JP3119095U - スタンプ - Google Patents

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Abstract


【課題】誤操作や悪戯などによって周囲を汚損した場合にも、スタンプ跡を水の付着によって容易にかつ清浄に消色でき、その使い勝手を高める。
【解決手段】スタンプインクを含有保持するインク貯蔵体2、連続多孔性樹脂材からなりかつ前記インク貯蔵体2に裏面S1が隣接するとともに表面S2に印面を形成した印字体4、及び前記インク貯蔵体2と印字体4とを保持する収容ケース5を具える。スタンプインクは、無水の溶媒中に、界面活性剤と、電子供与性呈色化合物と、電子受容性顕色化合物とを少なくとも混合してなり、水による化学反応によって有色から無色に消色しうる。【選択図】図1

Description

本考案は、インクを内蔵することによって連続押印可能なスタンプに関する。
例えば、漫画キャラクター等のデザイン模様を印面に形成したスタンプが、子供用玩具などとして広く販売されいる。
しかしこのようなスタンプは、遊びに用いられるため、例えばノート等の所定の場所からはみ出して押印されたり、時には壁、カーテン、衣服などにも悪戯によって押印され、周囲を汚損するという問題がある。なお、このような玩具用のスタンプには、通常水性のインクが使用されるが、しかし一度付着したインクを容易に消し去ることは困難であり、スタンプの取り扱いを難しいものとしている。
そこで本考案は、水による化学反応によって無色に消色可能な特殊インクを、スタンプインクとして内蔵させることを基本として、誤操作や悪戯などによって周囲を汚損した場合にも、スタンプ跡を水の付着によって容易にかつ清浄に消色でき、その使い勝手を大巾に高めうるスタンプの提供を目的としている。
特開平09−59547号公報 特開平10−6687号公報
前記目的を達成するために、本願請求項1に係わる考案は、スタンプインクを含有保持するインク貯蔵体、連続多孔性樹脂材からなりかつ前記インク貯蔵体に裏面が隣接するとともに表面に凹凸の印面を形成した印字体、及び前記インク貯蔵体と印字体とを保持する収容ケースを具え、
かつ前記スタンプインクは、無水の溶媒中に、界面活性剤と、ローダミンB ラクタム; 6-ジエチルアミノ- ベンゾ[ α] - フルオラン; 3-ジエチルアミノ- ベンゾ[ α]-フルオラン; 3-ジエチルアミノ-7,8- ベンゾフルオラン; 3-ジエチルアミノ-7- クロロフルオラン; 3,3-ビス(1-n- ブチル-2- メチル- インドイル-3) フタレート; 3,3-ビス(1- エチル-2- メチル- インドイル-3)-フタレート; 3,6-ビス( ジエチルアミノ) フルオラン- γ-(4-ニトロ)-アニリノラクタム; 3-ジエチルアミノ-6- メチル-7- クロロフルオラン; 2-ブロム-3- メチル-6- ジブチルアミノフルオラン; 1,3-ジメチル-6- ジエチルアミノフルオラン; 1,3,3-トリメチル- インドリノ-7'-クロル- β- ナフトスピロピラン; 3-シクロヘキシルアミノ-6- クロロフルオラン; 2-( フェニルイミノエタンジリデン)-3,3-トリメチル- インドリン; N-アセチルオーラミン; N-フェニルオーラミン; 2-{2-[4-(ドデシルオキシ)-3-メトキシフェニル]-エテニル}キノリン; 3,6-ジメチルオキシフルオラン; マラカイトグリーンラクトン; 3-ジエチルアミノ-7- ジベンゾイルアミノフルオラン; 3-ジエチルアミノ-7- クロロアニリノフルオラン; 3,6,5'- トリ( ジメチルアミノ) フルオレン-9- スピロ-1'-(3'-イソベンゾフラン) ; 3,3-ビス(4- ジエチルアミノ-2- エトキシフェニル)-4-アザフタリド; クリスタルバイオレットラクトン; ベンゾイルロイコメチレンブルー; エチルロイコメチレンブルー; メトキシベンゾイルロイコメチレンブルー; ジ- β- ナフトスピロピラン; 3-(4- ジメチルアミノ-2- エトキシフェニル)-3-(1- エチル-2- メチルインドイル-3)-4-アザフタリド; 3-(4- ジエチルアミノフェニル)-3-(1- エチル-2- メチルインドイル-3) フタリド; 3,7-ビス( ジメチルアミノ)-10- ベンゾイルフェノシアジン; トリ(4- ジメチルアミノフェニル) メタン; 3-シクロヘキシルメチルアミノ-6- メチル-7- アニリノフルオラン; 3-ジエチルアミノ-6- メチル-7- アニリノフルオラン; 3-ジブチルアミノ-6- メチル-7- アニリノフルオラン; 