JP3123998B2 - A/d変換機能を内蔵したシングルチップマイクロコンピュータ - Google Patents

A/d変換機能を内蔵したシングルチップマイクロコンピュータ

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JP3123998B2
JP3123998B2 JP11052896A JP5289699A JP3123998B2 JP 3123998 B2 JP3123998 B2 JP 3123998B2 JP 11052896 A JP11052896 A JP 11052896A JP 5289699 A JP5289699 A JP 5289699A JP 3123998 B2 JP3123998 B2 JP 3123998B2
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シングルチップマ
イクロコンピュータに関し、特に外部から入力されるア
ナログ入力信号を逐次比較方式にてデジタル信号に変換
するA/D変換機能を内蔵したシングルチップマイクロ
コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】シングルチップマイクロコンピュータ
(以下シングルチップマイコンと略す)には、外部から
入力されるアナログ信号を複数ビットのデジタル信号に
変換するA/D変換機能が設けられている場合が多い。
そして、アナログ入力信号のA/D変換を行う方式には
様々な方式があるが、その方式の1つとして逐次比較方
式がある。
【0003】逐次比較方式のA/D変換とは、複数の基
準電圧とアナログ入力電圧とを比較することによりA/
D変換後のデジタル信号を上位ビットから逐次決定して
いく方式である。
【0004】このような逐次比較方式のA/D変換機能
を内蔵した従来のシングルチップマイコンの構成を図8
に示す。
【0005】この従来のA/D変換機能内蔵マイコン
は、比較器3と、SAR(Successive Ap
proximation Registor:逐次変換
レジスタ)4と、A/D変換結果レジスタ5と、タイミ
ングコントロール部65と、コントロールレジスタイン
タフェース部64と、INTC(割込みコントローラ)
16と、CPU10と、周辺バス12とを有している。
この従来のA/D変換機能内蔵シングルチップマイコン
では、外部からのアナログ入力信号1をA/D変換し
て、その結果を周辺バス12に対して出力している。
【0006】この従来のA/D変換機能内蔵シングルチ
ップマイコンは、説明を簡潔にするために一例として、
8ビットのA/D変換機能を内蔵し、CPU10のCL
K(動作クロック)11の周波数が33MHzであるも
のとして説明する。
【0007】比較器3は、アナログ入力信号1と基準電
圧2を比較してその比較結果をSAR4に出力してい
る。SAR4は、最高位である7ビットから最下位であ
る0ビットのビット毎に比較器3の結果を格納するレジ
スタである。また、SAR4は、全ビットの比較が終了
すると比較終了信号6を出力する。ここで、アナログ入
力信号1と基準電圧2の比較結果から8ビットのデジタ
ル信号を得るためにはCLK11の周波数に関係なく、
一定の時間が必要であり、この従来例では3μsの時間
が必要なものとして説明する。周波数に関係せず一定の
期間が必要な理由は、比較器3に対し2つの値が入力さ
れてその結果が確定するまでに必要な時間は比較器3の
容量や特性で決定されるためである。具体的には、A/
D変換結果を8ビットに逐次変換していくためには、ラ
ダー抵抗に対して電荷をチャージ等する時間が必要とな
るからである。
【0008】また、コントロールレジスタインタフェー
ス部64は、図9に示すように、FR(周波数レート)
レジスタ27を有するとともに入力した比較終了信号6
を割込み要求信号7として出力している。
【0009】FRレジスタ27は、A/D変換処理に必
要となる時間(3μs)がCLK11の何クロック分に
相当するかを設定するためのレジスタである。表1にF
Rレジスタ27とCLK11の周波数の関係を示す。
【0010】
【表1】 表1を参照すると、例えば、CLK11の周波数が33
MHzで、A/D変換に必要な時間である変換動作時間
が3μsの場合には、3μsに相当するクロック数であ
る変換クロック数は100クロックとなり、FRレジス
タ27には“011”が設定される。この表1からもわ
かるように、変換動作時間が例えば3μsの場合には、
CLK11の周波数が33MHzの場合でも16MHz
の場合でも3μsの時間に相当する変換クロック数とし
て100クロックや50クロックを設定することができ
る。
【0011】また、タイミングコントロール部65は、
図9に示すように、A/D変換タイマ30と、カウント
数値セレクタ24とから構成されている。
【0012】カウント数値セレクタ24は、FR信号8
を介して読み出したFRレジスタ27の内容に基づい
て、変換クロック数を選択する。ここで、FRレジスタ
27には“011”が設定されている場合には、カウン
