JP3368121B2 - カラーテレビジョンカメラ - Google Patents

カラーテレビジョンカメラ

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JP3368121B2 JP29321095A JP29321095A JP3368121B2 JP 3368121 B2 JP3368121 B2 JP 3368121B2 JP 29321095 A JP29321095 A JP 29321095A JP 29321095 A JP29321095 A JP 29321095A JP 3368121 B2 JP3368121 B2 JP 3368121B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を用
いたカラ−テレビジョンカメラの映像信号処理に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来のカラーテレビジョンカメ
ラのシステム構成例を示し、この図を用いて従来技術を
説明する。
【0003】従来のカラ−テレビジョンカメラでは、撮
像光学系11を通して入射された入射光が、CCD駆動
回路4によって駆動される固体撮像素子(CCD)1に
よって撮像され、R(赤)、G(緑)、B(青)各色の
映像信号Vr、Vg、Vbが固体撮像素子(CCD)1
から出力されて信号処理増幅回路2に入力される。信号
処理増幅回路2では入力された信号の基準電位(黒レベ
ル)と白レベルとが設定され、また、ガンマ補正等の処
理も行なわれる。信号処理増幅回路2で処理された映像
信号Vpr(赤)、Vpg(緑)、Vpb(青)は、出
力信号処理回路3’に入力される。出力信号処理回路
3’は、入力された映像信号Vpr、Vpg、Vpbを
それぞれバッファすると共に、それらを反転した信号を
生成し、さらに、再生画面にカラーバー等の調整用の画
像を表示するためのカラーバー信号を生成して、それら
信号のうち1つをそれぞれ選択し、映像出力信号Vor
(赤)、Vog(緑)、Vob(青)として後段(図示
せず)へ出力する。
【0004】信号処理増幅回路2では、上述した処理と
は別に、入力された映像信号Vr、Vg、Vbに対して
自動調光を行なうための信号処理が施され、その信号が
積分増幅回路10に入力される。そして、積分増幅回路
10で積分された信号が、自動調光信号Valcとして
撮像光学系11に入力され、この信号により撮像光学系
11が有する絞り12の絞り量や、図示していないが光
学的濃度(透過率)変換手段の透過率等が可変調節され
る。その結果、撮像光学系11を通って固体撮像素子
(CCD)1の撮像面に入射する入射光量が、ほぼ一定
になるように自動調光される。
【0005】ところで、カラ−テレビジョンカメラ、特
に固体撮像素子(CCD)を多数用いた多板式のカラ−
テレビジョンカメラ、例えば、RGB各色にそれぞれ対
応した3板の固体撮像素子(CCD)を用いた3板式カ
ラ−テレビジョンカメラでは、各色の映像信号の黒レベ
ル、すなわち黒体を撮像した場合等に得られる映像信号
のレベルは、所望の精度、例えば、約1%程度で一致し
ていないと、カラーテレビジョンカメラの色再現性の性
能に悪影響を及ぼすため、各映像信号の黒レベルを一致
させる必要がある。そのため、一般にオートブラック処
理と呼ばれる調整処理を行うための期間を設け、その期
間に各色の映像信号のそれぞれの黒レベルを調整する。
【0006】ここでオ−トブラック処理について従来の
方法を以下に説明する。従来よりオートブラック処理時
は、図2の信号処理増幅回路2に入力される映像信号V
r、Vg、Vbがそれぞれ黒レベルの信号とされ、それ
らの信号を基にマイクロ・プロセッサ・ユニット(MP
U)7’によって信号処理増幅回路2がセットアップさ
れる。映像信号Vr、Vg、Vbを黒レベルの信号とす
るためには、以下の2種類の方法が用いられている。
【0007】第1の方法としては、撮像光学系11の絞
り12を閉じるか、または別に光学的シャッタを設けて
それを閉じることで、固体撮像素子(CCD)1の撮像
面に光が入射しないようにし、固体撮像素子(CCD)
1から出力され、信号処理増幅回路2に入力される信号
が黒レベルとなるようにする。この第1の方法、すなわ