3-ジエチルアミノ-6- メチル-7- キリデノフルオラン; 2-(2- クロロアニリノ)-6-ジエチルアミノフルオラン; 2-(2- クロロアニリノ)-6-ジブチルアミノフルオラン; 2-アニリノ-3- メチル-6- ジエチルアミノフルオラン; からなるグループAから選択される一種以上の電子供与性呈色化合物と、サリチル酸亜鉛; ビスフェノールA; アジピン酸; アスコルビン酸; 安息香酸; 塩化亜鉛; 塩化カルシウム; 塩化マグネシウム; 塩酸チアミン; クエン酸; グリコール酸; 琥珀酸; サリチル酸; 酒石酸; タンニン酸; ニコチン酸; 乳酸; 氷酢酸; フマル酸; 没食子酸プロピル; リンゴ酸; リン酸からなるグループBから選択される一種以上の電子受容性顕色化合物とを少なくとも混合してなり、水による化学反応によって有色から無色に消色しうることを特徴としている。
又請求項2に係わる考案では、前記収容ケースは、前記インク貯蔵体にスタンプインクを補充するための補充孔を有することを特徴としている。
又請求項3に係わる考案では、前記印面3は、その凹部の表面をインク非透過性樹脂皮膜によって被覆されたことを特徴としている。
本考案は叙上の如く構成しているため、誤操作や悪戯などによって、スタンプが所定場所からはみ出して押印されたり、又壁やカーテンなどに押印された場合にも、水の付着によってスタンプ跡を容易にかつ清浄に消し去ることができ、その使い勝手を大巾に高めうる。又同じ押印対象物に対して繰り返し押印でき、押印対象物の長期間の使用を可能とする。又消色したスタンプ跡は、電子受容性顕色化合物の塗布により再度発色させうるなど消色/発色を繰り返すこともでき、意外性を増しスタンプに対する興味を深めることも可能となる。
以下、本考案の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本考案のスタンプの一実施例を示す断面図である。
図1おいて、本実施形態のスタンプ1は、スタンプインクを含有保持するインク貯蔵体2、このインク貯蔵体2に裏面S1が隣接するとともに表面S2に押印用の印面3を形成した印字体4、及び前記インク貯蔵体2と印字体4とを保持する収容ケース5を具える。
具体的には、前記印字体4は、連続多孔性樹脂材からなる平版であり、その表面には、押印用のデザイン模様を刻設した凹凸の印面3を形成している。前記連続多孔性樹脂材は、連続気泡を有する発泡性の樹脂材であって種々のものが採用しうるが、樹脂材として例えば天然ゴム、SBR、NBR、EPDM、シリコーンゴム等の合成ゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ乳酸等の熱可塑性樹脂、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー等の熱可塑性エラストマー、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂などが使用できる。しかし、弾性力や耐久性などの観点から、合成ゴム、熱可塑性樹脂が好適である。なお印字体4は、印面3における耐摩耗性や耐久強度の観点から、インク貯蔵体2に比して高弾性かつ高密度で形成されている。本例では、前記印面3における押印部となる凸部では、連続多孔性樹脂材が露出しているが、凹部の表面はインク非透過性の樹脂皮膜によって被覆され、該凹部からのスタンプインクの滲出を防止している。
又前記インク貯蔵体2としては、所謂スポンジ材である前記連続多孔性樹脂材に加え、動物繊維、植物繊維又は合成繊維等を絡み合わせたウエブ状のものなど、スタンプインクを含侵して貯蔵可能な種々のものが使用できるが、弾性力の観点から連続多孔性樹脂材が好適に使用しうる。このインク貯蔵体2では、充分な貯蔵量を確保するために、前記印字体4に比して、気孔率(或いは発泡倍率)及び体積が大に形成されている。そしてこのインク貯蔵体2には、前記印字体4の裏面S1が隣接し、これによりインク貯蔵体2が貯蔵するスタンプインクを、毛細管現象によって印字体4の表面S2へと供給できる。本例では、前記インク貯蔵体2と印字体4とは、加硫接着、或いは接着剤を用いて一体に接合されている。
又前記収容ケース5は、本例では、前記インク貯蔵体2と印字体4とを前端側で保持するケース主部6と、このケース主部6の後端部に着脱自在に配される胴部7と、前記ケース主部6の前端部に着脱自在に配され前記印面3を保護するとともにスタンプインクの乾燥を防止するキャップ8とから形成される。
