JP3123951B2 - ペット用糞処理具 - Google Patents

ペット用糞処理具

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JP3123951B2
JP3123951B2 JP09257199A JP25719997A JP3123951B2 JP 3123951 B2 JP3123951 B2 JP 3123951B2 JP 09257199 A JP09257199 A JP 09257199A JP 25719997 A JP25719997 A JP 25719997A JP 3123951 B2 JP3123951 B2 JP 3123951B2
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博満 元村
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博満 元村
井本 泰輔
宮川 振吾
原 九州男
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は犬やネコ等のペット
の糞を処理するための用具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より犬が散歩中に排泄する糞を処理
するための用具が種々提案されている。これらの糞処理
具は、犬に装着する形式のもの、犬の尻にあてがって排
泄中の糞を受ける形式のもの、排泄された糞を拾い上げ
る形式のものなどがあるが、もっとも手軽に広く使われ
ているのは、排泄された糞を拾い上げて袋などに収容す
る形式のものである。このような形式の糞処理具とし
て、たとえば特開平2−234617号公報,特開平7
−50949号公報,実開昭61−80701号公報,
実開平3−99949号公報等に記載された糞処理具が
ある。
【0003】特開平2−234617号公報に記載のも
のは、内部に糞処理空間を形成するように枢支結合され
た1対のバケットの上部にそれぞれ把持部を設け、かつ
両バケット間にこれらを閉じる方向に付勢するバネを設
けたもので、これによって、ペットの糞処理を手を汚す
ことなく簡単迅速に行うことができる。
【0004】また特開平7−50949号公報には、柄
の先端にレバー操作によって回動する袋を備えたペット
用衛生具が開示されており、これによれば、手を汚すこ
となく容易に犬の糞を処理することができ、しかも処理
した後に持ち歩いても衣服を汚すことがない。
【0005】実開昭61−80701号公報に記載のも
のは、全体として薄地となる合成樹脂製の片面に紙等で
形成された拭い地を設けて裏返し自在の袋としたもの
で、袋内へ入れた手の拭き動作によって簡単確実に汚物
を拭い取ることができる。
【0006】また、実開平3−99949号公報には、
袋の中程より下の両面に糞を挟むためのヘラを設けた使
い捨て式の糞処理具が開示されており、これによれば、
片手でヘラを掴み、他方の手で袋の先の方からヘラまで
を裏側に折り返してヘラで糞をはさみ、袋の裏の部分に
入れて処理し、折り返した袋の部分をもとに戻し先の部
分を縛ることによってそのまま捨てることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−234617号公報,特開平7−50949号公報
に開示されたものは、いずれも機構的に複雑であり、ま
た、ペットを散歩させる際に片方の手で持ち歩くには不
便である。
【0008】一方、実開昭61−80701号公報,実
開平3−99949号公報に記載のものは、袋状のもの
で比較的簡単な構造であり、また持ち運びも比較的容易
なものであるが、糞を拾い上げた後の袋をペットの散歩
中そのまま持ち歩くには適当な収納用具がなく、有り合
わせのショッピング袋などを下げた見栄えの悪い姿を我
慢しなければならないという難点がある。
【0009】本発明の目的は、比較的簡単な構造で持ち
運びに便利であり、かつ糞を拾い上げた後の始末が容易
で周囲の人の目を気にする必要のないペット用糞処理具
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のペット用糞処理
具は、不透水性の合成樹脂フィルム製の袋の一面または
両面に紙製または布製のシート材を固着した糞処理シー
トと、この糞処理シートを収納する収納部を有する収納
容器とからなるペット用糞処理具である。
【0011】前記糞処理シートは、ポリエチレンフィル
ムなどの不透水性の合成樹脂フィルム製の袋の一面また
は両面に、ティッシュペーパ、吸水性の合成紙、合成樹
脂製の不織布などのシート材を接着したものである。こ
の糞処理シートの袋内に手を差し込み、シート材を糞に
押し当てて糞を掴んで拾い上げ、その後、袋を裏返して
