JP3121462B2 - 立毛シート - Google Patents

立毛シート

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JP3121462B2
JP3121462B2 JP04326549A JP32654992A JP3121462B2 JP 3121462 B2 JP3121462 B2 JP 3121462B2 JP 04326549 A JP04326549 A JP 04326549A JP 32654992 A JP32654992 A JP 32654992A JP 3121462 B2 JP3121462 B2 JP 3121462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は柔軟でライティングに優
れ、かつ毛羽脱落、ピリング発生を改良した立毛シート
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人工皮革は繊維基材と高分子弾性
体より構成されることは公知である。人工皮革のスエー
ド調シートなどの立毛シートは極細繊維発生型海島繊維
を絡合させ、弾性体を含浸し、海成分を抽出除去して基
材を構成する繊維を極細繊維束とし、機械的処理などで
表面の繊維を毛羽だたせ、立毛シートを得る方法が知ら
れている。しかし、従来の方法で製造された極細繊維を
使用した立毛シートでは極細繊維の単繊維が容易に切断
したり抜けて毛羽脱落し、脱落した毛羽が表面に絡まり
ピリングが発生するという問題があった。この立毛シー
トの毛羽脱落の改良に関して高分子弾性体の一部を溶解
または膨潤させ再固化せしめて繊維立毛の根元を締め付
ける方法が特開昭57−31887号公報に提案されて
いる。また、極細繊維の製造方法としては海島繊維から
一成分を除去する方法、分割繊維を分割する方法が公知
である。また、島成分が偏平な形状をした海島繊維の製
造方法としては特開平1−118618号公報に提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法で製造され
た極細繊維を使用した立毛シートでの極細繊維同士が接
着していないため極細繊維の単繊維が抜けて毛羽脱落
し、脱落した毛羽が表面に絡まりピリングが発生すると
いう問題がある。この改良として、高分子弾性体を一部
溶解または膨潤させ再固化せしめて繊維立毛の根元を締
め付ける方法があったが、この方法では基体層の極細繊
維の単繊維がバインダーである高分子弾性体と接着する
ため風合いが硬くなるという欠点があった。更に、立毛
形成後に溶解・再固化を行うため、立毛が基体層に接着
されやすく、場合によっては整毛だけでなく再起毛する
必要があり、せっかく締め付けた根元がゆるむという問
題があり工業的に安定に生産することは容易ではなかっ
た。本発明は毛羽脱落、抗ピリング性が改良され、柔軟
でかつ腰のある風合いを有しかつ外観に優れた皮革様シ
ートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、極細繊維束か
らなる絡合不織布とその絡合空間に存在する高分子弾性
体からなる基体の少なくとも一面に極細繊維立毛を有す
る繊維立毛シートにおいて、該基体を構成する極細繊維
束は、繊維横断面において2本以上の極細偏平繊維が長
径方向に連接・接合した一連の偏平断面の極細繊維群が
2組以上集束したものであり、かつ該極細繊維立毛は該
極細繊維束が接合部で割裂した偏平断面の極細繊維であ
ることを特徴とする立毛シートである。
【0005】すなわち本発明は、表面の立毛を構成する
極細繊維の繊維横断面が偏平な形状であり、基体層を構
成する極細繊維束は該偏平断面極細繊維が束状となりし
かも複数本が接合していることを特徴とする。ここでい
う偏平な形状とは、ほぼ長楕円形および/またはほぼ長
方形の形状であり、さらにこれらの長楕円形や長方形の
断面が長径方向で折れ曲がったり湾曲した「く」の字型
のものや「C」字型のものをも含むものである。また偏
平な状態とは長径(中心線に沿った実質的な長さ)/短
径(折れ曲がりを排除した実質的な幅)の比が少なくと
も3以上である状態をいう。
【0006】本発明のシートを構成する極細繊維束は、
特定の溶剤や分解剤に対する溶解性あるいは分解性を異
にする2種類のポリマーの一方を海成分とし、他方を繊
維横断面において2本以上の極細偏平繊維が長径方向に
