JPH08308252A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH08308252A
JPH08308252A JP7113218A JP11321895A JPH08308252A JP H08308252 A JPH08308252 A JP H08308252A JP 7113218 A JP7113218 A JP 7113218A JP 11321895 A JP11321895 A JP 11321895A JP H08308252 A JPH08308252 A JP H08308252A
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circuit
short
phase bridge
neutral point
bridge circuit
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JP7113218A
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Katsunori Naganuma
克範 長沼
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 IGBTを用いた主変換装置で、フィルタコ
ンデンサの容量を小さくして小型化を図る。 【構成】 2相ブリッジ回路10又は3相ブリッジ回路
30のいずれかのIGBT11aに短絡破壊が発生した
時には電流検出器22aによってその短絡破壊を検出
し、急速放電回路のサイリスタ28を点弧させ、また真
空遮断器2の遮断動作を行わせる。すると抵抗器25が
なく、時定数が放電回路よりも短い急速放電回路によっ
てフィルタコンデンサ21bに充電させないうちに電力
変換装置を停止させる。したがって、IGBTのいずれ
かに短絡破壊が発生し、上下いずれか一方のフィルタコ
ンデンサ21aが短絡された場合でも、他方のフィルタ
コンデンサ21bが直流リンク電圧まで上昇することが
ないように保護することができ、このため、フィルタコ
ンデンサ21a,21bとして定格電圧を直流リンク電
圧の1/2程度の低い耐圧のものを使用することができ
るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両駆動システ
ムに用いられる電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交流電化区間を走る電車はパンタ
グラフから交流電力を取り込み、主変圧器で降圧し、位
相制御整流器で直流に変換して電車駆動用の直流電動機
を駆動していた。ところが近年、パワーエレクトロニク
スの発展に伴い、大電流高耐圧GTOサイリスタが生産
されるようになり、位相制御整流器に代わってGTOサ
イリスタを用いた昇圧コンバータによって安定した直流
電力を得、これをさらにGTOサイリスタを用いたVV
VFインバータで交流電力に再変換する電力変換装置に
よって電車駆動用の誘導電動機を制御する駆動システム
が開発されている。
【0003】この後者の駆動システムでは、誘導電動機
を電車の駆動機とするので、その保守が直流機に比べて
容易であり、またGTOサイリスタのPWMスイッチン
グ制御によって主変圧器の一次電流の力率をほぼ1に保
てる上、ブレーキ時には回生制動を行うことができる利
点があり、広く利用されるようになっている。
【0004】ところが、このような従来のGTOサイリ
スタを用いたコンバータ、インバータで構成される電力
変換装置では、GTOサイリスタのスイッチング周波数
が高々500Hzであるため、主変圧器や誘導電動機から
1kHz前後の磁歪音が発生し、客室まで侵入して乗客に
不快感を与える問題点がある。
【0005】一方、スイッチング素子の発達によりGT
Oサイリスタよりもさらに高速なスイッチング動作が可
能なIGBT(絶縁ゲート形トランジスタ)が開発され
る至った。このIGBTはGTOサイリスタに比べて2
倍以上のスイッチング周波数がとれる反面、素子耐圧が
2000V程度であり、GTOサイリスタの約1/2に
とどまる性質がある。そこで、IGBTを直流リンク電
圧が2000V程度の昇圧コンバータやVVVFインバ
