JP6810491B1 - ミールキット及びそれを用いた調理法 - Google Patents

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Abstract

【課題】家庭で料理を作る時間がない人や、料理の経験がない又は不足する人であっても、食材本来の旨味や風味を楽しむことができ、栄養素が保たれた料理を、簡単な手間で完成させることが可能なミールキットを提供すること。【解決手段】半調理の食材と、前記半調理の食材に添加して調理を完成させるための仕上げ調味液と、を備えるミールキットであって、前記半調理の食材は、前記仕上げ調味液を加えて調理を完成させる前の状態まで、塩分含有量が0.2質量%以下の下味調味液により、半調理前の前記食材の加熱調理を行い、生じた煮汁の少なくとも一部をとり分けることで得られたものであり、前記仕上げ調味液は、とり分けられた前記煮汁を含有する、ミールキット。【選択図】なし

Description

本発明は、ミールキット及びそれを用いた調理法に関する。
食品の保管や調理を容易にすることを目的として、パウチ内に食品を収容することが行われている。例えば、特許文献1には、乾燥食品を気密的に収容する食品収容部と、これに隣接配置された、調理用液体を気密的に収容する液体収容部とを備える容器入り食品が開示されている。
特許文献2には、容器内に固形物と調味液とを充填し、真空パックシール等をしたのち加熱し、未開封の状態で調理済み固形物と液タレとを夫々分離してシールして得られる容器詰め食品が記載されている。
特許文献3には、食材を適宜の大きさに切断して半調理し、液切りして袋詰めし、不活性ガスを充填して高温殺菌する袋詰め食品の製造方法が開示されている。特許文献4には、複数の食材が複数の袋に収納された包装体であって、全ての袋が少なくとも一辺が重なるように積み重ねられ、辺の少なくとも一部に於いて互いに接着され一体化されている半調理品包装体が記載されている。
特開2017−105495号公報 特開平11−171138号公報 特開2002−58421号公報 特開2002−318746号公報
特許文献1では、調理作業および調理後の容器の廃棄も容易となる容器入り食品を提供することが課題とされているが、収容されている食材が乾燥食品であるため、食材そのものの食感を得ることができず、食材の風味や色合いを維持するのも困難である。
特許文献2では、製造時における固形物の良好な食感と色彩とを、長期間に渡って維持することが課題とされ、調理に使った調味液を分離することで、調理済み食材の色調や固さの変化を抑えようとしている。しかし、食材が一旦調理済みになってしまうと、調理に使用した調味液を分離したとしても、どうしても食材自体の着色や型崩れが経時的に進んでしまう。また、本文献の方法は、必要な調味料を食材とともに閉じ込めて調理を行うため、塩分等の低分子量の調味料が先に浸透する一方で、砂糖等の高分子量の調味料の浸透が不十分となるため、思い通りの味付けができない結果となる。そして、塩分は高い浸透圧を生じさせ、食材のフレッシュさが損なわれる。
特許文献3では、防腐剤を添加せずに常温で長期間保存可能であり、食材の栄養価や風味の低下のない袋詰め食品を提供することが課題とされる。同文献における、食材の半調理とは、皮むきやカット、スライスなどの下処理と、あく抜き、PH調整などの前処理をすることを意味している。袋詰めされた食材は、流通の後、調理用素材として使用されるが、料理を仕上げるためは、他の具材を加えたり、出汁や調味料を追加する等、調理の知識が必要となり、また知識がある人にとっても、調理の手間がどうしても必要となる。
特許文献4では、開封が容易で、食材の充填作業が簡単で、複数の食材の一部のみを、加熱殺菌等の二次加工することができる半調理品包装体を提供することが課題とされている。半調理品包装体は、必要に応じて計量や、カット、簡単な調理等の下拵えが施された食材が詰め合わせられた商品を意味するとされる。仮に、必要な半調理食材がワンセットに取り揃えられたものであっても、食品として仕上げるためには、それぞれの食材に合わせて、調味料等を選んだり計量したりすることが必要となり、仕上げのための調理に時間がかかってしまう。また、調理の経験がないか、不足している場合は、最終的な味付けが不十分となり、上手く料理を仕上げることができない。
