JP3123653B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP3123653B2 JP02055835A JP5583590A JP3123653B2 JP 3123653 B2 JP3123653 B2 JP 3123653B2 JP 02055835 A JP02055835 A JP 02055835A JP 5583590 A JP5583590 A JP 5583590A JP 3123653 B2 JP3123653 B2 JP 3123653B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、固体撮像装置、特に電子シャッタ機能を
有する固体撮像素子を用いた固体撮像装置に関する。
〔従来の技術〕
電子シャッタ機能を有する固体撮像素子を搭載したNT
SC方式のビデオカメラがある。
このようなNTSC方式のビデオカメラを用いて、放電
管、例えば、蛍光灯の照明下で撮影すると、電源周波数
50Hz地区では、映像にフリッカーが発生してしまうもの
であった。
このフリッカーの発生の機構が第7図に示されてい
る。
第7図Aにはビデオカメラの電子シャッタ速度が(1/
60)秒である時のCCDに於ける露光の周期(60Hz)が示
され、第7図Bには電源周波数50Hzに於ける蛍光灯の光
量の変化が示されている。
図示のように、蛍光灯は正負両方で点灯するため電源
周波数50Hzの2倍の100Hzで明滅するのに対し、CCDは電
子シャッタ速度(1/60)秒間の入射光量で露光される。
従って、(1/60)秒間の入射光量の積分値は3フイール
ド毎に変動し、20Hzのフリッカーが発生する。
ところで、第7図C、Dに示されるように、電子シャ
ッタ速度を(1/100)秒に設定することによって、フリ
ッカーを除去できることが一般的に知られている。
第7図Cには、CCDの露光の周期60Hzに於いて、電子
シャッタ速度を(1/100)秒とした時の電荷掃捨て時間T
Aと露光時間TBが示され、第7図Dには、電源周波数50H
zに於ける蛍光灯の光量の変化が示されている。
第7図Cに示されるように、フイールド周波数60Hzの
周期16.7msの内、始めの6.7msをCCDの電荷掃捨て時間T
A、残る10ms((1/100)秒)を露光時間TBとすれば、第
7図D中、斜線を付して示される露光時間TB内の入射光
量の積分値はフイールド周波数60Hzの各周期の間で等し
くなり、フリッカーが除去される。
しかしながら、電子シャッタ速度を、常に(1/100)
秒に設定してしまうと、低照度時に露光量が不足し、S/
Nが悪化してしまうものであった。
そこで、フリッカーが発生したときにのみフリッカー
を除去することが考えられるに至った。この場合のフリ
ッカー除去の従来技術としては、以下のようなものがあ
る。
フリッカーが発生した時にユーザーが手動で電子シャ
ッタ速度を調整して、電子シャッタ速度を(1/100)秒
に設定するもの 外部センサによってフリッカーを検出し、フリッカー
が検出された時に電子シャッタ速度を自動的に(1/10
0)秒に設定するもの フリッカーが発生した時は、AGCアンプの出力が周期
的に変化するので、このAGCアンプの出力が一定になる
ように、AGCアンプのゲインを切り替えるもの 〔発明が解決しようとする課題〕 上述したような従来のフリッカー防止対策には夫々以
下のような問題点があった。
に対して:自動ではなくユーザーに操作させなければ
ならないため、フリッカー除去を確実に行なうという点
で難点がある。
に対して:外部センサが必要でハードウエアが複雑化
し、ビデオカメラの外装設計の自由度が低下する。ま
た、小型化に向かず、コストアップになる。
に対して:AGCアンプのゲインを切り替えるためのハー
ドウエアが複雑化し、部品が増加し、コストアップにな
る。
従って、この発明の目的は、ハードウエアを複雑化す
ることなくフリッカーを自動的に除去し得ると共に、低
照度時には、フリッカーを除去できないが、画質劣化を
自動的に防止し得る固体撮像装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、撮像出力信号のレベルを検出する第1の
検出手段と、アイリスの開き量を検出する第2の検出手
段と、第1の検出手段からの検出結果に基づいて、電子
