JP3120994U - 飲料水用容器の蓋体 - Google Patents

飲料水用容器の蓋体 Download PDF

Info

Publication number
JP3120994U
JP3120994U JP2005010631U JP2005010631U JP3120994U JP 3120994 U JP3120994 U JP 3120994U JP 2005010631 U JP2005010631 U JP 2005010631U JP 2005010631 U JP2005010631 U JP 2005010631U JP 3120994 U JP3120994 U JP 3120994U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
lid body
post
opening
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005010631U
Other languages
English (en)
Inventor
健 山岡
Original Assignee
山岡 健
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山岡 健 filed Critical 山岡 健
Priority to JP2005010631U priority Critical patent/JP3120994U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3120994U publication Critical patent/JP3120994U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Abstract


【課題】ハンドルを蓋体本体から上方へと分離させる作業を開始させるために必要な、ハンドルと蓋体本体との隙間に指先を挿入するための空間をより容易に確保する方法を提供する。
【解決手段】ハンドルに折り曲げた操作用先端部と裏面中央部両枠に直角三角定規型の突出した脚部を備えさせる。また横長な穴がハンドル内の半島状部材に形成されていてリベットの役目をするポストと係合している。他方蓋体本体は脚部専用の収納用凹部と操作用先端部の真下に窪みを備えている。この操作用先端部を蓋体本体中央のポストに向かって押す。その結果、蓋体本体の収納用凹部に収められていた脚部は30度の傾斜角をせりあがり、同時にハンドルも ポストの偏平な頭部で制御されている半島状部材部分を除き30度の傾斜でせりあがる。それによってハンドルと蓋体本体の窪みとの隙間が広がる。
【選択図】図2