袋の上部を結んで収納容器に収容する。
【0012】前記収納容器は、30枚程度の糞処理シー
トを積層した状態で収納可能な大きさで、犬の散歩時な
どに糞処理シートを収納した状態で持ち歩き、糞の処理
を行う都度容器から1枚づつ糞処理シートを取り出し可
能で、好ましくはワンタッチで取り出し蓋の開閉ができ
る構造とする。容器の材質はとくに限定されるものでは
ないが、軽量で比較的丈夫であり、洗浄により繰り返し
使用でき、低コストである合成樹脂製が最適である。
【0013】また、この収納容器には、使用済みの糞処
理シートと糞を収容する収納部を併設することが望まし
い。この使用済みシートと糞の収納部もワンタッチで収
容蓋の開閉ができる構造とするのが望ましい。
【0014】本発明のペット用糞処理具は、糞処理シー
トと、この糞処理シートを収納する収納部を有する収納
容器とがセットになっているので、収納容器に糞処理シ
ートを収納すれば持ち歩きにも便利であり、積層した状
態で収納した糞処理シートを1枚づつ取り出し可能な構
造とすれば、必要なときに簡単に糞処理シートを取り出
すことができ、さらに、使用済みの糞処理シートと糞を
収容する収納部を併設すれば、収容した糞処理シートと
糞が外部から見えることはなく、周囲の人の目を気にす
る必要がなく、また持ち歩き時に他人に不快感を与える
こともない。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態である
ペット用糞処理具を示す一部切欠斜視図、図2は糞処理
シートを示す一部切欠斜視図である。
【0016】本実施形態の糞処理具10は、図2に示す
糞処理シート11を図1に示す収納容器12に積層した
状態で収納したものである。
【0017】糞処理シート11は、厚さ約0.03mm
のポリエチレンフィルム製の袋11aの外側面にティッ
シュペーパ11bを接着させたものである。ポリエチレ
ンフィルム製の袋11aだけでは糞を掴んだときに滑り
やすく掴みにくいので、外側面にティッシュペーパ11
bを接着させ、このティッシュペーパ11bを糞に押し
当てて糞を掴むようにする。ティッシュペーパ11bは
袋11aの外側の全面に貼る必要はなく、底部側の半分
程度でよい。袋11aの大きさは、袋11aの中に手首
付近まで差し入れて指を自由に広げられる程度の大きさ
であればよく、本実施形態では、幅18cm、長さ26
cmの袋を使用している。ティッシュペーパ11bの枚
数は1枚または2枚で十分である。ティッシュペーパ1
1bに代えて厚手の合成紙や不織布を用いることもでき
る。
【0018】収納容器12は、使用前の糞処理シート1
1を収納する収納部12aと、使用後の糞処理シート1
1を糞とともに収容する収納部12bとを有する合成樹
脂製の容器である。収納部12aは二つ折りした糞処理
シート11を30枚程度積層して収納できる大きさであ
り、収納部12bは収納部12aの約2倍の大きさであ
る。収納部12aと12bは仕切り板12cで仕切られ
ている。
【0019】収納容器12の両側には着脱式の蓋12
d,12eが取り付けられており、各蓋12d,12e
にはワンタッチで開閉できる開閉蓋12f,12gが設
けられている。開閉蓋12fは収納部12aから糞処理
シート11を取り出すための開閉蓋であり、開閉蓋12
gは収納部12bに使用済みの糞処理シート11と糞を
収容するための開閉蓋である。なお、図1において符号
13は持ち運び用の把手である。
【0020】次いで上記糞処理具10の使用方法につい
て説明する。糞処理具10は、未使用の状態では収納部
12aに未使用の糞処理シート11が集積した状態で収
納されており、収納容器12自体もきれいであるので、
そのまま使用に供することができる。糞処理具10を使
用した後は、収納容器12の内部を一旦空にして洗浄し
た後、未使用の糞処理シート11を収納部12aに収納
する。犬の散歩時にこの糞処理具10を持ち歩き、犬が
糞をしたときに収納部12aから糞処理シート11を取
り出して糞を拾い上げる。
【0021】収納部12aから糞処理シート11を取り
出すときは、蓋12dの押圧部12hを軽く押すと開閉
蓋12fと押圧部12hとの弾性的係合が外れて、開閉
蓋12fが図1に示す状態に開くので、そこから1枚の
糞処理シート11を取り出す。糞を拾い上げるときは、
袋11aの中に手を差し入れて、図3に示すように、テ
ィッシュペーパ11b部を糞Aに押しつけて糞Aを掴
み、持ち上げてそのまま袋11aを裏返し、袋11aの
上部を結んで収納容器12の収納部12bに収容する。
収納部12b側の開閉蓋12gの開閉も開閉蓋12fと
同様にワンタッチで開くので、収容も簡単である。糞の
処理は繰り返して行うことができる。
【0022】収納部12bに使用済みの糞処理シート1
