色素着色材を
もつインクに用いることもできる。ピグメントインクは
一般に米国特許第5,085,698号および1993年
8月28日公開の欧州特許出願第0556649A1号
中で述べられているブロックコポリマー分散剤か、また
はランダムまたはグラフトポリマー分散剤のような、ポ
リマー性の分散剤を含んでいる。各種の添加剤および助
溶剤が米国特許第5,272,201号中で述べられてい
るように、その他の一般的な目的に対しインクの乾燥時
間を改善するために存在している。
【0017】インクは熱またはバブルジェットプリンタ
ー、ピエゾ電気プリンター、連続フロープリンター、ま
たはバルブジェットプリンターなどのような通常の技術
を用いて塗布済みの媒体に対して付与される。ついで、
媒体は100〜190℃の範囲の温度で5秒〜30分間
硬化され、より高い温度ではより短い時間になる。一般
に所要の結果は30秒〜5分間140〜180℃に加熱
することにより達成される。この目的にはオーブンかま
たは放射線ヒーターを用いることができる。硬化中に、
媒体の塗膜中に存在する熱可塑性ポリマーは軟化し、少
なくとも部分的にインクの着色材をその内部に閉じ込
め、ついで架橋化する。得られるプリント済みの画像は
耐久性、耐水性そしてこすれ耐性である。この方法は絵
画的な情報と同時に文書および図形情報を、商業的なプ
リントまたはデスク−トップ的にプリントするのにとく
に有用であり、標識、旗などのような広いフォーマット
のプリントにも有用なものである。本発明を以下の各実
施例によりさらに説明するがこれに限定するものではな
い。
【0018】
【実施例】実施例中で使用したインクは以下の組成を有
しており、米国特許第5,310,778号の実施例1中
に述べられているのと類似の方法を用いて調製された。シアンインク: 成 分 分量(%) モノライトR GT751D、ゼネカ社製 0.81 エンジュロフタルブルー BT-617D、クックソンピグメント社製 2.19 ブチルメタクリレート/メチルメタクリレート//メタクリル酸 2.00 (BMA/MMA//MAA)(10/5//10)1 ジエチレングリコール 4.50 リポニクスR EG-1、リポケミカル社製 5.00 ムルトラノールR 4012、マイルス社製 2.50 ダントコルR DHE、ロンザ社製 1.00 脱イオン水 82.00 インクのピグメント対分散剤比は1.5:1
【0019】マゼンタインク: 成 分 分量(%) キンドR マゼンタ RV6803、マイルス社製 3.045 インドファストR ブリリアントスカーレット R6300、 0.455 (ピグメントレッド163、C.I.No.71145)、マイルス社製 ブチルメタクリレート/メチルメタクリレート//メタクリル酸 2.33 テトラ−エチレングリコール 8.70 2−ピロリドン 5.25 ムルトラノールR 4012、マイルス社製 2.50 ダントコルR DHE、ロンザ社製 0.50 脱イオン水 77.22 インクのピグメント対分散剤比は1.5:1
【0020】イエローインク: 成 分 分量(%) クロモタルR 8GN ピグメント、チバガイギー社製 5.00 ブチルメタクリレート/メチルメタクリレート//メタクリル酸 5.00 (BMA/MMA//MAA)(10/5//10)1 テトラ−エチレングリコール 4.00 リポニクスR EG-1、リポケミカル社製 5.00 2−ピロリドン 6.00 脱イオン水 72.50 インクのピグメント対分散剤比は1:1 1米国特許第5,310,778号中のポリマー3。同号中に記載のようにして作った。
【0021】黒インク: 成 分 分量(%) レーブンブラックピグメント、コロンビアンケミカル社製 3.60 ブチルメタクリレート/メチルメタクリレート//メタクリル酸 2.00 (BMA/MMA//MAA)(10/5//10)1 ジエチレングリコール 5.70 リポニクスR EG-1、リポケミカル社製 5.70 N−メチルピロリドン 0.90 ヌオセプトR 95、ハルスアメリカ社製 0.49 プロキセルR GXL 0.24 脱イオン水 81.67 インクのピグメント対分散剤比は1.8:1
【0022】実施例1 脱イオン水150g中にカルボセットR 526 12g
と12Mのアンモニア水2gとを加えて、カルボセット
R 526の6%水溶液を調製する。各固体を溶解するた
めかくはんした後、さらに水を溶液が200gとなるま
