JP3121976B2 - 積層型電子部品の製造方法 - Google Patents

積層型電子部品の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層チップインダク
タ,積層トランス,コイル導体を内蔵した積層複合部品
等の積層型電子部品に有用な製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】積層構造の磁性体内にコイル導体を埋設
された積層チップインダクタの従来の製造方法を以下に
説明する。
【0003】まず、PET等のベースフィルム上にドク
ターブレード法によって高透磁率スラリーを所定厚で塗
工して該フィルム上に磁性体グリーンシートを形成す
る。次に、ベースフィルム上の磁性体グリーンシートを
所定の大きさに切断し、切断されたシートをベースフィ
ルムから剥離する。次に、剥離された磁性体グリーンシ
ートに金型打ち抜き等の方法によってスルーホールを形
成する。次に、導電ペーストを材料とし、剥離された磁
性体グリーンシート上にスクリーン印刷等の方法によっ
てその接続端部がスルーホールに重なるようにコイル用
導体パターンを形成する。次に、導体パターン形成後の
複数の磁性体グリーンシートをダミーシートと共に所定
の順序で積層する。次に、積層体を圧着してこれを部品
寸法に切断し、切断後の積層チップを焼成する。次に、
焼成後の積層チップの所定位置に外部端子となる導電ペ
ーストを塗布して焼き付ける。以上で上記の積層チップ
インダクタが製造される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、積層チップ
インダクタ等の積層型電子部品の製造に用いられる磁性
体グリーンシートは、一般に数十μm程度の厚さしかな
く強度的に極めて弱いため、各工程間の搬送過程で該シ
ートにしわや型くずれ等の変形を生じ易く、工数増加や
特性ばらつき等の原因となる問題点がある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、グリーンシートの変形を
極力防止して積層チップインダクタ等の積層型電子部品
を的確且つ安定して製造できる方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ベースフィルム上にグリーンシ
ートを形成する工程と、該グリーンシートにスルーホー
ルを形成する工程と、スルーホール形成後のグリーンシ
ート上に導電ペーストを材料としてその接続端部がスル
ーホールに重なるようにコイル用導体パターンを形成す
る工程と、導体パターン形成後のグリーンシートを所定
の大きさに切断する工程と、切断されたグリーンシート
をベースフィルムから剥離する工程と、剥離されたグリ
ーンシートを積層する工程とを具備したことを特徴とし
ている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の製造方
法において、切断工程及び剥離工程を吸引手段を備えた
切断ヘッドによって行うことを特徴としている。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の製造方法において、コイル用導体パターンを形成する
際にグリーンシートに後工程用の位置決めマークを形成
したことを特徴としている。
【0009】請求項4の発明は、請求項1または2記載
の製造方法において、スルホールを形成する際にグリー
ンシートに後工程用の位置決めマークを形成したことを
特徴としている。
【0010】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
か1項記載の製造方法において、スルーホール形成工程
をレーザ光照射によって行うことを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、ベースフィルム上のグリ
ーンシートにスルーホールとコイル用導体パターンを先
に形成し、この後に該シートを所定の大きさに切断,剥
離してこれを積層しているので、ベースフィルム上のグ
リーンシートを所定の大きさに切断,剥離してからスル
ーホールとコイル用導体パターンを形成し積層する従来
方法に比べてシート搬送回数が少なくて済み、しわや型
くずれ等の変形を生じ難い。
【0012】請求項2の発明では、切断工程及び剥離工
程が吸引手段を備えた切断ヘッドによって行われるの
で、各工程を個別装置を用いて実施する場合に比べて作
業工数を削減できる。また、剥離されたグリーンシート
を切断ヘッドで吸着したまま搬送できるので、該搬送過
程におけるシート変形も防止できる。
【0013】請求項3の発明では、コイル用導体パター
ンを形成する際にグリーンシートに後工程用の位置決め
マークを形成しているので、後工程である切断,剥離,
積層等の各工程を該マークを基準として正確に実施でき
る。
【0014】請求項4の発明では、スルーホールを形成
