JP3121739U - 枕構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】通気性を確保すると共に、使用者の体調や気分等を反映して頚部及び頭部を好適な高さに保持することができる、寝心地に優れた枕を提供する。
【解決手段】一定の厚みを有した略扁平状の樹脂素材よりなる枕芯体の上面において、手前側に低反発性の樹脂で構成した上面前隆起部を形成し、その奥側に低反発性の樹脂で構成した上面後隆起部を形成し、また前記枕芯体の下面において、手前側に高反発性の樹脂で構成した下面前隆起部を形成し、その奥側に高反発性の樹脂で構成した下面後隆起部を形成してなる枕構造とした。
【選択図】図1
【解決手段】一定の厚みを有した略扁平状の樹脂素材よりなる枕芯体の上面において、手前側に低反発性の樹脂で構成した上面前隆起部を形成し、その奥側に低反発性の樹脂で構成した上面後隆起部を形成し、また前記枕芯体の下面において、手前側に高反発性の樹脂で構成した下面前隆起部を形成し、その奥側に高反発性の樹脂で構成した下面後隆起部を形成してなる枕構造とした。
【選択図】図1
Description
本考案は、枕構造に関する。
睡眠は、脳機能及び身体諸機能を健常に保つために必要不可欠な要素であり、生活の質を向上させるための基本的かつ重要な役割を担うものである。
近年、この睡眠について、量よりも質を重視する傾向が強く、如何にして良質な睡眠を得るか、ということに非常に高い関心が集まっている。この睡眠の質を決定する大きな要因の一つが寝具であり、その中でも特に重要な位置を占めるものが枕である。
良質な睡眠を得るための枕とは、睡眠時に頚椎の自然なカーブを保持可能である事が条件に挙げられ、この条件を充足する枕の素材として低反発樹脂素材が注目されている。低反発樹脂素材は、体にかかる圧力を分散させる効果に優れていて睡眠中に体にかかる負担を軽減でき、また睡眠時にも頚椎の自然な形をそのまま維持する事ができるため、この低反発樹脂素材を用いた枕が種々提案されている。(例えば、特許文献1参照)
2002−142944 上記特許文献1に係る従来の枕は、それぞれ異なる反発係数及び硬さを有する複数のウレタンフォームを厚さ方向に積層することで、頭部及び頚部による荷重の伝達を枕内部で変化させ、頭部や頚部を好適な位置で保持可能とした枕である。
しかしながら、上記した従来の枕は、その底面が平坦に形成されており、使用時不使用時に関らず枕の底面全体が常にベッド上や床面等の載置面に接触した状態となるため、通気性が悪く、吸収した汗や湿気が枕の素材内部に残留してしまって衛生面や使用感等の面において問題が生じていた。
また、使用者の体調や気分によって、その使用者に好適となる枕の高さや弾性も変化するため、使用者の体調等に合わせて柔軟に対応可能な枕であることが望ましいが、上記の枕は反発係数の異なる複数の部材を積層して構成しているものの、頭部を載置する面は一つの部材に決定されるため、使用者に選択権が与えられることはなかった。
本考案は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、通気性を確保すると共に、使用者の体調や気分等を反映して頚部及び頭部を好適な高さに保持することができる、寝心地に優れた枕を提供する。
請求項1記載の本考案は、一定の厚みを有した略扁平状の樹脂素材よりなる枕芯体の上面において、手前側に低反発性の樹脂で構成した上面前隆起部を形成し、その奥側に低反発性の樹脂で構成した上面後隆起部を形成し、また前記枕芯体の下面において、手前側に高反発性の樹脂で構成した下面前隆起部を形成し、その奥側に高反発性の樹脂で構成した下面後隆起部を形成してなる枕構造に係るものである。
請求項2記載の本考案は、請求項1記載の枕構造において、前記上面前隆起部と前記上面後隆起部との間、及び前記下面前隆起部と前記下面後隆起部との間にはそれぞれ枕芯体の上下面中央部を露出してなることを特徴としたものである。
請求項3記載の本考案は、請求項1又は請求項2記載の枕構造において、前記上面前隆起部と前記下面前隆起部との隆起高さ及び前記上面後隆起部と前記下面後隆起部の隆起高さはそれぞれ略同一としてなることを特徴としたものである。