で追加した。 成 分 分量(重量部) ポリビニルピロリドン、K-30、(6%溶液) 60 カルボセットR 526、(B.F. グッドリッチ社製) 20 メチルヒドロキシプロピルセルローズ、MHPC-25 20 (2%溶液)(アクアロン)
【0023】インク−ジェット用媒体を作るため、この
溶液を200ミクロンのED処理したポリエチレンテレ
フタレートフィルム上に塗布した。このインク−ジェッ
ト用媒体はHP550Cプリンターを使用して前記の水
性ピグメントベースのシアン、マゼンタ、イエローおよ
び黒の各インクによりプリントしそして乾燥した。媒体
は180℃で5分間オーブン中でベークした。媒体とプ
リントされたインクの両方はこすれ耐性の著しい改善を
示した。結果は以下の表1中に示してある。
【表1】
【0024】実施例2 以下の組成をもつ4種の親水性塗布液を調製した:
【表2】 インク−ジェット用媒体を作るため、この溶液を200
ミクロンのED処理をしたポリエチレンテレフタレート
フィルム上に塗布した。媒体はピグメントベースのイン
クによりプリントし、プリント済み画像は実施例1中で
述べたようにして乾燥した。
【0025】こすれ耐性はぬれたQ−チップを使用して
テストした。Q−チップはQ−チップの綿ボールが水で
飽和されるまで水中に漬けてぬらした。ついでこのぬれ
たQ−チップを、媒体のプリント済みインクが有る区域
と無い区域に対してこすり付けた。プリント済み区域中
のプリントされたインクがこすり去られるのに必要な通
過回数と、媒体の未プリント区域中の親水性塗膜が除去
されるのに必要な通過回数とを測定した。結果を以下の
表3中に示す。
【表3】
【0026】実施例3 ポリビニルアルコールの9%溶液とポリ(メチルビニル
エーテル/マレイン酸)の9%溶液とを、親水性塗布液
を作るために以下のように種々の割合で混合した:
【表4】 これらの各溶液からなる厚み10ミクロンの塗膜を、厚
み200ミクロンのED処理したポリエチレンテレフタ
レート上に作成し、試料A、B、CおよびDとした。
【0027】各試料A、B、CおよびDはついでピグメ
ント化インクによりプリントし、そして実施例1で述べ
たようにして乾燥した。各媒体上にプリントした画像の
耐水性は実施例2のようにしてテストした。結果を表5
中に示した:
【表5】
【0028】実施例4 ポリビニルアルコールの9%溶液と、種々の分量の濃ア
ンモニアを含むポリ(メチルビニルエーテル/マレイン
酸)の9%溶液とを50:50で混合し、5種類の親水
性塗布液の試料A〜Eを作成した。濃アンモニアは溶液
試料A〜Eの100g中に、それぞれ0g、0.30
g、0.60g、0.75gおよび1.5g添加した。各
溶液は厚み200ミクロンのED処理ポリエチレンテレ
フタレート上に塗布し、そして乾燥して厚み10ミクロ
ンの5種のインク−ジェット用媒体試料とし、試料A、
B、C、DおよびEとした。各試料は実施例1で述べた
ようにしてピグメント化したインクでプリントした。媒
体試料AとB上にプリントした画像は甚だ著しくひび割
れをした、試料CとDにもいくらかのひび割れが認めら
れ、試料Eはほとんどひび割れがなく、媒体はその光沢
のある外見をなお維持していた。
【0029】実施例5 200,000の分子量をもつカルボセットR 526
と、それぞれ10,000、40,000、220,00
0、700,000の分子量をもつポリビニルピロリド
ンとを50:50の割合で混合することにより、4種類
の親水性塗布溶液を調製した。これらの各溶液を厚み2
00ミクロンのED処理したポリエチレンテレフタレー
ト上に塗布し、乾燥膜厚10ミクロンをもつ試料A(P
VP、MW=10,000)、試料B(PVP、MW=
40,000)、試料C(PVP、MW=220,00
0)および試料D(PVP、MW=700,000)と
した。各試料A、B、CおよびDはついでインクにより
プリントし、実施例1で述べたようにして乾燥した。プ
リント済みのインクと媒体は、180℃で5分間の熱処
理の前と後とにぬれたQ−チップテストを使用してこす
れ耐性をテストした。結果は表6中に示してある:
【表6】
【0030】実施例6 各試料は実施例4中の試料Aに対し述べたようにして調
製し、そして表7中に示した硬化温度と時間で実施例4
中で述べたようにしてテストした。結果を表7中に示し
た。
【表7】
【0031】実施例7 以下の点を変更し実施例2をくり返した:媒体は色素ベ
ースのインクでプリントされ、そして硬化は赤外加熱に
より150℃で5分間行った。結果は表8中に示した。
