JP3122729B2 - ワークの複数搬送路への分配装置 - Google Patents

ワークの複数搬送路への分配装置

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JP3122729B2 JP04191325A JP19132592A JP3122729B2 JP 3122729 B2 JP3122729 B2 JP 3122729B2 JP 04191325 A JP04191325 A JP 04191325A JP 19132592 A JP19132592 A JP 19132592A JP 3122729 B2 JP3122729 B2 JP 3122729B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば熱間搾出法に
よりエンジンバルブに成形加工される素材(以下ワーク
という)を、1列に搬送するワーク供給路より複数組の
プレス型に対応する複数の搬送路に分配するワークの分
配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、熱間搾出法によりエンジンバル
ブを成形する工程を略示するもので、所定長の丸棒状の
ワーク(1)は、加熱炉により高温に加熱されたのち、第
1段のプレス加工により、1次中間品(1a)に成形され、
ついで、第2段のプレス加工により2次中間品(2b)とし
た後、機械加工により所定形状に仕上げられる。
【0003】上述のプレス工程において、生産性を向上
させるため、プレス機の下型に各中間品成形用のダイ穴
を複数並設し、複数個のワークを同時にプレス成形する
ようにしている。そのため、1列に搬送されてきた多数
のワーク(1)を、複数列の搬送路を有する分配路に分配
して、複数組のプレス型に供給する必要がある。従来
は、例えば供給路の適所に、鉄道における切換機構(ポ
イント)に類似する分岐手段を設けるなどして、複数列
にワークを分配していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の装置は、
構造が複雑で高価であったり、故障や事故の発生を防止
するための保守、点検が面倒であったり、ワークが確実
に分配されず、プレス機にワーク切れを生じたりする問
題があった。
【0005】本発明は、比較的簡単な装置をもって、1
列に並ぶ多数のワークを、複数の搬送路に確実に分配す
ることができる分配装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、供給路上を1列に搬送されてきたワーク
を、供給路の側方に設けた複数の搬送路を有する分配路
に移載する分配装置であって、前記供給路におけるワー
クの進行方向末端に設けられたワークストッパと、供給
路と分配路との間の上方を往復移動する横送り装置と、
該横送り装置に設けた昇降手段に側方移動可能に設けら
れた前後方向に並ぶ複数のワーク把持装置と、該ワーク
把持装置の少なくとも1個を、常時供給路と反対方向に
付勢することにより、前記横送り装置が供給路側に位置
しているとき供給路の直上に、かつ分配路側に位置して
いるとき所定の搬送路の直上にそれぞれ停止させるスト
ッパ装置とを備えている。
【0007】
【作用】横送り装置に設けた複数のワーク把持装置が、
供給路上に1列に並ぶ複数個のワークをそれぞれ把持し
たのち上昇し、横送り装置が側方へ移動すると、その中
途において、各ワーク把持装置の1つが、ストッパ装置
により停止させられ、他のワーク把持装置がそのまま移
動して所定位置に停止する。このとき、各ワーク把持装
置は互いに側方にずれるので、この状態で昇降手段によ
り各ワーク把持装置を下降させて、把持した各ワークを
解放すれば、各ワークは、それぞれ分配路における各搬
送路上に移載される。
【0008】
【実施例】図1〜図3は、本発明の一実施例を示すもの
で、ワーク(1)の分配終了直前の状態を示している。水
平をなす台板(2)の図1の左端には、T字形支柱(3)が
立設され、その後面上部には、右方を向く板状のブラケ
ット(4)が案内金具(5)をもって取り付けられ、ブラケ
ット(4)は、案内金具(5)に設けたハンドル(6)の操作
により昇降する。
【0009】ブラケット(4)の両端に設けたストッパ
(7)(7)の上端間と下端間には、1対の支持レール(8)
が架設され、両支持レール(8)には、公知の横送り装置
(ロッドレスシリンダ)(9)が側方移動自在に取り付けら
れている。
【0010】両ストッパ(7)の中央間には、横送り装置