ータに適用しようとすると、素子にかかる電圧を従来の
GTOサイリスタを用いたブリッジ回路の約1/2に抑
えることができる中性点クランプ方式でアームを構成す
る必要がある。
【0006】図3はこのような中性点クランプ方式でア
ームを構成した電力変換装置の従来の回路例を示してい
る。この中性点クランプ方式の電力変換装置は、交流架
線から交流電力をパンタグラフ1によって取り込み、主
変圧器4によって降圧して交流−直流変換する2相ブリ
ッジ回路10に入力し、交直変換制御回路50によるゲ
ート制御によって直流に変換し、直流リンク部20によ
って接続されている直流−交流変換する3相ブリッジ回
路30に出力し、3相ブリッジ回路30では直交変換制
御回路60によるゲート制御によって再び交流に変換し
て誘導電動機40に出力し、駆動するようになってい
る。
【0007】なお、直流リンク部20は中性点を挟んで
上下に分割した形で設けられた1対のフィルタコンデン
サ21a,21bと、これらのフィルタコンデンサ21
a,21bに流れる電流を検出する電流検出器22a,
22bと、これらのフィルタコンデンサ21a,21b
と並列に接続された逆圧防止ダイオード23a,23b
と、さらにリアクトル24、抵抗器25及びサイリスタ
26が直列接続され、上下の直流線間に挿入された放電
回路とから構成されており、放電制御回路70によりフ
ィルタコンデンサ21a,21bに流れる電流を監視
し、放電回路のサイリスタ26を点弧させてフィルタコ
ンデンサ21a,21bの電荷を抵抗器25によって過
電流を消費させるようにしている。
【0008】このような中性点クランプ方式の電力変換
装置では、従来のGTOサイリスタのブリッジ回路の2
倍のスイッチング素子を必要とするが、主変圧器や誘導
電動機の巻線に印加される電圧はスイッチング素子の実
スイッチング周波数の2倍の周波数となり、また電圧の
跳躍量が1/2となるため、IGBTを使用することに
よってスイッチング周波数を上げれば主変圧器や誘導電
動機から発生する磁歪音が聴感上大幅に軽減される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
IGBTを適用した電力変換装置は一般に、フィルタコ
ンデンサを上下に分割する必要があるが、電力変換装置
が正常に動作している時には上下1対のフィルタコンデ
ンサ21a,21bはそれぞれ均等に電圧を分担するた
めにそれぞれのフィルタコンデンサ21a,21bの定
格電圧を直流リンク電圧の1/2としてよい。しかしな
がら、図3において、2相ブリッジ回路10中の例え
ば、IGBT11a,11b,11c,11dのうちの
1つ、例えば、IGBT11aが短絡破壊した場合、I
GBT11b,11c,11dがオンした瞬間にフィル
タコンデンサ21a、IGBT11a、IGBT11
b、IGBT11c、クランプダイオード12b、フィ
ルタコンデンサ21aのループで上側のフィルタコンデ
ンサ21aの電荷が放電され、他方、下側のフィルタコ
ンデンサ21bは直流リンク電圧まで充電されて通常の
2倍の電圧が印加されることになる。そのため、IGB
Tを使用した電力変換装置ではあっても、短絡故障時の
耐圧を考慮した定格電圧のフィルタコンデンサを使用す
る必要があり、従来のGTOサイリスタのブリッジ回路
で構成された電力変換装置と同じキャパシタンスのフィ
ルタコンデンサを設置することになり、従来装置に比べ
てコンデンサの体積、質量ともに4倍になり、容積が大
きくなる問題点があった。
【0010】このことは特に、近年、フィルタコンデン
サを小形軽量化するために電解コンデンサを用いること
が多いが、通常の2倍以上の電圧に耐え得るようにコン
デンサの直列数を増やすならば、従来と同一のキャパシ
タンスを確保するためにはその分、並列数を増やさなけ
ればならなくて容積が大きくなってしまい、中性点クラ
ンプ方式を採用する上でフィルタコンデンサの容積を縮
小することが大きな課題となっていた。
【0011】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、中性点クランプ方式の電力変換装置に
あって上下に分割されたフィルタコンデンサそれぞれの
定格電圧を直流リンク電圧の1/2に制限してもスイッ
チング素子の短絡破壊故障が発生した時にいずれのフィ
