JP3124809U - 犬糞回収袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】極めて簡単な構造を有しその製造コストが低く、かつ使い方の容易な犬糞回収袋を提供する。
【解決手段】柔軟性を有し内面と外面の反転が自在な袋体30と、その一部をもってその袋体の内面に接着され、かつその袋体の相対する内面上に設けられた2枚の回収板20a、20bとを備えた犬糞回収袋において、その袋体の外面底部Aを犬糞に被せて、その袋体の内面から回収板の各々を犬糞の両側より摺動させ、その回収板20a、20bの間の袋体の外面底部Aで形成される空間に犬糞を包持した後、その袋体の内外面を反転させて包持された犬糞をその袋体の内部に取り込む。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、犬などのペットを連れて公園や道路などを散歩する際に、手や衣類を汚すことなくペットからの排泄汚物を手や衣類を汚すことなく容易かつ清潔に回収する犬糞回収袋に関する。特に、大型犬のように、糞の量が多い場合に便利な回収袋に関する。
犬などのペットを連れて公園や道路等を散歩することは、健康の増進や気分転換、或いはストレス解消などの効果があり広く行われている。また、近年における高齢者人口の増加に伴い、高齢者に適度な運動を与え、かつ痴呆防止に役立つなどの観点からペット同伴の散歩が奨励され、ペットを連れて散歩を楽しむ高齢者の数も増加している。
しかしながら、これらのペットは、その生理的な欲求から散歩の途中において糞の排泄行為を行うことが多く、ペットの飼い主は排泄された犬糞の処理に常に頭を悩ませている。従来、このような犬糞を手や衣服を汚すこと無く清潔かつ容易に回収するため、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されるような犬糞回収製品に関する先行技術が開示されている。
図23は、特許文献1に開示された先行発明を説明する図である。図23は、取っ手2と切り欠き3を備えた回収袋40に、指入6と歯8を備えた回収板5とを固着した犬の糞回収袋に関する発明であり、回収板5は、半分に折り曲げた状態で回収袋40の内部に設けられている。同発明においては、片手で犬の糞を採取できるように回収板5に指入6が設けられており、犬糞を処理する際には回収板5で犬糞を挟み、回収袋40を裏返して犬糞を収納する構造になっている。
図24は、特許文献2に開示された先行発明を説明する図である。図24は、犬糞キャッチ板5a及び5bを設けた犬糞処理袋に関する発明であり、板5a及び5bは処理板13の内側に扉状に取り付けられている。そして、犬糞を処理する際には、板5a及び5bの開閉動作によって犬糞を挟み、処理板13の枠内から袋内に犬糞を収納する構造になっている。
特開2003−289739号 実用新案登録3058059号
しかしながら、これらの従来技術による犬糞回収製品は、何れもその構造が複雑で製造コストも高くなりがちであり、使い捨てを前提とする当該製品の性質に鑑みればその普及に問題があった。このため、かかる犬糞回収製品は世間一般で広く用いられず、ペットの飼い主は、相変わらずシャベルや割り箸などを用いて、手や衣服を汚すリスクを冒しながら従来通りの犬糞の回収を行っていた。また、かかる回収処理の手間を嫌う無責任な飼い主によって犬糞の放置も多く発生し、公園や道路における公衆衛生環境の劣化を招いていた。
請求項1に記載の考案は、かかる課題を解決するために為された犬糞回収袋であって、柔軟性を有し内面と外面の反転が自在な袋体と、その一部をもってその袋体の内面に接着され、かつ袋体の相対する内面上に設けられた2枚の回収板とを含み、袋体の外面底部を犬糞に被せ、回収板の各々を犬糞の両側より摺動させて、その回収板の間の袋体の外面底部で形成される空間に犬糞を包持した後、袋体の内外面を反転させてその包持された犬糞を袋体の内部に回収することを特徴とする。
