JP3125839B2 - 情報記録媒体再生装置 - Google Patents

情報記録媒体再生装置

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JP3125839B2
JP3125839B2 JP617695A JP617695A JP3125839B2 JP 3125839 B2 JP3125839 B2 JP 3125839B2 JP 617695 A JP617695 A JP 617695A JP 617695 A JP617695 A JP 617695A JP 3125839 B2 JP3125839 B2 JP 3125839B2
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保 伊藤
伸二 大塚
俊一 七条
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体に記録さ
れた画像情報や音声情報などを利用する情報記録媒体再
生装置に係り、特に、情報記録媒体に記録された画像情
報を最後まで表示できる情報記録媒体再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の情報記録媒体再生装置の1例とし
て、ビデオCDプレーヤがある。
【0003】このビデオCDプレーヤは、光ディスクメ
モリに記録された画像データ及び音声データを利用する
ことを特徴とするものである。
【0004】ビデオCDプレーヤに採用されている動画
像復号化装置には、特開平5−153577記載の動画
像復号化装置がある。この動画像復号化装置は、高能率
符号化方式としてMPEG(Moving Picture Experts G
roup)方式を採用し、高速な正転及び逆転の再生を実現
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記動画像復号化装置
では、高速な正転及び逆転の再生を実現する手法につい
ては記載があるが、情報記録媒体に記録された画像情報
を最後まで表示する事については、開示されていない。
【0006】通常は、符号化画像情報列からなる一つの
シーケンスの終了状態では、未表示のピクチャが画像復
号器の内部に残っている状態で終了している。
【0007】未表示のピクチャがある場合、そのピクチ
ャに対する音声情報との不整合、すなわち、そのピクチ
ャが表示されないで、音声だけが出力されるという状況
が発生する。
【0008】本発明の目的は、情報記録媒体に記録され
た画像情報を最後まで残さず表示できる情報記録媒体再
生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報記録媒体利用システムは、情報が記録
された情報記録媒体と、情報記録媒体に記録された情報
を読みだす情報記録媒体読み出し制御部と、情報記録媒
体に記録された画像情報を処理する画像情報処理部と、
情報記録媒体に記録された音声情報を処理する音声情報
処理部と、情報記録媒体読み出し制御部,画像情報処理
部及び,音声情報処理部を制御する中央処理部と、予め
用意された符号化画像情報とにより、構成される。
【0010】
【作用】本発明の情報記録媒体利用システムは、情報記
録媒体が装着された情報記録媒体読み出し制御部から、
情報記録媒体に記録された情報を、中央処理部の制御に
より、システムバスに読みだし、その情報が画像情報で
あれば画像情報を処理する画像情報処理部にデータを転
送し、その情報が音声情報であれば音声情報を処理する
音声情報処理部にデータを転送する。そして、情報記録
媒体に記録された符号化画像情報に予め用意された符号
化画像情報を付加し、中央処理部の制御により、画像復
号器に入力する。この手法により、符号化画像情報列か
らなる一つのシーケンスの終了状態における未表示のピ
クチャが画像復号器の内部に残っている状態終了してい
る場合に、情報記録媒体に記録された符号化画像情報の
最後まで残さず表示することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0012】図1は、本発明による再生装置の概念を説
明するブロック図である。
【0013】情報記録媒体には、磁気ディスクや半導体
メモリなどが考えられるが、以下の実施例では、情報
媒体の1例として、光ディスクを想定している。
【0014】中央処理部1は、操作部2の指示に従い、
光ディスク3に記録された情報を、光ディスク読み出し
