JP3233069U - 麺食品 - Google Patents

麺食品 Download PDF

Info

Publication number
JP3233069U
JP3233069U JP2021001747U JP2021001747U JP3233069U JP 3233069 U JP3233069 U JP 3233069U JP 2021001747 U JP2021001747 U JP 2021001747U JP 2021001747 U JP2021001747 U JP 2021001747U JP 3233069 U JP3233069 U JP 3233069U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noodles
container
soup stock
ingredients
lid film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021001747U
Other languages
English (en)
Inventor
康介 山田
康介 山田
Original Assignee
株式会社 山田家物流
株式会社 山田家物流
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 山田家物流, 株式会社 山田家物流 filed Critical 株式会社 山田家物流
Priority to JP2021001747U priority Critical patent/JP3233069U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3233069U publication Critical patent/JP3233069U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)

Abstract

【課題】店舗等で購入したあと、電子レンジで加熱して喫食する際に、茹で立てのような風味と食感が可能な麺食品を提供する。【解決手段】剥離可能な蓋フィルムで密閉された容器1に、麺22と具23と出汁21が冷凍された状態で収容されている。容器1は、耐寒性および電子レンジ調理適性を有する合成樹脂製である。蓋フィルム2は、熱可塑性樹脂製である。麺22と具23と出汁21は冷凍されており、かつ密閉された容器に収容されているので、一定期間は変質することがなく、喫食時に電子レンジで加温すれば、麺も具も出汁も調理した状態に戻るので、そのまま喫食できる。【選択図】図1

