JP3148079U - 犬の糞取りバッグ - Google Patents

Abstract

【課題】犬の糞を地面に落ちる前に開けたバッグの上で受け取り、地面や手を汚さず衛生的に持ち帰り、処理できる糞取りバッグを提供する。【解決手段】バッグ本体は、糞を受け取るための紙と紙バサミを設けて、犬が糞をする体勢になったとき、尻の下に紙数枚を重ねて固定したバッグを開け、糞を確実にキャッチし、処理ができる。特にゆるい糞や連続の糞収集にも対応でき、またバッグ本体にサイドポケットを左右に設けたことにより収集した糞もポケットに入れて持ち帰ることができる。【選択図】図３

Description

本考案は、犬の糞を地面に落とさずに収集し、衛生的に処理する犬の糞取りバッグに関するものである。

従来、散歩時の犬の糞処理は、様々な用具等提供されているが、多くの人は地面に落ちた糞の上に紙をのせ、手でつまみ取ったり又シャベルですくい取ったり、或いは容器などを受けて取るような場合はその都度洗う手間も必要で面倒であった。

本考案は、犬の糞が地面に落ちる前に受け取って、地面や手を汚すことなく手軽で簡単且つ衛生的に処理できる糞取りバッグを提供することを目的とする。

上記、目的を解決するため本考案は二つ折りバッグの内側に数枚紙を重ね、両サイドに紙バサミをつけ固定し、犬が糞をする体勢になった時、すばやく尻の下にバッグを開けて置き、糞を収集する。また、草むらや糞の取りにくい場所などの場合には、バッグを両手で持ち上げて紙の上に糞を受け取ることも可能である。紙は数枚重ねているので、上部の紙から順に紙の端を持って包み、ビニール袋に入れて口を結ぶ。特にゆるい糞や続けて糞をした場合でも上部から順に必要な分だけめくって使用できるので、すぐ対応することができる。また、バッグ本体にポケットをつけたことで、必要な袋や紙などが収納でき、取った糞もポケットに収納し、持ち帰ることができる。従って、簡単且つ衛生的に処理できることとなる。

以上のように本考案は、二つ折りのバッグの内側に紙を固定させてこれを開ければ簡単に糞の収集ができ、またバッグの内側に固定している紙は新聞紙、チラシ、使用済のコピー用紙その他いろんな紙を再利用できるので、安価である。また、紙の上で取った糞の状態が確認できるため、犬の健康も毎日の散歩で判るのも利点である。また、紙を溶けるものに変えれば、持ち帰った糞もトイレに流して処分できる。形状がバッグなので、携帯トイレには見えず、見た目もおしゃれで毎日の散歩が楽しくなる効果も有する。

本考案の実施形態について、まず本体はビニールコーティングされた素材であるため、汚れたとき軽く拭き取れる。また、二つ折りのバッグにサイドポケットを付けたことにより取った糞を入れるビニール袋、予備の紙、その他必要なものが入る。紙の上で受け取った糞を包み込んで、常備しているビニール袋に入れて口を固く結び、バッグのサイドポケットに入れて持ち帰り、ゴミとして処理することもできるし、溶ける紙を使った場合、トイレに流して処理もできる。いづれにしても地面や手を汚さずに手軽で衛生的に処理できることが極めて良い。

以下、本考案の実施例について説明する。図１バッグ本体１を開け、紙４を数枚重ねて紙バサミ２で留めてセットする。図１を持って散歩中犬が糞をする体勢になったとき、図２バッグを開けて犬のお尻の下に置くか、地面に何か障害物等ある場所での場合、持ち手３を両手で持ち上げて受け取る。紙４の上にのった糞は紙４の両端をつまみ、サイドポケット５に用意したビニール袋に入れて口を固く結び、バッグ１のサイドポケット５に入れて持ち帰りゴミとして出す。

誰でもどこでも簡単に紙を挟んだバッグを開けるだけで、糞の収集ができ、且つ使用済の紙を再度利用できる糞取りバッグである。

本考案の閉じたときの正面図 本考案の開いたときの平面図 本考案の使用状態説明図 本考案の斜視図

符号の説明

１ 本体バッグ
２ 紙バサミ
３ 持ち手
４ 紙
５ ポケット

Claims (1)

1. 形状はバッグで二つに折りたたみ、内側に数枚の紙を重ね両サイドに紙バサミを付けて固定した紙の上で糞を受けるようにし、連続の糞収集を可能にすると共にバッグ本体外側にポケットを設け、糞を入れるために必要なビニール袋、ティッシュ等を収納でき、取った糞もポケットに収納できることを特徴とする犬の糞取りバッグ。

Images