JP5200285B2 - 小動物捕獲器 - Google Patents

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Description

本発明は、基板の表面を覆うように積層状に設けられているシート部材の粘着剤によりネズミ等の小動物を接着して捕獲する小動物捕獲器に関する。
従来から、粘着層にネズミ等の小動物を接着して捕獲する種々の小動物捕獲器が知られている(例えば特許文献1〜5参照)。
特許文献1に記載の小動物捕獲器においては、板状のシート基板に、表面に粘着剤が塗布されたフィルムシートが取付けられており、シート基板の両端部に、巻き簀状におり曲がる折曲部が設けられている。また、特許文献2に記載の小動物捕獲器は、粘着層を有する浮動シートが少なくとも2点で基板上に連結(固定)されており、連結部以外の浮動シートは、容易に基板から浮動できるようになっているものである。そして、特許文献3に記載の小動物捕獲器は、粘着層が設けられたシートを、所定位置で基板に固定し、他の部分は基板に対して自由となっている。また、特許文献4に記載の小動物捕獲器においては、粘着層が設けられたフレキシブルシートが、連通孔により、基板に固定されている。
さらに、特許文献5では、餌をとりに来た小動物を、一方のみが開口した状態に閉じ込めてパニック状態とし、開口の外側に設けられている粘着剤板に追い込んで捕獲する小動物捕獲器が開示されている。
特開2007−104918号公報 特許第3816166号公報 特開昭61−185147号公報 実用新案登録第2552813号公報 特開平10−49号公報
ところで、ネズミ等の小動物は、台所の隅や食器棚の後ろ側等の掃除の行き届いていない暗所等を好んで行き来する性質を有し、足裏に埃や油を付着させている場合が多い。このため、粘着剤が塗布され、基板に固定されているシートの上を歩いても、小動物の足が十分に粘着せず、捕獲できない場合がある。特に、力の強い大型ネズミは、足が粘着面に粘着しても、正立している場合には強引にその粘着剤の接着状態から離脱して脱走してしまう場合がある。
また、前述した特許文献4に記載されているようなフレキシブルシートを用いた場合においても、基板と粘着シートとの接合面積が小さいため、ネズミ等の小動物が転倒しても、自由度が高く、転倒後も大きく暴れられるようになっているため、脱出されるおそれがある。特に、大型ネズミ等の場合には、身体に接着している粘着シートを破壊し、あるいは、基板をつけたまま逃走するおそれがあった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小動物を確実に捕獲することができる小動物捕獲器を提供することにある。
本発明の目的は、下記の構成により達成される。
(1) 板状の基板と、
当該基板の表面を覆うように積層状に設けられると共に、小動物を捕獲するための粘着剤が表面に塗布されたシート部材と、
を有する小動物捕獲器であって、
前記シート部材は、裏面において前記基板の表面に接合された固定部と、前記基板から離反可能に少なくとも前記シート部材の一端部に設けられた可動部と、を有し、そして
当該シート部材の表面積のうち、前記固定部の占める面積が前記可動部の占める面積よりも大きくなるように設けられている
ことを特徴とする小動物捕獲器。
(2) 板状の基板と、
当該基板の表面の一部を覆うように積層状に設けられたシート部材と、
を有する小動物捕獲器であって、
前記基板の、前記シート部材を除く表面部分には、小動物を捕獲するための粘着剤が塗布された粘着表面部が設けられ、一方
前記シート部材の表面には、小動物を捕獲するための粘着剤が塗布されており、当該シート部材は、前記基板から離反可能な可動部を有し、そして
前記基板の表面積のうち、前記粘着表面部の占める面積が、前記可動部の占める面積よりも大きくなるように設けられている
ことを特徴とする小動物捕獲器。
(3) 前記可動部が、前記シート部材の周縁部にわたって設けられている
ことを特徴とする上記(1)又は(2)の小動物捕獲器。
(4) 前記可動部が、少なくとも前記シート部材の一端部に設けられている
ことを特徴とする上記(2)の小動物捕獲器。
(5) 壁に沿うように配置され使用されるとき、
前記可動部が、当該壁に対向する、前記シート部材の一端部に設けられている
ことを特徴とする上記(1)又は(4)の小動物捕獲器。
(6) 上記(1)又は(2)に記載の前記小動物捕獲器を設置する際に、前記可動部を壁に沿うように配置することを特徴とする小動物捕獲器の設置方法。