シャッタ速度を制御すると共に、第2の検出手段からの
検出信号に基づいて、撮像出力信号のレベルが一定とな
るように、アイリスの開き量を制御する制御手段とを有
し、制御手段は、アイリスの開き量が全開であって、第
1の検出手段からの出力信号のレベルが基準レベルより
小さく、且つ電子シャッタ速度が(1/60)秒でないと判
断されるときに、電子シャッタ速度を段階的に(1/60)
秒に向けて下げるように電子シャッタ速度を制御し、ア
イリスの開き量が全開であって、第1の検波手段からの
出力信号のレベルが基準レベルより大きく、且つ電子シ
ャッタ速度が(1/100)秒でないと判断されるときに、
並びに、アイリスの開き量が全開でなく、且つ電子シャ
ッタ速度が(1/100)秒でないと判断されるときに、電
子シャッタ速度を段階的に(1/100)秒に向けて上げる
ように電子シャッタ速度を制御するようにしたことを特
徴とする固体撮像装置である。
〔作用〕
自動露光手段は、被写体の照度に応じてアイリスの開
き量を自動的に制御し、撮像出力のレベルを一定に維持
すべく動作するので、自動露光手段の制御範囲内では電
子シャッタ速度を(1/100)秒とする。
また、自動露光手段の制御範囲外でも固体撮像素子の
出力信号のレベルが所定値を上回っている場合は電子シ
ャッタ速度を(1/100)秒とする。
しかしながら、自動露光手段の制御範囲外で固体撮像
素子の出力信号のレベルが所定値より低下した場合、即
ち、低照度時には、電子シャッタ速度を(1/100)秒か
ら遅い速度に変化させる。このとき、可変されるシャッ
タ速度は画質が不自然にならないように連続される。
これによって、フリッカーを自動的に除去でき、ま
た、低照度時には、フリッカーを除去できないが、自動
的に一定の照度を得ることができて画質劣化を自動的に
防止できる。
〔実施例〕 以下、この発明の一実施例について第1図乃至第6図
を参照して説明する。
第1図の構成に於いて、レンズ系1からの光学像が、
アイリス2を介して、図示せぬ色フィルタを有するCCD3
上にて光電変換され、イメージャ出力が形成される。こ
のイメージャ出力は、CCD3からプリアンプ4を介して、
AGC回路5、検波回路6に供給される。尚、上述のアイ
リス2はアイリスモータ7によって駆動され開き量が制
御される。
AGC回路5では、CCD3からのイメージャ出力を所定レ
ベルにまで増幅し、端子8を介して、図示せぬ次段の信
号処理回路に供給する。
検波回路6では、CCD3からのイメージャ出力が積分さ
れて直流化された信号S6が形成される。この信号S6は、
マイクロプロセッサ9に供給される。
アイリス2の開き量を検出する位置検出センサ10から
は、アイリス2の開き量を表す信号S10がアンプ11を介
してマイクロプロセッサ9に供給される。尚、この位置
検出センサ10には、例えば、ホール素子が用いられてい
る。
マイクロプロセッサ9は、電子シャッタ制御用のコン
ピュータであり、上述の信号S6、S10はマイクロプロセ
ッサ9内のA/Dコンバータ〔図示せず〕によって8ビッ
トのデジタル信号D6、D10に変換される。
マイクロプロセッサ9では、上述のデジタル信号D6に
基づいて、電子シャッタ速度を決定し、この電子シャッ
タ速度を規定するシリアルデータの制御信号DC91を形成
する。そして、この制御信号DC91がバス12を介してドラ
イバ回路13に供給される。
また、マイクロプロセッサ9では、上述のデジタル信
号D10に基づいて、アイリス2の開き量を決定し、アイ
リス2の開き量を規定するシリアルデータの制御信号DC
92を形成する。そして、この制御信号DC92がバス12を介
してドライバ回路14に供給される。
ドライバ回路13では、上述の制御信号DC91に基づいて
CCD3を指定された電子シャッタ速度で駆動制御する。
ドライバ回路14では、上述の制御信号DC92に基づいて
アイリス2のアイリスモータ7を駆動制御する。
以下、動作を説明する。
第2図に示されるように、被写体の照度、即ち、明る
さを横軸上にとり、或る点の明るさをA、B(A<B)
とする。また、縦軸上には検波回路6からの検波出力レ
ベルをとる。
或る時点での被写体の明るさが点Bよりも明るい場合
には、電子シャッタ速度を(1/100)秒に設定し、ま
た、点Aよりも暗い低照度の場合には、電子シャッタ速
度を(1/60)秒に設定する。
この点Aから点Bまでの区間では、電子シャッタ速度
