JP3119971U - おしぼり供給装置 - Google Patents

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昇鎬 金
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株式会社▲鱸▼淨キャッシュバック
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Abstract

【課題】 利用者に不快感を与えることなく短時間でおしぼりを供給することができるおしぼり供給装置を提供すること。
【解決手段】 本考案では、ロール状のおしぼり材を所定の長さまで引出しながら水分を付着させた後に切断してシート状のおしぼり材を形成し、このシート状のおしぼり材を巻回することによっておしぼりを形成し供給するおしぼり供給装置において、シート状のおしぼり材を中途部で折曲し、この折曲部を中心にしてシート状のおしぼり材を巻回することによっておしぼりを形成することにした。特に、往復搬送可能なコンベアの前方におしぼり供給部を配設するとともに、ガイド壁をおしぼり供給部に向けてコンベアに沿わせて配設し、コンベアでおしぼり材の先端部分をおしぼり供給部から離反する方向へ搬送した後に、コンベアでおしぼり材をおしぼり供給部へ向けて搬送することによりコンベアとガイド壁とで協働しておしぼり材を巻回するようにした。
【選択図】 図3

Description

本考案は、ロール状のおしぼり材を所定の長さまで引出しながら水分を付着させた後に切断してシート状のおしぼり材を形成し、このシート状のおしぼり材を巻回することによっておしぼりを形成し供給するおしぼり供給装置に関するものである。
従来より、飲食店などにおいて自動的におしぼりを形成して供給するおしぼり供給装置が広く利用されている。
この従来のおしぼり供給装置は、たとえば特許文献1に開示されているように、ロール状のおしぼり材を所定の長さまで引出しながら水を噴霧した後に、ロール状のおしぼり材を中途部で切断してシート状のおしぼり材を形成し、このシート状のおしぼり材を先端部から巻回することによっておしぼりを形成して供給するように構成していた。
具体的には、ケーシングの上部中央にロール状のおしぼり材を配設するとともに、このおしぼり材の前方にロール状のおしぼり材を中途部で切断するための切断機構を配設し、この切断機構の下方にベルトコンベアの前端部を配設し、このベルトコンベアの後端部を前端部の後側下方に配設し、これによってベルトコンベアを切断機構の下方に前高後低の傾斜状に配設し、このベルトコンベアの後端部にベルトコンベアの上面及び下面に沿ってU字状の固定ベルトを配設し、さらには、ベルトコンベアの前端部下方におしぼりを供給するためのおしぼり供給口を形成していた。
そして、従来のおしぼり供給装置では、切断機構によって切断したシート状のおしぼり材を先端部から後端部まで順にベルトコンベアに載置し、ベルトコンベアによっておしぼり材の先端部から後端部まで順にベルトコンベアと固定ベルトとの間をベルトコンベアの前端部上側から後端部、さらに、後端部から前端部下側へと搬送し、ベルトコンベアと固定ベルトとが協働してシート状のおしぼり材をその先端部分から順に巻回するようにしていた。
したがって、従来のおしぼり供給装置で供給されるおしぼりは、シート状のおしぼり材を先端部を中心にして巻回した状態となっていた。
特開平11−197050号公報
ところが、上記従来のおしぼり供給装置では、シート状のおしぼり材を先端部を中心にして巻回することによっておしぼりを形成していたために、巻回するシート状のおしぼり材の長さ分だけシート状のおしぼり材をベルトコンベアで搬送しなければならなかった。
そのため、従来のおしぼり供給装置では、シート状のおしぼり材を巻回するのに要する時間が長くなってしまい、始動からおしぼりの供給までの時間が長く、利用者に不快感を与えてしまうおそれがあった。
また、従来のおしぼり供給装置では、巻回するシート状のおしぼり材の長さに対応した固定ベルトが必要となることから、ベルトコンベアの後端部にベルトコンベアの上面及び下面に沿ってU字状の固定ベルトを配設していたために、シート状のおしぼり材を巻回するための機構が大型化してしまい、おしぼり供給装置の大型化を招いていた。
