JP3118747B2 - 操作系のロック装置 - Google Patents

操作系のロック装置

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JP3118747B2
JP3118747B2 JP07142846A JP14284695A JP3118747B2 JP 3118747 B2 JP3118747 B2 JP 3118747B2 JP 07142846 A JP07142846 A JP 07142846A JP 14284695 A JP14284695 A JP 14284695A JP 3118747 B2 JP3118747 B2 JP 3118747B2
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伸行 小林
雄一 早田
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新キャタピラー三菱株式会社
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械における作業機、旋回装置あるいは走行装置等の操
作レバー、あるいは操作ベダル等の操作系に適用される
ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記ロック装置の従来例としては、例え
ば、油圧ショベル等の建設機械の運転室内の運転席側方
に旋回自在に支持された操作系ロックレバーと、操作系
ロックレバーの端部に設けられて操作系ロック手段を作
動制御する作動子、あるいは一端が操作系ロックレバー
に連結され他端が操作系ロック手段に連結されたプッシ
ュプルケーブルとを備えている装置を挙げることができ
る。操作系ロック手段としては、パイロットラインリリ
ーフバルブ、あるいはコントロールバルブ切換制御用の
リーチロッドを固定する機構が開示されている。操作系
ロックレバーは、その一端が運転席の前方に突出するア
ンロック位置と、その一端が運転席の前方に突出しない
ロック位置とに選択的に位置付けられる。操作系ロック
レバーの前記2つの位置は、操作系ロックレバーを水平
軸まわりに旋回させることにより行なわれるものであ
る。
【0003】操作系ロックレバーの一端が運転席の前方
に突出するアンロック位置に位置付けられると、作動子
あるいはプッシュプルケーブルを介して操作系のロック
手段はアンロック作動(非作動)とされる。その結果、
例えばブーム、アーム、バケット等を含むフロント(作
業機)における各アクチュエータを作動制御するコント
ロールバルブは何時でも作動できる状態とされ、オペレ
ータが操作レバーを操作することにより、必要な作業が
行なわれる。一方オペレータが運転席から離れる場合に
は、操作系ロックレバーの一端が旋回操作により運転席
の前方に突出しないロック位置に位置付けられると、作
動子あるいはプッシュプルケーブルを介して操作系のロ
ック手段はロック作動される。その結果、前記コントロ
ールバルブは作動できないようロック状態とされ、操作
レバーを操作しても作業機は作動しない状態が確保され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記装置においては、
操作系ロックレバーのアンロック位置は、操作系ロック
レバーの一端が運転席の前方に突出する位置であり、ま
たロック位置は該レバーの一端が運転席の前方に突出し
ない位置である。該レバーをアンロック位置からロック
位置に位置付けることができるのは、水平軸まわりに略
90°旋回させた場合だけである。したがって該レバー
のロック操作範囲が狭く不便であり、また操作ストロー
クが大きいので操作性に難がある。
【0005】本発明の目的は、アンロック位置にある操
作系ロックレバーを水平軸まわりに旋回させたときのみ
ならず鉛直軸まわりに旋回させたときにおいても、操作
系をロック状態とすることができるようにしてロックレ
バーのロック操作範囲を拡大し、かつ操作性を向上させ
た、操作系のロック装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、水平軸まわりに旋回して一端が運
