JP2005226485A - 車両用排気系におけるテールパイプ構造 - Google Patents

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Haruhito Toyoguchi
晴仁 豊口
Katsuyuki Okada
克之 岡田
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Marelli Corp
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Abstract

【課題】 低背圧化要求に大きな影響を及ぼすことなしに、気流音(噴流音)の発生を抑制することができる車両用排気系におけるテールパイプ構造の提供。
【解決手段】 テールパイプ2の下流側開口部に該テールパイプ2より大径のフィニッシャー3が設けられた車両用排気系におけるテールパイプ構造において、フィニッシャー3より上流側のテールパイプ2内に排気ガスの流れを旋回流に変換することによりテールパイプ2より大径のフィニッシャー3内における排気ガスの拡散を防止する螺旋羽根4が備えられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テールパイプの下流側開口部に該テールパイプより大径のフィニッシャーが設けられた車両用排気系におけるテールパイプ構造に関する。
従来、車両用排気系において、目標背圧を達成させるためや、デザイン性を高める目的で、図5に示すように、テールパイプ101の下流側開口部に該テールパイプ101より大径のフィニッシャー102が設けられたものがある(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2002−364332号公報 (明細書(5)頁、図4、5) 特開平7−35721号公報 (明細書(5)頁、図1)
しかしながら、上述のように、テールパイプ101の下流側開口部がフィニッシャー102により拡開されることにより、排気ガスの流れが拡散され、これが気流音(噴流音)を発生させる要因となっているという問題があった。
本発明の解決しようとする課題は、テールパイプの下流側開口部に該テールパイプより大径のフィニッシャーが設けられた構造のものにおいて、気流音(噴流音)の発生を抑制することができる車両用排気系におけるテールパイプ構造を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の車両用排気系におけるテールパイプ構造は、テールパイプの下流側開口部に該テールパイプより大径のフィニッシャーが設けられた車両用排気系におけるテールパイプ構造において、少なくとも前記フィニッシャーより上流側のテールパイプ内に排気ガスの流れを旋回流に変換することにより前記テールパイプより大径のフィニッシャー内における排気ガスの拡散を防止する螺旋羽根が備えられていることを特徴とする手段とした。
請求項1に記載の車両用排気系におけるテールパイプ構造は、請求項1に記載の車両用排気系におけるテールパイプ構造において、前記螺旋羽根が前記テールパイプおよびフィニッシャー内に備えられていることを特徴とする手段とした。
請求項1記載の車両用排気系におけるテールパイプ構造では、上述のように、少なくとも前記フィニッシャーより上流側のテールパイプ内に排気ガスの流れを旋回流に変換することによりテールパイプより大径のフィニッシャー内における排気ガスの拡散を防止する螺旋羽根が備えられることで、テールパイプ内を流れる間に排気ガスが渦流状態に整流された状態でフィニッシャー内に流入するため、フィニッシャー内における排気ガスの流れに直進性を持たせることができるようになるもので、これにより、気流音(噴流音)の発生を抑制することができるようになるという効果が得られる。
請求項2に記載の車両用排気系におけるテールパイプ構造では、上述のように、前記螺旋羽根がテールパイプおよびフィニッシャー内にも備えられることで、気流音(噴流音)の発生抑制効果を高めることができるようになる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1の車両用排気系におけるテールパイプ構造は、請求項1に記載の発明に対応する。
まず、この実施例1の車両用排気系におけるテールパイプ構造を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例1の車両用排気系におけるテールパイプ構造を示す一部切欠断面図、図2は図1のII−II線における前方側面図、図3は図1の III−III 線における後方側面図である。
この実施例1の車両用排気系におけるテールパイプ構造は、消音器本体1と、テールパイプ2と、フィニッシャー3と、螺旋羽根4とを主な構成として備えている。
さらに詳述すると、前記テールパイプ2は、消音器本体1の下流側アウタープレート11にその先端開口部が接続固定されている。
また、テールパイプ2の下流側開口部には、該テールパイプ2より大径のフィニッシャー3がテーパ部3aを介して一体に連結され、このフィニッシャー3により、テールパイプ2の下流側開口部が拡開された構造となっている。
そして、前記テールパイプ2内には、排気ガスの流れを旋回流に変換する螺旋羽根4が圧入されることにより、テールパイプ2の内面に固定された状態で設けられている。
次に、この実施例1の作用・効果を説明する。
この実施例1の車両用排気系におけるテールパイプ構造では、上述のように構成されるため、消音器本体1を通過した排気ガスが、テールパイプ2内を流れる間に螺旋羽根4により渦流状態に整流された状態でフィニッシャー3内に流入するため、テールパイプ2より大径のフィニッシャー3内における排気ガスの拡散が防止されて排気ガスの流れに直進性を持たせることができるようになるもので、これにより、気流音(噴流音)の発生を抑制することができるようになるという効果が得られる(請求項1に対応)。
次に、他の実施例について説明する。この他の実施例の説明にあたっては、前記実施例1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
この実施例2の車両用排気系におけるテールパイプ構造は、請求項1、2に記載の発明に対応する。
即ち、この実施例2の車両用排気系におけるテールパイプ構造は、図4の一部切欠断面図に示すように、前記螺旋羽根4がテールパイプ2およびフィニッシャー3内に備えられている点が、前記実施例1とは相違したものである。
従って、この実施例2では、排気ガスが渦流状態に整流される部分がフィニッシャー内まで延長されるため、気流音(噴流音)の発生抑制効果を高めることができるようになる(請求項2に対応)。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、テールパイプ2とフィニッシャー3を一体に形成したが、別体に形成したものを接続させるようにしてもよい。
また、実施例では、螺旋羽根4とフィニッシャー3との間に大きな隙間が形成されているが、この隙間が少なくなるようにフィニッシャー3部分の螺旋羽根4の外径を大きく形成するようにしてもよい。
実施例1の車両用排気系におけるテールパイプ構造を示す一部切欠断面図である。 図1のII−II線における前方側面図である。 図1の III−III 線における後方側面図である。 実施例2の車両用排気系におけるテールパイプ構造を示す一部切欠断面図である。 従来例の車両用排気系におけるテールパイプ構造を示す模式図である。
符号の説明
1 消音器本体
11 下流側アウタープレート
2 テールパイプ
3 フィニッシャー
3a テーパ部
4 螺旋羽根

Claims (2)

  1. テールパイプの下流側開口部に該テールパイプより大径のフィニッシャーが設けられた車両用排気系におけるテールパイプ構造において、
    少なくとも前記フィニッシャーより上流側のテールパイプ内に排気ガスの流れを旋回流に変換することにより前記テールパイプより大径のフィニッシャー内における排気ガスの拡散を防止する螺旋羽根が備えられていることを特徴とする車両用排気系におけるテールパイプ構造。
  2. 請求項1に記載の車両用排気系におけるテールパイプ構造において、前記螺旋羽根が前記テールパイプおよびフィニッシャー内に備えられていることを特徴とする車両用排気系におけるテールパイプ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007162692A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Dolmar Gmbh 廃ガス装置
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WO2012050488A1 (en) * 2010-10-15 2012-04-19 Volvo Lastvagnar Ab Exhaust pipe arrangement for discharging exhaust from a combustion engine

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