が(1/60)秒から(1/100)秒までの間で変化し得る。
第2図に示される検波出力レベルは、実線L1が電子シ
ャッタ速度可変の場合の検波出力レベルの変化を示し、
破線L2が電子シャッタ速度を(1/60)秒に固定した場合
(従来のもの)の検波出力レベルの変化を示し、そし
て、一点鎖線L3が電子シャッタ速度を(1/100)秒に固
定した場合の検波出力レベルの変化を示している。尚、
図中、検波出力レベルLDB0の点から右方(矢示X方向)
は、シャッタ速度が(1/100)秒の条件の下で、アイリ
ス2によって入射光量が制御されるアイリス制御範囲で
あり、また、検波出力レベルLDXXの点から右方(矢示X
方向)は、シャッタ速度が(1/60)秒の条件の下でアイ
リス2によって入射光量が制御されるアイリス制御範囲
である。アイリス制御範囲では、検波出力レベルが一定
とされる。アイリス制御範囲の検波出力レベルは、アイ
リスコントロールのためのものである。
また、上述の検波出力レベルLDB0の点から左方(矢示
IX方向)は、照度の低下を補うため、アイリス2がシャ
ッタ速度(1/100)秒の条件の下で全開とされている範
囲であり、また、検波出力レベルLDXXの点から左方(矢
示IX方向)は、照度の低下を補うため、アイリス2が、
シャッタ速度(1/60)秒の条件の下で、全開とされてい
る範囲である。この範囲では、入射光量の制御は、アイ
リス2ではなくCCD3によってなされる。
そして、CCD3の電子シャッタ速度は、第3図に示され
るように、横軸の点B0側から点Bまでは(1/100)秒に
設定され、点Bから点Aまでは(1/100)秒から(1/6
0)秒の間で可変とされ、そして、点Aから矢示IX方向
にかけては(1/60)秒に固定される。
第2図及び第3図から明らかなように、電子シャッタ
速度が常に(1/100)秒に設定されている場合には、(1
/60)秒の場合と比較して、光量、即ち、検波出力レベ
ルが約6dB減少するため、低照度時間に於ける画質劣化
を招く。
そこで、これを防止するため、被写体の照度が点A〜
Bの区間内で低下した時は、被写体の照度を、図中、点
Bの検波出力レベルLDBと比較して、被写体の照度が検
波出力レベルLDBより低くならないように電子シャッタ
速度を段階的に下げていく。下げるタイミングは、ルー
プ時定数によるが大体2〜6V(1V=16.6ms)程度であ
る。この電子シャッタ速度の可変は、画質が不自然にな
らないように連続的に行う。
また、被写体の照度が点A〜Bの区間内で上がった時
は、被写体の照度を図中点Aの検波出力レベルLDAと比
較して、被写体の照度が検波出力レベルLDAより高くな
らないように電子シャッタ速度を段階的に上げていく。
上げるタイミングは、ループ時定数によるが大体2〜6V
(1V=16.6ms)程度である。尚、この一実施例では点
A、Bの検波出力レベルLDA、LDBが等しくされている。
図中、点XXは電子シャッタ速度(1/60)秒時に於ける
アイリス2の制御ループが切れる点であり、点XXから矢
示X方向では、アイリス2によって入射光量が制御さ
れ、また、点XXから矢示IX方向ではCCD3によって入射光
量の制御がなされる。被写体の照度が、点XXに対応する
照度よりも高い時は、アイリス2の制御ループによっ
て、検波出力レベルは略一定の基準値として保持され
る。
このようにして、従来通りの最低被写体照度レベルLD
Mを確保しつつ、蛍光灯程度の照明下では電子シャッタ
速度を(1/100)秒に設定し、フリッカーを除去でき
る。
電子シャッタ速度の設定と電子シャッタ速度を可変に
することは、外部センサを用いたり、或いはAGCアンプ
のゲインを切り替えたりすることなく、従って、新たに
複雑な回路構成を設定することなく、今までのシステム
の延長線上で実現できる。
次いで、第4図に示されるフローチャートに従って、
マイクロプロセッサ9内での処理を説明する。
ステップ101では、位置検出センサ10から供給されA/D
変換されたデジタル信号D10のデータが確認され、ステ
ップ102に進む。
ステップ102では、上述のデジタル信号D10のデータに
基づいて、アイリス2が全開であるか否かの判定がなさ
れる。もし、アイリス2が全開ではないと判定された場
合には、被写体の照度が高いと判断され、ステップ105
に移る。また、アイリス2が全開であると判定された場
