JPS6157269B2 - - Google Patents
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- JPS6157269B2 JPS6157269B2 JP56043970A JP4397081A JPS6157269B2 JP S6157269 B2 JPS6157269 B2 JP S6157269B2 JP 56043970 A JP56043970 A JP 56043970A JP 4397081 A JP4397081 A JP 4397081A JP S6157269 B2 JPS6157269 B2 JP S6157269B2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 15
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 10
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は交流エレベーター制御装置に係り、特
に、高速および低速運転可能な交流エレベーター
の制御装置に関する。
に、高速および低速運転可能な交流エレベーター
の制御装置に関する。
第1図は従来の交流エレベーター制御装置の主
回路図である。3相電源R,S,Tは、上昇運転
時オンする主開閉器接点111,112、下降運
転時オンする主開閉器接点121,122に接続
され、さらに、エレベーター高速運転時オンする
主開閉器接点131〜133、逆並列に接続され
たサイリスタユニツトS1,S2を介して三相誘導電
動機1の高速側巻線U2,V2,W2に接続されてい
る。一方巻終り側X2,Y2,Z2は中性点Nで短絡
され、Y結線されている。本例は3相のうち2相
にサイリスタが挿入されているが、3相全部にサ
イリスタが挿入されている場合もある。また、低
速運転時オンする低速用開閉器接点141〜14
3を介して三相誘導電動機1の低速側巻線U1,
V1,W1に接続されている。高速用開閉器13と
低速用開閉器14とは電気的にインターロツクが
かかつており(図示しない)同時にオンすること
はない。
回路図である。3相電源R,S,Tは、上昇運転
時オンする主開閉器接点111,112、下降運
転時オンする主開閉器接点121,122に接続
され、さらに、エレベーター高速運転時オンする
主開閉器接点131〜133、逆並列に接続され
たサイリスタユニツトS1,S2を介して三相誘導電
動機1の高速側巻線U2,V2,W2に接続されてい
る。一方巻終り側X2,Y2,Z2は中性点Nで短絡
され、Y結線されている。本例は3相のうち2相
にサイリスタが挿入されているが、3相全部にサ
イリスタが挿入されている場合もある。また、低
速運転時オンする低速用開閉器接点141〜14
3を介して三相誘導電動機1の低速側巻線U1,
V1,W1に接続されている。高速用開閉器13と
低速用開閉器14とは電気的にインターロツクが
かかつており(図示しない)同時にオンすること
はない。
さて、第1図で、保守等における低速運転時、
低速用開閉器14はオンし、高速用開閉器13は
オフする。この時、サイリスタユニツトS1,S2の
ゲート信号は発生せず、サイリスタは不導通であ
る。したがつて、高速用開閉器13は、2相ある
いは3相にサイリスタが挿入されている限り不要
にすることもできる。しかし、高速用開閉器13
を取り除いた場合、保守等の低速運転時、何らか
の原因でサイリスタユニツトS1、またはS2が誤点
弧したり導通破壊したりすると、低速側と高速側
が同時に励磁され、三相誘導電動機1は異常トル
クを発生することになる。このため、乗かご上で
保守点検している。保守員等に対して非常に危険
となり、また機器の破損を招くことになるので、
上記高速用開閉器13は不可欠であつた。
低速用開閉器14はオンし、高速用開閉器13は
オフする。この時、サイリスタユニツトS1,S2の
ゲート信号は発生せず、サイリスタは不導通であ
る。したがつて、高速用開閉器13は、2相ある
いは3相にサイリスタが挿入されている限り不要
にすることもできる。しかし、高速用開閉器13
を取り除いた場合、保守等の低速運転時、何らか
の原因でサイリスタユニツトS1、またはS2が誤点
弧したり導通破壊したりすると、低速側と高速側
が同時に励磁され、三相誘導電動機1は異常トル
クを発生することになる。このため、乗かご上で
保守点検している。保守員等に対して非常に危険
となり、また機器の破損を招くことになるので、
上記高速用開閉器13は不可欠であつた。
本発明の目的とするところは、安全に低速運転
することのできる経済性に優れた交流エレベータ
ー制御装置を提供することにある。
することのできる経済性に優れた交流エレベータ
ー制御装置を提供することにある。
本発明の特徴は、高速および低速巻線を有する
誘導電動機を備え、高速運転時は少なくとも2相
以上に挿入されたサイリスタを介して高速巻線に
電力を供給し、低速運転時は上記低速巻線に電力
供給するように構成したものにおいて、上記高速
巻線の電流を検出する手段を設け、低速運転時に
上記電流を検出したことを条件に保護装置を作動
させるように構成することによつて、高速用開閉
器を不要にし、かつ安全に低速運転できるように
したところにある。
誘導電動機を備え、高速運転時は少なくとも2相
以上に挿入されたサイリスタを介して高速巻線に
電力を供給し、低速運転時は上記低速巻線に電力
供給するように構成したものにおいて、上記高速
巻線の電流を検出する手段を設け、低速運転時に
上記電流を検出したことを条件に保護装置を作動
させるように構成することによつて、高速用開閉
