JP2998640B2 - 動画像再生装置 - Google Patents

動画像再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像を再生する
動画像再生装置に関し、特に、動画像を滑らかに再生す
る動画像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像のような大量のデータを扱う場
合、十分なCPU性能及びバス性能が確保されない限
り、画像を再生表示する間隔は一定ではない。その為、
バスやCPUの負荷状況によって急に画像表示がストッ
プしたり、静止に近い状態から急に画像が動き出すとい
った不自然で滑らかでない表示となる。
【0003】そこで、再生表示を滑らかにする動画像再
生装置として、特開平7−32714号公報(以下、先
行技術1と呼ぶ)に記載されている方法がある。
【0004】以下、図9を参照して、先行技術1に開示
された、再生表示を滑らかにする動画像再生装置につい
て説明する。
【0005】図示の動画像再生装置は、CPU801
と、ROM802と、RAM803と、外部記憶装置8
04と、操作装置805と、管理テーブル806と、表
示制御回路807と、フレームバッファ808と、表示
装置809と、データ処理装置810と、回線制御回路
811と、回線812と、バス813とを有する。
【0006】データ処理装置810は、画像データの復
号を行い、各フレームの生成時間の情報を管理テーブル
806に追加する。表示制御回路807では各フレーム
間の生成時間の差を求め、この値を基準値αと比較して
表示レベルHLを求め、管理テーブル806に登録す
る。表示装置809では表示処理中のフレームの表示レ
ベルHLを管理テーブル806により確認し、表示レベ
ルの値に応じて次のフレームの表示までの時間間隔を決
定する。また、フレームバッファ808に格納されてい
るフレームの数を調べ、フレーム数に応じて表示レベル
HLの値を加減し、表示間隔を調整する。
【0007】このように各フレームの表示時間を、動画
像の表示のための処理に要する時間とフレームバッファ
808に格納される未表示の画像数とに応じて設定制御
する。復号化に時間がかかっている場合には、フレーム
表示間隔を長くし、逆の場合にはフレーム表示間隔を短
くする。このようにして、CPU801の負荷状況によ
らず動画像データを滑らかに再生できるようになる。
【0008】また、再生時間をコントロールするために
画像を間引く方法が、特開平6−121282号公報
(以下、先行技術2と呼ぶ)に記載されている。
【0009】以下、図10を参照して、先行技術2に開
示された、画像を間引く方法を実現する動画像再生装置
について説明する。
【0010】図示の動画像再生装置は、画像データ記憶
器901と、画像バッファ902と、類似度計算部90
3と、最大類似度検出部904と、バッファ表示制御器
905と、画像表示器904とを有する。
【0011】画像データ記憶器901では一定の時間間
隔で連続して収録された画像データ時系列を記憶し、そ
れを時系列画像信号aとして出力する。画像バッファ9
02では時系列画像信号aを入力し、一定時間分の画像
データを、バッファ表示制御器905によって読み取ら
れるか、或いは読み飛ばされるまで一時的に保持する。
類似度計算部903では、画像信号bを入力し、時間的
に隣接する各画像データ間の類似度を計算し、類似度を
示す類似度信号cを出力する。2つの画像データ間の類
似度は例えば画像データ間の各対応する画像の3原色値
の2乗和を全画素について合計し、その値が小さいほど
類似していると判断する方法を用いる。最大類似度検出
部904では、類似度信号cを入力し、隣接画像との類
似度が最も高いものを上位から(n−m)個選び、それ
らの画像をバッファ表示制御器905で間引くような間
引き制御信号dを出力する。バッファ表示制御器905
は間引き制御信号dに応じて画像を間引いて表示する。
【0012】このように、類似度の大きい部分を間引く
ことによって、不連続な動きのない早送り再生を実現し
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】先行技術1に開示され
た再生を滑らかにする方法には、次に述べるような問題
がある。第1に、フレーム表示間隔を長くしたり短くし
たりすると、再生画像は滑らかに見えるが、全体の再生
時間が不定になり、本来の再生時間と合わなくなるとい
う問題がある。第2に、音声との同期を取った場合、動