そこで、本発明の目的は、家庭で料理を作る時間がない人や、料理の経験がない又は不足する人であっても、食材本来の旨味や風味を楽しむことができ、栄養素が保たれた料理を、簡単な手間で完成させることが可能なミールキット、及びこのミールキットを用いた調理法を提供することにある。
本発明は、半調理の食材と、半調理の食材に添加して調理を完成させるための仕上げ調味液と、を備えるミールキットであって、半調理の食材は、仕上げ調味液を加えて調理を完成させる前の状態まで、塩分含有量が0.2質量%以下の下味調味液により、半調理前の食材の加熱調理を行い、生じた煮汁の少なくとも一部をとり分けることで得られたものであり、仕上げ調味液は、とり分けられた煮汁を含有する、ミールキットを提供するものである。なお、「仕上げ調味液を加えて調理を完成させる前の状態まで、塩分含有量が0.2質量%以下の下味調味液により、半調理前の食材の加熱調理を行う」ことを単に「半調理」と呼ぶ場合がある。
このミールキットは、調理の完成前の状態で止めた半調理の食材を使用するものであるため、食材の風味や色合いが保たれ、型崩れが防止される。また、半調理が塩分含有量0.2質量%以下の下味調味液で行われるため、塩分が先に食材に浸透してしまって、他の下味調味液成分の浸透が妨げられることがなく、食材が十分に味付けされたものとなる。そして、食材としては、乾燥、冷凍、フリーズドライを経由したものでないものを選択できるため栄養素や食感が損なわれることがない。更に、半調理された食材と、半調理時に生じた煮汁とが、別になっていることから、保存や流通に適し、また、これらを後に混ぜ合わせて加熱等を行えば、調理を完成できるため、料理の経験によらず、短時間(例えば5〜10分以内程度)で容易に調理を完成することができる。
すなわち、上記ミールキットは、家庭で料理を作る時間がない人や料理の経験がない又は不足する人であっても、食材本来の旨味や風味を楽しむことができ、栄養素が保たれた料理を、簡単な手間で完成させることが可能なものである。
下味調味液としては、鰹出汁、煮干し出汁、あご出汁、昆布出汁、椎茸出汁、野菜出汁、鶏がら出汁、ブイヨン、フォン及びコンソメから選ばれる少なくとも1種の下味用出汁を含有する下味調味液を用いることができる。
下味調味液として、例えば、水と甘い調味料(砂糖、みりん等)だけを含有するものを使用することもできるが、下味調味液に上記のような下味用出汁を含有させることで、下味をつけることが容易となり、味に深みを与えることができる。すなわち、下味調味液は、このような下味用出汁のみからなるか、甘味料と上記の下味用出汁とを含むものとすることができる。
仕上げ調味液は、煮汁のみからなるか、甘味以外の味を呈する非甘味材料と煮汁とを含むものにすることができる。煮汁のみで調理を完成させることができる場合は、仕上げ調味液に他の調味料を含有させる必要はないが、味を更に調整したい場合、仕上げ調味液には、煮汁の他、甘味以外の味を呈する非甘味材料を添加してもよい。そのような非甘味材料としては、塩、酢、醤油、味噌、酒類、香辛料、うま味調味料、からし、ワサビ、ケチャップ、マヨネーズ及び乳製品の少なくとも1種が挙げられる。なお、仕上げ調味液が、甘味以外の味を呈する非甘味材料と煮汁を含む場合、仕上げ調味液には、甘味を呈する調味料(甘味材料)を全く添加しないようにすることができるが、甘味材料(例えば、砂糖、みりん)を味の調整のために添加してもよい。
半調理する食材としては、野菜、穀類、海藻、果物、肉及び魚介から選ばれる少なくとも1種を用いることができる。これらの食材は単独で用いてもよく、2種又はそれ以上を組み合わせて用いてもよい。2種類以上の食材を用いる場合において、下味調味液で食材を半調理にするときは、それぞれの食材を別々に同一又は異なる下味調味液(塩分含有量が0.2質量%以下の下味調味液)で半調理し、生じた煮汁の一部又は全部を仕上げ調味液として用いることもできるし、或いは、2種類以上の食材をまとめて下味調味液で半調理し、生じた煮汁を仕上げ調味液として用いることもできる。
