JPH09172575A - ビデオカメラ及び調整方法 - Google Patents

ビデオカメラ及び調整方法

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JPH09172575A
JPH09172575A JP7331849A JP33184995A JPH09172575A JP H09172575 A JPH09172575 A JP H09172575A JP 7331849 A JP7331849 A JP 7331849A JP 33184995 A JP33184995 A JP 33184995A JP H09172575 A JPH09172575 A JP H09172575A
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gain
signal
video
control signal
video signal
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JP7331849A
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English (en)
Inventor
Toshihide Nakane
敏秀 中根
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明条件が悪くて暗い場合でもピント合わせ
や構図決定を容易にし、カラーバランス等の調整値の狂
いを無くす。 【解決手段】 被写体像を結像する光学部101と、光
学部101からの入射光を光電変換して撮像信号に変換
するCCD103と、当該CCD103より出力された
撮像信号から生成された映像信号が供給され、上記CC
D103での光電荷の蓄積時間を蓄積時間制御信号に応
じて制御するタイミングジェネレータ111と、映像信
号が供給され利得制御信号に応じて利得が制御されるA
GC回路106と、蓄積時間制御信号及び利得制御信号
を生成するMPU113とを有し、MPU113は、C
CD103での映像利得とAGC回路106での利得と
の合成利得が、所望の利得となるように蓄積時間制御信
号及び利得制御信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ビデオカメラとそ
のビデオカメラの調整方法に関し、特に暗い被写体の撮
影に適したものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCD(Charge Coupled Dev
ise)等の撮像素子を用いたビデオカメラは、例えば図
6のような構成を有している。
【0003】すなわちこの図6において、光学部201
は、被写体からの光をCCD上に結像するためのレンズ
や絞り機構、ピント合わせのためのレンズ駆動機構等を
有してなるものであり、当該光学部201を介した入射
光はCCD203へ導かれる。当該CCD203は、蓄
積した電荷を、タイミングジェネレータ211からの読
み出しパルスに基づいて読み出し、撮像信号に変換して
出力するものである。
【0004】当該CCD203から出力された撮像信号
はサンプルホールド回路204に送られ、当該サンプル
ホールド回路204では上記撮像信号を相関二重サンプ
リングして映像信号に変換する。当該映像信号は、後述
するようにバイパス回路としてのスイッチ222、或い
はプリアンプ205を介し、さらに自動利得制御がなさ
れるAGC(自動利得制御)回路206を介して、続く
プロセス回路208に送られる。ここで、上記AGC回
路206は、例えば通常撮影時において映像信号レベル
が適正値となるように、MPU(マイクロプロセッサユ
ニット)213からの利得制御信号に応じて利得が制御
されるものであり、通常使用されているAGC回路では
0dBから18dB程度の利得制御幅を有している。上
記プロセス回路208では、上記AGC回路206から
の映像信号に、ホワイトバランス調整やガンマ(γ)処
理,ホワイトクリップ処理,ニー(knee)処理等の各種
信号処理を施した後、当該ビデオカメラ200の映像出
力端子209に出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなビデオカメラ200にて撮影を行うとき、通常は明
るい照明状態でピント合わせや構図の決定等を行うが、
例えば照明条件が悪くて被写体が非常に暗い場合には、
ピント合わせや構図の決定が非常に困難になる。ピント
合わせや構図の決定が可能な明るは、映像信号のレベル
でみた場合、少なくとも約30dB程度のゲインアップ
が必要である。
【0006】しかし、例えば前記AGC回路206のみ
では上述したように最大で18dB程度までしか増幅で
きないため、図6のビデオカメラ200においては、こ
のAGC回路206の前段に前記プリアンプ205を設
けるようにしている。このプリアンプ205は約12d
B程度の利得を有するものであり、当該プリアンプ20
5での12dBと上記AGC回路206での最大18d
Bとにより、合計して上記30dBの増幅を可能として
いる。すなわち、上述のように非常に暗い照明状態で撮
