JP2882729B2 - パラレル・インターフェイス・モニタ装置 - Google Patents

パラレル・インターフェイス・モニタ装置

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JP2882729B2
JP2882729B2 JP5171615A JP17161593A JP2882729B2 JP 2882729 B2 JP2882729 B2 JP 2882729B2 JP 5171615 A JP5171615 A JP 5171615A JP 17161593 A JP17161593 A JP 17161593A JP 2882729 B2 JP2882729 B2 JP 2882729B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パラレル・インター
フェイス・モニタ装置に係り、詳しくは、コンピュータ
とその周辺機器との間において、SCSI(Small Comp
uter SystemInterface)規格やSCSI−2規格等によ
るパラレル・インターフェイス(以下、SCSIとい
う)を介して転送されるインターフェイス信号の転送状
態をモニタ解析するパラレル・インターフェイス・モニ
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パラレル・インターフェイス規格の1つ
としてSCSI規格があるが、図7(a)は、そのSC
SIの18種類のインターフェイス信号の信号名の略称
を示す図である。図7(a)において、インターフェイ
ス信号DB0〜DB7は、データ、インターフェイス信
号DBPはパリティ信号、その他のインターフェイス信
号は制御信号である。
【0003】また、図7(b)は、上記18種類のイン
ターフェイス信号のうちの6種類のインターフェイス信
号SEL,BSY,MSG,C/D,I/O,RSTの
論理状態("L"レベル又は"H"レベル)の組み合わせに
よって規定されるフェーズ情報のフェーズ名、略称等を
示す図である。なお、図7(b)に示す状態フラグ信号
SFG及びフェーズコードFB0〜FB3については後
述する。
【0004】ところで、上記SCSIを介して、コンピ
ュータとその周辺機器との間において転送されるインタ
ーフェイス信号の転送状態をモニタ解析するパラレル・
インターフェイス・モニタ装置においては、上記データ
やフェーズ情報等を解析するために、従来では、所定の
タイミングでインターフェイス信号を内部のメモリに一
旦記憶し、このメモリの記憶内容を測定者が理解しやす
い表現で表示部に表示する手法がとられていた。
【0005】そして、インターフェイス信号をメモリに
記憶するタイミングは、フェーズ、あるいはデータが変
化したとみなせる特定のインターフェイス信号の変化時
点とするが、データイン(DI)フェーズ及びデータア
ウト(DO)フェーズにおいて多量のデータが転送され
るため、従来では、フィルタ機能によりそのデータをメ
モリに記憶しないようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
パラレル・インターフェイス・モニタ装置において、デ
ータの内容そのものをモニタ解析する場合には、当然デ
ータをそのままメモリに記憶する必要があるが、データ
転送の手順をモニタ解析する場合には、データそのもの
ではなく、DIフェーズ又はDOフェーズにおいて転送
されるデータのバイト数(転送データ数)のみが必要と
なることが多い。したがって、データ転送の手順をモニ
タ解析する場合に、DIフェーズ又はDOフェーズにお
いて転送されるデータをそのままメモリに記憶すると、
上記転送データ数を把握することができるが、メモリを
有効に利用できない。特に、多量のデータが転送された
場合には、この傾向が強い。
【0007】一方、データ転送の手順をモニタ解析する
際に、上記フィルタ機能を利用してメモリを有効利用し
た場合、SCSIのフェーズの変化、例えばバスフリー
(BF)フェーズ→アービトレーション(AR)フェー
ズ→セレクション(スタート)(SE)フェーズ→メッ
