JP3121176U - 容器の封緘構造 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】摘まみ片61に係止凸部63を有する挿入軸62を突設した合成樹脂製の封緘ピン6を用い、容器1を蓋体2で閉塞すると共に、容器のフランジ11と蓋体のフランジ21とを重ね合わせて締付リング3を巻回し、締付手段4で蓋体と容器とを締め付けて固定し、この締付手段をロック片5でロックする共に、該ロック片の先端部に設けられた封緘穴51に、上記封緘ピン3の挿入軸62を圧入して封緘したことを特徴とする容器の封緘構造。
【効果】この考案の封緘構造によれば、煩雑な作業を要することなく、短時間で簡単にペール缶などの容器を密封して封緘することができる。
【選択図】図1

Description

この考案は、鋼製ペール缶、樹脂製ペール缶、鋼製ドラム缶、ペイント缶、ミルク缶などの開口部を有す収納容器を蓋体で閉塞し、封緘するための封緘構造に関する。
従来から、化学品などをペール缶などの開口部を有する容器に充填する場合に、蓋体を容器の開口部に被せて互いのフランジ部を重ね合わせ、そのフランジ部に金属製の締付リングを巻回して締め付けることにより、密封することが行われている(例えば、特許文献1:特開2000−177765号公報)。
例えば、図8に示したように、上端面が開口したペール缶1に内容物を収容し、蓋体2でこのペール缶1の上端開口面を閉塞すると共に、ペール缶1の上端開口部の外周縁部に形成されたフランジ11と蓋体2の外周縁部に形成されたフランジ21とを重ね合わせ、この重ね合わされた両フランジ11,12に締付リング3を巻回して締め付け、ペール缶1を密封することが行われている。
この場合、上記締付リング3には、操作レバー41とリンク片42とを具備した締付手段4が設けられている。即ち、上記締付リング3は、断面略コ字状の金属バンドを有端リング状に湾曲させたものであり、図9に示したように、その一端部外面には断面コ字状に形成された操作レバー41の一端が回動可能に連結されていると共に、締付リング3の他端部外面には一対の板状リンク片42の一端が回動可能に連結されており、更にこのリンク片42の他端先端部が上記操作レバー41の長さ方向中間部に回動可能に連結され、この操作レバー41とリンク片42とで締付手段4が構成されている。
この締付手段4による締付操作は、まず図9に示されているように、互いに重ね合わされたペール缶1と蓋体2のフランジ11,21に上記締付リング3を巻回し、締付リング3の内周面に形成された凹溝内に両フランジ11,21を嵌入して、操作レバー41の先端側を閉方向(図9中の矢印方向)へと回動させる。これにより、図10に示したように、リンク片42を介して締付リング3の他端を操作レバー41が取付けられた締付リング3の一端へと引き寄せて、締付リング3を縮径させるこにより、ペール缶1のフランジ11と蓋体2のフランジ21とを締付け、ペール缶1の上端開口部に蓋体2を固定して密封するものである。
また、この締付リング3の一端部には、図9,10に示されているように、上記操作レバー41よりも中間部よりに存して鉤状に折曲した板状のロック片5が回動可能に取り付けられており、このロック片5は上記操作レバー41の回動方向と直交する方向に回動するようになっている。そして、このロック片5を上記操作レバー41に向けて(図10中の矢印方向)回動させ、図11に示したように、該ロック片5の先端部を操作レバー41に設けられたロック孔43(図9参照)に挿通させることにより、上記操作レバー41を係止して、上記締付リング3による密封固定状態をロックするようになっている。
また、特に化学薬品などを収容したペール缶などの容器では、このように密封した状態で、未開封状態であることを保証するため、図14に示した結束バンドaを用いて封緘することも行われている。即ち、この結束バンドaは、図14(A)に示されているように、多数の係合溝が形成された合成樹脂製のバンドbに上記係合溝と係合するラチェット爪が設けられたラチェット枠cを一体に形成したものであり、図14(B)に示されているように、バンドbの先端側を上記ラチェット枠cに挿入してループを形成し、このバンドbの先端側を引っ張ることにより、ループを縮小することができ、このとき上記ラチェット枠c内のラチェット爪が順次バンドbの係合溝と係合してバンドbをラチェット枠cから引抜くことができなくなるようになっている。なお、この結束バンドaには、社名やロゴ,品名,品番などを表示することができるタグdが一体に形成されている。