Description

本考案は飲料水用容器などの缶蓋構造に関するものであり ステイオン式缶蓋構造の開口時における開口手法の容易性向上に関する。
飲料水用容器などの缶蓋構造としては 大別するとプルタブ式とステイオン式の2種類がある。プルタブ式は開口片と缶蓋本体とを破断可能な刻み目線で接続し開缶すると開口片が缶蓋本体と離脱してしまう方式である。ステイオン式は開口片と缶蓋本体との接続において刻み目線がある部分と刻み目線がない部分とを設け 刻み目線が設けられていない部分は残しながら刻み目線で囲まれた部分を缶内に押し込んで開口し 開口片が缶蓋本体と離脱しない方法である。プルタブ式の缶蓋は開口時に開口片と缶蓋本体が離脱してしまう為 その後の開口片の放棄による危険防止 公害防止などの観点から社会問題となって敬遠され 近況としては開口時に開口片と缶蓋本体が離脱しないステイオン式の缶蓋構造の飲料水用容器を採用する企業が多くなっている。
ステイオン式の飲料水用容器などの缶蓋構造では開放装置の開口片にハンドルを備えており このハンドルの操作用先端部を持ち上げることにより 開口用先端部が刻み目線の設けられていない部分は残しながら刻み目線で囲まれた部分を缶内に押し込んで開口する。ハンドルは蓋体の構造上平時には蓋体本体に接触して装着されている。このハンドルを蓋体本体から上方へと分離させる作業を開始させるためには 通常人間の手を用いるが ハンドルと蓋体本体との隙間に指先を挿入するのに充分な空間を確保するのが困難な場合もあり 企業はハンドルの操作用先端部の真下に窪みをつけるなどの工夫をしている。また利用者の側からもハンドルと蓋体本体との隙間を広げるため 持ち運び可能な工具の考案などがなされている。
ステイオン式の飲料水用容器などの缶蓋構造では開放装置の開口片にハンドルを備えており このハンドルの操作用先端部を持ち上げることにより 開口用先端部が刻み目線の設けられていない部分は残しながら刻み目線で囲まれた部分を缶内に押し込んで開口する。ハンドルは蓋体の構造上 平時には蓋体に接触して装着されている。このハンドルを蓋体本体から上方へと分離させる作業を開始させるためには 通常人間の手を用いるが ハンドルと蓋体本体との隙間に指先を挿入するのに充分な空間を確保するのが困難な場合もあり 企業はハンドルの操作用先端部の真下に窪みをつけるなどの工夫をしている。しかし女性の多くはこのハンドルを蓋体本体から上方へと分離させる作業を開始させるために、一般的に爪を使用するがその結果爪を傷つけることもあり さらにnail art 所謂爪のマニキュアの普及により爪先に装飾をほどこしている時などには ハンドルと蓋体本体との隙間に指先を挿入することをためらう傾向にある。また利用者の側からもハンドルと蓋体本体との隙間を広げるため持ち運び可能な工具の考案などがなされているが これらの工具を常時携帯するのは面倒である。
本考案の目的は、 ハンドルを蓋体本体から上方へと分離させる作業を開始させるために 必要な、ハンドルと蓋体本体との隙間に指先を挿入するための空間をより容易に確保する方法を提供することである。
ステイオン式の飲料水用容器などの缶蓋構造では開放装置の開口片(12)にハンドル(13)を備えている。 そのハンドル(13)を蓋体本体(11)から上方へと分離させる作業を開始させるために ハンドル(13)と蓋体本体(11)との隙間に指先を挿入するための空間を確保する手段として 本考案では
第一案として、内側に60度折り曲げた操作用先端部(1)を開放装置の開口片(12)のハンドル(13)に備えることで、ハンドル(13)と蓋体本体の縁端部(17)との隙間に指先を挿入し易くした。
第二案として、蓋体本体(11)の中央には突出したポスト(2)が形成され このポスト(2)は偏平な頭部(3)を有し蓋体本体(11)と一体になっている。ポスト(2)は開口片(12)の一部である半島状部材(14)の横長な穴(4)と係合しリベットの役目をしている。この横長な穴(4)は操作用先端部(1)による前進を助成するためにトラック様の楕円形に形成されている。平時には横長な穴(4)内のポスト(2)は開口用先端部(15)と最も近い半円部(6)に設置されている。またこの横長な穴(4)の周囲(5)は剛性を付与するために二重になっている。さらに操作用先端部(1)の真下に設けられた蓋体本体(11)の窪みをポスト(2)方向に広げ深さ2ミリ縦8ミリ横8ミリの窪み(8)にした。 ポスト(2)が操作用先端部に最も近い横長な穴内の半円部(7)に接するまで操作用先端部(1)を指先で押し、蓋体本体の縁端部(17)と操作用先端部(1)との間の広くなった空間を利用して ハンドル(13)と蓋体本体の窪み(8)との隙間に指先を挿入し易くした。
第三案として前記、第一案 第二案の手段でもハンドル(13)と蓋体本体(11)との隙間に指先を挿入することが困難である場合を想定して、第一案 第二案を併用し更に
