JP3125945U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】呼吸がしやすく、密閉性の高いマスクを提供する。
【解決手段】外側不織布と中間不織布および口元側不織布の三層で構成され、超音波加工により熱溶着される略台形と長方形が組み合わされたような形状をした上側部10と下側部11とから構成される本体部2と、この本体部2の両側上下に固定された耳掛け紐3と、前記本体部2の上縁中央部に固定された鼻掛け部4とを備え、前記本体部2は、その台形の斜辺に該当する箇所10a、11aが熱溶着により固定されている。なお、耳掛け紐3は、本体部2の両側上下に熱溶着又は縫製されたもので固定されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、口と鼻を覆う衛生用品等として顔面に使用するマスクに関するものである。
風邪をひいた場合や花粉症にかかった場合には、冷たい外気や外部の細菌、あるいは大気に混じった花粉等が体内に侵入するのを防止するために通常マスクが使用されている。マスクは一般的に、四角い平面状のガーゼ等、柔軟性のある素材からなる本体部と、この本体部の両側に取り付けられた耳掛け紐とからなる。マスクの本体部の素材には、ガーゼの他に、手術用や半導体製造工場等のクリーンルームで用いられる使い捨てマスクにおいては、紙や樹脂不織布等が使用されることがある。
この種のマスクにおいて、マスク内外との遮断を効果的に行うためには、マスクを口や鼻の辺りの顔面形状とほぼ同じ形状にする必要があることから、例えばガーゼ、不織布、布地を部分的に折り重ねてプリーツ加工したものや、マスクの上縁に変形可能なワイヤー等が挿入されたもの、あるいは、予め立体形状になって変形しない立体成形タイプのもの等、種々のマスクがある。
特許文献1には、プリーツ加工したマスクが示されている。このマスクは、横方向に長く延びる襞ができるように布地が部分的に折り重ねられている。プリーツ加工されたマスクは、使用時には、この襞が広がるようにして口周辺に密着するため、花粉等の侵入を効果的に防ぐことができる。
特表2003−534842号公報
しかしながら、プリーツ加工されたマスクは、使用する際に重なり部を拡げるようにするだけで、暫定的に立体的形状にすることができるが、マスク本体部がその形状が固定されているわけではなく、マスク本体部は、マスクを固定するための結び紐によって両サイドに引っ張られるため、マスク本体部の裏面が直接口に当り、マスクと口との間に空間がなく、呼吸がし辛いという問題がある。また、プリーツ加工されたマスクは、マスクを装着したときに、マスクの側端部分と頬との間に隙間が生じ、花粉等が侵入してしまうことがある。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、呼吸がしやすく、密閉性の高いマスクを提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本考案は、紙、布、不織布等の通気性を有する素材からなる本体部と、この本体部の両側上下に固定された耳掛け紐と、を備えたマスクにおいて、前記本体部は、長方形の長辺と台形の底辺とを接合した外形形状を有する上側部と、前記長辺と前記底辺と略同一長の各辺を有する長方形と台形とを同様に接合した外形形状を有する下側部とが、その台形の上辺が下向きになるように重ね合わされるように構成され、前記上側部と前記下側部の各上辺及び各斜辺がそれぞれ結合され、前記結合された部分を維持したまま、前記下側部を前記上側部から引き離す様に展開することにより、前記上側部の長方形の短辺と前記下側部の長方形の短辺とがくの字型になる構成を採用した。
このように、略台形と長方形が組み合わされたような形状をした上側部と下側部とから構成される本体部の台形の斜辺に該当する箇所を互いに固定したので、マスクを装着するために下側部を広げるように展開した際に、台形の上辺に該当する箇所がマスクの前方に膨らむような形状となるので、口元に当る部分に空間ができ、呼吸がしやすいという利点がある。また、長方形部分の短辺が結合されておらず、装着時には、上側部と下側部の短辺が、くの字型に展開されるので、短辺が頬に密着し、密閉性が高いマスクを提供することができる。さらに、上側部と下側部とを折り畳んで収納できるので、収納が楽になるという利点もある。