影を行う場合は、上記プリアンプ205を用いると共に
AGC回路206を最大ゲインに制御して映像信号を電
気的に増幅することにより、ピント合わせや構図の決定
を容易にしている。
【0007】ところが、被写体を実際に撮影する場合に
おいて、上述のように映像信号を電気的に増幅すると、
ノイズが発生したり色のバランスが崩れたりすることが
多い。このため、上記図6のビデオカメラ200では、
実際の撮影時には当該映像信号の電気的な増幅を行わな
いようにしている。
【0008】具体的に言うと、上述のように非常に暗い
照明状態で撮影を行う場合には、ピント合わせや構図の
決定の際にのみ、上記プリアンプ205及びAGC回路
206による映像信号の電気的増幅を行うようにし、当
該ピント合わせ及び構図の決定を行った後、実際に撮影
する時にはプリアンプ205を介さず且つAGC回路2
06のゲインも0dBにし、さらに撮影に必要な露光量
については長時間露光によって得るようにする。なお、
上述のような映像信号の増幅を行わずに、長時間露光に
よって得られる映像信号のみを用いてピント合わせや構
図決定等を行うことも考えられるが、これだと当該露光
時間として例えば1秒やそれ以上の長時間毎に得られる
映像を用いてピント合わせ等を行わなければならず、非
常に煩雑である。このため、上述のように映像信号を増
幅してピント合わせ等を行うようになされている。
【0009】一方、通常の明るい照明状態で撮影を行う
場合には、元々映像信号を電気的に増幅する必要はない
ため、実際の撮影時だけだなくピント合わせや構図決定
の際にも上記プリアンプ205を使用せず、映像信号を
直接AGC回路206に入力するようにしている。な
お、通常の明るい照明状態での撮影時には、AGC回路
206にて映像信号レベルが適正値となるように制御す
る。
【0010】上述のように、撮影条件によってプリアン
プ205の使用の有無を切り換えることを実現するため
の構成として、上記図6のビデオカメラ200には、例
えばスイッチ221とバイアス回路とが設けられてい
る。なお、図6の例は、一例であり、他の構成であって
も良い。また、図6の例では、バイアス回路を簡略化し
てスイッチ222にて表している。
【0011】すなわち、この図6の例のビデオカメラ2
00では、MPU213が上記スイッチ221とスイッ
チ222の切り換えの制御を行っており、例えば操作パ
ネル220上に設けられたレベル切換スイッチ等を操作
することによってユーザが映像信号レベルの切り換え指
示を入力すると、当該MPU213が当該指示入力に応
じてスイッチ221及び222の切り換え制御を行うよ
うになされている。また、当該MPU213は当該指示
入力に応じてAGC回路206のゲイン制御をも行う。
【0012】例えば、上記操作パネル220からの指示
入力が、上述のように照明状態が悪いために映像信号レ
ベルの増幅を指示するものであった場合、上記MPU2
13は、上記スイッチ221を閉制御すると共にスイッ
チ222を開制御し、さらにAGC回路206を最大ゲ
インに制御する。これにより、映像信号はプリアンプ2
05にて12dB増幅され、さらにAGC回路206で
18dB増幅されるようになる。このように映像信号を
増幅した状態で、ユーザは、ピント合わせや構図の決
定、さらにはカラーバランスの調整等をも行い、その
後、操作パネル220のレベル切換スイッチを操作し
て、映像信号レベルを元の状態に戻すように指示する。
すなわちこの指示入力があると、上記MPU213は、
スイッチ221を開制御すると共にスイッチ222を閉
制御し、さらにAGC回路206のゲインを0dBにす
る。また、上記照明状態が悪い場合には、前述したよう
に長時間露光を行うため、MPU213は、タイミング
ジェネレータ211を制御して、CCD203の読み出
しパルスを当該長時間露光用のパルスにする。
【0013】一方、上記操作パネル220からの指示入
力が、照明状態が良いために映像信号レベルを増幅しな
い旨を指示するものであった場合、上記MPU213
は、上記スイッチ221を開制御すると共にスイッチ2
22を閉制御し、さらにAGC回路206については映
像信号レベルが適正値となるように制御する。このよう
な状態で、ユーザは、ピント合わせや構図の決定等を行
い、その後は撮影を開始する。なお、このときのタイミ
ングジェネレータ211からは通常撮影時のCCD20
3の読み出しパルスが出力される。
【0014】上述したように、従来のビデオカメラ20
0では、撮影条件によってプリアンプ205の使用の有
無を切り換えるための構成を有している。
【0015】しかし、上記プリアンプ205やバイパス
回路(スイッチ222)を搭載するということは、回路
が複雑になると共にコストも上昇することを意味する。
例えばいわゆる3板式CCDカメラなどの場合には、プ
リアンプも3系統必要になって、更に回路の大型化とコ
ストアップになる。
【0016】また、上記図6の構成では、通常撮影時に
も映像信号がバイパス回路を通過するようになされてい
るため、映像信号のSN比などの特性が劣化することに
もなる。
【0017】さらに、上記3板式CCDカメラなどの場
合には上述したようにプリアンプも3系統必要になる
が、このときこれら3系統の各プリアンプの特性が完全