食材は、少なくとも野菜を含んでおり、少なくとも野菜に対しては、加熱調理の後であって、煮汁の少なくとも一部をとり分ける前又は後に、一旦温度を下げる処理が施されているものであってもよい。すなわち、半調理の食材と、半調理の食材に添加して調理を完成させるための仕上げ調味液と、を備えるミールキットであって、食材は、少なくとも野菜を含んでおり、半調理の食材は、仕上げ調味液を加えて調理を完成させる前の状態まで、塩分含有量が0.2質量%以下の下味調味液により、半調理前の食材の加熱調理を行い、生じた煮汁の少なくとも一部をとり分けることで得られたものであり、少なくとも野菜に対しては、加熱調理の後であって、煮汁の少なくとも一部をとり分ける前又は後に、一旦温度を下げる処理が施されており、仕上げ調味液は、とり分けられた煮汁を含有する、ミールキットが提供されてもよい。
食材として野菜を含む場合、加熱料理の後、煮汁をとり分ける前又は後に、一旦温度を下げることにより、完成品における、野菜のしゃきしゃき感(歯ごたえ)が維持され、色彩の変化が非常に少なくなるという驚くべき効果が見出された。このような降温化処理をすると、野菜に対して、加熱(半調理時)、冷却、加熱(仕上げ調味液を加えた最終調理時)という温度変化を与えることができ、2段階加熱が実施される。これにより、野菜のしゃきしゃき感が損なわれず、色彩も初期の状態から大きく変化しないため、完成品の味のみならず、美観や食感が向上する。
半調理の食材は、食用サイズに切り分けられていてもよい。食用サイズに切り分けられていることで、調理を完成させるときの手間を更に省くことができ、台所に立つ時間に制限がある社会人や学生、育児中の人等にとって特に有用となる。
半調理の食材及び仕上げ調味液は、それぞれ別の密封容器に収容されていてもよい。密閉容器に収容されていることで、調理及び保管が容易となり、キットとして需要者に届けることも簡単になる。
ミールキットにおいては、半調理の食材及び仕上げ調味液だけで調理を完成させることができる容量で、半調理の食材及び仕上げ調味液が、それぞれ別の密封容器に収容されるようにしてもよい。これにより、更に調理の手間を省くことができるため、家庭で料理を作る時間がない人のみならず、料理の経験がない人にも有用である。また、料理の経験があっても、料理のスキルが衰え始めたお年寄り等にとっても容易に用いることができる。
ミールキットは、半調理の食材及び仕上げ調味液に加えて、少なくとも1種の調味素材を更に備えていてもよい。すなわち、第1の調味素材、第2の調味素材、第3の調味素材等の別の調味素材を、食材及び仕上げ調味液に加えてキットとしてもよい。このような調味素材は最終的な味付けを考慮して自由に選択でき、仕上げ調味液中に含まれる調味料と浸透圧が異なるものであっても、液体状でも固形でも半固形でも構わない。ただ、液状の調味素材は、仕上げ調味液に添加することもできることから、仕上げ調味液と分けて調味素材を設ける場合は、それは固形又は半固形の調味素材であることが好ましい。
半調理の食材、仕上げ調味液及び少なくとも1種の調味素材は、それぞれ別の密封容器に収容させることができる。密閉容器に収容されていることで、調理及び保管が容易となる。この場合、半調理の食材及び仕上げ調味液に加えて、調味素材が別に付属していることから、より本格的な料理を短時間で作成することができる。また、キットとして需要者に届けられれば、忙しい社会人や料理未経験者、料理のスキルが落ちてきたお年寄り等が、より簡単に本格的な料理を楽しむことができるようになる。
上述したミールキットを用いることにより、簡単な手間で完成させることが可能な調理法を提供することが可能になる。すなわち、半調理の食材と仕上げ調味液とを混ぜ合わせ、調理する工程を備える調理法が提供される。ミールキットが、調味素材を含む場合は、半調理の食材と仕上げ調味液とを混ぜ合わせ、少なくとも1種の調味素材を加えればよい。この調理法によれば、食材本来の旨味や風味を楽しむことができ、栄養素が保たれた料理を簡単に得ることができる。