ハンドル(13)の裏面中央部両枠に、横長の穴(4)内で操作用先端部に近い半円部(7)と平行になる位置に各々直角三角定規型の突出した脚部(9)を備えさせた。また、蓋体本体(11)には脚部(9)専用の収納用凹部(10)を設けた。ポスト(2)が操作用先端部に最も近い横長な穴内の半円部(7)に接するまで操作用先端部(1)を指先で押すと、蓋体本体(11)の脚部専用の収納用凹部(10)に収められた脚部(9)は30度の傾斜角をせりあがり、同時に開口片(12)のハンドル(13)も ポストの偏平な頭部(3)で制御されている半島状部材(14)部分を除き30度の傾斜角でせりあがる。それによってハンドル(13)と蓋体本体の窪み(8)との隙間に指先を挿入し易くした。
本考案の、ハンドルと蓋体本体との隙間に指先を挿入するための空間をより容易に確保する方法を用いることにより、ハンドルと蓋体本体との隙間に指先を挿入することが容易になり、その結果として爪を傷つけることもなくなり、またハンドルと蓋体本体との隙間を広げるための持ち運び可能な工具を常時携帯する必要もなくなる。
本考案を、図面を用いて説明する。
図1は第三案 ステイオン式缶蓋構造の平時の斜視図である。
図2は第三案 ステイオン式缶蓋構造の実施時の斜視図である。
図3は第三案 ステイオン式缶蓋構造の開口後の斜視図である。
図4は第三案 ステイオン式缶蓋構造の蓋体本体の斜視図である。
図5は第三案 ステイオン式缶蓋構造の開放装置開口片部を図1の2倍にした斜視図である。
図6は第三案 ステイオン式缶蓋構造の開放装置開口片部裏面を図1の2倍にした斜視図である。
ステイオン式の飲料水用容器などの缶蓋構造では開放装置の開口片(12)にハンドル(13)を備えている。 そのハンドル(13)を蓋体本体(11)から上方へと分離させる作業を開始させるために ハンドル(13)と蓋体本体(11)との隙間に指先を挿入するための空間をより容易に確保する手段として
缶蓋本体(11)に接触して装着されている開放装置は開口片(12)にハンドル(13)を備え、該ハンドル(13)は内側に60度折り曲げた操作用先端部(1)を備えている。
この操作用先端部(1)を蓋体本体(11)の中央の突出したポスト(2)に向かって指先の腹部を使って押す。
このポスト(2)は偏平な頭部(3)を有し蓋体本体(11)と一体になっている。ポスト(2)は開口片(12)の一部である半島状部材(14)の横長な穴(4)と係合しリベットの役目をしている。この横長な穴(4)は操作用先端部(1)による開口片(12)の前進を助成するためにトラック様の楕円形に形成されている。平時には横長な穴内のポスト(2)は開口用先端部(15)と最も近い半円部(6)に設置されている。またこの横長な穴(4)の周囲(5)は剛性を付与するために二重になっている。
さらに、ハンドル(13)の裏面中央部両枠に、横長の穴(4)内で操作用先端部に近い半円部(7)と平行になる位置に各々直角三角定規型の突出した脚部(9)が備わっている。また、蓋体本体(11)には脚部(9)専用の収納用凹部(10)と操作用先端部(1)の真下に設けられた窪み(8)が設けられている。操作用先端部(1)を押すと、ポスト(2)の位置が開口用先端部と最も近い半円部(6)から操作用先端部に最も近い半円部(7)に移動する。その結果として、蓋体本体(11)の脚部専用の収納用凹部(9)に収められた脚部(9)は30度の傾斜角をせりあがり、同時に開口片のハンドル(13)も ポストの偏平な頭部(3)で制御されている半島状部材(14)部分を除き30度の傾斜角でせりあがる。それによってハンドル(13)と蓋体本体の窪み(10)との隙間が広がる。尚、第一案、第二案の実施例はその内容が第三案の実施例に併用されているので煩雑さを避けるために割愛した。また飲料水用容器には多種類のサイズがあり缶蓋のサイズも多種類になるので、操作用先端部(1)の60度の角度変更や缶蓋本体の窪み(8)の深さや広さの変更 さらに脚部(9)の大小は考案の効果に変化がない場合には本考案の範疇であると考えられる。
第三案 ステイオン式缶蓋構造の平時の斜視図 第三案 ステイオン式缶蓋構造の実施時の斜視図 第三案 ステイオン式缶蓋構造の開口後の斜視図 第三案 ステイオン式缶蓋構造の蓋体本体の斜視図 第三案 ステイオン式缶蓋構造の開放装置開口片部を図1の2倍にした斜視図 第三案 ステイオン式缶蓋構造の開放装置開口片部裏面を図1の2倍にした斜視図
符号の説明
(!)操作用先端部
(2)ポスト
(3)ポストの偏平な頭部
(4)横長の穴
(5)横長な穴の周囲
(6)開口用先端部と最も近い半円部
(7)操作用先端部に最も近い半円部
(8)窪み
(9)脚部
(10)脚部専用の収納用凹部
(11)蓋体本体
(12)開放装置開口片
(13)ハンドル
(14)半島状部材
(15)開口用先端部
(16)刻み目線
(17)蓋体本体の縁端部
(18)開口片に設けられた指係合部
(19)缶蓋の開口された開口部の一部分