連接・接合した一連の偏平断面の島成分として2組以上
存在する極細繊維発生型繊維(海島型繊維)から海成分
を除去することによって得ることができる。
【0007】このような極細繊維発生型繊維は、従来よ
く知られている、溶融流動特性の異なる2種のポリマー
を独立した溶融系で溶融し、接合−分割を繰り返して両
者の混合系を形成して紡糸する複合紡糸方法、あるいは
紡糸口金部で一方のポリマーを海成分、他方を偏平断面
の島成分とし、偏平断面の長径方向に複数本連接・接合
するように口金規制して紡糸を行う複合紡糸方法など既
存の紡糸方法を応用して得ることができる。
【0008】接合−分割を繰り返して両者の混合系を形
成して紡糸する複合紡糸方法としては、溶融特性の異な
る2種類のポリマー流を紡糸頭部で合流させ、層状の接
合流を形成し、該接合流を層状の積層状態を損なわない
よう複数回の分割、並べ替えを繰り返して偏平な島成分
が少なくとも長径方向に2本連接し、島数が15島、好
ましくは25島以上の多数島を形成する複合紡糸法によ
り紡糸する。また、紡糸口金装置の内部ノズル形状で島
形状を規制した複合紡糸方法では、内部ノズル形状によ
る島成分を偏平断面とし、島成分が長径方向に複数本連
接・接合するように配置し、複合紡糸することにより、
偏平な形状の先端部で極細繊維同士が接合した極細繊維
を得ることができる。
【0009】本発明に用いる海島型繊維を製造するポリ
マーは溶融流動性を有する熱可塑性ポリマーを使用す
る。例えばジカルボン酸とジオールの縮合重合で得たポ
リエステル、ラクタムの開環重合またはジカルボン酸と
ジアミンの縮合重合で得たポリアミド、オレフィンの重
合で得たポリオレフィンまたはオレフィン共重合体、ポ
リカーボネート、ポリスチレンまたはスチレン共重合
体、ポリビニルアルコールまたはビニルアルコール共重
合体、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステルエ
ラストマー、ポリアミドエラストマー等から選ばれた溶
融流動性の異なる互いに相溶しないポリマーを海、島成
分に用いる。
【0010】本発明に用いる海島構造複合繊維紡糸時に
使用するポリマー組み合わせについてSP値(溶解度パ
ラメーター)、および海島成分溶融ポリマー間の界面張
力に特に制限はないが、SP値の差が大きい場合、ある
いは溶融ポリマー間の界面張力が大きい場合は島成分自
身の凝集力から島成分が真円状になりやすいため、ある
いは、島成分の偏平断面先端部の接合部が先端部の微少
部分のみでなく接合部分で島成分が凝集して接合部の幅
が大きくなりやすいため、紡糸時のポリマー粘度を高く
すること、両成分ポリマーが接触してからの時間を短く
することが好ましい。接合部の幅が大きくなると、立毛
形成時にバフィングなどの処理により極細繊維を割裂さ
せることが困難となる。また、本発明の極細繊維発生型
繊維を安定に製造するためには、島成分の比率が全溶融
ポリマーに占める重量比で50%〜85%、好ましくは
65%〜80%の範囲にあることが必要である。
【0011】本発明の立毛層の極細繊維の単繊度は0.
2dr以下であることが好ましい。表面の立毛層の極細
繊維の繊度が0.2drより大きいと表面の立毛は剛直
となり風合いが優美ではなくなる。表面の立毛層の極細
繊維の繊度が0.2dr以下とすることにより立毛シー
トはタッチ感がソフトとなる。また、0.2dr以下の
極細繊維では形状が真円状であれば表面での反射光によ
り全体が白っぽくなるが、極細繊維が偏平断面である場
合には照射光が適度に散乱され、同一繊度の円形断面繊
維に比べ白っぽさを解消する。また、極細繊維が複数本
接合していることから単繊維で存在しているよりも基材
を構成する繊維の強力が向上し、該繊維を用いた基材層
の剥離、引裂強力が向上する。
【0012】本発明において極細繊維が繊維横断面にお
いて偏平な形状であることから、真円状である場合に比
べ繊維横断面において楕円の短径方向に曲がり易く、長
径方向には曲がりにくい性質をもつ。しかも、このよう
な偏平断面の極細繊維が2本以上連接・接合しているた
めこのような傾向がより強いものとなる。よって、本発
明のシートは極細繊維束がランダムに絡合し、繊維が曲
げに対して方向性を持つため曲がり始めは柔軟であるが
折り曲げたときに反発力があるという独特の腰のある風
合いを特徴として持つ。
【0013】さらに、立毛繊維は基体層内では極細繊維