ルタコンデンサにも過電圧がかかることがないようし、
もってフィルタコンデンサの容積を小さく抑えることが
できる電力変換装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の電力変
換装置は、架線の交流電力を集電するパンタグラフと、
パンタグラフからの交流電力を降圧する主変圧器と、パ
ンタグラフと主変圧器の一次巻線との間に挿入された遮
断器と、主変圧器の二次巻線に入力側が接続された、中
性点クランプ方式で構成された交流−直流変換用の2相
ブリッジ回路と、中性点クランプ方式で構成された直流
−交流変換用の3相ブリッジ回路と、2相ブリッジ回路
の出力側と3相ブリッジ回路の入力側とを接続する直流
リンク部と、直流リンク部にその正極側と中性点との
間、中性点と負極との間それぞれに接続された1対のフ
ィルタコンデンサと、リアクトル、抵抗器及びサイリス
タを直列に接続した回路から成り、直流リンク部に1対
のフィルタコンデンサと並列に接続された当該フィルタ
コンデンサの電荷を放電させるための放電回路と、リア
クトル及びサイリスタを直列に接続した回路から成り、
直流リンク部に放電回路と並列に接続された急速放電回
路と、2相ブリッジ回路又は3相ブリッジ回路の短絡事
故の発生を検出する短絡事故検出手段と、短絡事故検出
手段が短絡事故の発生を検出した時に放電回路のサイリ
スタを点弧させる放電制御手段と、短絡事故検出手段が
短絡事故の発生を検出した時に急速放電回路のサイリス
タを点弧させると共に遮断器の遮断動作を行わせる急速
放電制御手段とを備えたものである。
【0013】請求項2の発明の電力変換装置は、架線の
交流電力を集電するパンタグラフと、パンタグラフから
の交流電力を降圧する主変圧器と、パンタグラフと主変
圧器の一次巻線との間に挿入された遮断器と、主変圧器
の二次巻線に入力側が接続された、中性点クランプ方式
で構成された交流−直流変換用の2相ブリッジ回路と、
中性点クランプ方式で構成された直流−交流変換用の3
相ブリッジ回路と、2相ブリッジ回路の出力側と3相ブ
リッジ回路の入力側とを接続する直流リンク部と、直流
リンク部にその正極と中性点との間、中性点と負極との
間それぞれに接続された1対のフィルタコンデンサと、
リアクトル及びサイリスタを直列に接続した回路から成
り、直流リンク部にその正極と中性点との間、中性点と
負極との間それぞれに接続された1対の急速放電回路
と、2相ブリッジ回路又は3相ブリッジ回路の短絡事故
の発生を検出する短絡事故検出手段と、短絡事故検出手
段が短絡事故の発生を検出した時に急速放電回路のサイ
リスタを点弧させると共に遮断器の遮断動作を行わせる
急速放電制御手段とを備えたものである。
【0014】請求項3の発明の電力変換装置は、架線の
交流電力を集電するパンタグラフと、パンタグラフから
の交流電力を降圧する主変圧器と、パンタグラフと主変
圧器の一次巻線との間に挿入された遮断器と、主変圧器
の二次巻線に入力側が接続された、中性点クランプ方式
で構成された交流−直流変換用の2相ブリッジ回路と、
中性点クランプ方式で構成された直流−交流変換用の3
相ブリッジ回路と、2相ブリッジ回路の出力側と3相ブ
リッジ回路の入力側とを接続する直流リンク部と、直流
リンク部にその正極と中性点との間、中性点と負極との
間それぞれに接続された1対のフィルタコンデンサと、
リアクトル、抵抗器及びサイリスタを直列に接続した回
路から成り、直流リンク部に1対のフィルタコンデンサ
と並列に接続された当該フィルタコンデンサの電荷を放
電させるための放電回路と、リアクトル及びサイリスタ
を直列に接続した回路から成り、直流リンク部にその正
極と中性点との間、中性点と負極との間それぞれに接続
された1対の急速放電回路と、2相ブリッジ回路又は3
相ブリッジ回路の短絡事故の発生を検出する短絡事故検
出手段と、短絡事故検出手段が短絡事故の発生を検出し
た時に放電回路のサイリスタを点弧させる放電制御手段
と、短絡事故検出手段が短絡事故の発生を検出した時に
急速放電回路のサイリスタを点弧させると共に遮断器の
遮断動作を行わせる急速放電制御手段とを備えたもので
ある。
【0015】
【作用】請求項1の発明の電力変換装置では、2相ブリ
ッジ回路又は3相ブリッジ回路のいずれかのスイッチン
グ素子に短絡破壊が発生した時には短絡事故検出手段に