器を不要にし、かつ安全に低速運転できるように
したところにある。
以下、本発明の一実施例を第2図、第3図、第
4図を用いて説明する。
4図を用いて説明する。
第2図は本発明の主回路の一例である。第1図
と異なる点は、高速用開閉器接点131〜133
を取り除き、サイリスタユニツトS1,S2と三相誘
導電動機1との間に電流検出器CT1,CT2を挿入
した点である。この電流検出器CT1,CT2によ
り、サイリスタユニツトS1,S2のサイリスタが導
通していることを検出する。,はそれぞ
れ電流検出器CT1,CT2の出力端子である。保守
運転時、低速用開閉器14がオンし三相誘導電動
機1は低速運転する。この時、正常であればサイ
リスタユニツトS1,S2は不導通であり、高速側巻
線U2,V2,W2は励磁されない。今、何らかの原
因でサイリスタが誤点弧もしくは導通破壊した場
合、電流検出器CT1もしくはCT2が高速側巻線に
電流が流れていることを検出する。
と異なる点は、高速用開閉器接点131〜133
を取り除き、サイリスタユニツトS1,S2と三相誘
導電動機1との間に電流検出器CT1,CT2を挿入
した点である。この電流検出器CT1,CT2によ
り、サイリスタユニツトS1,S2のサイリスタが導
通していることを検出する。,はそれぞ
れ電流検出器CT1,CT2の出力端子である。保守
運転時、低速用開閉器14がオンし三相誘導電動
機1は低速運転する。この時、正常であればサイ
リスタユニツトS1,S2は不導通であり、高速側巻
線U2,V2,W2は励磁されない。今、何らかの原
因でサイリスタが誤点弧もしくは導通破壊した場
合、電流検出器CT1もしくはCT2が高速側巻線に
電流が流れていることを検出する。
第3図は本発明の電流検出回路の一例である。
第2図の電流検出器CT1,CT2の出力端子,
から全波整流ブリツジDS1,DS2で整流しト
ランジスタTr1,Tr2を導通し、トランジスタTr3
を導通する。トランジスタTr3が導通することに
より電流検出用リレー90Mがオンする。つま
り、サイリスタユニツトS1又はS2が導通し誘導電
動機1の高速側巻線に電流が流れると電流検出用
リレー90Mがオンする。
第2図の電流検出器CT1,CT2の出力端子,
から全波整流ブリツジDS1,DS2で整流しト
ランジスタTr1,Tr2を導通し、トランジスタTr3
を導通する。トランジスタTr3が導通することに
より電流検出用リレー90Mがオンする。つま
り、サイリスタユニツトS1又はS2が導通し誘導電
動機1の高速側巻線に電流が流れると電流検出用
リレー90Mがオンする。
第4図は本発明のエレベーター保護回路の一例
である。141は保守時等の低速運転時オンする
低速用開閉器の補助常閉接点、90M1は第3図
で説明した電流検出用リレー90Mの常閉接点で
ある。平常高速運転時、前記接点141は閉路、
運転停止用リレー92Lはオンする。上昇運転で
あれば上昇運転方向リレー61A(図示しない)
の接点61A1が閉路し上昇運転開閉路11がオ
ンする。同様に下降運転時、下降運転方向リレー
62A(図示しない)接点62A1が閉路し下降
運転開閉器12がオンする。一方、保守運転時
は、低速用開閉器14はオンしその補助常閉接点
は開路する。しかし、サイリスタは保守運転時、
正常であれば導通しないので常閉接点90M1は
閉路し、運転停止用リレー92Lはオンする。そ
れ以後は前述したので省略する。
である。141は保守時等の低速運転時オンする
低速用開閉器の補助常閉接点、90M1は第3図
で説明した電流検出用リレー90Mの常閉接点で
ある。平常高速運転時、前記接点141は閉路、
運転停止用リレー92Lはオンする。上昇運転で
あれば上昇運転方向リレー61A(図示しない)
の接点61A1が閉路し上昇運転開閉路11がオ
ンする。同様に下降運転時、下降運転方向リレー
62A(図示しない)接点62A1が閉路し下降
運転開閉器12がオンする。一方、保守運転時
は、低速用開閉器14はオンしその補助常閉接点
は開路する。しかし、サイリスタは保守運転時、
正常であれば導通しないので常閉接点90M1は
閉路し、運転停止用リレー92Lはオンする。そ
れ以後は前述したので省略する。
今、保守運転時、サイリスタユニツトS1又はS2
が誤点弧もしくは導通破壊した場合、電流検出用
リレー90Mがオンしその補助常閉接点90M1
は開路し、接点141は開路しているので、運転
停止用リレー92Lはオフする。その常開接点9
2L1が開路すると、主開閉器11,12はオフ
し、エレベーターの運転は停止されることにな
る。
が誤点弧もしくは導通破壊した場合、電流検出用
リレー90Mがオンしその補助常閉接点90M1
は開路し、接点141は開路しているので、運転
停止用リレー92Lはオフする。その常開接点9
2L1が開路すると、主開閉器11,12はオフ
し、エレベーターの運転は停止されることにな
る。
このように、本実施例によれば、保守運転中に
おける異常トルク発生という危険な状態から保守
員を守ることができる。また、ノイズ、騒音の発
生源である主開閉器およびその接点を取り除くこ
とができるので、制御装置の信頼性が高くなり、
経済性も図れるという効果もある。
おける異常トルク発生という危険な状態から保守
員を守ることができる。また、ノイズ、騒音の発
生源である主開閉器およびその接点を取り除くこ
とができるので、制御装置の信頼性が高くなり、
経済性も図れるという効果もある。
第5図は本発明の他の実施例である。前述した
第3図の実施例と異なるのは、サイリスタユニツ
トS1,S2が誘導電動機1の巻き終り側、すなわ
ち、Y結線された中性点N側に接続された点にあ
る。動作原理は、前述の実施例と同じであるの
