JP3124782U - 包装寿司 - Google Patents

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

【課題】酸素による酸化を防いで味の劣化を防ぎ、収納する寿司の安定性を高め、寿司の変形を防いだ包装寿司の提供。
【解決手段】プラスチック容器に収納した寿司をプラスチックフィルムで包装し封をした包装寿司において、プラスチック容器には収納する寿司の数や形状に応じた凹みを作成し、凹みに寿司を収納したことを特徴とする包装寿司であって、好ましくは、封をした包装寿司の内部に酸素吸収剤を内蔵し、包装に使用するプラスチックフィルムは、透明乃至半透明であり、包装に使用するプラスチックフィルムは、ポリアミドフィルムであることを特徴とする包装寿司。
また、好ましくは、プラスチック容器に形成された凹みの数は、1〜24個であり、包装寿司は、脱気後封をされていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、包装寿司に関し、さらに詳しくは、プラスチック容器に収納した複数の寿司をさらにプラスチックフィルムで包装した包装寿司に関するものである。
従来、寿司は、魚肉等の生ものを多く食材とするため、寿司店などで、その場で食用に供される食品であったが、近年冷凍技術の進歩にともない、ある程度の保存が可能となってきており、持ち帰り用寿司のみならず、列車における駅弁や、飛行機の中の機内食として寿司の提供を求める要請もある。
寿司を冷凍保存する時の問題点として、
(1)酸素による酸化により食品が変化し味が悪くなってしまうおそれがあること。
(2)加熱した米飯である銀シャリの味が保存中悪くなるおそれがあること。
(3)解凍に際し、電子レンジが広く使用されるが、電子レンジは、重量があり、なるべく電子レンジを使用せず自然解凍を行いたい。
等の問題点や要望がある。
包装寿司に関する先行技術として、
俵形状の米飯により形成したシャリ玉の上面に、鮪、鯛、イカ、蛸、ホタテ、海老、穴子、玉子等の寿司種をのせる握り寿司において、前記寿司種はポリエチレン樹脂などの合成樹脂製シートの下側フィルムシートと上側シートにより、直接上下側から挟んで真空包装した冷凍握り寿司(特許文献1)がある。
実用新案登録第3117517号公報
しかしこの考案では、酸化防止に関する配慮がなされていないし、寿司の安定性について問題を残しており、なお一層の改良が望まれる。
本考案の目的は、収納により型くずれを起こさないようにすると同時に、酸素による酸化を防いで味の劣化を防ぎ、収納する寿司の安全性を高め、寿司の変形を防いだ包装寿司の開発である。
本考案者は、酸素遮断性の大きいフィルムを包装材として使用すること、寿司を収納する容器の底に凹みを設け寿司の変形を防止するなどの方法により、前記目的を達成することできることを見出し本考案に到達したのである。
すなわち本考案は、
(1) プラスチック容器に収納した寿司をプラスチックフィルムで包装し封をした包装寿司において、プラスチック容器には収納する寿司の数や形状に応じて凹みを作成し、該凹みに寿司を収納したことを特徴とする包装寿司、
(2) (1)の包装寿司において、封をした包装寿司の内部に酸素吸収剤を内蔵していることを特徴とする、
(3) (1)、(2)から選ばれるいずれかの包装寿司において、包装に使用するプラスチックフィルムは、透明乃至半透明であることを特徴とする、
(4) (1)、(2)から選ばれるいずれかの包装寿司において、包装に使用するプラスチックフィルムは、ポリアミドフィルムであることを特徴とする、
(5) (1)、(2)から選ばれるいずれかの包装寿司において、プラスチック容器に形成された凹みの数は、1〜24個であることを特徴とする、
(6) (1)、(2)から選ばれるいずれかの包装寿司において、脱気後封をされていることを特徴とする、
(7) (1)、(2)から選ばれるいずれかの包装寿司において、プラスチック容器に形成された凹みは、凹みの間に形成された隆起壁により分割されていることを特徴とする、
(8) (1)、(2)から選ばれるいずれかの包装寿司において、プラスチック容器に形成された凹みの底面には、該凹みの深さより浅い凹凸が形成されていることを特徴とする、
(9) (1)、(2)から選ばれるいずれかの包装寿司において、寿司として、握り寿司、巻き寿司、稲荷寿司、押し寿司から選ばれる寿司であることを特徴とする。
本考案の包装寿司に使用される寿司としては、握り寿司、巻き寿司、稲荷寿司、押し寿司をあげることができる。握り寿司とは、俵形の銀シャリに、鮪、鯛、イカ、蛸、ホタテ、海老、穴子、玉子などの寿司ネタをのせた形状の寿司をあげることができる。
巻き寿司とは、海苔の上に銀シャリをのせ、海苔と銀シャリを円柱状に巻いたとき、卵焼き、干瓢等が円柱の中心にくるように置き、海苔と銀シャリを円柱状に巻いた寿司をいう。稲荷寿司とは、油揚げを袋状にして味付けした後、油揚げの中に、銀シャリを詰めた寿司をいう。
押し寿司とは、銀シャリの上に、料理した魚肉等をのせ、加圧して固めた後、直方体に切断した寿司をいう。ここで銀シャリとは、米を煮沸して得られた米飯に、酢・食塩ショ糖等からなる液を振りかけた寿司の原料をいう。