また、本考案は、紙、布、不織布等の通気性を有する素材からなる本体部と、この本体部の両側上下に固定された耳掛け紐と、を備えたマスクにおいて、前記本体部は、長方形の長辺とお椀形状をしたお椀形状部の上辺とを接合した外形形状を有する上側部と、前記長辺と前記上辺と略同一長の各辺を有する長方形とお椀形状部とを同様に接合した外形形状を有する下側部とが、そのお椀形状部の底辺が下向きになるように重ね合わされるように構成され、前記上側部と前記下側部の各底辺及びお椀形状部の略円弧状の各側辺部がそれぞれ結合され、前記結合された部分を維持したまま、前記下側部を前記上側部から引き離す様に展開することにより、前記上側部の長方形の短辺と前記下側部の長方形の短辺とがくの字型になる構成を採用することもできるので、より頬に密着し、密閉性が高いマスクを提供することができる。
また、本考案は、前記台形の斜辺に該当する部分、又は前記お椀形状部の略円弧状の側辺部が溶着によって結合されているので、斜辺に該当する部分、又は前記お椀形状部の略円弧状の側辺部の固定が比較的楽であり、量産に適している。
また、本考案は、前記台形の斜辺に該当する部分、又は前記お椀形状部の略円弧状の側辺部が縫製によって結合されている構成とすることもできるので、本体部が布等で構成されている場合に有効である。
また、本考案は、前記本体部の上縁中央部に固定された略扇形状をした鼻掛け部を備える構成とすることもできるので、鼻掛け部が、鼻背および鼻翼に隙間なく密着し、鼻と本体部との間からマスクを介さない空気の出入り量が可及的に減少する。したがって、本体部と鼻と頬との凹凸に対応して密着性を向上させたマスクを提供することができる。
また、本考案は、前記本体部が、外側不織布と口元側不織布の二層で構成され、又は、外側不織布と一枚または複数枚の中間不織布、および口元側不織布の三層以上で構成され、超音波加工により熱溶着されているので、各層別に所望の機能を有する不織布を適宜選択することができる。
また、本考案は、前記本体部が、レーヨン、ポリエステルのスパンレース不織布からなる外側不織布と口元側不織布、およびポリプロピレンの防塵フィルター不織布からなる中間不織布の三層、レーヨン、ポリエステルのスパンレース不織布からなる外側不織布と、ポリプロピレンのサーマルボンド不織布からなる口元側不織布の二層、あるいは、前記本体部が、レーヨン、ポリエステルのスパンレース不織布からなる外側不織布と、ポリプロピレンの防塵フィルター不織布からなる一枚または複数枚の中間不織布と、ポリプロピレンのサーマルボンド不織布からなる口元側不織布の三層以上で構成されていても良い。
また、本考案は、前記本体部が、晒し加工されていないガーゼ、又は、不織布からなる口元側生地と、防塵フィルターからなる中間生地とを包み縫製したものに、ガーゼやブロード生地からなり、レーヨンと綿と紡績糸を用いて織物生地で作成された外側生地が直接縫製されていれば、一層マスク本来の機能を向上できる。
以上詳述したように、本考案に係るマスクにあっては、紙、布、不織布等の通気性を有する素材からなる本体部と、この本体部の両側上下に固定された耳掛け紐と、を備えたマスクにおいて、前記本体部は、長方形の長辺と台形の底辺とを接合した外形形状を有する上側部と、前記長辺と前記底辺と略同一長の各辺を有する長方形と台形とを同様に接合した外形形状を有する下側部とが、その台形の上辺が下向きになるように重ね合わされるように構成され、前記上側部と前記下側部の各上辺及び各斜辺がそれぞれ結合され、前記結合された部分を維持したまま、前記下側部を前記上側部から引き離す様に展開することにより、前記上側部の長方形の短辺と前記下側部の長方形の短辺とがくの字型になるので、マスクを装着するために下側部を上側部から引き離す様に展開した際に、台形の上辺に該当する箇所がマスクの前方に膨らむような形状となるので、口元に当る部分に空間ができ、呼吸がしやすいという利点がある。また、長方形部分の短辺が結合されておらず、装着時には、上側部と下側部の短辺が、くの字型に展開されるので、短辺が頬に密着し、密閉性が高いマスクを提供することができる。
