JP3123880U - 御幣作成用器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各種御幣の多数枚を、夫々れ単独に適正且つ効率良く作成可能にする簡便で持ち運び可能な器具の提供。
【解決手段】 板面に八つ折り或いは四つ折りした半紙、奉書などの数枚程度を重ね置き可能にする方形枠を備えた台板と、上記方形枠内へ重ね置きされる八つ折り或いは四つ折り半紙、奉書などの上面を被覆するものとなす方形金属板とからなり、上記方形金属板は片端から内方へ向かって交叉したり或いは他端側へ到達して切り離しされない複数本の切り溝を穿設したものとなしてあることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は各種の御幣を必要に応じ、各自がその場で簡便且つ効率良く作成することを可能にする器具に関するものである。
従来、神仏前等に供えられる御幣は二垂〜八垂、歳神、山神など多種多形状のものがあり、その作成に於いては半紙を八つ折り或いは四つ折りした状態で定規や物差しなどを使用し、適宜鉛筆で切り取り線を引いたりしながら、カッターナイフなどで切り目を入れて作成することが行われている。
特開2004−255079 実用新案登録第3116451号
上記した通り、従来の御幣作成作業は、専ら夫々れの神社で半紙や奉書などを購入して来て独自に作成しているのであり、これらの多数を工場生産して市場で販売したりすることは行われていない。即ち、各神社ごとに夫々れが手作業で行っているのであり、これを効率良く行うべく半紙の多数枚を重ねたりすると、鋏やカッターナイフの使用時にズレを生じて適正に作成することが難しく、非常に作業効率の悪いものである。
本考案は上記問題点に鑑み、これら御幣の多数を適正に簡便且つ効率良く作成できる器具を市販に供せんとするのである。
本考案は、板面に八つ折り或いは四つ折りした半紙、奉書などの数枚程度を重ね置き可能にする方形枠を備えた台板と、上記方形枠内へ重ね置きされる八つ折り或いは四つ折り半紙、奉書などの上面を被覆するものとなす方形金属板とからなり、上記方形金属板は片端から内方へ向かって交叉したり或いは他端側へ到達して切り離しされない複数本の切り溝を穿設したものとなしてあることを特徴とする。
このさい、方形金属板は内部へ相互に切り離されない状態に複数の切り溝を穿設した内板と、該内板を取囲んで台板上へ固定可能にする外板との組合せから構成したりするのである。また、上記方形の台板内部には肉厚2mm〜3mm程度の硬化ゴム板を装着したものとなすのである。
本考案は以上の如く簡便で持ち運び可能な構成の器具を作成し、八つ折り或いは四つ折りした半紙や奉書など数枚程度を安定した重ね置き状態ににして、一度に多数の御幣を適正且つ迅速に作成することができるものとなすのであり、作業効率の向上に寄与すること大ならしめるものである。
このさい、本考案の方形枠の内底面に硬化ゴム板を装着させたりして、切断時にカッターナイフなどで台板の底面が傷付くことを防止し、且つ適確な切断作業を遂行させて不良品が発生しないようにする。
本考案の実施の形態について、以下図面を参照して説明する。
図1は本考案に係る御幣作成用器具の斜視図である。ここで、1は御幣作成用器具の台板であって、中央内部に八つ折り或いは四つ折りした半紙、奉書など数枚程度を重ね置き可能とする方形枠2を備えたものになしてある。図示例で方形枠2は一対のコ字状体2a,2bを対向状態に配設したものであり、ここでその高さ寸法hは10mm程度となされ、またこれらの縦・横寸法x、yは半紙を八つ折り或いは四つ折りした10枚程度がはみ出さないよう、その内部へ整然と重ね合わせ可能にする寸法である。
図2は方形金属板3であって、上記した八つ折り或いは四つ折りして方形枠2内へ重ね合わせした半紙の上面を被覆するものである。ここで該方形金属板3の板面には内方へ向かって交叉したり、或いは一端から他端へ到達して板面が切り離しされない複数本の切り溝kが穿設させてある。該切り溝kは市販のカッターナイフの使用を可能にする凡そ0.15mm〜0.2mm程度の溝巾となされる。御幣には二垂、三垂、四垂、・・・歳神、山神など各種あるが、図示例では四垂の作成用のものである。
また、図3は方形枠2の内底面に装着する硬化ゴム板4であって、その肉厚寸法tは2mm〜3mm程度である。これは、カッターナイフなどの使用で台板底面の損傷を防止するためのものである。
図4は上記構成の御幣作成用器具の使用状態図であって、方形枠2a,2bの内底面には初めに硬化ゴム板4を装着させ、その上方から八つ折り或いは四つ折りした半紙5(図示例では八つ折りを示す)を重ね置きし、最後に方形金属板3を上記の折り重ねされた半紙5の上面に対し、これを被覆するように載置させるのである。