ち絞り12を閉じる方法を用いたテレビジョンカメラの
動作を説明するタイムチャートを図3に示す。図3にお
いて、(a)は図2のCCD駆動回路4から出力される
CCD駆動信号のうちのフィールド同期信号の波形、
(b’)は図2の出力信号処理回路3’から出力される
映像出力信号Vor、Vog、Vobうちの例えば、V
ogの波形、(c’)はCCD1内に蓄積される信号蓄
積電荷量の推移、(d’)は図2の積分増幅回路10か
ら出力される自動調光信号の波形を表したものである。
【0008】図3(a)に示すように、上述の第1の方
法では、撮像光学系11の絞り12の機械的駆動に要す
る期間(絞り閉期間および絞り開期間)が必要になり、
その期間が比較的長いために、オートブラック処理期間
が増大するという欠点があった。さらに、オートブラッ
ク処理期間には図2の積分増幅回路10に入力される映
像信号レベルが低下し、特に演算処理期間には黒レベル
の信号となる。そのため、オートブラック処理期間の前
後の期間に平均して黒レベルよりかなり高いレベルの映
像を撮像している場合は、オートブラック処理期間には
図3の(d’)に示すように自動調光信号のレベルが低
下して、絞り量が少なくなるよう変動する。そして、オ
ートブラック処理後に自動調光機能によってその変動分
が埋め合わされて、オートブラック処理後の入射光量に
対応したレベルに自動調光信号が戻るまでには、図3の
(d’)におけるの期間のようにかなり長期間を要し
てしまい、その期間再生画像は、所定の自動調光がなさ
れた明るさよりも明るい映像となってしまうという欠点
がある。
【0009】第2の方法としては、絞りまたは光学的シ
ャッタを閉じることをせずに、オートブラック処理期間
にかかわらず、固体撮像素子(CCD)1の撮像面に光
が入射することができるようにした上で、オ−トブラッ
ク処理期間の複数フィールド期間にわたって固体撮像素
子(CCD)1は蓄積された信号電荷を蓄積し続け、固
体撮像素子(CCD)1からは信号を出力されないよう
に制御される。したがって、固体撮像素子(CCD)1
の後段の回路、すなわち信号処理増幅回路2へは、上記
複数フィールド期間の信号電荷は出力されないため、そ
の信号電荷が出力されない期間は黒レベルに相当する信
号だけが信号処理増幅回路2に入力される。
【0010】この第2の方法を用いたテレビジョンカメ
ラの動作を説明するタイムチャートを図4に示す。図4
において、上述の図3と同様に(a)は図2のCCD駆
動回路4から出力される駆動信号のうちのフィールド同
期信号波形、(b”)は図2の出力信号処理回路3’か
ら出力される映像出力信号Vor、Vog、Vobのう
ちの例えば、Vogの波形、(c)はCCD1内に蓄積
される信号蓄積電荷量の推移、(d)は図2の積分増幅
回路10から出力される自動調光信号の波形を表したも
のであり、さらに、(e)は図2の積分増幅回路10の
入力信号の波形を表したものである。
【0011】オートブラック処理期間中は、図4の
(d)に示すように自動調光信号が上記第1の方法の場
合と同様に低下したとしても、オ−トブラック処理期間
後の最初の1フィ−ルド期間(図4(b”)のの期
間)において、複数フィールド期間、例えば、10数フ
ィールド期間から数10フィールド期間にわたるオート
ブラック処理期間に蓄積され続けた信号電荷に基づく映
像信号(図4の(e)の最大振幅の波形)が積分増幅回
路10に入力される。その映像信号により自動調光信号
を生成する積分増幅回路10の蓄積手段は、オートブラ
ック処理期間に減少した電荷量とほぼ同じ電荷量が補わ
れるため、その1フィールド期間の映像信号により図4
の(d)に示すように自動調光信号が増大し、ほぼオー
トブラック期間の開始前の自動調高信号のレベルにまで
上昇する。そのため、第1の方法の場合と比較して自動
調光信号がもとのレベルにより迅速に収束して、その収
束後に画像の明るさの変化の少ない映像がオートブラッ
ク処理終了後即座に得られることが可能である。
【0012】しかしながら、この第2の方法を用いた従
来のカラーテレビジョンカメラにおいては、オートブラ
ック処理後の最初の1フィールド期間(図4(b”)の
の期間)の映像信号は、固体撮像素子の転送を停止し
て蓄積した信号電荷による映像信号をそのまま出力して