なお前記ケース主部6は、その前端部に、前記インク貯蔵体2と印字体4とを収容保持する収容凹部9を凹設してなり、又この収容凹部9の底壁9Aには、前記インク貯蔵体2にスタンプインクを補充するための補充孔10が配される。この補充孔10は、本例では、前記底壁9Aから後方に突出する管状部の中心孔として形成され、スタンプインクを補充する際のノズルの挿入ガイドとして機能する。又前記補充孔10は、常時は、通気孔としても機能し、前記毛細管現象によるインクの供給を可能としている。
又前記印字体4は、前記ケース主部6の前端よりも、0.7mm以上、好ましくは1.0〜2.0mmの距離Lで前方に突出している。これにより、印面3を押印対象物に強く押し付けできる。又このときの押圧によるポンプ作用により、インク貯蔵体2内のスタンプインクが印字体4に強く供給され、連続的に押印する場合のインクの掠れを防止している。
又前記ケース主部6の周壁部11は、その外周面から突出するリング状のフランジ部12によって前後に区分され、後方側の周壁部11rには前記胴部7が着脱自在に嵌着されるとともに、前方側の周壁部11fには前記キャップ8が着脱自在に嵌着される。前記胴部7は、後端閉止の筒状をなしスタンプ1の把持部として機能する。
又本考案では、前記スタンプインクとして、水による化学反応によって有色から無色に消色可能な消色インクを採用している。
このスタンプインクは、無水の溶媒中に、界面活性剤と、下記するグループAから選択される一種以上の電子供与性呈色化合物からなる発色剤と、グループBから選択される一種以上の電子受容性顕色化合物からなる発色助剤とを混合させた低粘度の無水溶液であって、前記電子受容性顕色化合物を、インク100重量部に対して、3〜15重量部、又前記電子供与性呈色化合物を5〜20重量部配合するのが好ましい。
なお前記溶媒としては、例えばアルコール、エーテル、アセトンなどの有機溶剤が使用しうるが、安全性の観点からエタノール、イソピロピールアルコール等のアルコール類が好適に使用できる。
又前記グループAの電子供与性呈色化合物としては、
ローダミンB ラクタム;-----(1)
6-ジエチルアミノ- ベンゾ[ a] フルオラン;-----(2)
3-ジエチルアミノ- ベンゾ[ a] フルオラン;-----(3)
3-ジエチルアミノ-7,8- ベンゾフルオラン;-----(4)
3-ジエチルアミノ-7- クロロフルオラン;-----(5)
3,3-ビス(1-n- ブチル-2- メチル- インドイル-3) フタレート;-----(6)
3,3-ビス(1- エチル-2- メチル- インドイル-3)-フタレート;-----(7)
3,6-ビス( ジエチルアミノ) フルオラン- γ-(4-ニトロ)-アニリノラクタム;-----(8)
3-ジエチルアミノ-6- メチル-7- クロロフルオラン;-----(9)
2-ブロム-3- メチル-6- ジブチルアミノフルオラン;-----(10)
1,3-ジメチル-6- ジエチルアミノフルオラン;-----(11)
1,3,3-トリメチル- インドリノ-7'-クロル- β- ナフトスピロピラン;-----(12)
3-シクロヘキシルアミノ-6- クロロフルオラン;-----(13)
2-( フェニルイミノエタンジリデン)-3,3-トリメチル- インドリン;-----(14)
N-アセチルオーラミン;-----(15)
N-フェニルオーラミン;-----(16)
2-{2-[4-(ドデシルオキシ)-3-メトキシフェニル]-エテニル}キノリン;-----(17)
3,6-ジメチルオキシフルオラン;-----(18)
マラカイトグリーンラクトン;-----(19)
3-ジエチルアミノ-7- ジベンゾイルアミノフルオラン;-----(20)
3-ジエチルアミノ-7- クロロアニリノフルオラン;-----(21)
3,6,5'- トリ( ジメチルアミノ) フルオレン-9- スピロ-1'-(3'-イソベンゾフラン) ;-----(22)
3,3-ビス(4- ジエチルアミノ-2- エトキシフェニル)-4-アザフタリド;-----(23)
クリスタルバイオレットラクトン;-----(24)
ベンゾイルロイコメチレンブルー;-----(25)
エチルロイコメチレンブルー;-----(26)
メトキシベンゾイルロイコメチレンブルー;-----(27)
ジ- β- ナフトスピロピラン;-----(28)
3-(4- ジメチルアミノ-2- エトキシフェニル)-3-(1- エチル-2- メチルインドイル-3)-4-アザフタリド;-----(29)
3-(4- ジエチルアミノフェニル)-3-(1- エチル-2- メチルインドイル-3) フタリド;-----(30)