外側不織布と中間不織布および口元側不織布の三層で構成され、超音波加工により熱溶着される本体部と、この本体部の両側上下に固定された耳掛け紐と、前記本体部の上縁中央部に固定された鼻掛け部とを備え、前記本体部は、長方形の長辺と台形の底辺とを接合した外形形状を有する上側部と、前記長辺と前記底辺と略同一長の各辺を有する長方形と台形とを同様に接合した外形形状を有する下側部とが、その台形の上辺が下向きになるように重ね合わされるように構成され、前記上側部と前記下側部の各上辺及び各斜辺がそれぞれ結合され、前記結合された部分を維持したまま、前記下側部を前記上側部から引き離す様に展開することにより、前記上側部の長方形の短辺と前記下側部の長方形の短辺とがくの字型になる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案に係るマスクの第1の実施形態を示す背面図、図2は、II−II線に沿った断面図、図3は、図2の要部拡大図、図4は、マスクを開いた状態を示す背面図、図5は、鼻掛け部の形状を示す背面図、図6は、マスクの本体部の展開図、図7は、マスクを装着した状態での耳掛け紐の固定部の形状を示す側面図、図8は、マスクを開いた状態での耳掛け紐の固定部の形状を示す背面図である。
図1に示すマスク1は使い捨て用の不織布マスクで、マスクの本体部2と、この本体部2の両側上下に固定された耳掛け紐3と、本体部2の上縁中央部に固定された鼻掛け部4とを備えている。ここで、耳掛け紐3は、ウーリーナイロンゴム糸、不織布製の紐、又は平ゴム等で構成され、用途によって使い分けられる。また、耳掛け紐3は、その端部が本体部2に熱溶着される場合に限られず、例えば、本体部2に縫製される場合も含む。さらに、より密着性を高めるためには、図7、図8に示すように、耳掛け紐3を本体部2の装着時に外側となる側に固定されるのが望ましい。特に、本体部2の厚さが薄い場合には、耳掛け紐3を本体部2の装着時に外側となる側に固定されるのが好ましい。
本体部2は、図3に示すように、レーヨン80wt%、ポリエステル20wt%のスパンレース不織布等からなる外側不織布5と、ポリプロピレン100wt%の防塵フィルター不織布等からなる中間不織布6と、ポリプロピレン100wt%のサーマルボンド不織布等からなる口元側不織布7又はコットン100wt%の口元側不織布7の三層で構成されている。これら三層の不織布5、6、7は、超音波加工により熱溶着されている(図中破線にて示す)。これにより、各層別に所望の機能を有する不織布を適宜選択することができる。ここで、wt%は、単位容積当りの重量、所謂めつけ(秤量)をいう。
本考案の実施例においては、本体部2は、長方形の長辺と台形の底辺とを接合した外形形状を有する上側部10と長方形の長辺と台形の底辺と略同一長の各辺を有する長方形と台形とを同様に接合した外形形状を有する下側部11から構成されている。上側部10と下側部11の図の下側に位置する台形部は、両者略同等の形状をしているが、その上側に位置する長方形部の短辺は、上側部10の方が下側部11よりも長くなっている。
上側部10と下側部11とは、その台形の上辺部が結合されている。ここで、結合とは、図6に示すように、その台形の上辺に該当する位置の素材がつながっており、その上辺の位置で折り返されて重ねられている場合も含むし、上側部10の台形の上辺に該当する位置と下側部11の台形の上辺に該当する位置が熱溶着されているような場合も含む。
台形部分の斜辺にあたる部分10a、11aは、図1に示すように、熱溶着によって固定された後、角が切り落とされている。また、長方形の短辺に当る部分10b、11cは互いに結合されておらず、マスク装着時には、この短辺10b、11cを引き離す様に展開して頬に当てることになる。
鼻掛け部4は、前記した不織布5、6、7よりも僅かに剛性が高く、腰が強いポリエステル100wt%のスパンボンド不織布等からなり、楕円状の扇形状に形成されている。この鼻掛け部4の両側が、本体部2の上縁中央部に熱溶着によって固定されているが、その固定部4aは、上縁に対して30〜60°、好ましくは40〜50°の傾斜角αを有している。この傾斜角αによって、鼻掛け部4は、従来のように、平面状の本体部2全体が引張られ、円弧状に湾曲して鼻掛け部4の下縁が直線状となって鼻と頬との間に隙間が生じてしまうようなことはなく、鼻背および鼻翼に隙間なく密着する。したがって、鼻と本体部2との間からマスク1を介さない空気の出入り量が可及的に減少する。