Claims (3)

  1. ステイオン式缶蓋構造において、開口片のハンドルの操作用先端部を内側に60度折り曲げたことを特徴とする飲料水用容器の蓋体の開放装置。
  2. ステイオン式缶蓋構造において、開口片の操作用先端部を内側に60度折り曲げたハンドルを備え、蓋体本体の中央には突出したポストが形成されこのポストは偏平な頭部を有し蓋体本体と一体になっている。ポストは開口片の一部である半島状部材の横長な穴と係合しリベットの役目をしている。この横長な穴はハンドルの操作用先端部による開口片の前進を助成するためにトラック様の楕円形に形成されている。平時には横長な穴内のポストは開口用先端部と最も近い半円部に設置されている。またこの横長な穴の周囲は剛性を付与するために二重になっている。蓋体本体には操作用先端部の真下からポスト方向に向けて深さ2ミリ縦8ミリ横8ミリの窪みを設けている。以上を備えていることを特徴とする飲料水用容器の蓋体の開放装置。
  3. ステイオン式缶蓋構造において、開口片の操作用先端部を内側に60度折り曲げたハンドルを備え、蓋体本体の中央には突出したポストが形成されこのポストは偏平な頭部を有し蓋体本体と一体になっている。ポストは開口片の一部である半島状部材の横長な穴と係合しリベットの役目をしている。この横長な穴はハンドルの操作用先端部による開口片の前進を助成するためにトラック様の楕円形に形成されている。平時には横長な穴内のポストは開口用先端部と最も近い半円部に設置されている。またこの横長な穴の周囲は剛性を付与するために二重になっている。蓋体本体には操作用先端部の真下からポスト方向に向けて深さ2ミリ縦8ミリ横8ミリの窪みを設けている。開口片裏面中央部の、横長の穴内の操作用先端部に近い半円部と平行になる位置両枠に、各々直角三角定規型の突出した脚部を備えている。また、蓋体本体には脚部専用の収納用凹部を設けている。以上を備えていることを特徴とする飲料水用容器の蓋体の開放装置。
JP2005010631U 2005-12-15 2005-12-15 飲料水用容器の蓋体 Expired - Fee Related JP3120994U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010631U JP3120994U (ja) 2005-12-15 2005-12-15 飲料水用容器の蓋体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010631U JP3120994U (ja) 2005-12-15 2005-12-15 飲料水用容器の蓋体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3120994U true JP3120994U (ja) 2006-04-27

Family

ID=43471133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005010631U Expired - Fee Related JP3120994U (ja) 2005-12-15 2005-12-15 飲料水用容器の蓋体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3120994U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0646401Y2 (ja) 薄葉紙の供給ケ−ス
JP3120994U (ja) 飲料水用容器の蓋体
JP5463523B1 (ja) ロールペーパー保持切断装置
JP3122847U (ja) 飲料水用容器の蓋体
KR100908477B1 (ko) 탭 부재 꺽임 기능을 구비한 캔 뚜껑
JP5055923B2 (ja) 帯状の開封構造と該開封構造が設けられた紙箱又はダンボール箱
JP3074155U (ja) ステープル用リムーバ
JP3224161U (ja) 開封器具
JP6644400B1 (ja) 缶オープナーおよびそれを用いた開缶方法。
JP3141639U (ja) 容器解体装置
JP3178258U (ja) プルタブ起し治具
KR200388723Y1 (ko) 손톱깍기
JPH0330303Y2 (ja)
USD506386S1 (en) Package for computer cable
KR960009777Y1 (ko) 제침기겸용 커터
JP3135451U (ja) ステイオンタブ式缶蓋
JP3119885U (ja) 深爪防止爪切り具
JP2593549Y2 (ja) フリップ・オフ・キャップ用除去具
JP2010069097A (ja) 爪切り
JP3106032U (ja) 妻楊枝のキヤップ付具
JPS6143696Y2 (ja)
JP3045100U (ja) ティシュボックス
JP3010700U (ja) 開けるのが容易なプルタブ
JP2002234546A (ja) ラップフィルム引き出し装置
JP6200702B2 (ja) 缶切り器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees