JP3119366U - 捕虫具 - Google Patents

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Abstract

【課題】捕虫を受動的ではなく能動的に行うことができ、捕まえた虫を手を汚すことなく排気することができること。
【解決手段】把手12を有する粘着テープ保持用の扁平部材14と複数の粘着テープ16の積層体18とから成り、積層体18は、粘着面16Aが外側となるように積層体18の内面を扁平部材14の表裏両面に沿って折り返すように扁平部材14に保持されている。この捕虫具10は、把手12で積層体18の最表面の粘着性テープ16に虫を付着するように積層体18を虫に触れさせて捕虫する。捕虫後、最表面の粘着性テープ16を裏返しに剥離して虫を包み込んで捨てる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば、蚊、蝿の如き小さな飛翔性害虫からゴキブリの如き大きな爬性害虫まで種々の虫を捕虫するのに好適な捕虫具に関するものである。
従来から、蚊、蝿の如き比較的小さな虫を捕虫するために、粘着性テープを備えた種々の捕虫器又は捕虫装置が提案されている(特許文献1乃至5参照)。
これらの従来技術の捕虫器又は捕虫装置は、保持器又は保持台に保持された捕虫用の粘着性テープから成っており、捕虫器又は捕捉装置を捕虫すべき場所に設置して虫がこの粘着性テープに付着して捕まえられるのを待っているようにして使用される。従って、これらの従来技術の捕虫具は、虫を追っかけて積極的に捕虫することができない欠点があった。
また、従来技術のいずれの捕虫器又は捕虫装置は、保持器又は保持台に特殊な構造で機械的に粘着性テープを保持しているので、構造が複雑で高価となる上に、捕虫した粘着性テープを廃棄し、新しい粘着性テープを捕虫位置にするように粘着性テープを交換する作業が面倒であった。
実開平6−52461号公報 特開平9−94049号公報 特開平11−225647号公報 特開2002−360146号公報 特開2003−158975号公報
本考案が解決しようとする1つの課題は、虫が捕まえられるのを受動的に待つのではなく、能動的に捕虫することができる捕虫具を提供することにある。
本考案が解決しようとする他の課題は、簡単な構造で多数の捕虫用粘着性テープを保持することができ、また捕虫済みの古い粘着性テープを手を汚すことなく容易に廃棄することができ、また捕虫後の新しい粘着性テープを容易に捕虫位置に露出することができる捕虫具を提供することにある。
本考案の第1の基本的な課題解決手段は、捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、この積層体は、粘着面が外側となるように積層体の内面を扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように扁平部材に保持されていることを特徴とする捕虫具を提供することにある。
本考案の第2の基本的な課題解決手段は、捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、この積層体は、粘着面が外側となるように積層体の内面を扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように扁平部材に保持され、積層体の最外表面に剥離自在に覆われるカバーテープを更に備えていることを特徴とする捕虫具を提供することにある。
本考案の第3の基本的な課題解決手段は、捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、この積層体は、粘着面が外側となるように積層体の内面を扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように扁平部材に保持され、且つ積層体は、各粘着テープの端縁から突出する剥離用つまみを有することを特徴とする捕虫具を提供することにある。
本考案の第1乃至第3の課題解決手段において、扁平部材の把手は、可撓性を有するものとするのが好ましい。
本考案によれば、捕虫用粘着性テープは、把手を有する扁平部材の表裏に折り畳むように保持されているので、置き型の捕虫器や捕虫装置と異なって手で捕虫具を自由に動かすができるので、蝿たたきのように虫を追って積極的に捕虫することができる。
また、捕虫済みの古い粘着性テープは、粘着面が内側となるようにして扁平部材から剥がすことによって容易に廃棄することができ、特に各粘着性テープが剥離用つまみを有すると、粘着性テープの剥がしと廃棄とを手を汚すことなく容易に行うことができ、また粘着性テープは積層されているので、古い粘着性テープを剥がすだけで、新しい粘着性テープを容易に捕虫位置に露出することができる。
更に、捕虫具は、把手付きの扁平部材と粘着性テープの積層体とから成っており、積層体の内面を接着等の適宜の手段で扁平部材に保持するだけで組立てることができるので、組立が容易で安価に製造することができる。
本考案の実施の形態を図面を参照して詳細に述べると、図1は、本考案の1つの実施の形態による捕虫具10を示す。
この捕虫具10は、把手12を有する粘着テープ保持用の扁平部材14と複数の粘着テープ16の積層体18とから成っている。粘着性テープ16の積層体18は、粘着面16Aが外側となるように積層体18の内面18Sを扁平部材14の表裏両面に沿って折り返すように扁平部材14に保持されている。図示の形態では、積層体18は、その内面、即ち最も内側の粘着性テープ16の内面を接着剤を介して扁平部材14に保持されているが、接着剤以外に掛止め又は他の適宜の手段で保持することもできる。
図示の形態では、積層体18は、扁平部材14の下縁で折り返しているが、左右いずれかの側縁で折り返してもよい。
本考案の捕虫具10は、不使用時に、最外面にある粘着性テープ16によって保管位置に付着するのを防止するために、粘着性テープ16と同じ展開形状を有し、積層体18の最外表面に剥離自在に覆われるカバーテープ20を更に備えている。このカバーテープ20は、捕虫具10の使用時に、最外表面にある粘着性テープ16から剥がして、捕虫用の粘着性テープ16を露出する。
粘着性テープの積層体18及びカバーテープ20は、各粘着性テープ16及びカバーテープ20の端縁、図示の形態では、上端縁から突出する剥離用つまみ16K、20Kを有する。この剥離用つまみ16K、20Kは、粘着性テープ16、カバーテープ20と同じ材質でこれらのテープの上端縁から一体に延びているのが好ましいが、別体のつまみ片を貼り付けて形成してもよい。
本考案の捕虫具10の使用状態を図面を参照して述べると、図1に示す捕虫具10は、図1に示すように、カバーテープ20を剥がした後、把手12を手でもって捕まえるべき虫22に粘着性テープ16の積層体18を軽く叩きつけるようにして使用される。積層体18が虫22に触れると、最表面の粘着性テープ16に虫22を付着する(図2参照)。なお、この捕虫具10は、典型的には、床を這っているか止まっている虫22に触れて捕虫するが、飛翔している虫22に積層体18が触れるように把手12を操作して捕虫してもよい。
このようにして捕虫した最表面の粘着性テープ16は、図2に示すように、虫22が付着しているテープ部分16P1を剥離用つまみ16Kを手で摘んで、下側の粘着性テープ16から剥がし、更に、図3に示すように、虫22が内側に入るように、このテープ部分16P1を反対側のテープ部分16P2に重合して虫22をテープ部分16P1と16P2の間に閉じ込めつつ、下側の粘着性テープ16から完全に剥がす(図4参照)。
重合面は粘着性を有するので、テープ部分16P1と16P2とは接着され、また外側の面は粘着性を有しないので、手を汚すことがない。このようにして、虫22が閉じ込められて袋状にされた粘着性テープ16は、そのままゴミ箱等に捨てることができる。
図示の例では、テープ部分16P2の上端縁にはつまみが設けられていないが、テープ部分16P2を下側の粘着性テープ16から剥離し易いように、テープ部分16P2の上端縁にもつまみを設けることができる。なお、テープ部分の剥がし方は、上記のように、必ずしも、虫が付着したテープ部分16P1から剥がす方法に限らず、逆に虫が付着されていないテープ部分16P2から剥がして虫22が付着しているテープ部分16P1に重合してもよい。
図示の形態では、把手12は、可撓性を有するので、蠅たたきと同様にして、弾みをつけて積層体18を捕まえるべき虫に触れるように使用することができるが、弾みを過度に強くすると、虫22が潰されて床を汚すので、この可撓性は、必ずしも要求されない。
積層体18は、幾つか買い置きし、すべての粘着性テープ16を使用し尽くした後、新たな積層体18を扁平部材14に取り付けることによって把手12付きの扁平部材14は、繰り返し使用することができる。
本考案の捕虫具は、虫が捕まえられるのを待つのではなく、積極的に虫を捕まえるようにして捕虫することができるので、捕虫効果が向上し、また捕虫用の粘着性テープは単に手で折り返すだけで虫を閉じ込めてそのまま捨てることができるので、手を汚すことなく廃棄処理することができ、産業上の利用性が向上する。
本考案の1つの形態による捕虫具の斜視図である。 最外表面にある粘着性テープに虫が付着した状態の捕虫具の部分斜視図である。 本考案の捕虫具で捕虫された虫を包むように最外表面の粘着性テープを剥がしている状態の側面図である。 図3の状態から捕虫済みの粘着性テープを捕虫具から完全に剥離した状態の斜視図である。
符号の説明
10 捕虫具
12 把手
14 扁平部材
16 捕虫用粘着性テープ
16A 粘着面
16K 剥離用つまみ
16P1、16P2 テープ部分
18 積層体
18S 積層体の内面
20 カバーテープ
20K 剥離用つまみ
22 虫








