請求項4記載の本考案は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の枕構造において、前記上面後隆起部の隆起高さは、前記上面前隆起部の隆起高さより高く形成してなることを特徴としたものである。
請求項1記載の本考案では、一定の厚みを有した略扁平状の樹脂素材よりなる枕芯体の上面において、手前側に低反発性の樹脂で構成した上面前隆起部を形成し、その奥側に低反発性の樹脂で構成した上面後隆起部を形成し、また前記枕芯体の下面において、手前側に高反発性の樹脂で構成した下面前隆起部を形成し、その奥側に高反発性の樹脂で構成した下面後隆起部を形成してなる枕構造としたため、上下面の前隆起部と後隆起部との間にそれぞれ凹部が形成され、この凹部が載置面と枕体との間に空間部を形成することにより枕本体の通気性を良好に確保している。
また、上下の隆起部はそれぞれ反発係数の異なる部材により形成しており、しかも上下面とも同様に頭部載置面として使用できるため、使用者の体調等に合わせて低反発・高反発面のいずれかの使用を選択することができて、より使用者に好適な寝心地を提供する事ができる。
請求項2記載の本考案では、前記上面前隆起部と前記上面後隆起部との間、及び前記下面前隆起部と前記下面後隆起部との間にはそれぞれ枕芯体の上下面中央部を露出してなることを特徴としたため、枕芯体の通気性を向上させて汗などの水分が内部に残留することを防止している。
請求項3記載の本考案では、前記上面前隆起部と前記下面前隆起部との隆起高さ及び前記上面後隆起部と前記下面後隆起部の隆起高さはそれぞれ略同一としてなることを特徴としたため、使用者の頭部載置時における安定性を確保して頚部及び頭部を好適な高さに保持することができる。
請求項4記載の本考案では、前記上面後隆起部の隆起高さは、前記上面前隆起部の隆起高さより高く形成してなることを特徴としたため、高さの異なる隆起部を使用者の体調などに応じて使い分ける事ができるため、より使用者に好適な寝心地を提供する事ができる。
本考案に係る枕構造は、一定の厚みを有した略扁平状の樹脂素材よりなる枕芯体の上面において、手前側に低反発性の樹脂で構成した上面前隆起部を形成し、その奥側に低反発性の樹脂で構成した上面後隆起部を形成し、また前記枕芯体の下面において、手前側に高反発性の樹脂で構成した下面前隆起部を形成し、その奥側に高反発性の樹脂で構成した下面後隆起部を形成したものである。
従って、上下面の前隆起部と後隆起部との間にそれぞれ凹部が形成され、この凹部が載置面と枕体との間に空間部を形成することにより枕本体の通気性を向上させている。
この空間部は、枕不使用時には枕本体における通気孔の役目を果たして良好な通気性を確保しているし、枕使用時には、載置する頭部及び頚部の重みで変形して空気の流れを生じさせ、これにより枕体内部に空気を流入させて枕内部が保持する湿気等の水分を放出させる事ができる。すなわち、枕本体に頭部及び頚部の重みが加わることで枕本体は変形し、この枕本体の変形に伴って空間部も押し潰されるように変形する。そしてこの空間部の変形により空間部内に留まっていた空気を圧迫して空気の流れを生じさせると共にこの空気の流れが枕本体内部に流入し、これにより枕本体内部が保持していた水分を効率的に放出させる事ができて、枕本体内部に汗などの水分が残留して枕を傷めることなく、枕を衛生的に使用する事ができる。
また、空間部が沈み込むことで頭部載置面である上面には圧縮応力が生じ、頭部を四方から挟み込むような保持力を生じさせて、頚部及び頭部を良好かつ安定して保持する事ができ、従って、快適な睡眠を提供する事が可能である。
さらに、上下の隆起部はそれぞれ反発係数の異なる部材により形成しており、しかも上下面とも同様に頭部載置面として使用できるため、使用者の体調等に合わせて低反発・高反発面のいずれかの使用を選択することができて、より使用者に好適な寝心地を提供する事ができる。
また、前記上面前隆起部と前記上面後隆起部との間、及び前記下面前隆起部と前記下面後隆起部との間にはそれぞれ枕芯体の上下面中央部を露出してなることを特徴とした。
枕芯体の露出面積を拡大させることで通気性をより向上させており、汗などの水分が内部に残留することを防止しているし、枕芯体の露出面を形成することで、枕本体における上下面の前隆起部と後隆起部とを別体に形成する事ができるため本枕本体の構成はシンプルな形状の組合せで済み、複雑な形状の部材を形成する必要が無くて製造を容易にしている。