(9)を案内する案内レール(10)が架設され、横送り装置
(9)は両ストッパ(7)(7)間を移動する。
【0011】横送り装置(9)の前面に固着した取付板(1
1)の上端中央には、前方を向くアーム(12)が固着され、
取付板(11)の前面に固着した垂直レール(13)には、昇降
枠(14)の後端の垂直板(15)が昇降自在に係合している。
垂直板(15)の下端には、前方を向く水平板(16)が連設さ
れている。
【0012】水平板(16)の上面には、エアシリンダ(17)
のシリンダボディ(17a)が載設され、そのピストン杆(17
b)の上端は、アーム(12)の前端に固着され、これにより
水平板(16)は、エアシリンダ(17)の作動によりシリンダ
ボディ(17a)と一体的に昇降する。
【0013】水平板(16)の右端と左端には、それぞれ上
下に短寸の第1側板(18)とそれより長寸の第2側板(19)
が垂設され、両側板(18)(19)の前端間には、吊支レール
(20)が架設されている。
【0014】第2側板(19)の内側面後部には、下方を向
く第1把持装置(21)が固着され、上記吊支レール(20)に
は、第1把持装置(21)と同形等寸の第2把持装置(22)
が、側方移動自在に吊支されている。第2把持装置(22)
は、吊支レール(20)に巻装した圧縮コイルばね(23)によ
り、常時左方に向けて付勢されている。
【0015】両把持装置(21)(22)の下端に設けられたフ
ィンガ(21a)(22a)は、それぞれ両把持装置(21)(22)に内
設したエアシリンダ(図示省略)により開閉する。
【0016】第2把持装置(22)の前面上部には、前方を
向くローラストッパ(24)が枢設されている。上記支柱
(3)の前向片(3a)の右面上部に固着したL字形板(25)に
は、ローラストッパ(24)の左方に位置してこれと当接す
る位置決め板(26)が、双方に設けた長孔(27)とボルト(2
8)により、左右位置調節可能に取り付けられている。
【0017】台板(2)の右部上方には、前後方向を向い
て前部が上記ブラケット(4)の右部下方に位置するワー
ク供給路(29)が、支柱(図示省略)をもって支持され、そ
の上面には、1条のワーク滑走溝(29a)が形成されてい
る。
【0018】第1把持装置(21)の後方には、下方を向く
エアシリンダ式のワーク押え(30)が取り付けられてい
る。
【0019】供給路(29)の前方には、ワークストッパ(3
1)が支枠(32)をもって台板(2)に支持され、ワークスト
ッパ(31)の後方を向く停止杆(31a)は、ハンドル(31b)の
操作により前後位置を調節することができる。
【0020】台板(2)の中央部上方には、前後方向を向
くとともに、後部がブラケット(4)の左部下方に位置す
るワーク分配路(33)が、支柱(図示省略)をもって支持さ
れ、その上面には搬送路である2条のワーク滑走溝(33
a)が形成されている。
【0021】分配路(33)の後方には、前方を向く押出し
用エアシリンダ(34)が、適宜の支持体(図示省略)をもっ
て台板(2)上に設置され、エアシリンダ(34)のピストン
杆(34a)の前端には、両滑走溝(33a)の後方に位置する2
本の押出杆(35)が連結されている。
【0022】上述の本発明装置は、予めワーク(1)のサ
イズに対応して、ハンドル(6)の操作によりブラケット
(4)を昇降させて、第1、第2両把持装置(21)(22)の高
さを調節するとともに、位置決め板(26)の左右位置を調
節し、さらに、ハンドル(31b)の操作によりワークスト
ッパ(31)の停止杆(31a)の前後位置を予め調節してお
く。
【0023】そして、エアシリンダ(17)を作動させて、
昇降枠(14)とともに、両フィンガ(21a)(22a)の開いた両
把持装置(21)(22)を上昇させたのち、横送り装置(9)を
右限まで移動させれば、図4に示すように、第2把持装
置(22)は、圧縮コイルばね(23)の付勢力により左進し
て、第2側板(19)と当接し、第1把持装置(21)の前方に
平行状に並ぶ。
【0024】これにより、両把持装置(21)(22)は、供給
路(29)上に前後1列に並ぶ多数のワーク(1)の先行する
2個の上方に位置する。
【0025】ついで、両把持装置(21)(22)を下降させて
2個のワーク(1)を同時に把持し、第3番目のワーク
(1)をワーク押え(30)により上方より押えて、両把持装
置(21)(22)を上昇させた後、横送り装置(9)により左進
させる。
【0026】すると図5に示すように、第2把持装置(2
2)のローラストッパ(24)が位置決め板(26)の右端縁に当
