JP3123248U - ヘルメット等に着脱可能な雨除けその他の機能性附与部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ヘルメット等の下端周辺部より幾分小さい形状に形成されたゴム輪と、それを取り囲むように配設された肩幅より少し大きめの円形状のスプリングワイヤーとの間に、防水性を備えた可撓性の連結部材を、スプリングワイヤー側からゴム輪側に向かって設定された範囲内の上向きの傾斜角度を持たせて取り付けるようにしたもの。
【選択図】 図1
Description
また、雨ガッパや帽子などは、いずれも不使用時のかさばりが大きいため、持ち運び時にも何かと不便を感じる不都合があった。
また、円形状のスプリングワイヤーは肩幅より少し大きめで、スポンジ系のゴム輪との間に取り付けられている連結部材は、防水性を備え、10°以内の下り勾配を形成しているため、ヘルメット等に降った雨水は、円滑に移動されて周辺部のスプリングワイヤーの部分から下に落ちるため、顔や身体に雨水がかかりにくくなるようにするとともに、連結部材にとどまる雨水の量を少なくして首にかかる負担を軽くすることができる。
また、スポンジ系のゴム輪とスプリングワイヤーと連結部材は、弾性や可撓性を備えているため、不使用時には外周部のスプリングワイヤーをひねるようにして3つの輪を形成させると、本考案の機能性附与部材を、一部が交叉する状態で1/3位の大きさにコンパクトにたたむことができる。このため、携帯時のかさばりを少なくして持ち運びを便利に行うことができる上に、使用時には、3つの輪にたたまれているスプリングワイヤーの部分をかさばりを少なくした場合と逆の方向にひねるようにすると、構成部材が備えている弾性や可撓性の働きによりすばやく元の正しい形状に戻すことができる。
また、連結部材4の内側にあけられた楕円形状の穴の部分は、スポンジ系のゴム輪2をヘルメットa等に装着した状態で、ゴム輪2の外表面に接着剤や縫製手段によりしっかりと取り付けられている。この場合、連結部材4の取り付けは、スプリングワイヤー3側からスポンジ系のゴム輪2の方向に向かって10°より大きくならない範囲内において、上向きの傾斜角度θが形成されるようになされている。
連結部材4をこのように構成すると、前方から上下、左右にかけての視界を広くして作業時の安全性を高めるのに役立つ上に、機能性附与部材1のデザインに変化を持たせることができる。なお、使用される各種の布4bの色合いを幾分濃い目にすると、光の遮断性を良くするとともに、汚れが目立たないようにするのに役立つ。
機能性附与部材1が一部交叉しながら1/3位の大きさにたたまれている場合には、おりたたみ時のねじれ方向と反対の方向に軽く力を作用させると、スプリングワイヤー3の弾性力により、図2に示すように、ほぼ平面状に大きく広げられる。
広げられた機能性附与部材1をフィルム4aの部分がヘルメットa等の前方にくるように位置決めしてヘルメットa等の上側から下側に向けて押し下げるように装着する。この装着により、スポンジ系のゴム輪2は幾分広げられるが、ゴム輪2はヘルメットa等の下端周辺部の形状に合わせて前後方向に幾分長めの楕円形状に形成されているため、ヘルメットa等に容易に密着した状態で装着され、この装着部分からの雨水の侵入を確実に防止する。
ヘルメットa等によってスポンジ系のゴム輪2が幾分広げられると、装着前に連結部材4に生じていた多少のゆるみは、スプリングワイヤー3の重みにより緊張状態に保たれ、連結部材4の取り付け時に設定した傾斜角度θに保たれる。
この状態になった機能性附与部材1のスプリングワイヤー3の部分を同じ方向に2回ひねるようにすると、一部交叉した形で3つの小さな輪の形状におりたたむことができる。このおりたたみは、可撓性のある連結部材4に多少のゆるみがあるため、抵抗なく円滑に行われてかさばりを少なくすることができ、携帯時の持ち運びを容易にするのに役立つ。
2 スポンジ系のゴム輪
3 スプリングワイヤー
4 可撓性の連結部材
4a 透明性フィルム(ビニールフィルム)
4b 防水加工が施された布
5 細幅の金属製のプレート
θ 傾斜角度
a ヘルメット等
Claims (6)
- ヘルメット等の下端周辺部の大きさより幾分小さめに形成されたスポンジ系のゴム輪を、肩幅より少し大きめの円形状に形成されたスプリングワイヤーのほぼ中央部に位置させ、前記スポンジ系のゴム輪と円形状のスプリングワイヤーとの間に、内側から外側に向けて設定された下り勾配を形成するように防水性の連結部材を取り付けたことを特徴とするヘルメット等に着脱可能な雨除けその他の機能性附与部材。
- スポンジ系のゴム輪はヘルメット等の前後方向に対し、幾分長めの楕円形状に形成されている請求項1に記載のヘルメット等に着脱可能な雨除けその他の機能性附与部材。
- スプリングワイヤーは、断面が長方形で縦と横方向の寸法が小さい細長い金属製の帯部材により形成されている請求項1または請求項2に記載のヘルメット等に着脱可能な雨除けその他の機能性附与部材。
- 防水性の連結部材は、中心部のスポンジ系のゴム輪側から周辺部のスプリングワイヤー側に向けて10°以内の下り勾配を形成するように取り付けられている請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載のヘルメット等に着脱可能な雨除けその他の機能性附与部材。
- 防水性の連結部材は、前側のほぼ1/3に当たる部分に透明な合成樹脂製のシートが用いられ、残りのほぼ2/3に当たる部分に着色された布が用いられるとともに、両者の重合部は一体に結合されている請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載のヘルメット等に着脱可能な雨除けその他の機能性附与部材。
- スプリングワイヤーは、直径が60〜80cm程度の大きさである請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載のヘルメット等に着脱可能な雨除けその他の機能性附与部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006003240U JP3123248U (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | ヘルメット等に着脱可能な雨除けその他の機能性附与部材 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006003240U JP3123248U (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | ヘルメット等に着脱可能な雨除けその他の機能性附与部材 |
Publications (1)
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JP3123248U true JP3123248U (ja) | 2006-07-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006003240U Expired - Lifetime JP3123248U (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | ヘルメット等に着脱可能な雨除けその他の機能性附与部材 |
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JP (1) | JP3123248U (ja) |
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2006
- 2006-04-27 JP JP2006003240U patent/JP3123248U/ja not_active Expired - Lifetime
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