ト数値セレクタ24は、変換クロック数として100ク
ロックを選択する。
【0013】A/D変換タイマ30は、A/D変換が開
始されてから、カウント数値セレクタ24により選択さ
れた変換クロック数分の間だけ変換時間制御信号13を
ハイレベルとする。
【0014】図8におけるINTC16は、コントロー
ルレジスタインタフェース部64からの割込み要求信号
7を入力すると、優先順位判定等の処理を行なった後
に、割込みを要求するINTRQ17と、割込みの種類
を示す信号である割込み識別信号18をCPU10に対
して出力する。
【0015】CPU10は、INTC16からのINT
RQ17を入力すると、割込みの許可を通知するINT
AK19をINTC16に出力するとともに割込みルー
チンにジャンプして割込みプログラムの動作を開始す
る。そして、CPU10は、割込み発生要因がA/D変
換の終了の場合には、割込みプログラムの処理において
A/D変換結果レジスタ5に格納されているA/D変換
結果をデジタル信号9、コントロールレジスタ64、周
辺バス12を介して読み出す。
【0016】ここで、図8に示したA/D変換機能内蔵
シングルチップマイコンは、INTC16へ割込み要求
信号7が出力されてからCPU10よりINTAK19
が出力されるまでのレスポンス期間として10クロック
必要となるシステムであるものとして説明する。
【0017】次に、この従来のA/D変換機能内蔵シン
グルチップマイコンの動作について図10のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0018】先ず、FRレジスタ27に“011”を設
定する(ステップ201)。そのため、カウント数値セ
レクタ24はFR信号8に基づいてA/D変換に必要な
クロック数である100クロックを選択する(ステップ
202)。
【0019】そして、A/D変換が開始されると(ステ
ップ203)、A/D変換タイマ30はカウント数値セ
レクタ24により選択された100クロックの期間だけ
変換時間制御信号13をハイレベルとし、アナログ入力
信号1と基準電圧2が比較された結果がSARレジスタ
4の各ビットに1ビット毎に逐次格納されることにより
A/D変換が行われる。そして、SAR4の値がA/D
変換結果レジスタ5に格納されて、A/D変換結果レジ
スタ5の全ビットが確定しA/D変換が終了する。そし
て、SAR4は全ビットの比較が終了した時点で、比較
終了信号6をコントロールレジスタインタフェース部6
4に出力する(ステップ204)。
【0020】コントロールレジスタインタフェース部6
4は、比較終了信号6が入力されたことによりA/D変
換が終了したと判定し、INTC16に対して割込み要
求信号7を出力する(ステップ207)。
【0021】INTC16は、割込み要求信号7を受
け、優先順位判定等を行い、CPU10に対してINT
RQ17と、割込み識別信号18を出力し(ステップ2
06)、CPU10は、INTAK19を返し(ステップ
207)、割込みルーチンへジャンプして割込みプログ
ラムの動作を開始する。そして、A/D変換結果レジス
タ5の内容はデジタル出力信号9として、コントロール
レジスタインタフェース部14、周辺バス12を介して
読み出される(ステップ208)。
【0022】この従来のA/D変換機能内蔵シングルチ
ップマイコンのタイミングチャートを図11に示す。
【0023】時刻T8において、A/D変換が開始さ
れ、変換時間制御信号13がハイレベルとなる。そし
て、A/D変換が開始されてから3μs後の時刻T9
A/D変換が終了し変換時間制御信号13はロウレベル
となり、比較終了信号6、割込み要求信号7がハイレベ
ルとなる。割込み要求信号7を入力したINTC16
は、優先順位判定等の処理を行ないINTRQ17をC
PU10に出力し、CPU10は時刻T10において、I
NTAK19をINTC16に出力するとともに割込み
プログラムの動作を開始させる。
【0024】この従来のA/D変換内蔵シングルチップ
マイコンでは、実際のA/D変換処理に必要な時間は1
00クロック分の時間(3μs)であるにもかかわら
ず、アナログ入力信号1をデジタル信号に変換して割込
みプログラムにより読み出すまでに110クロック分の
時間を必要とする。
【0025】シングルチップマイコンでは、A/D変換
以外にも様々な処理を行なっているため、A/D変換に
かかる時間を短縮して迅速な処理を行うことが要求され
ている。上記で説明したA/D変換機能内蔵シングルチ
ップマイコンにおいてA/D変換処理にかかる時間を短
縮するためには、コントロールレジスタインタフェース
部64は、割込み要求信号を早めに出力するようにすれ
ばよい。
【0026】割込み要求信号を早めに出力する従来例と
しては、特開平8−51684号公報や特開平8−46
720号公報に記載された発明が知られている。しか
し、これらの公報に記載された発明は、A/D変換処理
に関するものではない。
【0027】A/D変換処理において、割込み要求信号
を早めに出力する例としては、特許第2771703号
(特開平4−242322号)公報に記載されている。