セージアウト(MO)フェーズ→コマンドアウト(C
M)フェーズ→DIフェーズ→メッセージイン(MI)
フェーズ→ステータス(ST)フェーズ等のフェーズの
変化はメモリに記憶されるが、DIフェーズ又はDOフ
ェーズにおいて転送された転送データ数を把握すること
はできない。この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、データ転送の手順をモニタ解析する際に、転送
データ数を把握でき、メモリも有効利用できるパラレル
・インターフェイス・モニタ装置を提供することを目的
とする。
【0008】上記課題を解決するために、請求項1記載
の発明は、コンピュータとその周辺機器との間でパラレ
ル・インターフェイスを介して転送される複数のインタ
ーフェイス信号をモニタ解析するパラレル・インターフ
ェイス・モニタ装置であって、前記複数のインターフェ
イス信号の論理状態の組み合わせによって規定されるフ
ェーズのうち、データの転送に関するフェーズ発生時に
おける前記データの転送数をカウントする計数手段と、
前記データと前記計数手段でカウントしたデータの転送
数を記憶する記憶手段と、前記データの転送に関するフ
ェーズの発生開始時から、前記転送数が予め指定された
指定データ数となるまでは、前記記憶手段に前記データ
を記憶させ、前記転送数が前記指定データ数を越えた場
合には、前記記憶手段への前記データの記憶を禁止する
記憶制御手段とを具備することを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明の構成によれば、データの
転送に関するフェーズの発生開始時から、転送数が予め
指定された指定データ数となるまでは、記憶手段にデー
タが記憶されるので、この間のデータの内容を解析する
ことができる。また、転送数が指定データ数を越えた場
合には、記憶手段へのデータの記憶が禁止されるので、
記憶手段を有効に利用できると共に、データの転送数も
把握できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例であるパラ
レル・インターフェイス・モニタ装置の構成を表すブロ
ック図である。この図において、入力端子1からは、図
7(a)に示すSCSIの18種類のインターフェイス
信号が測定対象として入力される。これらのインターフ
ェイス信号のうち、制御信号である9種類のインターフ
ェイス信号ATN,BSY,ACK,RST,MSG,
SEL,C/D,REQ,I/Oは、フェーズ変化検出
部2に入力される。
【0011】フェーズ変化検出部2は、フェーズコード
デコード部3と、ラッチポイント検出部4とから構成さ
れている。フェーズコードデコード部3は、6種類のイ
ンターフェイス信号BSY,RST,MSG,SEL,
C/D,I/Oの論理状態("L"レベル又は"H"レベ
ル)の組み合わせによって規定されるフェーズ情報を図
7(b)の左側に示すようにデコードして、同図(b)
の右側に示す4ビットのフェーズコードFB0〜FB3
にコード化して出力する。
【0012】ラッチポイント検出部4は、検出するフェ
ーズ情報の個数分の4ステートシーケンサ等によって構
成されており、ARフェーズと、SGフェーズ及びRG
フェーズとを区別するために、SEフェーズ及びREフ
ェーズ発生時にセットされ、SEフェーズ、REフェー
ズ、SGフェーズ及びRGフェーズ以外のフェーズ発生
時にリセットされるラッチ回路の出力信号である状態フ
ラグ信号SFG(図7(b)参照)と、DIフェーズ又
はDOフェーズの有意な信号変化が発生したことを示す
信号PH1と、DIフェーズ及びDOフェーズ以外の全
てのフェーズの有意な信号変化が発生したことを示す信
号PH2とを出力する。
【0013】ここで、図2(a)にラッチポイント検出
部4のACKフェーズのラッチポイントを検出する部分
の構成の一例を示す。図2(a)において、インターフ
ェイス信号ACKは、図2(b)に示す構成を有する4
ステートシーケンサ6のA入力端に入力されると共に、
インバータ7を経て4ステートシーケンサ6のB入力端
に入力される。そして、インターフェイス信号ACKの