Claims (8)

  1. 捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、前記積層体は、粘着面が外側となるように前記積層体の内面を前記扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように前記扁平部材に保持されていることを特徴とする捕虫具。
  2. 捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、前記積層体は、粘着面が外側となるように前記積層体の内面を前記扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように前記扁平部材に保持され、前記把手は、可撓性を有することを特徴とする捕虫具。
  3. 捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、前記積層体は、粘着面が外側となるように前記積層体の内面を前記扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように前記扁平部材に保持され、前記積層体の最外表面に剥離自在に覆われるカバーテープを更に備えていることを特徴とする捕虫具。
  4. 捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、前記積層体は、粘着面が外側となるように前記積層体の内面を前記扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように前記扁平部材に保持され、前記把手は、可撓性を有し、前記積層体の最外表面に剥離自在に覆われるカバーテープを更に備えていることを特徴とする捕虫具。
  5. 捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、前記積層体は、粘着面が外側となるように前記積層体の内面を前記扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように前記扁平部材に保持され、且つ前記積層体は、各粘着テープの端縁から突出する剥離用つまみを有することを特徴とする捕虫具。
  6. 捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、前記積層体は、粘着面が外側となるように前記積層体の内面を前記扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように前記扁平部材に保持され、前記把手は、可撓性を有し、且つ前記積層体は、各粘着テープの端縁から突出する剥離用つまみを有することを特徴とする捕虫具。
  7. 捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、前記積層体は、粘着面が外側となるように前記積層体の内面を前記扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように前記扁平部材に保持され、前記積層体の最外表面に剥離自在に覆われるカバーテープを更に備え、且つ前記積層体は、各粘着テープの端縁から突出する剥離用つまみを有することを特徴とする捕虫具。
  8. 捕虫用の粘着テープから成る捕虫具において、把手を有する粘着テープ保持用の扁平部材と複数の粘着テープの積層体とから成り、前記積層体は、粘着面が外側となるように前記積層体の内面を前記扁平部材の表裏両面に沿って折り返すように前記扁平部材に保持され、前記把手は、可撓性を有し、前記積層体の最外表面に剥離自在に覆われるカバーテープを更に、且つ前記積層体は、各粘着テープの端縁から突出する剥離用つまみを有することを特徴とする捕虫具。








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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7186917B1 (ja) * 2022-09-21 2022-12-09 智恵 矢後 天井・床面兼用の害虫捕捉具

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