JP3121384B2 - 画像文書ファイリングシステムの画像表示方法および装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、文書の登録・検索を
行う画像文書ファイリングシステムにおける画像表示方
法および装置に係り、特に、現在表示されている画像に
対して関連を有する画像間でのページめくり操作が、簡
単かつ迅速に行えるようにして画像処理の操作性を向上
させた画像表示方法および装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】文書の登録・検索を行う画像文書ファイ
リングシステムにおいては、任意のページの画像を表示
中に、そのページの画像に関連する他のページの画像
や、他の文書を表示したいときには、一旦、検索の画面
表示に戻して検索操作をやり直すか、あるいは、「文書
めくり」や「画像めくり」などの操作を行って、該当す
る画像を探す必要がある。そのため、現在作業中の画
像、すなわち、操作対象の画像を表示しながら、他の画
像や文書などを探す場合には、多くの時間が必要とな
り、操作能率が低下する、という問題がある。

【０００３】このような不都合を解決する一つの方法と
して、いわゆる「しおり付け」の機能が、従来から用い
られている。しかし、この「しおり付け」は、キャビネ
ット全体に対する「しおり付け」であり、個々のページ
の画像に対して「しおり付け」を行うことはできない。

【０００４】すなわち、例えば、任意のページも含めて
関連する画像の全てに「しおり」を付けた場合、任意の
ページの画像を表示中に、関連ページ「Ａ」を表示させ
たいときには、「次しおり」を指示して関連ページ
「Ａ」の画像を表示し、原のページに戻るときは、「前
しおり」を指示して原のページの画像を表示に戻すこと
になる。また、他の関連ページ「Ｂ」を表示させるため
には、「次しおり」の指示を数回行ってその関連ページ
「Ｂ」の画像を探しだし、原のページに戻すために、同
様に、「前しおり」の指示を数回行うことになる。

【０００５】このように、従来の「しおり付け」機能
は、「しおり付け」された一連の画像について、「次し
おり」と「前しおり」の指示を繰り返しながら、所望の
ページの画像を探す必要があり、折角の機能も操作が煩
わしいので、結果的に、キャビネットに対する「しおり
付け」としてのみ使用されることになる。その上、従来
の「しおり付け」機能では、関連ページ「Ａ」と「Ｂ」
とが全く無関係の場合には、相互に関連を有しない文書
の双方に、同じ意味をもった「しおり」が付けられてし
まう。

【０００６】以上のように、従来の文書の登録・検索を
行う画像文書ファイリングシステムにおける画像表示方
法では、キャビネット全体に対する「しおり付け」は可
能である。しかし、任意のページの画像に対して、この
ような「しおり」を付けることができないので、現在表
示されている任意ページの画像と、参照その他のために
表示したい他の画像の間で、迅速に画面表示することが
できず、操作性が低い、という不都合があった。

【０００７】また、画像文書ファイリングシステムにお
ける画像表示方法としては、「画像めくり」機能も知ら
れている。この「画像めくり」機能では、「次画像」と
「前画像」とを指示することにより、現在表示されてい
る画像の次の画像、あるいはその前の画像を、画面上に
表示する。

【０００８】図３は、従来の「画像めくり」機能を備え
た文書ファイリング装置の画像表示装置について、その
要部構成の一例を示す機能ブロック図である。図におい
て、１は画像表示指示部、２は画像めくり指示部、３は
画像記録部、４は画像記憶レジスタ、５は制御部、６は
検索部、７は画像表示部を示す。

【０００９】各部の機能は、概略次のとおりである。画
像表示指示部１と、画像めくり指示部２は、ユーザーか
ら、画像表示や画像めくり指示などを受け付けるための
キーボードやポインティングデバイスなどのコンソール
部によって構成されている。

【００１０】画像記録部３は、検索・登録する文書の画
像情報などを記録する外部記録媒体で、システムに読み
込まれた画像情報を記録する大容量の光ディスクやハー
ドディスクなどの外部記憶装置である。画像記憶レジス
タ４は、画像表示を指定された画像の各画像の画像情報
を表示するために、画像めくり指示部２からの指示に従
って、画像記録部３から一時的に読み込むレジスタであ
る。