図5は上記の完成状態を示すものであり、この状態で方形金属板3の切り溝kに沿ってカッターナイフ6を使用して下方の折り重ねした半紙5を切断するのである。而して、各切り溝kに於ける切断作業が終わると、方形金属板3を取り除いて方形枠2内から折り重ねした半紙5を取出して一枚ずつ拡げるのであり、図6はその1枚を開放させた展開図である。
上記実施例では方形金属板3を1枚板で構成したものを示したが、本実施例では図7に示す如くこれを内板3’aと外板3’bの2枚で構成するようになすのであり、内板3’aは図7Aに示す如く板面内に上記した御幣作成上に必要となる適宜な切り溝k’を穿設するのであるが、このさい各切り溝k’に於けるカッターナイフ先端の差入れ口mを、その切り溝k’の反対側へ一定長さに延長させると共に、該差入れ口mを閉塞させる凸体gが形成される状態のものにする。而して、外板3’bは図7Bに示す如く上記構成の凸体gを含む内板3’aを取囲んで嵌入可能にする方形板に形成するのであって、これにより内板3’aと外板3’bとは図8に示す如く一体化される状態になる。
図9は上記例の使用状態説明図であり、この使用状態は前例の図4に示すものと変わりがないが、本例ではその台板1’を2枚の内板3’aと外板3’bの組合せからなる方形金属板3’に合わせて同様の金属板(ステンレス材)で作成するものになしてあり、このさい該台板1’は方形金属板3’の寸法に合わせてその外周を取囲む大きさ寸法で且つその周縁に移動防止用の立上がり壁pが形成されたものとなされている。
図10は上記例でカッターナイフ6を使用して重ね置きされている紙5を切断している状態を示すものであり、本図から明らかな通りカッターナイフ6は初めにその先端を内板3’aの差入れ口mへ挿入し、あと切り溝k’に沿って引くのであり、これにより該板の下方へ重ね置きされた紙が切断されるものとなる。
本例で方形金属板3’を内板3’aと外板3’bの2枚の組合せ構成となしたことは、カッターナイフ6の切断時に当初の切り込みに於ける切り溝k’の差入れ口mの開放が前例に比べて制限されるものとなっており、従って適正な導入とその後の切断が円滑に行われる上で優れるのであり、この効果は紙数が多くなるほど顕著である。また、切り溝k(k’)の溝巾寸法は通常0.2mm前後のものであるが、切断枚数やカッターナイフの種類に応じて適宜変化させるのであり、これらの対応のために溝巾寸法が1mm〜2mmと大きくなっても適確な切断を可能にする上で優れたものになる。
本考案に係る御幣作成用器具の斜視図である。 本考案に係る御幣作成用器具の方形金属板である。 本考案に係る御幣作成用器具の硬化ゴム板である。 本考案に係る御幣作成用器具の使用状態図である。 図4の完成状態を示す図である。 本考案品で作成した四垂御幣の展開図である。 本考案に係る御幣作成用器具の方形金属板を内板と外板の2枚で構成した図である。 図7に於いて内板と外板を一体化した状態図である。 図7、図8に於ける使用状態説明図である。 図9に於いてカッターナイフで切断する状態を示す図である。
符号の説明
1、1’ 台板
2 方形枠
2a,2b コ字状体
2’a,2’b,2’c,2’d コーナー部材
3、3’ 方形金属板
3’a 内板
3’b 外板
4 硬化ゴム板
5 半紙
6 カッターナイフ
k,k’ 切り溝

Claims (4)

  1. 板面に八つ折り或いは四つ折りした半紙、奉書などの数枚程度を重ね置き可能にする方形枠を備えた台板と、上記方形枠内へ重ね置きされる八つ折り或いは四つ折り半紙、奉書などの上面を被覆するものとなす方形金属板とからなり、上記方形金属板は片端から内方へ向かって交叉したり或いは他端側へ到達して切り離しされない複数本の切り溝を穿設したものとなしてあることを特徴とする御幣作成用器具。
  2. 上記台板は縦・横寸法を10cm〜30cmになしてあり、また方形枠を一対の対向するコ字体に形成し、その上下方向を開放状態に形成されるものとなしてあることを特徴とする請求項1記載の御幣作成用器具。
  3. 板面に八つ折り或いは四つ折りした半紙、奉書などの数枚程度を重ね置き可能にする方形枠を備えた台板と、上記方形枠内へ重ね置きされる八つ折り或いは四つ折り半紙、奉書などの上面を被覆するものとなす方形金属板とからなり、上記方形金属板は内部へ相互に切り離されない状態に複数の切り溝を穿設した内板と、該内板を取囲んで台板上へ固定可能にする外板との組合せから構成してあることを特徴とする御幣作成用器具。
  4. 上記方形枠の内面に肉厚2mm〜3mm程度の硬化ゴム板を装着したものとなしてあることを特徴とする請求項1,2又は3記載の御幣作成用器具。
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