合には、ステップ103に移る。
ステップ103では、検波回路6から供給されA/D変換さ
れたデジタル信号D6のデータが確認され、ステップ104
に進む。
ステップ104では、上述のデジタル信号D6のデータを
基準の検波出力レベルLDA、LDBと比較し、デジタル信号
D6が検波出力レベルLDA、LDBよりも大なる時はステップ
105に進み、小なる時はステップ111に進む。実際の判定
に際しては、上述のデジタルデータの元になる信号S6に
ジッタが含まれているため、若干の不感帯が設定されて
いる。
ステップ105に於いて、その時点での電子シャッタ速
度がチェックされる。
ステップ105では、電子シャッタ速度が(1/100)秒に
設定されているか否かが判断される。若し(1/100)秒
に設定されていればステップ107に進みスタートに戻
る。
また、(1/100)秒未満の場合には、ステップ108に於
いて、第6図に示される電子シャッタ速度テーブルに従
って1段階、電子シャッタ速度を上げるようにドライバ
回路13に制御信号DC91が出力される。尚、上述の電子シ
ャッタ速度テーブルに於いて、矢示UPは電子シャッタ速
度を上げることを表し、矢示DWNは電子シャッタ速度を
下げることを表している。
上述の制御信号DC91を送ると、その制御の結果が検波
回路6から検波出力レベルとしてフィードバックされる
が、ハンチング防止の点を考慮すると、フィードバック
の時間として2〜数V(1V=16.6ms)かかるので、ステ
ップ109にて処理を一時停止させる。その後、ステップ1
10に進みスタートに戻る。
このタイミングが第5図に示されている。
第5図に於いて、第1番目のV1の始めのタイミングで
電子シャッタ速度を上げる指令C01が出されるとした場
合、次のVにて蓄積された電荷が掃出され、数V、例え
ば、6V間、マイクロプロセッサ9による制御動作が停止
される。その後に、第4図のフローチャートに示される
制御動作が行なわれる。
電荷の掃出しは、水平ブランキング期間内のCCD3のサ
ブストレートに高電圧を加えている期間だけ掃き出すこ
とができる。
パルスP0の幅WP0は、例えば、電子シャッタ速度に対
応して、262通りのタイミングを設定することができ
る。
ステップ111に至るのは、アイリス2が全開で且つ被
写体の照度の検波出力レベルが、基準の検波出力レベル
LDA、LDBより小さい場合であり、この条件の時に低照度
と判断される。ステップ112に於いて、その時点での電
子シャッタ速度がチェックされる。
ステップ112では、電子シャッタ速度が(1/60)秒に
設定されているか否かが判断される。若し(1/60)秒に
設定されていれば、ステップ113に進みスタートに戻
る。
また、(1/60)秒に設定されていない場合、つまり
(1/60)秒を越える場合には、ステップ114に於いて、
第6図の電子シャッタ速度テーブルに従って1段階、電
子シャッタ速度を下げるようにドライバ回路13に制御信
号DC91が出力される。
上述の制御信号DC91を送ると、その制御の結果が検波
回路6から検波出力レベルとしてフィードバックされる
が、ハンチング防止の点を考慮すると、フィードバック
の時間として2〜数V(1V=16.6ms)かかるので、ステ
ップ115にて処理を一時停止させる。その後、ステップ1
16に進みスタートに戻る。
この一実施例によれば、アイリス2の制御範囲内で
は、電子シャッタ速度を常に(1/100)秒に設定してい
るので、外部センサを用いることなく、またAGCアンプ
のゲインを切り替えることなくフリッカーを自動的に除
去できる。
また、アイリス2の制御範囲外で且つ被写体の検波出
力レベルが基準の検波出力レベルLDA、LDBを下回ってい
る低照度時には、自動的に一定照度を得ることができる
ように電子シャッタ速度が、(1/60)秒から(1/100)
秒の間で可変とされるので、画質劣化を自動的に防止で
きる。
また、外部センサを用いず、回路構成を複雑化してい
ないので、外装設計の自由度が増し、セットの小型化が
可能となり、コストアップを防止できる。
そして、AGCアンプのゲインを切り替えることなく回
路構成を複雑化していないので、コストアップを防止で
きる。
更に、一般の被写体に対する動解像力の向上及び、屋
外でのアイリス2の絞りすぎによる画像のボケを防止で
きる。尚、動解像力の向上とは、特に、動きのゆっくり
