JP3125116B2 - Adコンバータ - Google Patents

Adコンバータ

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JP3125116B2
JP3125116B2 JP04187758A JP18775892A JP3125116B2 JP 3125116 B2 JP3125116 B2 JP 3125116B2 JP 04187758 A JP04187758 A JP 04187758A JP 18775892 A JP18775892 A JP 18775892A JP 3125116 B2 JP3125116 B2 JP 3125116B2
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resistor
input terminal
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太刀男 湯浅
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ信号をディジ
タル信号に変換するADコンバータの改良に関する。特
に、部品点数を大幅に削除してIC化における回路面積
を縮少し、その結果、装置の小形化及び多ビット化を可
能にするADコンバータを提供することを目的とする改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照しつゝ、従来技術に係
るADコンバータについて説明する。図は従来技術に
係るADコンバータの回路図である。
【0003】図参照 図において、11は、同一の抵抗値を有する複数の抵抗
器R〜RK+1L+1の直列回路からなり、基
準電圧VRP・VRN間に接続されて分圧抵抗器を構成
する抵抗器列である。13は、複数のスイッチング手段
1,1〜SK+1よりなるスイッチング手段群で
あり、上記のスイッチング手段S〜SK+1
の一方の端子は上記の抵抗器列11の抵抗器のL+1番
目毎の接続点を除く接続点に接続され、他方の端子はL
+1番目のスイッチング手段毎に相互に接続されてい
る。14は、上記の抵抗器列11の抵抗器のL+1番目
毎の接続点に一方の入力端子が接続され、他方の入力端
子はADコンバータのアナログ入力端子INに接続され
た複数のコンパレータC〜Cよりなる第1
のコンパレータ群である。15は上記のスイッチング手
段の他方の端子に一方の入力端子が接続され、他方の入
力端子はADコンバータのアナログ入力端子INに接続
された複数のコンパレータC〜Cよりなる
第2のコンパレータ群である。
【0004】つぎに、図8に示すADコンバータの動作
について説明する。いま、抵抗器列11の抵抗R
のVRP側の端子における電圧をVとし、アナロ
グ入力電圧をVINとして次式が成立するとする。
【0005】 V2 1 <VIN<V2 2 ・・・(1) このとき、ディジタル出力は、 (B1 K , ・・・, B1 2 , B1 1 ) =(0, ・・・, 0, 1) ・・・(2) となる。
【0006】式(2)の結果が得られたとき、制御回路
を用いてスイッチング手段S1 1〜SK+1 L のうち
2 1 〜S2 L のみを閉じ、その他を開放する動作
をさせる。コンパレータC2 1 , C2 2 ・・
・, C2 L の一方の入力端子にはV2 1
2 2 , ・・・, V2 L の電位が与えられ、他
方の入力端子に加えられるアナログ入力電圧VINと比較
される。式(1)の条件から、ディジタル出力は、 (B2 , L , ・・・, B2 , 2 , B2 , 1 ) =(0, ・・・, 0, 1) ・・・(3) が得られる。
【0007】すなわち、コンパレータC1 , 1 〜C1 ,
K においてディジタル出力の上位ビット(以下、MS
B:Most Significant Bitと云う。)側の出力を得、コ
ンパレータC2 , 1 〜C2 , L においてディジタル出力
の下位ビット(以下、LSB:Least Significant Bit
と云う。)側の出力を得ている。
【0008】上記の式(2)及び(3)を例えば二進数
エンコーダに使用すれば、アナログ入力からディジタル
出力を得るADコンバータとして動作する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来技
術に係るADコンバータにおいては、基準電圧VRP−V
RNを(K+1)×(L+1)等分し、この等分したそれ
ぞれの点の電圧とアナログ入力の電圧とを比較してい
る。その結果、nビットのADコンバータを構成するた
めに必要な抵抗器の個数(K+1)×(L+1)は、 (K+1)×(L+1)=2n ・・・(4) となる。
【0010】したがって、従来技術に係るADコンバー
タは、ビット数が増加すると回路を構成する抵抗器の数
が級数的に増加するため多ビット化が困難であり、多ビ
ット化によってディジタル回路を高精度化する要求に対
応できないと云う欠点を有している。
【0011】本発明の目的は、この欠点を解消すること
にあり、部品点数を大幅に削除してIC化における回路
面積を縮少し、その結果、装置の小形化及び多ビット化