転席の前方に突出するアンロック位置と該一端が該前方
に突出しないロック位置とに選択的に位置付けられる操
作系ロックレバーと、該操作系ロックレバーの他端が係
合及び離脱しうるよう配置されかつ操作系ロック手段を
作動制御するスイッチ手段と、を備えた操作系のロック
装置において、該操作系ロックレバーは、該水平軸に直
交する鉛直軸まわりに旋回自在でありかつばね手段によ
り該鉛直軸まわりの一方に付勢されて所定位置に保持さ
れると共に該ばね手段に抗して該所定位置から他方に旋
回可能であり、該スイッチ手段は、該操作系ロックレバ
ーの該他端の該係合時に該操作系ロック手段をアンロッ
ク作動させ、また該他端の該離脱時に該操作系ロック手
段をロック作動させ、該操作系ロックレバーが該アンロ
ック位置にかつ該所定位置に位置付けられたときだけ、
該操作系ロックレバーの該他端が該スイッチ手段と係合
するよう、該他端と該スイッチ手段との位置関係が規定
されている、ことを特徴とする操作系のロック装置、が
提供される。
【0007】
【作用】操作系ロックレバーが水平軸まわりのアンロッ
ク位置にあるとき、その一端は運転席の前方に突出する
よう位置付けられている。操作系ロックレバーはまた通
常は鉛直軸まわりの所定位置に位置付けられている。こ
の状態においては、操作系ロックレバーの他端がスイッ
チ手段と係合するので、スイッチ手段は、操作系ロック
手段、例えばパイロットラインリリーフバルブをアンロ
ック作動させる。すなわちパイロットラインリリーフバ
ルブは、リリーフ機能が働かない非作動位置に位置付け
られる。パイロットポンプからのパイロット圧油は、リ
モコン弁に正常に供給されるので、オペレータが作業機
等の操作レバー、あるいは操作ペダルを操作することに
より、必要な作業を自由に行なうことができる。
【0008】前記したように、操作系ロックレバーがア
ンロック位置にあるとき、操作系ロックレバーは、鉛直
軸まわりの所定位置に位置付けられている。この状態に
おいて、操作系ロックレバーに、水平方向の旋回力、す
なわち鉛直軸まわりの、ばね手段に抗する方向の旋回力
が作用すると、操作系ロックレバーは、ばね手段に抗し
て所定位置から鉛直軸まわりに旋回される。その結果、
操作系ロックレバーの他端がスイッチ手段から離脱する
ので、スイッチ手段は、前記パイロットラインリリーフ
バルブをロック作動させる。すなわちパイロットライン
リリーフバルブは、リリーフ機能が働く作動位置にシフ
トされる。パイロットポンプからのパイロット圧油はオ
イルタンクにリリーフされるので、リモコン弁を開いて
もコントロールバルブにはパイロット2次圧は供給され
ず、したがってオペレータが作業機等の操作レバー、あ
るいは操作ペダルを操作しても機械は作動しない状態と
なる。
【0009】アンロック位置に位置付けられている操作
系ロックレバーは、オペレータの乗降を妨げる位置に位
置付けられているので、オペレータにとってこれを水平
方向に旋回させることは容易である。本発明装置におい
ては、操作系ロックレバーがアンロック位置の状態であ
っても、水平方向の力を与えることにより鉛直軸まわり
に旋回させることができ、その結果、操作系ロックレバ
ーの他端がスイッチ手段から離脱して、操作系ロック手
段をロック作動させるので、機械は作動しない状態とな
る。これによりオペレータが必要に応じて適宜操作系ロ
ックレバーを前記水平方向に操作することにより、容易
に操作系をロック状態にすることができるので、ロック
レバーのロック操作範囲が拡大され、便利である。また
水平方向操作の場合、旋回ストロークが少なくて済むの
で操作性が向上する。
【0010】一方オペレータが運転席から離れる場合
に、操作系ロックレバーを水平軸回りに運転席の後方に
向けて旋回させれば、操作系ロックレバーの他端がスイ
ッチ手段から離脱して、操作系ロック手段をアンロック
作動させるので、機械は作動しない状態となる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に従って
構成された操作系のロック装置の好適実施例について詳
細に説明する。図1及び図2を参照して、図示しない油
圧ショベルの運転室のデッキプレート2上には運転席4