そこで、請求項1に係る本考案では、ロール状のおしぼり材を所定の長さまで引出しながら水分を付着させた後に切断してシート状のおしぼり材を形成し、このシート状のおしぼり材を巻回することによっておしぼりを形成し供給するおしぼり供給装置において、シート状のおしぼり材を中途部で折曲し、この折曲部を中心にしてシート状のおしぼり材を巻回することによっておしぼりを形成することにした。
また、請求項2に係る本考案では、前記請求項1に係る本考案において、往復搬送可能なコンベアの前方におしぼり供給部を配設するとともに、ガイド壁をおしぼり供給部に向けてコンベアに沿わせて配設し、コンベアでおしぼり材の先端部分をおしぼり供給部から離反する方向へ搬送した後に、コンベアでおしぼり材をおしぼり供給部へ向けて搬送することによりコンベアとガイド壁とで協働しておしぼり材を巻回するように構成することにした。
また、請求項3に係る本考案では、前記請求項2に係る本考案において、コンベアを前後方向へ向けて伸延させた状態で配置するとともに、このコンベアの中途部上方にロール状のおしぼり材を切断してシート状のおしぼり材を形成する切断機構を配置し、この切断機構の前方及び後方にロール状のおしぼり材又はおしぼり材に付着させる水分を貯留したタンクのいずれか一方をそれぞれ配置することにした。
そして、本考案では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、請求項1に係る本考案では、ロール状のおしぼり材を所定の長さまで引出しながら水分を付着させた後に切断してシート状のおしぼり材を形成し、このシート状のおしぼり材を巻回することによっておしぼりを形成し供給するおしぼり供給装置において、シート状のおしぼり材を中途部で折曲し、この折曲部を中心にしてシート状のおしぼり材を巻回することによっておしぼりを形成しているために、シート状のおしぼり材を巻回するために要する時間を短縮することができるので、始動からおしぼりを供給するまでの駆動時間を短縮することができ、利用者に不快感を与えることがなく、しかも、駆動に要する電力消費を低減することができる。
また、請求項2に係る本考案では、往復搬送可能なコンベアの前方におしぼり供給部を配設するとともに、ガイド壁をおしぼり供給部に向けてコンベアに沿わせて配設し、コンベアでおしぼり材の先端部分をおしぼり供給部から離反する方向へ搬送した後に、コンベアでおしぼり材をおしぼり供給部へ向けて搬送することによりコンベアとガイド壁とで協働しておしぼり材を巻回するように構成しているために、シート状のおしぼり材を巻回するためのおしぼり材巻回機構の構造を簡略化することができるので、おしぼり供給装置の小型化や製造コストの低廉化を図ることができる。
また、請求項3に係る本考案では、コンベアを前後方向へ向けて伸延させた状態で配置するとともに、このコンベアの中途部上方にロール状のおしぼり材を切断してシート状のおしぼり材を形成する切断機構を配置し、この切断機構の前方及び後方にロール状のおしぼり材又はおしぼり材に付着させる水分を貯留したタンクのいずれか一方をそれぞれ配置しているために、コンベアと切断機構とを略逆T字状に配置し、その前方及び後方の空間にロール状のおしぼり材とタンクとを収容することになり、おしぼり供給装置の内部のデットスペースを無くすことができて、おしぼり供給装置の小型化を図ることができる。
以下に、本考案に係るおしぼり供給装置の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
おしぼり供給装置1は、図1〜図6に示すように、略矩形箱型状のケーシング2の内部にシャーシ3を収容し、このシャーシ3におしぼり材送出機構4、切断機構5、噴霧機構6、おしぼり材巻回機構7、駆動制御機構8をそれぞれ取付けている。
これらのおしぼり供給装置1を構成する各部の構造について順に説明していく。
まず、ケーシング2について説明すると、ケーシング2は、底側ケーシング9と上側ケーシング10と左側ケーシング11と右側ケーシング12とで構成している。
底側ケーシング9は、矩形受皿状の底壁13の前端部に略門型状の前壁14を形成するとともに、底壁13の後端部に矩形板状の後壁15を形成しており、底壁13の前端部には、前壁14の門型開口16を覆う略受皿状のカバー17が上下方向へ向けて開閉自在に取付けられている。