画像の再生時間に合わせて音声を再生すると、音声の早
送りやスロー、または音声の途切れが発生し、聞き苦し
いものとなる可能性がある。
【0014】また、画像処理にかかる時間が長すぎる場
合は、画像処理するフレームを間引いてなるべく早く画
像処理をする必要がある。しかしながら、従来の画像を
間引く方法では、間引きを行うフレームの画像や画像処
理方式によらず、機械的に間引いているため、再生した
画像が滑らかに見えない欠点がある。一方、先行技術2
のように、これを滑らかにするために画像データ間の類
似度を計算する方法では、計算するのに時間がかかり、
類似度の計算のためにCPUの負荷が大きくなっている
にも拘らず、画像を間引くためにさらにCPUに負荷が
かかってしまい、再生フレーム数が少なくなる問題があ
る。
【0015】したがって、本発明の課題は、再生時間は
本来の再生時間と一致させ、しかも滑らかに動画像を再
生することができる動画像生成装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による動画像再生
装置は、複数の画像データを複数枚のフレームとして貯
える画像データバッファと、入力されるデータを表示可
能な画像データに変換し、変換後の前記画像データを前
記画像データバッファに前記フレームとして格納する画
像処理手段と、該画像処理手段での画像処理の所要時間
に拘らず、一定の間隔で前記画像データバッファから画
像データを読み出し、表示画像の更新を行うことによっ
て動画像を表示する表示制御手段とを具備することを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1を参照すると、本発明の一実施の形態
による動画像再生装置は、圧縮画像データを格納する圧
縮データファイル101と、圧縮データファイル101
から圧縮画像データを読み込み、圧縮画像データの復号
処理を行う復号処理部103と、復号処理部103で復
号された復号後の画像データをフレームとして格納する
複数枚の画像データバッファ104と、画像データバッ
ファ104内のフレームを表示する表示制御部104
と、表示制御部104で表示のタイミングを計るタイマ
部106と、復号処理を間引く間引き制御部102と、
表示装置107とから構成されている。
【0019】復号処理部103は圧縮データファイル1
01から圧縮画像データを読み込み、復号したフレーム
を画像データバッファ104に順次格納する。画像デー
タバッファ104は複数の復号したフレームを貯えられ
るリングバッファになっており、ある一定数以上のフレ
ームが格納された段階で表示を再開するようにタイマ部
106に対して開始を指示する。タイマ部106は一定
間隔(30フレーム/秒の表示の場合は33ミリ秒単
位)で表示要求信号を表示制御部105に通知する。表
示制御部105は画像データバッファ104から復号さ
れたフレームを表示装置107に転送して表示する。
【0020】この際、画像データバッファ104内に残
っているフレームの数が、ある一定数(第1のしきい
値)N以下だった場合は復号処理を省略するため、間引
きフレーム数を指示するカウンタ(図示せず)をインク
リメントする。また、逆に画像データバッファ104内
に残っているフレームの数が、ある一定数(第2のしき
い値)M以上だった場合は、上記カウンタをクリアし、
間引き指定を解除する。間引き制御部102は、上記カ
ウンをチェックし、間引き要求があり、しかも復号す
るフレームが間引き可能な場合には、復号処理部103
に対し圧縮画像データの読み飛ばしを指示する。復号処
理部103は圧縮画像データの読み飛ばし指定があった
ときは圧縮画像データを1フレーム分読み飛ばすことに
よってフレームを間引く。
【0021】次に、図2を参照して、図1に示した表示
制御部105の動作について説明する。
【0022】表示制御部105は、タイマ部106から
ある一定の表示間隔で呼び出される。この間隔がフレー
ムレートであり、通常、テレビ(TV)のフレームレー
トでは(1/30)秒単位となる。表示制御部105で
は画像データバッファ104内の残りフレーム数をチェ
ックする(ステップ201)。ここで、残りフレーム数
が第1のしきい値N以下なら、表示制御部105は、間
引きを要求すべく間引きフレーム数カウンタをインクリ
メントして(ステップ202)、処理を終了する。一
方、画像データバッファ104内の残りフレーム数が第
2のしきい値M以上ならば、表示制御部105は、間引
きをしないために間引きフレーム数カウンタ(図示せ
