JP3122729U - 装飾菓子 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑なメレンゲ様生地の形状に多色の色彩を各別に塗布した装飾菓子を提供する。
【解決手段】メレンゲで出来た各種形状と、その形状の表面に人顔、動物、植物、自然物、又は文字を付着した多色の可食インクと、からなる装飾菓子
【選択図】図1

Description

本考案は、メレンゲ様生地を主成分とする装飾菓子に関する。
今まで、ケーキに載置するデコレーション用の装飾菓子については、チョコレート、メレンゲ、ウエハース、マジパン、ゼリー、クッキ、または最中などの表面に各種の凹凸模様を有した焼印を押印したもの、あるいは流動状のチョコレートなどの素材をモールドの凹部に入れて種々の凹凸形態を作ったものをそのまま装飾菓子とするか、その装飾菓子の表面に可食インクにてシルク印刷するか、ゴム印を押す等して完成したものがある。
しかし、前者すなわち焼印を押した菓子については古くからあるが、装飾として簡易かつ単純なためにコスト的には低く維持されるが、装飾性が少ないために付加価値がない。また、後者の装飾菓子は、製造時間が短縮するなどのメリットはあるものの立体的な凹凸など、人物、動物等の写実性に物足りなさがあるという欠点があった。
特開平11−137176号公報 特表昭57−500861号公報
そこで、本考案は素材として新たにメレンゲ様生地を利用し、その表面に、多色の可食用インクで多種の色彩模様を印刷した装飾菓子を提供せんとする。
本考案は、上記目的に鑑みてなされたものであり、その要旨は人物、動物、植物、自然物又は文字等の工作物に無着色又は着色したメレンゲ様生地と、該生地を固化した表面に人の目などの色彩模様を印刷した可食インクとで形成したことを特徴とする装飾菓子にある。
上記メレンゲ様生地は、本来メレンゲ生地が卵白と砂糖を泡立てたものであるが、同生地に模したものとして定義したものである。メレンゲ様生地は、そのまま又は焼き上げて固化して装飾菓子が出来、その形は人物、動物、植物、自然物、文字又は柄等の工作物としたものである。その生地の表面には、可食インキを用いたジェットプリンタの複数の色別ノズルから各種色彩を同時に吹き付け、必要により手絞りや手塗りを施して人物、動物、植物、自然物、文字又は絵柄をさらに具体的に画くことでメレンゲ様菓子としての装飾菓子を仕上げる。ここでメレンゲ様生地の材料としては、デンプン、乳糖、粉糖、又はグラニュー糖から選ばれた一以上の可食粉末に、ゼラチン溶液、水飴の溶液のいずれか又は双方を混合したものであり、これらには必要に応じて香料を加えたものを用いることができる。
また、可食インクとしては、天然又は合成着色料として水性のイエロー、マゼンダ、シアン、ライトマゼンダ、ライトシアン、ブラック、グレー等の食品衛生法により適合したインク等を用いる。
また、上記メレンゲ様生地は通常白色をしているが、食用合成着色料あるいは食用天然着色料で赤色、黄色など各種の生地色に仕上げることもできる。
さらに、メレンゲ様菓子が曲面や各種凹凸面などを有するものであっても、インクジェット方式のプリンタを用いて多色の可食インクを前記表面に吹き付けることにより、短時間で多品種大量の装飾菓子を安価に製造できる。
最終的に作ろうとする装飾菓子としてのメレンゲ様生地をコンベア上の目印や凹凸の位置決めに合せて移動し、表面に色別に用意したインクジェット方式のプリンタの複数のノズルを往復移動しながら、多色の人顔、動物、植物、自然物、文字又は絵柄等を表現して装飾菓子を仕上げる。このことは、前記複数のノズルを前記コンベアの移動方向とは90度クロスして往復運動し、前記コンベアの進行速度を整合することにより、前記色別ノズルからメレンゲ生地に可食インクを同時に吹き付けて絵柄が完成する。
図1は、本考案の一実施例を示すサンタクロースの装飾菓子であり、粉糖とゼラチン液の混合物からできている白色のメレンゲ様生地1を大きく分けて頭部A、及び胴Dと足部Bを原形としている。メレンゲ様生地をプリント印刷した箇所は、上から帽子部分の赤色の縞模様2、顔の肌色部19、黒色の目3、赤色の口4、頬紅20、赤色の縞模様の胴部5である。手絞りでメレンゲ様生地を付着した箇所は、上から白色である帽子のボンボリ6と白色の帽子の庇部分7、赤色のメレンゲの鼻8、青色のマフラー9と青色の手袋11、やはり赤色の腕10、そして白色の衣服の裾部分12、及び茶色の足先13からなる。手塗りの部分は、茶色の可食インクを筆で着色した足部Bである。
また、上記頭部Aと胴D及び足部Bとは、未だ固化していない半固形状のメレンゲ様生地を互いの接着材として、接合箇所に付着し、また、台座Cは足部Bの足先とともに手絞りで一体化している。