する際にグリーンシートに後工程用の位置決めマークを
形成しているので、後工程である導体パターン形成,切
断,剥離,積層等の各工程を該マークを基準として正確
に実施できる。
【0015】請求項5の発明では、スルーホール形成工
程がレーザ光照射によって行われるので、ベースフィル
ムに損傷を与えることなくグリーンシートのみにスルー
ホールとなる孔を正確に形成することができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明を適用した積層チップインダ
クタの製造手順を図1乃至図9を参照して説明する。
【0017】図1は磁性体グリーンシート形成工程を示
すもので、同図において1はPET等から成る帯状のベ
ースフィルム、2はベースフィルム1を支承する作業テ
ーブル、3は作業テーブル2上にベースフィルム1を挟
んで配置された塗工枠、4は塗工枠3内に充填された高
透磁率スラリー、5はベースフィルム1上に形成された
磁性体グリーンシートである。
【0018】上記のベースフィルム1は基端側をロール
状に巻き付けられており、他端側を牽引されて矢印方向
への移動を可能としている。また、高透磁率スラリー4
はNi−Zn−Cu系フェライト粉末にバインダーを混
合して調製されている。
【0019】同工程は、ベースフィルム1を矢印方向に
一定速度で移動させることで実施される。ベースフィル
ム1の上面には塗工枠3を通過する際に該塗工枠端との
隙間に応じた厚みで高透磁率スラリー4が塗工され、こ
れにより数十μm程度の磁性体グリーンシート5がベー
スフィルム1上に形成される(図2参照)。
【0020】図3はスルーホール形成工程を示すもの
で、同図において1はベースフィルム、5は先の工程で
ベースフィルム1上に形成された磁性体グリーンシー
ト、6はベースフィルム1を支承する作業テーブル、7
はノーマルパルスのレーザ光を発振可能なYAG等のレ
ーザ光源、8はスルホールに対応した透光部、例えば光
通過を許容する透明或いは半透明部分や孔等を有するガ
ラス製のマスク、9は2自由度を有するガルバノミラー
である。
【0021】同工程は、フィルム付きの磁性体グリーン
シート5を作業テーブル6上に停止させ、レーザ光源7
から発振されたノーマルパルスのレーザ光をマスク8に
照射して該マスク8の透光部を通過した光を図示省略の
レンズで集光して所定の結像比でシート5に照射し、1
ショット毎にレーザ光照射位置をガルバノミラー9で変
更することで実施される。磁性体グリーンシート5のレ
ーザ光照射部分は該照射によって溶融,蒸発し、これに
より部品取得個数に応じた多数のスルーホールHが磁性
体グリーンシート5に形成される(図4参照)。尚、マ
スク8に複数の孔を形成し複数の光を同時に磁性体グリ
ーンシート5に照射できるようにすれば上記工程のさら
なる時間短縮が図れる。
【0022】図5は導体パターン形成工程を示すもの
で、同図において1はベースフィルム、5は先の工程で
スルーホールを形成された磁性体グリーンシート、10
はベースフィルム1を支承する作業テーブル、11はス
クリーン、12はスキージ、13はスクリーン11上に
載置された導電ペーストである。
【0023】上記のスクリーン11はX・Y方向の移動
を、スキージ12は矢印方向の往復動を夫々可能として
おり、導電ペースト13は印刷毎にスクリーン11上に
所定量宛自動供給される。また、導電ペースト13はA
g粉末にバインダー及び溶剤を混合して調製されてい
る。
【0024】同工程は、スルーホール形成後の磁性体グ
リーンシート5を作業テーブル10上に停止させ、視覚
センサ等でセンシングされたスルーホールHを基準とし
てスクリーン11の位置決めを行った後、スキージ12
を矢印方向に移動させてスクリーン11上の導電ペース
ト13を該スクリーン11を介して磁性体グリーンシー
ト5上に印刷することで実施される。スルーホール形成
後の磁性体グリーンシート5上にはその接続端部が各ス
ルーホールに重なるように多数のコイル用導体パターン
Pが形成され、これと同時に磁性体グリーンシート5a
の所定位置に位置決め用のマークMが形成される(図6
参照)。
【0025】図7は切断,剥離工程を示すもので、同図
において1はベースフィルム、5は先の工程で導体パタ
ーンを形成された磁性体グリーンシート、14はベース
フィルム1を支承する作業テーブル、15は吸引手段を
備えた切断ヘッドである。
【0026】上記の切断ヘッド15は、内部に吸引通路
15aを有し下面に多数の吸引孔15bを有するヘッド
本体15cと、該ヘッド本体15cの外側に上下動可能
に配置された四角筒状の切断刃15dと、該切断刃15
dを下方に付勢するバネ材15eとから構成されてい
る。この切断ヘッド15は切断時の昇降及び搬送のため
の移動とヘッド本体15c下面でのシート吸着を可能と
している。
【0027】同工程は、導体パターン形成後の磁性体シ
ート5を作業テーブル14上に停止させ、視覚センサ等
でセンシングされたマークMを基準として切断ヘッド1