立ち下がりを検出する場合は、インターフェイス信号A
CKが"H"レベルとなるのをステート0で待ち、インタ
ーフェイス信号ACKが"L"レベルとなるのをステート
1で待ち、ステート2,3はアイドルステートとして、
図2(c)に示すように、システムクロックφ毎にステ
ートが1つずつ進み、ステート0に戻る。なお、以上説
明したラッチポイント検出部4における各4ステートシ
ーケンサの4つのステートは、各フェーズの変化を検出
するために用いられるので、これ以降、フェーズ変化検
出ステートと呼ぶことにする。
【0014】また、図1において、記録信号ラッチ部8
は、Dタイプのラッチ回路によって構成されており、8
ビットのデータとパリティ信号である9種類のインター
フェイス信号DB0〜DB7及びDBPと、フェーズコ
ードデコード部4から出力された4ビットのフェーズコ
ードFB0〜FB3と、インターフェイス信号ATNと
を、メモリ書込制御部9から出力されるクロック信号C
LKによってラッチし、次にクロック信号CLKが入力
されるまで上記計14ビットの記録信号を保持する。
【0015】計測時間計数部10は、32ビットのバイ
ナリカウンタによって構成されており、メモリ5へのデ
ータ書込開始を指示する測定開始信号MSTが"H"レベ
ルの時、計時用基本クロックMCLK(例えば、周波数
20MHz,周期50nsec)をカウントして、測定
開始からの経過時間を示す32ビットのカウントデータ
MSCDを出力する。また、計測時間計数部10は、測
定開始信号MSTが"L"レベルの時は計時用基本クロッ
クMCLKのカウントを停止する。
【0016】転送データ計数部11は、17ビットのバ
イナリカウンタによって構成されており、ラッチポイン
ト検出部4から出力された信号PH1をクロックとして
入力してカウントし、DIフェーズ及びDOフェーズの
発生回数、すなわち、DIフェーズ又はDOフェーズに
おける転送データ数を示す18ビットのカウントデータ
CTDを出力する。なお、転送データ計数部11のカウ
ント値は、次に説明するフィルタ制御部12から出力さ
れる"L"レベルのクリア信号CLRによってクリアされ
る。
【0017】フィルタ制御部12は、図3に示すよう
に、一致検出回路13と、状態保持回路14,15と、
ナンドゲート16とアンドゲート17とオアゲート18
とから構成されている。一致検出回路13は、転送デー
タ計数部11から出力されたカウントデータCTDと、
測定開始前に設定される、DIフェーズ又はDOフェー
ズの発生から何バイト目以降のデータをフィルタするか
を指定する18ビットのデータFSDとを比較して一致
した場合に"H"レベルの一致信号EQを出力する。
【0018】状態保持回路14は、一致信号EQによっ
てリセットされて"L"レベルの信号を出力し、ラッチポ
イント検出部4から出力された信号PH2によってセッ
トされて"H"レベルの信号を出力する。状態保持回路1
5は、ラッチポイント検出部4から出力された信号PH
2によってセットされて"H"レベルの信号を出力し、ラ
ッチポイント検出部4から出力された信号PH1によっ
てリセットされて"L"レベルの信号を出力する。
【0019】ナンドゲート16は、第1の入力端に状態
保持回路15の出力信号が入力され、第2の入力端にメ
モリ書込制御部9から出力されたタイマカウントデータ
セレクト信号TCDSが入力され、これらの信号が共
に"H"レベルの時、"L"レベルのクリア信号CLRを転
送データ計数部へ出力する。アンドゲート17は、第1
の入力端に状態保持回路14の出力信号が入力され、第
2の入力端にラッチポイント検出部4から出力された信
号PH1が入力され、これらの信号が共に"H"レベルの
時、"H"レベルの信号を出力する。オアゲート18は、
第1の入力端にアンドゲート17の出力信号が入力さ
れ、第2の入力端にラッチポイント検出部4から出力さ
れた信号PH2が入力され、これらの信号のいずれか
が"H"レベルの時、メモリ5へのデータ書込を要求する
ことを示す"H"レベルのデータ書込要求信号DWRQを
出力する。
【0020】セレクタ部19は、記録信号ラッチ部8か
ら出力されたインターフェイス信号DB0〜DB7,D
