JP2003232220A - マフラーカッター - Google Patents

マフラーカッター

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JP2003232220A JP2002033785A JP2002033785A JP2003232220A JP 2003232220 A JP2003232220 A JP 2003232220A JP 2002033785 A JP2002033785 A JP 2002033785A JP 2002033785 A JP2002033785 A JP 2002033785A JP 2003232220 A JP2003232220 A JP 2003232220A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気効率の向上を図ると共に、エンジンの出
力ロスを低減し、音波エネルギーを確実に減衰できて、
消音性能を向上できるようなマフラーカッターを提供す
る。 【解決手段】 内筒Bの略中心部に排ガスが通過する中
央流通路P1を設け、この中央流通路P1を囲繞するよ
うに排ガスが通過する外周流通路P2を設け、この外周
流通路P2には、同一方向に捩れた状態に形成してなる
複数のフィンDを配し、フィンDに誘導させて、排ガス
を略螺旋状に旋回させながら外周流通路P2内を通過さ
せて排出するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、車両用の排
気マフラー端部に装着して、排気効率の向上が図れ、出
力ロスを低減でき、しかも、消音性能の向上も図れるよ
うに工夫したマフラーカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、排気マフラーの端部に装着されて
いるマフラーカッターにあっては、主に、車両の見栄え
を良くするため(ドレスアップのため)に使用されるも
のが多く提供されている。また、実開平1−16011
1号公報に開示されているような排気構造が提案されて
おり、この排気構造は、排気の流れを複数の流れに分割
して通す整流部材を、排気通路内の出口直前位置に配置
したもので、出力ロスを生じないようにして消音効果を
得ようとする手段である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両の
見栄えを良くするための一般的なマフラーカッターにあ
っては、排気マフラーの端部デザインの変更自体が目的
であり、車両の排気効率を向上させたり、消音性能を高
めるものではないため、一部のマフラーカッターには、
排気効率を著しく低下させて、出力ロスを招いてしまう
ものや、消音性能を低下させてしまうもの等も多く存在
していた。
【0004】また、前述の如き整流部材を設けた排気構
造にあっては、整流部材による出力ロスが生じる虞れが
あった。すなわち、排ガスは、その接触抵抗によって側
壁に沿った渦を生じながら排出される。そのため、中央
部分よりもパイプ側壁に近い部分の排気ガスの流速が遅
くなる。そこで、前述の排気構造は、その整流部材が一
定の長さに形成した複数の通路を束ねたものであるた
め、整流部材に接触する面積が増大して排ガスの流れが
妨げられるようになり、整流部材のパイプやプレートの
数が多くなるほど接触抵抗が増大し、多数の小渦が発生
して排ガスの流速が遅くなり、排気効率が低下して出力
ロスが生じてしまう虞れがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は前述の
如き課題を解消できるようにして、排気効率の向上が図
れ、出力ロスを低減でき、消音性能の向上が図れ、外観
上の体裁が良くなり、しかも、構成が簡素で、耐久性に
優れ、量産に適し、経済的なマフラーカッターを提供で
きるようにすべく創出されたものである。
【0006】しかして、請求項1記載のマフラーカッタ
ーにあっては、車両の排気マフラー端部に装着されるマ
フラーカッターに於いて、内筒Bの略中心部に排ガスが