制御部4により読み出し、光ディスク3に記録された情
報の内容を判断する。そして、中央処理部1は、光ディ
スク3に記録された情報が画像情報であれば、システム
バス5を介して、画像復号器6にデータを転送し、復号
後の画像データを画像再生部7を介して、表示装置8に
表示する。また、光ディスク3に記録された情報が音声
情報であれば、システムバス5を介して、音声復号器9
にデータを転送し、復号後の音声データを音声再生部1
0を介して、スピーカ11より出力する。
【0015】光ディスク3に記録された情報が画像情報
や音声情報でない場合や、画像情報や音声情報であって
も直ちに処理する必要が無い場合には、バッファメモリ
12に格納する。バッファメモリ12には、付加用符号
化画像情報も格納しており、必要に応じてシステムバス
5を介して、画像復号器6にデータを転送する。
【0016】図2は、本発明による再生装置の実施例を
示すブロック図である。但し、図1と同一物は、同じ番
号とする。
【0017】本実施例では、光ディスクとして、CD−
ROM(Compact Disc Read Only Memory)ディスク1
3を、画像情報及び音声情報として、MPEG(Moving
Picture Experts Group)規格による圧縮符号化データ
をそれぞれ採用している。
【0018】中央処理部1は、CD−ROM読み出し制
御部14を制御して、CD−ROMディスク13に記録
されている情報を読み出し、記録データの内容を判断す
る。記録データが画像情報の場合、システムバス5を介
して、MPEG画像処理部15とMPEGワークメモリ
16とから構成される画像復号器6にデータ転送する。
MPEG画像処理部15では、入力されたそのデータを
一旦MPEGワークメモリ16に格納後、MPEGワー
クメモリ16内の圧縮符号化画像データをデジタル画像
データに復号し、画像再生部7を介して表示装置8に表
示する。
【0019】また、CD−ROMデータが音声情報の場
合、システムバス5を介して、MPEG音声処理部17
で構成される音声復号器9にデータ転送する。MPEG
音声処理部17では、圧縮符号化音声データを音声信号
に復号し、音声再生部10を介してスピーカ11より音
声出力する。
【0020】バッファメモリ12は、中央処理部1が管
理するメモリであり、CD−ROM記録データを、一旦
このバッファメモリ12に格納し、MPEG画像処理部
15及びMPEG音声処理部17に対してデータ転送す
るためのデータバッファとしても利用する。バッファメ
モリ12には、付加用符号化画像情報も格納しており、
必要に応じてシステムバス5を介して、画像復号器6に
データを転送する。
【0021】MPEG画像処理部15及びMPEG音声
処理部17は、それぞれ専用のLSI(Large Scale In
tegrated circuit)で構成している。
【0022】操作部2からのMPEG画像処理部15も
しくはMPEG音声処理部17に対する制御要求は、中
央処理部1に伝達され、操作部2が要求するMPEG画
像処理部15もしくはMPEG音声処理部17に対する
制御を実行する。
【0023】CD−ROMディスク13を標準速度で回
転させると、CD−ROM読み出し部14からのデータ
転送速度は約150kB/秒であり、ビデオCD規格の
平均データ転送速度に合致しているが、CD−ROMデ
ィスク13を標準速度の倍の速度で回転させると、CD
−ROM読み出し部14からのデータ転送速度は約30
0kB/秒であり、バッファメモリ12には、データ転
送速度の差に応じたデータが格納される。中央処理部1
は、バッファメモリ12にデータを格納する余裕がなく
なると、CD−ROM読み出し部14からの読み出しを
停止し、バッファメモリ12にデータを格納する余裕が
できるのを待つ。本実施例では、中央処理部1がバッフ
ァメモリ12にデータを格納する余裕ができたことを検
出するタイミングを、ビデオの垂直同期信号の割り込み
処理ルーチンで行っている。また、逆にバッファメモリ
12が空になって、中央処理部1が、バッファメモリ1
2にデータが格納されたことを検出するタイミングも、
ビデオの垂直同期信号の割り込み処理ルーチンで行って
いる。常時行う(ポーリング動作)方法に比べて、中央
処理部1の負担を軽減している。
【0024】本実施例では、MPEG画像処理部15及
びMPEG音声処理部17は、それぞれ専用のLSI
(Large Scale Integrated circuit)で構成している