上記(1)の構成によれば、小動物を捕獲するための粘着剤が塗布されたシート部材に、基板から離反可能な可動部を設けたので、小動物は可動部の粘着剤の接着により暴れているうちに足をとられて転倒しやすい。そして、転倒した小動物の足以外の部分が、基板に固定されているシート部材の粘着剤の接着、即ちシート部材の固定部により粘着されるので、従来のように足のみ粘着する場合とは異なり、足を踏ん張っても脱出することはできない。さらに、固定部の占める面積が可動部の占める面積よりも大きくなるように設けたので、仮に足を踏ん張ることができても、シート部材を基板から剥がしたり引きちぎったりすることができずに、小動物捕獲器から脱出することはできず、小動物を確実に捕獲することができる。
また、基板から離反可能な可動部がシート部材の一端部に設けられているので、小動物が小動物捕獲器内に進入して小動物を粘着した際に、シート部材の可動部が基板から離反しやすく、小動物の足等に絡みやすくなる。
上記(2)の構成によれば、上記(1)の構成と同様に、基板に小動物を捕獲するための粘着剤が塗布され、小動物を捕獲するための粘着剤が塗布されたシート部材に、基板から離反可能な可動部を設けたので、小動物は可動部の粘着剤の接着により暴れているうちに足をとられて転倒しやすい。そして、転倒した小動物の足以外の部分が、基板の粘着剤に粘着されるので、従来のように足のみ粘着する場合とは異なり、足を踏ん張っても脱出することはできない。
上記(3)の構成によれば、基板から離反可能な可動部がシート部材の周縁部にわたって設けられているので、小動物が小動物捕獲器内に進入して小動物を粘着した際に、シート部材の可動部が基板から離反しやすく、小動物の足等に絡みやすくなる。
上記(4)の構成によれば、基板から離反可能な可動部がシート部材の一端部に設けられているので、小動物が小動物捕獲器内に進入して小動物を粘着した際に、シート部材の可動部が基板から離反しやすく、小動物の足等に絡みやすくなる。
上記(5)の構成によれば、基板から離反可能なシート部材の可動部を、ネズミ等の小動物の習性として通過しやすい壁際に沿って配置することにより、効率よく小動物を捕獲することができる。
上記(6)の方法によれば、基板から離反可能なシート部材の可動部を、ネズミ等の小動物の習性として通過しやすい壁際に沿って配置することにより、効率よく小動物を捕獲することができる。
ここで、粘着剤としては、天然ゴム、SBR(スチレンブタジエンラバー)等のゴム系粘着剤、アクリル酸エステル共重合体等のアクリル系粘着剤、シリコンゴム樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラート等のビニル系粘着剤等を挙げることができ、ゴム系粘着剤が好ましい。また、粘着剤の塗布量は、100〜2000g/mが好ましい。
基板の材質としては、厚紙、樹脂板、ベニヤ板等の薄板、金属板(アルミ、ブリキ等)、樹脂フィルムコート紙(樹脂をコートした厚紙)、また、これらの成型物等を挙げることができ、樹脂フィルムコート紙が好ましい。
シート部材の材質としては、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン等の樹脂シート、布、不織布、紙、紙又は不織布と樹脂フィルムとのラミネートフィルム等を挙げることができ、樹脂シートが好ましい。また、シート部材の厚みは、10〜500μmが好ましい。
本発明の一実施形態に係る小動物捕獲器の外観斜視図である。 ネズミを捕獲するメカニズムを示す説明図である。 (A)は本発明の変形例に係る小動物捕獲器の平面図である。(B)は(A)中B−B位置の断面図である。 図3記載の小動物捕獲器を用いたときのネズミを捕獲するメカニズムを示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る小動物捕獲器の外観斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る小動物捕獲器の外観斜視図である。 図6の実施形態の展開図である。 図6の実施形態の作業工程図である。 本発明の更に他の実施形態に係る小動物捕獲器の外観斜視図である。 可動部の配置パターンの変形例の説明図である。 ネズミを捕獲するメカニズムを示す写真であり、図2(B)に相当するものである。 ネズミを捕獲するメカニズムを示す写真であり、図2(C)に相当するものである。 ネズミを捕獲するメカニズムを示す写真であり、図2(D)に相当するものである。