よってその短絡破壊を検出し、放電回路のサイリスタと
急速放電回路のサイリスタそれぞれを点弧させ、また遮
断器の遮断動作を行わせる。これによって、抵抗器がな
く、したがって時定数が放電回路よりも短い急速放電回
路によって短絡電流を吸収してフィルタコンデンサに充
電させないうちに電力変換装置を停止させることができ
る。
【0016】したがって、スイッチング素子のいずれか
に短絡破壊が発生し、上下いずれか一方のフィルタコン
デンサが短絡された場合でも、他方のフィルタコンデン
サが直流リンク電圧まで上昇することがないように保護
することができ、このため、フィルタコンデンサとして
定格電圧を直流リンク電圧よりもずっと低い耐圧のもの
を使用することができるようになり、フィルタコンデン
サの容積を縮小することができる。
【0017】請求項2の発明の電力変換装置では、2相
ブリッジ回路又は3相ブリッジ回路のいずれかのスイッ
チング素子に短絡破壊が発生した時には短絡事故検出手
段によってその短絡破壊を検出し、急速放電回路のサイ
リスタそれぞれを点弧させ、また遮断器の遮断動作を行
わせる。これによって、時定数が短い急速放電回路によ
って短絡電流を吸収してフィルタコンデンサに充電させ
ないうちに電力変換装置を停止させることができる。
【0018】したがって、スイッチング素子のいずれか
に短絡破壊が発生し、上下いずれか一方のフィルタコン
デンサが短絡された場合でも、他方のフィルタコンデン
サが直流リンク電圧まで上昇することがないように保護
することができ、このため、フィルタコンデンサとして
定格電圧を直流リンク電圧よりもずっと低い耐圧のもの
を使用することができるようになり、フィルタコンデン
サの容積を縮小することができる。
【0019】請求項3の発明の電力変換装置では、2相
ブリッジ回路又は3相ブリッジ回路のいずれかのスイッ
チング素子に短絡破壊が発生した時には短絡事故検出手
段によってその短絡破壊を検出し、放電回路のサイリス
タと急速放電回路の2つのサイリスタそれぞれを点弧さ
せ、また遮断器の遮断動作を行わせる。これによって、
抵抗器がなく、したがって時定数が短い急速放電回路に
よって短絡電流を吸収してフィルタコンデンサに充電さ
せないうちに電力変換装置を停止させることができる。
【0020】したがって、スイッチング素子のいずれか
に短絡破壊が発生し、上下いずれか一方のフィルタコン
デンサが短絡された場合でも、他方のフィルタコンデン
サが直流リンク電圧まで上昇することがないように保護
することができ、このため、フィルタコンデンサとして
定格電圧を直流リンク電圧よりもずっと低い耐圧のもの
を使用することができるようになり、フィルタコンデン
サの容積を縮小することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説す
る。図1は請求項1の発明の一実施例の回路構成を示し
ており、パンタグラフ1は真空遮断器2を経て主変圧器
4の一次巻線3に接続され、一次巻線3の他方の端子は
車輪5のアースブラシに接続されている。主変圧器4の
二次巻線6は接触器7を経てIGBT11a〜11h及
びクランプダイオード12a〜12dから構成される中
性点クランプ方式の交流−直流変換用の2相ブリッジ回
路10の交流入力端子に接続されている。8は主変圧器
4の三次巻線である。
【0022】中性点クランプ方式の2相ブリッジ回路1
0の直流出力端子は直流リンク部20を介して同じくI
GBT及びクランプダイオードから構成される中性点ク
ランプ方式の3相ブリッジ回路30の直流入力端子に接
続されている。3相ブリッジ回路30の出力端子は誘導
電動機40に接続されている。
【0023】直流リンク部20には1対のフィルタコン
デンサ21a,21bが直列に接続され、これらのフィ
ルタコンデンサ21a,21bの接続点は2相ブリッジ
回路10の中性点及び3相ブリッジ回路30の中性点と
結線されている。フィルタコンデンサ21a,21bそ
れぞれには逆圧防止ダイオード23a,23bが並列接
続されている。また直流リンク部20からフィルタコン
デンサ21a,21bに至る経路にはフィルタコンデン
サ21a,21bそれぞれに流れる電流を検出するため
に電流検出器22a,22bが設置されている。
【0024】直流リンク部20にはまた、放電回路を構