【００１１】制御部５は、画像文書ファイリングシステ
ムの全体や図３の各部をコントロールする中央処理装置
などで構成された中枢部であり、また、入力された情報
を制御する機能も有している。検索部６は、指示された
検索条件に従って、該当する画像文書を検索し、検索さ
れた画像文書群から、指定された画像を探しだす機能を
有している。

【００１２】画像表示部７は、画像や各種の作業画面を
表示するＣＲＴディスプレイなどの出力装置である。な
お、この図３には図示していないが、画像文書ファイリ
ングシステムには、出力装置として、検索した画像など
を印刷するプリンタも接続されている。

【００１３】図４は、従来の文書ファイリング装置の画
像表示装置について、画像表示の主要な処理の流れを示
すフローチャートである。図において、＃１〜＃１１は
ステップを示す。

【００１４】ステップ＃１で、検索条件を入力する。次
のステップ＃２で、検索が終了したかどうかチェックす
る。もし、検索が終了したときは、検索の業務を終了す
る。

【００１５】検索が終了していなければ、ステップ＃３
へ進み、検索の実行が指示されたかどうかチェックす
る。もし、検索の実行が指示されなければ、再び、先の
ステップ＃１へ戻り、検索条件を入力する。

【００１６】ステップ＃３でチェックした結果、検索の
実行が指示されたときは、次のステップ＃４で、その検
索結果を画面上に表示する。ステップ＃５で、表示され
た文書について、任意の文書を指定する。

【００１７】次のステップ＃６で、指定された文書の画
像を、レジスタにセットする。ステップ＃７で、レジス
タにセットされた指定文書の画像を、画面上に表示す
る。

【００１８】ステップ＃８で、次の画像めくりが指定さ
れたかどうかチェックする。次の画像めくりが指定され
たときは、再び、先のステップ＃６へ戻り、指定文書の
画像を、画面上に表示する。ステップ＃８でチェックし
た結果、次の画像めくりが指定されないときは、次のス
テップ＃９で、画像表示の終了が指示されたかどうかチ
ェックする。

【００１９】ステップ＃９でチェックした結果、画像表
示の終了指示のときは、再び、先のステップ＃１へ戻
り、以下、同様の処理を行う。もし、画像表示の終了が
指示されないときは、次のステップ＃１０へ進み、その
他のコマンドが選択されたかどうかチェックする。

【００２０】ステップ＃１０でチェックした結果、その
他のコマンドが選択されなかったときは、再び、先のス
テップ＃８へ戻り、以下、同様の処理を行う。もし、そ
の他のコマンドが選択されたときは、次のステップ＃１
１で、その他の処理を行い、再び、先のステップ＃８へ
戻って、以下、同様の処理を行う。

【００２１】以上のステップ＃１〜＃１１の処理によっ
て、画像めくりが実行される。しかし、ページ単位での
画像めくりができないので、現在表示されている任意ペ
ージの画像と、参照その他のために表示したい他の画像
の間で、いわゆる「ページめくり」と同様の操作によっ
て、迅速に画面表示することは不可能である。

【００２２】

【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
文書ファイリング装置の画像表示装置において生じるこ
のような不都合を解消し、単に、キャビネット全体に対
する「しおり付け」だけでなく、現在表示している画像
に対して、内容的に関連を有するページ単位の画像が、
「ページめくり」と同様の操作で、迅速かつ正確に行え
るようにして、操作性の高い画像表示方法を提供するこ
とを目的とする（請求項１の発明）。

【００２３】また、任意画像の表示時に、同時に関連す
るページの画像情報を先読みして展開することにより、
より一層迅速に、所望ページの画像の表示を可能にし
て、操作性をさらに向上させた画像表示方法を提供する
ことを目的とする（請求項２の発明）。