本発明によれば、家庭で料理を作る時間がない人や、料理の経験がない又は不足する人であっても、食材本来の旨味や風味を楽しむことができ、栄養素が保たれた料理を、簡単な手間で完成させることが可能なミールキット、及びこのミールキットを用いた調理法を提供することが可能になる。
実施形態に係るミールキットは、少なくとも、半調理の食材と仕上げ調味料から構成されるキット食品である。ここで、仕上げ調味料は、半調理の食材に添加して調理を完成させるためのものである。
半調理される前の食材は、前処理されたものであっても前処理なしのものであってもよい。ここで、前処理には、野菜を糠(ぬか)で煮て柔らかくすること、肉を酒につけて柔らかくすること等の下準備が含まれる。食材は、需要者に応じて、適当な大きさにカットされていてもよい。また、下味調味液の浸透を助けるために、切れ目等を設けてもよく、串刺し等されていてもよい。
食材は半調理されるが、仕上げ調味液を加えて調理を完成させる前の状態まで、塩分含有量が0.2質量%以下の下味調味液により、半調理前の食材の加熱調理を行うことを「半調理」と称する。「調理を完成させる前の状態」であるかは、食材の味覚チェックで判断することができる。すなわち、仕上げ調味料を加えて調理すると味付けが過度になる場合は、食材は半調理でない(すなわち調理済み状態である)ということができる。また、仕上げ調味料を使わないで食したときに、味付けは感じられるもののまだ不足している、又は食に供するにはまだ固い、と判断される場合は、食材は半料理であるといえる。
上記のような判断基準に加えて、外観からの判断も可能である。すなわち、初期の状態に比べて、食材の型崩れや、色調変化が顕著になっている場合は、食材は半調理でない(すなわち調理済み状態である)といえる。したがって、「仕上げ調味液を加えて調理を完成させる前の状態まで加熱調理を行う」ことは、食材の形状又は色調が維持される状態で加熱調理を止める、又は、食材の形状又は色調が維持される間だけ加熱調理を行う、或いは、食材の形状又は色調が著しく変化しないように加熱調理を行う、ことを意味するとも言える。但し、下味調味液が強い色調を有する場合は、半調理の食材であっても色調がその下味調味料に従って変化する場合があるが、それは下味調味料による着色であり、食材そのものの色調の顕著な変化とはいえない。
上述した判断基準に更に加えるとするならば、仕上げ調理の時間でも判断可能である。すなわち、食材と仕上げ調味液を混ぜ合わせ調理したときに、10分以内(好ましくは5分以内)で食に適した味付けになる状態であれば、食材は半調理であったということができる。
半調理のために食材を加熱調理する時間は、食材の種類によって異なってくるが、塩分含有量が0.2質量%以下の下味調味液で調理した場合、ダイコン500gであれば10分、ニンジン100gであれば10分、ジャガイモ150gであれば8分、タマネギ150gであれば5分、キャベツ150gであれば5分、ホウレンソウ200gであれば1分、インゲン200gであれば2分、ピーマン100gであれば30秒、アスパラガス200gであれば30秒、ブロッコリー200gであれば1分、レンコン200gであれば7分、サトイモ300gであれば10分、こんにゃく300gであれば8分、鶏肉300gであれば15分、豚肉300gであれば10分、牛肉300gであれば10分が目安となる。なお、上記以外の食材の場合、最も近似した種類の食材の加熱調理時間を参照して判断可能である。また、食材のg数が上記と異なる場合は、通常の食用のサイズであれば、g数に比例して時間を変更することができる。
以上、半調理の基準を複数説明したが、半調理のためには、上記判断基準を全て満たす必要があるわけではなく、上記のうちの少なくとも1つが満たされればよい。
半調理の食材を複数用いる場合、食材をそれぞれ別個に同一又は異なる下味調味液で半調理することもできるし、2種類以上の食材をまとめて下味調味液で半調理することもできる。複数の食材を同時に半調理するときは、半調理の時間は、半調理のために必要な時間が最も長いものの時間若しくは最も短いものの時間、又はこれらの間の時間(最長時間と最短時間の間の時間)とするか、食材全ての半料理時間を合わせるため、食材の量を変えることが好ましい。