を可能とするADコンバータを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、抵抗器と
第2のスイッチング手段とが直列接続される回路が複数
接続される変換手段と複数の抵抗器が接続される抵抗
器列と、前記変換手段の回路のいずれかの接続点と前記
抵抗器列の一端とを接続するとゝもに、前記変換手段の
回路のいずれかの接続点と前記抵抗器列の他端とを接続
する第1のスイッチング手段と、一方の入力端子が前記
変換手段の接続点のいずれかと接続されるとゝもに、他
方の入力端子がアナログ入力端子に接続される複数のコ
ンパレータからなる第1のコンパレータ群と、一方の入
力端子が前記抵抗器列の抵抗器の接続点のいずれかと接
続されるとゝもに、他方の入力端子がアナログ入力端子
に接続される複数のコンパレータからなる第2のコンパ
レータ群とを有するADコンバータによって達成され
る。
【0013】上記の構成において、前記の変換手段の抵
抗器の抵抗値と、前記の抵抗器列の合成抵抗とを概ね等
しくすることができる。
【0014】上記のいずれの構成においても、前記の変
換手段の回路の両端に抵抗器が接続されている前記の第
2のスイッチング手段の回路の両端に抵抗器を接続する
とよい。
【0015】
【0016】
【作用】本発明に係るADコンバータにおいては、抵抗
器R1 , 1 〜R1 , K+1 の直列回路を用いて基準電圧V
RP−VRNをK+1等分し、このK+1等分した電圧を抵
抗器R2 , 1 〜R2 , L+1 の直列回路を用いてさらにL
+1等分している。その結果、基準電圧VRP−VRN
(K+1)×(L+1)等分される。したがって、ディ
ジタル出力のビット数nは (K+1)×(L+1)=2n ・・・(5) を満足するnとなる。
【0017】ところが、抵抗器R2 , 1 〜R2 , L+1
K+1等分されたすべての電圧に対して共用されるの
で、従来技術に比べ抵抗器の個数を著しく低減すること
ができる。すなわち、回路を構成するために必要な抵抗
器の個数は (K+1)×(L+1)=K+L+2 ・・・(6) で十分である。
【0018】一例として、n=8ビットのときにADコ
ンバータを構成するために必要な抵抗器の個数は、 従来技術の場合 28 =256個 ・・・(7) 本発明の場合 (K+1)×(L+1)=28 =2
56であるからK+1=16、L+1=16とするとK
+L+2=32個 ・・・(8) となり、従来技術に比べ著しく少ない個数の抵抗器をも
って多ビットのADコンバータを構成することができ
る。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しつゝ、本発明の4実施例
に係るADコンバータを説明する。
【0020】図1は第1実施例(請求項1に対応)に係
るADコンバータの回路図である。 図1参照 図において、1は複数の抵抗器R1 , 1 〜R1 , K+1
直列回路からなり、基準電圧VRP・VRN間に接続されて
分圧抵抗器を構成する第1の抵抗器列である。2は複数
の抵抗器R2 , 1 〜R2 , L+1 の直列回路からなる第2
の抵抗器列である。3は、この第2の抵抗器列2の両端
と上記の第1の抵抗器列1の何れかの抵抗器の両端とを
接続するスイッチング手段の複数S1 , 1 〜S1 ,
K+1 、S2 , 1 〜S2 , K+1 からなる第1のスイッチン
グ手段列である。それぞれのスイッチング手段SW の実
施例を図2に示す。4は上記の第1の抵抗器列1の抵抗
器のそれぞれの接続点に一方の入力端子が接続されてい
る複数のコンバータC1 , 1 〜C1 , K からなる第1の
コンパレータ群であり、5は上記の第2の抵抗器列2の
抵抗器のそれぞれの接続点に一方の入力端子が接続され
ている複数のコンパレータC2 , 1 〜C2 , L からなる
第2のコンパレータ群である。上記の第1のコンパレー
タ群4と上記の第2のコンパレータ群5とのコンパレー
タの他方の入力端子はアナログ入力端子INに接続され
ている。
【0021】つぎに、本実施例の動作について説明す
る。コンパレータC1 , 1 〜C1 , Kの一方の入力端子
には基準電圧VRP−VRN(VRN<VRP)を抵抗器R1 ,
1 〜R 1 , K+1 で分圧した点の電圧が印加され、他方の
入力端子に印加されるアナログ入力の電圧と比較され
る。そこで、抵抗器RX , Y のVRP側の端子における電
圧をVX Y とし、アナログ入力の電圧VINが例えば V1 1 <VIN<V1 2 ・・・(9) であるとすると、ディジタル出力 (B1 , K , B1 , K-1 , ・・・, B1 , 2 , B1 , 1 ) =(0, , ・・・, , 1) ・・・(10) が得られる。
【0022】制御回路を用いて、上記の式(10)で表さ
れる出力が得られたとき、スイッチング手段S1 , 1
1 , K+1 、S2 , 1 〜S2 , K+1 のうちS2 , 1 〜S
2 , 2 のみを閉じ、その他を開放する。その結果、第2
の抵抗器列2の両端にV12及びV11の電圧が印加され
る。第2のコンパレータ群1のコンパレータC2 , 1 ,
2 , 2 , ・・・, 2 , L-1 , 2 , L の一方