本考案で使用するプラスチックフィルムとしては、ポリオレフィン、ポリエステルからなるフィルムも使用することができるが、ポリアミドからなるフィルムが好ましい。強靱であり、酸素遮断性が優れているからである。またプラスチックフィルムは、酸素遮断性を向上するため複数のフィルムが貼り合わせられたラミネートフィルムであることが好ましい。また包装寿司とした時、寿司を外部から観察可能とするため、透明乃至半透明であることが好ましい。
本考案において、寿司を収納するプラスチック容器としては、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリアミド等から製造された容器をあげることができる。
プラスチック容器の底は、寿司を収納するための凹みが作成されていることが必要である。凹みは、収納する寿司の数、形態に応じて作成されていることが好ましい。凹みの数は、寿司の1食分乃至2食分の寿司の個数であることが好ましく、凹みの数は、1〜24個好ましくは2〜16個の範囲が好ましい。握り寿司、稲荷寿司の場合は一個当たり一つの凹みが好ましく、巻き寿司の場合は1〜5個の巻き寿司が集まって1列とし、1列あたり、一つの凹みとすることが好ましい。
本考案において、凹みの形成は、凹みの間に、形成された隆起壁によって形成することができる。隆起壁は、凹みの間の全面に形成されている必要はない。個々の寿司が移動するのを防止するためであるからである。また寿司を収納した時、寿司の銀シャリの米粒が底面に付くのを防止するため、底面に細かい凹凸を設けることが好ましい。
本考案において、酸素による酸化を防止するため、酸素吸収剤を使用することができる。酸素吸収剤と、収納する寿司と接触するのを防止することが必要である。酸素吸収剤には、酸化鉄系酸素吸収剤、酸化チタン系酸素吸収剤があり、市販品として容易に入手することができる。包装寿司の内部には、醤油、わさびなどの調味料や、箸などが収納されていることが好ましい。
本考案において、包装寿司は、封をして冷凍保存される。封をする前に予め、空気を除くことが好ましい。しかし完全に空気を除くと、プラスチックフィルムと寿司が密着し寿司の形状が変化するので、寿司の形状が変化しない程度に減圧にする。また封をする方法としては、超音波ミシン、高周波ミシンなどを使用して容易に行うことができる。
食用に供する前に、電子レンジ、お湯の中への浸漬などによっても常温に戻すことができるが、常温の部屋に放置して自然解凍により解凍することもできる。
図1は、本考案で使用するプラスチック容器3の平面図である。収納する握り寿司の数に応じた凹みが形成されている。凹みは、隆起壁5により形成されている。またプラスチック容器3の底面には、凹凸6が形成され、寿司の中の米飯が接触する面積を可及的に少なくしている。
図2は、本考案で使用するプラスチック容器3のA−B面における断面図であり、
図3は、本考案で使用するプラスチック容器3のC−D面における断面図である。
プラスチック容器の底面には、比較的高い隆起壁5と比較的低い凹凸6が形成されている。凹み4は、隆起壁5により形成されている。図4は、本考案で使用するプラスチック容器3の斜視図である。
図5は、プラスチック容器3に握り寿司7を収納し、ポリアミドフィルム2で包み接着した包装寿司1の斜視図である。握り寿司6の寿司種として、イカ、海老、数の子、ツブ貝、イクラ、車海老(生)、車海老(ゆで)、ホタテ、鮪、鯛、サーモン、穴子が使用されている。包装寿司1の内部には、酸素吸収剤8が封入されている。
図6は、包装寿司のためのプラスチック容器の平面図であり、図7は、図6の容器に稲荷寿司10、巻き寿司9を収納し、ポリアミドフィルム2で包んだ包装寿司1の斜視図である。
巻き寿司の場合は、一つの凹みに巻き寿司3個が収納されている。
以上の説明から明らかなように、本考案の包装体は以下に列記したような実用上優れた効果を有する。
(a)酸素を可及的に遮断した状態で、寿司を保存するので、長期間保存することが可能である。
(b)個々の寿司を離した状態で保存することが可能であり、寿司同士が接触して変形したりすることがない。
(c)寿司の米飯の粒が可及的にプラスチック容器の底に接触しないように工夫がなされており、米飯の粒が容器に残留したり、寿司の外見が悪くなったりすることは少ない。
(d)取り扱いが容易であり、軽量であるため、機内食としても優れている。
本考案で使用するプラスチック容器の平面図である 本考案で使用するプラスチック容器のA−B面における断面図である。 本考案で使用するプラスチック容器のC−D面における断面図である。 本考案で使用するプラスチック容器の斜視図である。 プラスチック容器に握り寿司を収納し、ポリアミドフィルムで包んだ包装寿司の斜視図である。 本考案で使用する包装寿司のためのプラスチック容器の平面図である 本考案で使用する包装寿司のためのプラスチック容器に巻き寿司、稲荷寿司を収納した包装寿司の斜視図である。
符号の説明
1 包装寿司
2 ポリアミドフィルム
3 プラスチック容器
4 凹み
5 隆起壁
6 凹凸
7 握り寿司
8 酸素吸収剤
9 巻き寿司
10 稲荷寿司