【0028】図8に示した従来のA/D変換機能内蔵シ
ングルチップマイコンでは、SAR4の全てのビットの
A/D変換が終了すると割込み要求信号7が出力される
ようになっている。しかし、上記公報に記載されたA/
D変換機能内蔵シングルチップマイコンでは、SARの
所定のビットのA/D変換が終了したことを検出して割
込み要求信号を発生することにより、A/D変換が終了
してSARの内容が確定するよりもCPUがレジスタの
内容をスタックへ退避させるのに必要となる時間Pだけ
前に割込み要求信号が出力されるようにしている。この
ことにより、A/D変換終了後、CPUがA/D変換結
果を得るまでの待ち時間TGはレジスタ退避に要する時
間Pだけ短縮される。
【0029】しかし、特許第2771703号公報記載
のA/D変換機能内蔵シングルチップマイコンでは、割
込み要求信号が出力されるタイミングはA/D変換され
た後のデジタル信号のビット単位でしか設定することが
できない。現在のA/D変換では数クロックかけて1ビ
ットのデジタル信号を得ている。図8に示した従来のA
/D変換機能内蔵シングルチップマイコンでは、8ビッ
トのデジタル信号を得るために100クロック分の時間
を必要としていたため、1ビットのデジタル信号を得る
ために必要な時間t=100/8=12.5クロック分
となり、上記公報に記載されている発明を適用した場合
には12.5クロック単位でしか割込み要求信号を出力
するタイミングを設定することができない。
【0030】上記公報の実施例においては、P=2tで
あったため、A/D変換が終了する2t前に割込み要求
信号が出力されるように設定することができたが、周期
t>Pとなった場合には、先出しの割込みを利用するこ
とができない。例えば、図8に示した従来のA/D変換
機能内蔵シングルチップマイコンの場合に、時間Pに相
当するINTC16とCPU10のレスポンスにより決
定されるクロック数は10クロック分であるが、10ク
ロックだけ割込み要求信号が出力されるタイミングを早
めようとした場合、上記公報に記載された発明では、1
2.5クロック単位でしか割込み要求信号の出力タイミ
ングを設定できないため、先出し割込みを利用すること
ができない。
【0031】よって、先出し割込みを利用するためには
P≧tとなる条件が必要となるが、この条件が成立する
かどうかは、A/D変換処理のスピードと、CPUやI
NTCの処理スピードの関係に左右される内容であり、
技術の進化や利用するシステムにより変化するため、上
記公報記載の発明では、場合によっては先出し割込みを
利用することができない場合が発生してしまう。
【0032】また、例えP≧tの条件を満たす場合で
も、2t>Pとなった場合には、A/D変換終了の2ビ
ット前に割込み要求信号を出力するようには設定するこ
とができす、1ビット前に割込み要求信号が出力される
ように設定するしかなく細かい設定が不可能である。別
な言葉で説明すると、割り込み要求信号が出力されるタ
イミングを早める時間として1.5ビットに相当する時
間を設定することは不可能である。
【0033】このように、上記公報記載の従来のA/D
変換機能内蔵シングルチップマイコンでは、レジスタの
内容のスタックへの退避時間Pと、A/Dの変換クロッ
クパルスDの周期tの時間を考慮しなければならなず、
細かい設定をすることができない。また、これらの情報
はハードウェア的な内容でありソフトウェア的に対応可
能だが、ソフトウェア的に対応した場合にはソフトウェ
アが複雑になり望ましくない。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のA/D
変換機能内蔵シングルチップマイクロコンピュータで
は、A/D変換が終了する前に割込み要求信号を出力す
る場合に、割込み要求信号を出力するタイミングをA/
D変換された後のデジタル信号のビット単位でしか設定
することができないため細かい設定を行うことができな
いという問題点があった。
【0035】本発明の目的は、割込み要求信号を出力す
るタイミングの細かい設定を行うことができるA/D変
換機能内蔵シングルチップマイクロコンピュータを提供
することである。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のA/D変換機能を内蔵したシングルチップ
マイクロコンピュータは、入力したアナログ信号を、複
数の基準電圧と逐次比較することにより複数ビットのデ
ジタル信号に変換するA/D変換機能を内蔵し、CPU
に対して割込みを要求するための割込み要求信号を発生
させるための信号を、A/D変換が実際に終了する時点
よりも前に出力するタイミングコントロール手段を有す
シングルチップマイクロコンピュータにおいて、前記
タイミングコントロール手段が、A/D変換が開始され
たことを検出してから、設定されたクロック数経過した
後に割込み要求信号を発生させるための信号を出力する
先出しタイマと、A/D変換時間に相当するクロック数
から、前記割込み要求信号を出力するタイミングを早め
る時間に相当するクロック数を減算し、該減算結果を前