次に、本考案のマスク1を使用する場合は、図4に示すように、鼻掛け部4の下縁である自由端4bをめくり、めくった鼻掛け部4の内側を鼻背と鼻翼に掛ける。鼻掛け部4は、本体部2の上縁中央部に、所定の傾斜角αをもって固定されているため、本体部2の両側が極端に引張られることがなく、本体部2は自然に顔面の形状に沿って密着すると共に、鼻掛け部4も鼻背と鼻翼を隙間なく覆うことができる。さらに、鼻掛け部4が口元側不織布7側の上縁中央部に部分的に固定されているため、マスク1の表裏を識別することが容易となり、誤って花粉や塵埃等が付着した外側不織布5を口にあてる恐れはない。
また、本考案のマスクは、本体部2を口に装着する際に、下側部11の上端中央部11bをめくって、下側部11を上側部10から引き離す様に展開して、口を覆うように装着する。この時、上側部10と下側部11の台形の上辺に該当する箇所は、口に接することなく、やや前方に突き出るような形状となる。そうした空間が口の前にできることにより、空間に空気が溜まり、呼吸がしやすくなるという利点がある。なお、本実施形態においては、図1に示すような形状をした本体部を例示したが、本考案はこれに限定されるものではなく、台形の斜辺に該当する部分の角度や、台形の上辺に該当する箇所の長さ等は様々な形状に設定できる。
また、下側部11を上側部10から引き離す様に展開した際には、上側部10の短辺10bと下側部11の短辺11cが、くの字型に展開される。短辺10b、11cがこのような形状に展開されて、頬にあたることになるので、短辺10b、11cが頬に密着し、花粉等の侵入を好適に防ぐことができる。
本実施形態では、外側不織布5、中間不織布6、および口元側不織布7がそれぞれ異なった不織布で構成されたものを例示したが、これに限定されず、例えば、外側不織布5と口元側不織布7とを同一のレーヨン80wt%、ポリエステル20wt%のスパンレース不織布等で構成しても良いし、口元側不織布7をコットン100wt%の不織布で構成しても良い。
次に、本考案の第2の実施形態について説明する。図9は、本考案に係るマスクの第2の実施形態を示す、一部を断面した斜視図である。なお、前述した実施形態と同一の部位には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
このマスク12は、織物生地からなるガーゼマスクで、本体部13と、この本体部13の両側上下に固定された耳掛け紐3と、本体部13の上縁中央部に固定された鼻掛け部14とを備えている。本体部13は、晒し加工されていない白ガーゼ、またはカラーガーゼからなる口元側生地15と、防塵フィルターからなる中間生地16とを包み縫製したものに外側生地17を直接縫製している(図中破線にて示す)。この外側生地17は、ガーゼやブロード生地からなり、レーヨン30wt%と綿70wt%、綿100wt%、又は綿65wt%とポリエステル35wt%と、40番手の紡績糸を用いて織物生地で作成されている。
本体部13は、長方形の長辺と台形の底辺とを接合した外形形状を有する上側部20と、前記長辺と前記底辺と略同一長の各辺を有する長方形と台形とを同様に接合した外形形状を有する下側部21から構成されている。台形部分の斜辺にあたる部分22は、縫製により固定されている。このように、縫製により台形部分の斜辺に当る部分22を固定することにより、本体部2を口に装着する際に、下側部21を上側部20から引き離す様に展開することにより、口を覆うように装着する。この時、上側部20と下側部21の台形の上辺に該当する箇所は、口に接することなく、やや前方に突き出るような形状となる。そうした空間が口の前にできることにより、空間に空気が溜まり、呼吸がしやすくなるという利点がある。