Description

本考案は、麺食品に関する。さらに詳しくは、店舗では冷凍された状態で保管され、購入者が自宅等に持ち帰ったあと必要な時に電子レンジを用いて解凍加温し、喫食できるようにした麺食品に関する。
従来の技術として特許文献1がある。この従来技術は、蓋付き容器にチャーハンや唐揚げ等の冷凍食品や冷蔵食品を収容しておき、電子レンジで加熱して喫食するものである。
しかるに、上記蓋付き容器に、麺類を出汁と共に充填した場合は、持ち帰り途中に麺と出汁が混じって食感や風味を失うことがあった。
特開2020−193010号公報
本考案は上記事情に鑑み、麺類であっても持ち帰りでき、電子レンジで加熱して喫食する際に、茹で立てのような風味と食感が可能な麺食品を提供することを目的とする。
第1考案の麺食品は、剥離可能な蓋フィルムで密閉された容器に、麺と具と出汁が冷凍された状態で収容されていることを特徴とする。
第2考案の麺食品は、第1考案において、前記容器は、耐寒性および電子レンジ調理適性を有する合成樹脂製であることを特徴とする。
第3考案の麺食品は、第1考案において、前記蓋フィルムは、熱可塑性樹脂製であることを特徴とする。
第4考案の麺食品は、第1考案において、前記蓋フィルムの表面には、電子レンジ調理時に一部を剥離するための目印が付されていることを特徴とする。
第1考案によれば、麺と具と出汁は冷凍されており、かつ密閉された容器に収容されているので、一定期間は変質することがなく、喫食時に電子レンジで加温すれば、麺も具も出汁も調理した状態に戻るので、そのまま喫食できる。
第2考案によれば、容器の材料である合成樹脂は、耐寒性があるので麺と具と出汁を収容した状態で冷凍するのに適し、かつ電子レンジ調理適性があるので、持ち帰り後に電子レンジで加温するのに適している。
第3考案によれば、蓋フィルムには熱可塑性樹脂を用いるので、公知のヒートシール法により蓋フィルムを容器に接着できるので、麺類を収容した状態で密封容器にできる。このため、流通・保存時の品質低下を防止できる。
第4考案によれば、目印があるところまで蓋フィルムを剥離すると、開口が部分的にできるので、電子レンジ調理時の吹きこぼれを防止しつつ、容器内で発生する蒸気を逃がすことができる。
本考案の一実施形態に係る麺食品の断面図である。 図1の麺食品の正面図である。 蓋フィルムを一部剥がした状態の平面図である。
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。
本考案の麺食品は、購入者が店舗から自宅等へ持ち帰って調理し喫食するものを主に対象としている。ただし店舗側が運送会社を利用して購入者の居所まで配達した後で購入者が調理のうえ喫食するものも対象に含まれる。なお、店舗内で客に提供することも可能である。
本考案の麺食品は、剥離可能な蓋フィルム2で密閉された容器1に、麺22と具23と出汁21が冷凍された状態で収容されている。
麺22としては、うどん、ラーメン、そば等の各種麺を含む。
具23は、麺食品に一般的に使用される各種の具が、とくに制限なく用いられる。たとえば、白菜、豚団子(豚肉、たまねぎ、れんこん、卵、乾しいたけ、だし汁、細ネギ、白ネギ、その他)、豚ロース、ねぎ、人参、きつね揚げ、海老の天ぷらなどを例示できる。さらに、これらの具23には増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、アルコール、酸味料が適宜添加される。
出汁21は、みそ、みりん、酒、うすくちしょうゆ、砂糖/酒精やカレーを調味料(アミノ酸等)、アルコール、漂白剤(次亜硫酸Na)、着色料(ビタミンB2)、酸味料を添加して調理したものである。
麺22と具23と出汁21は、冷凍された状態で用いられる。
冷凍する前に前処理が行われる。麺22は、麺線の状態に切り出され、熱湯でゆがかれ、その後冷却槽にて10度以下まで冷却ののち、マイナス30度前後で急速冷凍される。
具23は、食べられない部分を除く。野菜ならば洗ってカットし、魚ならばウロコを剥がし頭や内臓を取るなどの下処理をする。ただし、海老の頭、殻、尾などは残される。
出汁21は、急速冷凍して保管(完全凍結)したものである。麺22と具23は別々に冷凍すると剥がれてしまうので同時に急速冷凍する必要がある。
麺22と具23と出汁21の急速冷凍は、−5〜−1℃の温度帯を30分以下で通過させる。ただし、急速冷凍の温度や時間などの条件は、食材毎に異なるので、麺22と具23に合わせた条件で冷凍する。出汁21もそれにあった温度と時間で冷凍する。出汁は、後述する容器1に収容できる大きさの円盤形に凍らせ出汁ケーキの形態にする。
図1に示すように、冷凍された麺22と具23と出汁21は容器1に収容され、蓋フィルム2で密閉される。
容器1内では、底に出汁ケーキ21を落し込み、その上に麺22を載せ、一番上に具23を載せる。
具23は、麺食品のメニュー(種類)に合わせて変えられる。
メニュー(種類)には、「味噌煮込うどん」、「カレーうどん」、「うどんすき」、「きつねうどん」などを例示できるが、これに限られるものではない。
図2に基づき容器1を説明する。
前記容器1は、耐寒性および電子レンジ調理適性を有する合成樹脂製である。
電子レンジ調理適性を有する合成樹脂にはポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンなどがあるが、同時に耐寒性をもたすには、ポリプロピレンやポリスチレンが好ましい。本考案では、お椀形にして成形した容器とするため、発令ポリプロピレンや発泡ポリスチレンが好ましく用いられる。
容器の材料である合成樹脂は、耐寒性があるので麺と具と出汁を収容した状態で冷凍するのに適し、かつ電子レンジ調理適性があるので、持ち帰り後に電子レンジで加温するのに適している。
前記蓋フィルム2は、熱可塑性樹脂製である。
表層フィルムはポリアミド樹脂フィルムに塩化ビニールで被覆したフィルムであり、裏層フィルムはポリエチレン製フィルムであり、これらを接着剤(低密度ポリエチレン)で積層した3層フィルムである。
表層フィルムは酸素バリア性の高いフィルムであり、裏層フィルムは容器1に対する熱融着性を有している。この蓋フィルム2は容器1の外縁部に熱融着されるが、人の手で持って引き剥がせる程度に接着できる。
蓋フィルムには熱可塑性樹脂を用いるので、公知のヒートシール法により蓋フィルムを容器に接着できるので、麺類を収容した状態で密封容器にできる。このため、流通・保存時の品質低下を防止できる。
容器1は、お椀形のほか、深皿状、どんぶり形、カップ形など任意の形状を採用できる。成形方法には、とくに制限はないが、真空成形やブロー成形など任意の手法を用いることができる。
容器1に収容される麺類は一食分であるので、その量に合わせた大きさの容器であればよい。
図示の容器1はどんぶり形であり、底の直径dが80〜130mm位、好ましくは約100mm、高さが50〜100mm、好ましくは約70mm、上面開口部が130〜200mm、好ましくは約160mmである。容器1の開口部外縁には、幅3〜10mm位、好ましくは幅5mm位の環状の外縁部13が形成されている。
蓋フィルム2は、基本形状が円形であり、その外周の一部には手指でつまむための舌片3が形成されている。また、舌片3から数cm離れた所には、一直線に延びる電子レンジ調理時に一部を剥離するための目印が付されている。この目印4は、線状でも、何らかの模様を一列に配置したものでもよく、その形状は任意である。
この目印4まで、蓋フィルム2の一部を剥がすと、蓋フィルム2が少し開口を作るので、蒸気抜きの開口ができる。
本考案の麺食品Aでは、麺22と具23と出汁21は冷凍されており、かつ密閉された容器1に収容されているので、一定期間は変質することがなく、喫食時に電子レンジで加温すれば、麺22も具23も出汁21も調理した状態に戻るので、そのまま喫食できる。
1 容器
2 蓋フィルム
3 舌片
13 外縁部
21 出汁
22 麺
23 具