ず)を0にして(ステップ203)、ステップ204へ
移る。また、画像データバッファ104内の残りフレー
ム数が範囲N〜Mの間なら、表示制御部105は、直ち
にステップ204へ移る。ステップ204で、表示制御
部105は画像データバッファ104内の1枚のフレー
ムを表示装置107に転送する。そして、表示制御部1
05はそれを表示装置107に表示させる(ステップ2
05)。
【0023】ここで、間引き要求を発行する第1のしき
い値N、間引き要求をクリアする第2のしきい値M、画
像データバッファ104に格納できるフレーム数Kの関
係は次のようになる。
【0024】0<N<M≦K ここで、フレーム数が第1のしきい値N以下の場合、画
像データを表示装置107に転送していないが、これは
前回転送した画像と同一フレームを転送しても同じこと
である。
【0025】次に、図3を参照して、図1に示した間引
き制御部102の動作について説明する。
【0026】間引き制御部102は、復号処理部103
で復号処理をする前に、1フレームの処理毎に呼び出さ
れる。間引き制御部301では、表示制御部105でセ
ットされた間引きフレーム数をチェックし(ステップ3
01)、間引きフレーム数が0の場合、間引き処理を行
わない。また、間引きフレーム数が0より大きい場合、
間引き制御部102は次の圧縮画像データをチェックす
る(ステップ302)。ここで、間引き可能な場合は、
間引き制御部102は間引きフレーム数カウンタをデク
リメントし(ステップ303)、圧縮画像データの読み
飛ばし指定をする(ステップ304)。
【0027】間引き可能否かの判定は、例えば、圧縮
画像データが他の圧縮画像データに参照されるか否かで
判定することができる。例えば、MPEG(Moving Pic
tureCording Experts Group)方式の場合、圧縮画像デ
ータの構成は図4に示す構成になっている。図4に示す
ように、圧縮画像データには、Iピクチャ(イントラ符
号化画像)、Pピクチャ(予測符号化画像)、Bピクチ
ャ(双方向予測符号化画像)と呼ばれる3種類の圧縮方
式がある。Iピクチャはその圧縮画像データだけで1フ
レームの画像を復号できる圧縮方式である。Pピクチャ
はそのフレームの前に存在するIピクチャまたはPピク
チャのフレームを参照して復号する圧縮方式である。B
ピクチャはそのフレームの前に存在するIピクチャまた
はPピクチャのフレーム及びそのフレームの後に存在す
るIピクチャまたはPピクチャを参照して復号する圧縮
方式である。この場合、Bピクチャを間引いても他の圧
縮画像データを参照されることはないので障害は発生し
ないが。PピクチャやIピクチャを間引いた場合にはそ
のフレームを参照しているPピクチャ及びBピクチャは
復号できなくなる。従って、MPEG方式の場合はBピ
クチャは間引き可能であるが、Pピクチャ及びIピクチ
ャは間引き不可能となる。
【0028】また、他の方法として間引きを指定する際
に間引き要求にレベルを設けることも可能である。間引
き要求レベルは、例えば、間引きフレーム数カウンタの
値によって、カウンタ値1の場合は低レベル、カウンタ
値2の場合は中レベル、カウンタ値3以上の場合は高レ
ベルとする。そして、低レベルの場合はBピクチャのみ
間引き可能とし、中レベルの場合はBピクチャ及びPピ
クチャを間引き可能とし、高レベルの場合は全ピクチャ
を間引き可能とする。
【0029】次に、図5を参照して、図1に示した復号
処理部103の動作について説明する。
【0030】復号処理部103は、1フレームの復号処
理を行う際に呼び出され、画像データバッファ104内
の残りフレーム数をチェックする(ステップ401)。
画像データバッファ104内の残りフレーム数が第3の
しきい値L以上なら、復号処理部103は画像の復号処
理の開始を待つ(ステップ402)。画像データバッフ
ァ104内の残りフレーム数が第3のしきい値L未満の
場合、復号処理部103は間引き制御部102でセット
された圧縮画像データの読み飛ばし指定をチェックする
(ステップ403)。読み飛ばし指定がある時は、復号
処理部103は圧縮画像データを1フレーム分読み飛ば
す(ステップ404)。また、読み飛ばし指定がない場
合は、復号処理部103は通常の復号処理を行い(ステ
ップ405)、復号後のフレームを画像データバッファ
104に格納する(ステップ406)。
【0031】ここで、間引き要求を発行する第1のしき
い値N、復号処理を停止する第3のしきい値L、画像デ
ータバッファ104に格納できるフレーム数Kの関係は
次のようになる。