【００２４】さらに、これらの機能を備えた画像表示装
置を提供することを目的とする（請求項３の発明）。

【００２５】

【課題を解決するための手段】この発明では、第１に、
文書の登録・検索機能を備えた画像文書ファイリングシ
ステムにおいて、ページ単位の任意の画像に対して、一
連の画像として読み出すための関連タグを付与してお
き、あるページ単位の画像が検索されたとき、該あるペ
ージ単位の画像に関連タグの情報が付与されているとき
は、前記あるページ単位の画像と前記関連タグとを同一
画面上に表示し、関連タグが選択・指定されたときは、
該関連タグに対応するページ画像をダイレクトに表示
し、また、関連タグに対応するページ画像と、原のペー
ジ画像の表示に戻すための戻りタグとを同一画面上に表
示し、戻りタグが選択・指定されたときは、ダイレクト
に原のページ画像と関連タグとを同一画面上に表示する
ことを特徴とする画像表示方法である。

【００２６】第２に、上記第１の画像表示方法におい
て、あるページ単位の画像が検索されたとき、該あるペ
ージ単位の画像に対応する関連タグが付与されたページ
画像を、前記あるページ単位の画像と同時に読み出し
て、画像レジスタ等のメモリ手段に展開しておくことを
特徴とする画像表示方法である。

【００２７】第３に、文書の登録・検索機能を備えた画
像文書ファイリングシステムにおいて、ページ単位の任
意の画像に対して、一連の画像として読み出すための関
連タグを付与する関連タグ付与手段と、該付与された関
連タグの情報を記憶するタグ情報記憶手段と、前記任意
の画像の表示画面上に、該関連タグの選択項目を同時に
表示する表示制御手段、とを備え、あるページ単位の画
像が検索されたとき、該あるページ単位の画像に対応す
る関連タグが付与されているときは、該関連タグが付与
されたページ画像を同時に読み出すと共に、前記あるペ
ージ単位の画像と、前記関連タグとを同一画面上に表示
するように構成している。

【００２８】

【作用】この発明では、登録・検索された画像文書につ
いて、任意の画像にページ単位で複数個の関連タグを付
け、ページ表示時にそのページの関連タグも一緒に表示
し、画像上でタグを指定することによって、任意のペー
ジに関連するページをダイレクトに表示し、戻りタグを
指定することにより、再び原のページが表示できるよう
にしている。

【００２９】このように、画像の任意のページへの複数
個のタグ付けを行うことにより、複数のページ画像間
で、あたかも、一文書の「ページめくり」と同様に、迅
速かつ容易に、画像の選択表示を可能にして、一連の画
像同志が全く関連を有しない文書に属する場合や、１つ
の画像を多くの文書で参照する場合でも、正確に所望ペ
ージの画像を選択することができる。

【００３０】

【実施例】次に、この発明の画像表示方法および装置に
ついて、その実施例を図面と共に詳細に説明する。この
実施例は、請求項１から請求項３の発明に対応する。

【００３１】図１は、この発明の画像表示方法を実施す
る機能を備えた画像処理装置について、その要部構成の
一実施例を示す機能ブロック図である。図面における符
号は図３と同様であり、また、８はタグ指定部を示す。

【００３２】この図１の画像処理装置では、従来例で説
明した先の図３の、画像めくり指示部２の代りに、タグ
指定部８が設けられている。そして、この図１の画像表
示指示部１とタグ指定部８は、それぞれポインティング
デバイスあるいはキーボードなどの入力装置の一機能に
よって構成され、どの画像を表示するかの指示を受ける
機能を有している。その他の各ブロックは、「画像めく
り」の代りに、「タグ」によって該当する画像の選択を
行う点を除けば、先の図３と同様の動作を行う。

【００３３】次に、この発明の画像表示方法および装置
について、その動作を説明する。まず、画像表示指示部
１とタグ指定部８によって検索条件を設定すると、検索
部６よって検索され、検索された文書の一覧が、画像表
示部７の画面上に表示される。

【００３４】この文書の一覧から、表示したい任意・所
望の画像が選択されると、画像表示指示部１から、その
選択情報、すなわち、ユーザーが指定した任意の画像と
その関連タグが、画像記録部３へ伝達される。そして、
画像記録部３から画像記憶レジスタ４へ、表示すること
のできる関連タグに対応する画像が全て転送される。

【００３５】この状態では、画像表示部７の画面上に
は、指定された任意の画像と関連タグのみが、表示され
る。関連タグは、ページ単位の各画像に対して、例えば
Ａ〜ｎのように、複数個を付与することが可能である。