以下、本発明に係る好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る小動物捕獲器の外観斜視図である。図2はネズミを捕獲するメカニズムを示す説明図である。
図1に示すように、本発明に係る一実施形態である小動物捕獲器10は、板状の基板11と、この基板11を覆うように積層状に設けられると共に、表面13aに小動物(以降、「ネズミM」(図2参照)を例として説明する。)を捕獲するための粘着剤が塗布されたシート部材13と、を有して構成されている。
基板11は、厚紙やダンボール等の比較的頑丈な板材からなる、例えば矩形状の板状部材とすることができる。また、シート部材13は、柔軟性があり、ネズミ(図2参照)Mにより容易にちぎられることのない強度を有するプラスチックシートやセロファンを用いることができる。
シート部材13は、その裏面13bにおいて基板11の表面11aに接着(接合)された固定部14と、固定部としても機能する中央支持部(後述)17の両端部に連結され、且つ基板11の表面11aに接着されておらず基板11から離反可能な可動部15と、を有している。
シート部材13の表面積のうち、固定部14の占める面積は、可動部15の占める面積(可動部全体の面積)よりも大きく(50%以上)なるように設けられている。可動部15の面積は、10cm〜500cmであることが好ましいが、捕獲対象によって最適化される。例えばハツカネズミの場合、可動部15の幅W1をW1=2〜15cm、固定部14の幅W2をW2=5〜50cm、もう一辺の幅W3をW3=7〜70cmで用いることができる。
また、シート部材13の表面13aには、全面にわたって粘着剤が塗布されており、これによりシート部材13上に粘着層16が形成される。
そして、可動部15は、その中央支持部17を介して、図中左右に2分割された第1の可動部15a及び第2の可動部15bを有し、第1の可動部15aと第2の可動部15bとは、中央支持部17を連結部として基板11からそれぞれ離反する。
中央支持部17は基板11と連結されていればよく、幅は制限されないが、可動部15a,15bはW1を短辺とする長方形になっていることが好ましい。
即ち、シート部材13の裏面13bは、一端部(図1において上端部)を除いて接着剤18により基板11の表面11aに接着されており、この接着された部分が基板11に対し固定された固定部14になっている。一方、その一端部においては、シート部材13の裏面13bが基板11に接着されておらず、これにより、基板11から離反可能な第1の可動部15a及び第2の可動部15bになっている。
したがって、本実施形態においては、シート部材13は、固定部14においては平板状の形態を維持し、一方、両可動部15a,15bにおいては基板11から容易に離反して、自由な形状に変形することができるように構成されている。なお、中央支持部17も同様に、シート部材13の一部分をなして、固定部14と同様に基板11の表面11aに接着されている。
また、シート部材13は、基板11よりも小さい表面積を有するように形成されており、このため、シート部材13の周囲に余白部19が設けられる。また、基板11の中央には、幅方向に横切る一対の折り目20が設けられているとともに、折り目20を介して左側の中央部、及び右側の中央部には、円筒形状をなす一対のスペーサ21,21がそれぞれ設けられている。
そして、小動物捕獲器10は、折り目20に沿って基板11を内側に折り曲げることにより、捕獲された小動物を逃がさないように確実に粘着させると共に、衛生を確保した上で捕獲後に所定の位置に搬送することができる。また、スペーサ21,21は、この小動物捕獲器10を、折り目20に沿って基板11を内側に折り曲げて保管する際に粘着層16同士の接着を防止する機能を有している。
次に、ネズミMを捕獲する動作について説明する。
図2(A)に示すように、ネズミMには壁50に沿って走る習性があるため、前述した小動物捕獲器10は、可動部15が壁50に沿うように配置され使用される。即ち、小動物捕獲器10が壁50に沿うように配置され使用されるとき、可動部15が、壁50に対向する、シート部材13の一端部に位置するように、小動物捕獲器10は構成されている。
また、図2(B)に示すように、ネズミMが壁50に沿って走ると、シート部材13の例えば第1の可動部15aの上を通過する。このとき、図2(C)に示すように、ネズミMは、第1の可動部15aの粘着層16に足をとられるが、第1の可動部15aではシート部材13が容易に上方へめくれて変形するので、もがけばもがくほどネズミMはよろめいて転倒する。そして、図2(D)に示すように、転倒したネズミMは、その身体の足以外の部分が固定部14の粘着層16に粘着されるので、足のみが粘着される場合に比して粘着層16への粘着性をより高めることができ、ネズミMを確実に捉えてその脱出を抑制することができる。このとき、固定部14は、基板11に確実に接着されているので、ネズミMは基板11上に捕獲されることになる。