同士が接合して極細繊維束を形成し、かつ、極細繊維束
が絡合しており、単繊維が脱離できない状態で存在して
いるため毛羽脱落、および単繊維の脱落によるピリング
の発生を抑える働きをする。また、海成分を抽出除去し
て極細繊維束が接合した状態の繊維を機械的処理にて接
合部で割繊することにより、表面に極細繊維同士をから
ませず、極細繊維が立毛となりスエード調の立毛シート
が得られる。
【0014】本発明の立毛シートは、上記極細繊維発生
型繊維を用いて公知の方法によって立毛シートに加工す
ることにより得られる。すなわち、該極細繊維発生型海
島繊維を延伸、捲縮、カットし、カーディングして得ら
れたウェブを載置してニードルパンチや高圧水流等の高
速流体流を吹き当てることにより三次元絡合させて絡合
不織布を得る。
【0015】工程処理中の形態を安定させるため必要に
応じて糊剤を付着させる。あるいは熱で固定する方法を
選択してもよい。この処理を行った後、絡合不織布に高
分子弾性体重合体を含浸させる。用いる高分子弾性体は
ポリウレタン系、ポリアクリル系、ゴム質系などであ
り、必要に応じて顔料、染料、安定剤などを添加する。
含浸させる弾性重合体は、風合い等の柔軟性等の点から
ポリウレタンを用いることが好ましい。
【0016】また、含浸させる方法については弾性体溶
液を塗布あるいは含浸後凝固させる方法など繊維シート
の少なくとも表面層を含む範囲に付与できる方法であれ
ば特に制限はないが、ポリウレタンを用いる場合には柔
軟性等の点から溶液または分散液を含浸し湿式凝固させ
ることが好ましい。
【0017】続いて表面の起毛処理を行うが、起毛に先
立って極細繊維発生型繊維を極細繊維に変性する。すな
わち、繊維を構成する一成分を溶剤や分解剤により抽出
除去して極細繊維に変性する。
【0018】表面の極細繊維を起毛させる処理と同時に
極細繊維同士が接合部において接合しているのを分割す
る。起毛方法は立毛層の接合している極細繊維を単繊維
に分割する方法であれば特に限定されるものではなく、
公知の方法、例えば針布起毛で起毛したり、サンドペー
パーを用いてバフィングする方法でもよい。製品の外観
を傷つけず整毛を行うサンドペーパーによるバフィング
による方法が好ましい。次いで必要に応じて染色を行
い、ブラシ等による表面毛羽の整毛を施し、製品とす
る。
【0019】本発明の海島繊維の島成分が繊維の長さ方
向に実質的に連続し、繊維横断面において長楕円形状の
2個以上の島成分が楕円の長径方向の少なくとも一方の
端で他の島成分と繊維の長さ方向に対し連続的にあるい
は断続的に接合してなる群が5個以上存在する海島繊維
の模式図を図1に示した。1は接合した長楕円形島成分
の群であり、2は海成分である。図2は従来の島形状が
長楕円形の複合繊維の模式図であり、3は長楕円形の島
成分、2は海成分である
【0020】
【作用】本発明の極細繊維により得られるシートは以下
の特徴を持つ。 (1)極細繊維の島形状が長楕円状であることによりね
じれ、折れ曲がりに対して方向性をもち、柔軟でかつ腰
のある皮革様の風合いをもつ。 (2)立毛層の立毛の単繊維が偏平な形であるため立毛
シートが光沢に異方性をもったライティングをもつ。 (3)極細繊維の島形状が長楕円状であり、かつ基体層
の極細繊維同士が部分的に接合していることにより立毛
シート地での極細繊維の毛羽脱落およびピリングの発生
を抑える。
【0021】
【実施例】次に本発明の実施態様を実施例で具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。なお、実施例中の部および%は断わりのない限
り重量に関するものである。
【0022】実施例中のポリマーの溶融粘度を表す数値
として測定温度が230℃(ポリエチレンテレフタレー
トの場合は300℃)、荷重325gで測定したメルト
フローレイト(以下MFRと略す)を用いた。また、ピ
リング性についてはJISL 1076のA法に従い、
ICIピリングテスターを使用して評価した。
【0023】(実施例1)島成分としてポリプロピレン
(MFR=3.0)、海成分としてポリウレタン(MF
R=11.0)を紡糸温度245℃、島/海比率=65
/35(重量割合)で別々の溶融系で溶融し分割−統合
を繰り返す複合紡糸法により巻取り速度720m/mi
nで巻取って、断面が図1に示すような偏平楕円の島成
分が長径方向に3個連接し先端部付近で接合した極細繊
維群が5個集束した、島数が15個で平均繊度が10.
