JP3116744U - 即席麺等の収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】即席麺等の加工食品を収納し、熱湯で調理した後の熱湯を排出する際に、容器を保持している手が不当に加熱されないようにした即席麺等の収納容器を提供する。
【解決手段】蓋1の周辺縁に突設された突出部5の周りの裏面にコ字状の突条6を突設し、かつ容器本体7の鍔8の上面に突条6が嵌入し得るコ字状の凹溝9を設け、蓋1を容器本体7に被蓋した際に蓋1の突条6が鍔8の凹溝9に嵌入し、突条6の内方に熱湯が浸入しないように構成した即席麺等の収納容器である。
【選択図】図1

Description

本考案は熱湯を充填することによって調理する即席麺等の加工品を収納する容器に係り、特に容器内に熱湯を充填した後で排湯する際に、容器を保持する指に熱湯の熱さを直接に伝えることがないようにした即席麺等の収納容器に関するものである。
従来、即席麺等の加工食品を熱湯で調理する容器に於いては、排湯時に蓋に熱湯の温度がそのまま伝わるので、容器を保持する手の指がやけどをする等の問題があった。
従って、これ等の問題を解決するために、従来も例えば実公平2−15819号公報(特許文献1)、実公平7−34864号公報(特許文献2)、特許第2877775号公報(特許文献3)等が知られている。
これ等の特許文献1乃至特許文献3等に記載された公知技術は、容器本体の鍔に重合される蓋の外周縁の一部の指が接触する部分に突起、突条等の突出部を突設し、該突出部を容器本体の鍔より離間して容器本体内の熱湯を排出する際に、熱湯の温度が該突出部に直接伝達されないようにした技術である。
実公平2−15819号公報 実公平7−34864号公報 特許第2877775号公報
然るに、前述の従来の特許文献1乃至特許文献3に記述された技術に於いては、蓋の内周部裏面に比較的幅広の突条を設け、この蓋の突条を容器本体の内周側縁の上部に当接することによって、熱湯の排湯時に、熱湯が容器本体の鍔の上面と蓋の裏面との間に浸入することを防止していた。
しかし、前記特許文献1乃至特許文献3の蓋に於いては、蓋のコーナー部に設けた排湯口及び通気口に対応する部分の裏面側に、容器本体の内周側縁に当接するための突条を設けることが出来ないために、容器本体の鍔の上面と蓋の裏面との接触面に熱湯の一部が浸入し、これによって熱湯が蓋に設けた突条を加熱せしめる問題があった。
本考案に係る即席麺等の収納容器は、前述の従来の問題点に鑑み開発された全く新規な考案であって、特に容器本体の縁部に設けた熱の温度をやわらげる突出部の周りの裏面側に突条を突設し、かつ容器本体の鍔の上表面に該突条が嵌入し得る凹溝を設け、前記突条を凹溝内に嵌入することによって、容器本体の鍔と蓋の裏面との当接部に浸入して来た熱湯がさらに突条内に浸入することを完全に防止するようにした新規な考案を提供するものである。
本考案に係る即席麺等の収納容器は、前述の従来の問題点を根本的に解決した考案であって、その第1考案の要旨は、上縁に外方に向けて突出する鍔を有する即席麺等を収納する容器本体と、該容器本体の開口部に開閉可能に嵌合しかつその縁部に熱の温度をやわらげる突出部を設けた蓋との組合せよりなる即席麺等の収納容器に於いて、前記蓋の突出部の周りの裏面側に所定の突条を突設し、かつ前記容器本体の鍔の上面に前記蓋の突条が嵌入し得る所定の凹溝を設けて構成したことを特徴とした即席麺等の収納容器である。
本考案に係る即席麺等の収納容器の第2考案の要旨は、前記蓋の突条が突出部の周りの裏面に外縁に向かってコ字状に突設され、かつ容器本体の鍔の凹溝も同様な形状を持って形成されていることを特徴とした第1考案の即席麺等の収納容器である。
本考案に係る即席麺等の収納容器の第3考案の要旨は、前記容器本体に蓋を被蓋した際に、容器本体の鍔の上面に設けた凹溝内に蓋の突条が嵌入され、容器本体内に充填した熱湯が排湯時に蓋の突条内に浸入することを防止した第1考案或は第2考案の即席麺等の収納容器である。
前記本考案に係る即席麺等の収納容器の第1考案に於いては、前述のように縁部に熱の温度をやわらげる突出部を設けた蓋の裏面側の該突出部の周りに所定の突条を突設し、かつ容器本体の鍔部の上面に所定の凹溝を設けて構成したので、蓋を容器本体に被蓋した際に、前記蓋の突条を容器本体の鍔の凹溝に嵌入することが出来る。
前述のように、蓋の裏面に設けた突条を鍔の上面に設けた凹溝に嵌入することによって、容器本体の鍔の上面と蓋の裏面との間に浸入して来た熱湯が突条内に浸入することを完全に防止することが出来る。
本考案に係る即席麺等の収納容器の第2考案に於いては、前記第1考案の突条が突出部の周りの裏面に外縁に向かってコ字状に突設されているので、容器本体の鍔の上面と蓋の裏面との間に浸入した熱湯が、容器本体の内側或は上下両側から突条内に浸入することを防止すると同時に、容器本体の外側には突条を設けずに前記鍔の上面と蓋の裏面との隙間を外方に解放することが出来る。