鼻掛け部14は、外側生地17と同一のガーゼやブロード生地や特殊不織布からなり、芯に不織布を用いて、綿100wt%、又は綿65wt%とポリエステル35wt%と、40番手以上の紡績糸を用いて僅かに腰が強い織物生地で作成されている場合や、ポリエステル素材を含む厚めの特殊不織布で作成されても良い。扇形状に形成された鼻掛け部14の両側は、本体部13の上縁中央部に縫製によって固定されているが、その固定部14aは、上縁に対して30〜60°、好ましくは40〜50°の傾斜角αを有している。この傾斜角αによって、鼻掛け部14は、前述した実施形態と同様、その下縁となる自由端14bをまくり上げ、鼻に覆うことにより、鼻背および鼻翼に隙間なく密着する。したがって、鼻と本体部13との間からマスク12を介さない空気の出入り量が可及的に減少する。
次に、本考案の第3の実施形態について説明する。図10は、本考案に係るマスクの第3の実施形態を示す背面図である。なお、前述した実施形態と同一の部位には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図10に示すマスク31は使い捨て用の不織布マスクで、マスクの本体部32と、この本体部32の両側上下に固定された耳掛け紐3と、本体部32の上縁中央部に固定された鼻掛け部4とを備えている。
本考案の実施例においては、本体部32は、長方形の長辺とお椀形状をしたお椀形状部の上辺とを接合した外形形状を有する上側部33と、前記長辺と前記上辺と略同一長の各辺を有する長方形とお椀形状部とを同様に接合した外形形状を有する下側部34から構成されている。
上側部33と下側部34の図の下側に位置するお椀形状部は、両者略同等の形状をしているが、その上側に位置する長方形部の短辺は、上側部33の方が下側部34よりも長くなっている。上側部33と下側部34とは、そのお椀形状部の底辺部が結合されている。
お椀形状部の略円弧状の側辺部33a、34aは、図10に示すように、熱溶着によって固定されている。また、長方形の短辺に当る部分33b、34cは互いに結合されておらず、マスク装着時には、この短辺33b、34cを引き離す様に展開して頬に当てることになる。
以上、本考案の実施の形態について説明を行ったが、本考案はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲の記載によって示され、さらに実用新案登録請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本考案に係るマスクの本体部および鼻掛け部は、繊維の生地あるいは不織布で生成する以外に、通気性を有する紙等を接着剤で接合して生成しても良い。また、本考案に係るマスクの耳掛け紐は、耳に掛けるタイプのものに限定されず、本体部から延びる装着用の紐を後頭部や首部等に掛けたり、結んだりすることによりマスクを固定するタイプのもの等も含まれる。
本考案に係るマスクの第1の実施形態を示す背面図である。 II−II線に沿った断面図である。 図2の要部拡大図である。 マスクを開いた状態を示す背面図である。 鼻掛け部の形状を示す背面図である。 マスクの本体部の展開図である。 マスクを装着した状態での耳掛け紐の固定部の形状を示す側面図である。 マスクを開いた状態での耳掛け紐の固定部の形状を示す背面図である。 本考案に係るマスクの第2の実施形態を示す、一部を断面した斜視図である。 本考案に係るマスクの第3の実施形態を示す背面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・マスク
2・・・・・・・・・・・・本体部
3・・・・・・・・・・・・耳掛け紐
4・・・・・・・・・・・・鼻掛け部
4a・・・・・・・・・・・固定部
4b・・・・・・・・・・・自由端
5・・・・・・・・・・・・外側不織布
6・・・・・・・・・・・・中間不織布
7・・・・・・・・・・・・口元側不織布
10・・・・・・・・・・・上側部
11・・・・・・・・・・・下側部
10a,11a・・・・・・斜辺にあたる部分
11b・・・・・・・・・・上端中央部
10b、11c・・・・・・短辺
12・・・・・・・・・・・マスク
13・・・・・・・・・・・本体部
14・・・・・・・・・・・鼻掛け部
14a・・・・・・・・・・固定部
14b・・・・・・・・・・自由端
15・・・・・・・・・・・口元側生地
16・・・・・・・・・・・中間生地
17・・・・・・・・・・・外側生地