成するリアクトル24、抵抗器25及びサイリスタ26
が直列に接続された回路がフィルタコンデンサ21a,
21bと並列に接続されており、さらにこの発明の特徴
となる、急速放電回路を構成するリアクトル27とサイ
リスタ28が直列に接続された回路が放電回路と並列に
接続されている。
【0025】この実施例の電力変換装置は、2相ブリッ
ジ回路10のIGBTのゲート制御を行うために交直変
換制御回路50を備え、また3相ブリッジ回路30のI
GBTのゲート制御を行うために直交変換制御回路60
を備えている。さらにフィルタコンデンサ21a,21
bそれぞれに流れる電流を電流検出器22a,22bそ
れぞれで監視し、基準値以上の電流を検出する時にフィ
ルタコンデンサ21a,21bの電荷を放電させる放電
動作を行わせるために放電回路のサイリスタ26を点弧
する働きをなす放電制御回路70と、同じ電流検出器2
2a,22bの電流検出値を監視し、基準値以上の電流
を検出する時に急速放電回路のサイリスタ28を点弧す
る働きをなす急速放電制御回路80−1を備えている。
【0026】次に、上記構成の電力変換装置の保護動作
について説明する。車両の力行時にはパンタグラフ1か
ら真空遮断器2を経て取り入れられた交流電力が主変圧
器4の一次巻線3を励磁し、主変圧器4の二次巻線6に
降圧された交流電力が得られる。この交流電力は交直変
換制御回路50のゲート制御作用により2相ブリッジ回
路10で交流−直流変換され、フィルタコンデンサ21
a,21bの両端に直流電力が得られる。この直流電力
はさらに、直交変換制御回路60のゲート制御作用によ
り3相ブリッジ回路30で直流−交流変換され、誘導電
動機40に3相交流として供給される。
【0027】車両のブレーキ時には誘導電動機40が誘
導発電機として動作し、3相ブリッジ回路30の作用で
直流リンク部20に直流電力が得られ、さらに2相ブリ
ッジ回路10の作用で交流に変換されて主変圧器4の二
次巻線6を励磁し、主変圧器4の一次巻線3より架線に
回生される。
【0028】何らかの原因で架線電圧あるいは負荷が急
変して直流リンク部20の電圧が規定値よりも上昇する
と、IGBT及びフィルタコンデンサの保護のため、交
直変換制御回路50、直交変換制御回路60の働きによ
って2相ブリッジ回路10、3相ブリッジ回路30それ
ぞれのIGBTを一斉にゲートオフすると共に放電制御
回路70の働きによって直流リンク部20の放電回路を
構成するサイリスタ26を点弧し、また接触器7を開放
する。
【0029】放電回路の放電抵抗器25の抵抗値は、サ
イリスタ26が点弧している時、二次巻線6の電圧が2
相ブリッジ回路10のフリーホイールダイオードを通っ
て抵抗器25に印加された状態で流れる電流が接触器7
の遮断可能電流を上回らないように選択される。その理
由は、主変圧器4には三次巻線8が備えられており、補
機の電力を三次巻線8から得ているために、架線電圧の
急変や負荷急変などの通常起こり得る現象に対しては接
触器7の開放で対処し、真空遮断器2を開放していたず
らに補機の停電を招くことがないようにするためであ
る。このため、急速放電回路を設けていなければ(つま
り、従来回路のままであれば)、フィルタコンデンサ2
1a,21bのキャパシタンスと抵抗器25の抵抗値で
決まる放電の時定数は通常、数10msec程度になり、し
たがって、この電力変換装置が回生動作中に、例えば2
相ブリッジ回路10のIGBT11aが短絡破壊した場
合、IGBT11b,11cが点弧した瞬間にフィルタ
コンデンサ21aが短絡されてしまい、このIGBT全
てに一斉ゲートオフを行い、サイリスタ26を点弧させ
たとしても誘導電動機40の残磁のためにフィルタコン
デンサ21bは本来の電流リンク電圧近くまで充電され
てしまう。
【0030】しかしながら、この実施例では急速放電回
路を設けることにより、上記の短絡事故が発生した場
合、急速放電制御回路80−1の働きにより、IGBT
11a,11b,11cによってフィルタコンデンサ2
1aが短絡されたことをフィルタコンデンサの放電電流
によって電流検出器22aが検出した時、急速放電回路
のサイリスタ28を点弧し、フィルタコンデンサ21
a,21bを一括して短絡すると共に、真空遮断器2を
開放する。この場合、リアクトル27とサイリスタ28