BP,4ビットのフェーズコードFB0〜FB3,イン
ターフェイス信号ATNの計14ビットの信号と、転送
データ計数部11から出力された18ビットのカウント
データCTDとからなる計32ビットの信号がA入力端
に入力され、計測時間計数部10から出力された32ビ
ットのカウントデータMSCDがB入力端に入力され、
メモリ書込制御部9から出力されたタイマカウントデー
タセレクト信号TCDSが"L"レベルの時、A入力端か
ら入力された信号をY出力端から出力してメモリ5のデ
ータバスに供給し、タイマカウントデータセレクト信号
TCDSが"H"レベルの時、B入力端から入力された信
号をY出力端から出力してメモリ5のデータバスに供給
する。
【0021】メモリ書込制御部9は、図4(a)に示す
ように、アンドゲート20と、6ステートシーケンサ2
1と、組み合わせ論理回路群22と、アドレス生成カウ
ンタ23とから構成されている。アンドゲート20は、
第1の入力端に測定開始信号MSTが入力され、第2の
入力端にデータ書込要求信号DWRQが入力され、これ
らの信号が共に"H"レベルの時、"H"レベルの信号を出
力する。
【0022】6ステートシーケンサ21は、図4(b)
に示す構成を有しており、図4(c)に示すように、ス
テート0の時に、A入力端に"H"レベルのアンドゲート
20の出力信号が入力されると、以下、ステート1,
2,3,4,5とその出力信号L1〜L3が変化する。
なお、この6ステートシーケンサ21の6つのステート
は、メモリ5へのデータの書き込みに用いられるので、
これ以降、メモリ書込ステートと呼ぶことにする。
【0023】組み合わせ論理回路22群は、複数の組み
合わせ論理回路から構成されており、信号L1〜L3を
入力し、それらの論理状態の組み合わせに応じて、既に
説明したクロック信号CLK及びタイマカウントデータ
セレクト信号TCDSと、メモリ5への書込許可信号で
あるメモリチップセレクト信号MCS及びメモリライト
イネーブル信号MWEと、アドレスカウントイネーブル
信号ADENとを出力する。これらのうち、タイマカウ
ントデータセレクト信号TCDSは、メモリ書込ステー
トのステート4,5の時のみ、"H"レベルとなり、その
他のステート0,1,2,3の時、"L"レベルとなる信
号である。ここで、図4(d)に信号L1,L2からク
ロック信号CLKを生成する組み合わせ論理回路の一例
を示す。
【0024】アドレス生成カウンタ23は、17ビット
のバイナリカウンタから構成されており、アドレスカウ
ントイネーブル信号ADENが"H"レベルの時、システ
ムクロックφをカウントして16ビットのメモリアドレ
スMADを生成して、メモリ5のアドレスバスに供給す
る。また、アドレス生成カウンタ23は、アドレスカウ
ントイネーブル信号ADENが"L"レベルの時はシステ
ムクロックφのカウントを停止する。
【0025】メモリ5は、8ビットデータ幅の4個のメ
モリ素子から構成されており、図5(a)及び(b)に
示すように、データが配置される。すなわち、メモリ書
込ステートがステート2,3の時、図5(a)に示すエ
リアに、インターフェイス信号DB0〜DB7,DB
P,フェーズコードFB0〜FB3,インターフェイス
信号ATN,カウントデータCTDが記憶され、メモリ
書込ステートがステート4,5の時、図5(b)に示す
エリアに、カウントデータMSCDが記憶される。
【0026】次に、メモリ5にインターフェイス信号を
書き込む際の動作、及びDIフェーズ又はDOフェーズ
のデータをフィルタ機能によりメモリ5へ書き込まずに
データ数だけをカウントする動作について、図1に示す
ブロック図及び図6に示すタイミングチャートを参照し
て説明する。まず、測定者は、図示せぬスイッチを操作
して、インターフェイス信号のメモリ5への書込開始を
指示する。これにより、測定開始信号MSTが"H"レベ
ルとなり、メモリ書込制御部9及び計測時間計数部10
に入力されるので、計測時間計数部10は、計時用基本
クロックMCLKをカウントして、32ビットのカウン
トデータMSCDを出力する。また、測定者は、予め図
示せぬスイッチを操作して、DIフェーズ又はDOフェ