5の位置決めを行った後、該切断ヘッド15を降下させ
て磁性体グリーンシート5を所定の大きさに切断にする
と共に切断された磁性体グリーンシート5をヘッド本体
15cの下面で吸着し、これを切断ヘッド15の上昇に
よってベースフィルム1から剥離することで実施され
る。切断,剥離後の磁性体シート5は図8に示す通り
で、該シート5は切断ヘッド15に吸着されたまま次工
程の作業テーブル上に搬送される。
【0028】図9は積層工程を示すもので、同図におい
て5は先の工程で切断,剥離された磁性体グリーンシー
ト、15は切断ヘッド、16は作業テーブルである。
【0029】同工程は、切断,剥離後の磁性体グリーン
シート5を吸着した切断ヘッド15を作業テーブル16
上に停止させ、2枚目以降は視覚センサ等でセンシング
されたマークMを基準としてその位置決めを行った後、
該切断ヘッド15を降下させて磁性体グリーンシート5
を先に載置されたシートの上に積み重ね、ここでシート
吸着を解いて切断ヘッド15を上昇させることで実施さ
れる。
【0030】上記のスルーホール形成工程,導体パター
ン形成工程,切断,剥離工程及び積層工程は、作業テー
ブル16上に所定枚数の磁性体グリーンシート5が積み
重ねられるまで繰り返し行われる。
【0031】積層後は従来と同様に、積層体を圧着する
工程と、これを部品寸法に切断する工程と、切断後の積
層チップを焼成する工程と、焼成後の積層チップの所定
位置に外部端子となる導電ペーストを塗布して焼き付け
る工程等が実施され、以上で積層チップインダクタの製
造が完了する。
【0032】上述の製造方法では、ベースフィルム1上
の磁性体グリーンシート5にスルーホールHとコイル用
導体パターンPを先に形成し、この後に該シート5を所
定の大きさに切断,剥離し、剥離された磁性体グリーン
シート5を切断ヘッド15で吸着したまま搬送してこれ
を積層しているので、従来方法に比べてシート搬送回数
が少なくて済み、シート搬送過程で生じ得るしわや型く
ずれ等の変形を回避して該変形を原因として生じる工数
増加や特性ばらつきを防止し、積層チップインダクタを
的確、且つ安定に製造することができる。
【0033】また、切断工程及び剥離工程が吸引手段を
備えた切断ヘッド15によって行われるので、各工程を
個別装置を用いて実施する場合に比べて作業工数を削減
し、積層チップインダクタの生産性を大幅に向上させる
ことができる。
【0034】更に、コイル用導体パターンPを形成する
際に磁性体グリーンシート5に後工程用の位置決めマー
クMを形成しているので、後工程である切断,剥離,積
層等の各工程を該マークMを基準として正確に実施し
て、切断位置や積層位置等のずれを原因とした不良発生
を確実に防止することができる。
【0035】更にまた、スルーホール形成工程をレーザ
光照射によって行っているので、ベースフィルム1に損
傷を与えることなく磁性体グリーンシート5のみにスル
ーホールHとなる孔を正確に形成することができ、スル
ーホールHの形状不良を原因として生じ得る導体パター
ン相互の接続異常の問題を確実に防止することができ
る。
【0036】尚、上述の実施例ではスルーホール及び導
体パターンを形成したシートを順次積層する手順につい
て説明したが、導体パターンのみを形成したシートを積
層する場合にはスルーホール形成工程をスキップした工
程順を経て、またスルーホール及び導体パターンを有し
ないダミーシートを積層する場合にはスルーホール形成
工程及び導体パターン形成工程をスキップした工程順を
経て夫々積層工程が実施される。
【0037】また、上述の実施例では各工程を個別の作
業テーブルで行うものを示したが、スルーホール形成工
程,導体ペースト形成工程及び切断,剥離工程は同一の
作業テーブル上で行うことも可能である。
【0038】更に、上述の実施例ではコイル用導体パタ
ーンを形成する際に磁性体グリーンシートに位置決めマ
ークを形成したものを示したが、スルホールを形成する
際に磁性体グリーンシートに孔等の位置決めマークを形
成しておけば、該マークを基準として導体パターン形
成,切断,剥離,積層等の各工程を正確に実施すること
ができる。
【0039】更にまた、上述の実施例では切断,剥離後
の磁性体シートを積層用の作業テーブルに搬送し該テー
ブル上に積層するものを示したが、図10に示す切断ヘ
ッド17を用いれば該ヘッド17にて同様の積層を行っ
てさらなる工数削減を図ることが可能である。同図に示
した切断ヘッド17は、ヘッド本体17aと、ヘッド本
体17aの下面に位置する上下動可能な押出板17b
と、ヘッド本体17a及び押出板17bの外側に上下動
可能に配置された縦長四角筒状の切断刃17cと、該切
断刃17eを下方に付勢するバネ材17dとから構成さ
れている。この切断ヘッド17は切断時の昇降及び搬送
のための移動を可能とする他、吸着板17dと切断刃1
7eとで画成された空間Eにて切断後のシートを順次収
容して積層し、該積層物を押出板17bdの下方移動に