が設けられている。運転席4の側方にはコントロールボ
ックス6が配置され、コントロールボックス6に操作系
ロックレバー8が支持されている。なお以下の記載にお
いて、運転席4の前方とは図2の左側、運転席4の後方
とは図2の右側をそれぞれ示し、図2の左側が油圧ショ
ベルの前進方向となる。したがって、運転席4の左側
(図1の右側、図2の手前側)に、オペレータ乗降用の
ドアが配置されていることになる。
【0012】図3〜図5を参照して、番号10はサポー
トプレートを示し、前記コントロールボックス6の左側
(図1の右側)に配置されている。サポートフレーム1
0には水平軸12が旋回自在に支持されている。水平軸
12の一端部側はサポートフレーム10の左方に突出し
ている。水平軸12の一端部にはヨーク部14が形成さ
れ、ヨーク部14内には鉛直軸16を介して前記操作系
ロックレバー8が旋回自在に支持されている。操作系ロ
ックレバー8は丸棒部材から形成されている。鉛直軸1
6はこの実施例においてはヨーク部14に固定され、ヨ
ーク部14を貫通して延びると共にその一端部はヨーク
部14の外方に突出している。水平軸12の軸線と鉛直
軸16の軸線とは相互に直交するよう位置付けられてい
る。水平軸12にはピン18(図5参照)が固定されて
いる。ピン18は鉛直軸16と平行に、しかも同方向に
突出している。鉛直軸16にはばね20(ばね手段を構
成する)が巻き掛けられ、その一端はピン18に係止さ
れ、その他端は操作系ロックレバー8に係止されてい
る。操作系ロックレバー8は、ばね20により鉛直軸1
6まわりの一方(図3の時計方向)に付勢されて、図3
に実線で示す所定位置に保持される。なお、操作系ロッ
クレバー8の鉛直軸16まわりの所定位置を規定するた
め、ヨーク部14内にはストッパ22が設けられてい
る。したがって操作系ロックレバー8は、ばね20によ
り常時ストッパ22に押圧されている。操作系ロックレ
バー8をばね20の付勢力に抗して、所定位置から鉛直
軸16まわりの他方(図3の反時計方向)に旋回させる
ことは可能である。この旋回量は僅かでよいことは後の
記載から容易に理解されるであろう。
【0013】サポートフレーム10と水平軸12との間
にはオーバセンタばね機構24が配置されている。オー
バセンタばね機構24は、操作系ロックレバー8を、水
平軸12まわりに旋回させて、その一端が運転席4の前
方に突出するアンロック位置(図2、図3及び図4の実
線で示す位置)と、その一端が運転席4の前方に突出し
ないロック位置(図2及び図4の2点鎖線で示す位置)
とに選択的に位置付けるものである。操作系ロックレバ
ー8は、アンロック位置で、運転席4の前後方向に略水
平に延びるよう位置付けられる。オーバセンタばね機構
24は、水平軸12にその半径方向外方に突出するよう
設けられたレバー26と、サポートフレーム10に固定
されたピン28と、一端がレバー26の端部に係止さ
れ、他端がピン28に係止されたU形の板ばね30とか
ら構成されている。レバー26の端部にはピン27が固
定され、板ばね30の前記一端はこのピン27に係止さ
れている。図4の実線で示すように、操作系ロックレバ
ー8がアンロック位置に位置付けられている状態で、ピ
ン28は操作系ロックレバー8の軸線と共通の直線Lの
延長上に位置付けられ、ピン27は直線Lの下側に位置
付けられる。直線Lは、実質上、水平軸12の軸線と鉛
直軸16の軸線との交点を通るよう位置付けられてい
る。板ばね30は実質上初期形状にあり、したがってば
ね力が作用しない中立状態にあるので、操作系ロックレ
バー8はアンロック位置に安定して保持される。なお、
このアンロック位置において、後述するリミットスイッ
チ32との関係で、板ばね30に、図4の時計方向に付
勢する力を若干付与するようにしてもよい。
【0014】アンロック位置にある操作系ロックレバー
8に図4の反時計方向の旋回力が作用すると、操作系ロ
ックレバー8は、板ばね30を撓ませながら水平軸12
と共に反時計方向に旋回しはじめる。ピン27が直線L
に至るまでは操作系ロックレバー8の同方向の旋回は板
ばね30の付勢力に抗して行なわれる。ピン27が直線
Lを越えると、操作系ロックレバー8の同方向の旋回は