記先出しタイマに設定するカウント値減算手段とを有す
ることを特徴とする。
【0037】本発明は、CPUに対して割込みを要求す
るための割込み要求信号を発生させるための信号を、A
/D変換が実際に終了する時点よりも設定されたクロッ
ク数分だけ前に出力するようにしたものである。
【0038】したがって、割込み要求信号が出力される
タイミングを細かく設定することができる。
【0039】また、本発明のA/D変換機能を内蔵した
シングルチップマイクロコンピュータは、A/D変換時
間に相当するクロック数の情報を設定するための周波数
レートレジスタをさらに有する。
【0040】また、本発明のA/D変換機能を内蔵した
シングルチップマイクロコンピュータは、前記割込み要
求信号を出力するタイミングを早める時間が、CPUの
割込み制御を行なっている割込みコントローラへ前記割
込み要求信号が出力されてから前記CPUから割込みを
許可するための信号が出力されるまでのレスポンス期間
に相当する時間である。
【0041】本発明では、割込み要求信号が出力される
タイミングをA/D変換が実際に終了する時点よりもレ
スポンス期間だけ早めに出力されるようにしているの
で、A/D変換に要する処理時間をレスポンス期間だけ
短縮することができる。
【0042】また、本発明のA/D変換機能を内蔵した
シングルチップマイクロコンピュータは、前記割込み要
求信号を出力するタイミングを早める時間が、CPUの
割込み制御を行なっている割込みコントローラへ前記割
込み要求信号が出力されてから前記CPUから割込みを
許可するための信号が出力されるまでのレスポンス期間
に相当する時間と、割込みプログラムが動作開始してか
ら格納されているA/D変換されたデジタル信号が実際
に読み出されるまでの時間とを加算した時間である。
【0043】本発明では、割込み要求信号が出力される
タイミングをA/D変換が実際に終了する時点よりもレ
スポンス期間と割込みプログラムが動作開始してから格
納されているA/D変換されたデジタル信号が実際に読
み出されるまでの時間だけ早めに出力されるようにして
いるので、A/D変換に要する処理時間をさらに短縮す
ることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0045】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態のA/D変換機能内蔵シングルチップマイコン
の構成を示すブロック図、図2は図1中のタイミングコ
ントロール部15およびコントロールレジスタインタフ
ェース部14の構成を示すブロック図である。図8、9
中と同一の符号が付された構成要素は同一の構成要素を
示す。
【0046】本実施形態のA/D変換機能内蔵シングル
チップマイコンは、図1に示すように、図8に示した従
来のA/D変換機能内蔵シングルチップマイコンに対し
て、タイミングコントロール部65の代わりにタイミン
グコントロール部15が設けられ、コントロールレジス
タインタフェース部64の代わりにコントロールレジス
タインタフェース部14が設けられたものである。
【0047】タイミングコントロール部15は、図2に
示されるように、図9に示した従来のA/D変換機能内
蔵シングルチップマイコンにおけるタイミングコントロ
ール部65に対して、先出しタイマ23、カウント値減
算部28とを備えたものである。
【0048】本実施形態におけるA/D変換タイマ30
は、変換時間制御信号13に加えて、A/D変換が開始
されると先出しタイマ23をスタートさせ、A/D変換
が終了すると先出しタイマ23をリセットするためのス
タート/リセット信号21を出力している。
【0049】カウント値減算部28は、カウント数値セ
レクタ24により選択されたクロック数から、INTC
16が割込み要求CPU7を入力してから、CPU10
がINTAK19を出力するまでのレスポンス期間に対
応するクロック数を減算し、その結果を先出しタイマ2
3に出力している。
【0050】先出しタイマ23は、スタート/リセット
信号21によりA/D変換が開始されたことを検出して
から、カウント数値減算部2により設定されたクロック
数経過した後に先出し比較終了信号20を出力する。
【0051】また、コントロールレジスタインタフェー
ス部14は、図2に示されるように、図9の従来のA/
D変換機能内蔵シングルチップマイコンにおけるコント
ロールレジスタインタフェース部64に対して、先出し
利用レジスタ22と、論理和回路31と、切替スイッチ
32とが設けられている。
【0052】先出し比較利用レジスタ22は、1ビット
のデータを格納することができるレジスタであり、先出
し比較終了信号20が出力されるタイミングで割込み要
求信号7が出力されるようにするためには“1”を格納
するようにし、従来と同様に比較終了信号6が出力され
るタイミングで割込み要求信号7が出力されるようにす
るためには“0”を格納するようにする。
【0053】論理和回路31は、比較終了信号6と先出
し比較終了信号20との論理和を演算し、その演算結果