から成る急速放電回路の時定数は、従来からのリアクト
ル24、抵抗器25、サイリスタ26から成る放電回路
の時定数に比べて抵抗器がない分だけ十分小さいため、
サイリスタ28の点弧によりフィルタコンデンサ21b
を充電させることなく電力変換装置を停止させることが
でき、したがって、フィルタコンデンサ21a,21b
に本来の直流リンク電圧相当の定格電圧のものを用いな
くても、その1/2程度の定格電圧のものを用いても過
電圧が印加されることがないようになる。
【0031】このようにしてフィルタコンデンサに定格
電圧の小さいものを使用することができるために、従来
IGBTをスイッチング素子として用いた場合に有利で
あった磁歪音の減少と共に、機器容積の縮小が図れるこ
とになる。
【0032】なお、上記の放電回路と急速放電回路の保
護動作は、3相ブリッジ回路30側のいずれかのIGB
Tについて短絡破壊が発生した場合にも作用する。
【0033】次に、本発明の請求項2及び請求項3の発
明の共通する実施例を図2に基づいて説明する。この第
2の実施例の特徴は、直流リンク部20の正極と中性点
との間、中性点と負極との間それぞれに接続されたフィ
ルタコンデンサ21a,21b各々と並列になるよう
に、上下にリアクトル27aとサイリスタ28a、また
リアクトル27bとサイリスタ28bを直列に接続して
成る急速放電回路を接続し、また図2において上側(正
極と中性点との間)の電流検出器22aが過電流を検出
する時には急速放電回路の下側(中性点と負極との間)
に接続されているサイリスタ28bを点弧し、逆に下側
の電流検出器22bが過電流を検出する時には急速放電
回路の上側に接続されているサイリスタ28aを点弧す
る急速放電制御回路80−2を備えた点にあり、その他
の構成は図1に示した第1の実施例と共通する。
【0034】上記構成の第2の実施例の電力変換装置の
場合、何らかの原因で架線電圧あるいは負荷が急変して
直流リンク部20の電圧が規定値よりも上昇すると、I
GBT及びフィルタコンデンサの保護のため、交直変換
制御回路50、直交変換制御回路60の働きによって2
相ブリッジ回路10、3相ブリッジ回路30それぞれの
IGBTを一斉にゲートオフすると共に放電制御回路7
0の働きによって直流リンク部20の放電回路を構成す
るサイリスタ26を点弧し、また接触器7を開放する。
【0035】また電力変換装置が回生動作中に、2相ブ
リッジ回路10の上側のIGBTの1つ、例えばIGB
T11aが短絡破壊した場合、IGBT11b,11c
が点弧した瞬間にフィルタコンデンサ21aが短絡され
てしまうが、急速放電制御回路80−2の働きにより、
IGBT11a,11b,11cによってフィルタコン
デンサ21aが短絡されたことをフィルタコンデンサの
放電電流によって電流検出器22aが検出した時に急速
放電回路のサイリスタ28bを点弧し、フィルタコンデ
ンサ21bを短絡すると共に、真空遮断器2を開放す
る。この場合、リアクトル27bとサイリスタ28bか
ら成る急速放電回路の時定数は、従来からのリアクトル
24、抵抗器25、サイリスタ26から成る放電回路の
時定数に比べて十分小さいため、サイリスタ28bの点
弧によりフィルタコンデンサ21bを充電させることな
く電力変換装置を停止させることができ、したがって、
フィルタコンデンサ21bに本来の直流リンク電圧相当
の定格電圧のものを用いなくても、その1/2程度の定
格電圧のものを用いても過電圧が印加されることがない
ようになる。このことは同様に、2相ブリッジ回路の下
側のIGBTの1つが短絡破壊した場合にも当てはま
り、急速放電制御回路80−2の働きにより、フィルタ
コンデンサ21bが短絡されたことをフィルタコンデン
サの放電電流によって電流検出器22bが検出した時に
急速放電回路のサイリスタ28aを点弧し、フィルタコ
ンデンサ21aを短絡すると共に真空遮断器2を開放す
ることにより、フィルタコンデンサ21bを充電させる
ことなく電力変換装置を停止させることができ、フィル
タコンデンサ21aに本来の直流リンク電圧相当の定格
電圧のものを用いなくても、その1/2程度の定格電圧
のものを用いても過電圧が印加されることがないように
なる。
【0036】このようにしてフィルタコンデンサに定格
電圧の小さいものを使用することができるために、従来