Claims (9)

  1. プラスチック容器に収納した寿司をプラスチックフィルムで包装し封をした包装寿司において、
    プラスチック容器には収納する寿司の数や形状に応じて凹みを作成し、該凹みに寿司を収納したことを特徴とする包装寿司。
  2. 請求項1の包装寿司において、封をした包装寿司の内部に酸素吸収剤を内蔵していることを特徴とする包装寿司。
  3. 請求項1、請求項2から選ばれるいずれかの包装寿司において、包装に使用するプラスチックフィルムは、透明乃至半透明であることを特徴とする包装寿司。
  4. 請求項1、請求項2から選ばれるいずれかの包装寿司において、包装に使用するプラスチックフィルムは、ポリアミドフィルムであることを特徴とする包装寿司。
  5. 請求項1、請求項2から選ばれるいずれかの包装寿司において、プラスチック容器に形成された凹みの数は、1〜24個であることを特徴とする包装寿司。
  6. 請求項1、請求項2から選ばれるいずれかの包装寿司において、脱気後封をされていることを特徴とする包装寿司。
  7. 請求項1、請求項2から選ばれるいずれかの包装寿司において、プラスチック容器に形成された凹みは、凹みの間に形成された隆起壁により分割されていることを特徴とする包装寿司。
  8. 請求項1、請求項2から選ばれるいずれかの包装寿司において、プラスチック容器に形成された凹みの底面には、該凹みの深さより浅い凹凸が形成されていることを特徴とする包装寿司。
  9. 請求項1、請求項2から選ばれるいずれかの包装寿司において、寿司として、握り寿司、巻き寿司、稲荷寿司、押し寿司から選ばれる寿司であることを特徴とする包装寿司。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013032188A (ja) * 2012-11-19 2013-02-14 Fp Corp 寿司用容器
JP2013220837A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Fuji Seiki Co Ltd 巻き寿司包装体
JP7109824B1 (ja) * 2021-08-03 2022-08-01 岩本 博 いなり寿司

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