通過する中央流通路P1を設け、この中央流通路P1を
囲繞するように排ガスが通過する外周流通路P2を設
け、この外周流通路P2には、同一方向に捩れた状態に
形成してなる複数のフィンDを配し、排ガスがフィンD
に誘導されて略螺旋状に旋回しながら外周流通路P2内
を通過して排出されるように構成する手段を採用した。
【0007】また、請求項2記載のマフラーカッターに
あっては、車両の排気マフラー端部に装着されるマフラ
ーカッターに於いて、外筒Aと、この外筒Aの内表面が
わに配される内筒Bと、外筒Aの略中心部に配される中
央筒Cとを備え、この中央筒C内に排ガスが通過する中
央流通路P1を設け、中央筒C外表面と内筒B内表面と
の間、及び内筒B内表面近傍部分に、排ガスが中央流通
路P1を囲繞するように通過する外周流通路P2を設
け、この外周流通路P2には、同一方向に捩れた状態に
形成してなる複数のフィンDを配し、排ガスがフィンD
に誘導されて略螺旋状に旋回しながら外周流通路P2内
を通過して排出されるように構成する手段を採用した。
【0008】更に、請求項3記載のマフラーカッターに
あっては、中央筒Cを先端がわに行くに従って漸次小径
となるテーパー円筒状に形成し、内筒Bを、基筒部B1
と先端短筒部B2とで構成し、基筒部B1を先端がわに
行くに従って漸次小径となるテーパー円筒状に形成し、
中央筒C外表面と内筒B内表面との間隔が、先端がわに
行くに従って漸次狭まるように構成する手段を採用し
た。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示例に基づいて
説明する。本発明は、主に、車両の排気マフラーの端部
に、溶着手段や、鋲着手段や、ボルト、ナットを利用し
た固着手段や、その他の適宜手段を介して装着されるマ
フラーカッターで、このマフラーカッターは、その略中
心部に中央流通路P1を設け、この中央流通路P1を囲
繞するように外周流通路P2を設け、この外周流通路P
2には、同一方向(右回り方向、或いは、左回り方向)
に捩れた状態に形成してなる複数のフィンDを配して、
外周流通路P2内を通過する排ガスがフィンDに誘導さ
れて略螺旋状に旋回するように構成したものである。
尚、この中央流通路P1、外周流通路P2、複数のフィ
ンDを備えたマフラーカッターの構成は、排気マフラー
の端部に内蔵するように構成したり、或いは、排気マフ
ラーの排気管経路の任意の位置に適数内蔵するように構
成したりできるものである。
【0010】すなわち、排ガスが外周流通路P2内を略
螺旋状に旋回しながら通過することにより、遠心力と慣
性が作用して、排ガスが、外周流通路P2の外周がわに
圧縮されつつ排出されるように構成してある。しかも、
中央流通路P1部分の圧力(気圧)を外周流通路P2部
分の圧力(気圧)より低いもの(負圧)とすることがで
き、エンジンから連続して排気マフラー内に送給される
後続排ガスを、中央流通路P1内に吸込むように高速度
で通過させて、スムーズな排出が期待できるように構成
されている。
【0011】そして、図1乃至図3に示すマフラーカッ
ターは、内筒Bと、この内筒Bに外装される外筒Aと、
内筒Bの略中心部に配される中央筒Cと、この中央筒C
外表面と内筒B内表面とに固着されて、中央筒Cと内筒
Bを連結する複数のフィンDとを備えたもので、中央筒
C内が、排ガスが直線的に通過する中央流通路P1とな
り、中央筒C外表面と内筒B内表面との間、及び内筒B
基端寄り内表面近傍部分が、排ガスが略螺旋状に旋回し
ながら通過する外周流通路P2となるように構成したも
のである。
【0012】前記外筒Aは、適宜金属材(例えば、ステ
ンレス)や、適宜強化樹脂材や、適宜複合材等によって
略円筒状に形成され、マフラーカッター自体の外観上の
体裁が良くなるように構成されたものである。尚、外筒
Aは、その外表面に適宜装飾を施すこともできるし、外
筒A自体を設けなくても良い。更に、外筒Aは、排気マ
フラーの排気管路の一部を利用したものであっても良
い。
【0013】また、前記内筒Bは、適宜金属材(例え
ば、ステンレス)や、適宜強化樹脂材や、適宜複合材等