に一致していないと、得られた映像信号のカラーバラン
スが狂う場合がある。すなわち、3板式CCDカメラで
は、3つのCCDの出力から赤(R),緑(G),青
(B)の映像信号を得るようになされているが、この時
例えば、前記照明条件が悪くて暗い場合には前述したよ
うに映像信号を一度増幅してピント合わせ等を行うと共
にカラーバランス等の調整をも行うことになる。言い換
えれば、それぞれ特性が一致していない3つの各プリア
ンプを通過した映像信号を用いて、カラーバランス調整
が行われることになる。しかし、当該カラーバランス調
整等の後は、上記プリアンプは使用せず、かつAGC回
路のゲインも0dBにして長時間露光による撮影を行う
ことになるので、カラーバランスが狂うことになる。
【0018】そこで、本発明は、上述のような問題点に
鑑みてなされたものであり、照明条件が悪くて暗い場合
でもピント合わせや構図決定が容易で、かつカラーバラ
ンス等の調整値も狂うことがないビデオカメラ及びビデ
オカメラの調整方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のビデオカメラ
は、被写体像を結像する光学系と、入射光を光電変換し
て光電荷を蓄積し、この蓄積した光電荷を読み出して映
像信号に変換する変換手段と、光電荷の蓄積時間を蓄積
時間制御信号に応じて制御する蓄積時間制御手段と、映
像信号が供給され利得制御信号に応じて利得が制御され
る利得制御手段と、蓄積時間制御信号及び利得制御信号
を生成する制御信号生成手段とを有し、制御信号生成手
段は、変換手段での映像利得と利得制御手段での利得と
の合成利得が、所望の利得となるように蓄積時間制御信
号及び利得制御信号を生成することにより、上述した課
題を解決する。
【0020】また、本発明のビデオカメラの調整方法
は、被写体像を結像する結像工程と、結像光を光電変換
して光電荷を蓄積し、この蓄積した光電荷を読み出して
映像信号に変換する変換工程と、光電荷の蓄積時間を蓄
積時間制御信号に応じて制御する蓄積時間制御工程と、
映像信号が供給され利得制御信号に応じて利得が制御さ
れる利得制御工程と、変換工程での映像利得と利得制御
工程での利得との合成利得が、所望の利得となるように
蓄積時間制御信号及び利得制御信号を生成する制御信号
生成工程と、映像信号の調整を行う調整工程とを有する
ことにより、上述の課題を解決する。
【0021】すなわち、本発明によれば、光電変換の際
の映像利得と利得制御の際の利得との合成利得が、所望
の利得となるようにしているため、照明条件が悪くて暗
い場合でもピント合わせや構図決定に十分なレベルの映
像信号を得ることができる。また、光電荷の蓄積時間で
映像利得を制御するため、カラーバランス等の調整値が
狂うこともない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】本発明が適用されるビデオカメラの全体の
システム構成例を図1に示す。この図1に示すシステム
は、例えば暗い被写体140をCCD103の長時間蓄
積機能を利用して撮影し、明るい静止画像を得ることが
できるようにしたシステムである。
【0024】この図1のシステムの構成について簡単に
説明する。
【0025】この図1において、光学部101は、被写
体140からの光をCCD上に結像するためのレンズや
絞り機構、ピント合わせのためのレンズ駆動機構等を有
してなるものであり、当該光学部101を介した入射光
はCCD103へ導かれる。当該CCD103は、蓄積
した電荷を、タイミングジェネレータ(TG)111か
らの読み出しパルスに基づいて読み出し、撮像信号に変
換して出力するものである。
【0026】当該CCD103から出力された撮像信号
は図示を省略するサンプルホールド回路にて相関二重サ
ンプリングされて映像信号に変換され、この映像信号が
自動利得制御がなされるAGC回路106を介して、続
くプロセス回路108に送られる。ここで、上記AGC
回路106は、例えば通常撮影時において映像信号レベ
ルが適正値となるように、MPU(マイクロプロセッサ
ユニット)113からの利得制御信号に応じて利得が制
御されるものであり、通常使用されているAGC回路で
は0dBから18dB程度の利得制御幅を有している。
上記プロセス回路108では、上記AGC回路106か
らの映像信号に、ホワイトバランス調整やガンマ(γ)
処理,ホワイトクリップ処理,ニー(knee)処理等の各
種信号処理を施した後、当該ビデオカメラ100の映像
出力端子に出力する。この映像出力端子から出力された
映像信号は、映像信号の保持手段としてのフレームメモ
リを有する画像蓄積装置120に送られる。
【0027】また、タイミングジェネレータ111から
は、当該映像出力端子から出力される映像信号に同期し
た同期信号が出力され、この同期信号も上記画像蓄積装
置120に送られる。
【0028】上記画像蓄積装置120では、上記ビデオ
カメラ100から供給された映像信号を、上記同期信号
に応じて蓄積し、必要に応じて映像出力端子から出力す
る。この画像蓄積装置120の映像出力端子から出力さ
れた映像信号は、例えばビデオテープレコーダ(VT
R)やビデオプリンタ等の記録装置150に送られて記