を出力している。論理和回路31が設けられているの
は、何らかの不具合等により先出し比較終了信号20が
出力されない場合でも、比較終了信号6が出力されるタ
イミングで割込み要求信号7が出力されるようにするこ
とにより、いつまで経ってもA/D変換が終了しないと
いう事態の発生を防ぐたものものである。よって、常時
先出し比較終了信号20のみを用いる場合には、論理和
回路31を設けずに、先出し比較終了信号20を割込み
要求信号7として出力すればよい。
【0054】切替スイッチ32は、先出し比較利用レジ
スタ22に格納されている値が“1”の場合には、論理
和回路31の出力を割込み要求信号7として出力し、
“0”の場合には、比較終了信号6を割込み要求信号7
として出力している。
【0055】次に、本実施形態のA/D変換機能内蔵シ
ングルチップマイコンの動作について図3のフローチャ
ートを参照して詳細に説明する。
【0056】本実施形態では、説明を簡単にするため、
図8で示した従来例と同様に、CLK11の周波数は3
3MHzであり、INTC16が割込み要求信号7を入
力してからCPU10よりINTAK19が出力される
までのレスポンス期間に10クロック必要とし、アナロ
グ入力信号1と基準電圧2の比較結果から8ビットのデ
ジタル信号を得るために3μsの時間が必要な場合を例
に説明する。
【0057】先ず、FRレジスタ27に“011”を設
定し、先出し比較利用レジスタに“1”を設定する(ス
テップ101)。そして、カウント数値セレクタ24は
FR信号8に基づいてA/D変換に必要なクロック数で
ある100クロックを選択する(ステップ102)。さ
らに、カウント値減算部28は、カウント数値セレクタ
24に選択されたクロック数100クロックから、IN
TC16とCPU10の間のレスポンスクロック数であ
る10クロックを減算し、その結果である90クロック
を先出しタイマ23に設定する(ステップ103)。
【0058】そして、A/D変換が開始されると、A/
D変換タイマ30は変換時間制御信号13をハイレベル
とするとともにスタート/リセット信号21により先出
しタイマ23をスタートさせる(ステップ104)。
【0059】先出しタイマ23は、CLK11に同期し
てカウント動作を行ない、スタートしてから設定された
値である90クロックカウント終了後91クロック目の
タイミングで先出し比較終了信号20を出力する(ステ
ップ105)。
【0060】コントロールレジスタインタフェース部6
4では、先出し比較利用レジスタ22に“1”が格納さ
れていることにより切替スイッチ32は論理和回路31
の出力を割込み要求信号7として出力しているため、先
出し比較終了信号20が出力された91クロック目のタ
イミングで割込み要求信号7がINTC16に対して出
力される(ステップ106)。
【0061】INTC16は、割込み要求信号7を受
け、優先順位判定等を行い、100クロック目のタイミ
ングでCPU10に対してINTRQ17と、割込み識
別信号18を出力し(ステップ107)、CPU10は、
101クロック目のタイミングでINTAK19を返し
(ステップ108)、割込みルーチンへジャンプして割込
みプログラムの動作を開始する。割込みプログラムが動
作開始した101クロック目にはA/D変換は終了して
おりA/D変換結果レジスタ5には確定したA/D変換
値が格納されている。そのため、A/D変換結果レジス
タ5の内容はデジタル出力信号9として、コントロール
レジスタインタフェース部14、周辺バス12を介して
読み出される(ステップ109)。
【0062】本実施形態のA/D変換機能内蔵シングル
チップマイコンのタイミングチャートを図4に示す。
【0063】時刻T1において、A/D変換が開始さ
れ、変換時間制御信号13がハイレベルとなる。そし
て、時刻T2において、先出しタイマ23が91クロッ
ク目に先だし比較終了信号20を出力することにより、
コントロールレジスタインタフェース部14は割込み要
求信号7を出力する。割込み要求信号7を入力したIN
TC16は、優先順位判定等の処理を行ないINTRQ
17をCPU10に出力し、CPU10は時刻T3にお
いて、INTAK19をINTC16に出力するととも
に割込みプログラムの動作を開始させる。時刻T3には
A/D変換が開始されてから3μsが経過しているた
め、A/D変換は終了し変換時間制御信号13はロウレ
ベルとなる。
【0064】また、先出し比較利用レジスタを“0”に
設定した場合の本実施形態の動作は、図8に示した従来
のA/D変換機能内蔵シングルチップマイコンと同様の
動作となるためその説明は省略する。
【0065】本実施形態では、先出しタイマ23より出
力される先出し比較終了信号20は、FR信号8に基づ
いて選択されるカウント数値セレクタ24のクロック数
により、タイミング変更が可能である。
【0066】本実施形態で例として用いた10クロック
前という情報はINTC16とCPU10のレスポンス
より決定される内容で、A/DとINTC16のシング
ルチップマイクロコンピュータ設計時に決定される値で
あり、このA/D変換機能を利用する側(ユーザ)は、
