JP3120984U - ネット巻上式フェンス - Google Patents

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孝夫 赤羽根
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赤羽根工業株式会社
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Abstract

【課題】 強風時等においても転倒の恐れがない簡易構造のネット巻上式フェンスを提供する。
【解決手段】 枠体9内に張架されて配置されるネット1にはロープ3が連結され、このロープ3は枠体9の柱7の頂部に固定される滑車2を介して地表面4側に垂下されている。強風時等にはこのロープ3によりネット1を地表面4側に下げて畳み込みネット1に風力等が作用することをなくす。
一方、使用時にはロープ3を持ち上げることによりネット1は上昇し、通常の使用状態になる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、バックネットや防球ネット等に使用されるネットフェンスに係り、特に風等の押圧力によって転倒することがない簡便構造のネット巻上式フェンスに関する。
グランド等に配置されるネットフェンスとしては各種のものがあるが、例えば、図5に示すものが一般的に使用されている。即ち、ネットフェンス100aは、ベース部6aとこの左右端から立設する柱7a,7aと、この柱7a,7a間に架設される梁8a等とからなる枠体9aと、この枠体の内部の空間に張架されるネット1a等とからなる。なお、図示のように枠体9aを補強するために補強部材13,14が設けられている。
また、ネットフェンスに関する公知技術としては例えば「特許文献1」が挙げられる。
特開2005−179985号(図1)
図5に示したネットフェンス100aや「特許文献1」に示されるネットフェンスはそれ自体としては十分にフェンス機能を発揮するものであるが、例えば、強風が発生した場合、ネット1aに空隙があっても枠体9aに張架されているネット1aはその全面積で風圧を受けるような風力が作用する。このため強風の程度によってはこの風力でネットフェンス100aの全体が転倒する不具合が生じる。これによりネットフェンス100aが破壊する問題点が生ずる。
本考案は、以上の問題点を解決するもので、比較的簡便な構造からなり、強風時においてもネットフェンス100a全体の転倒がなく、ネットフェンス100aの転倒による損傷の生じないネット巻上式フェンスを提供することを目的とする。
本考案は以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、左右の柱とこの頂部に架設される梁とからなる枠体内の空間にネットを張架してなるネットフェンスであって、該ネットフェンスは、前記柱の頂部に滑車を固定し、該滑車に巻回するロープの一端を前記ネットの左右端に連結すると共に前記ロープの他端を前記滑車から地表面側に向かって垂下すべく配設することを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記柱の前記ネット側には前記ネットの左右端をガイドする溝レールが設けられることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、前記枠体の下端に設けられるベース部には車輪が固定されることを特徴とする。
また、請求項4の考案は、前記ベース部と前記地表面との間の空隙部には球の通過を防止するためのボール止め手段が設けられることを特徴とする。
本考案の請求項1のネット巻上式フェンスによれば、ネットがロープに連結し、ロープは滑車を介して地表面側に他端を垂下した状態で配置されるため、ロープを手等で上方に向かって送り出すことによって滑車を介してネット全体が下方に向かって畳みこまれる。即ち、枠体の空間にはネットが存在しない状態となる。そのため、強風があってもネットを介しての風力が枠体側に殆ど作用せず、その転倒が防止される。また、ネットの使用時にはロープの他端を手等で下方に引き下げることによりネットが持ち上げられ、枠体の空間にネットが張られる状態となり、通常のネットフェンスとしての機能を果すことができる。
また、本考案の請求項2のネット巻上式フェンスによれば、柱の内側にネットの左右端を案内するガイドがあるため、ネットの昇降が円滑に行われる。
また、本考案の請求項3のネット巻上式フェンスによれば、ベース部に車輪があるため、ネット巻上式フェンス全体を任意の場所に容易に移動することができる。