そして、この結束バンドaを用いて封緘操作を行う場合には、例えば図12に示したように、上記のロック状態が不意に解除しない状態とすると共に、封緘作業の作業性を良好ならしめるために、まず上記ロック片5の先端部を外側へと折り曲げ、次いで図13に示したように、上記ロック片5の先端部に形成された封緘穴51に、上記結束バンドaのバンドbを通し、上述のようにループを形成して、この結束バンドaを切断しなければ、上記締付手段4による固定状態を解除してペール缶1を開けることができない状態とするものである。
このように、ペール缶1などの容器を蓋体2で閉塞し、締付リング3で密閉固定し、結束バンドaを用いて封緘することが、従来から行われている。しかしながら、このように結束バンドaを用いる封緘方法は、その作業が煩雑で、作業性に劣るものである。即ち、上述のように、ロック片5の先端部を折り曲げ、その先端に設けられた封緘穴51に結束バンドaのバンドbを通し、更にバンドbの先端をラチェット枠cに通してループを形成し、更にバンドbを引っ張ってループを縮小させる作業は、非常に細かい作業となり、極めて作業性に劣るものである。この場合、上記ロック片5の折曲作業は、省略することも可能であるが、この折曲作業を省略すると結束バンドaのバンドbをロック片5の封緘穴51に通す作業がやり難くなり、かえって作業性が低下する場合もあり、締付リング3を取付けた際に全てのペール缶についてロック片5を折り曲げておき、その後に結束バンドaを用いて封緘作業を行うことが行われている。
特開2000−177765号公報
この考案は、上記事情に鑑みなされたもので、ペール缶などの容器を蓋体で閉塞し、締付リングを用いて密封固定して封緘する際に、封緘作業を作業性よく効率的に行うことができる容器の封緘構造を提供することを目的とする。
この考案は、上端面が開口していると共に、該上端開口部の外周縁部にフランジが形成された容器と、該容器の上端開口面を閉塞すると共に、外周縁部に上記容器のフランジと重なり合うフランジを有する蓋体と、断面略コ字状の金属バンドを有端リング状に湾曲させた締付リングと、該締付リングの一端部外面に操作レバーの一端を回動可能に連結すると共に、該締付リングの他端部外面にリンク片の一端を回動可能に連結し、かつこのリンク片の他端を上記操作レバーの中間部に回動可能に連結した締付手段と、上記締付リングの一端部に上記操作レバーよりもやや中間部よりに存して回動可能に取り付けられ、上記操作レバーの回動方向と直交する方向に回動し、先端部が操作レバーに設けられたロック孔に挿通して、上記操作レバーを係止する鉤状のロック片と、板状に形成された摘まみ片の一面側一端部に挿入軸を突設すると共に、該挿入軸の外周面に一又は複数の係止凸部を突設した合成樹脂製の封緘ピンとを具備してなり、上記容器の上端開口面を上記蓋体で閉塞すると共に、上記容器のフランジと上記蓋体のフランジとを重ね合わせ、これらフランジに上記締付リングを巻回して該締付リングの内周面に形成された凹溝内に互いに重なり合った両フランジを嵌入し、上記操作レバーを閉方向に回動させて上記締付リングを縮径させることにより、上記蓋体と容器とを締め付けて固定し、上記ロック片を回動させて先端部を上記操作レバーの上記ロック孔に挿し通し、更に該ロック片の先端部に設けられた封緘穴に、上記封緘ピンの挿入軸を圧入して封緘したことを特徴とする容器の封緘構造によって、上記目的を達成したものである。
即ち、この考案の封緘構造では、上述した締付リング3と同様の締付リングを用いて容器と蓋体とを密封固定するものであり、その締付リングの上記ロック片先端に形成された封緘穴に上記封緘ピンを取付けて封緘を行うようになっているので、単に上記ロック片の封緘穴に上記封緘ピンの挿入軸を圧入するだけの極めて簡単な作業によって封緘を行うことができるものであり、ロック片の先端部を折り曲げる必要もなく、結束バンドを用いた場合のようにバンドの先端を小さなラチェット枠内に刺し通すような煩雑な作業を要することもなく、短時間で簡単に封緘作業を行うことができるものである。