録されたり、或いは、モニタ装置160に送られて表示
される。
【0029】ここで、上記ビデオカメラ100には、後
述するように操作パネルが設けられており、当該操作パ
ネル上には撮影モード切換スイッチが設けられている。
この撮影モード切換スイッチは、例えば、後述するよう
に4フレーム蓄積モードと、長時間蓄積モードと、通常
撮影モードである連続読み出しモードとの切り換えを指
示するためのものである。
【0030】先ず、上記連続読み出しモードのときのビ
デオカメラ100の動作から説明する。
【0031】ユーザは、上記操作パネルの撮影モード切
換スイッチを操作して、連続読み出しモードを指示す
る。この操作パネルからの撮影モード指示入力は、MP
U113に送られる。
【0032】上記MPU113は、上記連続読み出しモ
ードが指示されると、AGC回路106を映像信号のレ
ベルが最適レベルになるような利得制御を行うと共に、
タイミングジェネレータ111を通常の連続読み出しモ
ードに設定する。タイミングジェネレータ111は、上
記MPU113にて連続読み出しモードが設定される
と、CCD103に対して通常の読み出しパルスを出力
する。当該CCD103では、上記連続読み出しモード
に設定された上記タイミングジェネレータ111からの
読み出しパルスに応じて、蓄積している光電荷を読み出
し、この光電荷を撮像信号に変換して出力する。当該撮
像信号は、図示を省略するサンプルホールド回路にて相
関二重サンプリングされて映像信号に変換され、AGC
回路106に送られる。
【0033】この時のAGC回路106は、上述したよ
うにMPU113によって映像信号のレベルが最適値に
なるように利得制御され、当該AGC回路106からの
映像信号がプロセス回路108に送られる。当該プロセ
ス回路108で処理された映像信号は、映像出力端子か
ら出力されて、画像蓄積装置120に送られる。
【0034】また、当該連続読み出しモードに設定され
たタイミングジェネレータ111からは、上記映像出力
端子から出力された映像信号と同期した同期信号が出力
され、この同期信号も上記画像蓄積装置120に送られ
る。
【0035】当該画像蓄積装置120では、上記ビデオ
カメラ100から供給された映像信号を、上記同期信号
に応じて蓄積し、必要に応じて映像出力端子から出力す
る。当該画像蓄積装置120から出力された映像信号
は、上述同様に記録装置150やモニタ装置160に送
られる。
【0036】この連続読み出しモードでは、ビデオカメ
ラ100から出力された映像信号或いは、上記画像蓄積
装置120を介した映像信号に基づいて、ビデオカメラ
100のピント合わせや構図決定、さらにはカラーバラ
ンス調整等を行う。すなわち、当該連続読み出しモード
では、被写体の照明状態は良好であるため、ゲイン調整
等を行わなくてもピント合わせや構図決定等ができる。
【0037】次に、被写体が暗くて、ピント合わせや構
図決定が困難なとき、ユーザは、上記操作パネルの撮影
モード切換スイッチを操作して、4フレーム蓄積モード
を指示する。この操作パネルからの撮影モード指示入力
は、MPU113に送られる。
【0038】上記MPU113は、上記4フレーム蓄積
モードが指示されると、AGC回路106を最大レベル
(例えば18dB)に制御すると共に、タイミングジェ
ネレータ111の動作を当該4フレーム蓄積モードに設
定する。タイミングジェネレータ111は、上記MPU
113にて4フレーム蓄積モードが設定されると、CC
D103の読み出しパルスを4フレーム毎のパルスにし
て出力する。したがって、当該CCD103では、上記
4フレーム蓄積モードに設定された上記タイミングジェ
ネレータ111からの読み出しパルスに応じて、光電荷
を4フレーム間蓄積し、その後この4フレーム間蓄積し
た光電荷を撮像信号に変換して出力する。この4フレー
ム間の蓄積により得られた撮像信号のレベルは、図2に
示すように、通常の連続読み出しモードで暗い被写体1
40を撮影した場合に得られるCCD出力のレベルLよ
りも4倍(利得にすると例えば12dB)の大きさのレ
ベル4Lの信号となる。当該CCD103にて4フレー
ムの間光電荷が蓄積されて得られた撮像信号は、図示を
省略するサンプルホールド回路にて相関二重サンプリン
グされて映像信号に変換され、AGC回路106に送ら
れる。
【0039】この時のAGC回路106は、上述したよ
うにMPU113によって最大ゲイン(例えば18d
B)に設定されているため、当該AGC回路106の出
力は、上記CCD103で4フレーム間蓄積されること
による前記12dBと合わせて30dBだけゲインアッ
プした映像信号、すなわち通常の1フレーム間の蓄積に
より得られる映像信号よりも30dBだけゲインアップ
した映像信号となる。このAGC回路106からの映像
信号がプロセス回路108にて処理され、映像出力端子
から出力されて、画像蓄積装置120に送られる。な
お、この画像蓄積装置120に送られる映像信号は、4
フレーム毎にコマ落としされた動画、すなわち1フレー
ム分の映像の後の3フレームは映像が存在しないような
動画の信号となる。
【0040】また、当該4フレーム蓄積モードに設定さ
れたタイミングジェネレータ111からは、図2に示す
ように、上記映像出力端子から出力された映像信号と同