の入力端子にそれぞれV2 , 1 , 2 , 2 , ・・・
, 2 , L-1 , 2 , L の電位が与えられ、他方の
入力端子に入力されるVINと比較される。
【0023】VINが、 V2 , 1 <VIN<V2 , 2 ・・・(11) であると、ディジタル出力 (B2 , L , 2 , L-1 , ・・・, 2 , 2 , 2 , 1 ) =(0, , ・・・, , 1) ・・・(12) が得られる。
【0024】すなわち、コンパレータC1 , 1 〜C
1 , K においてディジタル出力のMSB側の出力を得、
コンパレータC2 , 1 〜C2 , L においてディジタル出
力のLSB側の出力を得ている。上記の式(10)及び
(11)を例えば二進数エンコーダに使用すれば、アナロ
グ入力からディジタル出力を得るADコンバータとして
動作する。
【0025】なお、上記の式(10)の出力を得たときに
スイッチング手段S1 , 1 〜S1 , K+1 , 2 , 1
2 , K+1 を動作させる制御回路の一例を図3に示す。
図において、X1 〜XK+1 はEXOR回路である。式
(10)の場合にはX2 のみがHighを出力し、他はすべて
Low を出力するので、スイッチング手段S1 , 2 とS2
, 2 のみを閉とすることができる。
【0026】図4は第2実施例(請求項2に対応)に係
るADコンバータの回路図である。 図4参照 本実施例が第1実施例と相違する点は、本実施例におい
ては単位利得増幅器G 1 及びG2 が追加されていること
のみである。
【0027】第1実施例においては、第1の抵抗器列1
の抵抗器の何れかと第2の抵抗器列2とが並列に接続さ
れるので、第1の抵抗器列1における分圧が均等性を失
い、AD変換結果に誤差が発生する。本実施例において
は、第2の抵抗器列2の両端とスイッチング手段群3と
の間に単位利得増幅G1 及びG2 が接続されているの
で、第2の抵抗器列2が第1の抵抗器列1と並列接続さ
れることによる上記の抵抗値の変動がなくなり、AD変
換における誤差の発生を防止できる。上記以外の符号・
動作の説明は第1実施例の場合と同一である。
【0028】図5は第3実施例(請求項3に対応)に係
るADコンバータの回路図である。 図5参照 図において、61は、抵抗器R1 , n と第3のスイッチン
グ手段S3 , n ・S4, n とが直列に接続された抵抗・
スイッチング手段接続回路であり、6はこの抵抗・スイ
ッチング手段接続回路61の複数が直列に接続された抵抗
・スイッチング手段接続回路列である。この抵抗・スイ
ッチング手段接続回路列6は基準電圧V RP・VRN間に接
続されて分圧抵抗器を構成する。2は、複数の抵抗器R
2 , 1 〜R2 , L+1 の直列回路からなる第2の抵抗器列
である。7は、この第2の抵抗器列2の両端と上記の抵
抗・スイッチング手段接続回路列6の何れかの抵抗・ス
イッチング手段接続回路61の両端とを接続するスイッチ
ング手段の複数S1 , 1 〜S1 , K+1 、S2 , 1
2 , K+1 からなる第2のスイッチング手段群である。
8は上記の抵抗・スイッチング手段接続回路61相互の接
続点に一方の入力端子が接続されている複数のコンパレ
ータからなる第3のコンパレータ群であり、5は第2の
抵抗器列2の抵抗器のそれぞれの接続点に一方の入力端
子が接続されている複数のコンパレータからなる第2の
コンパレータ群である。上記の第2のコンパレータ群5
と上記の第3のコンパレータ群8とのコンパレータの他
方の入力端子はアナログ入力端子INに接続されてい
る。
【0029】つぎに、本実施例の動作について説明す
る。アナログ入力電圧VINが、 V1 X <VIN<V1 X+1 ・・・(13) とすると、MSB側のコンパレータC1 , 1 〜C1 , K
の出力は (B1 , K , B1 , X+1 , B1 , X ・・・, B1 , 1 ) =(0, ・・・, , , 1) ・・・(14) となる。この結果を、図6に示す制御回路に入力する。
この制御回路は図3に示す制御回路のそれぞれの出力端
子にインバータInを接続したものである。この制御回
路によって、それぞれのスイッチング手段は下記のよう
に制御される。
【0030】 S1 , X+1 、S2 , X-1 :短絡 その他のS1 , n
2 , n :開放・・・(15) S3 , X+1 、S4 , X-1 :開放 その他のS3 , n
4 , n :短絡・・・(16) また、条件として R2 , L+1 +・・・+R2 , 1 =R1 , X+1 ・・・(17) を与えておく。その結果、上記の式(15)及び(16)の
動作によっても基準電圧VRP・VRN間の分圧状態は変化
せず均等分圧され、AD変換における誤差発生は防止さ
れる。
【0031】ところで、第2の抵抗器列2の両端には、
抵抗器R2 , 1 側に電圧V1 X が印加され、抵抗器R
2 , L+1 側に電圧V1 X+1 が印加されるので、アナロ
グ入力電圧VINが V2 , Y <VIN<V2 , Y+1 であると、コンパレータC2 , 1 〜C2 , L の出力は (B2 , L , ・・・, 2 , Y+1 , 2 , Y , ・・・, 2 , 1 ) =(0, , ・・・, , 1) ・・・(18) となる。