【００３６】この最初のページ画像の表示状態で、例え
ば表示されている関連タグ「Ａ」をタグ指定部８よって
指定すると、画像記憶レジスタ４に記憶されている関連
タグ「Ａ」に対応する画像と、原に戻るための戻りタ
グ、とが画像表示部７に表示される。

【００３７】さらに、戻りタグを選択すると、画像記憶
レジスタ４に記憶されている最初に表示した任意の画像
と、その関連タグが表示される。同様に、関連タグ
「Ｂ」を指定すると、画像記憶レジスタ４に記憶されて
いる関連タグ「Ｂ」に対応する画像が、さらに、関連タ
グ「Ｃ」を指定すると、その都度、画像記録部３をアク
セスすることなく、画像記憶レジスタ４に記憶されてい
る関連タグ「Ｃ」に対応する画像が表示される。

【００３８】このように、この発明の画像表示方法およ
び装置では、ページ単位の各画像毎に、予め設定された
数の関連タグ（機能的には、従来の「しおり」に対応す
る）を付与することによって、いわゆる先き読みが可能
になり、画面上で所望のタグを指定するだけで、直ち
に、そのタグに対応するページの画像を表示することが
できる。しかも、この関連タグは、文書ファイリング装
置に登録されている文書であれば、どの文書に対しても
付与することが可能であり、しかも、ページ単位で付与
することができる。

【００３９】図２は、この発明の文書ファイリング装置
の画像表示装置について、画像表示の主要な処理の流れ
を示すフローチャートである。図において、＃２１〜＃
３１はステップを示す。

【００４０】ステップ＃２１で、検索条件を入力する。
次のステップ＃２２で、検索が終了したかどうかチェッ
クする。もし、検索が終了したときは、検索の業務を終
了する。

【００４１】検索が終了していなければ、ステップ＃２
３へ進み、検索の実行が指示されたかどうかチェックす
る。もし、検索の実行が指示されなければ、再び、先の
ステップ＃２１へ戻り、検索条件を入力する。

【００４２】ステップ＃２３でチェックした結果、検索
の実行が指示されたときは、次のステップ＃２４で、そ
の検索結果を画面上に表示する。ステップ＃２５で、表
示された文書について、任意の文書を指定する。以上の
動作は、従来例を示す図４のフローと同様である。

【００４３】この発明では、次のステップ＃２６で、指
定された文書の画像と、その関連画像を、レジスタにセ
ットする。ステップ＃２７で、レジスタにセットされた
指定文書の画像、および関連タグを、画面上に表示す
る。

【００４４】ステップ＃２８で、関連タグが指定された
かどうかチェックする。タグが指定されたときは、再
び、先のステップ＃２７へ戻り、指定文書の画像、およ
びタグを、画面上に表示する。ステップ＃２８でチェッ
クした結果、タグが指定されないときは、次のステップ
＃２９で、画像表示の終了が指示されたかどうかチェッ
クする。

【００４５】ステップ＃２９でチェックした結果、画像
表示の終了指示のときは、再び、先のステップ＃２１へ
戻り、以下、同様の処理を行う。もし、画像表示の終了
が指示されないときは、次のステップ＃３０へ進み、そ
の他のコマンドが選択されたかどうかチェックする。

【００４６】ステップ＃３０でチェックした結果、その
他のコマンドが選択されなかったときは、再び、先のス
テップ＃２８へ戻り、以下、同様の処理を行う。もし、
その他のコマンドが選択されたときは、次のステップ＃
３１で、その他の処理を行い、再び、先のステップ＃２
８へ戻って、以下、同様の処理を行う。

【００４７】この図２と、先の図４とを対比すれば、画
像めくり（図４）の場合には、「次画像めくり」が指定
されると、ステップ＃６〜＃８の処理を繰り返えし、そ
の都度、外部記憶装置である画像記録部３をアクセスし
て、画像記憶レジスタ４へ転送している。

【００４８】これに対して、「関連タグ」を使用するこ
の発明の画像表示方法（図２）によれば、ステップ＃２
６で、関連タグに対応画像が画像記憶レジスタ４に記憶
されているので、関連タグが指定されても、ステップ＃
２７と＃２８の処理を繰り返えすだけで、その都度、画
像記録部３をアクセスする必要がない。