ーズの発生から何バイト目以降のデータをフィルタする
かを指定しておく。これにより、フィルタ制御部12
に、上記指定に対応した18ビットのデータFSDが入
力される。
【0027】一方、インターフェイス信号は、図6
(1)に示すように、図6(2)に示すインターフェイ
ス信号ACKの立ち下がりより25nsec前から35
nsec後までのタイミングで入力端子1から入力され
ている。システムクロックφは、図6(3)に示すよう
に、周期が12.5nsec、周波数80MHzであ
る。図6(4)に示すフェーズ変化検出ステートは、図
2(a)に示すACKフェーズのラッチポイントを検出
する部分から得られるステートであり、上述したよう
に、ラッチポイント検出部4は、インターフェイス信号
ACKの立ち下がりを検出するために、インターフェイ
ス信号ACKが"H"レベルとなるのをステート0で待
ち、インターフェイス信号ACKが"L"レベルとなるの
をステート1で待ち、ステート2,3はアイドルステー
トとしている。
【0028】そして、インターフェイス信号ACKの立
ち下がりを検出することにより、ラッチポイント検出部
4がフェーズ変化検出ステートを、図6(4)に示すよ
うに、ステート1からステート2と変化させると共
に、"H"レベルの信号PH2を出力すると、フィルタ制
御部12において、状態保持回路14は信号PH2によ
ってセットされ、"H"レベルの信号を出力し、状態保持
回路15は信号PH2によってセットされ、"H"レベル
の信号を出力し、オアゲート18は、図6(5)に示す
ように、"H"レベルのデータ書込要求信号DWRQを出
力する。
【0029】また、フェーズコードデコード部3は、ラ
ッチポイント検出部4から出力される状態フラグ信号S
FGに基づいて各フェーズを判別しつつ、インターフェ
イス信号BSY,RST,MSG,SEL,C/D,I
/Oの論理状態の組み合わせによって規定されるフェー
ズ情報を図7(b)の左側に示すようにデコードして、
同図(b)の左側に示す4ビットのフェーズコードFB
0〜FB3にコード化して出力する。
【0030】次に、メモリ書込制御部9において、アン
ドゲート20の第1の入力端に"H"レベルの測定開始信
号MSTが入力されており、今、第2の入力端に"H"レ
ベルのデータ書込要求信号DWRQが入力されたので、
アンドゲート20から"H"レベルの信号が出力される。
これにより、6ステートシーケンサ21は、図6(6)
に示すように、次のシステムクロックφの立ち上がりで
メモリ書込ステートをステート0からステート1に変化
させ、それ以降システムクロックφの立ち上がり毎に、
メモリ書込ステートをステート2,3,4,5,0と変
化させる。
【0031】したがって、組み合わせ論理回路群22
は、6ステートシーケンサ21の出力信号L1〜L3を
入力して、各ステートにおいて、図6(7)〜(11)
にそれぞれ示すクロック信号CLK,アドレスカウント
イネーブル信号ADEN,タイマカウントデータセレク
ト信号TCDS,メモリチップセレクト信号MCS,メ
モリライトイネーブル信号MWEをそれぞれ出力する。
【0032】アドレス生成カウンタ23は、アドレスカ
ウントイネーブル信号ADENが"L"レベルの時は、シ
ステムクロックφのカウントを停止しているが、アドレ
スカウントイネーブル信号ADENが"H"レベルの時、
すなわち、メモリ書込ステートがステート3,5の時
は、システムクロックφをカウントして16ビットのメ
モリアドレスMADを生成して、メモリ5のアドレスバ
スに供給する。
【0033】これにより、メモリ書込ステートがステー
ト0からステート1に変化する時、インターフェイス信
号DB0〜DB7,パリティ信号DBP,フェーズコー
ドFB0〜FB3,インターフェイス信号ATNが、ク
ロック信号CLKの立ち上がりで記録信号ラッチ部8に
ラッチされた後、出力される。次に、メモリ書込ステー
トがステート2,3の時には、図6(9)に示すよう
に、タイマカウントデータセレクト信号TCDSが"L"
レベルであるので、記録信号ラッチ部8から出力された
インターフェイス信号DB0〜DB7,パリティ信号D
BP,フェーズコードFB0〜FB3,インターフェイ