図11〜図13にネズミを捕獲するメカニズムを示す実際の写真を示す。図11は図2(B)に相当し、図12は図2(C)に相当し、図13は図2(D)に相当する。
次に、本発明に係る小動物捕獲器の変形例について説明する。
図3(A)は本発明の変形例に係る小動物捕獲器の平面図である。図3(B)は図3(A)中B−B位置の断面図である。図4はネズミを捕獲するメカニズムを示す説明図である。
図3に示すように、小動物捕獲器10の変形例では、シート部材13に、単一の可動部15が形成されており、この可動部15は、シート部材13の一端部、即ち図3(A)中の上端側全域において、シート部材13の裏面13bが基板11に接着されておらず、基板11から離反可能になっている。
図4(A)に示すように、ネズミMには壁50に沿って走る習性があるため、前述した小動物捕獲器10は、可動部15が壁50に沿うように配置され使用される。即ち、小動物捕獲器10が壁50に沿うように配置され使用されるとき、可動部15が、壁50に対向するシート部材13の一端部に位置するように、小動物捕獲器10は構成されている。
また、図4(B)に示すように、ネズミMが壁50に沿って走ると、シート部材13の可動部15の上を通過する。このとき、図4(C)に示すように、ネズミMは、可動部15の粘着層16に足をとられるが、可動部15ではシート部材13が容易に上方へめくれて変形するので、もがけばもがくほどネズミMはよろめいて転倒する。そして、図4(D)に示すように、転倒したネズミMは、その身体の足以外の部分が固定部14の粘着層16に粘着されるので、足が粘着される場合に比して粘着層16への粘着性をより高めることができ、ネズミMを確実に捉えてその脱出を抑制することができる。このとき、固定部14は、基板11に確実に接着されているので、ネズミMは基板11上に捕獲されることになる。
以上、説明したとおり、小動物捕獲器10によれば、ネズミMを捕獲するための粘着剤が塗布されたシート部材13に、基板11から離反可能な可動部15を設けたので、ネズミMは可動部15の粘着剤の接着により足をとられて転倒しやすい。そして、転倒したネズミMの足以外の部分が、基板11に固定されているシート部材13の粘着剤、即ちシート部材13の固定部14により粘着されるので、従来のように足のみ粘着する場合とは異なり、足を踏ん張っても脱出することはできない。さらに、固定部14の占める面積が可動部15の占める面積よりも大きくなるように設けたので、仮に足を踏ん張ることができても、シート部材13を基板11から剥がしたり引きちぎったりすることができずに、小動物捕獲器10から脱出することはできず、ネズミMを確実に捕獲することができる。
また、本実施形態によれば、基板11から離反可能な可動部15がシート部材13の一端部に設けられているので、ネズミMが小動物捕獲器10内に進入して粘着された際に、シート部材13の可動部15が基板11から離反しやすく、ネズミMの足等に絡みやすくなる。さらに、その一端部に設けられた、シート部材13の可動部15を、ネズミMの習性として通過しやすい壁50際に沿って配置することにより、効率よくネズミMを捕獲することができる。
なお、本発明の小動物捕獲器は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜、変形、改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態では、固定部14と可動部15とが一枚のシート部材13に形成されているとして図示して説明したが、固定部14と可動部15とをそれぞれ別のシート部材に形成して基板11に貼り付けて、前述したシート部材13と同様に形成することもできる。
また、他の実施形態としては、図5に示すように、固定部14が設けられる基板11の表面部において、シート部材13の固定部14を設けず、その代わりに、その部分に基板11の上面に直接粘着剤を直接塗布して粘着層16を有した粘着表面部60を形成することもできる。なお、このときには、基板11の表面積のうち、この粘着表面部60の占める面積が、可動部15の占める面積よりも大きくなる(50%以上)ように設けられ、この場合にも、前述の実施形態と同様な効果を得ることができる。