IGBTをスイッチング素子として用いた場合に有利で
あった磁歪音の減少と共に、機器容積の縮小が図れるこ
とになる。
【0037】なお、この実施例においても、上記の放電
回路と急速放電回路の保護動作は、3相ブリッジ回路3
0側のいずれかのIGBTについて短絡破壊が発生した
場合にも作用する。
【0038】また、上記の図2に示した第2の実施例に
おいて、従来から備えられているリアクトル24、抵抗
器25及びサイリスタ26で成る放電回路とその制御を
行う放電制御回路70を省略し、急速放電回路とその制
御回路だけで保護動作させる構成とすることもできる。
【0039】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
2相ブリッジ回路又は3相ブリッジ回路のいずれかのス
イッチング素子に短絡破壊が発生した時には短絡事故検
出手段によってその短絡破壊を検出し、放電回路のサイ
リスタと急速放電回路のサイリスタそれぞれを点弧さ
せ、また遮断器の遮断動作を行わせるようにしているの
で、抵抗器がないために時定数が放電回路よりも短い急
速放電回路によってフィルタコンデンサに充電させない
うちに電力変換装置を停止させることができ、したがっ
て、上下いずれのフィルタコンデンサも定格電圧を本来
の直流リンク電圧よりもずっと低い耐圧のものを使用す
ることができるようになり、フィルタコンデンサの容積
を縮小することができる。
【0040】請求項2の発明によれば、2相ブリッジ回
路又は3相ブリッジ回路のいずれかのスイッチング素子
に短絡破壊が発生した時には短絡事故検出手段によって
その短絡破壊を検出し、急速放電回路のサイリスタそれ
ぞれを点弧させ、また遮断器の遮断動作を行わせるよう
にしているので、時定数が短い急速放電回路によってフ
ィルタコンデンサに充電させないうちに電力変換装置を
停止させることができ、したがって、上下いずれのフィ
ルタコンデンサも定格電圧を直流リンク電圧よりもずっ
と低い耐圧のものを使用することができるようになり、
フィルタコンデンサの容積を縮小することができる。
【0041】請求項3の発明の電力変換装置では、2相
ブリッジ回路又は3相ブリッジ回路のいずれかのスイッ
チング素子に短絡破壊が発生した時には短絡事故検出手
段によってその短絡破壊を検出し、放電回路のサイリス
タと急速放電回路の2つのサイリスタそれぞれを点弧さ
せ、また遮断器の遮断動作を行わせるようにしているの
で、抵抗器がないために時定数が短い急速放電回路によ
ってフィルタコンデンサに充電させないうちに電力変換
装置を停止させることができ、したがって、上下いずれ
のフィルタコンデンサも定格電圧を直流リンク電圧より
もずっと低い耐圧のものを使用することができるように
なり、フィルタコンデンサの容積を縮小することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例の回路ブロック図。
【図2】請求項2及び請求項3の発明の共通する実施例
の回路ブロック図。
【図3】従来例の回路ブロック図。
【符号の説明】
1 パンタグラフ 2 真空遮断器 3 一次巻線 4 主変圧器 5 車輪 6 二次巻線 7 接触器 8 三次巻線 10 2相ブリッジ回路 11a〜11h IGBT 12a〜12d クランプダイオード 20 直流リンク部 21a,21b フィルタコンデンサ 22a,22b 電流検出器 23a,23b 逆圧防止ダイオード 24 リアクトル 25 抵抗器 26 サイリスタ 27 リアクトル 27a,27b リアクトル 28 サイリスタ 28a,28b サイリスタ 30 3相ブリッジ回路 40 誘導電動機 50 交直変換制御回路 60 直交変換制御回路 70 放電制御回路 80−1,80−2 急速放電制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架線の交流電力を集電するパンタグラフ
    と、 前記パンタグラフからの交流電力を降圧する主変圧器
    と、 前記パンタグラフと主変圧器の一次巻線との間に挿入さ
    れた遮断器と、 前記主変圧器の二次巻線に入力側が接続された、中性点
    クランプ方式で構成された交流−直流変換用の2相ブリ
    ッジ回路と、 中性点クランプ方式で構成された直流−交流変換用の3