また、前記上面前隆起部と前記下面前隆起部との隆起高さ及び前記上面後隆起部と前記下面後隆起部の隆起高さはそれぞれ略同一としてなることを特徴とした。
すなわち、使用者の頭部載置時における枕本体の安定性を確保して頚部及び頭部を好適な高さに保持することができる。
また、前記上面後隆起部の隆起高さは、前記上面前隆起部の隆起高さより高く形成してなることを特徴とした。なお、本実施形態においては、上面に限らず下面においても後隆起部の隆起高さを前隆起部の隆起高さよりも高く形成し、両面共に異なる隆起高さの二つの隆起部を有するように構成した。
使用者の体調の良し悪しや気分の具合により、使用者に好適となる枕の高さも変化し、また、使用者の頭部の大きさや形状等によっても当然ながら好適となる枕の条件は異なってくる。従って、上記したように枕本体の上下面がそれぞれ高さの異なる二つの隆起部を有することを特徴とすれば、使用者にある程度の選択権を与え、高さの異なる隆起部を使用者の体調などに応じて使い分ける事ができるため、より使用者に好適な寝心地を提供する事ができる。
以下、本実施の形態に係る枕構造について図面を参照しながら説明する。
図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る枕構造Aは、一定の厚みを有した略扁平状の樹脂素材よりなる枕芯体2の上面において、手前側に低反発性の樹脂で構成した上面前隆起部3を形成し、その奥側に低反発性の樹脂で構成した上面後隆起部4を形成し、また前記枕芯体2の下面において、手前側に高反発性の樹脂で構成した下面前隆起部5を形成し、その奥側に高反発性の樹脂で構成した下面後隆起部6を形成してなる枕構造である。
また上下両面において、前隆起部3,5と後隆起部4,6とはそれぞれ別体に形成して、前隆起部3,5と後隆起部4,6との間の凹部にはそれぞれ枕芯体2を露出する上下面露出部7,8を形成しており、このように枕芯体2を一部露出させることで枕芯体2の通気性を向上させて枕本体1内部に湿気等の水分が保持されることを防止して、枕本体を衛生的に保つことを可能としている。
上下面における前後の隆起部を一体に形成すると、上下面の両部材は、枕本体略中央部の凹部において非常に薄い層をなし、この薄層を挟んで二つの隆起部が位置するという複雑な形状をなすこととなるため、製造が容易でなくコスト高になる可能性があるが、本実施形態に係る枕構造は上記のような構成としているため、シンプルな形状の部材の組合せで本枕構造を構成する事ができ、製造が容易であって生産コストを抑える事ができる。
また、上面前隆起部3と下面前隆起部5の隆起高さb,d、及び上面後隆起部4と下面後隆起部6の隆起高さa,cはそれぞれ略同一として形成しており、上面前隆起部3及び下面前隆起部5の隆起高さb,dは、上面後隆起部4及び下面後隆起部6の隆起高さa,cよりも低く形成して、図2(c)に示すような側面視略ひょうたん形状の枕構造としている。なお、この前隆起部と後隆起部の隆起高さの差、a(c)−b(d)は10〜20mm程である事が好ましく、更に言えば15mm程である事が好ましい。
上下面はそれぞれ反発係数の異なる部材を用いて、それぞれ同様の隆起部を形成しているため、上下の2面を使用者の体調や好みに応じて使い分ける事が可能であり、使用者にある程度の選択権を与えて使用者が最も好適な条件の枕を選択する事ができる。
なお、本実施形態においては、上下両面それぞれにおいて二つの隆起部の隆起高さを異ならせているが、片面のみにおいて隆起高さを異ならせてその他面においては隆起高さを略同一としてもよく、この場合、隆起高さの同一である面を下面として使用し、枕本体に傾斜をつけることなく安定して頭部を支持する事ができる。