半調理は、塩分含有量が0.2質量%以下の下味調味液により行われる。下味調味液は、鰹出汁、煮干し出汁(いりこ出汁)、あご出汁、昆布出汁、椎茸出汁、野菜出汁、鶏がら出汁、ブイヨン、フォン及びコンソメから選ばれる少なくとも1種の下味用出汁を含むことが好ましい。和食においては、鰹出汁、煮干し出汁(いりこ出汁)、あご出汁、昆布出汁、椎茸出汁、野菜出汁及び鶏がら出汁の少なくとも1種、洋食においては、野菜出汁、ブイヨン、フォン及びコンソメの少なくとも1種が好ましい。
ここでブイヨンとは、肉と香味野菜とからとる出汁を意味する。フォンとは、子牛肉などの動物性の材料からとる出汁を意味し、フォン・ド・ヴォー、フォン・ド・ヴォライユ、フォン・ド・ポワソン等がある。コンソメは、牛肉、鶏肉、魚等からとった出汁に肉や野菜を加えて煮たてたものであり、コンソメ・ドゥ・ブフ、コンソメ・ドゥ・ボライユ、コンソメ・ドゥ・ポアソン等がある。
下味調味料は、上記下味用出汁のみからなってもよく、水に上記下味用出汁を加えたものであってもよい。更に、分子量が大きく食材への浸透速度が塩分等に比べて遅いといわれる食材、例えば、砂糖やみりんなどの甘味料を含むものであってもよい。但し、塩分含有量は0.2質量%以下とする。塩分含有量は、0.18質量%以下又は0.16質量%以下とすることもできる。
下味調味液により、半調理前の食材の加熱調理を行い、食材を半調理の状態にすると、煮汁が得られる。この煮汁には、下見調味液の成分の他、食材から溶け出した成分等も含まれる。そして、この煮汁は、半調理の食材に添加して調理を完成させるための仕上げ調味液の成分として用いられる。半調理の食材と煮汁の分離は、煮汁から半調理の状態の食材をとり分けるだけで充分であるが、必要によりフィルターや濾し器を用いて分離してもよい。なお、半調理された食材に含まれる煮汁までも全て取り分けることは行わず、半調理された食材に付着した煮汁を液切れさせる程度でよい。
仕上げ調味料は、上記の方法で得られる煮汁を含むものである。仕上げ調味料は、煮汁のみからなるか、甘味以外の味を呈する非甘味材料と前記煮汁とを含むものとすることができる。後者の場合、甘味成分の含有を排するものではなく、砂糖やみりん等の甘味成分を必要に応じて加えてもよい。
非甘味材料としては、塩、酢、醤油、味噌、酒類、香辛料、うま味調味料、からし、ワサビ、ケチャップ、マヨネーズ及び乳製品が挙げられ、これらのうち少なくとも一つを含有させることができる。仕上げ調味料は液状であることが好ましいことから、非甘味材料は水溶性又は水膨潤性のものか、水に分散可能なように粒状にしたものが好ましい。
なお、酒類は、醸造酒、蒸留酒、混成酒のいずれであってもよく、日本酒、ワイン(赤ワイン、白ワイン、ロゼ等)、ビールが例示できる。これらが発泡タイプである場合は、発泡性を有した状態で使用しても、加熱等して発泡しないようにして使用してもよい。香辛料は、芳香性又は刺激性を有する食品調理用の植物をいい、植物は、果実、果皮、花、蕾、樹皮、茎、葉、種子、根のような植物の一部であってもよい。香辛料としては、利用部位が茎、葉及び花を除くものであるスパイス(胡椒など)と、利用部位が茎、葉又は花であるハーブが例示できる。うま味調味料としては、グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウム、リボヌクレオチドナトリウムが挙げられる。からしとしては、和がらし、洋がらしが挙げられ、マスタードやねりからしのような状態にして利用してもよい。ケチャップとしては、トマトケチャップ、バナナケチャップがある。乳製品としては、牛乳、ヨーグルトが挙げられる。
ミールキットに用いる食材としては、野菜、穀類、海藻、果物、肉及び魚介が代表的であり、これらを自由に組み合わせることができる。野菜は、キャベツ、ハクサイ、タマネギ、ネギ、ホウレンソウ、ブロッコリー、カリフラワー、レタス、ミズナ、コマツナ、セロリ、シュンギク、アスパラガス等の葉菜;トマト、ピーマン、ナス、カボチャ、エダマメ、インゲン、オクラ等の果菜;ダイコン、ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ヤマイモ、レンコン等の根菜のいずれもが用いられる。