また、請求項2にかかる考案は、請求項1記載の考案において回収板を矩形状として、その矩形状の袋体開口部近傍の一辺を除く他の外周辺で回収板が袋体の内面上に接着されていることを特徴とする。
また、請求項3にかかる考案は、請求項1記載の考案において回収板を矩形状として、その矩形状の外周辺で回収板が袋体の内面上に接着されていることを特徴とする。
また、請求項4にかかる考案は、請求項1記載の考案において回収板を袋体の開口部近傍に頂角を有しかつ底部近傍に底辺を有する三角形状として、その三角形状の外周辺で回収板が袋体の内面上に接着されていることを特徴とする。
また、請求項5にかかる考案は、請求項1記載の考案において回収板を矩形状として、その矩形状の袋体開口部近傍の一辺で回収板が袋体の内面上に接着されていることを特徴とする。
また、請求項6にかかる考案は、請求項5記載の考案において回収板に孔部を設けたことを特徴とする。
また、請求項7にかかる考案は、請求項1記載の考案において回収板を袋体の開口部近傍に底辺を有しかつ底部近傍に頂角を有する三角形状として、その三角形状の底辺で回収板が袋体の内面上に接着されていることを特徴とする。
請求項1に記載の考案による犬糞回収袋は、従来の犬糞回収製品に比べて極めて簡単な構造を有するので、製造時における製品コストを低減させることが可能となり、ペットの飼い主に犬糞回収袋を安価・大量に提供することができる。これによって、飼い主による犬糞の放置やポイ捨てが減少し、公衆衛生環境や社会モラルの向上を図ることが可能となる。また、犬糞を回収する際に回収板によって路上の犬糞を掻き取る構造となっているので、犬糞の温もりや嫌な手触りを肌に直接に感じることはなく、犬糞回収時における嫌悪感を和らげることができる。
また、請求項2記載の考案による犬糞回収袋は、請求項1記載の犬糞回収袋において回収板の形状を矩形状として、その矩形状の袋体開口部近傍の一辺を除く他の外周辺で回収板が袋体の内面上に接着されているので、袋体と回収板とによって形成されるポケット部に手を入れて回収板を握持することにより、犬糞回収時における回収板の保持が確実となる。
また、請求項3記載の考案による犬糞回収袋は、請求項1記載の犬糞回収袋において回収板の形状を普遍的な矩形状としているので、本犬糞回収袋特有の回収板を作るまでもなく、例えば、ダンボールや厚紙の余材などの有り合せの材料を用いて、極めて容易に犬糞回収袋を作ることができる。
また、請求項4記載の考案による犬糞回収袋は、請求項1記載の犬糞回収袋において、回収板の形状を袋体の開口部近傍に頂角を有しかつ底部近傍に底辺を有する三角形状としているので、かかる頂角部分を掴むことによって回収板の保持が容易になる。
また請求項5記載の考案による犬糞回収袋では、請求項1記載の犬糞回収袋において回収板を矩形状として、その矩形状の袋体開口部近傍の一辺のみで回収板が袋体の内面上に接着されているので、製造工程において回収板を袋体に接着する際の作業を簡素化することが可能となり製品コストを引き下げることができる。
また請求項6記載の考案による犬糞回収袋では、請求項5記載の考案において回収板の板面に孔部を設けているので、かかる孔部に指を入れて回収板を握持することにより犬糞回収時における回収板の保持が確実となる。
また請求項7にかかる考案は、請求項1記載の考案において、回収板を袋体の開口部近傍に底辺を有しかつ底部近傍に頂角を有する三角形状とし、その三角形状の底辺のみで回収板が袋体の内面上に接着されているので、その製造工程を簡略化できると共に、犬糞回収時にかかる頂角部分を掴むことによって回収板を容易に保持することができる。
実施例1.