期した4フレーム毎の同期信号Wenが出力され、この
同期信号Wenも上記画像蓄積装置120に送られる。
【0041】当該画像蓄積装置120では、上記ビデオ
カメラ100から供給された映像信号を、上記同期信号
Wenに応じて蓄積し、必要に応じて映像出力端子から
出力する。このとき、当該画像蓄積装置120は、フレ
ームメモリに上記映像信号に蓄積しているため、ビデオ
カメラ100から出力された上記4フレーム毎のコマ落
としがなされた動画の映像信号を、4フレーム間同じ映
像が続く動画の映像信号として出力することができる。
これにより、当該画像蓄積装置120からは、画像のち
らつきが無い映像信号が得られることになる。すなわ
ち、ビデオカメラ100から出力された映像信号は4フ
レーム毎のコマ落としされた動画であるため、これをそ
のままモニタ装置160の画面上に表示すると、フリッ
カが激しく見難いものになるのに対し、上記画像蓄積装
置120から出力された映像信号を表示すると、多少動
きの鈍い動画として表示されるがフリッカはなく、見易
いものとなる。当該画像蓄積装置120から出力された
映像信号は、上述同様に記録装置150やモニタ装置1
60に送られる。
【0042】上記ビデオカメラ100からの映像信号や
画像蓄積装置120を介した信号は、CCD103にて
4フレーム間蓄積して得られたものであるため明るく、
したがってピント合わせや構図決定が容易である。ま
た、上記4フレーム間蓄積して得られた映像信号は、前
述した従来例のようにプリアンプにて増幅されたもので
はないため、後に長時間露光により映像信号を得るよう
にしたとしてもカラーバランス等が狂うことはない。さ
らに、画像蓄積装置120を介した映像信号を用いれ
ば、フリッカがなく見やすいため、ピンと合わせや構図
決定がさらに容易になる。
【0043】次に、上記ピント合わせと構図決定、及び
カラーバランス調整がなされた後、実際の長時間露光撮
影が行われる。このとき、ユーザは、操作パネル上の撮
影モード切換スイッチを操作することによって、長時間
蓄積モードを選択する。この長時間蓄積モードが選択さ
れると、MPU113は、AGC回路106のゲインア
ップを解除してゲインを0dBに設定すると共に、タイ
ミングジェネレータ111を長時間蓄積モードに設定に
して適正露光量が得られるフレーム数を設定する。
【0044】タイミングジェネレータ111は、上記長
時間蓄積モードに設定されると、上記適正露光量が得ら
れるフレーム数に応じた読み出しパルスを発生してCC
D103に送る。したがって、CCD103では、上記
タイミングジェネレータ111からの読み出しパルスに
応じたフレーム数だけ光電荷を蓄積する。
【0045】このCCD103から読み出された光電荷
は、前述同様にサンプルホールド回路を介して、ゲイン
が0dBになされたAGC回路106に送られる。この
AGC回路106に送られる映像信号は、上記長時間蓄
積モードのフレーム数に対応する期間だけ蓄積された映
像信号であり、この映像信号が0dBにゲイン制御され
たAGC回路106を介してプロセス回路108に送ら
れる。当該プロセス回路106にて処理された映像信号
は、映像出力端子から出力されて、画像蓄積装置120
に送られる。なお、この画像蓄積装置120に送られる
映像信号は、上記長時間蓄積モードにより撮影された静
止画像の信号となる。
【0046】また、上記長時間蓄積モードに設定された
タイミングジェネレータ111からは、上記映像出力端
子より出力された映像信号と同期した同期信号が出力さ
れ、この同期信号も上記画像蓄積装置120に送られ
る。
【0047】当該画像蓄積装置120では、上記ビデオ
カメラ100から供給された映像信号を、上記同期信号
に応じて蓄積し、必要に応じて映像出力端子から出力す
る。すなわちこのときの画像蓄積装置120は、フレー
ムメモリに蓄積した静止画像の信号を出力する。この静
止画像の信号は、上述同様に記録装置150やモニタ装
置160に送られる。
【0048】上記図1のビデオカメラ100は、より具
体的には図3に示すような構成を有している。この図3
のビデオカメラ100は、いわゆる3板式のCCDカメ
ラである。以下、この図3の構成を説明する。
【0049】この図3において、ビデオカメラ100の
光学部101は、被写体からの光をCCD上に結像する
ためのレンズ1や、光量調節或いは被写界深度設定のた
めの絞り機構、ピント合わせのためのレンズ駆動機構等
を有し、さらに必要に応じて赤外線カットフィルタや紫
外線カットフィルタ等を有してなるものである。また、
プリズム2は例えばダイクロイックプリズム等により構
成され、上記レンズ1を介した入射光を、赤色(R)光
と緑色(G)光と青色(B)光とに分解し、これら分解
した赤色光を、前記CCD103を構成する、赤色用C
CD3Rと、緑色光を緑色用CCD3Gと、青色光を青色
用CCD3Bとへ、それぞれ導く。
【0050】各CCD3R,3G,3Bは、複数の受光部
が行列方向にマトリクス状に配され、受光部内の蓄積電
荷を行方向に転送する垂直転送レジスタが列方向に配さ
れたものである。垂直転送レジスタの転送電極には水平
ブランキング期間内に垂直転送パルスが印加され、この
垂直転送パルスが印加されると、当該印加タイミングで
