JP3124143B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP3124143B2
JP3124143B2 JP05007111A JP711193A JP3124143B2 JP 3124143 B2 JP3124143 B2 JP 3124143B2 JP 05007111 A JP05007111 A JP 05007111A JP 711193 A JP711193 A JP 711193A JP 3124143 B2 JP3124143 B2 JP 3124143B2
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    • B60L3/00Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption
    • B60L3/0023Detecting, eliminating, remedying or compensating for drive train abnormalities, e.g. failures within the drive train
    • B60L3/003Detecting, eliminating, remedying or compensating for drive train abnormalities, e.g. failures within the drive train relating to inverters

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インバータ回路の異
常時の保護動作に特徴を持つインバータ装置に関する。
【0002】
【0003】
【従来の技術】 従来 、直流電源を可変電圧可変周波数
(VVVF)の交流電力に変換するインバータ装置によ
って複数台の誘導電動機を駆動する電気車制御装置の場
合、図5に示す回路構成をとっていた。すなわち、直流
架線より集電するパンタグラフ1からの電力を回路投入
・開放および事故時の保護用のスイッチ2を介してイン
バータ装置3に入力し、このインバータ装置3の交流出
力に対して複数台の誘導電動機41〜44を並列に接続
し、誘導電動機41〜44を駆動制御するようにしてい
た。インバータ装置3の入力側にはフィルタリアクトル
5とフィルタコンデンサ6が設けられており、インバー
タ装置3の出力側には出力電流を監視するために変流器
7が設けられていた。そして、この変流器7の出力が保
護検知回路8に与えられ、インバータ装置3の出力電流
が過電流となったときにインバータゲート制御信号を停
止し、その後、保護用スイッチ2を遮断動作させるよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のVVVFインバータ装置を用いた電気車制御装置
では、インバータ装置3の出力に過電流事故が発生した
場合、電気車としては誘導電動機41〜44の駆動力が
急に0になるために乗客に与える機械的なショックが大
きい問題点があり、また回路の復帰のためには運転手が
リセット操作を行なって保護用スイッチ2を閉塞させる
必要があって運転手にかける負担が大きい問題点があっ
た。
【0005】
【0006】
【0007】この発明は、VVVFインバータ装置にお
いて、電動機ごとにインバータ回路を用意し、異常が発
生したインバータ回路に接続されている電動機のみを停
止させ、健全なインバータ回路に接続されている電動機
は継続して駆動することにより、電気車へ適用した場合
の乗り心地の悪化を防止することができるインバータ装
置を提供することを目的とする。
【0008】またこの発明は、VVVFインバータ装置
において、継続的に異常を再発させるインバータ回路に
ついては駆動系統から完全に切り離すことにより、健全
な残りのインバータ回路を用いて誘導電動機を継続して
安定して駆動制御できるインバータ装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、直流電源に対して複数のインバータ回路を並列に接
続し、前記インバータ回路各々の出力側に複数の電動機
各々を接続し、前記インバータ回路各々の出力電流の異
常を監視し、異常を検知したインバータ回路に対するゲ