    相ブリッジ回路と、 前記2相ブリッジ回路の出力側と前記3相ブリッジ回路
    の入力側とを接続する直流リンク部と、 前記直流リンク部にその正極側と中性点との間、中性点
    と負極との間それぞれに接続された1対のフィルタコン
    デンサと、 リアクトル、抵抗器及びサイリスタを直列に接続した回
    路から成り、前記直流リンク部に前記1対のフィルタコ
    ンデンサと並列に接続された当該フィルタコンデンサの
    電荷を放電させるための放電回路と、 リアクトル及びサイリスタを直列に接続した回路から成
    り、前記直流リンク部に前記放電回路と並列に接続され
    た急速放電回路と、 前記2相ブリッジ回路又は3相ブリッジ回路の短絡事故
    の発生を検出する短絡事故検出手段と、 前記短絡事故検出手段が短絡事故の発生を検出した時に
    前記放電回路のサイリスタを点弧させる放電制御手段
    と、 前記短絡事故検出手段が短絡事故の発生を検出した時に
    前記急速放電回路のサイリスタを点弧させると共に前記
    遮断器の遮断動作を行わせる急速放電制御手段とを備え
    て成る電力変換装置。
  2. 【請求項2】 架線の交流電力を集電するパンタグラフ
    と、 前記パンタグラフからの交流電力を降圧する主変圧器
    と、 前記パンタグラフと主変圧器の一次巻線との間に挿入さ
    れた遮断器と、 前記主変圧器の二次巻線に入力側が接続された、中性点
    クランプ方式で構成された交流−直流変換用の2相ブリ
    ッジ回路と、 中性点クランプ方式で構成された直流−交流変換用の3
    相ブリッジ回路と、 前記2相ブリッジ回路の出力側と前記3相ブリッジ回路
    の入力側とを接続する直流リンク部と、 前記直流リンク部にその正極と中性点との間、中性点と
    負極との間それぞれに接続された1対のフィルタコンデ
    ンサと、 リアクトル及びサイリスタを直列に接続した回路から成
    り、前記直流リンク部にその正極と中性点との間、中性
    点と負極との間それぞれに接続された1対の急速放電回
    路と、 前記2相ブリッジ回路又は3相ブリッジ回路の短絡事故
    の発生を検出する短絡事故検出手段と、 前記短絡事故検出手段が短絡事故の発生を検出した時に
    前記急速放電回路のサイリスタを点弧させると共に前記
    遮断器の遮断動作を行わせる急速放電制御手段とを備え
    て成る電力変換装置。
  3. 【請求項3】 架線の交流電力を集電するパンタグラフ
    と、 前記パンタグラフからの交流電力を降圧する主変圧器
    と、 前記パンタグラフと主変圧器の一次巻線との間に挿入さ
    れた遮断器と、 前記主変圧器の二次巻線に入力側が接続された、中性点
    クランプ方式で構成された交流−直流変換用の2相ブリ
    ッジ回路と、 中性点クランプ方式で構成された直流−交流変換用の3
    相ブリッジ回路と、 前記2相ブリッジ回路の出力側と前記3相ブリッジ回路
    の入力側とを接続する直流リンク部と、 前記直流リンク部にその正極と中性点との間、中性点と
    負極との間それぞれに接続された1対のフィルタコンデ
    ンサと、 リアクトル、抵抗器及びサイリスタを直列に接続した回
    路から成り、前記直流リンク部に前記1対のフィルタコ
    ンデンサと並列に接続された当該フィルタコンデンサの
    電荷を放電させるための放電回路と、 リアクトル及びサイリスタを直列に接続した回路から成
    り、前記直流リンク部にその正極と中性点との間、中性
    点と負極との間それぞれに接続された1対の急速放電回
    路と、 前記2相ブリッジ回路又は3相ブリッジ回路の短絡事故
    の発生を検出する短絡事故検出手段と、 前記短絡事故検出手段が短絡事故の発生を検出した時に
    前記放電回路のサイリスタを点弧させる放電制御手段
    と、 前記短絡事故検出手段が短絡事故の発生を検出した時に
    前記急速放電回路のサイリスタを点弧させると共に前記
    遮断器の遮断動作を行わせる急速放電制御手段とを備え
    て成る電力変換装置。
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