蓄積電荷が行単位で転送されることになる。また、垂直
ブランキング期間内には、互いに位相の異なる読み出し
パルスが上記垂直転送パルスに重畳されて上記転送電極
に印加され、各受光部と垂直転送レジスタ間の読み出し
のゲートのポテンシャルが上がって、受光部に蓄積され
ていた各フレーム毎の第1,第2のフィールド(奇数フ
ィールド,偶数フィールド)の電荷が垂直転送レジスタ
側に読み出される。また、水平周期の有効画素出力期間
においては、水平転送レジスタに例えば互いに位相の異
なる2相の水平転送パルスが供給されて、垂直転送レジ
スタから水平転送レジスタに転送された電荷を水平走査
のタイミングで順次出力部側に出力する。出力部は電荷
/電圧変換手段を有し、この電荷/電圧変換手段に上記
水平転送レジスタからの電荷が順次転送されて電圧に変
換される、この電圧値からなる信号が撮像信号として取
り出される。
【0051】これらCCD3R,3G,3Bに供給される
垂直転送パルス、読み出しパルス、水平転送パルス等
は、タイミングジェネレータ111から供給される。当
該タイミングジェネレータ111は、高周波発信器を備
え、当該高周波発信器からの基準クロックに基づいて、
上記読み出しパルスと同期信号、さらには垂直同期信号
及び水平同期信号をも発生する。
【0052】ここで、当該タイミングジェネレータ11
1においては、前記読み出しパルスを発生する構成とし
て、CCD読み出し信号発生回路32とスイッチ31を
有している。上記CCD読み出し信号発生回路32は、
例えば前述した通常の連続読み出しモードに対応した読
み出しパルスを出力するものであり、スイッチ31はM
PU113の制御により、撮影モードに応じて当該CC
D読み出し信号発生回路32からの読み出しパルスを間
引くものである。すなわち、上記MPU113は、操作
パネル20上の撮影モード切換スイッチの状態を見てお
り、通常の連続読み出しモードのときには上記CCD読
み出し信号発生回路32からの読み出しパルスをそのま
ま出力するように上記スイッチ31を制御し、前記4フ
レーム蓄積モードのときには上記CCD読み出し信号発
生回路32からの読み出しパルスを4フレームに1つの
パルスが出力されるように上記スイッチ31を制御し、
前記長時間蓄積モードのときには上記CCD読み出し信
号発生回路32からの読み出しパルスを当該長時間蓄積
モードにて設定されたフレーム数毎に1つのパルスが出
力されるように上記スイッチ31を制御する。
【0053】一方、当該タイミングジェネレータ111
において、前記同期信号を発生する構成としては、例え
ば3つの同期パルス発生回路33,34,35と切換ス
イッチ36を有している。3つの同期パルス発生回路3
3,34,35のうち、例えば、同期パルス発生回路3
3は前記通常の連続読み出しモード時に対応する同期信
号を発生するものであり、また、同期パルス発生回路3
4は前記4フレーム蓄積モード時に対応する同期信号を
発生するものであり、同期パルス発生回路35は前記長
時間蓄積モード時に対応する同期信号を発生するもので
ある。これら各同期パルス発生回路33,34,35の
出力端子のうち、同期パルス発生回路33の出力端子は
切換スイッチ36の被切換端子aと接続され、同期パル
ス発生回路34の出力端子は切換スイッチ36の被切換
端子bと接続され、同期パルス発生回路35の出力端子
は切換スイッチ36の被切換端子cと接続されている。
また、この切換スイッチ36の共通端子が当該ビデオカ
メラ100の同期信号出力端子107に接続されてい
る。当該切換スイッチ36はMPU113の制御によ
り、撮影モードに応じて、各同期パルス発生回路33,
34,35からの同期信号を選択的に切り換える。これ
により、当該タイミングジェネレータ111からは、撮
影モードに応じた同期信号が出力され、これが上記同期
信号出力端子17から出力されることになる。
【0054】上記各CCD3R,3G,3Bからそれぞれ
出力された撮像信号は、それぞれ対応して設けられたサ
ンプルホールド回路4R,4G,4Bに送られる。これら
サンプルホールド回路4R,4G,4Bでは、それぞれ供
給された撮像信号を相関二重サンプリングして、赤色、
緑色、青色の色信号(以下、R,G,B信号と呼ぶ)に
変換する。これらR,G,B信号は、前記AGC回路1
06を構成するAGC(自動利得制御)回路6R,6G
Bにそれぞれ送られる。これらAGC回路6R,6G
Bは、前述したようにMPU113によって撮影モー
ドに応じたゲインに制御される。続くプロセス回路10
8は、R,G,B信号にそれぞれ対応するRプロセス回
路8R,Gプロセス回路8G,Bプロセス回路8Bにて構
成され、それぞれ供給された信号に、前述したような各
種信号処理を施す。これらプロセス回路8R,8G,8B
にて処理された映像信号は、それぞれ対応する映像出力
端子9R,9G,9Bから前記画像蓄積装置120に出力
される。
【0055】なお、図3の例では、映像出力端子から出
力される映像信号を、R,G,B信号のコンポーネント
信号とした例を挙げているが、上記プロセス回路8R
G,8Bにて信号処理された各色信号をマトリクス回路
により輝度信号と色差信号のコンポジット信号に変換し
て出力することも可能であり、この場合には上記プロセ