よって適宜押し出すことができる。
【0040】以上、本発明は実施例に例示した積層チッ
プインダクタに限らず、磁性体等から成るグリーンシー
トにスルーホール及びコイル用導体パターンを形成する
他の積層型電子部品、例えば積層トランス,複合部品等
ににも広く適用でき同様の効果を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、従来方法に比べてシート搬送回数が少なくて済
み、シート搬送過程で生じ得るしわや型くずれ等の変形
を回避して該変形を原因として生じる工数増加や特性ば
らつきを防止し、積層型電子部品を的確、且つ安定に製
造することができる。
【0042】請求項2の発明によれば、切断工程及び剥
離工程を個別装置を用いて実施する場合に比べて作業工
数を削減して生産性を向上できると共に、剥離されたグ
リーンシートを切断ヘッドで吸着したまま搬送できるの
で該搬送過程におけるしわや型くずれ等の変形も防止し
て上記効果をより一層確実なものとできる。
【0043】請求項3の発明によれば、後工程である切
断,剥離,積層等の各工程を位置決めマークを基準とし
て正確に実施して、切断位置や積層位置等のずれを原因
とした不良発生を確実に防止することができる。
【0044】請求項4の発明によれば、後工程である導
体パターン形成,切断,剥離,積層等の各工程を位置決
めマークを基準として正確に実施して、パターン形成位
置や切断位置や積層位置等のずれを原因とした不良発生
を確実に防止することができる。
【0045】請求項5の発明によれば、ベースフィルム
に損傷を与えることなくグリーンシートのみにスルーホ
ールとなる孔を正確に形成することができ、スルーホー
ルの形状不良を原因として生じ得る導体パターン相互の
接続異常の問題を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁性体グリーンシート形成工程を示す図
【図2】同工程後の磁性体グリーンシートを示す図
【図3】スルーホール形成工程を示す図
【図4】同工程後の磁性体グリーンシートを示す図
【図5】導体パターン形成工程を示す図
【図6】同工程後の磁性体グリーンシートを示す図
【図7】切断,剥離工程を示す図
【図8】同工程後の磁性体グリーンシートを示す図
【図9】積層工程を示す図
【図10】切断ヘッドの他の例を示す断面図
【符号の説明】
1…ベースフィルム、5…磁性体グリーンシート、7…
レーザ光源、H…スルーホール、11…スクリーン、P
…導体パターン、M…マーク、15,17…切断ヘッ
ド。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフィルム上にグリーンシートを形
    成する工程と、 このグリーンシート形成工程後に、ベースフィルム上の
    グリーンシートのみにスルーホールを形成する工程と、 このスルーホール形成工程後に、グリーンシート上にそ
    の接続端部がスルーホールに重なるように導電ペースト
    を材料としてコイル用導体パターンを形成する工程と、 この導体パターン形成工程後に、ベースフィルムをテー
    ブルによって支承した状態で、吸引手段を備えた切断ヘ
    ッドによってベースフィルム上のグリーンシートのみを
    所定の大きさに切断すると共に切断されたグリーンシー
    トを切断ヘッドの下面で吸着する工程と、 このシート切断工程後に、切断された所定の大きさのグ
    リーンシートを切断ヘッドによってベースフィルムから
    剥離する工程とこのシート剥離工程後に、ベースフィル
    ムから剥離された所定の大きさのグリーンシートを切断
    ヘッドを利用して積層する工程とを具備した、 ことを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 切断ヘッドは、下面に多数の吸引孔を有
    するヘッド本体と、ヘッド本体の外側に上下動可能に配
    置された切断刃とを備える、 ことを特徴とする請求項1記載の積層型電子部品の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 コイル用導体パターンを形成する際にグ
    リーンシートに後工程用の位置決めマークを形成した、 ことを特徴とする請求項1または2記載の積層型電子部
    品の製造方法。
  4. 【請求項4】 スルーホールを形成する際にグリーンシ
    ートに後工程用の位置決めマークを形成した、 ことを特徴とする請求項1または2記載の積層型電子部
    品の製造方法。
  5. 【請求項5】 スルーホール形成工程がレーザ光照射に
    よって行われる、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の積
    層型電子部品の製造方法。
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