以下に、添付図面を参照しつつ、本考案の一つの実施形態である犬糞回収袋の実施例1について説明する。
先ず、本実施例1による犬糞回収袋の斜視図を図1に、畳んだ場合の袋の側面図を図2に、袋を広げてその開口部から袋の内部を覗いたときの平面図を図3に示す。
次に、図1乃至図3の各図を用いて、本実施例に基づく犬糞回収袋の各構成部位を説明する。
袋体30は、コンビニエンス・ストアやスーパー等で買った品物を入れるポリエチレンやビニール等で作られた柔軟性を有するいわゆるポリ袋である。袋体30は、その柔軟性故に、図2に示すように一枚のシートのように折り畳むことも可能であり、また図3に示すように、その開口部を大きく広げて内容積の大きなポリ袋として使用することもできる。
さらに、柔軟性の高い袋体30は、袋の内面と外面とを極めて容易に反転させることができる。なお、本実施例の袋体30には、その持ち運びを容易とする手提げ部31が設けられているが、同部位は本考案の必須構成要件ではなく、かかる部位を設けない構成であっても良い。
回収板20a及び20bは、例えば、厚紙やダンボール材で作られた矩形の板状体であり、それぞれの回収板は、袋体30の開口部近傍の一辺を除く他の外周部位21a或いは21bで袋体30の内面上に接着剤等によって接着されている。
したがって、袋体30と回収板20a、20bの各々との間には、袋体30の開口部方向に開いたポケット部23a、及び23bが形成される。本実施例では、かかるポケット部に1乃至4本の指を入れて回収板を掴むことにより回収板が固定されて路上から犬糞を確実に掻き取ることができる。
なお、回収板20a、20bの材質は、かかる材質に限定されるものではなく、例えば、プラスチック等の薄板で形成しても良い。或いは地球環境の保全を考慮して、例えば、生分解性プラスチックなどの環境保護に適した材質で形成するようにしても良い。
次に、本実施例による犬糞回収袋の使用方法を図4乃至図7に基づいて説明する。
散歩中の犬が脱糞した場合、飼い主は、先ず、図4に示すように袋体30を広げて、両手の複数の指をポケット部23a、及び23bの中に入れる。同図では、人差し指から小指までの4本の指を各々のポケット部の中に入れ、ポケット部の外側から親指で回収板を保持する例が示されているが、ポケット部に入れる指の数や種類は、かかる事例に限定されるものでないことは言うまでもない。
飼い主は、このようにして回収板20a、20bのそれぞれをしっかりと掴んだ後、図4のa−a’矢視方向の断面図(図5)に示す如く、袋体30の底部(図4のA部)を犬糞の上に覆い被せる。
続いて、飼い主は、回収板20a、20bの端部24a及び24bを路面に押し付け、その端部24a、24bを図5中の矢印に示すように犬糞の両側から路面上を摺動させて犬糞を路上から剥ぎ取る。これによって、図6に示す如く路上の犬糞は、回収板20a及び20bの間の袋体30の外面底部Aで形成される空間に包持されることになる。
飼い主は、犬糞が確実に袋体30の外面底部Aと回収板20a及び20bとの間に包持されたことを確認した後、回収板を掴んでいる両手首を返して袋体30の内面と外面とを反転させる。
袋体30を反転させた後、手提げ部31を掴んで袋体30を持ち上げると、図7に示すように、袋体30の内部に回収された犬糞の自重によって袋体30の全体が伸張され、犬糞は袋体30の内面(従来の外面)の底部に収納される。
以上に説明した一連の動作によって、袋体30の内面が新たな外面となり、逆に、袋体30の従来の外面が新たな内面となる。これによって、袋体30の従来の外面底部A内に包持されていた犬糞は、極めてスムーズに袋体30の反転後の内部に収納される。そして、袋体30の内面に接着されていた回収板20a、20bの各々は、図7に示すように袋体30の新たな外面に現れることになる。回収板20a、20bの外面には絵等を書いておくことにより、バッグの表面を飾ることが出来、このバッグを持って歩くのが楽しくなる。
さらに、この回収板20a、20bは袋体30との間にポケット部23a、及び23bが形成されるので、このポケットにチッシュペーパ等を入れておくことが出来る。
なお、袋体30の内面に取り付けられた回収板20a及び20bの各々は、袋体30の外面底部Aに位置する犬糞を袋体30のポリ袋膜を介して掻き取るので、回収板が直接に犬糞に触れることはない。したがって、犬糞の回収処理後に回収板が袋体30の外面に現れても、これによって飼い主の手や衣服を汚すことはない。
以上に説明した犬糞の回収動作を終了した後、袋体30の手提げ部31で袋体30の開口部を縛れば、袋体30からの犬糞の匂いの漏出を防ぐことができ、飼い主はペットを連れた快適な散歩を継続して行うことができる。なお、本発明は、特に、大型犬のような糞の量が多い回収袋に使用すると好適である。また、本発明は、犬のみでなく、馬、牛等の糞回収袋として使用出来ることはいうまでもない。
実施例2.