さらに、可動部15をシート部材13の一端部に設けた場合について説明したが、図10(A)、(B)のように他の端部に可動部15を設けるようにしてもよく、或いは図10(C)のように固定部14をシート部材13の中央部に配設してシート部材13の周縁部にわたって、可動部15を設けるようにしてもよい。なお、図10の斜線部は固定部14を示す。この場合においても、少なくとも一つの可動部15が壁50際に位置するように小動物捕獲器10をセットすることにより、小動物が小動物捕獲器10内に進入して粘着された際に、シート部材13の可動部15が基板から離反しやすく、小動物の足等に絡みやすくなる。
図6は更に他の実施形態の斜視図であり、図7はその展開図であり、図8はその作業工程図である。なお、前述の実施形態と同じ部材には同じ符号を付し、その説明は省略あるいは簡略化する。
基板11は図7において上部及び下部の辺に折り返し部70が形成されており、折り返し部70は左右方向の中央部及び両端近傍が部分的に切り欠かれて切欠部72が形成されている。図7における基板11の上部の辺に沿って、中央の固定部14とその両側の可動部15a,15bとを有するシート部材13が設けられている。固定部14は基板11に固着されている。そして、左右の切欠部72を利用して、剥離可能なシール部材74により可動部15a,15bが基板11に一時的に仮止めされている。折り返し部70は可動部15a,15bの上縁部を被覆するように折り返されており、シール部材74を剥がすときには、折り返し部70を基板11に押さえつけることで可動部15a,15bを押さえて固定することができ、シール部材74の剥離が容易になる。また、シール部材74を剥離させる際に、シート部材13が持ち上がらないのではがしやすく粘着剤が手や衣服につきにくい。
基板11の表面及びシート部材13の表面には前述の実施形態と同様に粘着層16が設けられている。
図6に示したように、基板11は折り目20で折りたたむことができ、使用前は中央部を境に折りたたまれている。基板11の左右方向両端部には展開時の操作を行う操作部76が設けられている。操作部76は折り目20で基板11に対して折りたたむことができる。使用前に基板11を折りたたんだ状態で、折りたたまれた基板11内に外部から紙片等の異物が入っても、折り返し部70があることにより、シート部材13及び基板11の粘着層16に紙片等の異物が触れにくくなっている。
可動部15a,15bに設けられた第1のスペーサ21は、基板11を折りたたんだ状態で、基板11及び可動部15の左右の粘着層16どうしが接触するのを防止している。このために、第1のスペーサ21は可動部15a,15b上の粘着層16よりも突出して設けられており、基板11を折りたたんだときに第1のスペーサ21どうしが当接することで粘着層16どうしの間に空隙が確保される。また、基板11に設けられた第2のスペーサ21aは、基板11の両側の操作部76を折りたたんだときに操作部76が当接することで、操作部76が粘着層16に接触するのを防止している。このために、第2のスペーサ21aは基板11上の粘着層16よりも突出して設けられており、操作部76を折りたたんだときに折り返した台紙をはさみながら第2のスペーサ21aに当接することで粘着層16との間に空隙が確保される。スペーサの形状・個数・大きさはこれに限らず、少なくとも1個以上あればよく、好ましくは2個以上を粘着面に均等に配置するのがよい。
使用に際しては、図7に示すように基板11を展開した状態で、図8(A)及び(B)に示すように一方の手でシール部材74の近傍の折り返し部70を押さえて他方の手でシール部材74を剥がし、可動部15a,15bの端部が動けるようにする。なお、シール部材74を剥がす方向を明確にするために、「ここから剥がす」等の文字や、矢印等の指標をシール部材74に付与しておくことが好ましい。
可動部15a,15bの仮止めが解除されて可動部15a,15bが動くようになった状態で、基板11は操作部76も含めて全体を平坦にされて設置される。
この際、前述の実施形態と同様に、可動部15a,15bの側を壁面に沿って配置することが好ましい。そのため、可動部15a,15bの近傍の折り返し部70には、壁側に配置することを指示するような「こちらを壁側にする」等の文字や矢印等の指標を付与しておくことが好ましい。
この場合においても、少なくとも一つの可動部15a,15bが壁際に位置するように小動物捕獲器10をセットすることにより、小動物が小動物捕獲器10内に進入しやすく、粘着された際に、シート部材13の可動部15a,15bが基板11から離反しやすく、小動物の足等に絡みやすくなる。
