JP3116505U - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷蔵庫は、足台装置36が、冷蔵庫の本体の底面下に画成した空間部に設けられる踏み板38と、踏み板38を冷蔵庫34の前方に前進および後退可能に駆動する駆動手段42と、冷蔵庫の前方に前進した踏み板38を昇降可能に駆動する駆動手段40とを有する。メインスイッチをONすると、押し出し用モータ64が駆動されて正回転し昇降装置ベース44に搭載された踏み板38が冷蔵庫34の前方に露出し、押し出し用モータ64が停止する。ついで、昇降用モータ46が駆動されて正回転し、踏み板38が上昇し、昇降用モータ46が停止する。この状態で、踏み板38に足を乗せて冷蔵庫の最上部の収容部へ食品等を出し入れする作業を行う。
【選択図】図8
Description
ここで、実質的に最下部まで収容部が設けられたとは、冷蔵庫の外殻下部、言い換えれば本体壁の底面部や、本体壁の底面部と最下部の収容部との間に設けられる、収容部引き出し用のガイド等に必要な高さ部分を除いて冷蔵庫のほぼ底面近くまで収容部が設けられていることを言う。また、足台装置は、使用時において、人がその上に乗ったときに最上部の収容部を覗くことができ、また、最上部の収容部に収容された食品等を容易に出し入れできる程度の高さ位置に設ける。
足台装置を構成する各部材は、人の重さに耐えるとともに耐久性のある、適宜の寸法の金属材料等で形成することができる。
最上部の収容部12aは、例えば冷凍用であり、冷蔵食品等が収容される。他の収容部12b〜12dは、例えば、冷蔵用、野菜保存用である。但し、これに限らず、使い勝手に応じて収容部12a〜12dの用途は変更される。
冷蔵庫10には、さらに、足台装置16が設けられる側面の上部に、例えばコ字状の取っ手18が設けられる。
また、冷蔵庫10の最上部の収容部12aの開口側(入り口)の上部には、収容部の奥を映すことができる位置に、例えば凸面鏡20が設けられる。
また、足台装置16に片足を乗せるとともに、取っ手18を手で掴むことにより、安定した姿勢で、空いた方の手で食品等の出し入れを行うことができる。この場合、取っ手18は適宜の形状とすることができる。
また、凸面鏡20を見ることで、冷蔵庫10の最上部の収容部12aの収容状況を容易に確認することができる。この場合、凸面鏡20に代えて凹面鏡や平面鏡を用いてもよく、また、鏡を前面カバーの内側に設けてもよい。
すなわち、足台装置24は、踏み板24aとアングル状の支持部材24bを有する。そして、踏み板24aは端部に設けた環状部を支持部材24bの一辺に挿通することで、回動可能に支持部材24bに取り付けられる。なお、支持部材24bの一辺には、ストッパーとしての突起24cが設けられる。支持部材24bの他の一辺の先端部は、冷蔵庫に固着した環状ホルダ24dに実質的に嵌挿されて、支持部材24が冷蔵庫22の側面に対して回動可能に取り付けられる。なお、図3に示すように、環状ホルダ24dは90度分を残してスリット24eが形成されており、一方、支持部材24bにはスリット24eに挿入される突起24fが形成されており、支持部材24bを回動するとき、突起24fが環状ホルダ24dのスリット24e内を移動し、スリット24eの端部に当接することでロックされる。
ついで、踏み板24aを回動させると、踏み板24aが支持部材24bの突起24cに係合することで、踏み板24aが前面カバー14dの前方の水平位置に固定される。
すなわち、冷蔵庫26は、冷蔵庫22の足台装置24と同様に、踏み板28a、支持部材28bおよび環状ホルダ28d等で構成される足台装置28を有する。
第3の実施の形態例に係る冷蔵庫26は、第1および第2の実施の形態例と同様の効果を得ることができる。
すなわち、足台装置32は、使用しないときには前面カバー14dの外表面に形成される凹部34に収容され、使用するときには引き出して、踏み板32bを前面カバー14dの前方のほぼ水平位置に置いた状態で1対の脚部32a、32aを開いて床上に置く。
第4の実施の形態例に係る冷蔵庫26は、第1〜第3の実施の形態例と同様の効果を得ることができる。
第5の実施の形態例に係る冷蔵庫34は、足台装置36が、冷蔵庫34(図8では図示せず。)の本体の底面下に画成した空間部に設けられる踏み板38と、踏み板38を冷蔵庫34の前方に前進および後退可能に駆動する駆動手段42と、冷蔵庫34の前方に前進した踏み板38を昇降可能に駆動する駆動手段40とを有する。
これにより、押し出し用モータ64が駆動されて、スクリューシャフト68が例えば正回転することで、キャリッジ接続具76が前進し、キャリッジ78に固定された昇降装置ベース44が冷蔵庫34の前方に露出する。一方、スクリューシャフト68が例えば逆回転することで、昇降装置ベース44が冷蔵庫34の下面に引き込む。
これにより、昇降用モータ46が駆動されて、スクリューシャフト52が例えば正回転することで、バー48cおよびレール56a、56bに係合する昇降用リンケージ48a、48bの後端脚部が水平方向(図8中、右側方向)に移動して1対の昇降用リンケージ48a、48bが立ち上がることによって踏み板38が上昇する。一方、スクリューシャフト52が例えば逆回転することで、踏み板38が下降する。
なお、足台装置36を動作させるメインスイッチ(メインSW)80が例えば図9に示すように冷蔵庫34の前面下部に設けられ、例えば足に履いたスリッパの先端で押すことにより、オンする。