いた。そしてその映像信号は、10数フィールド期間か
ら数10フィールド期間分の信号電荷が蓄積されて得ら
れた大信号となるために、後段に出力される映像信号の
規定レベルよりも大きな信号となってしまう場合があ
る。そのため、従来のカラーテレビジョンカメラでは、
オ−トブラック処理期間後の最初の1フィ−ルド期間に
ついては、図4の(b”)に示すようにそのカメラの映
像信号の出力レベルがほぼ飽和白レベルとなって、その
1フィールド期間の再生画面が白色画面となってしま
い、再生画面において急激な明るさの変動を引き起こし
てしまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述の第2の方法を用
いた従来技術のカラーテレビジョンカメラでは、オート
ブラック処理期間中に出力される映像信号によって再生
画面が黒となるのに対して、オートブラック処理期間後
の最初の1フィールド期間の再生画面がほぼ飽和して白
くなってしまう。そのため、オ−トブラック処理期間中
は画面が黒レベルを表示することは問題とならないが、
オ−トブラック処理期間後の1フィ−ルド期間で再生画
面がほぼ飽和白レベルを表示することは、黒から白に急
激に明るさが変化するため、再生画面の品質上問題とな
る。
【0014】そのため本発明は上記の欠点を除去し、オ
ートブラック処理期間後の再生画像が飽和白レベルの再
生画像とならないようにすることを目的とする。
【0015】さらに本発明は、オ−トブラック処理期間
後に、自動調光信号が迅速にオートブラック処理期間の
前のもとのレベルに戻るようにして、映像の明るさの変
動がより少なくなるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、固体撮像素子(CCD)の転送を止め
る従来の方式に加えて、オートブラック処理期間後の最
初の1フィールド期間は、映像信号出力として黒レベル
あるいは黒レベルに近いレベルの信号をカラーテレビジ
ョンカメラから出力するようにしたものである。
【0017】さらに本発明は、オートブラック処理後
に、自動調光信号が、オートブラック処理期間中CCD
に蓄積されていた信号電荷による映像信号を用いて作ら
れるようにしたものである。
【0018】また、本発明は、オ−トブラック処理期間
における自動調光信号出力の値としてオ−トブラック処
理の直前の自動調光信号値を保持し、その保持された値
を出力して調光されるとしたものである。そして、オ−
トブラック処理時あるいはオートブラック処理終了の1
フィールド期間前にCCDに蓄積された信号電荷を掃き
捨ててから、CCDの転送を再開して、その掃き捨て以
後からCCDに蓄積された信号電荷による映像信号をカ
ラーテレビジョンカメラから出力するようにしたもので
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例のテ
レビジョンカメラのブロック構成を示す図である。図1
において、MPU7と出力信号処理回路3以外は、図2
に示したものと同じであり、説明を省略する。以下、図
1に示す実施例の動作を図5のタイムチャートをもとに
説明する。
【0020】図5において、(a)は図1のCCD駆動
回路4から出力される駆動信号のうちのフィールド同期
信号波形、(b)は図1の出力信号処理回路3から出力
される映像出力信号Vor、Vog、Vobのうちの、
例えばVogの波形、(c)は図1のCCD1内に蓄積
される信号蓄積電荷量の推移、(d)は図1の積分増幅
回路10から出力される自動調光信号の波形、(e)は
図1の積分増幅回路10の入力信号の波形、(f)は図
1のMPU7から出力信号処理回路3へ出力される制御
信号波形を表したものである。ここで、図5の(a)、
(c)、(d)、(e)については、図4に示すものと
同じものをそれぞれ再度示している。
【0021】フィールド周期に同期したオートブラック
処理の終了後の最初の1フィールド期間において、MP
U7は、図5の(f)に示すように出力信号処理回路3
を制御するための信号を、例えばONにして出力する。
出力信号処理回路3はその制御信号を入力し、制御信号
がONの期間に、出力信号処理回路3に入力された過大
な映像信号に対応した信号(図5の(b)に点線で示す