ート制御信号の入力を停止する異常検知手段を設けて成
るインバータ装置において、前記インバータ回路各々の
入力側に個別に入力を遮断する入力遮断手段を挿入接続
し、任意の1つのインバータ回路に対する異常検知手段
が所定時間内に一定回数以上の異常検知動作を行なった
時に対応するインバータ回路の入力遮断手段を遮断動作
させる保護手段を設けたものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】 請求項に記載の発明のインバータ装置では、
直流電源に対して複数のインバータ回路を並列に接続
し、インバータ回路各々の出力側に複数の電動機各々を
接続し、異常検知手段によってインバータ回路各々の出
力電流の異常を監視し、異常を検知したインバータ回路
に対するゲート制御信号の入力を停止することにより異
常となったインバータ回路の動作のみを停止させ、健全
な残りのインバータ回路によって直流・交流変換動作を
継続し、各インバータ回路の出力側に接続される電動機
を継続して駆動させることにより、電動機によって駆動
される電気車がすべてのインバータ回路の停止によって
急激に停止するという事態の発生を防止し、乗り心地の
悪化を極力防止する。
【0014】請求項に記載の発明のインバータ装置で
はさらに、インバータ回路各々の入力側に個別に入力を
遮断する入力遮断手段を挿入接続し、保護手段によって
任意の1つのインバータ回路に対する異常検知手段が所
定時間内に一定回数以上の異常検知動作を行なった時に
対応するインバータ回路の入力遮断手段を遮断動作させ
ることにより、いずれか任意のインバータ回路が故障し
てもそのインバータ回路のみを駆動系統から完全に分離
して健全な残りのインバータ回路で電動機各々を継続し
て駆動するようにし、いずれかのインバータ回路が故障
しても安定した駆動力で電気車を引き続き駆動する。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。
【0016】図1は本発明の一実施例の回路図を示して
いる。この実施例は、インバータ回路を3段直列に備え
たインバータ装置の回路を示しているが、直流電源Eに
対して、直列に3段に電圧形のインバータ回路INV1
〜INV3が接続されており、インバータ回路INV1
〜INV3各々に対してフィルタコンデンサFC1〜F
C3各々が個別に並列に接続されている。またインバー
タ回路INV1〜INV3各々の入力側には個別に保護
遮断用に有接点形の接触器Ctt1〜Ctt3が挿入接
続されている。
【0017】さらに直流電源Eから各インバータ回路I
NV1〜INV3へ供給される入力電流を検出するため
の直流電流検出器CTが設けられ、インバータ回路IN
V1〜INV3それぞれの三相出力電流それぞれを検出
するための交流電流検出器CTU1〜CTU3;CTV
1〜CTV3;CTW1〜CTW3が設けられている。
【0018】そして、これらの検出器CT,CTU1〜
CTU3;CTV1〜CTV3;CTW1〜CTW3の
出力を入力し、過電流異常の有無を監視し過電流検知時
にその信号を出力する異常検知部DTと、各インバータ
回路INV1〜INV3のゲート制御を共通のゲート制
御信号によって行なうと共に、異常検知のあったインバ
ータ回路に対する接触器Ctt1〜Ctt3を個別にカ
ットオフ動作させることができるゲート制御部GCを備
えている。
【0019】なお、インバータ回路INV1はスイッチ
ング素子SWU1〜SWZ1、インバータ回路INV2
はスイッチング素子SWU2〜SWZ2、インバータ回
路INV3はスイッチング素子SWU3〜SWZ3によ
って構成されているが、これらのスイッチング素子には
ゲートターンオフサイリスタ(GTO)のような半導体
素子が用いられるのであるが、ここでは説明の簡略化の
ために単にスイッチ記号で示している。また、インバー
タ回路には通常、入力リアクトル、交流フィルタなどの
付加回路が設けられるのであるが、この発明とは直接関
係しないために省略してある。
【0020】次に、上記構成のインバータ装置の動作に
ついて説明する。
【0021】通常時には、直流電源Eからの直流電力が
フィルタコンデンサFC1〜FC3によって分圧されて
各インバータ回路INV1〜INV3に等電圧で入力さ
れ、ゲート制御部GCのゲート制御信号によって各スイ