1と糞を収容して開閉蓋12gを閉めれば、収納容器1
2の内部は外からは見えないので、周囲の人の目を気に
することなく糞処理具10を持ち歩くことができる。散
歩から帰った後は収納部12bから使用済みの糞処理シ
ート11と糞を取り出し、収納容器12の内部を空にし
て洗浄し、未使用の糞処理シート11を収納部12aに
収納して次の使用に備える。使用済みの糞処理シート1
1と糞は燃えるゴミとして処理する。
【0023】このように本実施形態の糞処理具10によ
れば、糞処理シート11と、この糞処理シート11を収
納する収納部12aと使用済みの糞処理シート11と糞
を収容する収納部12bを有する収納容器12とがセッ
トになっているので、持ち歩きに便利である。糞処理シ
ート11は必要なときにワンタッチで開閉蓋12fを開
けて簡単に収納容器12から取り出すことができ、さら
に、使用済みの糞処理シート11と糞はワンタッチで開
閉蓋12gを開けて簡単に収納容器12に収容すること
ができる。収容した糞処理シート11と糞は外部から見
えることはないので、周囲の人の目を気にする必要がな
く、また持ち歩き時に他人に不快感を与えることもな
い。
【0024】図4は他の実施形態の糞処理具を示す斜視
図である。本実施形態の収納容器14は、内部構造(図
示せず)および糞処理シート収納部14a側の蓋14d
と開閉蓋14fは図1に示した収納容器12と同じであ
るが、使用後の糞処理シートと糞の収納部14b側の蓋
14e全体を開閉式とした点と、把手15の取り付け位
置を変えた点が図1の収納容器12と異なる。この収納
容器14の場合は、収納部14b側の蓋14e全体が開
くので、使用後の糞処理シートと糞の取り出しが容易で
あるという利点がある。
【0025】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0026】(1)糞処理シートと、この糞処理シート
を収納する収納部を有する収納容器とがセットになって
いるので、犬の散歩のときなどに持ち運ぶのが便利であ
る。
【0027】(2)収納部に積層した状態で糞処理シー
トを収納し、1枚づつ取り出し可能な構造とすれば、必
要なときに簡単に糞処理シートを取り出すことができ
る。
【0028】(3)収納容器に使用済みの糞処理シート
と糞を収容する収納部を併設すれば、収容した糞処理シ
ートと糞が外部から見えることはなく、周囲の人の目を
気にする必要がなく、また持ち歩き時に他人に不快感を
与えることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態であるペット用糞処理具
を示す一部切欠斜視図である。
【図2】 糞処理シートを示す一部切欠斜視図である。
【図3】 糞処理シートの使用状態を示す側面図であ
る。
【図4】 他の実施形態のペット用糞処理具を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 糞処理具 11 糞処理シート 11a ポリエチレンフィルム 11b ティッシュペーパ 12,14 収納容器 12a,12b,14a,14b 収納部 12c 仕切り板 12d,12e,14d 蓋 12f,12g,14e,14f 開閉蓋 12h 押圧部 13,15 把手 A 糞
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 597135002 原 九州男 福岡県福岡市中央区輝国2丁目2−90 206号 (72)発明者 元村 博満 福岡県福岡市早良区野芥8丁目36番25号 (56)参考文献 特開 平8−58911(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 23/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不透水性の合成樹脂フィルム製の袋の一
    面または両面に紙製または布製のシート材を固着した糞
    処理シートと、この糞処理シートを積層した状態でかつ
    1枚づつ取り出し可能に収納する収納部と使用済みの前
    記糞処理シートを収容する収納部とを有する収納容器と
    からなるペット用糞処理具。
JP09257199A 1997-09-22 1997-09-22 ペット用糞処理具 Expired - Fee Related JP3123951B2 (ja)

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KR20170004762A (ko) * 2015-07-03 2017-01-11 유서경 애완동물 배설물 처리도구 및 보관케이스

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