考慮する必要はない。言い換えれば、先出し比較終了信
号20を利用するように設定することのみで利用する側
(ユーザ)は細かなクロック数の値を設定する必要はな
くA/D変換結果の確定した値を得ることができる。
【0067】また、CLK11の周波数が変更となった
場合でも、FRレジスタ27に格納される内容を変更す
るのみで、割込み要求信号7が出力されるタイミングを
容易に変更することができる。
【0068】本実施形態のA/D変換機能内蔵シングル
チップマイコンでは、割込み要求信号7を出力するタイ
ミングをCLK11のクロック数により設定することが
できるため、従来のA/D変換機能内蔵シングルチップ
マイコンと比較してより細かな設定をすることができ
る。
【0069】INTC16がA/D変換による割込み要
求を最優先に処理した場合、本実施形態のA/D変換機
能内蔵シングルチップマイコンを用いることにより、図
8に示した従来のA/D変換機能内蔵シングルチップマ
イコンと比較してA/D変換結果を得るために時間をど
れだけ短縮することができるかを下記に示す。例えば、 33MHz動作時:10クロック=303ns、 25MHz動作時:10クロック=400ns、 16MHz動作時:10クロック=625ns、とな
る。
【0070】この場合において、CPU10がパイプラ
イン処理にて命令実行する場合には、プログラムを10
命令分短縮可能である。
【0071】また、INTC16とCPU10のレスポ
ンスより決定するクロック数を30クロックとした場合
に、本実施形態のA/D変換機能内蔵シングルチップマ
イコンを用いることにより、図8に示した従来のA/D
変換機能内蔵シングルチップマイコンと比較してA/D
変換結果を得るために時間をどれだけ短縮することがで
きるかを下記に示す。例えば、 33MHz動作時:30クロック=909ns、 25MHz動作時:30クロック=1200ns、 16MHz動作時:30クロック=1875ns、とな
る。
【0072】この場合において、CPU10が、パイプ
ライン処理にて命令実行する場合には、プログラムを3
0命令分短縮可能である。
【0073】上述したように、本実施形態を用いること
により、A/D変換結果レジスタ5の読み出しまでの時
間はCPU10の周波数により上記に示した時間分早く
A/D変換の結果が得られ、シングルチップマイクロコ
ンピュータを搭載するシステムの制御をより敏速にする
ことができる。
【0074】(第2の実施形態)次に本発明の第2の実
施形態のA/D変換機能内蔵シングルチップマイコンに
ついて説明する。図5は、本発明の第2の実施形態のA
/D変換機能内蔵シングルチップマイコンの構成を示す
ブロック図、図6は図5中のタイミングコントロール部
45とコントロールレジスタインタフェース部44の構
成を示す図である。図1、2中と同一の符号が付された
構成要素は同一の構成要素を示す。
【0075】上記で説明した本発明の第1の実施形態で
は、割込み要求信号7がINTC16に出力されてから
CPU10がINTAK19を出力するまでの時間分だ
け割込み要求信号7を出力するタイミングを早くして割
込みプログラムの動作が開始するのを早くしている。し
かし、処理が割込みプログラムのルーチン中に入ってか
ら実際にA/D変換結果レジスタ5の内容を読み出すま
でにもある一定の時間を必要とする。本発明の第2の実
施形態は、この時間をも考慮して割込み要求信号7を出
力するタイミングを第1の実施形態よりもさらに早くし
たものである。本実施形態のA/D変換機能内蔵シング
ルチップマイコンは、図5に示すように、図1に示した
第1の実施形態に対して、タイミングコントロール部1
5の代わりにタイミングコントロール部45が設けら
れ、コントロールレジスタインタフェース部14の代わ
りにコントロールレジスタインタフェース部44が設け
られたものである。
【0076】また、コントロールレジスタインタフェー
ス部44は、図6に示すように、図2に示したコントロ
ールレジスタインタフェース部14に対して、先出し比
較利用レジスタ22の代わりに先出し比較利用レジスタ
25が設けられたものである。
【0077】先出し比較利用レジスタ25は、5ビット
のデータを格納することができるようになっていて、先
頭の第4ビットは、第1の実施形態における先出し比較
利用レジスタ22と同様な機能を有し、残りの第0〜3
ビットは、割込みプログラムの動作が開始してから実際
にA/D変換結果レジスタ5の内容が読み出されるまで
の時間に相当するクロック数である割込みルーチンでの
先出し比較終了クロック数を示す情報である。
【0078】先出し利用レジスタ25の設定内容と、割
込みルーチンでの先出し比較終了クロック数の関係を表
2に示す。
【0079】
【表2】 また、タイミングコントロール部45は、図6に示すよ
うに、図2に示したタイミングコントロール部15に対
して、カウント値減算部28の代わりにカウント値減算
部29が設けられたものである。
【0080】カウント値減算部29は、カウント数値セ
レクタ24により選択されたクロック数から、INTC