板ばね30の付勢力によって行なわれる。操作系ロック
レバー8が図4の2点鎖線で示すロック位置まで旋回す
ると、ピン27は図4の位置から直線Lを挟んだ上方の
略対称位置に移動する。板ばね30は実質上初期形状に
戻され、ばね力が作用しない中立状態となるので、操作
系ロックレバー8はロック位置に安定して保持される。
操作系ロックレバー8は略鉛直に位置付けられる。
【0015】サポートフレーム10には、スイッチ手段
を構成するリミットスイッチ32が装着されている。リ
ミットスイッチ32は、操作系ロックレバー8の他端9
が係合及び離脱しうるよう配置されている。すなわち、
操作系ロックレバー8が、水平軸12まわりのアンロッ
ク位置に位置付けられかつ鉛直軸16まわりの前記所定
位置に位置付けられたときだけ、他端9がリミットスイ
ッチ32と係合するよう、他端9とリミットスイッチ3
2との位置関係が規定されている。リミットスイッチ3
2は、後述する操作系ロック手段を作動制御するスイッ
チであって、操作系ロックレバー8の他端9が係合した
状態で操作系ロック手段をアンロック作動させ、また他
端9が離脱した状態で操作系ロック手段をロック作動さ
せる。
【0016】図示はしていないが、本発明が適用されて
いる油圧ショベルには、操作系の油圧回路が設けられて
いる。この油圧回路はパイロットポンプからのパイロッ
ト圧油が、作業機等の操作レバーにより操作されるリモ
コン弁を介してコントロールバルブに供給されるよう構
成されている。当業者には周知である、この油圧回路に
おいて、パイロットポンプとリモコン弁とを接続する油
路とオイルタンクとは、リターン油路により接続され、
このリターン油路には電磁開閉バルブからなるパイロッ
トラインリリーフバルブ(以下単にリリーフバルブと称
する)が配置されている。このリリーフバルブは操作系
ロック手段を構成する。リリーフバルブのソレノイドに
通電されると、リリーフバルブはリターン油路を閉じ、
パイロットポンプの圧油はリモコン弁の操作に応じてコ
ントロールバルブに正常に供給される。すなわちリリー
フバルブはリリーフ機能が働かないアンロック作動状態
となり、機械は作動する。リリーフバルブのソレノイド
に通電されないと、リリーフバルブはリターン油路を開
き、パイロットポンプの圧油はリターン油路を介してオ
イルタンクにバイパスされ、リモコン弁が操作されても
コントロールバルブには供給されない。すなわちリリー
フバルブはリリーフ機能が働くロック作動状態となり、
機械は作動しない。
【0017】操作系ロックレバー8の他端9がリミット
スイッチ32に係合すると、リミットスイッチ32がO
Nとなり、リリーフバルブのソレノイドに通電される。
リリーフバルブはアンロック作動状態にされる。操作系
ロックレバー8の他端9がリミットスイッチ32から離
脱すると、リミットスイッチ32がOFFとなり、リリ
ーフバルブのソレノイドには通電されなくなる。リリー
フバルブはロック作動状態にされる。
【0018】操作系ロックレバー8がアンロック位置に
あるとき、その一端は運転席の前方に突出するよう位置
付けられる。操作系ロックレバー8はまた通常はばね2
0により鉛直軸16まわりの前記所定位置に位置付けら
れている。この状態においては、操作系ロックレバー8
の他端9がリミットスイッチ32と係合するので、リミ
ットスイッチ32はONとなり、リリーフバルブをアン
ロック作動させる。機械は、オペレータの操作により自
由に作動する。
【0019】操作系ロックレバー8がアンロック位置に
あるとき、操作系ロックレバー8は、前記所定位置に位
置付けられている。この状態において、操作系ロックレ
バー8に、図3の反時計方向(水平方向)の旋回力が作
用すると、操作系ロックレバー8は、ばね20の付勢力
に抗して所定位置から同方向に旋回される(図3の2点
鎖線で示す位置参照)。その結果、操作系ロックレバー
8の他端9がリミットスイッチ32から離脱するので、
リミットスイッチ32はOFFとなり、リリーフバルブ
をロック作動させる。機械は、オペレータの操作にもか
かわらず作動しない状態となる。操作系ロックレバー8
の、所定位置からの前記方向への旋回量は、少なくと
も、その他端9がリミットスイッチ32から離脱するに