波形の信号)を出力しないで、代わりに黒レベルに相当
する信号、例えば、グランドレベルの信号を選択し、出
力する。その結果、図5の(b)に実線で示すように、
上記フィールド期間にはほぼ黒レベルの映像出力信号V
og(Vor、Vobについても同様)がそれぞれ後段
に出力され、その再生画像は飽和して白く表示されるこ
とがなくなる。
【0022】次に、第1の実施例の出力信号処理回路3
の具体例について説明する。図6は本発明の第1の実施
例における出力信号処理回路3の構成例を示した図であ
る。なお、この図においては、Gの映像信号を例として
説明するが、他のR、Bの映像信号についても同様に構
成されるので、説明を省略する。図6において、信号処
理器20は映像信号Vpgをバッファすると共に、その
信号を反転した信号Vbbgを生成し、さらに再生画面
にカラーバー等の調整用の画面を表示するためのカラー
バー信号Vcbgを生成して、後段の切り換え器21へ
それらバッファされた映像信号Vpg’、反転映像信号
Vbbg、及びカラーバー信号Vcbgを出力する。
【0023】切り換え器21は、複数の入力信号を外部
からの選択制御信号により選択出力する回路で、MPU
7から出力され切り換え器21のロジック入力端子A、
Bにそれぞれ入力される選択制御信号Ea、Ebによっ
て、入力端子X0〜入力端子X3に入力される信号のう
ち1つが選択され、出力端子Yから出力される。
【0024】図6に示すように、入力端子X0〜入力端
子X3には、信号処理器20から出力された、バッファ
された映像信号Vpg’、反転映像信号Vbbg、カラ
ーバー信号Vcbg信号、および黒レベルに相当する信
号としてグランドレベルの電圧がそれぞれ入力される。
切り換え器21における入力端子の選択制御の例を表1
に示す。
【0025】MPU7は、オートブラック制御後の最初
の1フィールド期間を検出し、その期間に選択制御信号
Ea、Eb(切り換え器21のロジック入力端子A、B
に入力される信号)を”1”として出力する。その場合
の切り換え器21で選択される入力端子は、表1に示す
ように入力端子X3となり、その入力端子から入力され
た信号が出力端子Yから出力される。
【0026】
【表1】
【0027】その結果、上記1フィールド期間には映像
信号Vpgのレベルによらないで、出力端子Yからは黒
レベル信号を出力することができる。出力端子Yから出
力された信号は、演算増幅器22に入力され、所定の増
幅率で増幅されて後段(図示せず)へ出力される。ま
た、自動調光信号については従来の技術に述べた方式と
同様に迅速にレベルを回復させることができる。
【0028】なお、出力信号処理回路3の構成は上記説
明した構成以外にも、様々な回路を用いることによって
構成できる。
【0029】次に第2の実施例として、従来の技術で説
明した出力信号処理回路3’と同じ回路構成のものを用
い、CCDの信号電荷の蓄積転送処理および自動調光信
号の生成制御方法を変えた場合の実施例について、図7
を用いて説明する。なお、図7では第1の実施例を示す
図1における出力信号処理回路3、CCD1、積分増幅
回路10を、それぞれ出力信号処理回路3’、CCD
1’、積分増幅回路10’としている。
【0030】CCD1’は、信号電荷の掃き捨て機能を
有するものであって、所定の制御信号を受け取ると蓄積
されていた電荷を後段に出力しないで、それを放電す
る。積分増幅回路10’の出力値は、MPU7により制
御され、その制御によりオートブラック処理期間は信号
処理増幅回路2から入力される信号のレベルによらず、
積分増幅回路10’の出力値がその制御開始の直前の値
に、一定に保たれるようにされる。
【0031】そのため、絞り12の絞り量はオートブラ
ック処理期間中一定に保つことができる。また、MPU
7は、フィールド周期に同期したオートブラック処理期
間の終了タイミングに同わせて、その終了タイミングの
1フィールド周期前のインターバル期間に、それまでC
CD1’に蓄積され続けた信号電荷が放電されるようC
CD1’を制御する。その結果、オートブラック処理終
了時点にCCDに蓄積された電荷の量は、複数フィール
ド期間でなく、1フィールド期間に蓄積された電荷量で
あり、そのため得られる信号レベルは飽和白レベルとな
らない通常のレベルであるので、そのレベルの映像出力