によって形成されると共に、基筒部B1と先端短筒部B
2とを備えたもので、基筒部B1は、先端に行くに従っ
て漸次小径となるような略テーパー円筒状に形成され、
一方、先端短筒部B2は、基筒部B1の先端部分より大
径で、且つ基筒部B1の先端に略円還状のリングプレー
トを介して連設して構成されている。しかも、略テーパ
ー円筒状の基筒部B1の傾斜状態は、後述する略テーパ
ー円筒状の中央筒Cの傾斜状態よりきつく設定されてお
り、外周流通路P2の先端がわに於いて、排ガスの通過
面積が小さくなり、排ガスの流速がより速くなるように
構成してある。尚、内筒Bの基筒部B1は、先端短筒部
B2より小径な(或いは、同径な)テーパーの無い円筒
状に形成したものであっても良い(図示せず)。
【0014】更に、前記中央筒Cは、適宜金属材(例え
ば、ステンレス)や、適宜強化樹脂材や、適宜複合材等
によって形成されると共に、先端に行くに従って漸次小
径となるような略テーパー小円筒状に形成され、しか
も、内筒Bの略半分程度の長さに形成されると共に、内
筒Bの先端がわに配されている。尚、中央筒Cは、その
長さを内筒Bと略同じ長さに設定して構成したものでも
良いし(図4、図5参照)、テーパーの無い円筒状に形
成したものでも良い(図示せず)。ところで、内筒Bの
中心部分に中央流通路P1が形成できるようにしたもの
であれば、中央筒Cを必ずしも用いなくても良い。
【0015】そして、前記フィンDは、適宜金属材(例
えば、ステンレス)や、適宜強化樹脂材や、適宜複合材
等によって形成されると共に、先端がわに行くに従って
漸次巾広となるような略帯板状を呈し、同じ向きに全体
的に捩れるように形成されている。しかも、複数(例え
ば、6枚、或いは8枚、或いは12枚等)のフィンD
は、中央筒Cの中心線に対して同一方向に捩れた状態に
配されており、排ガスがフィンDに誘導されて略螺旋状
に旋回しながら外周流通路P2内をスムーズに通過して
排出できるように構成してある。一方、中央流通路P1
内を通過する排ガスは、直線的に排出できるように構成
されている。
【0016】ところで、前記外筒Aと内筒B、内筒Bと
フィンD、及び中央筒CとフィンD夫々は、例えば、溶
着手段、鋲着手段、ボルト、ナットを利用した固着手
段、接着手段、或いは、その他の手段によって簡単に且
つ確実に固着することができるように構成される。
【0017】尚、マフラーカッターの具体的構成、形
状、寸法、材質、排気マフラーへの具体的装着手段、外
筒Aの具体的構成、形状、寸法、材質、内筒Bの具体的
構成、形状、寸法、材質、基筒部B1の具体的構成、形
状、寸法、材質、先端短筒部B2の具体的構成、形状、
寸法、材質、中央筒Cの具体的構成、形状、寸法、材
質、フィンDの具体的構成、形状、寸法、材質、数、配
設位置、捩れ状態、中央流通路P1の具体的構成、形
状、寸法、外周流通路P2の具体的構成、形状、寸法等
は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設
定、変更できるものである。
【0018】本発明のマフラーカッターは、前述の如く
構成されており、次にその使用状態について説明する
と、先ず、排気マフラーから排ガスがマフラーカッター
内に入ると、外周流通路P2内入った排ガスは、複数の
フィンDに案内されて略螺旋状に旋回しながら外周流通
路P2内を通過する。このとき、排ガスには遠心力と慣
性が作用して、外周流通路P2の外周がわ(内筒B内表
面がわ)に圧縮されつつ排出される。すると、中央流通
路P1部分(中央筒C内)の圧力(気圧)は、外周流通
路P2部分の圧力(気圧)より低いもの(負圧)とな
り、エンジンから連続して排気マフラー内に送給される
後続排ガスを、中央流通路P1内(中央筒C内)に強力
に吸込むようになる。すなわち、中央流通路P1内(中
央筒C内)を排ガスが高速度で通過して排出し、エンジ
ンから連続して排気マフラー内に送給される後続排ガス
を、スムーズに排出できるようになる。
【0019】また、外周流通路P2を通過してマフラー
カッター外に排出された排ガスは、遠心力と慣性によっ