【表8】
【0032】実施例8 ポリビニルアルコール9%溶液と、種々の分量の濃厚ジ
メチルアミンエタノールを含むポリ(メチルビニルエタ
ノール)の9%溶液とを50:50に混合し、5種類の
親水性塗布液の試料A〜Eを作成した。N,N−ジメチ
ルアミンエタノールは試料A〜E中にそれぞれ0.15
g、0.30g、0.45g、0.60gおよび0.75g
の分量で存在している。各溶液は厚み200ミクロンの
ED処理ポリエチレンテレフタレート上に塗布し、そし
て乾燥して厚み10ミクロンの5種のインク−ジェット
用媒体とし、試料A、B、C、DおよびEとした。各試
料は実施例1で述べたようにピグメント化インクでプリ
ントした。プリント済みのインク画像のひび割れはいず
れも排除された。インクのこすれ耐性は、N,N−ジメ
チルアミンエタノールが試料中0.15gから0.75g
に増加するとともに、ぬれたQ−チップ通過回数で実証
されるように試料Aの100+から試料Eの26にまで
減少した。
【0033】実施例9 以下の各溶液を調製した:濃厚なアンモニウムヒドロオ
キサイド3.15gを水の87.85gに添加した。この
液中にスクリプセットR 640樹脂(スチレン/マレイ
ン酸無水物コポリマー、スチレン/マレイン酸無水物比
=1.4、分子量=215,000)9.00gをついで
溶解した。第2の溶液は、ポリビニルアルコール(ケン
化度88%)9.00gを水91.00g中に溶解するこ
とにより調製した。スクリプセットR 含有液の31.5
0gをポリビニルアルコール溶液の38.50gと混合
して塗布溶液を作った。この塗布溶液を、厚み100ミ
クロンのゼラチン下引済みのポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に、254ミクロンのドクターブレード塗
布ナイフを使用して、乾燥塗布量が約150mg/dm2
なるよう塗布した。
【0034】以前に説明したイエロー、マゼンタ、シア
ンおよび黒のピグメント化した各インクジェットインク
をこの媒体上に、こすれ耐性と媒体耐久性とをテストす
るためにプリントした。プリントはヒューレット−パッ
カード550−C型インク−ジェットプリンターで行っ
た。プリントした各パターンは実施例2で述べたように
してインクのこすれ耐性をテストした。プリント済みの
媒体試料のテスト後に、画像と媒体とを耐久性とするた
めに180℃のオーブン中に1分間入れた。その後試料
を再テストした。結果を表9中に示した。
【表9】 各結果は、プリント済み媒体の加熱の結果として、イン
ク画像のこすれ耐性がより大きくなることを示してい
る。媒体の耐久性もまた改善されている。
【0035】実施例10 濃厚なアンモニウムヒドロオキサイド(29%)1.2
0gを水89.80gに対し添加し、この中にカルボセ
ットR 526樹脂の9.00gを溶解した。第2の溶液
は、ポリビニルアルコール(ケン化度88%)10gを
水90g中に溶解することにより調製した。つぎにカル
ボセットR 溶液の29.17gを、ポリビニルアルコー
ル溶液の35.00gをシェルケミカル社製のエポンR
828液状エポキシ樹脂(エポキシ当量=185〜19
2)の0.87gと混合し、塗布用溶液を作った。この
塗布用溶液を、厚み100ミクロンのゼラチン下引済み
のポリエチレンテレフタレートフィルム上に、254ミ
クロンのドクターブレード塗布ナイフを使用して、乾燥
塗布量が約150mg/dm2となるように塗布した。この
媒体試料は前記のピグメント化したインク−ジェット用
インクによりプリントし、そして実施例2と同じ方式で
テストした。結果は以下の表10中に示してある。
【表10】 各結果は、プリント済み媒体の加熱の結果として、イン
ク画像のこすれ耐性がより大きくなることを示してい
る。媒体の耐久性もまた改善された。
【0036】実施例11 ポリ(メチルビニルエーテル/マレイン酸)の9%溶液
を、インク−ジェット用媒体として厚み200ミクロン
のED処理したポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、乾燥厚み15ミクロンに塗布した。この媒体を実施
例1中で述べたようにしてピグメント化インクによりプ
リントした。このピグメント化インクに対するぬれたQ
−チップこすれ耐性は、180℃のオーブン中1分間の
加熱後に2回から100回に増加した。
【0037】実施例12 塗膜はN−t−オクチルアクリルアミド40%/メチル
