JP3118291B2 - アンモニアガス注入方法 - Google Patents

アンモニアガス注入方法

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恵介 熊本
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばボイラプラント
の水質調整のために添加されるアンモニアガス注入方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アンモニア注入に際しては、そ
の注入量を正確に規定する必要があるため、通常は、所
定濃度のアンモニア水を所定量注入する方法が採用され
ている。図2は、このような方法を実施する装置を示す
説明図である。以下これについて簡単に説明する。
【0003】この種の装置は、基本的に、アンモニアガ
スの密閉溶解タンク10と、アンモニアガス自動溶解装
置12と、アンモニア水送液ポンプ14と、その送液ポ
ンプモータ14aを制御する送液量自動制御装置16と
から構成されている。そして、前記アンモニアガス自動
溶解装置12は、純水供給配管18に設けられている制
御弁18aと、アンモニアガス供給配管20に設けられ
ている制御弁20aと、アンモニア水濃度計(通常は導
電率計)22と、レベルスイッチ24と、攪拌器26用
のモータ26aと、およびこれらを制御する自動制御装
置28とから構成されている。そこで、例えばタンク1
0内のアンモニア水のレベルが一定水準以下になると、
レベルスイッチ24を介して自動制御装置28が作動
し、これによりタンク10内へ先ず制御弁18aを介し
て所定量の純水が流入し、次いで制御弁20aおよびア
ンモニア水濃度計22を介して攪拌器26の作動下にア
ンモニアガスが導入され、前記アンモニアガス自動溶解
装置12には所定濃度のアンモニア水が生成、貯蔵され
る。従って、このような装置によれば、送液量自動制御
装置16を介してアンモニア水送液ポンプ14を所定時
間運転することにより、タンク10から所定濃度のアン
モニア水が所定量だけプロセス系30へ注入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術は、以下に述べるように構造が大型かつ複雑とな
るため、その改善が要望されていた。
【0005】すなわち、先ず第1に、アンモニアガス溶
解タンク10は、比較的多量のアンモニア水を常時貯蔵
するものであるので、通常3,000リットル程度の容
量を必要とし、このため装置の大型化が避けられなかっ
た。次に、装置は2つの自動装置12,16を必要とす
るが、殊に前者すなわちアンモニアガス自動溶解装置
は、特に複雑な構成を有し、このため複雑化が避けられ
なかった。このように、前記従来技術は、構造が大型か
つ複雑となり、このためコストが上昇すると同時に信頼
性並びにメンテナンスの面において難点を有するもので
あった。
【0006】そこで、本発明の目的は、小型かつ簡単に
構成することができるアンモニアガス注入方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係るアンモニアガス注入方法は、小型開放
貯水タンクから送液ポンプを介してプロセス系へ送水を
行う純水系に対し質量流量調節形のガス流量調節器を介
して所定絶対量のアンモニアガスを流入させるに際し、
先ず自動制御装置を介して送液ポンプを駆動し、次いで
ガス流量調節器を介して所定絶対量のアンモニアガスを
純水送水系に流入溶解してアンモニア水を生成し、この
アンモニア水をアンモニア送液系を介してプロセス系に
流入した後、送液ポンプを停止することを特徴とする。
【0008】この場合、ガス流量調節器は手動操作とす
るか、あるいは自動制御とすることができる。
【0009】
【作用】本発明のアンモニアガス注入方法においては、
従来技術の前述した方法と比較して、アンモニアガス溶
解タンク、アンモニアガス自動制御装置および送液量自
動制御装置が不要となる。なお、その代わりとして、
水を貯蔵する貯水タンクと質量流量調節形のガス流量調
節器とを新たに必要とするが、貯水タンクは純水供給配
管との連絡を遮断する僅かに200リットル程度の小型
開放タンクであり、またガス流量調節器は単体からな
り、容易に手動操作することができる。
【0010】従って、本発明によれば、装置が極めて小
型かつ簡単となり、価格が低減されると同時に信頼性を
向上し、しかもメンテナンスも容易化される。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係るアンモニアガス注入方法
を、これを実施する装置(図1)との関連において、以
下図面を参照しながら詳細に説明する。なお、説明の便
宜上、図2に示す従来の装置と同一の構成部分について
は同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0012】図1において、本発明方法を実施する装置