ス回路8R,8G,8Bの後段にマトリクス回路が設けら
れると共に、映像出力端子も上記コンポジット信号から
なる映像信号を出力する端子に変更される。
【0056】次に、上述した4フレーム蓄積モード時の
図1及び図3のMPU113の制御動作のフローチャー
トは図4に示すようなものとなる。
【0057】この図4において、ステップS1では、前
記操作パネル20の撮影モード切換スイッチが4フレー
ム蓄積モードに切り換えられたか否かを判断する。当該
ステップS1で4フレーム蓄積モードがONとなってい
ないと判断したときには、当該ステップS1の判断を繰
り返す。一方、ステップS1で4フレーム蓄積モードに
切り換えられたと判断したときには、ステップS2に進
む。ステップS2では、AGC回路のゲインを最大ゲイ
ン(+18dB)にし、次のステップS3では、タイミ
ングジェネレータを4フレーム蓄積モードに設定する。
また、ステップS4では、タイミングジェネレータから
当該4フレーム蓄積モードに対応した同期信号の出力を
設定する。
【0058】次に、ステップS5では、前記操作パネル
20の撮影モード切換スイッチが4フレーム蓄積モード
から別のモードに切り換えられたか否かを判断する。当
該ステップS5で4フレーム蓄積モードがOFFとなっ
ていないと判断したときには、当該ステップS5の判断
を繰り返す。一方、ステップS5で4フレーム蓄積モー
ドがOFFとなっていると判断したときには、ステップ
S6に進む。
【0059】ステップS6では、AGC回路のゲインを
元のゲインに戻す。すなわち、撮影モード切換スイッチ
が長時間蓄積モードを示しているときにはAGC回路の
ゲインを0dBにし、連続読み出しモードを示している
ときにはAGC回路の自動制御を行うことになる。
【0060】次のステップS7では、タイミングジェネ
レータにおける読み出しパルスの設定も元に戻す。な
お、撮影モード切換スイッチが長時間蓄積モードを示し
ているときには当該長時間蓄積モードに応じた設定に
し、連続読み出しモードを示しているときには通常の設
定に戻す。
【0061】その後、ステップS8では、撮影モード切
換スイッチにて指示される撮影モードに対応した同期信
号を、上記タイミングジェネレータから出力するように
設定する。なお、撮影モード切換スイッチが長時間蓄積
モードを示しているときには当該長時間蓄積モードに応
じた同期信号を、連続読み出しモードを示しているとき
には通常の同期信号を出力するように設定する。
【0062】次に、図5には、上述した図1及び図3の
構成における撮影モードの切り換えと、各モードに応じ
たAGC回路のゲインの値と、タイミングジェネレータ
(TG)の設定と、R,G,B信号(映像信号)の出力
のタイミングとを、表に表して示す。すなわちこの図5
において、通常の連続読み出しモードのときには、AG
C回路のゲインは適正露出となる任意の値に制御され、
タイミングジェネレータの設定は通常の連続読み出し用
の読み出しパルスになされ、映像信号の出力は連続出力
となる。また、4フレーム蓄積モードのときには、AG
C回路のゲインは最大の18dBとなされ、タイミング
ジェネレータの設定は4フレーム蓄積モードの読み出し
パルスになされ、映像信号の出力は4フレームおきの出
力となる。さらに、長時間蓄積モードのときには、AG
C回路のゲインは最小の0dBとなされ、タイミングジ
ェネレータの設定は当該長時間蓄積を行う場合に適正露
出となる任意のフレーム数に応じた読み出しパルスにな
され、映像信号の出力は同じく長時間蓄積モードにて設
定されたフレーム数毎の出力となる。
【0063】上述したようなことから、本発明構成例に
よれば、CCDの長時間蓄積を使用する撮影の不具合点
を解消できる。すなわち、CCDの長時間蓄積が必要な
被写体は当然に暗いものであるため、その動画をモニタ
表示しただけでは色調整やピント合わせが困難であり、
一方、CCDの長時間蓄積を使用すれば、明るさは問題
ないが、CCDの蓄積時間やAGC回路のゲインをその
都度調整してピント合わせを行い、満足のいく状態にな
ったならばCCDの蓄積時間を元に戻すと共にAGC回
路のゲインを0dBに設定し、その後本番の撮影を行う
といった煩雑な操作が必要になる。これに対して、本発
明構成例によれば、ピント合わせ等のためのゲインアッ
プとその後の本番撮影とを、操作パネル上のスイッチ操
作のみで実現でき、上述した不都合を解消できる。な
お、本発明は、本来高感度に静止画像を撮影するための
長時間蓄積モードを、動画の露光量調整に使用してい
る。したがって、高感度が要求され、かつ通常の連続し
た動画の必要性があまりない分野に応用が考えられる。
また、本発明を用いれば、ハードウェアに依存しないた
め、長時間蓄積に対応したCCD及びタイミングジェネ
レータを搭載したビデオカメラであれば、制御ソフトウ
ェアの変更だけで簡単に移植できることになる。さら
に、ビデオカメラの低輝度のオートホワイトバランスが
動作するには、ある程度の明るさが必要であり、したが
って低輝度の被写体では動作しないが、本発明を用いれ
ば、低輝度下でも正確にオートホワイトバランスを動作
させることができ、またオートホワイトバランス動作中
は撮影を行わないので、コマ落としの動画でも問題はな