枕本体1をこのような形状としたため、枕本体をベッド上や床面などの載置面に載置した際、図1及び図3に示すように、下面前隆起部5と下面後隆起部6の隆起によって挟まれた凹部10は載置面に対して横方向に貫通する空間部11を生じさせ、不使用時においてはこの空間部11が通気孔の役目を果たして通気性を維持し、湿気等の水分が枕本体1内部に保持されることを防止している。また使用時においては、使用者の頭部Hや頚部Nの動きにより荷重が変化した際にその荷重変化に追従して枕本体1及び空間部11が上下に変形し、その結果空間部11内の空気に流れを生じさせて、この空気の流れが枕本体1の素材内部に空気を送入させる。そのため、枕内部が保持する湿気が効率よく放湿されて、枕本体内部に汗などの水分が残留することを防止して、枕を傷めず、また枕を衛生的に使用する事ができる。
また、使用の際、空間部11が沈み込むことにより頭部H及び頚部Nにかかる力を分散させて頭部H等を好適な高さにおいて保持する事ができるし、頚椎のカーブを自然な状態で保持する事ができるため、良質な睡眠を提供することを可能としている。
枕芯体2は、樹脂素材である例えばウレタン素材により略矩形の扁平状に形成しており、その厚みは40〜50mm程である事が好ましい。この枕芯体2は、本枕構造Aの基部となる部材であるため、この枕芯体2を形成するウレタン素材は、反発弾性力が高すぎずかつ低すぎず、基部となり得る一定の弾力性を有する部材とし、上面に位置する低反発部材よりも反発係数は大きく、下面に位置する高反発部材よりも反発係数が小さい樹脂素材であることとする。
上面前隆起部3及び上面後隆起部4は、低反発性の樹脂素材、例えば低反発ウレタン素材により形成し、上面前隆起部3の隆起高さbは15〜25mm程、上面後隆起部4の隆起高さaは25〜35mm程に形成する。この低反発素材の反発弾性率は15%以下である事が望ましい。このような低反発素材は、荷重をかけた際の変形は小さいものの回復が遅いという特徴を有する。
下面前隆起部5及び下面後隆起部6は、高反発性の樹脂素材、例えば高反発ウレタン素材により形成し、上面と同様に、下面前隆起部5の隆起高さは15〜25mm程、下面後隆起部6の隆起高さは25〜35mm程に形成する。この高反発素材の反発弾性率は55〜65%ほどである事が望ましい。このような高反発素材は、荷重をかけた際の変形は大きいが回復が早いという特徴を有する。
ここで、上記の反発弾性率は、JIS K 6400−3に準拠する方法で測定したものとする。
上記のように各隆起部を形成し、上下面の高低隆起部の隆起高さの差が15mm程度となるように構成している。
ウレタン素材は、外気温度によってその弾性率が著しく変動し、このような特性の変化は低反発性のウレタン素材に起因する場合が多いが、本考案では異なる反発弾性を有する複数のウレタン素材を積層したことにより外気温度によって弾性変化が変動して使用感が変化することを防止し、安定した使用感と寝心地を提供する事ができる。
低反発素材によって形成した隆起部3,4側を頭部載置面として使用すると、頭部H及び頚部Nに当接する低反発部材は頭部及び頚部の荷重に追従して変形し、反発力が小さいために加重部分は沈み込み、面によって頭部を支持する。従って、頭部及び頚部にかかる圧力を分散させて睡眠時にかかる負担を軽減している。他方、下面とした高反発部材は、ベッドや床面などの載置面から応力を受けるが、反発力が大きいために、内部で力を吸収して、上側へ伝達される力を軽減しているし、上部の低反発部材の変形を受け止め、上層を安定して支持する。また低反発部材と高反発部材の間には枕芯体2を位置させているので、この枕芯体2が上下部材の緩衝材として機能して枕本体1全体の変形量を軽減している。
また、逆に高反発部材によって形成した隆起部5,6を頭部載置面として使用すると、頭部を柔らかく支持する事ができると共に上層からの荷重を下層の低反発部材がしっかり受けるため、頭部及び頚部の安定した支持が可能である。
このように、どちらの面を頭部当接面として使用するかは、使用者の体調や好みに応じて選択する事ができる。
また、異なる反発係数のウレタン素材を略3層に積層したことにより、使用の際、頭部当接面から内部へと伝わる荷重の伝達、及び下面の載置面から伝達される反発応力を枕体内部の層毎に変化させて、枕本体1の不必要な変形を防ぐと共に、頭部及び頚部にかかる圧力を分散させる事ができ、さらに頭部H及び頚部Nの沈み込みの程度を好適にする事ができて、安定した寝心地や感触を提供可能としている。