小動物捕獲器10は、使用前の状態では折りたたまれ、シート部材13の可動部15a,15bがシール部材74により仮止めされているので、搬送中にシート部材13が基板11に接した状態が維持され、可動部15a,15bが互いに接着することがなく、搬送性に優れている。また、折り返し部70があることで、折りたたまれた状態で、紙片等が中に入り込んでも、粘着剤が紙片等に不測に付着することを防止できる。更に、シール部材74を剥がすだけでシート部材13の可動部15a,15bを可動にすることができるので、作業性に優れている。
上述した本発明の小動物捕獲器は、適宜、誘引剤を設置して捕獲効率を高めることができる。誘引剤は、スペーサに練り込んだり、別に顆粒、タブレット、オイルとして、そのまま袋に入れるなどして設置してもよい。誘引剤の例としてはピーナッツオイル、シーズニングオイル、チーズ、ゴマ油、カスタードクリームなどが挙げられる。
さらに本発明の他の実施形態について説明する。図9(A)、(B)は、他の実施形態の斜視図である。なお、前述の実施形態と同じ部材には同じ符号を付し、その説明は省略あるいは簡略化する。この実施形態は、図1に示した実施形態に屋根部材100を追加して設けた構成である。小動物捕獲器110に屋根部材100が設けられていることにより、粘着層16に塵埃が付着するのを防止することができ、粘着層における粘着力の低下を防止することができる。
屋根部材100の材料は、取り扱い及び廃棄の点から紙であることが好ましいが、プラスチック、金属等の材料であってもよい。
屋根部材100の形状は任意であるが、図9(A),(B)に示すように、可動部15側の面120は基板11に対して垂直であることが好ましい。これにより、屋根部材100の可動部15側の面120が設置部における側壁に密接するように、小動物捕獲器110を設置することができる。
また、図9(B)に示すように、屋根部材100の側部には、可動部15側のみに開口124を有する側壁122が設けられることが好ましい。これにより、小動物を開口124から可動部15に確実に誘導することができる。また、小動物捕獲器110を壁に密着させなくても小動物を開口124から可動部15に誘導することができる。開口124の大きさは小動物が入ることができればよく、限定されない。
また、図9の屋根部材100は側方から見た形状が台形であるが、屋根部材100の形状は台形状に限らない。
本発明の小動物捕獲器で捕獲する対象は、ドブネズミ、ハツカネズミ、クマネズミなどのネズミ類等を挙げることができる。
(実施例)
次に、小動物捕獲器10の具体例について説明する。
図1に示す小動物捕獲器10において、シート部材13としてOPP{Oriented Polypro Pylene(2軸延伸ポリプロピレン)}を用い、可動部15の幅を W1=7cm、固定部14の幅を W2=14cm、もう一辺の幅を W3=27cm、中央支持部17の幅を3.5cmとした(図1参照)。また、シート部材13(少なくとも可動部15)の厚さを、50μm、100μmとして、同じ粘着剤(具体的には、ポリブテンを主成分とする粘着剤、商品名:エバータック−SA310E 新日本石油化学社製)を800g/mで塗布して粘着層16を形成した(表1参照)。この小動物捕獲器を、塩化ビニル樹脂製の容器(長さ100cm、幅100cm、高さ80cm)内の床面に可動部15が壁に沿うように設置し、容器内にネズミM(体重200〜300gのドブネズミ)を放ち、走り抜け防止、捕獲実験を行った。
Figure 0005200285
表1に示す2つのいずれの場合においても、第1実施形態のようにシート部材13を一部可動式にしたもの(実施例1)と、シート部材を全可動式(比較例1)にしたもの及びシート部材を固定式(比較例2)にしたものと、において、ネズミM(体重200〜300gのドブネズミ)の捕獲の有無の比較試験を行った。この結果を表2に示す。表中、○は走り抜けを防止できたこと、捕獲できたことを示し、×は走り抜けたこと、捕獲できなかったことを示す。
Figure 0005200285
表2の実施例1に示すとおり可動部15を走り抜けて逃走したネズミMは確認されなかった。また、表2により明らかなように、シート部材を全可動式(比較例1)にしたもの及びシート部材を固定式(比較例2)にしたものに比べて、シート部材13を一部可動式にしたもの(実施例1)の方がネズミMの走り抜けを防止し、捕獲に優れることがわかる。これにより、ネズミMを確実に捕獲できることがわかった。