なお、食材が野菜を含む場合(野菜のみからなる場合を含む)、加熱調理の後であって、煮汁の少なくとも一部をとり分ける前又は後に、一旦温度を下げる処理を、野菜に対して施してもよい。ここで、温度を下げる処理には、空冷する、水又は冷水で冷却する、氷で冷却する等が含まれる。一旦温度を低下させた後は、野菜は常温に戻してもよい。温度を下げる処理は、食材を密閉容器(以下に詳述)に収容した状態で行ってもよい。
なお、野菜として葉菜を用いる場合、特に青野菜を用いる場合は、温度を下げる処理は急速に行う(急冷する)ことが好ましく、そのためには、水、冷水、氷等を用いて冷却するとよい。一方、野菜として根菜を用いる場合は、急速に温度を下げるよりも徐々に温度を下げる(徐冷する)ことが好ましく、そのためには、空冷するか団扇等で送風して温度を下げるとよい。
食材が肉を含む場合、加熱調理の後であって、煮汁の少なくとも一部をとり分ける前に、一旦温度を下げる処理(好ましくは徐冷)を施した後、肉をとり分けることが好ましい。すなわち、半調理のための加熱処理された直後に、熱い状態で肉を取り出すと、水分が揮発する間に肉が固くなる場合があることから、肉の温度がある程度下がるのを待って、煮汁からとりわけることが好ましい。一方、温度が室温に下がった後に長時間煮汁を分離しないと、浸透圧の関係で肉の味と食感が損なわれる場合がある。したがって、食材が肉を含む場合、加熱調理の後であって、煮汁の少なくとも一部をとり分ける前に、一旦温度を下げる処理(好ましくは徐冷)を施した後、肉が室温になる前に、肉をとり分けることが好ましい。
穀類としては、米、麦、大豆、アワ、ヒエ、ソバ等が挙げられ、ワカメ、昆布、ヒジキ、モズク、メカブ、アオサ等が挙げられる。果物としては、リンゴ、ミカン、モモ、ナシ等が、肉としては、鶏肉、豚肉、牛肉、羊肉、猪肉、鹿肉等が挙げられる。魚介としては、マグロ、サンマ、イワシ、サバ、ブリ、ホッケ等の魚類;シジミ、アサリ、ホタテ、アカガイ、ミルガイ、ムールガイ等の貝類;タコ、イカなどの頭足類;ウニ、ナマコ等の棘皮動物;エビ、カニ等の甲殻類が挙げられる。上述した食材はいずれも、需要者に合わせて食用サイズに切り分けられていてもよい。
なお、食材としては、収穫後のフレッシュなものを用いることが好ましいが、フードロス対策のため、不要となった食材を用いるようにしてもよい。
ミールキットは、半調理の食材及び仕上げ調味液に加えて、少なくとも1種の調味素材を備えていてもよい。調味素材としては、味噌、鰹節、煮干し(いりこ)、昆布、バター、クリーム、チーズ、小麦粉等の固形又は半固形の調味素材が挙げられる。なお、鰹節、煮干し、昆布、チーズ等は粉状にして用いることもできる。調味素材は組み合わせて用いても、個別で使用されてもよい。
上述した、半調理の食材、仕上げ調味液及び少なくとも1種の調味素材は、それぞれ別の密封容器に収容させることができる。これにより、保管や運送等に有用となる。
密封容器としては、樹脂(プラスチック等)でできたパウチが挙げられる。このようなパウチは、熱板、熱ローラ、超音波等によりヒートシールして密封できるものであってもよい。或いは、開閉可能なファスナー付きのものであってもよい。さらに開封が容易なように切り欠きが形成されていてもよい。
パウチ用の樹脂は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレン系コポリマーが挙げられ、これらを単層又は複数層にしたフィルムでパウチを構成することができる。ミールキットは、液状物や水分含有物を含むものであるから、水分透過性の低い樹脂からなるパウチが好ましい。なお、パウチ用の樹脂は金属蒸着や、樹脂以外(例えば金属フィルム)が積層されてものであってもよい。密封容器としては、上記の他、ガラス、樹脂又は金属製のコンテナ(密封用蓋付きのもの)を使用してもよい。
半調理の食材、仕上げ調味液及び調味素材を密封容器に収容するにあたり、密閉容器中に窒素等の不活性ガスを封入したり、酸化防止剤を導入したりしてもよい。また、収容前又は収容後に滅菌を施してもよい。さらに、保管や輸送を考慮して、密封容器を冷蔵又は冷凍してもよいが、冷凍する場合は食材の風味が失われないように温度等に注意を払うことが好ましい。