また、本考案に係る他の実施形態として、図4(a),(b)に示す枕構造Bとすることもできる。すなわち、枕本体1'において、枕本体上下面における前後の隆起部13,14及び15,16を凹部17,18にて分割することなくそれぞれ一体に形成してなる枕構造Bであり、上面と下面をそれぞれ一部材とすることによって3層構造の枕構造としている。
使用者の頭部及び頚部の重みにより空間部21に変形が生じ、この変形に伴って頭部当接面である上面に圧縮力が生じる際、この枕構造Bのように上面及び下面をそれぞれ一部材により形成してなる構成とすれば、頭部載置面にかかる圧縮力を増大させて、より頭部及び頚部を挟み込むような保持力が生じて安定して頭部などを支持する事ができる。
このように形成した本考案に係る枕構造は、水分蒸散性の高いメッシュ状等の表層袋や通気性の優れたカバー体などに収容して使用する事が望ましい。
また、上記実施形態において、樹脂素材はウレタン素材としているがこれに限られず、上層・中層・下層のそれぞれの機能に見合う反発係数の素材であればよく、例えば高反発樹脂素材についてはラテックス等を用いてもよい。
なお、上記においては説明の便宜上、上面及び下面と位置付けて記しているが、これにより本枕構造の上下が決定される事が無いことは言うまでも無い。
A 枕構造
1 枕本体
2 枕芯体
3 上面前隆起部
4 上面後隆起部
5 下面前隆起部
6 下面後隆起部
7 上面露出部
8 下面露出部
9 上面凹部
10 下面凹部
11 空間部
H 頭部
N 頚部
1 枕本体
2 枕芯体
3 上面前隆起部
4 上面後隆起部
5 下面前隆起部
6 下面後隆起部
7 上面露出部
8 下面露出部
9 上面凹部
10 下面凹部
11 空間部
H 頭部
N 頚部
Claims (4)
- 一定の厚みを有した略扁平状の樹脂素材よりなる枕芯体の上面において、
手前側に低反発性の樹脂で構成した上面前隆起部を形成し、その奥側に低反発性の樹脂で構成した上面後隆起部を形成し、
また前記枕芯体の下面において、手前側に高反発性の樹脂で構成した下面前隆起部を形成し、その奥側に高反発性の樹脂で構成した下面後隆起部を形成してなる枕構造。 - 前記上面前隆起部と前記上面後隆起部との間、及び前記下面前隆起部と前記下面後隆起部との間にはそれぞれ前記枕芯体の上下面中央部を露出してなることを特徴とした、請求項1記載の枕構造。
- 前記上面前隆起部と前記下面前隆起部との隆起高さ及び前記上面後隆起部と前記下面後隆起部の隆起高さはそれぞれ略同一としてなることを特徴とした、請求項1又は請求項2記載の枕構造。
- 前記上面後隆起部の隆起高さは、前記上面前隆起部の隆起高さより高く形成してなることを特徴とした、請求項1〜3のいずれか1項に記載の枕構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006001594U JP3121739U (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 枕構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006001594U JP3121739U (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 枕構造 |
Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102553761B1 (ko) * | 2022-02-03 | 2023-07-07 | 김여현 | 기능성 베개 |
KR102598024B1 (ko) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | 김여현 | 기능성 베개 |
-
2006
- 2006-03-07 JP JP2006001594U patent/JP3121739U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102598024B1 (ko) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | 김여현 | 기능성 베개 |
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