した被写体を記録し、静止画像として再生した時に解像
度の向上することをいう。
この一実施例では、基準の検波出力レベルLDA、LDBを
同じレベルとしているが、これに限定されるものではな
く、異ならせるようにすることも可能である。
〔発明の効果〕
この発明に係る固体撮像装置によれば、被写体の強度
に応じてアイリスの開き量を自動的に制御して撮像出力
のレベルを一定に維持する自動露光手段の制御範囲内で
は電子シャッタ速度を(1/100)秒に設定し、自動露光
手段の制御範囲外で固体撮像素子の出力信号のレベルが
所定値より低下した場合には、電子シャッタ速度を(1/
100)秒から、遅い速度に変化させているので、外部セ
ンサを用いることなく、またAGCアンプのゲインを切り
替えることなくフリッカーを自動的に除去でき、また、
低照度時には、電子シャッタ速度が可変とされるので、
自動的に一定照度を得ることができ、画質劣化を自動的
に防止できるという効果がある。このとき、電子シャッ
タ速度の可変は、画質が不自然にならないように連続的
にされる。
また、外部センサを用いず、回路構成を複雑化してい
ないので、外装設計の自由度が増し、セットの小型化が
可能となり、コストアップを防止できるという効果があ
る。
そして、AGCアンプのゲインを切り替えることなく回
路構成を複雑化していないので、コストアップを防止で
きるという効果がある。
更に、実施例によれば、従来と比較して、一般の被写
体に対する動解像力の向上及び、屋外でのアイリスの絞
りすぎによる画像のボケを防止できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は被写体の照度レベルと各電子シャッタ速度に於ける検
波出力レベルとの関係を示す図、第3図は被写体の照度
レベルと電子シャッタ速度の関係を示す図、第4図はマ
イクロプロセッサにおける処理を説明するフローチャー
ト、第5図は電子シャッタ速度の制御信号とCCDからの
電荷掃き出しのタイミングを示す図、第6図は電子シャ
ッタ速度テーブルを示す図、第7図は夫々フリッカーの
発生機構を説明する図である。 図面に於ける主要な符号の説明 2:アイリス、3:CCD、6:検波回路、 7:アイリスモータ、9:マイクロプロセッサ、 10:位置検出センサ、 13、14:ドライバ回路、 LDA、LDB:検波出力レベル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 良和 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−299463(JP,A) 特開 昭63−20977(JP,A) 特開 昭58−127477(JP,A) 特開 平3−1665(JP,A) 特開 昭59−122288(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像出力信号のレベルを検出する第1の検
    出手段と、 アイリスの開き量を検出する第2の検出手段と、 上記第1の検出手段からの検出結果に基づいて、電子シ
    ャッタ速度を制御すると共に、上記第2の検出手段から
    の検出信号に基づいて、上記撮像出力信号のレベルが一
    定となるように、上記アイリスの開き量を制御する制御
    手段とを有し、 上記制御手段は、 上記アイリスの開き量が全開であって、上記第1の検出
    手段からの出力信号のレベルが基準レベルより小さく、
    且つ上記電子シャッタ速度が(1/60)秒でないと判断さ
    れるときに、上記電子シャッタ速度を段階的に(1/60)
    秒に向けて下げるように上記電子シャッタ速度を制御
    し、 上記アイリスの開き量が全開であって、上記第1の検波
    手段からの出力信号のレベルが基準レベルより大きく、
    且つ上記電子シャッタ速度が(1/100)秒でないと判断
    されるときに、並びに、上記アイリスの開き量が全開で
    なく、且つ電子シャッタ速度が(1/100)秒でないと判
    断されるときに、上記電子シャッタ速度を段階的に(1/
    100)秒に向けて上げるように上記電子シャッタ速度を
    制御するようにしたことを特徴とする固体撮像装置。
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