ッチング素子をオン/オフ制御することにより三相の交
流電力に変換されてトランスTの一次側に出力され、ト
ランスTで変圧され、その二次側電力が所定の負荷に供
給されることになる。
【0022】ここでいま、インバータ回路INV1のス
イッチング素子部分が破壊され、過電流が出力されると
いう異常が発生したとすると、異常検知部DTはインバ
ータ回路INV1の出力線に設けられている交流電流検
出器CTU1,CTV1,CTW1の電流検出出力から
過電流の発生を検知し、ゲート制御部GCにインバータ
回路INV1の異常発生を知らせる。
【0023】ゲート制御部GCはこの異常発生信号を受
けて、ゲート制御信号の出力を一次的に停止することに
よってすべてのインバータ回路INV1〜INV3の動
作を停止させ、その後、異常が発生しているインバータ
回路INV1の接触器Ctt1に対してオフ信号を出力
し、インバータ回路INV1を回路的に切り離す。そし
てその後、ゲート制御信号の出力を再開する。
【0024】この保護動作によって、インバータ回路I
NV1は回路的に切り離されているために直流電源Eか
ら直流入力が与えられず、したがってその動作は停止し
たままになるが、残りの健全なインバータ回路INV
2,INV3にはフィルタコンデンサFC1〜FC3に
よって分圧された以前と同じ直流電力が印加されている
のでゲート制御信号の再入力によって変換動作が再開さ
れ、2つのインバータ回路INV2,INV3からの交
流出力がトランスTの一次側に出力されることになる。
【0025】このときの状態は図2に示すようになり、
本来の出力容量に対して2/3の容量に減少することに
なるが、インバータ動作は継続されることになる。なお
この場合、出力容量が減少するためにトランスTの二次
側に接続される負荷も容量内まで軽減する必要がある。
【0026】このインバータ回路INV1の停止状態で
さらにインバータ回路INV2にも異常が発生したこと
が検知されれば、インバータ回路INV2に対しても接
触器Ctt2がカットオフ動作して直流電力の供給が停
止され、健全な残りの1台のインバータ回路INV3だ
けが継続して動作することになる。そしてこのときの容
量は正規の1/3となることはいうまでもないが、その
容量に見合う負荷に対して電力を供給し続けることがで
きるようになる。
【0027】このようにして、この実施例のインバータ
装置では異常が発生したインバータ回路だけを回路的に
切り離し、残りの健全なインバータ回路によって継続し
て直流・交流変換動作を継続して行ない、交流電力を取
り出すことができる。
【0028】なお、上記の実施例において、接触器Ct
t1〜Ctt3として無接点接触器を用いることによっ
て電流遮断能力を高めれば、インバータ回路を瞬時に切
り離し、一時的なシステムダウンの発生をも回避するこ
とができるようになる。
【0029】また、上記の実施例とは逆に、トランスT
の二次出力側に接続される負荷容量が可変である場合に
は、その負荷容量の変化に応じてまかない得る電力を取
り出せるだけの台数のインバータ回路のみを動作させる
べく接触器を投入し、残りのインバータ回路の接触器は
カットオフさせておくという制御方式をゲート制御部G
Cに採用すれば、効率の良い電力供給が可能となる。
【0030】図3は本発明のインバータ装置の他の実施
例の回路構成を示している。この実施例のインバータ装
置は、直流架線より集電するパンタグラフ1に対して保
護用スイッチ2を介して、複数台、ここでは4台のVV
VFインバータ回路31〜34(INV1〜INV4)
が並列に接続されている。そしてインバータ回路31〜
34各々の出力側に個別に誘導電動機41〜44が接続
され、駆動されるようになっている。
【0031】インバータ回路31〜34各々の入力側に
カットアウト用スイッチ141〜144各々とリアクト
ル51〜54各々が直列に挿入接続されており、またイ
ンバータ回路31〜34各々に並列にフィルタコンデン
サ61〜64各々が接続されている。
【0032】インバータ回路31〜34各々の出力側に
は、その出力電流を検出するための変流器71〜74各
々が設けられており、これらの変流器71〜74各々の
出力が保護検知部81〜84に入力されるようになって
いる。
【0033】保護検知部81〜84各々は、変流器71
〜74各々からの電流検出値が所定値以上であるときに