上側ケーシング10は、後端部をシャーシ3の後端部に前後方向へ向けて開閉自在に取付けており、前端部に始動スイッチ18を取付けている。この始動スイッチ18は、後述する駆動制御機構8に接続されている。
左右側ケーシング11,12は、底側ケーシング9と上側ケーシング10の左右の開口部分を被覆している。
次に、シャーシ3について説明すると、シャーシ3は、底側ケーシング9の底壁13に載設した一対の左右側壁19,20の間に連結壁21〜24を架設している。
次に、おしぼり材送出機構4について説明すると、おしぼり材送出機構4は、シャーシ3の左右側壁19,20の内側後部に略U字状の支持凸部25を形成し、この左右の支持凸部25で支持軸26を回動自在に支持している。この支持軸26には、帯状の布が巻回されており、これによりロール状のおしぼり材27となっている。
また、おしぼり材送出機構4は、ロール状のおしぼり材27の前側及び下側に略L字状に形成した連結壁21の上端部とこの上端部の前方に間隔をあけて対向配置した連結壁22との間に左右方向へ向けて伸延させた送出軸28を回動自在に取付け、この送出軸28に4個の送出ローラ29を左右に間隔をあけて取付けており、この送出ローラ29と連結壁22との間にロール状のおしぼり材27の先端部を挿通させている。ここで、送出軸28は、後述する駆動制御機構8に連動連結されている。
そして、おしぼり材送出機構4は、駆動制御機構8によって送出軸28を回転駆動させると、送出軸28に伴って送出ローラ29が回転し、これにより送出ローラ29と連結壁22との間に挿通されたロール状のおしぼり材27の先端部を下方へ向けて送出するようにしている。
次に、切断機構5について説明すると、切断機構5は、シャーシ3の左右側壁19,20の略中央部間にカッター軸30を回動自在に架設し、このカッター軸30に略円柱状のカッター保持体31を取付け、このカッター保持体31に左右方向へ向けて伸延させたカッター32を着脱自在に取付けている。ここで、カッター軸30は、後述する駆動制御機構8に連動連結されている。
また、切断機構5は、シャーシ3の連結壁21の前側中央部に横長矩形板状の押圧板33を収容しており、この押圧板33は、左右側面下部に突設した支持軸34をシャーシ3の左右側壁19,20に回動自在に取付けている。
そして、切断機構5は、駆動制御機構8によってカッター軸30を回転駆動させると、カッター軸30に伴ってカッター32が回転し、これによりおしぼり材送出機構4によってカッター32と押圧板33との間に送出されたロール状のおしぼり材27を中途部で切断し、所定長さのシート状のおしぼり材35を形成するようにしている。
次に、噴霧機構6について説明すると、噴霧機構6は、シャーシ3の前側中途部間に略逆L字状に形成した連結壁23の上部に水を貯留したタンク36を載置するとともに、連結壁23の下部にポンプ37を取付け、これらのタンク36とポンプ37とを連通連結している。
また、噴霧機構6は、シャーシ3の左側壁19と左側ケーシング11との間に殺菌消毒装置38を収容し、この殺菌消毒装置38にポンプ37を連通パイプ39を介して連通連結している。
さらに、噴霧機構6は、シャーシ3の連結壁21の前側中央部に横長状の噴霧ノズル40を収容し、この噴霧ノズル40に殺菌消毒装置38を連通パイプ41を介して連通連結している。この噴霧ノズル40には、前端中央部に噴霧口42を左右に間隔を開けて形成している。
ここで、噴霧機構6のポンプ37と殺菌消毒装置38と噴霧ノズル40は、後述する駆動制御機構8にそれぞれ接続されている。
そして、噴霧機構6は、駆動制御機構8によってポンプ37と殺菌消毒装置38と噴霧ノズル40を駆動させると、タンク36に貯留された水が殺菌消毒装置38へと流れ、この殺菌消毒装置38で消毒された水が噴霧ノズル40へと流れ、この噴霧ノズル40の噴霧口42からロール状のおしぼり材27(切断機構5によって切断した後はシート状のおしぼり材35)の表面に向けて殺菌消毒された水を噴霧し、これによって、おしぼり材27,35に水分を付着含浸させている。
次に、おしぼり材巻回機構7について説明すると、おしぼり材巻回機構7は、シャーシ3の下側にコンベア43を前後方向へ向けて伸延させた状態で収容している。