い。またさらに、夜間監視カメラシステムのように、高
感度が要求されるものにおいて、本発明を適用すれば、
従来のビデオカメラよりも監視領域が広がることにな
る。すなわち例えば、夜間監視カメラシステムでは、複
数のカメラを1台のモニタで時分割して監視したり、コ
マ撮りでVTRに記録する場合が多く、連続した動画で
ある必要性はないため、本発明を適用することが可能で
ある。
【0064】
【発明の効果】本発明においては、光電変換の際の映像
利得と利得制御の際の利得との合成利得が、所望の利得
となるようにしているため、照明条件が悪くて暗い場合
でもピント合わせや構図決定に十分なレベルの映像信号
を得ることができ、したがってピント合わせや構図決定
が容易となる。また、光電荷の蓄積時間で映像利得を制
御するため、カラーバランス等の調整値が狂うこともな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオカメラが適用されるシステムの
概略構成例を示す図である。
【図2】本発明のビデオカメラの4フレーム蓄積モード
について説明するためのタイミングチャートである。
【図3】本発明のビデオカメラの内部構成を説明するた
めのブロック回路図である。
【図4】本発明のビデオカメラの4フレーム蓄積モード
での動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明のビデオカメラにおける撮影モードとA
GC回路のゲイン制御、タイミングジェネレータの設
定、映像信号出力の関係を説明するための図である。
【図6】従来のビデオカメラの内部構成の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 レンズ系 2 プリズム 3R,3G,3B,103 CCD 6R,6G,6B,106 AGC回路 8R,8G,8B,108 プロセス回路 20 操作パネル 32 CCD読み出し信号発生回路 33,34,35 同期パルス発生回路 100 ビデオカメラ 101 光学部 111 タイミングジェネレータ 113 MPU 120 画像蓄積装置 150 記録装置 160 モニタ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を結像する光学系と、 上記光学系からの入射光を光電変換して光電荷を蓄積
    し、当該蓄積した光電荷を読み出して映像信号に変換す
    る変換手段と、 上記変換手段での上記光電荷の蓄積時間を、蓄積時間制
    御信号に応じて制御する蓄積時間制御手段と、 上記映像信号が供給され、利得制御信号に応じて利得が
    制御される利得制御手段と、 上記蓄積時間制御信号及び上記利得制御信号を生成する
    制御信号生成手段とを有し、 上記制御信号生成手段は、上記変換手段での映像利得と
    上記利得制御手段での利得との合成利得が、所望の利得
    となるように上記蓄積時間制御信号及び利得制御信号を
    生成することを特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 上記蓄積時間制御手段により設定された
    上記光電荷の蓄積時間の間、上記映像信号を保持する保
    持手段を設けることを特徴とする請求項1記載のビデオ
    カメラ。
  3. 【請求項3】 被写体像を結像する結像工程と、 上記被写体の結像光を光電変換して光電荷を蓄積し、当
    該蓄積した光電荷を読み出して映像信号に変換する変換
    工程と、 上記変換工程での上記光電荷の蓄積時間を、蓄積時間制
    御信号に応じて制御する蓄積時間制御工程と、 上記映像信号が供給され、利得制御信号に応じて利得が
    制御される利得制御工程と、 上記変換工程での映像利得と上記利得制御工程での利得
    との合成利得が、所望の利得となるように上記蓄積時間
    制御信号及び利得制御信号を生成する制御信号生成工程
    と、 映像信号の調整を行う調整工程とを有することを特徴と
    するビデオカメラの調整方法。
JP7331849A 1995-12-20 1995-12-20 ビデオカメラ及び調整方法 Abandoned JPH09172575A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8400518B2 (en) 2008-09-10 2013-03-19 Panasonic Corporation Imaging apparatus
JP5421999B2 (ja) * 2009-10-09 2014-02-19 パナソニック株式会社 車両用周囲監視装置
JP2014120955A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Nec Corp 撮像装置及びその駆動方法

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JP5421999B2 (ja) * 2009-10-09 2014-02-19 パナソニック株式会社 車両用周囲監視装置
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