メタクリレート34%/アクリル酸16%/ヒドロキシ
プロピルメタクリレート6%/t−ブチルアミノエチル
メタクリレート4%から形成され、約50,000の分
子量を有するインターポリマー30gをメタノール12
0g中に溶解して調製された。これをイー・アイ・デュ
ポンデネモアーズ社のダイルックスR 紙上に、幅8イン
チ(20.3cm)のドクターブレードを使用して5.08
ミクロン(2ミル)のウエット厚みに塗布した。乾燥し
た塗膜は、ついでヒューレットパッカード社製のHP5
50Cプリンターで、黒とマゼンタの色画像によりプリ
ントした。各インクは以下の組成を有し前に述べたよう
に調製した:
【0038】
【表11】
【0039】プリント後の画像はぬれこすりとドリップ
の各テストを行った。 〔加熱しない試料〕ドリップテストは45°の角度に試
料を保持してこの面上に水を滴下し試料を洗い流させ
た。インクはこのテスト中に流出した。インクはまたぬ
れたQ−チップで1〜2回こすった後洗い去られた。 〔加熱した試料〕マゼンタおよび黒インクでプリントし
た試料は、それぞれ125℃と175℃とで各2分と7
分間加熱した。前記のドリップテストを行った。各試料
は耐水性であり色の流出は認められなかった。ワイプテ
ストはQ−チップによるこすりで行った。画像が汚損す
るまでに行われたこすり回数を測定した。各結果を表1
2中に示した。
【0040】
【表12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ポール・ヘルド アメリカ合衆国デラウエア州19713.ニ ユーアーク.ダグラス デイー・アリー 449 (72)発明者 ジヨン・グレゴリー・モエールマン アメリカ合衆国ペンシルベニア州18840. セアー.オークヒルドライブ52.アー ル・デイー2 (56)参考文献 特開 平6−47924(JP,A) 特開 昭62−183383(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 7/00 B41M 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 少なくとも6,000の分子
    量、少なくとも1つのカルボン酸基、および少なくとも
    1つの架橋化可能な基を有する少なくとも1つの架橋化
    性の熱可塑性ポリマーを含有する、親水性の熱可塑性ポ
    リマー塗膜を担持する基体からなるプリント用媒体を用
    意し; (b) この熱可塑性ポリマー塗膜上に水性のインク画
    像をプリントし;そして (c) このプリント済み画像を100〜190℃の範
    囲の温度に5秒〜30分間加熱し、その結果(1)該塗
    膜を軟化してインク着色材の少なくとも1部をその内部
    に閉じ込め、そして(2)この塗膜を架橋化して疎水性
    マトリックスを形成することをこの順序で行うことから
    なる、耐久性のプリント済み画像を形成するための方
    法。
  2. 【請求項2】 前記ポリマー塗膜が少なくとも1つのカ
    ルボン酸基と、そしてヒドロキシル、エポキシ、アミ
    ン、イソシアネート、アミドおよびアクリルアミド基よ
    りなる群から選ばれた少なくとも1つの架橋化可能な基
    とを有する単一の熱可塑性ポリマーからなるものであ
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ポリマー塗膜が(1)アクリル酸、
    メタクリル酸、オレフィン性のジカルボン酸、またはオ
    レフィン性ジカルボン酸の無水物と、(2)低級アルキ
    ルのアクリレートまたはメタクリレートエステル、ジア
    ルキルアミノアクリレートまたはメタクリレート、スチ
    レン、ビニルアセテート、ビニルエチルまたはメチルエ
    ーテル、ビニルピロリドン、またはエチレンオキサイド
    とから調製された親水性の熱可塑性コポリマー(A)と
    そして架橋性基を有する化合物(B)との混合物からな
    るものである、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性のポリマー塗膜が全塗膜組
    成物を基準に2〜8重量%の分量で中和性成分を含むも
    のである、請求項1に記載の方法。
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