が、MPEG画像処理部15とMPEG音声処理部17
が、同一のLSIに格納されていても、本発明同じ動
作であることは、言うまでもない。
【0025】図3に、画像復号器のブロック図を示す。
【0026】MPEG画像データは、最初にVBV(Vi
deo Buffering Verifier)バッファ30に格納される。
システムとしては、ストリームが必要とするバッファサ
イズであるSTD(System Target Decoders)バッファ
サイズ(約40kバイト)分、MPEG画像データをバ
ッファメモリに完全に満たしてから、動作を開始するの
が一般的である。尚、アプリケーションの効果として、
MPEG画像データが入力されると同時に動作を開始す
る事もできる。
【0027】デコードタイミング(復号タイミング)
は、デコードタイミング切替えスイッチ31により、V
−SYNC(Vertical sync)同期デコードかホスト同
期デコードかを選択し、デコードスイッチ32でデコー
ド許可の可否を決定する。V−SYNC同期デコード
は、垂直同期信号でデコードタイミングを設定し、ホス
ト同期デコードは、操作部からのデコード指示によりデ
コードタイミングを設定する。
【0028】設定されたデコードタイミングに従い、デ
コード処理(復号処理)は、デコード処理部33で行
う。
【0029】デコード(復号)が完了したデコード済み
MPEG画像データは、MPEGワークメモリ内のデコ
ード済みフレームバッファ34に格納する。、デコード
済みフレームバッファ34では、3画面分のデコード済
みMPEG画像データを保持する。
【0030】デコード済みMPEG画像データは、ポー
ズ状態(ポーズスイッチ35がON)であれば、デコー
ド動作(復号動作)を停止し、ポーズ状態が解除(ポー
ズスイッチ35がOFF)されるまで待機する。
【0031】また、デコード済みMPEG画像データ
は、フリーズ状態でない(フリーズスイッチ36がOF
F)であれば、MPEGワークメモリ内の出力フレーム
バッファ37にデコード済みMPEG画像データを転送
し、フリーズ状態(フリーズスイッチ36がON)であ
れば、デコード動作は続行し、デコード済みMPEG画
像データを廃棄する。
【0032】出力フレームバッファ37からの出力は、
表示が許可状態(表示スイッチがON)であれば画像再
生部に出力し、表示が不許可状態(表示スイッチがOF
F)であれば、出力を停止する。
【0033】図4は、図3のデコード済みフレームバッ
ファ34と出力フレームバッファ37の各フレームバッ
ファにおいて、復号後の画像がどのように記憶されてい
るかの状態を説明するための説明図である。
【0034】デコード済みフレームバッファ34と出力
フレームバッファ37は、論理的には分かれているが、
物理的には、四つのフレームバッファの内、三つをデコ
ード済みフレームバッファ34とし、残りの一つを出力
フレームバッファ37としている。
【0035】MPEGストリームに利用される画像デー
タには、予測符号化方式に対応して、次の三つのピクチ
ャタイプがある。
【0036】Iピクチャ(Intra-coded picture)は、
イントラ符号化画像のことで、その画像情報だけから符
号化された画面であり、フレーム間予測を使わずに生成
した画像データである。このIピクチャは、単独で静止
画として存在しうるピクチャである。
【0037】Pピクチャ(Predictive-coded picture)
は、前方予測符号化画像のことで、時間的に前に存在す
る復号済みのIピクチャもしくはPピクチャから予測を
行う事により生成した画像データである。
【0038】Bピクチャ(Bidirectionally predictive
-coded picture)は、両方向予測符号化画像のことで、
予測画像として、時間的に前に存在する復号済みのIピ
クチャもしくはPピクチャから予測,時間的に後ろに存
在する復号済みのIピクチャもしくはPピクチャから予
測,及びその両方から予測,の三つの予測手段の中から
選択して生成した画像データである。
【0039】符号化画像情報列からなるシーケンスが次
の数1で与えられた場合の、四つのフレームバッファの
記憶状態について説明する。I,P,Bはそれぞれピク
チャタイプを意味し、数字は、表示順を意味している。
【0040】 I1,P4,B2,B3,P7,B5,B6,P10,B8,B9,P13, B11,B12……(数1) この符号化画像情報列からなるシーケンスの中身は、デ