次に、本考案による犬糞回収袋の実施例2について説明する。
先ず、本実施例2による犬糞回収袋の斜視図を図8に、畳んだ場合の袋の側面図を図9に、袋を広げてその開口部からその内部を覗いたときの平面図を図10に示す。
次に、図8乃至図10の各図を用いて、本実施例に基づく犬糞回収袋の各構成部位を説明する。
袋体30は、コンビニエンス・ストアやスーパー等で買った品物を入れるポリエチレンやビニール等で作られた柔軟性を有するいわゆるポリ袋である。袋体30は、その柔軟性故に、図9に示すように一枚のシートのように折り畳むことも可能であり、また図10に示すように、その開口部を大きく広げて内容積の大きなポリ袋として使用することもできる。
さらに、柔軟性の高い袋体30は、袋の内面と外面とを極めて容易に反転させることができる。なお、本実施例の袋体30には、その持ち運びを容易とする手提げ部31が設けられているが、同部位は本考案の必須構成要件ではなく、かかる部位を設けない構成であっても良い。
回収板20a及び20bは、例えば、厚紙やダンボール材で作られた板状体であって、同板状体の外周部位21a或いは21bが袋体30の内面上に接着剤等により接着されている。なお、回収板20a、20bの材質は、かかる材質に限定されるものではなく、例えば、プラスチック等の薄板で形成しても良い。或いは、地球環境の保全を考慮して、例えば、生分解性プラスチックなどの環境保護に適した材質で形成するようにしても良い。
なお、回収板20a、20bは、その外周部の接着部位21a若しくは21bで柔軟性の高い袋体30の内面に接着されているので、袋体30のポリ袋膜と共に握持することができる。
次に、本実施例による犬糞回収袋の使用方法を図11乃至図14に基づいて説明する。
散歩中の犬が脱糞した場合、飼い主は、先ず、図11に示すように袋体30を広げて両手を袋体30の中に入れて、袋体30のポリ袋膜と共に回収板20a及び20bの各々を掴む。
しかる後に、図11のa−a’矢視方向の断面を示す図12のように、飼い主は、袋体30の底部(図11のA部)を犬糞の上に覆い被せる。
続いて、飼い主は、回収板20a、20bの端部24a及び24bを路面に押し付け、その端部24a、24bを図12の矢印に示すように犬糞の両側から路面上を摺動させて犬糞を路上から剥ぎ取る。これによって、図13に示す如く路上の犬糞は、回収板20a及び20bの間の袋体30の外面底部Aで形成される空間に包持されることになる。
飼い主は、犬糞が確実に袋体30の外面底部Aと回収板20a及び20bとの間に包持されたことを確認した後、回収板を掴んでいる両手首を返して袋体30の内面と外面とを反転させる。
袋体30を反転させた後、手提げ部31を掴んで袋体30を持ち上げると、図14に示すように、袋体30の内部に回収された犬糞の自重によって袋体30の全体が伸張され、犬糞は袋体30の内面(従来の外面)の底部に収納される。
以上に説明した一連の動作によって、袋体30の内面が新たな外面となり、逆に、袋体30の従来からの外面が新たな内面となる。これによって、袋体30の外面底部A内に包持されていた犬糞は、極めてスムーズに袋体30の反転後の内部に収納される。そして、袋体30の内面に接着された回収板20a、20bの各々は、図14に示すように袋体30の新たな外面に現れることになる。
なお、袋体30の内面に取り付けられた回収板20a及び20bの各々は、袋体30の外面底部Aに位置する犬糞を袋体30のポリ袋膜を介して掻き取るので、回収板が直接に犬糞に触れてはいない。したがって、犬糞の回収処理後に回収板が袋体30の新たな外面に現れても、これによって飼い主の手や衣服を汚すことはない。
以上に説明した犬糞の回収動作を終了した後、袋体30の手提げ部31で袋体30の開口部を縛れば、袋体30からの犬糞の匂いの漏出を防ぐことができ、飼い主はペットを連れた快適な散歩を継続して行うことができる。なお、本発明は、特に、大型犬のような糞の量が多い回収袋に使用すると好適である。また、本発明は、犬のみでなく、馬、牛等の糞回収袋として使用出来ることはいうまでもない。
実施例3.