で、省略する。
第3図の実施例と異なるのは、サイリスタユニツ
トS1,S2が誘導電動機1の巻き終り側、すなわ
ち、Y結線された中性点N側に接続された点にあ
る。動作原理は、前述の実施例と同じであるの
で、省略する。
以上説明した様に、本発明によれば、高速運転
用開閉器を用いることなく安全な低速運転を行な
うことのできる制御装置を提供することができ
る。
用開閉器を用いることなく安全な低速運転を行な
うことのできる制御装置を提供することができ
る。
第1図は従来の主回路、第2図〜第4図は本発
明の一実施例で、第2図はその主回路、第3図は
電流検出回路、第4図は保護回路、第5図は本発
明の他の実施例の主回路である。 1……三相誘導電動機、11,111,112
……上昇運転用開閉器コイルとその接点、12,
121,122……下降運転用開閉器コイルとそ
の接点、131〜133……高速運転用開閉器接
点、141〜143……低速運転用開閉器接点、
S1,S2……逆並列接続サイリスタユニツト、
CT1,CT2……電流検出器、92L,92L1……
運転禁止リレーとその接点、90M,90M1…
…電流検出用リレー、DS1,DS2……全波整流ブ
リツジ、Tr1,Tr2,Tr3……トランジスタ、N…
…Y結線の中性点。
明の一実施例で、第2図はその主回路、第3図は
電流検出回路、第4図は保護回路、第5図は本発
明の他の実施例の主回路である。 1……三相誘導電動機、11,111,112
……上昇運転用開閉器コイルとその接点、12,
121,122……下降運転用開閉器コイルとそ
の接点、131〜133……高速運転用開閉器接
点、141〜143……低速運転用開閉器接点、
S1,S2……逆並列接続サイリスタユニツト、
CT1,CT2……電流検出器、92L,92L1……
運転禁止リレーとその接点、90M,90M1…
…電流検出用リレー、DS1,DS2……全波整流ブ
リツジ、Tr1,Tr2,Tr3……トランジスタ、N…
…Y結線の中性点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 三相交流電源と、高速および低速巻線を有す
る三相誘導電動機と、高速運転時に上記交流電源
の少なくとも2相を制御して上記高速巻線に給電
する制御素子と、低速運転時に上記交流電源を低
速巻線に給電する手段とを備えたものにおいて、
上記高速巻線の電流検出器と、低速運転時に上記
電流検出器に応動して少なくとも上記電動機速度
を抑制する保護装置とを備えたことを特徴とする
交流エレベーター制御装置。 2 特許請求の範囲第1項において、上記保護装
置は、電源をしや断するように構成した交流エレ
ベーター制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56043970A JPS57160877A (en) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | Controller for alternating current elevator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56043970A JPS57160877A (en) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | Controller for alternating current elevator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57160877A JPS57160877A (en) | 1982-10-04 |
JPS6157269B2 true JPS6157269B2 (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=12678559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56043970A Granted JPS57160877A (en) | 1981-03-27 | 1981-03-27 | Controller for alternating current elevator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57160877A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6019675A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-31 | 三菱電機株式会社 | 巻胴式エレベ−タの起動装置 |
JPS6260789A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-17 | 株式会社日立ビルシステムサ−ビス | エレベ−タの保守運転装置 |
JPS62205979A (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-10 | 株式会社日立ビルシステムサ−ビス | 乗かご保守時の運転装置 |
-
1981
- 1981-03-27 JP JP56043970A patent/JPS57160877A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57160877A (en) | 1982-10-04 |
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