図2は、図1の頭部部分をインジェクト方式のプリンター(部分)を用いた印刷についての概略図である。
予め、箱の中に入れた粉状のコンスターチ中に、複数の頭部Aと胴部Dと足部Bをそれぞれに分けて凸状に設けた押型を押し込んで、そのコンスターチの粉状の各部分に凹部を形成しておき、その凹部内に流動状のメレンゲもどきを入れて乾燥固化してから取り出してコンスターチの粉末を除去することでメレンゲ様生地の原形を得る。
つぎに、頭部Aと胴部Dと足部の原形を篩又はエアーガンによってコンスターチ粉末をきれいに落して、図2(同図では頭部Aの原形のみ)に示すベルトコンベア14の定位置(コンベア上の目印か位置決め部材により)に載置し、コンベアを手前矢印方向に移動させながら上方に位置する複数のタンク18を色別に分けてジェットプリンタXで模様を画く(図では黒色の目3の部分、赤色の帽子の縞模様の部分、顔の肌色部19の部分、及び頬紅20の部分で顔の左半分近くを画いているが、これから後に残りの半分も画いて行くことになる)。これらのタンクには、上記した色のコンピュータとその作動装置によりタンクが左右方向(矢印方向)に移動し、各色16別に時間をコントロールしてジェット噴射される17。この噴射は、コンベア14の移動方向とは90度クロスした方向(矢印の左右方向)に走査することにより、上記可食インクを噴射してメレンゲ上に目3、口4、鼻8、頬紅20、帽子部分の縞模様2、顔の肌部分19、及び胴部の縞模様5を、メレンゲ生地表面に着色印刷する。
さらに、前記頭部Aでは帽子のボンボリ6、帽子の庇7、鼻8を手絞りでメレンゲ様生地の各色で、胴部Dの衣服の裾部分12を白色で、それぞれ付着する。足部Bを茶色の可食インキで手塗りし、つぎに茶色のメレンゲ様生地で足先13を手絞りし、手絞りが乾燥しないうちに、胴Dの足部Bを載せて立った状態に付着する。さらに、柔らかい(未乾燥状態)のメレンゲ様生地を接着剤として頭部Aをその上に付着する。さらに、腕10、手袋11、白色の袖21、マフラー9をそれぞれ手絞りで作っていく。
最後に、未乾燥状態のメレンゲ様生地で台座Cを絞ってから、その上に上記胴部Dの足部Bにある足先13を乗せて押し込むことで安定させて完成する。
なお、上記装飾菓子はサンタクロースを模したものであるが、この他に人物はもろちん、各種形態の植物、自然物又は文字等の装飾菓子を作ることもできる。
また、本考案には生チョコレートや冷凍ケーキの解凍の際に結露が生じ、この時の水分で水性のインクが色落ちしない様にするために上記完成後にオイルコートをすることも出来る。
本考案の装飾菓子は、多品種にわたる複雑な凹凸模様のメレンゲ様生地の各部に、複雑な色彩を付着した装飾菓子が提供できる。
本考案であるサンタクロースとしての装飾菓子の斜視図である。 図1の装飾菓子の製造方法を示す概略図である。
符号の説明
1 メレンゲ様生地(白色)
2 帽子(赤縞)
3 目(黒色)
4 口(赤色)
5 胴部(赤縞)
6 帽子のボンボリ(白色)
7 帽子の庇部分(白色)
8 鼻(赤色)
9 マフラー(青色)
10 腕(赤色)
11 手袋(青色)
12 衣服の裾部分(白色)
13 足先(茶色)
19 顔の肌(肌色)
20 頬紅(赤色)
21 被服の袖部(白色)

Claims (6)

  1. 人物、動物、植物、自然物又は文字等の工作物に無着色又は着色したメレンゲ様生地と、該生地を固化した表面に人の目などの色彩模様を印刷した可食インクとで形成したことを特徴とする装飾菓子。
  2. 前記メレンゲ様生地が、デンプン、乳糖、粉糖又はグラニュー糖から選ばれた一以上の可食粉末にゼラチン溶液、水飴のいずれか又は双方を混合したものを原料とし、前記可食インクをイエロー、マゼンダ、シアン、ライトマゼンダ、ライトシアン、ブラック、グレーから選ばれた一以上のもの、としたことを特徴とする請求項1に記載の装飾菓子。
  3. 前記原料に、卵白と香料を加えた請求項2に記載の装飾菓子。
  4. 前記メレンゲ様生地の表面に、別のメレンゲ様生地を手絞りで付加したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の装飾菓子。
  5. 前記メレンゲ様生地の表面に、可食インクを手塗りで付着したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の装飾菓子。
  6. 前記メレンゲ様生地の原形に、他の可食物を接合して仕上げた請求項1乃至5のいずれかに記載の装飾菓子。
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