次に、本考案による犬糞回収袋の実施例3について説明する。
本実施例3による犬糞回収袋では、図15の説明図に示すように、回収板20a、20bの形状を袋体30の開口部近傍に頂角を有し、かつ底部近傍に底辺を有する三角形状にとしている。
一般に、単なる平面板の一辺を掴むよりも、例えば、三角形状板の一つの頂角を掴むほうが遥かに容易である。したがって、犬糞回収時に回収板20a、20bのかかる三角形状の頂角を掴むことによって回収板の保持が容易となる。
なお、本実施例における他の構成部位や、その作用等に関しては、前述した実施例2の場合と同様であるためその説明を省略する。
実施例4.
次に、本考案による犬糞回収袋の実施例4について、図16乃至図20に基づいて説明する。
本実施例4にかかる犬糞回収袋では、図16の説明図に示すように、回収板20a、20bは、袋体30の開口部近傍の一辺の接着部位21a若しくは21bで袋体30の内面に接着されているのみであり、回収板のその他の3辺は袋体30の内壁から剥離している。
したがって、図16のa−a’矢視方向の断面を示す模式図17に示される如く、回収板20a及び20bは、接着部位21a若しくは21bを支軸として袋体30の内面にぶら下がった状態となっており、あたかも扉の開閉動作の如く、図17中に示される矢印の方向に自在に回動させることができる。
本実施例4による犬糞回収袋では、その製造工程において回収板を袋体に接着する際の作業工程が、回収板の外周全てを接着する場合の1/4で済むので、犬糞回収袋の製品コストを更に引き下げることができる。
次に、本実施例4による犬糞回収袋の使用方法を図18及び図19に基づいて説明する。
飼い主は、先ず、図18に示すように袋体30を広げて両手を袋体30の中に入れ、回収板20a及び20bが袋体30の内面に接着されていない可動部分25a及び25bを掴み、これを上方向に引き上げる。しかる後に飼い主は、回収板20a、20b各々の可動端部25a及び25bを掴んで、袋体30の底部(図16のA部)を犬糞の上に覆い被せる。
続いて、図19に示すように、飼い主は回収板20a、20bの可動端部25a及び25bを掴んで、端部24a及び24bを路面に押し付け、その端部24a、24bを図中の矢印に示すように犬糞の両側から路面上を摺動させて犬糞を路上から剥ぎ取る。これによって、前述した各実施例の場合と同様に路上の犬糞は、袋体30の外面底部Aと、回収板20a及び20bの間の袋体30の外面底部Aで形成される空間に包持される。
飼い主は、犬糞が確実に袋体30の外面底部Aで形成される空間内に包持されたことを確認すると、回収板を掴んでいる両手首を返して袋体30の内面と外面とを反転させる。
袋体30を反転させた後、両手で回収板を持ち上げるようにすると、袋体30の内部に回収された犬糞の自重によって袋体30の全体が伸張され、図20に示すように、犬糞は袋体30の内面(従来の外面)の底部に収納される。
実施例5.
次に、本考案による犬糞回収袋の実施例5について説明する。
本実施例5による犬糞回収袋では、図21の説明図に示すように、前述した実施例4の回収板20a及び20bの板面上に指入れ孔部22a及び22bを設けたものである。
回収板の摺動時にかかる指入れ孔部に指を入れて回収板を保持することによって、回収板が堅固に保持されるため路上の犬糞を確実に拾得することができる。
なお、本実施例5の作用等に関しては、前述した実施例4の場合と同様であるのでその説明を省略する。
実施例6.