信号を再生した再生画像が白く表示されることはない。
また、オートブラック処理期間に一定に保たれていた積
分増幅回路10’の出力値は、オートブラック処理期間
の直前と直後とで積分増幅回路10’に入力される映像
信号のレベルどうしにほとんど差がなければ、オートブ
ラック処理期間後もその出力値はほぼ一定になされて、
自動調光が乱れて再生画像の明るさが大きく変動するこ
とがない。
【0032】
【発明の効果】本発明では、光学的シャッタや絞りを閉
じる動作を省略してオ−トブラック処理を行うことで、
機械的可動部分を不要としてオ−トブラックの処理時間
を短くできる。また、固体撮像素子の転送を停止したこ
とで複数フィールド期間にわたって蓄積された信号電荷
による映像信号が出力されず、代わりに黒レベルの信号
が出力されるので、オートブラック処理後の映像信号を
再生した画像が飽和して白くならない。
【0033】また、オートブラック処理後の自動調光制
御出力の値は、オ−トブラック処理前の値とほぼ同じ値
により早くもどるので、オ−トブラック処理前とほとん
ど同じ入射光量で撮像することが迅速にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のテレビジョンカメラの
ブロック構成を示す図。
【図2】従来の技術を用いたテレビジョンカメラのブロ
ック構成例を示す図。
【図3】従来の技術を用いたテレビジョンカメラの動作
の例を説明するタイムチャート
【図4】従来の技術を用いたテレビジョンカメラの動作
の例を説明するタイムチャート
【図5】本発明の第1の実施例のテレビジョンカメラの
動作を説明するタイムチャート
【図6】本発明の第1の実施例における出力信号処理回
路3の構成例を説明する図
【図7】本発明の第2の実施例のテレビジョンカメラの
ブロック構成を示す図。
【符号の説明】
1、1’ 固体撮像素子(CCD) 2 信号処理増幅回路 3、3’ 出力信号処理回路 4 CCD駆動回路 7 マイクロ・プロセッサ・ユニット(MPU) 10、10’ 積分増幅回路 11 撮像光学系 20 信号処理器 21 切り換え器 22 演算増幅器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートブラック処理機能を有し、該オー
    トブラック処理動作時に撮像素子が信号電荷を複数フィ
    ールド期間にわたり蓄積し続けるカラーテレビジョンカ
    メラにおいて、上記オートブラック処理期間の複数フィ
    ールド期間にわたり蓄積され続けた信号電荷あるいは上
    記オートブラック処理期間終了前の1フィールド期間を
    除いた上記オートブラック処理期間に蓄積された信号電
    荷を掃き捨てるように構成したことを特徴とするカラー
    テレビジョンカメラ。
  2. 【請求項2】 オートブラック処理機能を有し、該オー
    トブラック処理動作時に撮像素子が信号電荷を複数フィ
    ールド期間にわたり蓄積し続けるカラーテレビジョンカ
    メラにおいて、オートブラック処理期間後の最初の1フ
    ィールド期間は黒レベルあるいはほぼ黒レベルの映像信
    号を出力することを特徴とするカラーテレビジョンカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカラーテレビジョンカ
    メラおいて、上記オートブラック処理期間の複数フィー
    ルド期間にわたり上記撮像素子に蓄積され続けた信号電
    荷による映像信号が、上記カラーテレビジョンカメラの
    有する撮像光学系における自動調光制御に用いられるこ
    とを特徴とするカラーテレビジョンカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のカラーテレビジョンカ
    メラおいて、上記掃き捨てられた信号電荷の蓄積期間に
    おける上記カラーテレビジョンカメラの有する撮像光学
    系の自動調光制御は、該蓄積期間の直前における自動調
    光制御と同じ制御が保持されることを特徴とするカラー
    テレビジョンカメラ。
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