なお、開封する場合には、この封緘ピンを引き千切るか、もしくは無理やりに挿入軸を引抜く必要があり、いずれにしても封緘ピンの挿入軸や摘まみ片を破損することなく開封することはできないものである。
この考案の封緘構造によれば、煩雑な作業を要することなく、短時間で簡単にペール缶などの容器を密封して封緘することができる。
考案を実施するための最良の形態及び実施例
以下、実施例を示し、この考案の最良の形態について説明する。
図1は、本考案の一実施例にかかる封緘構造を示すものであり、上述した図8〜11と同様の作業によって、ペール缶(容器)1の上端開口部を蓋体2で閉塞し、ペール缶1と蓋体2の両フランジ11,21を重ね合わせ、そのフランジ11,21に締付リング3を巻回して締付手段4で締め付けることにより、ペール缶1を蓋体2で密封固定し、ロック片5で締付手段4の操作レバー41をロックし、そのロック片5の封緘穴51に封緘ピン6を取付けて封緘したものである。なお、上述した図8〜11に示された構造と同一の構成部分については、以下の説明で参照する図1〜7においても図8〜11と同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
上記封緘ピン6は、図2〜4に示したように、板状に形成された摘まみ片61の一面側一端部に挿入軸62を一体に突設したものである。
上記摘まみ片61は、図2に示されているように、他端側が上記挿入軸62が突設された一面側へと折曲して略へ字状に形成されており、その他端側の一面側(挿入軸62が形成された側の面)には多数の滑り止め段差611が形成されている。
また、上記挿入軸62の先端部は、漸次小径となる先細に形成されていると共に、長さ方向中間部には、4つの係止凸部63が互いに90°ずつ変位して突設されている。この係止凸部63は、いずれも頂点部分が一番幅広で、両端に向かうに従って漸次幅狭に形成されていると共に、頂点から挿入軸62先端側が緩やかな傾斜のテーパ面631で、頂点から挿入軸62基端側が傾斜の急な肩部632となっている。
なお、この封緘ピン6は、合成樹脂により上記摘まみ片61と挿入軸62を一体成形することにより得られるが、この場合特に制限されるものではないが、この封緘ピン6はポリプロピレンを用いて形成することが好ましく、これにより後述する挿入軸62の圧入の際に、各係止凸部63が良好に弾性変形し、各係止凸部63が切削されて削れカスが発生することを効果的に防止することができる。
この封緘ピン6を用いた封緘作業は次のようにして行われる。
まず、図8〜11を参照して説明した上記の手順と同様にして、蓋2でペール缶(容器)1を閉塞し、締付リング3で密封固定し、密封リング3の締付手段4の操作レバー41をロック片5でロックする。そして、このロック片5の先端部に設けられた封緘穴51に上記封緘ピン6を取り付けて封緘を行う。
即ち、締付リング3による密封状態では、図6に示したように、ペール缶(容器)1と蓋体2の両フランジ11,12が巻回された締付リング3の内周に設けられた凹溝内に嵌入され、該締付リング3の締付手段4を構成する操作レバー41がロック片5によってロックされ、締付リング3による締付状態が確実に維持されてペール缶(容器)1に蓋体2が固定され密封された状態になっている。
このとき、上記ロック片5の先端部は、図6に示されているように、上記操作レバー41に設けられたロック孔43を貫通して操作レバー41の下側に垂下した状態となっており、このロック片5先端部に設けられた封緘穴51に、上記封緘ピン6の挿入軸62を圧入し、図7(A)に示したように、該挿入軸62の外周面に突設された係止凸部63を上記封緘穴51を通過させてロック片5先端部の反対側に位置させ、これら係止凸部63で挿入軸62の抜け出しを防止し、この封緘ピン6を破壊することなく、ロック片5の先端部を操作レバー41のロック穴43からの抜き出すことが不可能な状態とし、ペール缶(容器)1を封緘するものである。