3,7-ビス( ジメチルアミノ)-10- ベンゾイルフェノシアジン;-----(31)
トリ(4- ジメチルアミノフェニル) メタン;-----(32)
3-シクロヘキシルメチルアミノ-6- メチル-7- アニリノフルオラン;-----(33)
3-ジエチルアミノ-6- メチル-7- アニリノフルオラン;-----(34)
3-ジブチルアミノ-6- メチル-7- アニリノフルオラン;-----(35)
3-ジエチルアミノ-6- メチル-7- キリデノフルオラン;-----(36)
2-(2- クロロアニリノ)-6-ジエチルアミノフルオラン;-----(37)
2-(2- クロロアニリノ)-6-ジブチルアミノフルオラン;-----(38)
2-アニリノ-3- メチル-6- ジエチルアミノフルオラン;-----(39)
がある。
又前記グループBの電子受容性顕色化合物として、サリチル酸亜鉛、ビスフェノールA、アジピン酸、アスコルビン酸、安息香酸、塩化亜鉛、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩酸チアミン、クエン酸、グリコール酸、琥珀酸、サリチル酸、酒石酸、タンニン酸、ニコチン酸、乳酸、氷酢酸、フマル酸、没食子酸プロピル、リンゴ酸、リン酸がある。
これら発色剤と発色助剤とを含むスタンプインクは、前記呈色化合物と顕色化合物との分子接触によって各呈色化合物固有の色に発色する。なお前記No.(1)〜No.(39) の呈色化合物のうちNo.(1)〜No.(8)は赤色、No.(9)〜No.(10) は朱色、No.(11) 〜No.(13) は橙色、No.(14) 〜No.(18) は黄色、No.(19) 〜No.(22) は緑色、No.(23) は空色、No.(24) 〜No.(32) は青色、No.(33) 〜No.(39) は黒色に夫々発色する。
又このスタンプインクは、水からなる消色液が付着された際、前記発色を無色に瞬時に変化させるとともに水の乾燥後も無色(消色)状態が維持される。
又スタンプインクには、押印対象物の表面ではじかれることなく、しっとりと付着させるために前記界面活性剤が配合されている。この界面活性剤としては、特に非イオン界面活性剤が好ましく、エステル型、エーテル型、エステル・エーテル型など種々のものが使用できる。この界面活性剤は、インク100重量部に対して、例えば5〜28重量部配合させるのが好ましい。又このスタンプインクでは、その粘度が低すぎると、押印が鮮明となりやすく、又高すぎると毛細管現象による印面3への供給が不充分となる。このような観点から、スタンプインクの粘度としては、25℃において500〜2000mPa・Sの範囲が好ましく、そのために、カルボキシビニルポリマー,ポリ酢酸ビニル,ポリビニルアルコール,ポリビニルブチラール,酢酸セルロース,硝化綿,ヒドロキシプロピルセルロース,エチルセルロース,ポリビニルピロリドン,ケトン樹脂,マレイン酸樹脂,ロジン,シェラック,エステルガム,コーパルゴムなどの増粘剤を、インク100重量部に対して1〜15重量部配合するのが好ましい。
なお本願発明のスタンプは、子供玩具用の他、例えば製品検査済印、不良箇所チェック印、担当者印などの種々の用途に採用することができる。特に近年、商品流通分野においては、省資源化、環境保全化の観点から、商品搬送用として段ボール箱に代わって、繰り返し使用しうる樹脂コンテナが広く採用され、その行き先表示などにもスタンプが使用されている。このような場合には、水の付着によってスタンプを容易かつ清浄に消色しうるため、樹脂コンテナ等の繰り返し使用性を大幅に高めることができるなど、種々な分野におけるリサイクルにも大きく貢献しうる。
以上、本考案の特に好ましい実施形態について詳述したが、本考案は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1に示す構造のスタンプを作成した。スタンプインクとしては、塩化カルシウムを顕色化合物、エチルアルコールを溶剤、ポリエチレングリコールエーテルを非イオン界面活性剤、ポリビニルブチラールを増粘剤とし、表1〜3に示す呈色化合物を用いて作成した。何れの場合も、鮮明に押印できた。又押印跡は水の付着により瞬時に消色でき、誤操作や悪戯などによって周囲を汚損した場合にも、容易に消し取り可能なことが確認できた。
Figure 0003119095
Figure 0003119095
Figure 0003119095
本考案のスタンプの一実施例を示す断面図である。
符号の説明
2 インク貯蔵体
3 印面
4 印字体
5 収容ケース
S1 裏面
S2 表面