ス信号ATN、及び転送データ計数部11から出力され
たカウントデータCTDが、セレクタ部19において選
択されて出力され、メモリ5のアドレス生成カウンタ2
3から出力された16ビットのメモリアドレスMAD
に、図5(a)に示すデータ配置で記憶される。
【0034】次に、メモリ書込ステートがステート4,
5の時には、図6(9)に示すように、タイマカウント
データセレクト信号TCDSが"H"レベルであるので、
計測時間計数部10から出力された32ビットのカウン
トデータMSCDが、セレクタ部19において選択され
て出力され、メモリ5のアドレス生成カウンタ23から
出力された16ビットのメモリアドレスMADに、図5
(b)に示すデータ配置で測定開始後の経過時間として
記憶される。
【0035】また、メモリ書込ステートがステート4,
5の時には、フィルタ制御部12において、"H"レベル
のタイマカウントデータセレクト信号TCDSがナンド
ゲート16の第2の入力端に入力されるので、ナンドゲ
ート16から"L"レベルのクリア信号CLRが出力され
る。これにより、転送データ計数部11のカウント値
が"L"レベルのクリア信号CLRによってクリアされ
る。
【0036】次に、ラッチポイント検出部4において、
DIフェーズ又はDOフェーズが検出された場合の動作
について説明する。ラッチポイント検出部4がフェーズ
変化検出ステートを変化させると共に、"H"レベルの信
号PH1を出力すると、フィルタ制御部12において、
状態保持回路15は信号PH1によってリセットさ
れ、"L"レベルの信号を出力し、ナンドゲート16は"
H"レベルのクリア信号CLRを出力するので、転送デ
ータ計数部11は、信号PH1をクロックとして入力し
てカウントする。また、フィルタ制御部12において、
アンドゲート17は"H"レベルの信号を出力するので、
オアゲート18は"H"レベルのデータ書込要求信号DW
RQを出力する。これ以降は、上記と同様の動作が順次
実行され、メモリ書込ステートがステート2,3の時、
インターフェイス信号DB0〜DB7,パリティ信号D
BP,フェーズコードFB0〜FB3,インターフェイ
ス信号ATN,カウントデータCTDが、メモリ5のメ
モリアドレスMADに、図5(a)に示すデータ配置で
記憶され、メモリ書込ステートがステート4,5の時、
カウントデータMSCDが、メモリアドレスMADに、
図5(b)に示すデータ配置で測定開始後の経過時間と
して記憶される。
【0037】そして、フィルタ制御部12の一致検出回
路13において、転送データ計数部11から出力された
カウントデータCTDがデータFSDと一致すると、一
致検出回路13から"H"レベルの一致信号EQが出力さ
れるので、状態保持回路14は、一致信号EQによって
リセットされ、"L"レベルの信号を出力し、アンドゲー
ト17の第1の入力端に入力する。
【0038】今、ラッチポイント検出部4がDIフェー
ズ又はDOフェーズを検出して信号PH1を出力し、ア
ンドゲート17の第2の入力端に入力しているので、ア
ンドゲート17からは"L"レベルの信号が出力され、こ
れにより、オアゲート18からは、"L"レベルのデータ
書込要求信号DWQRが出力される。なお、データ書込
要求信号DWQRは、次に、ラッチポイント検出部4が
DIフェーズ又はDOフェーズ以外のフェーズ信号を検
出して信号PH2を出力することにより、状態保持回路
14が信号PH2によってセットされ、"H"レベルの信
号を出力するまで、"L"レベルのままである。
【0039】したがって、メモリ書込制御部9におい
て、アンドゲート20から"L"レベルの信号が出力され
るので、6ステートシーケンサ21は、メモリ書込ステ
ートをステート0に停止される。これにより、組み合わ
せ論理回路群22は、クロック信号CLK,アドレスカ
ウントイネーブル信号ADEN,タイマカウントデータ
セレクト信号TCDS,メモリチップセレクト信号MC
S,メモリライトイネーブル信号MWEの出力を停止
し、アドレス生成カウンタ23は、システムクロックφ
のカウントを停止する。すなわち、フィルタ機能が動作
し、メモリ5へのデータ等の書き込みが禁止される。な