コード順に並んでおり、表示順では、数2となる。
【0041】1,B2,B3,P4,B5,B6,P
7,B8,B9,P10,B11,B12,P13……
(数2) I1が入力されると、図4(1)に示すフレームバッフ
ァの記憶状態(I1のみデコードされた状態)となり、
次にP4が入力されると、図4(2)に,次にB2が入
力されると、図4(3)に,次にB3が入力されると、
図4(4)に,次にP7が入力されると、図4(5)
に,次にB5が入力されると、図4(6)に,次にB6
が入力されると、図4(7)に,次にP10が入力され
ると、図4(8)に,次にB8が入力されると、図4
(9)に,次にB9が入力されると、図4(10)に,
次にP13が入力されると、図4(11)に,次にB1
1が入力されると、図4(12)に,それぞれ示される
フレームバッファの記憶状態に移行する。
【0042】図4(3)に示すフレームバッファの記憶
状態で、三つのデコード済みフレームバッファ34にI
1,P4,B2が格納され、図4(4)に示すフレーム
バッファの記憶状態で、三つのデコード済みフレームバ
ッファ34にP4,B2,B3が、出力フレームバッフ
ァ37にI1がそれぞれ格納される。この時に、I1が
表示される。以下、網掛け部を出力フレームバッファ3
7として、それぞれ順次表示する。格納されている物理
位置は変化していないが、表示しているピクチャが格納
されているフレームバッファを、論理的に出力フレーム
バッファ37と称し、残りの三つのフレームバッファを
論理的にデコード済みフレームバッファ34と称してい
る。
【0043】符号化画像情報列からなるシーケンスにつ
いては、SEC(Sequence End Code:シーケンスの終わ
りを示す終了同期コード)により、符号化画像情報列か
らなる一つのシーケンスが終了した事が認識できるが、
ピクチャの画像データについては、この画像データが最
後の画像データである事を特に識別する手段がない。従
って、デコード済みフレームバッファ34に三つのピク
チャが格納され、未表示のピクチャが残っている状態
で、かつ、出力フレームバッファ37に格納されている
ピクチャを表示している状態で、終了しているのが一般
的である。
【0044】通常は、両方向予測符号化画像であるBピ
クチャを生成するために、必要な予測元ピクチャである
IピクチャもしくはPピクチャが、二つ残っている状態
で終了している。
【0045】この状態及び本発明を適用した場合、各フ
レームバッファにおいて、復号後の画像がどのように記
憶されているかの状態を図5に示す。以下、図5を用い
て、簡単に説明する。
【0046】符号化画像情報列からなる一つのシーケン
スが次の数3で与えられた場合、 I1,P4,B2,B3……(数3) 図5(1)の状態から、図5(2)の状態,図5(3)
の状態,図5(4)の状態に、順次移行し、I1ピクチ
ャを表示している状態で終了している。そこで、本発明
は、この表示されていないB2ピクチャ,B3ピクチ
ャ,P4ピクチャを表示するために、予測画像として、
時間的に前に存在する復号済みのIピクチャもしくはP
ピクチャから予測する予測符号化方式のPピクチャで構
成した符号化画像情報列を付加したものである。
【0047】例えば、数4の符号化画像情報を、数3の
シーケンスに付加した場合を考察する。
【0048】P5,P6,P7……(数4) 図5(4)の状態から、順次図5(5)の状態,図5
(6)の状態,図5(7)の状態に、順次移行し、P4
ピクチャを表示している状態で終了し、数3のシーケン
スを最後まで表示する事ができる。
【0049】この場合、数4の符号化画像情報は、差分
0で前方予測を行ったPピクチャであり、数3のシーケ
ンスにおける最後のGOP(Group Of Pictures)層の
中に付加している。ピクチャの画像データのTR(Temp
oral Reference:表示順を示す値)は、数3のピクチャ
からの連続を意味する5,6,7としている。従って、
予め用意する符号化画像情報であるPピクチャのTR
は、付加すべき符号化画像情報列からなる一つのシーケ
ンスに応じて、その都度変更する必要がある。
【0050】数4におけるP6,P7のピクチャについ
ては、それぞれ、予測画像として、時間的に前に存在す
る復号済みのIピクチャもしくはPピクチャから予測す
る予測符号化方式のBピクチャに置き換えても、表示結
果は同じである。符号化画像情報のデータ量や、復号化
に要する時間等を考慮して、決める事ができる。