次に、本考案による犬糞回収袋の実施例6について説明する。
本実施例による犬糞回収袋では、図22の説明図に示すように、回収板20a及び20bの形状を、袋体30の開口部近傍に底辺を有しかつ袋体30の底部に向かって頂角を有する三角形状としている。
本実施例6は、実施例4の場合と同様に、三角形状の回収板の頂角部分を可動端部25a及び25bとしたものである。このように、三角形の頂角部分を可動部とすることによって犬糞回収板20a、20bが掴み易くなる。
なお、本実施例の作用等に関しては、前述した第4の実施例の場合と同様であるのでその説明を省略する。
本発明は、犬などのペットを連れて公園や道路などを散歩する際に、手や衣類を汚すことなくペットからの排泄汚物を容易かつ清潔に回収する犬糞回収袋として用いられる。
本考案の実施例1による犬糞回収袋の概要を示す斜視図である。 本考案の実施例1による犬糞回収袋を畳んだ場合の側面図である。 本考案の実施例1による犬糞回収袋を広げた場合の開口部から見た平面図である。 本考案の実施例1による犬糞回収袋を使用する場合の第1の説明図である。 本考案の実施例1による犬糞回収袋を使用する場合の第2の説明図である。 本考案の実施例1による犬糞回収袋を使用する場合の第3の説明図である。 本考案の実施例1による犬糞回収袋で犬糞を回収した時点における袋の斜視図である。 本考案の実施例2による犬糞回収袋の概要を示す斜視図である。 本考案の実施例2による犬糞回収袋を畳んだ場合の側面図である。 本考案の実施例2による犬糞回収袋を広げた場合の開口部から見た平面図である。 本考案の実施例2による犬糞回収袋を使用する場合の第1の説明図である。 本考案の実施例2による犬糞回収袋を使用する場合の第2の説明図である。 本考案の実施例2による犬糞回収袋を使用する場合の第3の説明図である。 本考案の実施例2による犬糞回収袋で犬糞を回収した時点における袋の斜視図である。 本考案の実施例3による犬糞回収袋を広げた場合の開口部から見た平面図である。 本考案の実施例4による犬糞回収袋を広げた場合の開口部から見た平面図である。 本考案の実施例4による犬糞回収袋の断面模式図である。 本考案の実施例4による犬糞回収袋を使用する場合の第1の説明図である。 本考案の実施例4による犬糞回収袋を使用する場合の第2の説明図である。 本考案の実施例4による犬糞回収袋で犬糞を回収した時点における袋の斜視図である。 本考案の実施例5による犬糞回収袋を広げた場合の開口部から見た平面図である。 本考案の実施例6による犬糞回収袋を広げた場合の開口部から見た平面図である。 従来の犬糞回収袋を示す図である。 従来の他の犬糞回収袋を示す図である。
符号の説明
30…袋体
31…手提げ部
20a、20b…回収板
21a、21b…回収板接着部
22a、22b…指入れ孔部
23a、23b…ポケット部
24a、24b…回収板先端部
25a、25b…回収板可動端部

Claims (7)

  1. 犬糞を回収する犬糞回収袋であって、
    柔軟性を有し内面と外面の反転が自在な袋体と、
    前記袋体の内面に接着され、かつ前記袋体の内面の相対する位置に設けられた2枚の回収板とを含み、
    前記袋体の外面底部を犬糞に被せ、前記回収板の各々を犬糞の両側より摺動させて、前記回収板の間の袋体の外面底部で形成される空間に犬糞を包持した後、前記袋体の内外面を反転させてその包持された犬糞を前記袋体の内部に回収することを特徴とする犬糞回収袋。
  2. 前記回収板は、矩形状であり、前記袋体の開口部近傍の一辺を除く他の外周辺において前記袋体の内面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の犬糞回収袋。
  3. 前記回収板は、矩形状であり、その矩形状の外周辺で前記袋体の内面上に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の犬糞回収袋。
  4. 前記回収板は、前記袋体の開口部近傍に頂角を有しかつ底部近傍に底辺を有する三角形状であり、その三角形状の外周辺で前記袋体の内面上に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の犬糞回収袋。
  5. 前記回収板は、矩形状であり、前記袋体の開口部近傍の一辺において前記袋体の内面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の犬糞回収袋。
  6. 前記回収板は、その板面上に孔部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の犬糞回収袋。
  7. 前記回収板は、前記袋体の開口部近傍に底辺を有しかつ底部近傍に頂角を有する三角形状であり、その三角形状の底辺で前記袋体の内面上に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の犬糞回収袋。
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