16が割込み要求CPU7を入力してから、CPU10
がINTAK19を出力するまでのレスポンス期間に対
応するクロック数と先出し比較利用信号26介して読み
出した先出し比較利用レジスタ25の第0〜3ビットの
値により決定されるクロック数を減算し、その結果を先
出しタイマ23に設定している。
【0081】次に、本実施形態のA/D変換機能内蔵シ
ングルチップマイコンの動作について詳細に説明する。
本実施形態のA/D変換機能内蔵シングルチップマイコ
ンの処理は、第1の実施形態における処理を示したフロ
ーチャートである図3と同様であり、ステップ103に
おける先出しタイマ23に設定するためのクロック数の
計算のみが異なっている。
【0082】例えば、ユーザが先出し比較利用レジスタ
25に、6クロックを示す“0011”を格納した場合
の動作について説明する。
【0083】上記の場合、本実施形態では、カウント値
減算部28はカウント数値セレクタ24により選択され
たクロック数である100クロックから10クロックと
6クロックを減算し、その結果の84クロックを先出し
タイマ23に設定する。先出しタイマ23ではCLK1
1に同期して動作し、タイマに設定された値である84
クロック後に先出し比較終了信号20を出力する。
【0084】本実施形態のA/D変換機能内蔵シングル
チップマイコンのタイミングチャートを図7に示す。
【0085】時刻T4において、A/D変換が開始さ
れ、変換時間制御信号13がハイレベルとなる。そし
て、時刻T5において、先出しタイマ23が85クロッ
ク目に先だし比較終了信号20を出力することにより、
コントロールレジスタインタフェース部14は割込み要
求信号7を出力する。割込み要求信号7を入力したIN
TC16は、優先順位判定等の処理を行ないINTRQ
17をCPU10に出力し、CPU10は95クロック
目の時刻T6において、INTAK19をINTC16
に出力するとともに割込みプログラムの動作を開始させ
る。そして割込みプログラムが動作開始してから6クロ
ック目の時刻T7にはA/D変換が開始されてから3μ
sが経過しているため、A/D変換は終了してA/D変
換結果レジスタ5のA/D変換結果は確定し、変換時間
制御信号13はロウレベルとなる。
【0086】A/D変換が開始してから95クロック目
に割込みプログラムが動作開始し、ユーザが設定した先
出し利用レジスタ25に設定した6クロック後にはA/
Dの変換は終了しており、実際にA/D変換結果レジス
タ5の値を利用するときには確定した値が格納されてい
る。
【0087】割込みルーチンに入ってから実際にA/D
変換結果レジスタ5の内容が読み出されるまでに6クロ
ックかかる場合であって、INTC16がA/D変換に
よる割込み要求を最優先に処理した場合に、本実施形態
のA/D変換機能内蔵シングルチップマイコンを用いる
ことにより、図8に示した従来のA/D変換機能内蔵シ
ングルチップマイコンと比較してA/D変換結果を得る
ための時間をどれだけ短縮することができるかを下記に
示す。例えば、 33MHz動作時:16クロック=484.8ns、 25MHz動作時:16クロック=640ns、 16MHz動作時:16クロック=1000ns、とな
る。
【0088】この場合において、CPU10が、パイプ
ライン処理にて命令実行する場合には、プログラムを1
6命令分短縮可能である。
【0089】また、INTC16とCPU10のレスポ
ンスにより決定されるクロック数が30クロックの場合
に、本実施形態のA/D変換機能内蔵シングルチップマ
イコンを用いることにより、図8に示した従来のA/D
変換機能内蔵シングルチップマイコンと比較してA/D
変換結果を得るための時間をどれだけ短縮することがで
きるかを下記に示す。例えば、 33MHz動作時:40クロック=1212.1ns、 25MHz動作時:40クロック=1600ns、 16MHz動作時:40クロック=2500ns、とな
る。この場合において、CPU10が、パイプライン処
理にて命令実行する場合には、プログラムを40命令分
短縮可能である。
【0090】上述したように、本実施形態を用いること
により、A/D変換結果レジスタ5の読み出しまでの時
間はCPU10の周波数により上記に示した時間分早く
A/D変換の結果が得られ、シングルチップマイクロコ
ンピュータを搭載するシステムの制御をより敏速にする
ことが出来る。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、A/D
変換処理にかかる時間を短縮するために割込み要求信号
が出力されるタイミングを設定する際に、そのタイミン
グの設定を細かく設定することができるとともに設定さ
れるタイミングを容易に変更することができるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のA/D変換機能内蔵
マイコンの構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のタイミングコントロール部15とコン