【0051】付加用符号化画像情報として、独立シーケ
ンスを使用しても、本発明は実現できる。その具体的実
施例(シーケンス)を、16進数を用いて、以下の数5
〜数13に示す。
【0052】 000001B3 010010 C4 FFFFE0A0 ……(数5) 000001B8 00080040 …………………(数6) 00000100 000FFFF8 …………………(数7) 00000101 FB94A52220 ………………(数8) 00000100 0097FFF880 ………………(数9) 00000101 FA70 ………………………(数10) 00000100 005FFFF888 ………………(数11) 00000101 FA58 ………………………(数12) 000001B7 ……………………………(数13) 数5の12バイトと、数13の4バイトは、シーケンス
層のデータであり、シーケンス開始コード(000001B3)4
バイトから始まり、シーケンス終了コード(000001B7)4
バイトで終了する。本実施例では、横の画素数が16画
素で縦のライン数が16ラインの画像で、かつ、アスペ
クト比が1.0950で画像の周波数が29.97Hzを想定してい
る。
【0053】数6の8バイトは、GOP(Group Of Pic
tures)層のデータであり、Group Start Code (000001
B8)4バイトから開始する。
【0054】数7の8バイト,数9の9バイト,数11
の9バイトは、ピクチャ層のデータであり、Picture St
art Code(00000100)4バイトから開始する。数7は、
Iピクチャを,数9は、Pピクチャを,数11は、Bピ
クチャを,それぞれ意味する。
【0055】数8の9バイト,数10の6バイト,数1
2の6バイトは、マクロブロック層及びブロック層を含
んだスライス層のデータであり、Slice Start Code(00
000101)4バイトから開始する。
【0056】この場合の、付加用符号化画像情報は、独
立シーケンスであるので、予め用意する符号化画像情報
であるピクチャのTRは、付加すべき符号化画像情報列
からなる一つのシーケンスに依存せず、常に固定値であ
るので、その都度変更する必要が無いという効果があ
る。
【0057】本実施例では、付加用符号化画像情報をバ
ッファメモリ内に格納しているが、この付加用符号化画
像情報は、中央処理部を制御するプログラムが格納され
たメモリ(通常は、ROM(Read Only Memory)に格納
されている)の中に予め用意しておき、バッファメモリ
に一旦格納してから利用してもよいし、必要に応じてバ
ッファメモリを介さず直接画像復号器に入力してもよ
い。また、光ディスク内にデータもしくはデータファイ
ルとして格納しておき、バッファメモリに一旦格納して
から利用してもよいし、時間的に整合が取れれば、必要
に応じてバッファメモリを介さず直接画像復号器に入力
してもよい。
【0058】本実施例では、MPEG動画を扱ったが、
MPEG静止画についても、本発明の手法が利用できる
ことは言うまでもない。また、画像復号器によっては、
付加用符号化画像情報の代わりに、0データを入力して
も、本発明の効果を期待できる場合もある。
【0059】
【発明の効果】本発明の情報記録媒体再生装置にするこ
とにより、符号化画像情報列からなる一つのシーケンス
の終了状態における未表示のピクチャが画像復号器の内
部に残っている状態で終了している場合に、情報記録
体に記録された符号化画像情報の最後まで残さず表示す
ることができる。その結果、未表示のピクチャに対する
音声情報との不整合、すなわち、そのピクチャが表示さ
れないで、音声だけが出力されるという状況が回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報記録媒体再生装置の概念を説
明するブロック図である。
【図2】本発明による情報記録媒体再生装置の、実施例
を示すブロック図である。
【図3】本発明における画像復号器の実施例を示すブロ
ック図である。
【図4】一般的な、各フレームバッファの中に復号後の
画像がどのように記憶されているかの状態を説明する状
態説明図である。
【図5】本発明を適用した場合の、各フレームバッファ
の中に復号後の画像がどのように記憶されているかの状
態を説明する状態説明図である。
【符号の説明】
1…中央処理部,2…操作部,3…光ディスク,4…光
ディスク読み出し制御部,5…システムバス,6…画像