充分な量であればよい。
【0020】一方オペレータが運転席から離れる場合
に、操作系ロックレバー8を水平軸12回りに図4の反
時計方向に旋回させれば、操作系ロックレバー8の他端
9がリミットスイッチ32から離脱するので、前記のと
おり機械は作動しない状態となる。以上の説明から明ら
かなように、本発明装置においては、操作系ロックレバ
ー8がアンロック位置あるいはロック位置のいずれに位
置付けられているか否かにかかわらず、操作系ロックレ
バー8が、鉛直軸16まわりの前記所定位置から前記方
向へ旋回させられることにより、機械を作動しない状態
とすることができる。
【0021】以上、添付図面を参照して本発明の実施例
について説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の
変形あるいは修正が可能である。例えば操作系ロック手
段の実施例としては、前記したようなパイロットライン
リリーフバルブが使用されているが、このリリーフ機能
に加えて、パイロットポンプとリモコン弁とを接続する
パイロット油路を開閉する機能を有する電磁切換弁を使
用してもよい。この場合、リミットスイッチ32がON
のとき、電磁切換弁は、パイロット油路を開くと共にオ
イルタンクへのリターン油路を遮断するよう位置付けら
れ、またリミットスイッチ32がOFFのとき、電磁切
換弁は、パイロット油路を遮断すると共にオイルタンク
へのリターン油路を開くよう位置付けられる。
【0022】
【発明の効果】アンロック位置にある操作系ロックレバ
ーを水平軸まわりに旋回させたときのみならず鉛直軸ま
わりに旋回させた時においても、操作系ロック手段をロ
ック作動させることができるようにしてロックレバーの
ロック操作範囲を拡大し、かつ操作性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された操作系のロック装置
の好適実施例を備えた運転席の正面図。
【図2】図1を右方から見た側面図。
【図3】本発明に従って構成された装置の要部を図2の
上方から見て一部を破断して示す図。
【図4】図3を下方から見た部分図。
【図5】図3を右方から見た拡大図。
【符号の説明】
4 運転席 6 コントロールボックス 8 操作系ロックレバー 9 操作系ロックレバーの他端 10 サポートフレーム 12 水平軸 16 鉛直軸 20 ばね 22 ストッパ 24 オーバセンタばね機構 26 レバー 27 ピン 28 ピン 30 板ばね 32 リミットスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05G 1/00 - 25/04 E02F 9/00 - 9/18 E02F 9/24 - 9/28 Z

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平軸まわりに旋回して一端が運転席の
    前方に突出するアンロック位置と該一端が該前方に突出
    しないロック位置とに選択的に位置付けられる操作系ロ
    ックレバーと、該操作系ロックレバーの他端が係合及び
    離脱しうるよう配置されかつ操作系ロック手段を作動制
    御するスイッチ手段と、を備えた操作系のロック装置に
    おいて、 該操作系ロックレバーは、該水平軸に直交する鉛直軸ま
    わりに旋回自在でありかつばね手段により該鉛直軸まわ
    りの一方に付勢されて所定位置に保持されると共に該ば
    ね手段に抗して該所定位置から他方に旋回可能であり、 該スイッチ手段は、該操作系ロックレバーの該他端の該
    係合時に該操作系ロック手段をアンロック作動させ、ま
    た該他端の該離脱時に該操作系ロック手段をロック作動
    させ、 該操作系ロックレバーが該アンロック位置にかつ該所定
    位置に位置付けられたときだけ、該操作系ロックレバー
    の該他端が該スイッチ手段と係合するよう、該他端と該
    スイッチ手段との位置関係が規定されている、ことを特
    徴とする操作系のロック装置。
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