JP3124116U - 車両排気管の排気ダスト除去補助装置 - Google Patents

Abstract

【課題】車両排気管の排気ダスト除去補助装置を提供する。
【解決手段】本考案は、中空の管状の本体１０に、一体の延伸段１０１を設け、延伸段１０１を排気管内に装着し、本体１０内に吸気孔１１を形成し、延伸段１０１内には排気孔１２を形成し、吸気孔１１は内側の斜面１３にラッパ状を形成し、排気孔１２は直線面１４に直線状を形成することにより、通過する排気が気圧を発生し、流速を増強する効果を得て、流速が増強されることにより、排気管内の排気ダストの除去を補助し、排気を更に円滑にし、エンジンの馬力の効率を強化する。
【選択図】図１

Description

本考案は車両排気管内に装着し、ダストの除去を補助する装置に関する。

公知の車両排気管は、単純な管体にてなり、管の末端にはサイレンサーを装着してなり、エンジン、排気の騒音を減少し、サイレンサーは円滑な排気の障害となり、即ち排気の気流速度を減速させ、更にダストの問題を発生し、排気ダストは円滑な排気を妨げ、悪循環となり、エンジンの正常な排気に影響し、馬力への影響を発生する。
特開２００２−４８３６号公報

本考案は、中空な本体に口径縮小してなるラッパ形状の吸気孔、同等な直径の直管状の排気孔を設けてなり、通過する排気の増圧、直線流導作用を発生し排気流の速度を増強し、更に排気ダストの蓄積を防ぎ、排気を円滑にすることを目的とする。

本考案は更に、本体の排気孔の端に延伸段を設けてなり、凹孤面を具有させることにより、排気により発生する側面部気流を隔離し順正に引導し、直気流の効果の妨害を防止する効果、及び排気を更に円滑にする効果を達成することを目的とする。

上記課題を解決するために、本考案は、下記の特徴を有する車両排気管の排気ダスト除去補助装置を提供する。
１．請求項１に記載の車両排気管の排気ダスト除去補助装置は、中空の管状の本体に、一体の延伸段を設け、延伸段を排気管内に装着し、本体内に吸気孔を形成し、延伸段内には排気孔を形成し、吸気孔は内側に斜面にラッパ状を形成し、排気孔は直線面に直線状を形成することを特徴とする。
２．請求項２に記載の車両排気管の排気ダスト除去補助装置は、請求項１の場合において、前記延伸段は薄く形成され、排気管との間に間隔を設け、延伸段は間隔を具有する排気孔の出口箇所に側面部気流の効果を形成し、側面部気流の妨害を低減し気流の円滑性を達成することを特徴とする。
３．請求項３に記載の車両排気管の排気ダスト除去補助装置は、請求項１の場合において、前記延伸段の外周には凹弧面が設けられ、側面部気流の排出を正常方向に導引する効果を具有することを特徴とする。

本考案は、中空な本体に口径縮小してなるラッパ形状の吸気孔、同等な直径の直管状の排気孔を設けてなり、通過する排気の増圧、直線流導作用を発生し排気流の速度を増強し、更に排気ダストの蓄積を防ぎ、排気を円滑にする。

本考案は更に、本体の排気孔の端に延伸段を設けてなり、凹孤面を具有させることにより、排気により発生する側面部気流を隔離し順正に引導し、直気流の効果の妨害を防止する効果、及び排気を更に円滑にする効果を達成する。

図２は、本考案を排気管１内に装着してなり、排気Ｈは本体１０の吸気孔１１のラッパ状内に進入する時、斜面１３の縮小する経口に従って、排気Ｈを「圧縮」する作用を形成してなる。この排気圧縮の作用は排気に「気圧」の効果を発生させ、更に気圧を増強し、更に緊密に接続する排気孔１２は直線状孔を形成してなり、流導の作用を形成してなり、気圧が増強された排気Ｈは直気流ＬＨを形成し排出され、直気流ＬＨは流動速度を増加する効果を具有してなる。流動速度の増加された排気は、排気ダストが排気管１内に蓄積するのを防止し、即ち流動速度の増加により、排気ダストの排出を円滑にする効果を得ることができるのである。

上述のように、排気Ｈは本体１０の吸気孔１１、延伸段１０１、排気孔１２を通過した後、本体１０は厚みを具有する為、排気孔１２の出口周辺にて渦流が発生し、この渦流現象は乱流である側面部気流Ｈ１を発生し、側面部気流Ｈ１は直気流ＬＨの円滑性を妨害する。本考案は独特な設計により上述の問題を解決してなり、比較的薄い延伸段１０１を設けてなり、外周面は凹弧面１５を形成してなり、即ち延伸段１０１と排気管１の壁面との間に隙間を設けてなり、延伸段１０１が隙間を具有することにより側面部気流Ｈ１の効果を得てなり、凹弧面１５を設けてなることにより、側面部気流Ｈ１を正常な方向へ導引し、側面部気流が直気流ＬＨの妨害を防止してなり、直気流ＬＨの流動の円滑性への影響を防止し、気流を増強し気流の円滑に流通させ、管壁の排気ダストを除去し排気を更に迅速にする効果を達成する。

本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本考案の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とする。

本考案の立体図である。 本考案の使用状態図である。

符号の説明

１０ 本体
１１ 吸気孔
１２ 排気孔
１３ 斜面
１４ 直線面
１５ 凹孤面
Ｈ 排気
Ｈ１ 側面部気流
ＬＨ 直気流
１ 排気管
１０１ 延伸段

Claims (3)

1. 中空の管状の本体に、一体の延伸段を設け、延伸段を排気管内に装着し、本体内に吸気孔を形成し、延伸段内には排気孔を形成し、吸気孔は内側の斜面にラッパ状を形成し、排気孔は直線面に直線状を形成することを特徴とする車両排気管の排気ダスト除去補助装置。
2. 前記延伸段は薄く形成され、排気管との間に間隔を設け、延伸段は間隔を具有する排気孔の出口箇所に側面部気流の効果を形成し、側面部気流の妨害を低減し気流の円滑性を達成することを特徴とする請求項１に記載の車両排気管の排気ダスト除去補助装置。
3. 前記延伸段の外周には凹弧面が設けられ、側面部気流の排出を正常方向に導引する効果を具有することを特徴とする請求項１に記載の車両排気管の排気ダスト除去補助装置。

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