て、螺旋状に広がりながら回転して拡散され、この排ガ
スに囲まれている中心部分の圧力(気圧)が低くなる。
すると、中央流通路P1を経てマフラーカッター外に排
出された排ガスは、後方にスムーズに排出されるように
なる。
【0020】加えて、外周流通路P2を通過する排ガス
は、遠心力で内筒B内表面に沿うように高密度状態で移
動して排出される。一方、中央流通路P1を通過する排
ガスは、低密度状態で移動して排出される。すると、中
央流通路P1を通過して排出される排ガスと、外周流通
路P2を通過して排出される排ガスとは、夫々の圧力の
差異(或いは、インピーダンスのミスマッチ)等によっ
て、これらが排出部分で共鳴し難くなり、しかも、その
音波エネルギーを減衰するようになる。
【0021】
【発明の効果】従って、請求項1記載のマフラーカッタ
ーは、車両の排気マフラー端部に装着されるマフラーカ
ッターに於いて、内筒Bの略中心部に排ガスが通過する
中央流通路P1を設け、この中央流通路P1を囲繞する
ように排ガスが通過する外周流通路P2を設け、この外
周流通路P2には、同一方向に捩れた状態に形成してな
る複数のフィンDを配し、排ガスがフィンDに誘導され
て略螺旋状に旋回しながら外周流通路P2内を通過して
排出されるように構成したので、外周流通路P2を通過
する排ガスは、略螺旋状に旋回しながら排出されるた
め、遠心力が作用し、内筒B内表面がわに圧縮されつつ
排出されることとなる。すると、中央流通路P1部分の
圧力が外周流通路P2部分の圧力より低いものとなり、
エンジンから連続して排気マフラー内に送給される後続
排ガスを、中央流通路P1によって高速度に且つスムー
ズに排出でき、排気効率の向上が図れるようになると共
に、エンジンの出力ロスを低減できるようになる。更
に、外周流通路P2を通過して排出された排ガスは、遠
心力と慣性によって、螺旋状に広がりながら回転して拡
散されるようになり、これにより囲まれている中心部分
の圧力が低くなって、中央流通路P1を経て排出された
排ガスを、後方にスムーズに排出できるようになり、よ
り排気効率の向上が図れるようになると共に、エンジン
の出力ロスをより低減できるようになる。加えて、外周
流通路P2を通過する排ガスは、遠心力で内筒B内表面
に沿うように高密度状態で移動して排出され、一方、中
央流通路P1を通過する排ガスは、低密度状態で移動し
て排出され、夫々の圧力の差異等によって排出部分で共
鳴し難くなると共に、音波エネルギーを確実に減衰でき
るようになり、消音性能が向上するものとなる。
【0022】また、請求項2記載のマフラーカッター
は、車両の排気マフラー端部に装着されるマフラーカッ
ターに於いて、外筒Aと、この外筒Aの内表面がわに配
される内筒Bと、外筒Aの略中心部に配される中央筒C
とを備え、この中央筒C内に排ガスが通過する中央流通
路P1を設け、中央筒C外表面と内筒B内表面との間、
及び内筒B内表面近傍部分に、排ガスが中央流通路P1
を囲繞するように通過する外周流通路P2を設け、この
外周流通路P2には、同一方向に捩れた状態に形成して
なる複数のフィンDを配し、排ガスがフィンDに誘導さ
れて略螺旋状に旋回しながら外周流通路P2内を通過し
て排出されるように構成したので、外周流通路P2を通
過する排ガスは、略螺旋状に旋回しながら排出されるた
め、遠心力が作用し、内筒B内表面がわに圧縮されつつ
排出されることとなる。すると、中央流通路P1部分の
圧力が外周流通路P2部分の圧力より低いものとなり、
エンジンから連続して排気マフラー内に送給される後続
排ガスを、中央流通路P1によって高速度に且つスムー
ズに排出でき、排気効率の向上が図れるようになると共
に、エンジンの出力ロスを低減できるようになる。更
に、外周流通路P2を通過して排出された排ガスは、遠
心力と慣性によって、螺旋状に広がりながら回転して拡
散されるようになり、これにより囲まれている中心部分
の圧力が低くなって、中央流通路P1を経て排出された
排ガスを、後方にスムーズに排出できるようになり、よ
り排気効率の向上が図れるようになると共に、エンジン