このコンベア43は、シャーシ3の左右側壁19,20の前端下部間に左右方向へ向けて伸延させたコンベア駆動軸44を回動自在に取付け、このコンベア駆動軸44に略円柱状の駆動ローラ45を取付け、一方、シャーシ3の左右側壁19,20の後側下部間に左右方向へ向けて伸延させたコンベア従動軸46を回動自在に取付け、このコンベア従動軸46に略円柱状の従動ローラ47を取付け、これらの駆動ローラ45と従動ローラ47との間に無端状のコンベアベルト48を懸架している。ここで、コンベア駆動軸44は、後述する駆動制御機構8に連動連結されている。
このコンベア43は、前端部をケーシング2の前端下部に形成した門型開口16やカバー17に連通しており、ここにシート状のおしぼり材35を巻回したおしぼり49を供給するためのおしぼり供給部50を形成している。
また、おしぼり材巻回機構7は、コンベア43の前側上方にコンベアベルト48の上面に沿わせてガイド壁51を形成している。このガイド壁51は、シャーシ3の左右側壁19,20の前側下部間に略逆L字状に形成されており、上部を上下方向へ向けて伸延させて形成するとともに、下部をコンベア43の中途部からおしぼり供給部50に向けてコンベア43に沿って前高後低の傾斜状に形成している。
そして、おしぼり材巻回機構7は、駆動制御機構8によってコンベア駆動軸44を後方へ向けて回転駆動させると、コンベア駆動軸44の回転に伴ってコンベアベルト48の上面がおしぼり供給部50から離反する方向へ向けて移動し、これにより、おしぼり材27,35の先端部分をおしぼり供給部50から離反する方向へ搬送し、一方、駆動制御機構8によってコンベア駆動軸44を前方へ向けて回転駆動させると、コンベア駆動軸44の回転に伴ってコンベアベルト48の上面がおしぼり供給部50に近接する方向へ向けて移動し、これにより、おしぼり材27,35をおしぼり供給部50へ向けて搬送し、その際に、おしぼり材27,35の前端上部がガイド壁51に当接して、ガイド壁51によっておしぼり材27,35の前端上部にコンベアベルト48の走行方向とは逆向きの方向の力が作用することになり、これらガイド壁51とコンベアベルト48とで協働しておしぼり材27,35を巻回しておしぼり49を形成するようになっている。
次に、駆動制御機構8について説明すると、駆動制御機構8は、シャーシ3に形成したガイド壁51の上部に駆動モータ52を横向きに取付け、この駆動モータ52のモータ駆動軸53をシャーシ3の右側壁20の外方に突出させ、このモータ駆動軸53に駆動プーリー54を取付けている。ここで、駆動モータ52は、後述する制御回路55に接続されている。
また、駆動制御機構8は、シャーシ3の右側壁20の外側面に減速プーリー56をプーリー軸57を介して回転自在に取付けるとともに、このプーリー軸57に変速駆動ギヤ58を取付けており、減速プーリー56には、駆動プーリー54を伝動ベルト59を介して連動連結している。
また、駆動制御機構8は、シャーシ3の右側壁20の外側面に変速軸60を回転自在に取付け、この変速軸60に変速駆動ギヤ58と噛合する変速従動ギヤ61と増速ギヤ62とを取付けている。
また、駆動制御機構8は、シャーシ3の右側壁20の外側面にカッター軸30と送出軸28とコンベア駆動軸44をそれぞれ突出させており、カッター軸30にはカッターギヤ63を取付け、送出軸28には送出ギヤ64を取付け、コンベア駆動軸44にはコンベアギヤ65を取付けている。
さらに、駆動制御機構8は、シャーシ3の右側壁20の外側面に反転軸66と中間軸67と連結軸68をそれぞれ回転自在に取付けており、反転軸66には反転ギヤ69を取付け、中間軸67には中間ギヤ70を取付け、連結軸68には連結ギヤ71を取付けている。
そして、駆動制御機構8は、増速ギヤ62にカッターギヤ63を噛合し、このカッターギヤ63に送出ギヤ64を噛合するとともに、カッターギヤ63に反転ギヤ69と中間ギヤ70とを選択的に噛合し、反転ギヤ69に中間ギヤ70を噛合し、この中間ギヤ70に連結ギヤ71を噛合し、この連結ギヤ71にコンベアギヤ65を噛合している。
カッターギヤ63は、図7に示すように、外周部に一部切欠した外周ギヤ部72を形成し、この外周ギヤ部72が送出ギヤ64や中間ギヤ70に噛合するようにしており、一方、内周部に外周ギヤ部72とは逆向きに一部切欠した内周ギヤ部73を形成し、この内周ギヤ部73が反転ギヤ69に噛合するようにしている。