この場合、図5に示されているように、上記ロック片5の封緘穴51は、厚さ方向外側が大径で内側が小径に形成されたテーパ穴となっており、更にその内周面が曲面に形成されている。そして、封緘ピン6の上記挿入軸62に設けられた各係止凸部63は、上述ように、頂点から挿入軸62先端側が緩やかな傾斜のテーパ面631となっているので、挿入軸62を封緘穴51に圧入する際に、この係止凸部63のテーパ面631と封緘穴51内周面のテーパとの作用によって、各係止凸部63を良好に変形させてスムーズに圧入作業を行うことができると共に、封緘穴51のエッジが各係止凸部63の表面を切削することを効果的に防止することができ、削れカスの発生によりペール缶(容器)1の周囲や作業場所を汚すことが防止され、封緘時のコンタミネーションの発生を効果的に防止することができる。
その一方、上記ロック穴51の厚さ方向内側は小径に形成されていると共に、上記各係止凸部63の頂点から挿入軸62基端側は傾斜の急な肩部632となっているので、挿入軸62を封緘穴51から引き抜こうとした場合には、封緘穴51の内側エッジが各係止凸部63の上記肩部632に確実に食い込み、これら係止凸部63を破損させることなく、挿入軸62を引き抜くことは不可能である。
従って、上記ロック片5による操作レバー41のロック状態を解除して、ペール缶(容器)1を開封するためには、上記封緘ピン61の摘まみ片61を摘んで挿入軸62と摘まみ片61との接合部でこの封緘ピン61を引き千切るしか方法はなく、確実にペール缶(容器)1を封緘することができるものである。またこの場合、摘まみ片61を引き千切ることなく、挿入軸62を封緘穴51から引き抜いたとしても、上述のように、各係止凸部63の肩部632には切削傷が確実に付くことになり、一旦開封した後に再び封緘ピン6を取り付けても、各係止凸部63の肩部632に付いた傷を確認することによって、一旦開封されたことを確実に確認することができる。
また上述のように、上記封緘ピン61の摘まみ片61は、他端側(取付けた際の先端側)が挿入軸62が突設された一面側(取付けた際の内側)へと折曲して略へ字状に形成されているので、図1及び図7(A)に示されているように、上記ロック片5の先端部に取付けた際に摘まみ片61はペール缶(容器)1側へと折曲した状態となって外側へと突出することがないため、ペール缶(容器)1を運ぶ際や、整列、積み上げなどの作業を行う際に、この封緘ピン61が邪魔になるようなことはなく、またこの封緘ピン61が引っ掛かって封緘状態が解除されてしまうことも効果的に防止されるようになっている。
このように、上記実施例の封緘構造によれば、単に上記ロック片5の封緘穴51に上記封緘ピン6の挿入軸62を圧入するだけの極めて簡単な作業によって封緘を行うことができ、ロック片5の先端部を折り曲げる必要もなく、結束バンドを用いた場合のようにバンドの先端を小さなラチェット枠内に刺し通すような煩雑な作業を要することもなく、短時間で簡単に封緘作業を行うことができるものである。しかも、一旦開封した場合には、その事実を確実に確認することができ、信頼性にも優れるものである。
なお、本考案の容器の封緘構造は、上記実施例に限定されるものではなく、容器と蓋の構成、締付手段の構成、封緘ピンの構成などは適宜変更することができる。例えば、上記実施例では、容器1及び蓋体2のフランジ11,21がいずれも平板状である場合を示したが、図7(B)に示したように、この容器1及び蓋体2のフランジは、鋼製ペール缶などで汎用的に採用され一般に「カール部」と呼ばれる円弧状に湾曲したフランジ11a,21aであってもよく、その他の構成も本考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して差し支えない。