20・・・・・・・・・・・上側部
21・・・・・・・・・・・下側部
22・・・・・・・・・・・斜辺にあたる部分
31・・・・・・・・・・・マスク
32・・・・・・・・・・・本体部
33・・・・・・・・・・・上側部
33a、34a・・・・・・お椀形状部の略円弧状の側辺部
33b、34c・・・・・・短辺
34・・・・・・・・・・・下側部

Claims (12)

  1. 紙、布、不織布等の通気性を有する素材からなる本体部と、この本体部の両側上下に固定された耳掛け紐と、を備えたマスクにおいて、
    前記本体部は、長方形の長辺と台形の底辺とを接合した外形形状を有する上側部と、前記長辺と前記底辺と略同一長の各辺を有する長方形と台形とを同様に接合した外形形状を有する下側部とが、その台形の上辺が下向きになるように重ね合わされるように構成され、前記上側部と前記下側部の各上辺及び各斜辺がそれぞれ結合され、前記結合された部分を維持したまま、前記下側部を前記上側部から引き離す様に展開することにより、前記上側部の長方形の短辺と前記下側部の長方形の短辺とがくの字型になることを特徴とするマスク。
  2. 紙、布、不織布等の通気性を有する素材からなる本体部と、この本体部の両側上下に固定された耳掛け紐と、を備えたマスクにおいて、
    前記本体部は、長方形の長辺とお椀形状をしたお椀形状部の上辺とを接合した外形形状を有する上側部と、前記長辺と前記上辺と略同一長の各辺を有する長方形とお椀形状部とを同様に接合した外形形状を有する下側部とが、そのお椀形状部の底辺が下向きになるように重ね合わされるように構成され、前記上側部と前記下側部の各底辺及びお椀形状部の略円弧状の各側辺部がそれぞれ結合され、前記結合された部分を維持したまま、前記下側部を前記上側部から引き離す様に展開することにより、前記上側部の長方形の短辺と前記下側部の長方形の短辺とがくの字型になることを特徴とするマスク。
  3. 前記台形の斜辺に該当する部分、又は前記お椀形状部の略円弧状の側辺部が溶着によって結合されている請求項1又は2に記載のマスク。
  4. 前記台形の斜辺に該当する部分、又は前記お椀形状部の略円弧状の側辺部が縫製によって結合されている請求項1又は2に記載のマスク。
  5. 前記本体部の上縁中央部に固定された略扇形状をした鼻掛け部を備える請求項1乃至4いずれかに記載のマスク。
  6. 前記本体部は、外側不織布と口元側不織布の二層で構成されている請求項1乃至5いずれかに記載のマスク。
  7. 前記本体部は、外側不織布と、一枚又は複数枚の中間不織布、および口元側不織布の三層以上で構成されている請求項1乃至5いずれかに記載のマスク。
  8. 前記本体部が、レーヨン、ポリエステルのスパンレース不織布からなる外側不織布と口元側不織布、およびポリプロピレンの防塵フィルター不織布からなる中間不織布の三層で構成されている請求項1乃至5いずれかに記載のマスク。
  9. 前記本体部が、レーヨン、ポリエステルのスパンレース不織布からなる外側不織布と、ポリプロピレンのサーマルボンド不織布からなる口元側不織布の二層で構成されている請求項1乃至5いずれかに記載のマスク。
  10. 前記本体部が、レーヨン、ポリエステルのスパンレース不織布からなる外側不織布と、ポリプロピレンの防塵フィルター不織布からなる一枚又は複数枚の中間不織布と、ポリプロピレンのサーマルボンド不織布からなる口元側不織布の三層以上で構成されている請求項1乃至5いずれかに記載のマスク。
  11. 前記本体部は、晒し加工されていないガーゼからなる口元側生地と、防塵フィルターからなる中間生地とを包み縫製したものに、ガーゼやブロード生地からなり、レーヨンと綿と紡績糸を用いて織物生地で作成された外側生地が直接縫製されている請求項1乃至5いずれかに記載のマスク。
  12. 前記本体部は、不織布からなる口元側生地と、防塵フィルターからなる中間生地とを包み縫製したものに、ガーゼやブロード生地からなり、レーヨンと綿と紡績糸を用いて織物生地で作成された外側生地が直接縫製されている請求項1乃至5いずれかに記載のマスク。
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