上述したミールキットを用いて調理をする場合、半調理の食材、仕上げ調味液及び調味素材が密封容器に収容されているときは、密封容器から内容物を取り出して、鍋等に入れて加熱調理等により調理すればよい。密封容器の少なくとも1つは、電子レンジ等を用いて予備加熱して用いてもよく、密封容器から取り出した内容物を混ぜて電子レンジ加熱をしてもよい。
以下、実施例により本発明について説明するが、本発明は下記例に制限されない。
(ダイコンの煮物)
食用サイズに切ったダイコン(500g)を、糠で煮て柔らかくして洗い流し、煮干し出汁(800mL)、砂糖(30g)、みりん(50mL)及び日本酒(100mL)からなる下味調味液で、10分間煮ることにより、半調理のダイコンを得た。ダイコンだけを取り出して、樹脂製容器(パウチ)に移し替えヒートシールで密封し、第1の密封容器を得た。また、半調理で得た煮汁(600mL)に醤油(30mL)を加えて仕上げ調味液とし、上記とは別の樹脂製容器に収容してヒートシールで密封し、第2の密封容器を得た。そして、第1及び第2の密封容器を組み合わせてミールキットとした。なお、下味調味液の塩分濃度は、0.125質量%であった。
鍋に、第1の密封容器から取り出した半調理のダイコンと、第2の密封容器から取り出した仕上げ調味液を加え、5分間煮て、ダイコンの煮物を完成させた。既存の野菜の煮物は、第2の密封容器中に収容されたような仕上げ調味液に浸かっているものが多く、浸透圧の関係でダイコンの味が濃くなりがちであるが、本ミールキットによる調理ではそのような問題はなかった。また、作り立てのフレッシュ感が味わえ、美味であった。
(野菜入り味噌汁)
食用サイズに切った、キャベツ(150g)、ジャガイモ(150g)、タマネギ(100g)を、鰹出汁エキス10mLを水800mLに加えた下味調味液で、5分間煮ることにより、半調理の野菜を得た。野菜だけを取り出して、一旦冷やした後、樹脂製容器(パウチ)に移し替えヒートシールで密封し、第1の密封容器を得た。また、半調理で得た煮汁(380mL)を仕上げ調味液とし、上記とは別の樹脂製容器に収容してヒートシールで密封し、第2の密封容器を得た。更に、味噌(25g)、鰹節粉と昆布粉と煮干し粉を混ぜたもの(3g)からなる調味素材を、上記とは別の樹脂製容器に収容してヒートシールで密封し、第3の密封容器を得た。そして、第1、第2及び第3の密封容器を組み合わせてミールキットとした。なお、下味調味液の塩分濃度は、0.125質量%であった。
鍋に、第1の密封容器から取り出した半調理のキャベツ、ジャガイモ及びタマネギ、第2の密封容器から取り出した仕上げ調味液、第3の密封容器から取り出した調味素材、を加え、5分間煮て、野菜入り味噌汁を完成させた。フリーズドライの味噌汁と異なり、作り立ての野菜のフレッシュ感と、天然出汁、味噌の風味が味わえ、美味であった。
(チキンクリームシチュー)
食用サイズに切った、鶏肉(300g)、ニンジン(80g)及びジャガイモ(80g)を、ブイヨン(10g)、水(800mL)及びワイン(30mL)からなる下味調味液で、10分間煮ることにより、半調理の食材を得た。鶏肉、ニンジン及びジャガイモだけを取り出して、樹脂製容器(パウチ)に移し替えヒートシールで密封し、第1の密封容器を得た。また、半調理で得た煮汁(150mL)に牛乳(50mL)と香辛料を加えたものを仕上げ調味液とし、上記とは別の樹脂製容器に収容してヒートシールで密封し、第2の密封容器を得た。更に、バター(8g)を溶かした溶かしバターに小麦粉(10g)を加えたものからなる調味素材を、上記とは別の樹脂製容器に収容してヒートシールで密封し、第3の密封容器を得た。そして、第1、第2及び第3の密封容器を組み合わせてミールキットとした。なお、下味調味液の塩分濃度は、0.156質量%であった。
鍋に、第1の密封容器から取り出した半調理の鶏肉、ニンジン及びジャガイモと、第2の密封容器から取り出した仕上げ調味液とを入れて温め、弱火にして、第3の密封容器から取り出した調味素材を加え、ゆっくりかき混ぜながら5分間かけて溶かし、チキンクリームシチューを完成させた。チキンクリームシチューとしては全ての食材が1つの容器に収容されたレトルト製品が多いが、鶏肉及び野菜が浸透圧の関係で柔らかくなりすぎているものが多いのに比べ、得られたチキンクリームシチューは、野菜がフレッシュで作りたてのクリーミーな美味しさが味わえ、美味であった。