この考案の一実施態様にかかる封緘構造を示す部分拡大斜視図である。 同封緘構造を構成する封緘ピンを示す側面図である。 同封緘ピンを示す正面図である。 同封緘ピンを示す上面図である。 同封緘ピンをロック片の封緘穴に取り付けた状態を示す一部を断面とした拡大側面図である。 同封緘ピンをロック片の封緘穴に取り付ける際の手順を示す一部を断面とした側面図である。 (A)は同封緘ピンをロック片の封緘穴に取り付けた状態を示す一部を断面とした側面図であり、(B)は容器及び蓋体が円弧状に湾曲したフランジを有するものである場合の同状態を示す一部を断面とした側面図である。 同封緘構造を構成する容器、蓋体及び締付リングを示す斜視図である。 同封緘構造を構成する際の手順を示す部分拡大斜視図である。 同封緘構造を構成する際の手順を示す部分拡大斜視図である。 同封緘構造を構成する際の手順を示す部分拡大斜視図である。 従来の封緘構造を構成する際の手順を示す部分拡大斜視図である。 従来の封緘構造を示す部分拡大斜視図である。 従来の封緘構造を構成する結束バンドを示すもので、(A)は未使用状態の正面図、(B)は使用状態の側面図である。
符号の説明
1 ペール缶(容器)
11,11a ペール缶(容器)のフランジ
2 蓋体
21,21a 蓋体のフランジ
3 締付リング
4 締付手段
41 操作レバー
42 リンク片
43 ロック孔
5 ロック片
51 封緘穴
6 封緘ピン
61 摘まみ片
62 挿入軸
63 係止凸部
631 テーパ面
632 肩部

Claims (6)

  1. 上端面が開口していると共に、該上端開口部の外周縁部にフランジが形成された容器と、
    該容器の上端開口面を閉塞すると共に、外周縁部に上記容器のフランジと重なり合うフランジを有する蓋体と、
    断面略コ字状の金属バンドを有端リング状に湾曲させた締付リングと、
    該締付リングの一端部外面に操作レバーの一端を回動可能に連結すると共に、該締付リングの他端部外面にリンク片の一端を回動可能に連結し、かつこのリンク片の他端を上記操作レバーの中間部に回動可能に連結した締付手段と、
    上記締付リングの一端部に上記操作レバーよりもやや中間部よりに存して回動可能に取り付けられ、上記操作レバーの回動方向と直交する方向に回動し、先端部が操作レバーに設けられたロック孔に挿通して、上記操作レバーを係止する鉤状のロック片と、
    板状に形成された摘まみ片の一面側一端部に挿入軸を突設すると共に、該挿入軸の外周面に一又は複数の係止凸部を突設した合成樹脂製の封緘ピンとを具備してなり、
    上記容器の上端開口面を上記蓋体で閉塞すると共に、上記容器のフランジと上記蓋体のフランジとを重ね合わせ、これらフランジに上記締付リングを巻回して該締付リングの内周面に形成された凹溝内に互いに重なり合った両フランジを嵌入し、上記操作レバーを閉方向に回動させて上記締付リングを縮径させることにより、上記蓋体と容器とを締め付けて固定し、上記ロック片を回動させて先端部を上記操作レバーの上記ロック孔に挿し通し、更に該ロック片の先端部に設けられた封緘穴に、上記封緘ピンの挿入軸を圧入して封緘したことを特徴とする容器の封緘構造。
  2. 上記封緘ピンの係止凸部が、頂点から挿入軸先端側が緩やかな傾斜のテーパ面で、頂点から挿入軸基端側が傾斜の急な肩部となっている請求項1記載の容器の封緘構造。
  3. 上記封緘ピンの摘まみ片の他端側が、上記挿入軸が突設された一面側へと折曲している請求項1又は2記載の容器の封緘構造。
  4. 上記封緘ピンがポリプロピレンにより形成されたものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の容器の封緘構造。
  5. 上記ロック片の先端部に設けられた封緘穴が、厚さ方向外側が大径で内側が小径に形成されたテーパ穴である請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の封緘構造。
  6. 上記容器がペール缶又はドラム缶である請求項1〜5のいずれか1項に記載の容器の封緘構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011092128A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Yoichi Tezuka 原料肉のケーシング

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