Claims (3)

  1. スタンプインクを含有保持するインク貯蔵体、連続多孔性樹脂材からなりかつ前記インク貯蔵体に裏面が隣接するとともに表面に凹凸の印面を形成した印字体、及び前記インク貯蔵体と印字体とを保持する収容ケースを具え、
    かつ前記スタンプインクは、無水の溶媒中に、界面活性剤と、
    ローダミンB ラクタム;
    6-ジエチルアミノ- ベンゾ[ α] - フルオラン;
    3-ジエチルアミノ- ベンゾ[ α]-フルオラン;
    3-ジエチルアミノ-7,8- ベンゾフルオラン;
    3-ジエチルアミノ-7- クロロフルオラン;
    3,3-ビス(1-n- ブチル-2- メチル- インドイル-3) フタレート;
    3,3-ビス(1- エチル-2- メチル- インドイル-3)-フタレート;
    3,6-ビス( ジエチルアミノ) フルオラン- γ-(4-ニトロ)-アニリノラクタム;
    3-ジエチルアミノ-6- メチル-7- クロロフルオラン;
    2-ブロム-3- メチル-6- ジブチルアミノフルオラン;
    1,3-ジメチル-6- ジエチルアミノフルオラン;
    1,3,3-トリメチル- インドリノ-7'-クロル- β- ナフトスピロピラン;
    3-シクロヘキシルアミノ-6- クロロフルオラン;
    2-( フェニルイミノエタンジリデン)-3,3-トリメチル- インドリン;
    N-アセチルオーラミン;
    N-フェニルオーラミン;
    2-{2-[4-(ドデシルオキシ)-3-メトキシフェニル]-エテニル}キノリン;
    3,6-ジメチルオキシフルオラン;
    マラカイトグリーンラクトン;
    3-ジエチルアミノ-7- ジベンゾイルアミノフルオラン;
    3-ジエチルアミノ-7- クロロアニリノフルオラン;
    3,6,5'- トリ( ジメチルアミノ) フルオレン-9- スピロ-1'-(3'-イソベンゾフラン) ;
    3,3-ビス(4- ジエチルアミノ-2- エトキシフェニル)-4-アザフタリド;
    クリスタルバイオレットラクトン;
    ベンゾイルロイコメチレンブルー;
    エチルロイコメチレンブルー;
    メトキシベンゾイルロイコメチレンブルー;
    ジ- β- ナフトスピロピラン;
    3-(4- ジメチルアミノ-2- エトキシフェニル)-3-(1- エチル-2- メチルインドイル-3)-4-アザフタリド; 3-(4- ジエチルアミノフェニル)-3-(1- エチル-2- メチルインドイル-3) フタリド;
    3,7-ビス( ジメチルアミノ)-10- ベンゾイルフェノシアジン;
    トリ(4- ジメチルアミノフェニル) メタン;
    3-シクロヘキシルメチルアミノ-6- メチル-7- アニリノフルオラン;
    3-ジエチルアミノ-6- メチル-7- アニリノフルオラン;
    3-ジブチルアミノ-6- メチル-7- アニリノフルオラン;
    3-ジエチルアミノ-6- メチル-7- キリデノフルオラン;
    2-(2- クロロアニリノ)-6-ジエチルアミノフルオラン;
    2-(2- クロロアニリノ)-6-ジブチルアミノフルオラン;
    2-アニリノ-3- メチル-6- ジエチルアミノフルオラン;
    からなるグループAから選択される一種以上の電子供与性呈色化合物と、
    サリチル酸亜鉛;
    ビスフェノールA;
    アジピン酸;
    アスコルビン酸;
    安息香酸;
    塩化亜鉛;
    塩化カルシウム;
    塩化マグネシウム;
    塩酸チアミン;
    クエン酸;
    グリコール酸;
    琥珀酸;
    サリチル酸;
    酒石酸;
    タンニン酸;
    ニコチン酸;
    乳酸;
    氷酢酸;
    フマル酸;
    没食子酸プロピル;
    リンゴ酸;
    リン酸
    からなるグループBから選択される一種以上の電子受容性顕色化合物とを少なくとも混合してなり、水による化学反応によって有色から無色に消色しうることを特徴とするスタンプ。
  2. 前記収容ケースは、前記インク貯蔵体にスタンプインクを補充するための補充孔を有することを特徴とする請求項1記載のスタンプ。
  3. 前記印面3は、その凹部の表面をインク非透過性樹脂皮膜によって被覆されたことを特徴とする請求項1又は2記載のスタンプ。
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