【0032】0<N<L≦K 図5に示すフローチャートでは、フレームを間引く場
合、単純に圧縮画像データを読み飛ばしているが、他の
方法として、復号処理部103内にフレーム補間部(図
示せず)を設け、読み飛ばしたフレームを前後のフレー
ムから補間して作り出しても良い。補間の方法として
は、例えば、前後のフレームの各対応する画素の3原色
値を全画素について平均し、1枚のフレームを構成する
方法がある。
【0033】
【実施例】次に本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
【0034】図6乃至図8は復号処理時間、画像データ
バッファの変化、表示フレームの時間的推移を示してい
る。説明のため、間引き要求を発行する第1のしきい値
N=2、間引き要求をクリアする第2のしきい値M=
6、復号処理を停止する第3のしきい値L=6、画像デ
ータバッファ104に格納できるフレーム数=8として
説明する。また、復号処理開始後4フレームのデータが
画像データバッファ104にたまったところで表示処理
を開始することとする。また、図中の数字はフレーム番
号を意味するものとする。
【0035】図6は復号処理にかかる時間がフレーム毎
に異なる場合の表示タイミングを示した図である。
【0036】この例では、4フレームの画像データが画
像データバッファ104に格納された段階で(時刻T
9)、表示が開始され、フレーム番号1の画像を表示す
る。画像データバッファ104には複数枚のフレームが
蓄積されており、表示は一定間隔αで更新されるが、画
像データバッファ104に余裕があるため、フレーム番
号8のように復号時間に長いフレームがあっても、表示
は一定間隔に更新される。
【0037】図7は復号処理にかかる時間に比べて表示
間隔αが短い場合の表示タイミングを示した図である。
【0038】この例では4フレームの画像データが画像
データバッファ104に格納された段階で(時刻T
9)、表示が開始され、フレーム番号1の画像を表示す
る。時刻α後(時刻T11)、フレーム番号2の画像を
表示するが、この際、画像データバッファ104内の残
りフレーム数が間引き要求を発行する第1のしきい値N
=2以下になったため、表示制御部105は間引き制御
部102に対し間引き要求を発行する。次の圧縮画像デ
ータ(フレーム番号6の圧縮画像データ)を復号する
際、要求を受けた間引き制御部102は復号すべき圧縮
データをチェックし、この圧縮画像データを間引くこと
ができると判断した場合には、圧縮画像データの読み飛
ばしを行い、前回と同一フレームを画像データバッファ
104に書き込む。
【0039】さらに、時刻T15ではフレーム番号4の
画像を表示するが、この際、画像データバッファ104
内の残りフレーム数が間引き要求を発行するしきい値N
=2以下になったため、表示制御部105は間引き制御
部102に対し間引き要求を発行する。次の圧縮画像デ
ーア(フレーム番号8の圧縮画像データ)を復号する
際、要求を受けた間引き制御部102は復号すべき圧縮
画像データをチェックし、この圧縮画像データを間引く
ことができないと判断した場合、通常通りフレーム番号
8の圧縮画像データを復号する。
【0040】さらに、フレーム番号9の圧縮画像データ
を復号する際、要求を受けた間引き正制御部102は復
号すべき圧縮画像データをチェックし、この圧縮画像デ
ータを間引くことができると判断した場合には、圧縮画
像データの読み飛ばしを行い、前回と同一フレーム(フ
レーム番号8のフレーム)を画像データバッファ104
に書き込む。このようにして間引き処理が行われ、一定
間隔で表示が更新される。
【0041】図8は復号処理にかかる時間に比べて表示
間隔αが長い場合の表示タイミングを示した図である。
【0042】この例では4フレームの画像データが画像
データバッファ104に格納された段階で(時刻T
9)、表示が開始され、1フレーム目の画像を表示す
る。その後、時間αの間隔で順次画像を表示し、フレー
ム番号9の圧縮画像データを復号した段階で画像データ
バッファ104内の残りフレーム数が復号処理を停止す
る第3のしきい値L=6以上になったため、画像データ
バッファ104内の残りフレーム数が復号処理を停止す
る第3のしきい値L=6未満になるまで復号処理を停止
する。時刻T21でフレーム番号4のフレームを表示す
ると、画像データバッファ104内の残りフレームが復
号処理を停止する第3のしきい値L=6未満になるので
復号処理を再開する。このようにして復号の処理時間の
調整が行われ、一体間隔で表示が更新されることにな