次に、ネズミM(体重200〜300gのドブネズミ)に水や粉が付着した条件で同様に試験を行った。
ドブネズミの前処理(小麦粉付着)
1.ネズミMを水深1cmの水に漬けて、足、腹部、しっぽを濡らした。
2.小麦粉の上を歩かせ、足、腹部、しっぽに小麦粉が付着したことを確認して試験に用いた。
上記と同じ条件下で、容器内に小動物捕獲器を可動部15が壁に沿うように設置してネズミMを放った。なお、本試験で用いた小動物捕獲器はシート部材として厚さ100μmのCPPフィルム(無延伸ポリプロピレン)を使用し、可動部15の幅をW1=8cm、固定部14の幅をW2=10cm、もう一辺の幅をW3=23cm、中央支持部17の幅を3.5cmとした。ポリブデンを主成分とする粘着剤を800g/mで塗布して粘着層を形成した。4頭のネズミMについて同じ実験を行った。比較例としては、同じ粘着層を有するシート部材が全面固定されたものを用いた。評価は、ネズミMが捕獲器を走り抜けることができずに捕獲されるか否かを判断した。結果を表3に示す。表中、○は捕獲できたこと、×は捕獲できなかったことを示す。
Figure 0005200285
この結果、表3に示したとおり、本発明の小動物捕獲器(実施例2)は、ネズミMの足に付着物があり、粘着性能が十分に発揮できない場合でも、シート部材が容易に持ち上がってネズミMに絡みつくことで走り抜けることができず確実に捕獲できることが分かった。同じ条件の実験を4回行った結果、4回とも同じ結果となり、結果に再現性があることを確認できた。これに対し、比較例では、3頭目、4頭目のネズミMはトラップされずに走り抜けてしまい、捕獲力が不十分であることが分かった。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2008年4月7日出願の日本特許出願(特願2008−099171)、2009年1月16日出願の日本特許出願(特願2009−007471)、に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
10 小動物捕獲器
11 基板
11a 表面
13 シート部材
13a 表面
13b 裏面
14 固定部
15 可動部
15a 第1の可動部(可動部)
15b 第2の可動部(可動部)
16 粘着層
50 壁
60 粘着表面部

Claims (6)

  1. 板状の基板と、
    当該基板の表面を覆うように積層状に設けられると共に、小動物を捕獲するための粘着剤が表面に塗布されたシート部材と、
    を有する小動物捕獲器であって、
    前記シート部材は、裏面において前記基板の表面に接合された固定部と、前記基板から離反可能に少なくとも前記シート部材の一端部に設けられた可動部と、を有し、そして
    当該シート部材の表面積のうち、前記固定部の占める面積が前記可動部の占める面積よりも大きくなるように設けられている
    ことを特徴とする小動物捕獲器。
  2. 板状の基板と、
    当該基板の表面の一部を覆うように積層状に設けられたシート部材と、
    を有する小動物捕獲器であって、
    前記基板の、前記シート部材を除く表面部分には、小動物を捕獲するための粘着剤が塗布された粘着表面部が設けられ、一方
    前記シート部材の表面には、小動物を捕獲するための粘着剤が塗布されており、当該シート部材は、前記基板から離反可能な可動部を有し、そして
    前記基板の表面積のうち、前記粘着表面部の占める面積が、前記可動部の占める面積よりも大きくなるように設けられている
    ことを特徴とする小動物捕獲器。
  3. 前記可動部が、前記シート部材の周縁部にわたって設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の小動物捕獲器。
  4. 前記可動部が、少なくとも前記シート部材の一端部に設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の小動物捕獲器。
  5. 壁に沿うように配置され使用されるとき、
    前記可動部が、当該壁に対向する、前記シート部材の一端部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は4に記載の小動物捕獲器。
  6. 請求項1又は2に記載の小動物捕獲器を設置する際に、前記可動部を壁に沿うように配置することを特徴とする小動物捕獲器の設置方法。
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