【００４９】

【発明の効果】請求項１の発明では、関連タグを使用し
ているので、任意の画像が表示されているとき、その画
面上に同時に表示されているその画像に関連するタグを
選択することによって、ダイレクトに関連画像を表示
し、関連画像の表示時には、同時に表示されている戻り
タグを選択することにより、原の画像を再び表示したり
することができる。

【００５０】したがって、任意のページの画像を表示中
に、関連する他の画像を表示する必要が生じたとき、従
来のように、再び検索画面に戻って検索したり、文書め
くりやページめくりなどで表示したい画像を探したりす
る必要なく、容易かつ迅速に画像を表示することが可能
となるので、例えば、少しだけ参照した後、また原に戻
りたいときにも、ワンアクションで直ちに原のページ画
像に戻ることができ、画像間の行き来の操作を容易に行
うことができる。

【００５１】しかも、１つの画像を複数の文書が参照し
ていたり、あるいは、１つの画像に対する関連画像が、
全く無関係の文書に存在していても、何ら気にすること
なく関連タグを付け、ページ画像の表示を行うことがで
きる。

【００５２】請求項２の発明では、関連画像先読み方式
によって、任意の画像を表示するときに同時に先読みし
て展開しておくので、タグを選択すれば、直ちにそれに
対応する画像を表示することが可能となり、表示時間が
短縮され、操作性が向上される。

【００５３】請求項３の発明では、関連タグと関連画像
先読み方式を実現した画像表示装置が得られるので、請
求項１の発明と、請求項２の発明に対応する効果とが、
同時に得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の画像表示方法を実施する機能を備え
た画像処理装置について、その要部構成の一実施例を示
す機能ブロック図である。

【図２】この発明の文書ファイリング装置の画像表示装
置について、画像表示の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。

【図３】従来の「画像めくり」機能を備えた文書ファイ
リング装置の画像表示装置について、その要部構成の一
例を示す機能ブロック図である。

【図４】従来の文書ファイリング装置の画像表示装置に
ついて、画像表示の主要な処理の流れを示すフローチャ
ートである。

【符号の説明】

１ 画像表示指示部 ２ 画像めくり指示部 ３ 画像記録部 ４ 画像記憶レジスタ ５ 制御部 ６ 検索部 ７ 画像表示部 ８ タグ指定部

Claims (3)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 文書の登録・検索機能を備えた画像文書
   ファイリングシステムにおいて、 ページ単位の任意の画像に対して、一連の画像として読
   み出すための関連タグを付与しておき、あるページ単位
   の画像が検索されたとき、該あるページ単位の画像に関
   連タグの情報が付与されているときは、前記あるページ
   単位の画像と前記関連タグとを同一画面上に表示し、関
   連タグが選択・指定されたときは、該関連タグに対応す
   るページ画像をダイレクトに表示し、また、関連タグに
   対応するページ画像と、原のページ画像の表示に戻すた
   めの戻りタグとを同一画面上に表示し、戻りタグが選択
   ・指定されたときは、ダイレクトに原のページ画像と関
   連タグとを同一画面上に表示することを特徴とする画像
   表示方法。
2. 【請求項２】 請求項１の画像表示方法において、 あるページ単位の画像が検索されたとき、該あるページ
   単位の画像に対応する関連タグが付与されたページ画像
   を、前記あるページ単位の画像と同時に読み出して、画
   像レジスタ等のメモリ手段に展開しておくことを特徴と
   する画像表示方法。
3. 【請求項３】文書の登録・検索機能を備えた画像文書フ
   ァイリングシステムにおいて、 ページ単位の任意の画像に対して、一連の画像として読
   み出すための関連タグを付与する関連タグ付与手段と、 該付与された関連タグの情報を記憶するタグ情報記憶手
   段と、 前記任意の画像の表示画面上に、該関連タグの選択項目
   を同時に表示する表示制御手段、 とを備え、 あるページ単位の画像が検索されたとき、該あるページ
   単位の画像に対応する関連タグが付与されているとき
   は、該関連タグが付与されたページ画像を同時に読み出
   すと共に、前記あるページ単位の画像と、前記関連タグ
   とを同一画面上に表示することを特徴とする画像表示装
   置。