本考案に係る即席麺等の収納容器の第3考案に於いては、容器本体に蓋を被蓋することによって、鍔の上面に設けた凹溝内に蓋に設けた突条を自動的に嵌入係止し、これによって突条と凹溝が嵌合された内部に熱湯が浸入することを完全に防止することが出来る。このために、突条の内側に設けた突出部の裏面に熱湯が浸入して、この突出部を過熱することを防止することが出来る。
図により本考案に係る即席麺等の収納容器の一実施例を具体的に説明すると、図1は本考案に係る即席麺等の収納容器の斜視図、図2は図1の即席麺等の収納容器の蓋の斜視図、図3はその図2の蓋の要部の断面図、図4は容器本体の斜視図、図5は図4の容器本体の要部の断面図、図6は容器本体に蓋を被蓋した後の要部の断面図である。
図1乃至図6に於いて、1は蓋であって、その対応するコーナー部には、調理後の熱湯を排出する排出口2と、容器内に空気を取入れる空気口3とが設けられている。また、蓋1の内周部の裏面側には、後述の容器本体の内周側面に当接することが出来る幅広の周辺凸条4が突説されている。
前記蓋1の4個の縁部には、夫々2本が一対となった突条状の突出部5が突設されている。かつ、この突出部5の周りの裏面側にはコ字状の突条6が該突出部5を囲むように設けられている。該コ字状の突条6は、蓋1の内方側と上下側に設けて、外方側を解放するように構成している。
7は即席麺等の加工食品を収納し得る容器本体であって、その開口部の上縁には外方に向かって幅広の鍔8が設けられている。該鍔8の4辺の上面には、前記蓋1のコ字状の突条6が嵌入係止し得るコ字状の凹溝9が設けられている。このコ字状の凹溝9は、特に図4乃至図6に示す如く、鍔5の内側の縁から少し離れた場所9に縦溝が設けられ、かつその縦溝の上下端から鍔9の外側縁の先端迄横溝が設けられている。
従って、前記蓋1を容器本体7の開口部に被蓋した際には、蓋1の周辺凸条4が容器本体7の内周側面に当接されると共に容器本体7の鍔8が蓋1の周辺縁で被覆される。
同時に、蓋1の裏面側に突設したコ字状の突条6が容器本体7の鍔8の上面に設けられたコ字状の凹溝9内に嵌入される。
前述のように蓋1を容器本体7に被蓋して蓋1の突条6を容器本体7の鍔8の凹溝9に嵌入した場合には、容器本体7と蓋1とを手で保持して傾斜させ、調理に使用された熱湯を排出口2より排出する際に、熱湯の一部が蓋1の裏面と鍔8の上面との間に浸入して来ても、これ等の熱湯が突条6で囲まれた部分に浸入することは完全に防止することが出来る。
従って、熱湯の一部が蓋1の周辺縁に設けた突出部5の裏側に浸入することを防止し、これによって指で押えている蓋1の突出部5が熱湯によって加熱されることを防止できる。
また、前記突出部5の周りには蓋1の周辺縁の内側及び上下側に夫々突条6を設けることによって、突条6をコ字状に形成すると共に、容器本体7の鍔8の上面に設けた凹溝9も同一の形状にしたので、突条6と凹溝9との外側方は夫々解放することが出来る。
従って、この外側の解放によって、突条6と凹溝9とで囲まれた部分に空気を流入させ、仮に鍔8及び蓋1の周辺縁が加熱された場合にも、突出部5を裏側から冷却することが出来る。
前記実施例に於いては、突出部5を2本の突条で構成したが、これ等の突条は増減することが出来る。また、突出部5は前述のような突条で構成せずに、多数の突起で構成することも可能である。
本考案に係る即席麺等の収納容器の考案は、プラスチックシートを真空成形したプラスチック成形容器、或は射出成形によって成形したプラスチック容器、または紙製容器にも利用可能である。
即席麺等の収納容器の斜視図である。 図1の即席麺等の収納容器の蓋の斜視図である。 図2の蓋の要部の断面図である。 容器本体の斜視図である。 図4の容器本体の要部の断面図である。 容器本体に蓋を被蓋した後の要部の断面図である。
符号の説明
1 …蓋
2 …排出口
3 …空気口
4 …1の周辺凸条
5 …突条状の突出部
6 …コ字状の突条
7 …容器本体
8 …鍔
9 …凹溝

Claims (3)

  1. 上縁に外方に向けて突出する鍔を有する即席麺等を収納する容器本体と、該容器本体の開口部に開閉可能に嵌合しかつその縁部に熱の温度をやわらげる突出部を設けた蓋との組合せよりなる即席麺等の収納容器に於いて、前記蓋の突出部の周りの裏面側に所定の突条を突設し、かつ前記容器本体の鍔の上面に前記蓋の突条が嵌入し得る所定の凹溝を設けて構成したことを特徴とした即席麺等の収納容器。
  2. 前記蓋の突条が突出部の周りの裏面に外縁に向かってコ字状に突設され、かつ容器本体の鍔の凹溝も同様な形状を持って形成されていることを特徴とした請求項1の即席麺等の収納容器。
  3. 前記容器本体に蓋を被蓋した際に、容器本体の鍔の上面に設けた凹溝内に蓋の突条が嵌入され、容器本体内に充填した熱湯が排湯時に蓋の突条内に浸入することを防止した請求項1或は請求項2の即席麺等の収納容器。
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