トロールレジスタインタフェース部14の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のA/D変換機能内蔵
マイコンの動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態のA/D変換機能内蔵
マイコンの動作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態のA/D変換機能内蔵
マイコンの構成を示すブロック図である。
【図6】図5中のタイミングコントロール部45とコン
トロールレジスタインタフェース部44の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態のA/D変換機能内蔵
マイコンの動作を示すタイミングチャートである。
【図8】従来のA/D変換機能内蔵マイコンの構成を示
すブロック図である。
【図9】図8中のタイミングコントロール部65とコン
トロールレジスタインタフェース部64の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】図8に示す従来のA/D変換機能内蔵マイコ
ンの動作を示すフローチャートである。
【図11】図8に示す従来のA/D変換機能内蔵マイコ
ンの動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 アナログ入力信号 2 基準電圧(Vref) 3 比較器 4 SAR(逐次変換レジスタ) 5 A/D変換結果レジスタ 6 比較終了信号 7 割込み要求信号 8 FR(周波数レート)信号 9 デジタル出力信号 10 CPU 11 CLK(動作クロック) 12 周辺バス 13 変換時間制御信号 14 コントロールレジスタインタフェース部 15 タイミングコントロール部 16 INTC(割込みコントローラ) 17 INTRQ 18 割込み識別信号 19 INTAK 20 先出し比較終了信号 21 スタート/リセット信号 22 先出し比較利用レジスタ 23 先出しタイマ 24 カウント数値セレクタ 25 先出し比較利用レジスタ 26 先出し比較利用信号 27 FRレジスタ 28 カウント値減算部 29 カウント値減算部 30 A/D変換タイマ 31 論理和回路 32 切替スイッチ 44 コントロールレジスタインタフェース部 45 タイミングコントロール部 64 コントロールレジスタインタフェース部 65 タイミングコントロール部 101〜109 ステップ 201〜208 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 1/88 G06F 3/05

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力したアナログ信号を、複数の基準電
    圧と逐次比較することにより複数ビットのデジタル信号
    に変換するA/D変換機能を内蔵し、CPUに対して割
    込みを要求するための割込み要求信号を発生させるため
    の信号を、A/D変換が実際に終了する時点よりも前に
    出力するタイミングコントロール手段を有するシングル
    チップマイクロコンピュータにおいて、 前記タイミングコントロール手段が、 A/D変換が開始されたことを検出してから、設定され
    たクロック数経過した後に割込み要求信号を発生させる
    ための信号を出力する先出しタイマと、 A/D変換時間に相当するクロック数から、前記割込み
    要求信号を出力するタイミングを早める時間に相当する
    クロック数を減算し、該減算結果を前記先出しタイマに
    設定するカウント値減算手段と を有することを特徴とす
    るA/D変換機能を内蔵したシングルチップマイクロコ
    ンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記割込み要求信号を出力するタイミン
    グを早める時間が、 CPUの割込み制御を行なっている割込みコントローラ
    へ前記割込み要求信号が出力されてから前記CPUから
    割込みを許可するための信号が出力されるまでのレスポ
    ンス期間に相当する時間である請求項1記載のA/D変
    換機能を内蔵したシングルチップマイクロコンピュー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記割込み要求信号を出力するタイミン
    グを早める時間が、 CPUの割込み制御を行なっている割込みコントローラ
    へ前記割込み要求信号が出力されてから前記CPUから
    割込みを許可するための信号が出力されるまでのレスポ
    ンス期間に相当する時間と、割込みプログラムが動作開
    始してから格納されているA/D変換されたデジタル信
    号が実際に読み出されるまでの時間とを加算した時間で
    ある請求項1記載のA/D変換機能を内蔵したシングル
    チップマイクロコンピュータ。
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