Claims (15)

  1. 半調理の食材と、前記半調理の食材に添加して調理を完成させるための仕上げ調味液と、を備えるミールキットであって、
    前記半調理の食材は、
    前記仕上げ調味液を加えて調理を完成させる前の状態まで、塩分含有量が0.2質量%以下の下味調味液により、半調理前の前記食材の加熱調理を行い、生じた煮汁の少なくとも一部をとり分けることで得られたものであり、
    前記仕上げ調味液は、とり分けられた前記煮汁を含有する、ミールキット。
  2. 前記下味調味液は、鰹出汁、煮干し出汁、あご出汁、昆布出汁、椎茸出汁、野菜出汁、鶏がら出汁、ブイヨン、フォン及びコンソメから選ばれる少なくとも1種の下味用出汁を含有する、請求項1に記載のミールキット。
  3. 前記下味調味液は、前記下味用出汁のみからなるか、甘味料と前記下味用出汁とを含むものである、請求項2に記載のミールキット。
  4. 前記仕上げ調味液は、前記煮汁のみからなるか、甘味以外の味を呈する非甘味材料と前記煮汁とを含むものである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のミールキット。
  5. 前記非甘味材料は、塩、酢、醤油、味噌、酒類、香辛料、うま味調味料、からし、ワサビ、ケチャップ、マヨネーズ及び乳製品から選ばれる少なくとも1種である、請求項4に記載のミールキット。
  6. 前記食材は、野菜、穀類、海藻、果物、肉及び魚介から選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のミールキット。
  7. 前記食材は、少なくとも野菜を含んでおり、少なくとも前記野菜に対しては、前記加熱調理の後であって、前記煮汁の少なくとも一部をとり分ける前又は後に、一旦温度を下げる処理が施されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のミールキット。
  8. 前記半調理の食材は、食用サイズに切り分けられている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のミールキット。
  9. 前記半調理の食材及び前記仕上げ調味液は、それぞれ別の密封容器に収容されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のミールキット。
  10. 前記半調理の食材及び前記仕上げ調味液だけで調理を完成させることができる容量で、
    前記半調理の食材及び前記仕上げ調味液が、それぞれ別の前記密封容器に収容されている、請求項9に記載のミールキット。
  11. 前記半調理の食材及び前記仕上げ調味液に加えて、少なくとも1種の調味素材を更に備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載のミールキット。
  12. 前記少なくとも1種の調味素材は、固形又は半固形の調味素材である、請求項11に記載のミールキット。
  13. 前記半調理の食材、前記仕上げ調味液及び前記少なくとも1種の調味素材は、それぞれ別の密封容器に収容されている、請求項11又は12に記載のミールキット。
  14. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のミールキットを用いた調理法であって、
    前記半調理の食材と前記仕上げ調味液とを混ぜ合わせ、調理する工程を備える調理法。
  15. 請求項11〜13のいずれか一項に記載のミールキットを用いた調理法であって、
    前記半調理の食材と前記仕上げ調味液とを混ぜ合わせ、前記少なくとも1種の調味素材を加えて、調理する工程を備える調理法。
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