JP3126020B2 - ケーシングドライバの給脂装置 - Google Patents

ケーシングドライバの給脂装置

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JP3126020B2
JP3126020B2 JP08216086A JP21608696A JP3126020B2 JP 3126020 B2 JP3126020 B2 JP 3126020B2 JP 08216086 A JP08216086 A JP 08216086A JP 21608696 A JP21608696 A JP 21608696A JP 3126020 B2 JP3126020 B2 JP 3126020B2
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grease
greasing
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敏 野崎
利明 須貝
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシングドライバに
おいて、ケーシングを回転させる回転駆動装置を搭載し
た昇降フレームを昇降自在に装着する昇降ガイドのガイ
ド面にグリースを供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーシングドライバは、図5の平面図お
よび図6の側面図に示すように、地面に水平に設置され
るベースフレーム1上に昇降ガイド2を固定し、該昇降
ガイド2のガイドポスト2a〜2dの各垂直ガイド面
a、bに沿って昇降フレーム3を昇降自在に装着する。
昇降フレーム3には、ケーシング(図示せず)をチャッ
キングするための油圧シリンダ4やバンド5を有する回
転体6を搭載すると共に、該回転体6を回転または往復
回動させる油圧モータ7やその動力を回転体6に伝達す
る歯車装置等を有する。本例のガイドポスト2a〜2d
は2つの垂直ガイド面a、bを有し、これらのガイド面
a、bに対し、昇降フレーム3に設けた摺動部材8a、
8bが摺動自在に当接する。
【0003】このようなケーシングドライバにおいて、
一般的な機械の摺動部に採用されるように、摺動部材8
a、8bに給脂孔を設けて外部からグリースガン等によ
りその給脂孔を通してガイド面a、bに給脂するとすれ
ば、摺動部材8a、8bにその給脂のための孔を設けな
ければならず、そのため、摺動部材8a、8bに必要以
上の厚みを必要とする上、給脂を行う作業員9のいる位
置から見て奥まった位置にある摺動部材8bには給脂し
にくくなる。また、摺動部材8a、8bは着脱式である
ため、給脂孔に対して給脂配管を接続する構造にする
と、着脱の作業性が低下する上、構造も複雑になるとい
う問題がある。
【0004】このような理由から、従来は作業員9が手
塗りでグリースのガイド面a、bへの供給を行ってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、昇降ガイド2のガイド面a、bへグリースを手塗り
する場合、ガイド面a、bの特に奥まった場所へのグリ
ースの塗布が容易ではないという問題点がある。
【0006】本発明は、上述のような問題点に鑑み、ケ
ーシングドライバにおける昇降ガイドのガイド面への給
脂が容易に行える給脂装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の給脂装置は、昇
降ガイドに沿って昇降自在に昇降フレームを装着し、昇
降フレームにケーシングのチャック装置と回転体の回転
駆動装置を搭載してなるケーシングドライバにおいて、
前記昇降フレームに、グリース供給源に接続されて前記
昇降ガイドの昇降フレームガイド面にグリースを供給す
るグリース供給部材を設けたことを特徴とする(請求項
1)。
【0008】本発明において、前記グリース供給部材
が、前記昇降フレームガイド面に向けてグリースを吹付
けるノズルを有する給脂管材であること(請求項2)が
好ましく、さらに、該給脂管材のノズルが、ガイド面に
向けてグリースを横拡がりに吹付ける噴出口を有するも
のでなること(請求項3)が好ましい。
【0009】
【作用】請求項1の給脂装置においては、昇降フレーム
に取付けたグリース供給部材にグリース供給源を接続し
ておくか、あるいは給脂時のみにグリース供給源を接続
し、該グリース供給源を操作することにより、昇降ガイ
ドのガイド面にグリースが供給される。
【0010】請求項2の給脂装置においては、給脂管材
に設けたノズルからグリースがガイド面にノズルが接触
することなく吹付けられる。
【0011】請求項3の給脂装置においては、給脂管材
に設けたノズルからグリースがガイド面に横拡がりに広
範囲に吹付けられる。
【0012】
【実施例】図1(A)は本発明の給脂装置の一実施例を
示す平面図、図2は図5のA矢視相当拡大側面図であ
る。図1(A)、図2において、10は本発明により昇
降フレーム3におけるガイドポスト2a〜2dの対向部
上にグリース供給部材として設けた給脂管材であり、図
3の拡大平面図に示すように、該給脂管材10は、グリ
ースガン11の給脂ホース12の先端のジョイント13
が着脱自在に接続されるジョイント14を、昇降フレー
ム3の外側に向けて取付けている。また、該給脂管材1
0は、その先端のノズル10aが、ガイドポスト2a〜
2dのガイド面a、bに対して間隔を有するように配置
されている。
【0013】給脂管材10のノズル10aは、図1
(B)の平面図および図1(C)の正面図に示すよう
に、扇状に拡がる噴出口を有する。