メインSW80をONすると(S1)、前進処理が行われる(S2)。前進処理では、押し出し用モータ64が駆動されて正回転し、レール60a、60bにガイドされて昇降装置ベース44が前進し、昇降装置ベース44に搭載された踏み板38が冷蔵庫34の前方に露出した時点で、リミットスイッチによって押し出し用モータ64が停止し、昇降装置ベース44の前進が停止される。
ついで、押し出し用モータ64を停止させるリミットスイッチの信号を検出して、上昇処理が行われる(S3)。上昇処理では、昇降用モータ46が駆動されて正回転し、踏み板38が上昇して所定の高さまで上がった時点で、リミットスイッチによって昇降用モータ46が停止する。この状態で、踏み板38に足を乗せて冷蔵庫の最上部の収容部へ食品等を出し入れする作業を行う。これにより、第5の実施の形態例に係る冷蔵庫26は、第1〜第4の実施の形態例と同様の効果を得ることができる。
ついで、昇降用モータ46を停止するリミットスイッチの動作を検知して、後退処理が行われる(S6)。後退処理では、押し出し用モータ64が駆動されて逆回転し、昇降装置ベース44が後退し、昇降装置ベース44に搭載された踏み板38が冷蔵庫34の下面に引き込まれた時点で、リミットスイッチによって押し出し用モータ64が停止し、昇降装置ベース44の後退が停止される。
これにより、冷蔵庫34は、メインスイッチ80を足先で押すだけで簡単に足台装置36を動作させることができる。また、冷蔵庫34へ食品等を出し入れする作業を行わないときには、足台装置36が冷蔵庫34の下部空間に完全に収容された状態となり、足台装置36が邪魔となることがない。また、足台装置36が冷蔵庫34の側面や前面に設けられていないため、外観上好ましい。
12a〜12d 収容部
14a〜14d 前面カバー
16、24、28、32、36 足台装置
18 取っ手
20 凸面鏡
24a、28a、38 踏み板
24b、28b 支持部材
24c、24f 突起
24d、28d 環状ホルダ
28g、32a 脚部
40、42 駆動手段
44 昇降装置ベース
46 昇降用モータ
46a 回転軸
48a、48b 昇降用リンケージ
48c バー
50、66 ジョイント
52、68 スクリューシャフト
56a、56b、60a、60b レール
58a〜58c 支柱
62 車輪
64 押し出し用モータ
64a 回転軸
72a、72b 冷蔵庫加重受け部
76 キャリッジ接続具
78 キャリッジ
78が固定される。
80 メインスイッチ
Claims (7)
- 実質的に最下部まで収容部が設けられた冷蔵庫において、
側面下部または前面下部に足台装置を有することを特徴とする冷蔵庫。 - 前記足台装置が、冷蔵庫の前面カバー開放側の側面の下部に突設されるとともに、さらに、該側面の上部に取っ手が突設されてなることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記足台装置が、冷蔵庫の前面カバー開放側の側面の下部に折り畳み可能におよび引き出して前面カバーの前方に配置可能に設けられる踏み板であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記足台装置が、冷蔵庫の前面カバー開放側の側面の下部に折り畳み可能におよび引き出して組み立てて前面カバーの前方に配置可能に設けられる脚付踏み板であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記足台装置が、冷蔵庫の最下部の収容部の前面カバーに冷蔵庫の最下部の収容部の前面カバーに折り畳み可能におよび引き出して組み立てて前面カバーの前方に配置可能に設けられる脚付踏み板であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記足台装置が、冷蔵庫本体の底面下に画成した空間部に設けられる踏み板と、該踏み板を冷蔵庫の前方に前進および後退可能に駆動する駆動手段と、冷蔵庫の前方に前進した該踏み板を昇降可能に駆動する駆動手段とを有することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 最上部の収容部の開口側の上部または前面カバーに、収容部の奥を映す鏡をさらに設けてなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007371U JP3116505U (ja) | 2005-09-07 | 2005-09-07 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005007371U JP3116505U (ja) | 2005-09-07 | 2005-09-07 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
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JP3116505U true JP3116505U (ja) | 2005-12-08 |
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Family Applications (1)
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2005
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