復号器,7…画像再生部,8…表示装置,9…音声復号
器,10…音声再生部,11…スピーカ,12…バッフ
ァメモリ,13…CD−ROMディスク,14…CD−
ROM読み出し制御部,15…MPEG画像処理部,1
6…MPEGワークメモリ,17…MPEG音声処理
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 七条 俊一 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地日本ビクター株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−122687(JP,A) 特開 平5−153577(JP,A) 特開 平6−46368(JP,A) 特開 平7−231427(JP,A) 特開 平8−153368(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/24 - 7/68 H04N 9/79 - 9/898 G11B 20/10 - 20/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録媒体に記録された情報を読みだす
    情報記録媒体読み出し制御部と、前記情報記録媒体に記
    録された画像情報を処理する画像情報処理部と、前記情
    報記録媒体に記録された音声情報を処理する音声情報処
    理部と、前記情報記録媒体読み出し制御部、前記画像情
    報処理部及び前記音声情報処理部を制御する中央処理部
    とからなる情報記録媒体再生装置において、 再生時に、時間的に前に存在する復号済みの画像情報を
    参照画像とする予測符号化方式の符号化画像情報列を、
    前記中央処理部の制御により、前記画像情報処理部に入
    力することにより未表示のピクチャを表示することを特
    徴とする情報記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】情報記録媒体に記録された情報を読みだす
    情報記録媒体読み出し制御部と、前記情報記録媒体に記
    録された画像情報を処理する画像情報処理部と、前記情
    報記録媒体に記録された音声情報を処理する音声情報処
    理部と、前記情報記録媒体読み出し制御部、前記画像情
    報処理部及び前記音声情報処理部を制御する中央処理部
    とからなる情報記録媒体再生装置において、 前記情報記録媒体に記録された符号化画像情報列からな
    るシーケンスの終了状態で、未表示のピクチャが前記画
    像情報処理部に残っている場合、時間的に前に存在する
    復号済みの画像情報を参照画像とする予測符号化方式の
    符号化画像情報列を、前記中央処理部の制御により、前
    記画像情報処理部に入力することにより未表示のピクチ
    ャを表示することを特徴とする情報記録媒体再生装置。
  3. 【請求項3】 情報記録媒体に記録された情報を読みだす
    情報記録媒体読み出し制御部と、前記情報記録媒体に記
    録された画像情報を処理する画像情報処理部と、前記情
    報記録媒体に記録された音声情報を処理する音声情報処
    理部と、前記情報記録媒体読み出し制御部,前記画像情
    報処理部及び前記音声情報処理部を制御する中央処理部
    とからなる情報記録媒体再生装置において、 前記情報記録媒体に記録された符号化画像情報列からな
    るシーケンスの終了状態で、未表示のピクチャが前記画
    像情報処理部に残っている場合、復号中もしくは復号済
    の符号化画像情報列とは別の、それ自体で独立したシー
    ケンスを構成する符号化画像情報列を、前記中央処理部
    の制御により、前記画像情報処理部に入力することによ
    り未表示のピクチャを表示することを特徴とする情報記
    録媒体再生装置。
JP617695A 1995-01-19 1995-01-19 情報記録媒体再生装置 Expired - Lifetime JP3125839B2 (ja)

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JP617695A JP3125839B2 (ja) 1995-01-19 1995-01-19 情報記録媒体再生装置

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