そのため、駆動制御機構8では、カッターギヤ63と中間ギヤ70とが外周ギヤ部72で噛合されているときには、駆動モータ52の動力がカッターギヤ63から中間ギヤ70を介して連結ギヤ71やコンベアギヤ65に伝達され、これによって、コンベアベルト48の上面がおしぼり供給部50へ向けて前方に移動し、一方、カッターギヤ63と反転ギヤ69とが内周ギヤ部73で噛合されているときには、駆動モータ52の動力がカッターギヤ63から反転ギヤ69を介して中間ギヤ70に伝達された後に中間ギヤ70から連結ギヤ71やコンベアギヤ65に伝達され、これによって、コンベアベルト48の上面がおしぼり供給部50から後方に移動するようにしている。
これによって、駆動制御機構8は、1個の駆動モータ52でコンベア43を往復搬送できるように構成している。
また、駆動制御機構8は、駆動モータ52、始動スイッチ18、ポンプ37、殺菌消毒装置38、噴霧ノズル40に制御回路55を接続しており、始動スイッチ18の操作を受けて制御回路55で駆動モータ52、ポンプ37、殺菌消毒装置38、噴霧ノズル40の駆動を制御している。
おしぼり供給装置1は、以上に説明したように構成しており、以下に説明するようにしておしぼり49を形成し、供給するようにしている。
まず、初期状態として、図8(a)に示すように、ロール状のおしぼり材27の先端部が送出ローラ29と連結壁22との間に挿通され、カッター32によって切断された状態となっている。
この状態で始動スイッチ18が操作されると、駆動制御機構8が駆動モータ52を回転させるとともに、ポンプ37や殺菌消毒装置38や噴霧ノズル40を駆動させる。
これにより、おしぼり供給装置1は、図8(b)に示すように、送出ローラ29と連結壁22との間に挿通されたロール状のおしぼり材27の先端部を下方へ向けて送出する。
その際に、おしぼり供給装置1は、コンベア43のコンベアベルト48の上面を後方へ向けて移動させる。
これにより、おしぼり供給装置1は、図8(c)に示すように、ロール状のおしぼり材27の先端部分をおしぼり供給部50から離反する方向へ搬送する。
その後、おしぼり供給装置1は、図9(a)に示すように、コンベア43のコンベアベルト48の上面を前方へ向けて移動させ、これにより、ロール状のおしぼり材27の中途部を折曲するとともに、その折曲部をおしぼり供給部50へ向けて搬送する。
さらに、おしぼり供給装置1は、図9(b)に示すように、ロール状のおしぼり材27を切断機構5を用いて所定の長さで切断するとともに、切断されたシート状のおしぼり材35をおしぼり供給部50へ向けて搬送する。
これにより、おしぼり供給装置1は、ガイド壁51とコンベアベルト48とで協働してシート状のおしぼり材35を折曲部を中心にして巻回しておしぼり49を形成する。
そして、おしぼり供給装置1は、図9(c)に示すように、形成したおしぼり49をコンベアベルト48でおしぼり供給部50へと搬送し、このおしぼり供給部50からおしぼり49を供給する。
このようにしておしぼり供給装置1から供給されたおしぼり49は、シート状のおしぼり材35を中途部で折曲し、この折曲部を中心にして巻回しているために、図10に示す断面形状のおしぼり49となっている。
以上に説明したように、上記構成のおしぼり供給装置1では、ロール状のおしぼり材27を所定の長さまで引出しながら水分を付着させた後に切断してシート状のおしぼり材35を形成し、このシート状のおしぼり材35を中途部で折曲し、この折曲部を中心にしてシート状のおしぼり材35を巻回することによっておしぼり49を形成し供給するようにしている。
そのため、上記おしぼり供給装置1では、シート状のおしぼり材35を巻回するために要する時間を短縮することができるので、始動からおしぼり49を供給するまでの駆動時間を短縮することができ、これにより、利用者に不快感を与えることがなく、しかも、駆動に要する電力消費を低減することができる。
しかも、上記おしぼり供給装置1では、往復搬送可能なコンベア43の前方におしぼり供給部50を配設するとともに、ガイド壁51をおしぼり供給部50に向けてコンベア43に沿わせて配設し、コンベア43でおしぼり材27,35の先端部分をおしぼり供給部50から離反する方向へ搬送した後に、コンベア43でおしぼり材27,35をおしぼり供給部50へ向けて搬送することによりコンベア43とガイド壁51とで協働しておしぼり材27,35を巻回するように構成している。
そのため、上記おしぼり供給装置1では、シート状のおしぼり材35を巻回するためのおしぼり材巻回機構7の構造を簡略化することができるので、おしぼり供給装置1の小型化や製造コストの低廉化を図ることができる。