は、基本的に、純水供給配管18からの純水を貯蔵する
ボールタップ40a付き貯水タンク40と、この貯水タ
ンク40から送液ポンプ42を介してプロセス系30へ
送水される純水送水系44に対してアンモニアガス供給
配管20からのアンモニアガスを所定絶対量流入させる
質量流量調節形のガス流量調節器46とから構成され
る。なお、ガス流量調節器46からのアンモニアガス
は、実線で示す配管48を介して送液ポンプ42の入口
側に流入させるか、あるいは一点鎖線で示す配管50を
介して出口側へ流入させることができる。また、本実施
例においては、ガス流量調節器46および送液ポンプ4
2用のモータ42aに対して、自動制御装置52が設け
られているが、これは必ずしも必要とするものではな
い。
【0013】このような構成において、アンモニアガス
注入に際しては、自動制御装置52を介して先ず送液ポ
ンプ42を駆動し、次いでガス流量調節器46を介して
所定絶対量のアンモニアガスを純水送水系44に流入、
溶解してアンモニア水を生成する。このアンモニア水
は、アンモニア送液系44′を介してプロセス系30に
注入し、最後に送液ポンプ42を停止する。なお、ガス
流量調節器46および送液ポンプ42は、容易に手動操
作することができるので、前述したように、自動制御装
置52は必要としない。
【0014】このように、本発明によれば、ガス流量調
節器を介して所定絶対量のアンモニアガスを正確にプロ
セス系へ注入することができる。しかも、本発明におい
ては、従来のこの種の技術における大型のアンモニアガ
ス溶解タンクや複雑なアンモニアガス自動溶解装置を必
要としないので、装置が極めて小型かつ簡単となり、価
格が低減されると同時に、信頼性の向上と共にメンテナ
ンスの大幅な容易化を達成することができる。
【0015】以上、本発明を好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。また、本発明は、水質調整に限定されること
なく、この種の装置に対して広く応用することが可能で
ある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアン
モニアガス注入方法は、小型開放貯水タンクから送液ポ
ンプを介してプロセス系へ送水を行う純水系に対し質量
流量調節形のガス流量調節器を介して所定絶対量のアン
モニアガスを流入させるに際し、先ず自動制御装置を介
して送液ポンプを駆動し、次いでガス流量調節器を介し
て所定絶対量のアンモニアガスを純水送水系に流入溶解
してアンモニア水を生成し、このアンモニア水をアンモ
ニア送液系を介してプロセス系に流入した後、送液ポン
プを停止するよう構成したので、所定量のアンモニアガ
スを正確にプロセス系へ注入することができる。
【0017】しかも、本発明においては、従来のこの種
技術において必要とされていた大型のアンモニアガス溶
解タンクや複雑なアンモニアガス自動溶解装置を必要と
しないので、装置が極めて小型かつ簡単となり、従って
価格が低減されると同時に信頼性の向上と共にメンテナ
ンスの容易化を実現することがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンモニアガス注入方法を実施す
る装置の一実施例を示す系統図である。
【図2】従来のアンモニア注入方法を実施する装置を示
す系統図である。
【符号の説明】
18 純水供給配管 20 アンモニアガス 供給配管 30 プロセス系 40 貯水タンク 40a モータ 42 送液ポンプ 42a モータ 44 純水送水系 44´ アンモニア水送水系 46 質量流量調整形 のガス流量調節器 48,50 配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F22D 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型開放貯水タンクから送液ポンプを介
    してプロセス系へ送水を行う純水系に対し質量流量調節
    形のガス流量調節器を介して所定絶対量のアンモニアガ
    スを流入させるに際し、先ず自動制御装置を介して送液
    ポンプを駆動し、次いでガス流量調節器を介して所定絶
    対量のアンモニアガスを純水送水系に流入溶解してアン
    モニア水を生成し、このアンモニア水をアンモニア送液
    系を介してプロセス系に流入した後、送液ポンプを停止
    することを特徴とするアンモニアガス注入方法。
  2. 【請求項2】 ガス流量調節器は手動操作してなる請求
    項1記載のアンモニアガス注入方法。
  3. 【請求項3】 ガス流量調節器は自動制御してなる請求
    項1記載のアンモニアガス注入方法。
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