Claims (4)

  1. 剥離可能な蓋フィルムで密閉された容器に、麺と具と出汁が冷凍された状態で収容されている
    ことを特徴とする麺食品。
  2. 前記容器は、耐寒性および電子レンジ調理適性を有する合成樹脂製である
    ことを特徴とする請求項1記載の麺食品。
  3. 前記蓋フィルムは、熱可塑性樹脂製である
    ことを特徴とする請求項1記載の麺食品。
  4. 前記蓋フィルムの表面には、電子レンジ調理時に一部を剥離するための目印が付されている
    ことを特徴とする請求項1記載の麺食品。
JP2021001747U 2021-05-12 2021-05-12 麺食品 Active JP3233069U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021001747U JP3233069U (ja) 2021-05-12 2021-05-12 麺食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021001747U JP3233069U (ja) 2021-05-12 2021-05-12 麺食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3233069U true JP3233069U (ja) 2021-07-26

Family

ID=76918153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021001747U Active JP3233069U (ja) 2021-05-12 2021-05-12 麺食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3233069U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6183789B1 (en) Pouch meal and method of preparing same
CA2573940A1 (en) Visually-appealing microwaveable frozen meal
JP6604973B2 (ja) 容器入り冷凍食品
US20070237867A1 (en) Microwavable steamer food pack
JP3233069U (ja) 麺食品
JP2001204399A (ja) 電子レンジ加熱調理用包装食品セット
JP2008109865A (ja) 半調理食品及びその製造法
JP2010081897A (ja) 半調理食品
JP2004267020A (ja) 常温流通の可能なレトルト炊き込み御飯とその製造方法
JPH11221056A (ja) マイクロ波加熱用ソ−ス食品
JP2645400B2 (ja) 容器詰包装米飯食品
JP5807798B1 (ja) 容器入り冷凍食品セット
JP2849321B2 (ja) 冷凍卵料理の包装体
JPH07237675A (ja) 包装袋入り食品
JP6810491B1 (ja) ミールキット及びそれを用いた調理法
JP3183437U (ja) 雑煮入りレトルトパウチ食品および加圧加熱食品
JP2005304408A (ja) 包装食品と食品の包装調理方法
JP3163390B2 (ja) 容器入りサラダ
JP2006204101A (ja) 握り寿司容器
JP3503081B2 (ja) 容器入り即席冷凍味噌汁およびその製造法
JP3191395U (ja) 直火加熱用冷凍食品
JP2005015059A (ja) 電子レンジ用食品及び外箱
JP2019188093A (ja) お茶漬けにして食べる弁当
JP2812647B2 (ja) 容器入り冷凍食品
JP3060028U (ja) 揚げ物丼

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3233069

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250