る。
【0043】本発明は上述した実施の形態に限定せず、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が
可能である。例えば、上記実施の形態では、圧縮データ
ファイル101に圧縮画像データが格納されているの
で、復号処理部103は圧縮データファイル101から
圧縮画像データを読み込み、圧縮画像データの復号処理
を行っているが、復号処理部103の代わりに、一般
に、入力されるデータを表示可能な画像データに変換
し、変換後の画像データを画像データバッファにフレー
ムとして格納する画像処理手段であって良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、復号処
理部と表示処理部とを独立させることによって、一定間
隔で表示の更新ができ、また間引くフレームを選択でき
るため、滑らかな再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による動画像再生装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の動画像再生装置に用いられる表示制御部
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1の動画像再生装置に用いられる間引き制御
部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】MPEG方式の圧縮画像データの構成を示す図
である。
【図5】図1の動画像再生装置に用いられる信号処理部
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】復号処理にかかる時間がフレーム毎に異なる場
合の、本発明の表示タイミングを示す図である。
【図7】復号処理にかかる時間に比べて表示間隔が短い
場合の、本発明の表示タイミングを示す図である。
【図8】復号処理にかかる時間に比べて表示間隔が長い
場合の、本発明の表示タイミングを示す図である。
【図9】特開平7−32714号公報(以下、先行技術
1と呼ぶ)に開示された、再生表示を滑らかにする動画
像再生装置の構成を示すブロック図である。
【図10】特開平6−121282号公報(以下、先行
技術2と呼ぶ)に開示された、画像を間引く方法を実現
する動画像再生装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 圧縮データファイル 102 間引き制御部 103 復号処理部 104 画像データバッファ 105 表示制御部 106 タイマ部 107 表示装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データを複数枚のフレームと
    して貯える画像データバッファと、入力されるデータを
    表示可能な画像データに変換し、変換後の前記画像デー
    タを前記画像データバッファに前記フレームとして格納
    する画像処理手段と、前記画像処理手段での画像処理の
    所要時間に拘わらず、一定の間隔で前記画像データバッ
    ファから画像データを読み出し、表示画像の更新を行う
    ことによって動画像を表示する表示制御手段と、前記画
    像データバッファ内の残りフレーム数に応じて、前記画
    像処理手段の画像処理を間引く間引き制御手段とを備え
    た動画像再生装置において、 前記入力されるデータは圧縮画像データであり、 前記画像処理手段は、前記画像処理として前記圧縮画像
    データの復号を行い、前記間引き制御手段は、前記画像
    データバッファ内の残りフレーム数に応じて間引きフレ
    ーム数を求め、当該間引きフレーム数から画像間引き要
    求レベルを設定し、当該画像間引き要求レベルと前記圧
    縮画像データの種類に応じて前記画像処理手段での画像
    処理を間引き、 前記表示制御手段は、前記間引き制御手段によって間引
    かれた画像データの1つ前の同一画像データを前記画像
    データバッファから読み出して表示画像の更新を行う
    とを特徴とする動画像再生装置。
  2. 【請求項2】 画像処理を間引いたことにより読み飛ば
    されたフレームを前後のフレームから補完して作り出す
    フレーム補完手段をさらに含むことを特徴とする請求項
    1記載の動画像再生装置。
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