お、転送データ計数部11のカウント動作は続行され
る。この転送データ計数部11のカウント値は、次の他
のフェーズ発生時にメモリ5に記憶される。
【0040】このように上記構成によれば、DIフェー
ズ又はDOフェーズの発生時に転送されるデータは、測
定開始からデータFSDによって指定された転送データ
数になるまでは、そのままメモリ5に記憶され、それ以
降はフィルタ機能によりメモリ5に記憶されないが、転
送データ数は、フィルタ機能に関わらず、転送データ計
数部11においてカウントされ、次の他のフェーズ発生
時にメモリ5に記憶される。したがって、測定者は、フ
ィルタ機能、すなわち、メモリを有効に利用しながら、
DIフェーズ又はDOフェーズの発生開始からメモリ5
に記憶されなかったデータをも含めた全転送データ数を
把握することができる。この場合、転送データ計数部1
1は、従来から、フィルタ機能における転送データ数の
カウントに用いられているものであるので、上記実施例
は、新たな構成要素を加えることなく実現できる。
【0041】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のパラレ
ル・インターフェイス・モニタ装置によれば、データ転
送の手順をモニタ解析する際に、転送データ数を把握で
き、メモリも有効利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるパラレル・インター
フェイス・モニタ装置の構成を表すブロック図である。
【図2】同装置を構成するラッチポイント検出部のAC
Kフェーズのラッチポイントを検出する部分の構成の一
例を表すブロック図、4ステートシーケンサの構成の一
例を表すブロック図及びシステムクロックφと4ステー
トシーケンサの4つのステートとのタイミングの一例を
表す図である。
【図3】同装置を構成するフィルタ制御部の構成の一例
を表すブロック図である。
【図4】同装置を構成するメモリ書込制御部の構成の一
例を表すブロック図、6ステートシーケンサの構成の一
例を表すブロック図、信号L1〜L3と6ステートシー
ケンサの6つのステートと関係の一例を表す図及びクロ
ック信号CLKを生成する組み合わせ論理回路の構成の
一例を表すブロック図である。
【図5】同装置を構成するメモリ内のデータ配置の一例
を表す図である。
【図6】同メモリへのインターフェイス信号書込動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図7】SCSIの18種類のインターフェイス信号の
信号名の略称を表す図及びインターフェイス信号SE
L,BSY,MSG,C/D,I/O,RSTの論理に
よって規定されるフェーズ情報のフェーズ名、略称等を
示す図である。
【符号の説明】
5 メモリ(記憶手段) 9 メモリ書込制御部(記憶制御手段) 11 転送データ計数部(計数手段) 12 フィルタ制御部(記憶制御手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータとその周辺機器との間でパ
    ラレル・インターフェイスを介して転送される複数のイ
    ンターフェイス信号をモニタ解析するパラレル・インタ
    ーフェイス・モニタ装置であって、 前記複数のインターフェイス信号の論理状態の組み合わ
    せによって規定されるフェーズのうち、データの転送に
    関するフェーズ発生時における前記データの転送数をカ
    ウントする計数手段と、前記データと前記計数手段でカウントしたデータの転送
    数を記憶する 記憶手段と、 前記データの転送に関するフェーズの発生開始時から、
    前記転送数が予め指定された指定データ数となるまで
    は、前記記憶手段に前記データを記憶させ、前記転送数
    が前記指定データ数を越えた場合には、前記記憶手段へ
    の前記データの記憶を禁止する記憶制御手段とを具備す
    ることを特徴とするパラレル・インターフェイス・モニ
    タ装置。
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