また、上記おしぼり供給装置1では、コンベア43を前後方向へ向けて伸延させた状態で配置するとともに、このコンベア43の中途部上方にロール状のおしぼり材27を切断してシート状のおしぼり材35を形成する切断機構5を配置し、この切断機構5の前方におしぼり材27,35に付着させる水分を貯留したタンク36を配置する一方、切断機構5の後方にロール状のおしぼり材27を配置しているために、コンベア43と切断機構5とを略逆T字状に配置し、その前方及び後方の空間にタンク36とロール状のおしぼり材27とを収容することになり、おしぼり供給装置1の内部のデットスペースを無くすことができて、おしぼり供給装置1の小型化を図ることができる。
本考案に係るおしぼり供給装置を示す正面図。 同右側面図。 シャーシを示す前後方向断面図。 同左右方向断面図。 同左側面図。 同右側面図。 カッターギヤを示す正面図。 おしぼり供給装置の動作(前半)を示す説明図。 おしぼり供給装置の動作(後半)を示す説明図。 おしぼりを示す断面図。
符号の説明
1 おしぼり供給装置 2 ケーシング
3 シャーシ 4 おしぼり材送出機構
5 切断機構 6 噴霧機構
7 おしぼり材巻回機構 8 駆動制御機構
9 底側ケーシング 10 上側ケーシング
11 左側ケーシング 12 右側ケーシング
13 底壁 14 前壁
15 後壁 16 門型開口
17 カバー 18 始動スイッチ
19 左側壁 20 右側壁
21〜24 連結壁 25 支持凸部
26 支持軸 27 ロール状のおしぼり材
28 送出軸 29 送出ローラ
30 カッター軸 31 カッター保持体
32 カッター 33 押圧板
34 支持軸 35 シート状のおしぼり材
36 タンク 37 ポンプ
38 殺菌消毒装置 39 連通パイプ
40 噴霧ノズル 41 連通パイプ
42 噴霧口 43 コンベア
44 コンベア駆動軸 45 駆動ローラ
46 コンベア従動軸 47 従動ローラ
48 コンベアベルト 49 おしぼり
50 おしぼり供給部 51 ガイド壁
52 駆動モータ 53 モータ駆動軸
54 駆動プーリー 55 制御回路
56 減速プーリー 57 プーリー軸
58 変速駆動ギヤ 59 伝動ベルト
60 変速軸 61 変速従動ギヤ
62 増速ギヤ 63 カッターギヤ
64 送出ギヤ 65 コンベアギヤ
66 反転軸 67 中間軸
68 連結軸 69 反転ギヤ
70 中間ギヤ 71 連結ギヤ
72 外周ギヤ部 73 内周ギヤ部

Claims (3)

  1. ロール状のおしぼり材を所定の長さまで引出しながら水分を付着させた後に切断してシート状のおしぼり材を形成し、このシート状のおしぼり材を巻回することによっておしぼりを形成し供給するおしぼり供給装置において、
    シート状のおしぼり材を中途部で折曲し、この折曲部を中心にしてシート状のおしぼり材を巻回することによっておしぼりを形成することを特徴とするおしぼり供給装置。
  2. 往復搬送可能なコンベアの前方におしぼり供給部を配設するとともに、ガイド壁をおしぼり供給部に向けてコンベアに沿わせて配設し、コンベアでおしぼり材の先端部分をおしぼり供給部から離反する方向へ搬送した後に、コンベアでおしぼり材をおしぼり供給部へ向けて搬送することによりコンベアとガイド壁とで協働しておしぼり材を巻回するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のおしぼり供給装置。
  3. コンベアを前後方向へ向けて伸延させた状態で配置するとともに、このコンベアの中途部上方にロール状のおしぼり材を切断してシート状のおしぼり材を形成する切断機構を配置し、この切断機構の前方及び後方にロール状のおしぼり材又はおしぼり材に付着させる水分を貯留したタンクのいずれか一方をそれぞれ配置したことを特徴とする請求項2に記載のおしぼり供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009125132A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Twinbird Corp 巻きおしぼり製造装置

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