の出力ロスをより低減できるようになる。加えて、外周
流通路P2を通過する排ガスは、遠心力で内筒B内表面
に沿うように高密度状態で移動して排出され、一方、中
央流通路P1を通過する排ガスは、低密度状態で移動し
て排出され、夫々の圧力の差異等によって排出部分で共
鳴し難くなると共に、音波エネルギーを確実に減衰でき
るようになり、消音性能が向上するものとなる。しか
も、構成が簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、経済的
なマフラーカッターを提供できるようになる。加えて、
外筒Aによって、外観上の体裁が優れたものを提供し易
くなる。
【0023】更に、請求項3記載のマフラーカッター
は、中央筒Cを先端がわに行くに従って漸次小径となる
テーパー円筒状に形成し、内筒Bを、基筒部B1と先端
短筒部B2とで構成し、基筒部B1を先端がわに行くに
従って漸次小径となるテーパー円筒状に形成し、中央筒
C外表面と内筒B内表面との間隔が、先端がわに行くに
従って漸次狭まるように構成したので、中央流通路P1
及び外周流通路P2に於ける先端がわでの排ガスの排出
速度を夫々高めることができるようになり、排気効率の
向上がより図れるようになると共に、エンジンの出力ロ
スをより低減できるようになる。しかも、消音性能もよ
り向上するものとなる。加えて、中央流通路P1を通過
して排出される排ガスと、外周流通路P2を通過して排
出される排ガスとが、排出部分で干渉し易くなり、音波
エネルギーをより減衰し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマフラーカッターを例示する分解斜視
図である。
【図2】本発明のマフラーカッターを例示する縦断側面
図である。
【図3】本発明のマフラーカッターを例示する縦断正面
図である。
【図4】本発明の他のマフラーカッターを例示する分解
斜視図である。
【図5】本発明の他のマフラーカッターを例示する縦断
側面図である。
【符号の説明】
A 外筒 B 内筒 B1 基筒部 B2 先端短
筒部 C 中央筒 D フィン P1 中央流通路 P2 外周流
通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の排気マフラー端部に装着されるマ
    フラーカッターに於いて、内筒の略中心部に排ガスが通
    過する中央流通路を設け、この中央流通路を囲繞するよ
    うに排ガスが通過する外周流通路を設け、この外周流通
    路には、同一方向に捩れた状態に形成してなる複数のフ
    ィンを配し、排ガスがフィンに誘導されて略螺旋状に旋
    回しながら外周流通路内を通過して排出されるように構
    成したことを特徴とするマフラーカッター。
  2. 【請求項2】 車両の排気マフラー端部に装着されるマ
    フラーカッターに於いて、外筒と、この外筒の内表面が
    わに配される内筒と、外筒の略中心部に配される中央筒
    とを備え、この中央筒内に排ガスが通過する中央流通路
    を設け、中央筒外表面と内筒内表面との間、及び内筒B
    内表面近傍部分に、排ガスが中央流通路を囲繞するよう
    に通過する外周流通路を設け、この外周流通路には、同
    一方向に捩れた状態に形成してなる複数のフィンを配
    し、排ガスがフィンに誘導されて略螺旋状に旋回しなが
    ら外周流通路内を通過して排出されるように構成したこ
    とを特徴とするマフラーカッター。
  3. 【請求項3】 中央筒を先端がわに行くに従って漸次小
    径となるテーパー円筒状に形成し、内筒を、基筒部と先
    端短筒部とで構成し、基筒部を先端がわに行くに従って
    漸次小径となるテーパー円筒状に形成し、中央筒C外表
    面と内筒B内表面との間隔が、先端がわに行くに従って
    漸次狭まるように構成したことを特徴とする請求項2記
    載のマフラーカッター。
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