【0032】すなわち、コンパレータC1 , 1 〜C
1 , K においてディジタル出力のMSB側の出力を得、
コンパレータC2 , 1 〜C2 , L においてLSB側の出
力を得る。上記の式(14)及び(15)を例えば二進数エ
ンコーダに使用すればアナログ入力からディジタル出力
を得るADコンバータとして動作する。
【0033】図7は第4実施例(請求項4に対応)に係
るADコンバータの回路図である。 図7参照 本実施例が第3実施例と相違する点は、本実施例におい
ては、第3実施例における抵抗・スイッチング手段接続
回路61のそれぞれに、抵抗器が並列に接続されているこ
とのみである。図におけるR3 , 1 〜R3 , K+1 は第3
の抵抗値を有する抵抗器であり、その他の符号の説明は
第3の実施例の場合と同一である。
【0034】抵抗器R3 , 1 〜R3 , K+1 は比較的小さ
い抵抗値を有し、MSB側回路における浮遊容量への充
電速度を速め、回路の応答時定数を低減して応答性を向
上する。なお、抵抗器R3 , 1 〜R3 , K+1 の抵抗値は
それぞれが同一であればよく、抵抗器R1 , 1 〜R
1 , K+1 や抵抗器R2 , 1 〜R2 , L+1 の抵抗値に拘束
されない。上記以外の動作の説明は第3実施例の場合と
同一である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るAD
コンバータにおいては、抵抗器の複数からなる分圧抵抗
器によって基準電圧をK+1等分し、このK+1等分し
た電圧を抵抗器の複数によってさらにL+1等分してお
り、この複数はK+1等分されたすべての電圧区分に共
用されることゝされているので、従来技術に比べ著しく
少ない個数の抵抗器を用いて多ビットのADコンバータ
を構成することができる。
【0036】したがって、本発明は、部品点数を大幅に
削除してIC化における回路面積を縮少し、その結果、
装置の小形化及び多ビット化を可能とするADコンバー
タを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るADコンバータの
回路図である。
【図2】図1におけるスイッチング手段(SW )の実施
例図である。
【図3】図1におけるスイッチング手段制御回路図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例に係るADコンバータの
回路図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るADコンバータの
回路図である。
【図6】図4におけるスイッチング手段制御回路図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施例に係るADコンバータの
回路図である。
【図8】従来技術に係るADコンバータの回路図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の抵抗器列 2 第2の抵抗器列 3 第1のスイッチング手段群 4 第1のコンパレータ群 5 第2のコンパレータ群 6 抵抗・スイッチング手段接続回路列 61 抵抗・スイッチング手段接続回路 7 第2のスイッチング手段群 8 第3のコンパレータ群 11 従来技術の抵抗器列 13 従来技術のスイッチング手段群 14 従来技術の第1のコンパレータ群 15 従来技術の第2のコンパレータ群 G1 ・G2 単位利得増幅器 VRP・VRN 基準電圧 IN アナログ入力端子 SW スイッチング手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗器と第2のスイッチング手段とが直
    列接続される回路が複数接続される変換手段と複数の抵抗器が接続される抵抗器列と、 前記変換手段の回路のいずれかの接続点と前記抵抗器列
    の一端とを接続するとゝもに、前記変換手段の回路のい
    ずれかの接続点と前記抵抗器列の他端とを接続する第1
    のスイッチング手段と、 一方の入力端子が前記変換手段の接続点のいずれかと接
    続されるとゝもに、他方の入力端子がアナログ入力端子
    に接続される複数のコンパレータからなる第1のコンパ
    レータ群と、 一方の入力端子が前記抵抗器列の抵抗器の接続点のいず
    れかと接続されるとゝもに、他方の入力端子がアナログ
    入力端子に接続される複数のコンパレータからなる第2
    のコンパレータ群と を有することを特徴とするADコン
    バータ。
  2. 【請求項2】 前記変換手段の抵抗器の抵抗値と、前記
    抵抗器列の合成抵抗とが概ね等しいことを特徴とする請
    求項1記載のADコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記変換手段の回路の両端に抵抗器が接
    続されていることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のADコンバータ。
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