【0014】この給脂装置は、図6の側面図に示すよう
に、昇降フレーム3が下がった作業前の状態において、
図3に示すグリースガン11のジョイント13を給脂管
材10のジョイント14に接続し、作業員9がグリース
ガン11を持ち、グリースガン11の操作レバー11a
を操作してノズル10aからガイド面aまたはbにグリ
ースを吹付ける。そして、ケーシングドライバの作業開
始によって昇降フレーム3を昇降させることにより、ガ
イド面a、bに吹付けられたグリースの厚みが摺動部材
8a、8bの摺動によって均一化され、層状の膜とな
る。
【0015】このように、ガイド面a、bに対してグリ
ースを吹付ける給脂管材10を昇降フレーム3に設け、
グリースガン11等のグリース供給源からのグリースを
ガイド面a、bに対して供給することにより、作業員が
ガイド面a、bにグリースを直接塗布する作業が不要と
なり、手の届きにくいガイド面a、bの奥部に対しても
容易にグリースを供給することが可能となる。
【0016】グリース供給部材としては、グリースを含
ませたローラ、または、複数のグリース供給孔と、ガイ
ド面a、bに対して接触させるブラシとを有する構造の
もの等のように、ガイド面a、bと接触して塗布する構
造のものを用いてもよいが、本実施例のように、ノズル
10aを有する給脂管材10を設ければ、ガイド面a、
bから離した位置にグリースの供給口を設けることがで
きるので、ガイド面a、bと摺動部材8a、8bの間へ
のグリース供給部材の欠け等による落ち込みの問題が生
じないという長所がある。
【0017】また、本実施例のように、ノズル10aを
グリースが横拡がりに供給できる噴出口構造とすること
により、1本のノズル10aで広い範囲にグリースを供
給することができ、ノズル10aの本数を、1つのガイ
ド面aまたはbに対して図示のように1本あるいは2本
等のように、少ない本数とすることができ、給脂装置の
構造を簡単にすることができる。
【0018】図4は本発明の他の実施例を示す斜視図で
あり、本実施例は、グリース供給源として、昇降フレー
ム3上に常備するかあるいはグリース供給時にのみ据え
付けるタンク15を設け、該タンク15に給脂管材10
を接続し、タンク15に付設した操作レバー15aを操
作することにより、ノズル10aからガイド面aまたは
bにグリースを供給するように構成したものである。本
実施例によっても前記同様の効果を奏することができ
る。
【0019】
【発明の効果】請求項1によれば、昇降フレームに、ガ
イド面に対向するようにグリース供給部材を設け、グリ
ース供給源を該グリース供給部材に接続してガイド面に
対してグリースを供給するようにしたので、従来のよう
にガイド面に作業員がグリースを塗布する場合に比較
し、ガイド面への給脂が容易に行える。
【0020】請求項2によれば、ノズルを有する給脂管
材により、ガイド面に対して非接触でグリースを供給す
るようにしたので、接触式にグリース供給部材を設ける
場合に比較し、供給部材の欠け等によるガイド面と摺動
部材との間への落ち込み等の問題を生じるおそれがな
い。
【0021】請求項3によれば、グリースが横拡がりに
噴出されるようにノズルの噴出口を構成したので、広い
範囲についてグリースを供給することが可能となり、ノ
ズルの本数を少なくし、給脂装置の構造を簡単化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の給脂装置の一実施例を示す平
面図、(B)は該実施例の給脂管材の先端部の平面図、
(C)は(B)のノズルの正面図である。
【図2】図1の実施例の図5のA矢視相当拡大側面図で
ある。
【図3】図1、図2の実施例の拡大平面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】ケーシングドライバの平面図である。
【図6】ケーシングドライバの側面図であり、本発明の
装置を用いてグリース供給作業を行っている状態を示
す。
【符号の説明】
1:ベースフレーム、2:昇降ガイド、2a〜2d:ガ
イドポスト、3:昇降フレーム、8a、8b:摺動部
材、10:給脂管材、10a:ノズル、11:グリース
ガン、12:給脂ホース、13、14:ジョイント、1
5:タンク、a、b:ガイド面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 7/20 E02D 7/00 - 13/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降ガイドに沿って昇降自在に昇降フレー
    ムを装着し、該昇降フレームにケーシングのチャック装
    置と回転体の回転駆動装置を搭載してなるケーシングド
    ライバにおいて、 前記昇降フレームに、グリース供給源に接続されて前記
    昇降ガイドの昇降フレームガイド面にグリースを供給す
    るグリース供給部材を設けたことを特徴とするケーシン
    グドライバの給脂装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記グリース供給部材が、前記昇降フレームガイド面に
    向けてグリースを吹き付けるノズルを有する給脂管材か
    らなることを特徴とする給脂装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記ノズルが、ガイド面に向けてグリースを横拡がりに
    吹付ける噴出口を有するものでなることを特徴とする給
    脂装置。
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