0drの極細繊維発生型海島繊維を得た。この繊維を温
浴中で2.5倍延伸して、ランダムウェバーで目付66
0g/m2のウェブを作成し、1バーブ、突き刺し深さ
10mmで350本/cm2のニードルパンチを行って
絡合不織布を得た。この不織布にポリウレタン固形分1
3%のDMF溶液を含浸し、同時に溶媒のDMFで海成
分のポリウレタンを溶解せしめた後、DMFと水の混合
溶液中でポリウレタン成分を凝固させ、熱水中で水洗後
乾燥させたのちサンドペーパー(#300)でバフィン
グを行い立毛シートを得た。立毛層の単糸繊度は0.1
7drであった。得られたシートは柔軟で腰のある皮革
様の風合いを持ち、ライティングも良いものであった。
【0024】(実施例2)島成分にポリエチレンテレフ
タレート(MFR=18)、海成分にポリエチレン(M
FR=12)の組合せで紡糸温度290℃、島/海比率
=70/30(重量割合)の条件で溶融複合紡糸し、巻
取り速度720m/minで巻取って平均drが10.
0dr、実施例1と同様な構造の極細繊維発生型繊維を
得た。この繊維を温浴中で3.0倍延伸し、クリンプを
かけ、51mmにカットして原綿を得た。この原綿を用
いてランダムウェバー方式のカード機で目付100g/
2のウェブを作成し、6枚合わせて350パンチ/c
2までニードルパンチを行い絡合不織布を得た。この
不織布にポリウレタン溶液を含浸し、凝固させた。その
後、海成分のポリエチレンをを抽出除去し、熱水中で水
洗後、乾燥しバフィングを行って立毛シートを得た。こ
の立毛層の極細繊維の単糸繊度を計測すると0.16d
rであった。該シートより得た厚み0.8mmのスエー
ド調シートのピリング性は4級以上と良好であった。
【0025】(比較例1)該海島繊維の島同士が接合し
ていることの効果を見るため複合紡糸ノズルを交換し実
施例2と同じ原料で極細繊維発生型海島繊維を紡糸し
た。紡糸温度は290℃、島/海比率=70/30(重
量割合)で実施例2と同じ条件で紡糸し、巻取り速度7
20m/minで巻取って断面が図2に示すように島同
士が接合していない島数15で平均繊度が10.0dr
の極細繊維発生型繊維を得た。この繊維を実施例2と同
様に延伸処理し、以後同様にして立毛シートを得た。立
毛層の単糸繊度は0.16drであり実施例2と同等の
繊度であった。該シートは毛羽抜け落ちが多く、所々に
毛羽がないため周囲と異なったシミのよう小さな点が見
られ、外観で実施例2に劣るものであった。また、ピリ
ングも3級と劣るものであった。
【0026】
【発明の効果】本発明の極細繊維により得られるシート
は以下の特徴を持つ。 (1)極細繊維の島形状が長楕円状であることによりね
じれ、折れ曲がりに対して方向性をもち、柔軟でかつ腰
のある皮革様の風合いを有する。 (2)立毛層の立毛の単繊維が偏平な形であるため、立
毛シートが光沢に異方性をもったライティング効果を有
する。 (3)極細繊維の島形状が長楕円状であり、かつ基体層
の極細繊維同士が部分的に接合していることにより、立
毛シート地での極細繊維の毛羽脱落およびピリングの発
生が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で使用する極細繊維発生型繊維の断面
模式図である。
【図2】 従来の島形状が長楕円形の極細繊維発生型繊
維の断面模式図である。
【符号の説明】
1 接合した島成分 2 海成分 3 接合していない島成分

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極細繊維束からなる絡合不織布とその絡
    合空間に存在する高分子弾性体からなる基体の少なくと
    も一面に極細繊維立毛を有する繊維立毛シートにおい
    て、該基体を構成する極細繊維束は、繊維横断面におい
    て2本以上の極細偏平繊維が長径方向に連接・接合した
    一連の偏平断面の極細繊維群が2組以上集束したもので
    あり、かつ該極細繊維立毛は該極細繊維束が接合部で割
    裂した偏平断面の極細繊維であることを特徴とする立毛
    シート。
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