接することにより、第2把持装置(22)は、圧縮コイルば
ね(23)を圧縮させただけで、分配路(33)の右方の滑走溝
(33a)の上方に停止し、第1把持装置(21)のみが左限ま
で移動して、左方の滑走溝(33a)の上方に位置する。
【0027】ついで、図1に示すように、エアシリンダ
(17)を作動させれば、ローラストッパ(24)は位置決め板
(26)の右端に沿って転動しつつ、両把持装置(21)(22)は
分配路(33)の直上まで下降するので、フィンガ(21a)(22
a)を開けば、把持した両ワーク(1)は両滑走溝(33a)に
分配されて移載される。
【0028】ついで、押出しシリンダ(34)伸長させれ
ば、2個のワーク(1)は、同時に押出されて、既に移載
されているワークは加熱炉及びプレス機へ2個同時に順
次送り込まれる。
【0029】なお、上述においては、供給路(29)上の多
数のワーク(1)を2個づつ分配路(33)の両滑走溝(33a)
に分配させるようにしたが、たとえば把持装置を3個と
して、これらをすべて吊支レールに吊支してばねにより
側方に付勢するとともに、3枚の位置決め板を使用すれ
ば、供給路上の多数のワークを分配路の3条の滑走溝に
分配させることができ、また、必要に応じて位置決め板
の調節をすることにより、所望の1本の滑走溝に1個の
ワークを、他の1本の滑走溝に2個のワークを分配させ
ることもできる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、複雑な分岐手段を設け
ることなく、単に横送り装置を往復移動させるだけで、
1列で送られてきたワークを複数の搬送路に確実に分配
しうるので、次行程にワーク切れが生じることがなく、
生産性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置のワーク分配終了直前の状態を示す
要部の正面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】本発明装置のワーク把持前の状態を示す要部の
正面図である。
【図5】本発明装置のワーク搬送中の状態を示す要部の
正面図である。
【図6】エンジンバルブの熱間搾出工程を略示する正面
図である。
【符号の説明】
(1)ワーク (1a)1次中間品 (1b)2次中間品 (2)台板 (3)支柱 (3a)前向片 (4)ブラケット (5)案内金具 (6)ハンドル (7)ストッパ (8)支持レール (9)横送り装置 (10)案内レール (11)取付板 (12)アーム (13)垂直レール (14)昇降枠 (15)垂直板 (16)水平板 (17)エアシリン
ダ(昇降手段) (17a)シリンダボディ (17b)ピストン
杆 (18)第1側板 (19)第2側板 (20)吊支レール (21)第1把持装
置 (22)第2把持装置 (22a)フィンガ (23)圧縮コイルばね (24)ローラスト
ッパ(ストッパ装置) (25)L字形板 (26)位置決め板
(ストッパ装置) (27)長孔 (28)ボルト (29)ワーク供給路 (29a)滑走溝 (30)ワーク押え (31)ワークスト
ッパ (31a)停止杆 (31b)ハンドル (32)支枠 (33)分配路 (33a)滑走溝(搬送路) (34)押出しシリ
ンダ (34a)ピストン杆 (35)押出杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/68 - 47/72 B65G 47/90 - 47/92

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給路上を1列に搬送されてきたワーク
    を、供給路の側方に設けた複数の搬送路を有する分配路
    に移載する分配装置であって、前記供給路におけるワー
    クの進行方向末端に設けられたワークストッパと、供給
    路と分配路との間の上方を往復移動する横送り装置と、
    該横送り装置に設けた昇降手段に側方移動可能に設けら
    れた前後方向に並ぶ複数のワーク把持装置と、該ワーク
    把持装置の少なくとも1個を、常時供給路と反対方向に
    付勢することにより、前記横送り装置が供給路側に位置
    しているとき供給路の直上に、かつ分配路側に位置して
    いるとき所定の搬送路の直上にそれぞれ停止させるスト
    ッパ装置とを備えることを特徴とするワークの複数搬送
    路への分配装置。
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