また、本考案の請求項4のネット巻上式フェンスによれば、車輪の存在によってベース部と地表面との間に生ずる空隙から球等の通過することが防止される。なお、このボール止め手段は車輪がない場合は不必要のものでもある。
以下、本考案のネット巻上式フェンスの実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1(a)は本考案のネット巻上式フェンス100の全体構造を示す正面図であり、図1(b)は図1(a)の側面図である。なお、本実施例は車輪5がある場合であるが、車輪5がない場合でも主要部は同一の構造からなる。
地表面4上には車輪5に支持されるベース部6が地表面4と平行に配置され、このベース部6の長さが張架されるネット1の巾寸法にほぼ等しいものからなる。ベース部6の左右端にはここから立設する柱7,7の下端が固定される。左右の柱7,7間の上部には梁8が架設される。枠体9はベース部6と左右の柱7,7と梁8により囲まれる枠状の構造体からなる。なお、本実施例ではベース部6と地表面4との間の空隙10にボール止め手段11である横棒体がベース部6の下端に固定して配置される。
図1及び図2に示すように、柱7の頂部には滑車2が固定され、この滑車にはロープ3が巻回される。このロープ3はその一端側をネット1の左右端に連結すると共に滑車2に巻回して地表面4側に他端側を垂下した状態で配置される。なお、ネット1そのものは通常に使用されている形状のものからなる。
一方、柱7のネット1側の内側にはネット1の左右端を案内するためのガイドとしての溝レール12が固定される。ネット1の左右端はこの溝レール12内に挿入され、ネット1の昇降時にはネット1はこの溝レール12に案内される。
次に、本考案のネット巻上式フェンス100の使用方法を図3及び図4により説明する。図3は強風等の発生している場合のネット巻上式フェンス100の使用方法を示す。この場合にはロープ3の垂下している他端を把持し、ロープ3を滑車2側に向かって押し上げることによりネット1は下降し、最終時にベース部6の位置まで下り畳み込まれる。そのため、枠体9は柱7,7と梁8で囲まれた空間部となり、風はこの空間部を通り抜けるだけとなり、枠体9には無理な力が作用しない。
一方、強風もなく、かつネット1を張る必要がある場合には図4に示すように垂下しているロープ3の他端を把持してこれを下方に向かって押し下げることによりロープ3に連結しているネット1は次第に引き上げられる。この場合、ロープ3が滑車2に巻回しているためネット1の上昇は容易にできる。なお、図4はネット1の引き上げの途中段階を示すものであり、ネット1は梁8の位置まで引き上げられることになる。引き上げ完了時にはネット1が自然落下しないようにロープ3を柱7に固定することが必要となることは勿論である。
以上により、ネット1に風力等が作用してネット巻上式フェンス100が転倒する事故を防ぐことができる。
本考案は、前記の構造のネットフェンスに適用した場合を説明したが、各種のネットフェンスに適用されるものであり、かつ屋外にて使用されるその他のネットや膜体等に対しても適用され、その利用範囲は広い。
本考案のネット巻上式フェンスの全体構造を示す正面図(a)及び図1(a)の側面図(b)。 本考案の主要部を示す部分拡大正面図。 本考案の使用方法を説明するための模式的正面図。 本考案の使用方法を説明するための模式的正面図。 従来のネットフェンスを示す斜視図。
符号の説明
1 ネット
2 滑車
3 ロープ
4 地表面
5 車輪
6 ベース部
7 柱
8 梁
9 枠体
10 空隙
11 ボール止め手段
12 溝レール
100 ネット巻上式フェンス

Claims (4)

  1. 左右の柱とこの頂部に架設される梁とからなる枠体内の空間にネットを張架してなるネットフェンスであって、該ネットフェンスは、前記柱の頂部に滑車を固定し、該滑車に巻回するロープの一端を前記ネットの左右端に連結すると共に前記ロープの他端を前記滑車から地表面側に向かって垂下すべく配設することを特徴とするネット巻上式フェンス。
  2. 前記柱の前記ネット側には前記ネットの左右端をガイドする溝レールが設けられることを特徴とする請求項1に記載のネット巻上式フェンス。
  3. 前記枠体の下端に設けられるベース部には車輪が固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のネット巻上式フェンス。
  4. 前記ベース部と前記地表面との間の空隙部には球の通過を防止するためのボール止め手段が設けられることを特徴とする請求項3に記載のネット巻上式フェンス。
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