インバータ回路31〜34のうち自系統に属するものに
入力されるゲート信号を停止することによってそのイン
バータ回路の動作を停止させ、一定時間内に所定回数以
上、インバータ停止動作を行なった時にカットアウト用
スイッチ141〜144のうち自系統に属するものをカ
ットアウト動作させる働きをなすものである。
【0034】これらの保護検知部81〜84は共通の回
路構成を有するのであるが、図4に代表例として保護検
知部81の回路構成が示してある。この保護検知部81
は、変流器71からの電流検出値を比較値と比較する比
較器201と、RSフリップフロップ202,203
と、タイマ204と、ANDゲート205と、JKフリ
ップフロップ206と、リレードライバ207と、この
リレードライバ207によって駆動されるリレー208
と、このリレー208によって制御される、カットアウ
トスイッチ51用の電磁コイル209から構成されてい
る。
【0035】次に、上記構成のインバータ装置の動作に
ついて説明する。
【0036】通常は、直流架線からパンタグラフ1によ
って集電された直流電力を各インバータ回路31〜34
に供給することによって各インバータ回路31〜34が
VVVF直流交流変換動作を行ない、所定の交流電力を
各々が受け持つ誘導電動機41〜44に出力して駆動す
る。そして、各インバータ回路31〜34の出力側に設
置されている変流器71〜74各々が出力電流を検出
し、保護検知部81〜84各々に入力する。
【0037】そこでいま、いずれかのインバータ回路に
異常が発生した場合の保護動作について説明する。説明
の便宜上、インバータ回路31に異常が発生し、その出
力に過電流が流れるようになった場合について説明する
と、過電流が流れるようになると、図4に示す回路にお
いて比較器201の出力が“H”となり、RSフリップ
フロップ202がセットされてその出力も“H”とな
り、ホールドされる。
【0038】このRSフリップフロップ202の“H”
出力はインバータゲートストップ信号となり、自分が受
け持つインバータ回路31のゲート信号の入力を停止
し、インバータ回路31の動作を停止させ、その出力に
電流が流れなくなる。
【0039】これと同時に、RSフリップフロップ20
3もセットされてその出力が“H”となり、タイマ20
4がカウントを開始する。このタイマ204のセット値
をここでは一例として300secに設定してあるもの
とすると、300sec後にRSフリップフロップ20
3はリセットされることになる。
【0040】インバータ回路31がゲートストップした
時、リアクトル51のエネルギはフィルタコンデンサ6
1を充電するが、この充電エネルギは従来のすべてのイ
ンバータ回路に共通するフィルタコンデンサの場合の充
電エネルギの1/4になるため過大電圧とはならず、保
護用スイッチ2を開放する必要はない。したがって、健
全な残りのインバータ回路32〜34は瞬間的にも停止
させる必要がなく、異常の発生したインバータ回路31
を停止させるだけで残りのインバータ回路32〜34は
継続して運転を行なうことができる。
【0041】インバータ回路31の運転指令をオフすれ
ばRSフリップフロップ202はリセットされ、その出
力は“L”となり、インバータ回路31のゲートストッ
プが解除されその運転再開が可能となる。
【0042】そこでインバータ回路31の運転が再開さ
れた場合、変流器71が過電流を検出しなくなれば再び
ゲートストップ動作することはないが、インバータ回路
31の異常状態が解消されておらなければ再び過電流を
検出することになる。そこで、タイマ204にセットさ
れている300sec以内に再びインバータ回路31の
過電流が検出されれば比較器201の出力が“H”とな
り、RSフリップフロップ202がセットされてその出
力も“H”となり、これによってインバータ回路31が
再びゲートストップされる。
【0043】そして、RSフリップフロップ203はす
でに“H”出力となっているので、RSフリップフロッ
プ202の出力が“L”から“H”に立ち上がる瞬間に
ANDゲート205の出力が“L”から“H”に変わ
り、JKフリップフロップ206の出力が“L”から
“H”に変化する。
【0044】そこで、リレードライバ207を介してリ
レー208が駆動され、それまで励磁していた電磁コイ
ル209がカットされることになり、この電磁コイル2
09によって駆動されるカットアウトスイッチ141が
オフとなり、インバータ回路31に対する入力回路だけ
が開放され、このインバータ回路31と誘導電動機41
の系統が完全に他から切り離されることになる。
【0045】この結果、健全な残りのインバータ32〜
34各々によって駆動される誘導電動機42〜44の動
力だけで電気車が駆動されることになるが、その場合、
動力が元の3/4になって少し力が弱くはなるだけであ
るため乗客に与えるショックはほとんど発生しないこと
になる。
【0046】
【0047】
【0048】
【発明の効果】 請求項1の 発明によれば、直流電源に対
して複数のインバータ回路を並列に接続し、インバータ
回路各々の出力側に複数の電動機各々を接続し、異常検
知手段によってインバータ回路各々の出力電流の異常を
監視し、異常の検知したインバータ回路に対するゲート
制御信号の入力を停止するようにしているので、異常と
なったインバータ回路の動作のみを停止させ、健全な残
りのインバータ回路によって直流・交流変換動作を継続
し、各インバータ回路の出力側に接続される電動機を継
続して駆動させることができ、このインバータ装置を電
気車制御装置に利用する場合、従来のようにいずれか1
インバータ回路に異常が発生することによって電気
車全体が急激に停止するということがなく、乗り心地の
悪化を極力防止することができるようになる。
【0049】さらに請求項の発明によれば、インバー
タ回路各々の入力側に個別に入力を遮断する入力遮断手
段を挿入接続し、保護手段によって任意の1つのインバ
ータ回路に対する異常検知手段が所定時間内に一定回数
以上の異常検知動作を行なった時に対応するインバータ
回路の入力遮断手段に遮断動作させるようにしているの
で、いずれか任意のインバータ回路が故障してもそのイ
ンバータ回路のみを駆動系統から完全に分離して健全な
残りのインバータ回路で電動機各々を継続して駆動する
ことができ、いずれかのインバータ回路が故障しても安
定した駆動力で電気車を引き続き駆動できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路ブロック図。
【図2】上記実施例の動作を示すブロック図。
【図3】本発明の他の実施例の回路ブロック図。
【図4】上記実施例における保護検知部の回路ブロック
図。
【図5】従来例の回路ブロック図。
【符号の説明】
E 直流電源 CT 直流電流検出器 FC1〜FC3 フィルタコンデンサ Ctt1〜Ctt3 接触器 INV1〜INV3 インバータ回路 CTU1 〜CTU3 交流電流検出器 CTV1〜CTV3 交流電流検出器 CTW1〜CTW3 交流電流検出器 DT 異常検知部 GC ゲート制御部 1 パンタグラフ 2 保護用スイッチ 31〜34 インバータ回路 41〜44 誘導電動機 51〜54 リアクトル 61〜64 フィルタコンデンサ 71〜74 変流器 81〜84 保護検知部 141〜144 カットアウトスイッチ 201 比較器 202 RSフリップフロップ 203 RSフリップフロップ 204 タイマ 205 ANDゲート 206 JKフリップフロップ 207 リレードライバ 208 リレー 209 電磁コイル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 B60L 9/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源に対して複数のインバータ回路
    を並列に接続し、前記インバータ回路各々の出力側に複
    数の電動機各々を接続し、前記インバータ回路各々の出
    力電流の異常を監視し、異常を検知したインバータ回路
    に対するゲート制御信号の入力を停止する異常検知手段
    を設けて成るインバータ装置において、 前記インバータ回路各々の入力側に個別に入力を遮断す
    る入力遮断手段を挿入接続し、任意の1つのインバータ
    回路に対する異常検知手段が所定時間内に一定回数以上
    の異常検知動作を行なった時に対応するインバータ回路
    の入力遮断手段を遮断動作させる保護手段を設けて成る
    インバータ装置。
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